JP3230657U - ゴミ入れ - Google Patents

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松井 勉
勉 松井
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Abstract

【課題】掃除をしているときは塵取として使用でき、掃除をしていないときはゴミ箱として使用できるゴミ入れを提供する。【解決手段】ゴミ入れ1は、ゴミを収容する袋体30が取り付けられる枠体10と、枠体を保持する保持体20と、を有してなる。枠体は、保持体に保持される下板部と、下板部に対向して配置される上板部と、下板部と上板部それぞれと接続する2枚の側板部と、ゴミの挿入口となる第1開口と、袋体の出入口に装着される第2開口と、を備える。第1開口と第2開口とは、下板部と上板部と側板部とで構成される。保持体は、下板部を保持する保持部を備える。枠体は、保持体と着脱自在である。第2開口は、出入口の内側に配置される。【選択図】図1

Description

本考案は、ゴミ入れに関する。
掃除の際、床上のゴミを掃き取る道具の一例として、塵取が使用される。一般的に、塵取は、箒などで掃き取られたゴミを一時的に収容する。ゴミが収容された塵取は、塵取の使用者にゴミ箱やゴミ袋まで運ばれて、収容されたゴミがゴミ箱やゴミ袋に捨てられる。しかし、ゴミの量が多いとき、ゴミを収容した塵取をゴミ箱やゴミ袋まで何度も運び、捨てる、という作業が必要となり、手間がかかる。
このような問題を解決するために、ゴミの掃き取りに用いられる塵取に対して、塵取に掃き入れられるゴミを収納するゴミ袋(袋体)が着脱自在に取り付けられた塵取が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−108157号公報
特許文献1に開示された塵取は、開口下枠と開口上枠とで構成された枠体と、枠体に取り付けられたゴミ袋と、を有してなる。ゴミ袋は、枠体に設けられた取付手段によって、枠体に対して着脱自在に取り付けられる。特許文献1に開示された塵取によれば、掃き取られたゴミは、枠体に取り付けられたゴミ袋内に収容される。ゴミ袋にゴミが溜まったとき、塵取の使用者は、枠体からゴミ袋を外して、ゴミ袋の開口を閉じれば(結べば)よいので、手間が低減される。
しかし、特許文献1に開示された塵取は、部屋の掃除をしているときにのみ使用されるものであり、掃除をしていないときには使用されない。そのため、特許文献1に開示された塵取は、掃除をしていないときに掃除用具入れなどに収納される。すなわち、従来の塵取の用途は、限定される。
本考案は、掃除をしているときは塵取として使用でき、掃除をしていないときはゴミ箱として使用できるゴミ入れを提供することを目的とする。
本考案に係るゴミ入れは、ゴミを収容する袋体が取り付けられる枠体と、枠体を保持する保持体と、を有してなり、枠体は、保持体に保持される下板部と、下板部に対向して配置される上板部と、下板部と上板部それぞれと接続する2枚の側板部と、ゴミの挿入口となる第1開口と、袋体の出入口に装着される第2開口と、を備え、第1開口と第2開口とは、下板部と上板部と側板部とで構成され、保持体は、下板部を保持する保持部を備え、枠体は、保持体と着脱自在であり、第2開口は、出入口の内側に配置される、ことを特徴とする。
本考案によれば、ゴミ入れは、掃除をしているときは塵取として使用でき、掃除をしていないときはゴミ箱として使用できる。
本考案に係るゴミ入れの実施の形態を示す斜視図である。 図1のゴミ入れが備える枠体を前方から見た前方斜視図である。 図2の枠体を後方から見た後方斜視図である。 図2の枠体の後面図である。 図2の枠体に袋体が取り付けられた状態を模式的に示す前方斜視図である。 図1のゴミ入れが備える保持体を前方から見た前方斜視図である。 図6の保持体を後方から見た後方斜視図である。 図6の保持体の側面図である。 図1のゴミ入れを前方から見た前方斜視図である。 図9のゴミ入れの側面図である。 図1のゴミ入れの使用の一例を示す模式図である。 図1のゴミ入れの使用の他の一例を示す模式図である。
本考案に係るゴミ入れは、以下の実施の形態と図面とにより説明される。
以下の説明において、特に断りがない限り、各図に示される相互に直交する3軸をそれぞれX軸、Y軸およびZ軸としたとき、「X軸方向」は、X軸に沿う方向であり、本実施の形態では前後方向である。「Y軸方向」は、Y軸に沿う方向であり、本実施の形態では左右方向である。「Z軸方向」は、Z軸に沿う方向であり、本実施の形態では上下方向である。「+X軸方向」は、X軸方向の正の方向であり、本実施の形態では前方である。「−X軸方向」は、X軸方向の負の方向であり、本実施の形態では後方である。「+Y軸方向」は、Y軸方向の正の方向であり、本実施の形態では右方である。「−Y軸方向」は、Y軸方向の負の方向であり、本実施の形態では左方である。「+Z軸方向」は、Z軸方向の正の方向であり、本実施の形態では上方である。「−Z軸方向」は、Z軸方向の負の方向であり、本実施の形態では下方である。
●ゴミ入れ●
●ゴミ入れの構成
図1は、本考案に係るゴミ入れの実施の形態を示す斜視図である。
同図は、ゴミ入れ1に袋体30が取り付けられている状態を示す。
ゴミ入れ1は、枠体10と、保持体20と、ハンドルHと、を有してなる。ゴミ入れ1は、塵取あるいはゴミ箱として機能する。
枠体10は、保持体20に着脱自在に保持される。枠体10は、例えば樹脂製で、前後方向が開口する枠型である。枠体10には、袋体30が取り付けられる。枠体10に袋体30が取り付けられているとき、枠体10と袋体30とは、ゴミを入れる容器として機能する。すなわち、ゴミ入れ1は、枠体10に袋体30が取り付けられることで使用される。枠体10が保持体20から取り外されているとき、枠体10と袋体30とは、塵取として機能する。一方、枠体10が保持体20に保持されているとき、枠体10と袋体30とは、ゴミ箱として機能する。枠体10の具体的構成は、後述される。
保持体20は、枠体10を保持する。保持体20は、例えば樹脂製である。保持体20は、後述される被取付部材D(図11参照)に取り付けられる。保持体20の具体的構成については、後述される。
ハンドルHは、ゴミ入れ1の使用者に握られる。ハンドルHは、枠体10の後述される上板部13(図2参照)の外面(上方の面)に取り付けられる。ハンドルHは、例えば、上板部13に対して内面からネジS(図4参照)でネジ止めされる。
「使用者」は、枠体10を操作する者、すなわち、ゴミ入れ1を使用する者である。
袋体30は、ゴミを収容する。袋体30は、例えば、スーパーマーケットのレジ袋やコンビニエンスストアのレジ袋である。袋体30は、収容部31と持手部32とを備える。
収容部31は、内部にゴミを収容する、有底開口の袋状部分である。収容部31は、袋体30がレジ袋として使用されるときに商品を収容する部分である。ゴミは、収容部31の開口から収容部31の内外に出入りする。すなわち、収容部31の開口は、本考案における出入口の例である。
持手部32は、収容部31に連接する。持手部32は、枠体10に係止される。持手部32は、袋体30がレジ袋として使用されるとき(収容部に商品を収容したとき)に使用者が持つ部分である。持手部32の数は、「2」である。
●枠体の構成
図2は、枠体10を前方から見た前方斜視図である。
図3は、枠体10を後方から見た後方斜視図である。
図4は、枠体10の後面図である。
図5は、枠体10に袋体30が取り付けられた状態を模式的に示す前方斜視図である。
枠体10は、第1枠体10Aと第2枠体10Bとを備える。第1枠体10Aは、第2枠体10Bに接合される。すなわち、枠体10は、組立体である。第1枠体10Aは、第2枠体10Bと共に枠体10の壁を構成する。第1枠体10Aと第2枠体10Bとは、樹脂製である。第1枠体10Aは、下板部11と側板部12とを備える。第2枠体10Bは、上板部13と接合部14とを備える。
下板部11は、保持体20(図1参照)に保持される。下板部11は、ゴミ入れ1を塵取として使用するとき、床(清掃面)に載置される板である。下板部11は、矩形状である。
側板部12は、下板部11と上板部13それぞれと接続する。側板部12は、下板部11の左右の側辺に連接されて、左右の側辺から上方に90度折り曲げられた板部である。すなわち、側板部12は、2つの側板部12(側板部12a,側板部12b)で構成される。側板部12は、係止部121を備える。
係止部121は、袋体30の持手部32を係止する。係止部121は、各側板部12a,12bの前方の辺に形成された切欠である。係止部121は、各側板部12a,12bの前方の辺にそれぞれ2つずつ配置される。すなわち、側板部12aは係止部121a,121aを備え、側板部12bは係止部121b,121bを備える。係止部121に持手部32の一部が挿入されることにより、袋体30は、枠体10に取り付けられる。
上板部13は、下板部11に対向して配置される。すなわち、上板部13は、下板部11の上方に配置される。前述のとおり、上板部13の外面には、ハンドルHが取り付けられる。
接合部14は、側板部12の外面に接合して、下板部11と側板部12と上板部13とを接続させる。接合部14は、上板部13の左右の側辺に連接されて、左右の側辺から下方に90度折り曲げられた板部である。すなわち、接合部14は、2つの接合部14(接合部14a,接合部14b)で構成される。接合部14aは側板部12aに接合し、接合部14bは側板部12bに接合する。接合部14は、例えば、接着剤を介して側板部12に接合する。側板部12が接合部14に接合されることで、枠体10が構成される。
下板部11と側板部12と上板部13とで構成される枠体10の前方側の開口は、本考案における第1開口15である。同枠体10の後方側の開口は、本考案における第2開口16である。すなわち、枠体10は、第1開口15と第2開口16とを備える。
第1開口15は、ゴミの挿入口である。第2開口16は、第1開口15から挿入されたゴミの袋体30への出口である。第2開口16は、袋体30の開口(収容部31の開口)の内部に配置(装着)される。すなわち、第2開口16は、収容部31の内部に位置する。
●保持体の構成
図6は、保持体20を前方から見た前方斜視図である。
図7は、保持体20を後方から見た後方斜視図である。
図8は、保持体20の側面図である。
保持体20は、板部材21と、基部板22と、第1レール部材23と、第2レール部材24と、係合部25と、弾性材26と、を備える。保持体20は、板部材21と、基部板22と、第1レール部材23と、第2レール部材24と、弾性材26と、が組み立てられて構成された組立体である。
板部材21は、保持体20のベースとなる板材である。板部材21は、矩形状である。
基部板22は、保持体20に枠体10が取り付けられたときに下板部11に対向する板である。基部板22は、板部材21の上方の面に配置される。基部板22は、例えば、接着剤を介して板部材21に固定される。基部板22は、矩形状である。基部板22の左右方向の大きさは、板部材21の左右方向の大きさと略同じ大きさである。基部板22の前後方向の大きさは、板部材21の前後方向の大きさよりも小さい。基部板22の一端(前方の端)は、板部材21の一端(前方の端)よりも、他端(後方の端)側に位置する。基部板22の他端は、板部材21の他端(後方の端)よりも、一端側に位置する。すなわち、基部板22の大きさは、板部材21の大きさよりも小さい。
第1レール部材23は、枠体10を左右方向にスライドさせると共に、枠体10の上下方向の移動(特に、上方への移動)を規制する。第1レール部材23は、板部材21の一端側に取り付けられる。第1レール部材23は、取付面231と底面232と規制面233とで構成される、側面視で略コ字状の部材である。取付面231と底面232と規制面233との内側部分は、本考案における第1内溝部23gである。すなわち、第1レール部材23は、第1内溝部23gを備える。
取付面231は、板部材21の一端側に取り付けられる。取付面231は、例えば、板部材21の下方の面に接着剤を介して板部材21に固定される。取付面231の左右方向の長さは、板部材21の左右方向の長さと略同じ長さである。
底面232は、取付面231と規制面233との間に配置されて、取付面231と規制面233とに連接される。底面232は、取付面231の一端(前方の端)から上方に90度折り曲げられた面である。底面232の左右方向の長さは、取付面231の左右方向の長さと略同じ長さである。
規制面233は、保持体20に枠体10が取り付けられたときに枠体10の上方への移動を規制する。規制面233は、底面232の一端(上方の端)から後方に90度折り曲げられた面である。規制面233の左右方向の長さは、底面232の左右方向の長さと略同じ長さである。規制面233の一端(後方の端)側は、規制面233の下面側において前方に折り返される。規制面233の一端側が折り返されるため、規制面233の一端側の強度は、高くなる。
第1内溝部23gは、保持体20に枠体10が取り付けられたときに枠体10を左右方向にスライドさせると共に、規制面233と共に枠体10の上下方向の移動を規制する溝である。すなわち、第1内溝部23gは、規制面233と共に規制部27を構成する。第1内溝部23gには、保持体20に枠体10が取り付けられたときに下板部11の一端部(前方の端部)、すなわち、第1開口15(図2参照)側の端部が配置される。
規制部27は、下板部11の他端部(後方の端部)、すなわち、第2開口16(図3参照)側の端部が後述される保持部28に保持されているとき、下板部11の一端部の移動(上方への移動)を規制する。
第2レール部材24は、枠体10を左右方向にスライドさせると共に、下板部11を保持する。第2レール部材24は、板部材21の他端側に取り付けられる。第2レール部材24は、取付面241と底面242と保持面243とで構成される、側面視で略コ字状の部材である。コ字状の内側部分は、本考案における第2内溝部24gである。すなわち、第2レール部材24は、第2内溝部24gを備える。
取付面241は、板部材21の他端側に取り付けられる。取付面241は、例えば、板部材21の下方の面に接着剤を介して板部材21に固定される。取付面241の左右方向の長さは、板部材21の左右方向の長さと略同じ長さである。
底面242は、取付面241と保持面243との間に配置されて、取付面241と保持面243とに連接される。底面242は、取付面241の一端(後方の端)から上方に90度折り曲げられた面である。底面242の左右方向の長さは、取付面241の左右方向の長さと略同じ長さである。
保持面243は、保持体20に枠体10が取り付けられたときに下板部11を保持する。保持面243は、底面242の一端(上方の端)から前方に90度折り曲げられた面である。保持面243の左右方向の長さは、底面242の左右方向の長さと略同じ長さである。保持面243の一端(前方の端)側は、保持面243の下面側において後方に折り返される。保持面243の一端側が折り返されるため、保持面243の一端側の強度は、高くなる。
ここで、規制面233の一端側と、保持面243の一端側と、の間の長さは、下板部11の前後方向の長さよりも短い。
第2内溝部24gは、保持体20に枠体10が取り付けられたときに枠体10を左右方向にスライドさせると共に、保持面243と共に下板部11を保持する溝である。すなわち、第2内溝部24gは、保持面243と共に保持部28を構成する。すなわち、保持体20は、保持部28を備える。第2内溝部24gの開口側は、側面視で第1内溝部23gの開口側に対向する。第2内溝部24gには、弾性材26が配置される。第2内溝部24g内における弾性材26は、保持体20に枠体10が取り付けられたときに下板部11の他端部(第2開口16側の端部)と当接する。すなわち、保持部28は、下板部11の他端部を保持する。
係合部25は、保持体20を被取付部材D(図11参照)に係合させることで、枠体10が被取付部材Dに取り付けられる。被取付部材Dは、例えば、机や引き出しなどである。係合部25は、第1レール部材23に取り付けられる。係合部25は、取付面251と第1係合面252と第2係合面253とで構成される、側面視で略コ字状の部材である。
取付面251は、第1レール部材23の取付面231に取り付けられる。取付面251は、例えば、取付面231の下方の面に接着剤を介して取付面231に固定される。取付面251の左右方向の長さは、取付面231の左右方向の長さと略同じ長さである。
第1係合面252は、取付面251の一端(前方の端)に連接されて、取付面251の一端から下方に90度折り曲げられた面である。第1係合面252の左右方向の長さは、取付面251の左右方向の長さと略同じである。
第2係合面253は、取付面251の他端(後方の端)に連接されて、取付面251の他端から下方に90度折り曲げられた面である。第2係合面253の左右方向の長さは、取付面251の左右方向の長さと略同じである。第2係合面253の取付面251からの長さ(第2係合面253の上下方向の長さ)は、第1係合面252の取付面251からの長さ(第1係合面252の上下方向の長さ)よりも短い。
被取付部材Dは、コ字状の空間内、すなわち、第1係合面252と取付面251と第2係合面253とで構成された空間内に配置されることで、係合部25に係合する。
なお、第2係合面の取付面からの長さは、第1係合面の取付面からの長さよりも短くてもよく、あるいは、第1係合面の取付面からの長さと同じでもよい。
弾性材26は、前述のとおり、第2内溝部24gに配置される。弾性材26は、保持体20に枠体10が取り付けられたときに下板部11の他端部(第2開口16側の端部)が当接する部分である。弾性材26は、例えば、接着剤を介して底面242に固定される。弾性材26は、例えば、スポンジ状部材である。
なお、弾性材は必須の部材ではない。すなわち、第2内溝部には、弾性材が配置されなくてもよい。この場合、保持体に枠体が取り付けられたときに下板部の他端部は、第2レール部材の底面に当接する。
●枠体の保持方法
次に、枠体10の保持体20に対する保持方法が、以下に説明される。以下の説明では、図2、図3、図8も併せて参照される。
図9は、ゴミ入れ1を前方から見た前方斜視図である。
図10は、ゴミ入れ1の側面図である。
図9と図10とに示されるゴミ入れ1は、図1に示されるゴミ入れ1から袋体30が取り除かれた状態を示す。
先ず、使用者は、保持体20に枠体10を保持させるとき、第1内溝部23gに下板部11の一端部(第1開口15側の端部)を配置する。
次いで、使用者は、第1内溝部23gに下板部11の一端部を配置させた状態で、第2内溝部24gに下板部11の他端部(第2開口16側の端部)を配置する。このとき、第2内溝部24gに下板部11の他端部は、弾性材26に当接する。
これにより、下板部11の他端部は保持部28に保持されると共に、下板部11の一端部は規制部27により移動(上方への移動)が規制される。また、下板部11が第1レール部材23の内側および第2レール部材24の内側を左右方向に移動したとき、側板部12aおよび側板部12bが、それぞれ規制面233の左右方向の端部および保持面243左右方向に端部に当接する。そのため、枠体10の左右方向への移動は、規制される。
また、前述のとおり、規制面233の一端側と、保持面243の一端側と、の間の長さは、下板部11の前後方向の長さよりも短い。そのため、下板部11の一端部が第1内溝部23gに配置され、下板部11の他端部が第2内溝部24gに配置されている状態では、下板部11が保持体20から抜け落ちることがない。
●ゴミ入れの使用例
図11は、ゴミ入れ1の使用の一例を示す模式図である。
同図は、被取付部材Dとしての机の天板にゴミ入れ1が係止されている状態を示す。
ゴミ入れ1は、水平方向(図11における紙面左右方向(本考案における上下方向))に延びる被取付部材Dの側辺に、係合部25により取り付けられる。係合部25の第1係合面252と第2係合面253とに被取付部材Dの両面が係合される、つまり、被取付部材Dの両面が第1係合面252と第2係合面253とより把持されることで、ゴミ入れ1は、被取付部材Dから外れない。すなわち、ゴミ入れ1は、被取付部材Dから落下しない。
図12は、ゴミ入れ1の使用の他の一例を示す模式図である。
同図は、被取付部材Dとしての例えば机の引き出しの前板にゴミ入れ1Xが係止されている状態を示す。
ゴミ入れ1Xは、ゴミ入れ1と比較して、係合部25Xの構成がゴミ入れ1の係合部25と異なる。ゴミ入れ1Xのその他の構成はゴミ入れ1の構成と共通するので、説明は省略される。
ゴミ入れ1Xの係合部25Xは、取付面251Xと第1係合面252Xと第2係合面253Xとで構成される、側面視で略コ字状の部材である。
取付面251Xは、第1レール部材23の取付面231に取り付けられる。取付面251Xは、例えば、取付面231の下方の面に接着剤を介して取付面231に固定される。
第1係合面252Xは、取付面251Xと第2係合面253Xとの間に配置されて、取付面251Xと第2係合面253Xとに連接される。第1係合面252Xは、取付面251Xの一端(前方の端)に連接されて、取付面251Xの一端から下方に90度折り曲げられた面である。
第2係合面253Xは、第1係合面252Xの一端(下方の端)に連接されて、第1係合面252Xの一端から後方に90度折り曲げられた面である。
ゴミ入れ1Xは、鉛直方向(図12における紙面上下方向(本考案における前後方向))に延びる被取付部材D(引き出しの前板)に、係合部25Xにより取り付けられる。係合部25Xの第1係合面252Xと第2係合面253Xとに被取付部材Dが係合されることで、ゴミ入れ1Xは、被取付部材Dから外れない。すなわち、ゴミ入れ1Xは、被取付部材Dから落下しない。
●まとめ
以上説明された実施の形態によれば、ゴミ入れ1は、袋体30が取り付けられる枠体10を備える。袋体30は、持手部32が係止部121(切欠)に挿入されることで、枠体10に取り付けられる。枠体10の第2開口16は、収容部31の内部に配置される。そのため、掃除をするとき、使用者は、ハンドルHを握り、下板部11を床に載置することで、ゴミ入れ1を塵取として使用できる。
また、ゴミ入れ1は、枠体10を保持する保持体20を備える。保持体20は、被取付部材Dに取り付けられる。枠体10は、保持体20と着脱自在である。そのため、掃除をしないとき、使用者は、ゴミ入れ1をゴミ箱として使用できる。
さらに、枠体10の保持体20からの着脱は、下板部11の一端部が第1内溝部23gに配置され、下板部11の他端部が第2内溝部24gに配置されるだけなので、容易である。さらにまた、規制面233の一端側と、保持面243の一端側と、の間の長さは、下板部11の前後方向の長さよりも短い。そのため、下板部11の一端部が第1内溝部23gに配置され、下板部11の他端部が第2内溝部24gに配置されている状態では、下板部11が保持体20から抜け落ちることがない。
なお、以上説明した実施の形態によれば、保持体は、第2レール部材を備えていた。しかし、第2レール部材は、なくてもよい。すなわち、例えば、板部材に配置される基部板が保持部として機能すればよい。この場合、例えば、基部板は、金属製である。下板部は、磁石を備える。あるいは、基部板は、磁石を備える。下板部は、金属製である。これにより、下板部(枠体)は磁石の磁力で基部板(保持体)に保持される。その結果、枠体は、保持体から容易に外れない。
1,1X ゴミ入れ
10A 第1枠体
10B 第2枠体
11 下板部
12 側板部
12a,12b 側板部
121 係止部
121a,121b 係止部
13 上板部
14 接合部
14a,14b 接合部
15 第1開口
16 第2開口
20 保持体
21 板部材
22 基部板
23 第1レール部材
23g 第1内溝部
231 取付面
232 底面
233 規制面
24 第2レール部材
24g 第2内溝部
241 取付面
242 底面
243 保持面
25,25X 係合部
251,251X 取付面
252,252X 第1係合面
253,253X 第2係合面
26 弾性材
27 規制部
28 保持部
30 袋体
31 収容部
32 持手部
H ハンドル
D 被取付部材

Claims (12)

  1. ゴミを収容する袋体が取り付けられる枠体と、
    前記枠体を保持する保持体と、
    を有してなり、
    前記枠体は、
    前記保持体に保持される下板部と、
    前記下板部に対向して配置される上板部と、
    前記下板部と前記上板部それぞれと接続する2枚の側板部と、
    前記ゴミの挿入口となる第1開口と、
    前記袋体の出入口に装着される第2開口と、
    を備え、
    前記第1開口と前記第2開口とは、前記下板部と前記上板部と前記側板部とで構成され、
    前記保持体は、
    前記下板部を保持する保持部、
    を備え、
    前記枠体は、前記保持体と着脱自在であり、
    前記第2開口は、前記出入口の内側に配置される、
    ことを特徴とするゴミ入れ。
  2. 前記側板部は、
    前記袋体を係止する係止部、
    を備える、
    請求項1記載のゴミ入れ。
  3. 前記袋体は、
    前記ゴミを収容する収容部と、
    前記収容部に連設する持手部と、
    を備え、
    前記係止部は、前記持手部の一部が挿入される切欠である、
    請求項2記載のゴミ入れ。
  4. 前記枠体を操作する使用者に握られるハンドル、
    を有してなり、
    前記ハンドルは、前記上板部の外面に取り付けられる、
    請求項1記載のゴミ入れ。
  5. 前記保持体は、
    前記枠体が取り付けられる被取付部材に係合する係合部、
    を備え、
    前記係合部の側面視形状は、略コ字状であり、
    前記被取付部材は、前記係合部の略コ字状の空間内に配置される、
    請求項1記載のゴミ入れ。
  6. 前記保持部は、金属製で、
    前記下板部は、磁石を備え、
    前記枠体は、前記磁石の磁力で前記保持体に保持される、
    請求項1記載のゴミ入れ。
  7. 前記保持部は、前記下板部の前記第2開口側の端部を保持する、
    請求項1記載のゴミ入れ。
  8. 前記保持体は、
    前記下板部の前記第2開口側の前記端部が前記保持部に保持されているとき、前記下板部の前記第1開口側の端部の移動を規制する規制部、
    を備える、
    請求項7記載のゴミ入れ。
  9. 前記保持体は、
    矩形状の板部材と、
    前記板部材の一端側に取り付けられる第1レール部材、
    を備え、
    前記第1レール部材は、
    前記規制部を構成する第1内溝部、
    を備える、
    請求項8記載のゴミ入れ。
  10. 前記保持体は、
    前記板部材の他端側に取り付けられる第2レール部材、
    を備え、
    前記第2レール部材は、
    前記保持部を構成する第2内溝部、
    を備え、
    前記下板部の前記第2開口側の前記端部は、前記第2内溝部に配置される、
    請求項9記載のゴミ入れ。
  11. 前記保持体は、
    前記下板部の前記第2開口側の前記端部に当接する弾性材、
    を備え、
    前記弾性材は、前記第2内溝部に配置される、
    請求項10記載のゴミ入れ。
  12. 前記下板部の前記第2開口側の前記端部は、前記下板部の前記第1開口側の前記端部が前記第1内溝部に配置された後に、前記第2内溝部に配置される、
    請求項10記載のゴミ入れ。
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