JP3230922B2 - リモート運転機能を備えた数値制御装置 - Google Patents

リモート運転機能を備えた数値制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加工プログラム記憶装
置(以下ホストと称す)から通信手段を介して転送され
る加工プログラムデータをメモリ内の運転バッファに蓄
えつつ、運転バッファ内の加工プログラムデータをブロ
ック単位に順次取り出して運転を行なうリモート運転機
能を備えた数値制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ホストから通信手段を介して転送
される加工プログラムデータを数値制御装置のファイル
装置やメモリに蓄え、その蓄えられた加工プログラムデ
ータを用いて数値制御装置が加工を制御するDNCシス
テムが知られている。一方、CAD/CAMシステムの
普及、数値制御装置の高速加工対応に伴い、より複雑な
ワークを高速に加工するために、加工プログラムデータ
の微小ブロック化、大容量化が進んでいる。かかる大容
量の加工プログラムデータを一括して数値制御装置のフ
ァイル装置やメモリに蓄えることは、数値制御装置に大
容量なファイル装置やメモリを必要とし、また、大容量
の加工プログラムデータの転送時間がかかり、コストの
面でも稼働率の面でも問題が大きかった。
【0003】このような問題を解決する機能として、ホ
ストから数値制御装置に転送される加工プログラムデー
タをメモリ内の運転バッファに蓄えつつ、運転バッファ
内の加工プログラムデータをブロック単位に順次取り出
して運転を行なうリモート運転機能が普及している。図
8は、従来のリモート運転機能を備えた数値制御装置の
リモート運転処理ブロック図であり、ホスト6から転送
される加工プログラムデータPDは、数値制御装置1の
通信制御部2を介して運転バッファ3に転送される。運
転バッファ3に転送された加工プログラムデータPD
は、ブロック単位でブロック解析部4に取りだされて順
次解析され、解析結果SRがブロック実行部5に渡され
て、加工が実行される。図9は、ブロック解析部4の従
来の内部処理ブロック図であり、ブロック読込制御部1
1は運転バッファ3から加工プログラムデータPDをブ
ロック単位で読み出し、実行データ生成部12に渡す。
実行データ生成部12はブロック読込制御部11から渡
されたブロックを元に、ブロックの内容を解析し解析結
果SRをブロック実行部5に渡す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようなリモート運転機能を備えた数値制御装置において
は、加工プログラムデータを順次取り出して運転を行な
うブロック解析部4及びブロック実行部5のブロック取
り出し処理に対して、ホスト6から運転バッファ3に転
送される加工プログラムデータのブロック転送処理が遅
い場合、運転バッファ3が空になり、加工が停止してし
まい、ワークにカッタマークが付いたり振動が発生す
る。このようなことを避けるために、切削送り速度を落
しておく方法が考えられるが、ワークにカッタマークが
付いても加工不良にならない荒加工時であっても切削送
り速度が落ちることになり、全体の加工時間が延びてし
まう。また、ホストの転送能力は、一般的にホストの処
理内容や負荷の状況により異なり、常に一定した加工プ
ログラムデータの転送が保障しにくく、ホストの転送能
力から切削送り速度を規定するのは困難な場合が多い。
本発明は、上述のような事情からなされたものであり、
本願請求項1の発明の目的は、運転バッファが空になっ
た場合でもできる限りワークにカッタマークが付いたり
振動が発生することを回避できるリモート運転機能を備
えた数値制御装置を提供することにある。また、本願請
求項2の発明の目的は、前記本願請求項1の発明が、真
に加工が停止してはならない場所にのみ有効になること
により加工時間の浪費を削減できるリモート運転機能を
備えた数値制御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ホストから通
信手段を介して転送される加工プログラムデータをメモ
リ内の運転バッファに蓄えつつ、前記運転バッファ内の
加工プログラムデータをブロック単位に順次取り出して
運転を行なうリモート運転機能を備えた数値制御装置に
関するもので、本願請求項1の発明の上記目的は、前記
運転バッファ内の加工プログラムデータが空になった場
合に切削中の工具を工具装着の軸方向に退避させ、その
後に運転を再開させるための工具退避条件である退避逃
げ量及び運転再開ブロック数を設定する設定手段と、前
記運転バッファ内の加工プログラムデータの残りのブロ
ック数が0になる場合に、0になる直前のブロック終了
後に切削中の工具を前記退避逃げ量の分だけ退避させ、
前記加工プログラム記憶装置から加工プログラムデータ
が転送されることにより、前記運転バッファ内の加工プ
ログラムデータの残りのブロック数が、前記運転再開ブ
ロック数以上になった場合に、前記工具を退避した位置
から前記退避逃げ量の分だけ戻して、加工を再開させる
工具退避制御手段とを設けることにより達成され、本願
請求項2の発明の上記目的は、前記加工プログラムデー
タ内で工具退避有効指令又は無効指令を指定することに
より、前記工具退避制御手段の処理を有効又は無効にす
る生成手段を設けることにより達成される。
【0006】
【作用】本発明にあっては、ホストからの加工プログラ
ムデータ転送が遅く運転バッファが空になった場合
切削工具を退避させることによりワークにカッタマーク
が付いたり振動が発生することを回避できる。さらに、
運転バッファが空になった場合の切削工具退避の有効/
無効が設定できることから、切削工具退避が不必要な加
工箇所での加工時間を削減できる。
【0007】
【実施例】本発明のリモート運転機能を備えた数値制御
装置にリモート運転処理ブロック図は図8に示す従来例
と比べブロック解析部の内部処理ブロックが異る点と、
リモート運転条件設定部が新たに設けられた点を除いて
同一である。以下、本発明の一実施例を図面に基づいて
具体的に説明する。図1は、本発明のリモート運転機能
を備えた数値制御装置のブロック解析部40の内部処理
ブロック図であり、リモート運転条件設定部21は、図
6に示すような切削送り速度を低下させるか否かを表す
切削送り速度の有効/無効及び切削送り速度を低下させ
る時の運転バッファ内の加工プログラムデータの残りの
データ量を表す運転バッファ残りブロック数とそのブロ
ック数以下の時に設定する切削送り速度の低下比率を表
す切削送りオーバライドとの関係から構成される切削送
り速度低下条件の設定並びに運転バッファ内の加工プロ
グラムデータが空、即ち運転バッファ内の残りブロック
数が0になった場合に切削中の工具を工具装着の軸方向
に退避するか否かを表す工具退避の有効/無効、退避逃
げ量及び運転を再開する為に必要な運転再開ブロック数
から構成される工具退避条件の設定を行ない、それら切
削速度低下条件及び工具退避条件DCを残りブロック判
定部13に渡す。残りブロック判定部13は、運転バッ
ファ内の残りブロック数をカウントし、前記切削速度低
下条件、工具退避条件DC及び加工プログラムデータP
D内にて指定されている各種指令情報に従い、切削送り
速度変更条件を満たした場合には、切削速度制御部14
に切削送り速度変更のための切削送りオーバライドOR
を渡し、切削速度制御部14はその値から切削送り速度
変更のブロックデータDBCを生成して実行データ生成
部12に渡す。また、運転バッファ内の残りブロック数
が0になった場合で、工具退避が有効な場合には、工具
退避制御部15に退避逃げ量EV及び退避指令SEを渡
し、工具退避制御部15は工具退避のブロックデータD
BEを生成して実行データ生成部12に渡す。尚、通常
の加工プログラムデータPDは、従来通りブロック単位
でブロック読込制御部11経由で実行データ生成部に渡
される。
【0008】図7は、加工プログラムデータ例であり、
N001からN006のブロックは、加工プログラムデ
ータからリモート運転条件を直接設定する例である。N
001の”BLCS”は、切削送り速度低下条件設定の
開始を意味し、N005の”BLCE”は終了を意味す
る。”BLCS”と”BLCE”で挟まれたN002か
らN004は、具体的な切削送り速度低下条件であり、
各ブロック毎に運転バッファ残りブロック数とそれに対
応した切削送りオーバライドの比率がカンマで区切られ
て設定されている。N006の”TSLS”は退避逃げ
量の設定コマンドであり、”=”の後に実際の退避逃げ
量及び運転再開ブロック数がカンマで区切られて設定さ
れている。この例では、例えばN002で運転バッファ
残りブロック数100の場合の切削送りオーバライドは
80%にすることを意味し、N006で退避逃げ量を3
mmに、運転再開ブロック数を100に設定している。
尚、本実施例では、図7のように加工プログラムデータ
からリモート運転条件が設定された場合には、図6のリ
モート運転条件設定部21で設定されるリモート運転条
件を無効にしている。N103及びNxxxの”CTO
V”は切削送り速度低下条件の有効/無効を指令するコ
マンドであり、”TLSL”は工具退避の有効/無効を
指令するコマンドである。いずれのコマンドも”=”の
後に”ON”が指令された場合には有効、”OFF”が
指令された場合には無効を意味している。この例では、
N103で切削送り速度低下条件及び工具退避を有効に
しており、Nxxxで切削送り速度低下条件及び工具退
避を無効にしている。尚、本実施例では、加工プログラ
ムデータ内にCTOVもしくはTLSLのコマンドが一
度も指定されなかった場合には、図6のリモート運転条
件設定部21で設定されるリモート運転条件の各有効/
無効の条件に従うようにしている。
【0009】図2から図5は残りブロック判定部13の
処理フローチャートであり、リモート運転条件設定部2
1からリモート運転条件を読み込む(S1)。読み込ん
だリモート運転条件から切削送り速度低下有効/無効フ
ラグを設定(S2)し、切削送り速度低下条件テーブル
を作成(S3)し、工具退避有効/無効フラグを設定
(S4)し、工具退避条件を設定する(S5)。尚、ス
テップS3で作成される切削送り速度低下条件テーブル
は、図6の切削送り速度低下条件の表のように、運転バ
ッファ残りブロック数及び切削送りオーバライドの対応
テーブルとして作成される。ステップS6で運転バッフ
ァから加工プログラムデータのブロックを読み込み、そ
の読み込んだブロック内に”BLCS”コマンドがある
かどうかをチェックする(S7)。読み込んだブロック
内に”BLCS”コマンドが無い場合にはステップS1
1以降の処理へジャンプする。読み込んだブロック内
に”BLCS”コマンドが有る場合には、次のブロック
に登録されている切削送り速度低下条件を切削送り速度
低下条件設定の終了コマンドである”BLCE”のブロ
ックまで読み込む(S8、S9)。”BLCE”のブロ
ックを読み込んだら、ステップS8で読み込んだ切削送
り速度低下条件を元に切削送り速度低下条件テーブルを
作成し、前記ステップS3で作成したテーブルと置き換
える(S10)。
【0010】ステップS11では、読み込んだブロック
内に”TSLS”コマンドがあるかどうかをチェック
し、コマンドが存在する場合には、工具退避条件を設定
し、前記ステップS5で設定した工具退避条件と置き換
える(S12)。ステップS13では、読み込んだブロ
ック内に”CTOV”コマンドがあるかどうかをチェッ
クし、コマンドが存在する場合には、切削送り速度低下
有効/無効フラグを設定し、前記ステップS2で設定し
た切削送り速度低下有効/無効フラグと置き換える(S
14)。ステップS15では、読み込んだブロック内
に”TLSL”コマンドがあるかどうかをチェックし、
コマンドが存在する場合には、工具退避有効/無効フラ
グを設定し、前記ステップS4で設定した工具退避有効
/無効フラグと置き換える(S16)。ステップS17
及びステップS18では、現在実行中のブロックが切削
中かどうか(S17)と、運転バッファに加工プログラ
ムデータの全データが読み込まれているか(S18)を
チェックする。
【0011】切削中でない場合もしくは切削中でかつ加
工プログラムデータの全データが読み込まれている場合
には、過去に切削送り速度の低下制御が行なわれている
場合のキャンセルを行なうために、切削速度制御部14
に切削送りオーバライド100%を渡し(S20)、工
具退避のキャンセル処理を行なうステップS30へジャ
ンプする。切削中でかつ加工プログラムデータの全デー
タが読み込まれていない場合には、切削送り速度低下処
理のチェックが必要と判断し、運転バッファ内の残りブ
ロック数をカウントする(S19)。ステップS21で
切削送り速度低下有効/無効フラグが有効になっている
かをチェックし、無効であれば、切削送り速度低下処理
のチェックを行なわず、過去に切削送り速度の低下制御
が行なわれている場合のキャンセルを行なうために、切
削速度制御部14に切削送りオーバライド100%を渡
し(S24)、ステップS25へジャンプする。ステッ
プS21で切削送り速度低下有効/無効フラグが有効で
あれば、切削送り速度低下条件テーブルから現在の残り
ブロック数に対応した切削送りオーバライドを得(S2
2)、切削速度制御部14にその切削送りオーバライド
を渡す(S23)。
【0012】ステップS25では、工具退避有効/無効
フラグをチェックし、無効であれば、工具退避のキャン
セル処理を行なうステップS30へジャンプし、有効で
あればステップS26で運転バッファ内の残りブロック
数が0かどうかをチェックする。運転バッファ内の残り
ブロック数が0でなければ、工具退避処理を行なわずス
テップS29の工具退避後の運転再開チェック処理へジ
ャンプし、0であれば、工具退避制御部15に退避指令
とともに退避逃げ量を渡し(S27)、工具退避中フラ
グをONにし(S28)、ステップS6に戻って運転バ
ッファからの次ブロックの読み込み処理を行なう。ステ
ップS29では、残りブロック数と運転再開ブロック数
をチェックし、残りブロック数が運転再開ブロック数以
下であれば、運転再開処理を行なわずステップS33へ
ジャンプする。
【0013】残りブロック数が運転再開ブロック数より
も大きければ、ステップS30で工具退避中フラグがO
Nしているかどうかをチェックする。工具退避中フラグ
がOFFの場合はステップS33へジャンプし、工具退
避中フラグがONの場合は工具退避がキャンセルされた
ものとみなし、ステップS31で工具退避制御部15に
加工再開指令を出し、加工を再開させる。そして、ON
になっている工具退避中フラグをOFFにし(S3
2)、ステップS33へ行く。ステップS33では、工
具退避中フラグがONしているかどうかをチェックし、
ONしていなければ運転バッファから読み込んだ加工プ
ログラムデータブロックをブロック読込制御部11へ渡
す(S34)。ステップS35で、全ての加工プログラ
ムデータブロックがブロック読込制御部11へ渡ったか
どうかをチェックし、全ての加工プログラムデータブロ
ックが渡っているのであれば本処理を終了する。全ての
加工プログラムデータブロックが渡っていなければステ
ップS6に戻り、運転バッファからの次ブロックの読み
込み処理を行なう。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明のリモート運転機能
を備えた数値制御装置によれば、運転バッファが空にな
らないような加工制御が可能であり、運転バッファが空
になった場合の加工停止にともなうワークにカッタマー
クが付いたり振動が発生することによる加工不良を避け
ることができる。また、このような制御にもかかわらず
運転バッファが空になった場合には、切削中の工具を
具装着の軸方向に退避逃げ量だけ退避せしめることによ
り、ワークにカッタマークが付くことによる加工不良を
避けることができる。さらに、本加工制御が不必要な加
工部分及び全く不必要な加工に関しては無効にすること
が出来、本加工制御を常時動作させることにともなう加
工時間の浪費を削減し稼働率を向上させることができ
る。従って、大幅な工数低減により加工コストを圧縮す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリモート運転機能を備えた数値制御装
置の主要部の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明装置の動作例を示す第1のフローチャー
トである。
【図3】本発明装置の動作例を示す第2のフローチャー
トである。
【図4】本発明装置の動作例を示す第3フローチャート
である。
【図5】本発明装置の動作例を示す第4フローチャート
である。
【図6】本発明装置に係わるリモート運転条件設定例を
示す図である。
【図7】本発明装置に係わる加工プログラムデータ例を
示す図である。
【図8】従来技術のリモート運転機能を備えた数値制御
装置の一実施例を示すブロック図である。
【図9】従来装置の主要部の一実施例を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 数値制御装置 2 通信制御部 3 運転バッファ 4 ブロック解析部 5 ブロック実行部 6 ホスト 11 ブロック読込制御部 12 実行データ生成部 13 残りブロック判定部 14 切削速度制御部 15 工具退避制御部 21 リモート運転条件設定部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23Q 15/00 B23Q 15/013 G05B 19/18 G05B 19/4155

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加工プログラム記憶装置から通信手段を介
    して転送される加工プログラムデータをメモリ内の運転
    バッファに蓄えつつ、前記運転バッファ内の加工プログ
    ラムデータをブロック単位に順次取り出して運転を行な
    うリモート運転機能を備えた数値制御装置において、 前記運転バッファ内の加工プログラムデータが空になっ
    た場合に切削中の工具を工具装着の軸方向に退避させ、
    その後に運転を再開させるための工具退避条件である退
    避逃げ量及び運転再開ブロック数を設定する設定手段
    と、前記運転バッファ内の加工プログラムデータの残り
    のブロック数が0になる場合に、0になる直前のブロッ
    ク終了後に切削中の工具を前記退避逃げ量の分だけ退避
    させ、前記加工プログラム記憶装置から加工プログラム
    データが転送されることにより、前記運転バッファ内の
    加工プログラムデータの残りのブロック数が、前記運転
    再開ブロック数以上になった場合に、前記工具を退避し
    た位置から前記退避逃げ量の分だけ戻して、加工を再開
    させる工具退避制御手段とを具備したことを特徴とする
    リモート運転機能を備えた数値制御装置。
  2. 【請求項2】前記加工プログラムデータ内で工具退避有
    効指令又は無効指令を指定することにより、前記工具退
    避制御手段の処理を有効又は無効にする生成手段を備え
    た請求項1に記載のリモート運転機能を備えた数値制御
    装置。
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