JP3230329B2 - 超電導装置用基板の表面清浄化方法 - Google Patents

超電導装置用基板の表面清浄化方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超電導装置用基板の表
面清浄化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】超伝導現象は、物質の示すさまざまな電
磁気的性質の中でも極めて特異な性質であるといわれて
おり、完全導電性、完全反磁性、磁束の量子化等、夫々
の性質を利用し応用面での今後の発展が期待されてい
る。
【0003】このような超伝導現象を利用した電子デバ
イスとしては、高速スィッチ、高感度検波素子、高感度
磁束計をはじめ、広範囲の応用が期待されている。
【0004】従来の超伝導デバイスによく用いられる超
伝導体としては、例えば基板上にプラズマスパッタ―法
により形成されるNb3 Ge薄膜がある。この臨界温度
は高々23°Kであり、液体ヘリウム温度でしか使用で
きないものである。しかしながら、液体ヘリウムの使用
は、液化・冷却付帯設備の必要性に伴う冷却コストおよ
び技術的負担の増大、更にはヘリウム資源が極めて少な
いことなどの理由から、産業および民生分野での超伝導
体の実用化をはばむ大きな問題となっていた。
【0005】そこで、高臨界温度の超伝導体を得るため
にさまざまな試みがなされており、特に、酸化物超伝導
薄膜の最近の研究はめざましく、超伝導臨界温度は77
°Kを上まわり、安価な液体窒素を冷媒として動作させ
ることが可能となった。
【0006】このような酸化物超伝導薄膜は、従来、主
として、スパッタ法あるいは蒸着法等により、高温に加
熱した単結晶基板上に形成するという方法がとられてい
る。ところで、優れたエピタキシャル膜を生成するため
には、基板材料としては次に示すような条件を持つこと
が必要である。
【0007】(I )薄膜結晶との格子整合が良いこと、
(II)エピタキシャル膜成長時における基板との相互拡
散による膜質の劣化がないこと、(III )基板材料は高
温に加熱されるため、高融点、少なくとも1000℃以
上の融点を有すること、(IV)結晶性の良好な単結晶が
入手可能であること、(V)電気的に絶縁性を有するこ
と、等である。
【0008】一方、高臨界温度の酸化物超伝導体として
は、LnBa2 Cu3 7-δ(δ=0 〜1 ,Ln:Y
b,Er,Y,Ho,Gd,Eu,Dy)、Bi−Sr
−Ca−Cu−O系の酸化物薄膜、Tl−Ba−Ca−
Cu−O系の酸化物薄膜など、多くの酸化物が報告され
ている。
【0009】そして、これらの酸化物の格子定数aおよ
びbは全て3.76〜3.92オングストロームの範
にある。また、座標系を45°変えて見れば、√2aお
よび√2bを基本格子ともみることができ、この場合は
格子定数aおよびbは5.32〜5.54オングストロ
ームと表現されている。
【0010】このような超伝導薄膜に対する基板とし
て、本発明者はSrLaGaO4 単結晶(特願昭63−
323739)およびSrNdGaO4 単結晶(特願平
2−100836)を提案している。このSrLaGa
4 焼結体は、K2 NiF4 型の結晶構造を有し、格子
定数a=3.843オングストロームであり、すべての
酸化物超伝導薄膜に対して良好な格子整合性を有する。
【0011】前述したように、現在報告されている高温
酸化物超伝導体の格子定数aおよびbは3.76〜3.
92オングストロームである。
【0012】従って、SrLaGaO4 の格子定数は、
上記範囲3.76〜3.92オングストロームのほぼ中
央値である。また、座標系を45°回転させてみると、
√2aを基本格子と見ることもでき、a=5.40オン
グストロームともみられるが、酸化物超伝導体薄膜の√
2aを基本格子とみた場合の格子定数5.32〜5.5
4オングストロームの範囲にも入っている。このように
SrLaGaO4 単結晶の酸化物超伝導体薄膜に対する
格子定数の差は極めて小さい。また、結晶構造も極めて
近く、SrLaGaO4 単結晶の酸化物超伝導体薄膜と
の格子整合性は極めて優れており、前述した条件の全て
を具備している。またSrNdGaO4単結晶も同様の
性質を有している。
【0013】そして、この基板上に酸化物超伝導薄膜を
エピタキシャル成長法により形成するが、エピタキシャ
ル成長に際しては、基板表面に加工歪がなく、原子レベ
ルで平滑でかつ清浄である必要がある。原子レベルで平
滑で加工歪の入らない研磨方法としてはメカノケミカル
研磨が極めて優れており一般に広く用いられている。メ
カノケミカル研磨に用いる研磨液は水溶液であり、これ
を洗い落とすためには純水による洗浄が必要である。そ
こで、従来はメカノケミカル研磨を行った後純水洗浄に
より、研磨液を洗い落とし、適宜種々の有機溶剤で洗浄
を行うという方法がとられている。従来から用いられて
きたSrTiO3 基板やMgO基板は、水との反応性が
あまり高くないため問題はなかったが、SrLaGaO
4 単結晶やSrNdGaO4 単結晶は、メカノケミカル
研磨−純水洗浄により、1〜2nm程度の水酸化物系のア
モルファス層が形成されるのを避けることができず、エ
ピタキシャル成長に対して害をなすことがあった。また
大気中に長時間放置された場合にもアモルファス層が最
表面に形成される傾向がある。そこで、このアモルファ
ス層を除去する方法としてサーマルクリーニング、アル
ゴンイオンエッチング、RFプラズマ等の処理が用いら
れてきた。しかしながらいずれも加熱装置および真空装
置を必要とし、装置に多大なコストを必要とする上、設
計値通り原子レベルで平滑な平面、いわゆる二次元結晶
面をより簡便に出すことができないという問題があっ
た。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このようにSrLaG
aO4 単結晶やSrNdGaO4 単結晶は、メカノケミ
カル研磨−純水洗浄時にアモルファス層の形成を避ける
ことができなかった。また大気中に長時間放置された場
合にもアモルファス層が形成される傾向がある。このア
モルファス層を除去しなければならなかったが、基板に
ダメージを与えることなく簡便に除去し、結晶性の良い
原子レベルで平滑な結晶面を得る方法がなかった。
【0015】本発明は前記実情に鑑みてなされたもの
で、SrLaGaO4 単結晶やSrNdGaO4 単結晶
基板表面の、水酸化物系のアモルファス層を、取り除
き、原子レベルで平滑な2次元結晶面を簡便に得るため
の表面清浄化方法を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】そこで本発明では、Sr
LaGaO4 単結晶やSrNdGaO4 単結晶基板表面
を、純水で洗浄した後、酸化物超電導薄膜を形成するに
先立ち、0.05%〜3体積%の酸を含む有機溶剤に浸
漬するようにしている。
【0017】望ましくは、この有機溶剤はメチルアルコ
ール(メタノール)、エチルアルコール(エタノール)
またはイソプロピルアルコールとする。
【0018】また望ましくは酸として硝酸、塩酸、燐
酸、硫酸あるいはフッ酸を用いるようにしている。さら
に望ましくは、SrLaGaO4 単結晶やSrNdGa
4 単結晶基板表面を、メカノケミカル研磨−純水洗浄
した後、あるいは大気中で長時間放置された場合に、酸
化物超電導薄膜を形成するに先立ち、0.05%〜3体
積%の硝酸を含むメタノールまたはエタノールに浸漬す
るようにしている。
【0019】
【作用】上記方法によれば、エッチピットがなく表面荒
れのない清浄な二次元結晶面をもつSrLaGaO4
結晶やSrNdGaO4 単結晶基板表面を得ることがで
きる。なお種々の実験の結果、酸の濃度が0.05体積
%以下であると水酸化物が十分にエッチング除去され
ず、3体積%を越えると表面荒れが生じてしまう。 た
だし、0.05体積%以下でも、RHEEDパターンは
スポットとなり、やや改善はみられる。しかしながら、
0.03体積%以下になると、RHEED(高速電子線
回折)パターンはハローパターンとなり、効果はみられ
ない。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
つつ詳細に説明する。
【0021】まず、Sr1-x Cax La1-y Ndy Ga
1-z Crz 4 単結晶を製造するための方法について説
明する。
【0022】570.11grのSrCO3 (純度9
9.99%)と、20.34grのCaCO3 (純度9
9.99%)と、629.08grのLa2 3 (純度
99.99%)と、34.19grのNd2 3 (純度
99.99%)、350.49grのGa2 3 (純度
99.999%)と、24.72grのCr2 3 (純
度99.99%)を混合し、1000℃で仮焼し脱炭酸
処理を行った後、粉砕しプレス成形した。
【0023】このようにして形成された成形体を大気中
で1300℃で焼結することによって、約1500gの
Sr0.95Ca0.05La0.95Nd0.05Ga0.92Cr0.08
4 焼結体を得た。
【0024】この焼結体を外形約80mm、高さ約80m
m、肉厚2mmのイリジウムるつぼまたは白金るつぼに入
れ、高周波加熱によって溶融せしめた。ここでイリジウ
ムるつぼを用いる場合は、0.5〜2%の酸素を含む窒
素雰囲気を用いた。また、白金るつぼを用いる場合は1
0〜21%の酸素を含む窒素雰囲気を用いた。なお、こ
こで酸素を添加したのは、ガリウム酸化物の分解蒸発を
防止するためである。
【0025】このようにしてSr0.95Ca0.05La0.95
Nd0.05Ga0.92Cr0.084 焼結体を融解させた後、
チョクラルスキー引上げ法を用い、単結晶を成長させ
た。
【0026】種結晶としては、SrLaGaO4 の[1
00]単結晶を用いた。結晶の引上げ条件は、引上げ速
度1mm/ Hr、結晶回転数25rpmで、直径30mm,
長さ70mmの[100]軸単結晶を得ることができた。
【0027】このようにして、形成されたCa,Nd,
Crを不純物として含むSrLaGaO4 単結晶をスラ
イスし、ウェハ状にした(001)面単結晶基板1を用
い、pH10〜13のNaOH水溶液を流しつつ粒径
0.1μm 以下のコロイダルシリカを用いたメカノケミ
カル研磨を行い、純水洗浄を行った。この基板表面のR
HEED(高速電子線回折)像は、図4(a) に示すよう
にハローパターンで最表層がアモルファス状態であるこ
とが確認された。さらにRBS(ラザフォード後方散
乱)測定およびESCA(電子分光化学分析)測定か
ら、アモルファス層の厚さは1〜2nmであることがわか
った。また種々の実験の結果から研磨液や研磨条件をか
えてもアモルファス層の厚さは1〜2nmであることがわ
かった。この基板を図1(a) に示すように、0.1%の
硝酸を含むメタノールに2分間浸漬する。この後、図1
(b) ,(c) に示すように、メタノールに浸漬し、最後に
図1(d) に示すように、イソプロピルアルコールに浸漬
し、窒素ガスブロー乾燥する。こうして得られたSrL
aGaO4 結晶表面のRHEED像は、図4(b) に示す
ようにストリーク状パターンである。これは基板最表層
が、結晶性の良い原子レベルで平滑な結晶面であること
を示している。
【0028】このようにして得られた清浄なSrLaG
aO4 単結晶基板表面に、アルゴン/酸素(混合比1:
1)の雰囲気下でRFマグネトロンスパッタリング法に
より、膜厚100nmのYBa2 Cu3 7-δ薄膜を堆積
した。ここでターゲットは成膜後の組成比がYBa2
3 7-δとなるように組成比を調整したものを用い
た。また、このときの成膜条件は、ガス圧10Pa、電
力300W、基板温度600℃とした。
【0029】堆積後、酸素雰囲気中で900℃、1時間
のアニールを行った。
【0030】電極形成用マスクを用いて真空蒸着法によ
り金(Au)電極を形成する。
【0031】このようにして作製したYBa2 Cu3
7-δ薄膜のゼロ抵抗温度Tc0、および77°Kでの超伝
導臨界電流Jcを、4端子法を用いて測定した結果ゼロ
抵抗温度Tおよび77°Kでの超伝導臨界電流Jcが向
上していることがわかった。次に、表面清浄化のために
浸漬する有機溶剤中における硝酸濃度による表面状態の
差を測定した。まず硝酸濃度を0.5%,0.1%,
0.05%,0.03%と順次変化させながら、表面の
荒れ状態を測定した。その結果を図2にそれぞれ曲線
a,b,c,dで示す。この図から、0.03%では表
面がほとんどエッチングされず、0.05%〜3%(体
積%)程度硝酸を含有させたとき良好にエッチングさ
れ、良好な表面状態を得ることができることがわかっ
た。
【0032】次に、硝酸濃度を4%,3%,2%,1
%,0.5%,0.1%,0.05%,0.03%と順
次変化させながら、表面清浄化処理後の中心線平均粗さ
(平均レベルからの平均高さ)とRHEED(高速電子
線回折)パターンとの関係を図3に示す。この結果0.
05%ではRHEEDパターンにスポットが発生し、ま
た0.03%ではハローが発生して良好な2次元結晶面
を得ることができないということがわかった。
【0033】以上の結果から0.05%〜3%程度の濃
度としたときRHEEDパターンはストリークになり、
中心線平均粗さRaは1nm以下となることがわかった。
【0034】なお、SrLaGaO4 基板の場合にもま
ったく同様の結果を得ることができる。また、前記実施
例に限定されることなく他の酸化物超伝導薄膜の形成に
も適用可能である。また、前記実施例では超伝導酸化物
薄膜を形成するに際し、RFマグネトロンスパッタ法を
用いたが、これに限定されることなく、真空蒸着法、多
元蒸着法、分子線エピタキシ―(MBE法)、MSD法
等を用いてもよい。
【0035】さらに、前記実施例では、基準面方位が
(001)面である場合について説明したが、(10
0),(110)面を用いた場合にも同様の効果を得る
ことができる。
【0036】また、前記実施例では、酸として硝酸を用
いたが、硝酸に限定されることなく塩酸、燐酸あるいは
フッ酸など他の酸を用いても良い。さらに、前記実施例
では有機溶剤としてメチルアルコールを用いたが、メチ
ルアルコールの代わりにエチルアルコールなど他の有機
溶剤を用いるようにしてもまったく同様の結果を得るこ
とができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、超伝導薄膜の形成に際し、基板材料として、組成が
SrLaGaO4 ,SrNdGaO4 基板の清浄化処理
に際し、0.05%〜3%程度の酸を含む有機溶剤を用
いるようにしているため、表面にダメージを与えること
なく極めて良好な表面状態を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の表面清浄化工程を示す図
【図2】本発明実施例の表面清浄化工程における硝酸の
濃度とエッチング深さとの関係を示す図
【図3】本発明実施例の表面清浄化工程における酸の濃
度と中心線平均粗さとRHEEDパターンとの関係を示
す表図
【図4】本発明実施例の表面清浄化方法を用いない場合
と用いた場合の基板表面のRHEED像を示す顕微鏡写
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−172893(JP,A) 特開 昭59−177932(JP,A) 特開 平3−69596(JP,A) 特開 平5−102543(JP,A) 特開 平3−222328(JP,A) Hontsu,S.& Kawai, S.Applied Physics Letters,Nobember 1991,vol.59,no.22,p.2886 −2888 Wen,Z & Iguchi,I. Journal of Applied Physics,May 1991,vo l.69,no.10,p.7363−7365 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 39/22 - 39/24 H01L 39/00 H01L 21/308 C01G 1/00 - 23/08 JICSTファイル(JOIS)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 SrLaGaO4 単結晶基板あるいはN
    dSrGaO4 単結晶基板に酸化物超電導体薄膜を形成
    するに先立ち前記基板表面を、0.05%〜3体積%の
    酸を含む有機溶剤に浸漬する工程を含むことを特徴とす
    る超電導装置用基板の表面清浄化方法
JP10557393A 1993-05-06 1993-05-06 超電導装置用基板の表面清浄化方法 Expired - Fee Related JP3230329B2 (ja)

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Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Hontsu,S.& Kawai,S.Applied Physics Letters,Nobember 1991,vol.59,no.22,p.2886−2888
Wen,Z & Iguchi,I.Journal of Applied Physics,May 1991,vol.69,no.10,p.7363−7365

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