JP3230944U - ファン付きペットキャリーバッグ - Google Patents
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Abstract
【課題】ペットに優れた冷却効果を提供することによってペットに熱中症対策及び快適な環境提供を実現することが可能なペットキャリーバッグを提供する。
【解決手段】 底面と、前記底面から立ち上がる前壁と、前記前壁と対向するように前記底面から立ち上がり上端において前記前壁に接続する後壁と、前記底面、前記前壁及び前記後壁によって形成された第1及び第2の開口をそれぞれ開閉自在に閉じる第1及び第2の側壁と、を含み、ペットの居住空間を提供する本体と、前記第1及び第2の側壁のうち少なくとも一方に設けられたファンと、を具備することを特徴とするファン付きペットキャリーバッグ。
【選択図】図1
【解決手段】 底面と、前記底面から立ち上がる前壁と、前記前壁と対向するように前記底面から立ち上がり上端において前記前壁に接続する後壁と、前記底面、前記前壁及び前記後壁によって形成された第1及び第2の開口をそれぞれ開閉自在に閉じる第1及び第2の側壁と、を含み、ペットの居住空間を提供する本体と、前記第1及び第2の側壁のうち少なくとも一方に設けられたファンと、を具備することを特徴とするファン付きペットキャリーバッグ。
【選択図】図1
Description
本考案は、ペットを好適に冷却可能なファン付きペットキャリーバッグに関する。
近年、高気温下での作業や運動から引き起こされる熱中症が問題視されている。熱中症対策及び快適な作業環境を提供するために、人の身体を冷却しつつ作業や運動を可能とする空調衣服が知られている(例えば、特許文献1参照)。ここに空調衣服とは、衣服用ファンが装着された衣服である。
ところで、高気温下に曝されることの悪影響は、人に限られず、ペットにも当てはまる。すなわち、キャリーバッグに収容されたペットは、行動を著しく制限され、暑さを回避することができないことから、熱中症対策及び快適な環境提供を実現するために何らかの対策が望まれる。
そこで、本考案の目的は、キャリーバッグ内ペットに優れた冷却効果を提供することによってペットに熱中症対策及び快適な環境提供を実現することが可能なペットキャリーバッグを提供することにある。
上記の課題を解決すべく、本考案は、
底面と、前記底面から立ち上がる前壁と、前記前壁と対向するように前記底面から立ち上がり上端において前記前壁に接続する後壁と、前記底面、前記前壁及び前記後壁によって形成された第1及び第2の開口をそれぞれ開閉自在に閉じる第1及び第2の側壁と、を含み、ペットの居住空間を提供する本体と、
前記第1及び第2の側壁のうち少なくとも一方に設けられたファンと、
を具備することを特徴とするファン付きペットキャリーバッグを提供する。
底面と、前記底面から立ち上がる前壁と、前記前壁と対向するように前記底面から立ち上がり上端において前記前壁に接続する後壁と、前記底面、前記前壁及び前記後壁によって形成された第1及び第2の開口をそれぞれ開閉自在に閉じる第1及び第2の側壁と、を含み、ペットの居住空間を提供する本体と、
前記第1及び第2の側壁のうち少なくとも一方に設けられたファンと、
を具備することを特徴とするファン付きペットキャリーバッグを提供する。
上記の本考案のファン付きペットキャリーバッグにおいては、前記前壁が、外部から前記居住空間内を視認可能な窓を含むこと、が好ましい。
また、上記の本考案のファン付きペットキャリーバッグにおいては、前記居住空間内に、前記ファンを覆う通気性カバーを具備すること、が好ましい。
本考案によれば、キャリーバッグ内のペットに優れた冷却効果を提供することによってペットに熱中症対策及び快適な環境提供を実現することが可能なペットキャリーバッグを提供することができる。
以下、本考案に係るファン付きペットキャリーバッグの代表的な実施形態について、図を参照しながら詳細に説明するが、本考案は図示されるものに限られない。また、各図面は本考案を概念的に説明するためのものであるから、理解容易のために、必要に応じて寸法、比又は数を誇張又は簡略化して表している場合もある。更に、以下の説明では、同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明は省略することもある。
図1に示すように、ファン付きペットキャリーバッグ1(以下、キャリーバッグ1という。)は、本体2及びファン4を備える。ファン4はバッテリBから電力を供給され、スイッチSによりオン・オフ及び風量を調節される。
図4に示すように、本体2は、ペットPの居住空間ないし収容空間Aを提供するものであり、概ね箱状を呈している。本体2は、底面21、前壁22、後壁23及び側壁24,25を含む。
図1に示すように、前壁22は、底面21から立ち上がる部材であり、ドーム状の窓221を含む。窓221は透明な樹脂材料で作製されており、ユーザは窓221を通して外部から居住空間A内(ペットP)を視認できる。
後壁23は、前壁22と対向するように底面21から立ち上がる。後壁23は、上端において前壁22に接続している。なお、前壁22と後壁23との接続領域を本体2の上面と呼んでもよい。
例えば図2(B)に示すように、後壁23には、ユーザがキャリーバッグ1を背負うための一対の肩紐61,62が取り付けられている。また、本体2の上面には、ユーザがキャリーバッグ1を把持するための持ち手63が取り付けられていてもよい。
側壁24,25は、底面21、前壁22及び後壁23(の縁部)によって形成される2つの開口をそれぞれ開閉自在に閉じる。側壁24,25は、底面21に連結されており、ファスナ31,32を介してそれぞれの対応する開口を開閉する。ここでは、ファスナ31,32としてスライドファスナが用いられているが、面ファスナやボタンなどの他の種類のファスナが用いられてもよい。
図3(B)に示すように、側壁25には、ファン4を取り付けるための取付孔251が形成されている。したがって、ファン4は、取付孔251を介して側壁25に着脱自在に取り付けられる(図3(C)参照)。ファン4を使用しない場合には、ユーザは、ファン4を取付孔251から取り外し、取付孔251をカバーで覆った状態で、キャリーバッグ1を使用してもよい。
図3に示すように、側壁25には、キャリーバッグ1内外の空気を入れ替えるための通気口253が形成されている。また、図4(A)に示すように、居住空間A内(例えば側壁25)には、バッテリBを収納するためのポケット254が取り付けられていてもよい。
例えば図4(C)に示すように、本体2は、居住空間A内に通気性カバー252を具備する。通気性カバー252は例えばメッシュ生地から構成され、ファン4をペットPから守るために居住空間A側からファン4を覆っている。あるいは、通気性カバー252は、ペットPをファン4から守っているとも言える。
図1及び図4(B)に示すように、通気性カバー252は面ファスナ254を介して側壁25に着脱自在に留められている。これにより、ファン4の着脱の利便性の確保とペットPの安心の両方を図っている。
次いで、図3(A)に示すように、側壁24には、通気性窓242及び通気口243が形成されている。通気性窓242は、側壁25の取付孔251(ファン4)に対向するように配置されている。通気性窓242に所定の処理を施すことで、通気性窓242にファン4を取り付けることも可能である。通気口243は、側壁25の通気口253と同様である。
図4(A),(B)に示すように、ファン4、バッテリB及びスイッチSはケーブルCを介して互いに接続されている。ケーブルCは、ペットPからなるべく見えないように(ペットPに触れないように)配線されている。つまり、ケーブルCは、居住空間Aではカバー35、底板36、通気性カバー252等で覆われ、ペットPがケーブルCを爪で引っ掻くことを防止している。
図1及び図2(C)に示すように、ファン4のスイッチSは、ユーザ(ペットPの飼い主等)が操作しやすいように、本体2の上面に配置されている。本実施形態では、スイッチSは、電源のオン・オフ、強・中・弱の風量切替を行うことができる。
以上のとおり、本実施形態のキャリーバッグ1では、ファン4により、居住空間A内のペットPに優れた冷却効果を提供することができ、ペットPに熱中症対策及び快適な環境提供を実現することが可能である。併せて、ユーザは窓221を通して居住空間A内のペットPの様子を容易に視認できるため、安心である。
しかも、ファン4は少なくとも一方の側壁(本実施形態では側壁25)に設けられているので、十分な風量を確保しつつ、キャリーバッグ1の軽量化を図ることが可能である。
また、ファン4とペットPとの間に通気性カバー252が介在するため、ファン4がペットPとの接触(例えば引っ掻き)によって傷つくことが防止されるとともに、ペットPがファン4により傷付くことも防止される。
以上、本考案の一実施形態について図面を参照しつつ説明してきたが、本考案は、これらの実施形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲の記載の精神及び教示を逸脱しない範囲でその他の改良例や変形例が存在する。そして、かかる改良例や変形例は全て本考案の技術的範囲に含まれることは、当業者にとっては容易に理解されるところである。
例えば、本実施形態では、側壁24,25の両方が開閉自在に設けられているが、2つの側壁のうち一方のみが開閉可能としてもよい。
1 ファン付きペットキャリーバッグ
2 本体
4 ファン
21 底面
22 前壁
23 後壁
24,25 側壁
A 居住空間
2 本体
4 ファン
21 底面
22 前壁
23 後壁
24,25 側壁
A 居住空間
Claims (3)
- 底面と、前記底面から立ち上がる前壁と、前記前壁と対向するように前記底面から立ち上がり上端において前記前壁に接続する後壁と、前記底面、前記前壁及び前記後壁によって形成された第1及び第2の開口をそれぞれ開閉自在に閉じる第1及び第2の側壁と、を含み、ペットの居住空間を提供する本体と、
前記第1及び第2の側壁のうち少なくとも一方に設けられたファンと、
を具備することを特徴とするファン付きペットキャリーバッグ。 - 前記前壁が、外部から前記居住空間内を視認可能な窓を含むこと、
を特徴とする請求項1に記載のファン付きペットキャリーバッグ。 - 前記居住空間内に、前記ファンを覆う通気性カバーを具備すること、
を特徴とする請求項1又は2に記載のファン付きペットキャリーバッグ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020005338U JP3230944U (ja) | 2020-12-10 | 2020-12-10 | ファン付きペットキャリーバッグ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020005338U JP3230944U (ja) | 2020-12-10 | 2020-12-10 | ファン付きペットキャリーバッグ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3230944U true JP3230944U (ja) | 2021-03-04 |
Family
ID=74673513
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020005338U Active JP3230944U (ja) | 2020-12-10 | 2020-12-10 | ファン付きペットキャリーバッグ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3230944U (ja) |
-
2020
- 2020-12-10 JP JP2020005338U patent/JP3230944U/ja active Active
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