JP3230248U - 牛糞バイオマス燃料の燃焼灰分連続処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】灰処理部近傍での燃焼を防止し、不完全燃焼とクリンカーの発生を防止し、灰分を連続的に排出できる牛糞バイオマス燃料の燃焼灰分連続処理装置を提供する。【解決手段】牛糞のバイオマスからなる固体燃料が収納される燃料収納部と、装置本体内に設けた、点火手段を有する燃焼部と、燃料収納部内から取り込まれる固体燃料を搬送し、燃料供給経路を通して固体燃料を燃焼部7に供給し、燃焼部7の下部に設けられ、燃焼部7に供給される固体燃料に点火手段で点火して着火させ、継続的な固体燃料の供給による燃焼時に発生する灰を燃焼部7から回収処理する灰処理手段9と、回収した灰を収容する灰回収容器とを具備した牛糞バイオマス燃料の燃焼灰分連続処理装置であって、灰処理手段9は、炉底を二分して交互に下方に移行して、積載された灰分を交互に下部に落下させて、連続燃焼を維持しながら灰分を炉底に蓄積しないように排除させる炉底に分割作動の機能をもっている。【選択図】図2
Description
本考案は、牛糞バイオマス燃料の燃焼灰分連続処理装置に関する。燃料として牛糞など含水バイオマスの燃料を用いた燃焼装置における連続的灰分処理できる装置に関する。
近年、二酸化炭素(CO2)等の温室効果ガスによる地球温暖化が問題になってきている。このため、二酸化炭素の排出源である石油や石炭等の化石資源由来のエネルギーをカーボンニュートラルという特性を持つバイオマスで代替することにより、二酸化炭素の発生を抑制し、地球温暖化を防止することが急務となっている。このような環境問題に伴い、石油や石炭等の化石燃料よりもクリーンな燃料であり、更に、木材の有効利用等の観点から、圧縮した木材チップからなるペレット状の固体燃料を用いる暖房機等の燃焼装置が再び見直されている(例えば、特許文献1参照。)。
木材チップのペレット化とは、原料である木材を小片の均一な粒子サイズに粉砕して、水分含有率を8〜12%まで乾燥し、これを成型機で直径6〜8mm、長さ15mm程度の円筒状に成型固化されたものである。原料が木である場合、木の成分であるリグニンが接着剤の役割を果たす。また、粒状に成型することで形状を一定にし、高密化によってエネルギー密度を高くすることができ、燃料としての扱いが容易になる。木をペレット化する場合、木の木部のみで作られる木質部ペレットと、木の樹皮部のみで作られる樹皮系ペレットと、木全体で作られる木ペレットとに大別される。樹皮系ペレットは、燃焼時に発生する灰分が約5%と木質部ペレットの約1%と比べて高く、灰処理が問題とされる。そのため、従来の暖房機等の燃焼装置においては、木質部ペレットが使われることがほとんどで、樹皮系ペレットはボイラー等の一部で利用される程度であった。しかしながら、製紙材料となる木材チップの生産工程において、剥皮工程で木部と樹皮部に分離され、樹皮部が未利用のまま大量に発生する現状があり、近年、これらの樹皮部についても有効利用することが求められている。
近年、石油や石炭等の化石燃料よりもクリーンな燃料であり、更に木材の有効利用等を図ることができる木質ペレットが知られており、木質ペレットを燃料にした暖房機等の燃焼装置が見直されている。従来、この種の燃焼装置は、木質ペレットを燃焼させる燃焼部をバーナーとして備え、燃焼部は、その下端部に火格子を備えて火格子上に積載させた木質ペレットを燃焼させるようになっている(例えば、特許文献1参照)。また、木質ペレットの燃焼によって火格子上には灰が堆積した状態となるので、この灰を処理する灰処理部が燃焼部の下方に設けられている。灰処理部には、火格子を構成している複数枚のスリット板の間から火格子上の灰を掻き落とすための灰掻き部材が設けられている(特許文献2参照)。
そして、木質ペレットの燃焼中、灰掻き部材を所定時間毎に作動させて、灰掻き部材の作動により、火格子上に堆積した灰を効率よく燃焼部から排出している。灰を冷却した後のハンドリング性を向上させつつ、防火、防爆対策に優れた灰冷却装置を提供するにおいて、バイオマスガス燃焼炉の燃焼炉本体2から燃焼灰を取り出す灰排出部と、該灰排出部から排出される燃焼灰を堆積し収容するコンテナ容器と、該コンテナ容器をすっぽり覆うように気密に収容してコンテナ容器内の燃焼灰の冷却と不活性ガスによるガス置換とを行う冷却水槽と、を備えた灰冷却装置が提案されている(特許文献5参照)。
簡単な構成で、家畜排泄物、特に鶏糞を効率よく燃焼し、焼却灰を安全に排出することができる家畜排泄物燃焼装置を提供することを目的として、家畜排泄物の燃焼装置であって、燃焼炉本体部と、該燃焼炉本体部の頂部に設けられた上蓋部とを有し、前記燃焼炉本体部には、燃焼対象物の一次燃焼が行われる一次燃焼部と、該一次燃焼部の上方に形成され、前記一次燃焼により発生した可燃ガスを燃焼させる二次燃焼部と、前記一次燃焼部の下方に形成され、前記一次燃焼部の燃焼途中状態の前記燃焼対象物を燃焼して焼却灰を生成する補助燃焼部とが設けられ、前記上蓋部には、前記二次燃焼部で燃焼された前記可燃ガスを更に燃焼させる三次燃焼部が設けられ、前記補助燃焼部の下方には、焼却灰のみを外部に排出する焼却灰排出部を備えていることが提案である(特許文献3参照)。
植物系バイオマスに由来する固形分と廃グリセリンとを混合することによって、元の廃グリセリンの熱量よりも高い熱量を発揮する植物系バイオマス燃料等を提供するために、堆肥化した植物系バイオマスと、水溶性の廃グリセリン液とを含有する植物系バイオマス燃料によって解決する。前記燃料の燃焼灰に肥効成分を混合することで植物系バイオマス肥料を提供することができる。前記燃料にシリコーン層を形成することで土壌改良材を提供する(特許文献4参照)。
しかし、牛糞バイオマス燃料が燃焼したことによって火格子上に堆積する灰の量は、牛糞バイオマス燃料の燃焼状態や牛糞バイオマス燃料の種類によって一定の発生量とはならず、例えば、灰が比較的少量であった場合や火格子上からの灰の掻き取り過ぎた場合には、灰処理部近傍で燃焼が行われる。そして、灰処理部近傍で燃焼が行われた場合には、火格子や灰処理部が過剰に加熱され、火格子及び灰処理部に設けられている灰掻き部材等の各部品に比較的早期に腐食が生じる不都合がある。
かかる不都合を解消して、本考案は、灰処理部近傍での燃焼を防止して、火格子及び灰処理部の耐久性を向上させることができる牛糞バイオマス燃料燃焼装置を提供することを目的とする。ところで、上記した牛糞バイオマス燃料を燃焼装置の燃焼室で燃焼させる場合、燃焼に伴って発生する灰が燃焼室の下部に堆積することによって、燃焼室に設けた燃焼用空気供給の炎孔を閉塞させてしまう。これにより、不完全燃焼を引き起こし、クリンカーが発生するおそれがあった。また定期的に灰分、粉塵などを燃焼炉から自動的に掻き出すことが必要であった。そのために人件費も嵩み、効率な燃焼装置ではなかった。
特に、牛糞バイオマス燃料を用いた場合においては、燃料自体が持つ灰分が牛糞バイオマス燃料よりも多く、より効果的に堆積した灰を排出処理する必要がある。そこで本考案は、牛糞バイオマス燃料を用いた場合においても効果的に堆積した灰を排出処理して、不完全燃焼とクリンカーの発生を防止するとともに、連続的に灰分を炉体外に排出することができる牛糞燃料における燃焼装置を提供することを目的とする。
装置本体内に設けられ、牛糞のバイオマスからなる燃料が収納される燃料収納部と、前記装置本体内に設けた燃焼部と、前記燃焼炉からの燃焼排ガスによって牛糞を乾燥装置によって乾燥してバイオマス燃料と敷材と肥料に仕上げるにおいて、牛糞とそれを乾燥させた燃料とからなる前記燃料収納部内から取り込まれる前記固体燃料を搬送し、燃料供給経路を通して前記固体燃料を前記燃焼部に供給する燃料搬送手段と、前記燃焼部の下部に設けられ、前記燃焼部に供給される前記固体燃料に前記点火手段で点火して着火させ、継続的な前記固体燃料の供給による燃焼時に発生する灰を前記燃焼部から回収処理する灰処理手段と、前記灰処理手段で回収した灰を収容する灰回収容器とを具備したバイオ燃料燃焼装置であって、前記燃焼灰処理手段は、炉底を二分して交互に下方に移行して、積載された灰分を交互に下部に落下させて、連続燃焼を維持しながら灰分を炉底に蓄積しないように排除させる炉底に分割作動の機能をもっている牛糞バイオマス燃料の燃焼灰分連続処理装置である。
燃焼装置において、燃焼中における燃焼の強弱に合わせて、前記炉底に分割作動における両分割盤部の回転作動させる部品を駆動させる時間を間隔的に変化させて、前記各回転作動を設定時間の経過に合わせて両分割盤部を交互に下方向に切り替えて回転作動させて、蓄積の灰分を落下させることができ、ノズルによる空気供給と灰分堆積の燃焼促進盤を所持しており、前記燃焼部に供給される前記固体燃料の供給量と燃焼温度の状況に応じて炉底の燃焼促進盤での両分割盤部を交互に所定時間で下方回転作動させて、灰分を落下させるとともに、燃焼後の消火時において前記各炉底分割盤部を正逆方向で互いに下方向に回転作動させる。
前記炉底の両分割盤部と下部に存在する塵灰排出装置の間に、各炉底分割盤部を閉じたときに略密閉される開閉自在な開閉蓋で燃焼促進の空気供給部位になり、灰分落下した塵灰排出装置に集積した灰分をスクリューコンベアで逐次炉外部に排出されるようになっている。
牛糞バイオマス燃料を燃焼させる燃焼部と、該燃焼部に牛糞バイオマス燃料を供給する牛糞バイオマス燃料供給手段と、炉内部で、乾燥機能をもつ燃焼効率の高いステンレススチール製逆ロート状釜形状体を有して、上段部で牛糞燃料の乾燥機能、下段部で燃焼準備状態になっている二段式燃焼予備手段と、牛糞燃料を逆ロート状釜形状体に通して下部方向に壁面に沿って螺旋状に落下しながら着火、燃焼できるようになって、炉本体内で燃焼して、脱着可能な逆円錐状ステンレススチール製筒体の下部から燃料での火炎を内部に通して上部に吹き上げるようになっている燃焼手段と、牛糞バイオマス燃料の供給及び燃焼を制御する燃焼制御手段を備え、該灰処理部は、前記間隙から灰を落とす金属製の両開き戸式灰落とし処理装置を備える牛糞バイオマス燃料の燃焼装置において、前記両開き戸式灰落とし処理装置に所定量の灰が堆積したとき、該灰の上端に対応する位置の燃焼部内の温度を検出する燃焼部内温度検出手段と、前記燃焼部内温度検出手段の検出温度が予め設定された第1の設定温度以下であるとき、両開き戸式灰落とし処理装置の片方の扉で前記灰落とし部による灰落とし動作を開始させ、この灰落とし動作中に検出温度が予め設定された設定温度以上となったとき、灰落とし動作を両開き戸式灰落とし処理装置の片方の扉で前記灰落としを停止させる灰処理制御手段とを設けている。
前記灰処理制御手段は、前記燃焼部内温度検出手段の特定位置での検出温度が設定温度より大である場合には前記連続燃焼を維持しながら灰分を炉底に蓄積しないように排除させる炉底分割移行機能をもっている装置による灰落下させる動作を行わず、前記燃焼部内温度検出手段の検出温度が設定温度より小である場合に前記連続燃焼を維持しながら灰分を炉底に蓄積しないように排除させる炉底の両分割盤部の交互の回転作動機能をもっている灰落下部材による所定の灰落下動作を行うように制御する。
燃焼炉内部で、乾燥機能をもつ燃焼効率の高いステンレススチール製逆ロート状釜形状体を有して、上段部で燃料の乾燥機能、下段部で燃焼機能を持つ二段型燃焼炉部において、牛糞をさらに粉砕したものを使用した燃焼炉本体は、縦型円筒状で内寸800mm〜1200mm、外寸1200mm〜1600mmで、高さ1300mm〜2000mmであり、耐火材にて構築されて、上下二段に分割されて、上段部燃焼炉は、炉内部に厚さ4〜12mmのステンレススチール製の逆ロート型円錐・円筒状釜を設けて、前記キャップ状釜では、炉体上部の燃料吹込み部には前記釜の上部円錐状付近での炉内空間部で、牛糞破砕体を螺旋状に回遊できるようになって、下方の逆ロート状釜円筒部で、炉体本体側面とキャップ釜の隙間を40〜100mmの間隔にして、生糞破砕体を螺旋状に落下させて乾燥を促進させるようになっており、下段部燃焼炉は、牛糞破砕体を下部方向に壁面に沿って螺旋状に落下しながら着火、燃焼できるようになって、炉底では逆円錐状にして、底部に直径200〜400mmの脱着可能なステンレススチール製で、底に2〜8mmの穴を20〜60個持つ円筒容器を設置できるようにして、2〜8mmの穴から空気を吹き上げるような状態にして、逆円錐状の下部から燃料での火炎を炉内部に通して上部に吹き上げるようになって、炉底を二分して交互に下方に移行して、積載された灰分を交互に下部に落下させて、スクリューコンベアで逐次炉外部に排出されて、連続燃焼を維持しながら灰分を炉底に蓄積しないように排除させる。
以上説明したように本考案によれば、燃焼部での固体燃料の燃焼中において各回転軸の各回転部材を所定のタイミングで回転させ、燃焼部の下部周囲に堆積した灰を灰回収容器側に掻き出させることにより、燃焼部で固体燃料を燃焼させているときに発生する灰を燃焼部内に堆積させることなく安定して良好に回収処理することができるので、特に固体燃料として牛糞を用いた場合においても、不完全燃焼と灰塵などの灰分を連続的に排出できて、牛糞の燃焼での灰分を安定に排出して、安定した燃焼を持続することができる。
牛糞バイオマス燃料の燃焼灰分連続処理装置に関する。燃料として牛糞など含水バイオマスの燃料を用いた燃焼装置における連続的灰分処理できる装置に牛糞バイオマス燃料の燃焼灰分連続処理装置に関して、燃料の牛糞など含水バイオマスの燃料を用いた燃焼装置における連続的灰分処理できる装置を確立する。
図1に示すように、装置本体内に設けられ、牛糞のバイオマスからなる燃料が収納される燃料収納部と、前記装置本体内に設けた燃焼部と、前記燃焼炉からの燃焼排ガスによって牛糞を乾燥装置によって乾燥してバイオマス燃料と敷材と肥料に仕上げるにおいて、牛糞とそれを乾燥させた燃料とからなる前記燃料収納部内から取り込まれる前記固体燃料を搬送し、燃料供給経路を通して前記固体燃料を前記燃焼部に供給する燃料搬送手段と、前記燃焼部の下部に設けられ、前記燃焼部に供給される前記固体燃料に前記点火手段で点火して着火させ、継続的な前記固体燃料の供給による燃焼時に発生する灰を前記燃焼部から回収処理する灰処理手段と、前記灰処理手段で回収した灰を収容する灰回収容器とを具備したバイオ燃料燃焼装置であって、前記燃焼灰処理手段は、炉底を二分して交互に下方に移行して、積載された灰分を交互に下部に落下させて、連続燃焼を維持しながら灰分を炉底に蓄積しないように排除させる炉底に分割作動の機能をもっている牛糞バイオマス燃料の燃焼灰分連続処理装置である。
図3、図4、図5に示すように、燃焼装置の炉底部において、燃焼中における燃焼の強弱に合わせて、前記炉底に分割作動における両分割盤部の回転作動させる部品を駆動させる時間を間隔的に変化させて、前記各回転作動を設定時間の経過に合わせて両分割盤部を交互に下方向に切り替えて回転作動させて、蓄積の灰分を落下させることができ、ノズルによる空気供給と灰分堆積の燃焼促進盤を所持しており、前記燃焼部に供給される前記牛糞固体燃料の供給量と燃焼温度の状況に応じて炉底の燃焼促進盤での両分割盤部を交互に所定時間で下方回転作動させて、灰分を落下させるとともに、燃焼後の消火時において前記各炉底分割盤部を正逆方向で互いに下方向に回転作動させた。
図3、図6に示すように、前記炉底の両分割盤部と下部に存在する塵灰排出装置の間に、各炉底分割盤部を閉じたときに略密閉される開閉自在な開閉蓋で燃焼促進の空気供給部位になり、灰分落下した塵灰排出装置に集積した灰分をスクリューコンベアで逐次炉外部に排出されるようにして、無人で連続的に灰分を排出できるようにした。
図1に示すように、牛糞バイオマス燃料を燃焼させる燃焼部と、該燃焼部に牛糞バイオマス燃料を供給する牛糞バイオマス燃料供給手段と、炉内部で、乾燥機能をもつ燃焼効率の高いステンレススチール製逆ロート状釜形状体を有して、上段部で牛糞燃料の乾燥機能、下段部で燃焼準備状態になっている二段式燃焼予備手段と、牛糞燃料を逆ロート状釜形状体に通して下部方向に壁面に沿って螺旋状に落下しながら着火、燃焼できるようになって、炉本体内で燃焼して、脱着可能な逆円錐状ステンレススチール製筒体の下部から燃料での火炎を内部に通して上部に吹き上げるようになっている燃焼手段と牛糞バイオマス燃料の供給及び燃焼を制御する燃焼制御手段を備え、該灰処理部は、前記間隙から灰を落とす金属製の両開き戸式灰落とし処理装置を備える牛糞バイオマス燃料の燃焼装置において、前記両開き戸式灰落とし処理装置に所定量の灰が堆積したとき、該灰の上端に対応する位置の燃焼部内の温度を検出する燃焼部内温度検出手段と、前記燃焼部内温度検出手段の検出温度が予め設定された第1の設定温度以下であるとき、両開き戸式灰落とし処理装置の片方の扉で前記灰落とし部による灰落とし動作を開始させ、この灰落とし動作中に検出温度が予め設定された設定温度以上となったとき、灰落とし動作を両開き戸式灰落とし処理装置の片方の扉で前記灰落としを停止させる灰処理制御手段とを設けた。
前記灰処理制御手段は、前記燃焼部内温度検出手段の特定位置での検出温度が設定温度より大である場合には前記連続燃焼を維持しながら灰分を炉底に蓄積しないように排除させる炉底分割移行機能をもっている装置による灰落下させる動作を行い、前記燃焼部内温度検出手段の検出温度が設定温度より小である場合に前記連続燃焼を維持しながら灰分を炉底に蓄積しないように排除させる炉底の両分割盤部の交互の落下作動機能をもっている灰落下部材による所定の灰落下動作を行うように制御した。
燃焼炉内部で、乾燥機能をもつ燃焼効率の高いステンレススチール製逆ロート状釜形状体を有して、上段部で燃料の乾燥機能、下段部で燃焼機能を持つ二段型燃焼炉部において、牛糞をさらに粉砕したものを使用した燃焼炉本体は、縦型円筒状で内寸800mm、外寸1200mmで、高さ2000mmであり、耐火材にて構築されて、上下二段に分割されて、上段部燃焼炉は、炉内部に厚さ4mmのステンレススチール製の逆ロート型円錐・円筒状釜を設けて、前記キャップ状釜では、炉体上部の燃料吹込み部には前記釜の上部円錐状付近での炉内空間部で、牛糞破砕体を螺旋状に回遊できるようになって、下方の逆ロート状釜円筒部で、炉体本体側面とキャップ釜の隙間を40mmの間隔にして、牛糞破砕体を螺旋状に落下させて乾燥を促進させるようになっており、下段部燃焼炉は、牛糞破砕体を下部方向に壁面に沿って螺旋状に落下しながら着火、燃焼できるようになって、炉底では逆円錐状にして、底部に直径400mmの脱着可能なステンレススチール製で、底に6mmの穴を60個持つ円筒容器を設置できるようにして、6mmの穴から空気を吹き上げるような状態にして、逆円錐状の下部から燃料での火炎を炉内部に通して上部に吹き上げるようになって、炉底を二分して交互に下方に移行して、積載された灰分を交互に下部に落下させて、スクリューコンベアで逐次炉外部に排出されて、連続燃焼を維持しながら灰分を炉底に蓄積しないように排除させた。
図1に示すよう、装置本体内に設けられ、牛糞のバイオマスからなる燃料が収納される燃料収納部と、前記装置本体内に設けた燃焼部と、前記燃焼炉からの燃焼排ガスによって牛糞を乾燥装置によって乾燥してバイオマス燃料と敷材と肥料に仕上げるにおいて、牛糞とそれを乾燥させた燃料とからなる前記燃料収納部内から取り込まれる前記固体燃料を搬送し、燃料供給経路を通して前記固体燃料を前記燃焼部に供給する燃料搬送手段と、前記燃焼部の下部に設けられ、前記燃焼部に供給される前記固体燃料に前記点火手段で点火して着火させ、継続的な前記固体燃料の供給による燃焼時に発生する灰を前記燃焼部から回収処理する灰処理手段と、前記灰処理手段で回収した灰を収容する灰回収容器とを具備したバイオ燃料燃焼装置であって、前記燃焼灰処理手段は、炉底を二分して交互に下方に移行して、積載された灰分を交互に下部に落下させて、連続燃焼を維持しながら灰分を炉底に蓄積しないように排除させる炉底に分割作動の機能をもっている牛糞バイオマス燃料の燃焼灰分連続処理装置である。
燃焼装置において、燃焼中における燃焼の強弱に合わせて、前記炉底に分割作動における両分割盤部の回転作動させる部品を駆動させる時間を間隔的に変化させて、前記各回転作動を設定時間の経過に合わせて両分割盤部を交互に下方向に切り替えて回転作動させて、蓄積の灰分を落下させることができ、ノズルによる空気供給と灰分堆積の燃焼促進盤を所持しており、前記燃焼部に供給される前記固体燃料の供給量と燃焼温度の状況に応じて炉底の燃焼促進盤での両分割盤部を交互に所定時間で下方回転作動させて、灰分を落下させるとともに、燃焼後の消火時において前記各炉底分割盤部を正逆方向で互いに下方向に回転作動させる。
前記炉底の両分割盤部と下部に存在する塵灰排出装置の間に、各炉底分割盤部を閉じたときに略密閉される開閉自在な開閉蓋で燃焼促進の空気供給部位になり、灰分落下した塵灰排出装置に集積した灰分をスクリューコンベアで逐次炉外部に排出されるようになっている。
前記灰処理制御手段は、前記燃焼部内温度検出手段の特定位置での検出温度が設定温度より大である場合には前記連続燃焼を維持しながら灰分を炉底に蓄積しないように排除させる炉底分割移行機能をもっている装置による灰落下させる動作を行わず、前記燃焼部内温度検出手段の検出温度が設定温度より小である場合に前記連続燃焼を維持しながら灰分を炉底に蓄積しないように排除させる炉底の両分割盤部の交互の回転作動機能をもっている灰落下部材による所定の灰落下動作を行うように制御する。
燃焼炉内部で、乾燥機能をもつ燃焼効率の高いステンレススチール製逆ロート状釜形状体を有して、上段部で燃料の乾燥機能、下段部で燃焼機能を持つ二段型燃焼炉部において、牛糞をさらに粉砕したものを使用した燃焼炉本体は、縦型円筒状で内寸1200mm、外寸1600mmで、高さ2000mmであり、耐火材にて構築されて、上下二段に分割されて、上段部燃焼炉は、炉内部に厚さ4〜12mmのステンレススチール製の逆ロート型円錐・円筒状釜を設けて、前記キャップ状釜では、炉体上部の燃料吹込み部には前記釜の上部円錐状付近での炉内空間部で、牛糞破砕体を螺旋状に回遊できるようになって、下方の逆ロート状釜円筒部で、炉体本体側面とキャップ釜の隙間を100mmの間隔にして、牛糞破砕体を螺旋状に落下させて乾燥を促進させるようになっており、下段部燃焼炉は、牛糞破砕体を下部方向に壁面に沿って螺旋状に落下しながら着火、燃焼できるようになって、炉底では逆円錐状にして、底部に直径400mmの脱着可能なステンレススチール製で、底に6mmの穴を60個持つ円筒容器を設置できるようにして、6mmの穴から空気を吹き上げるような状態にして、逆円錐状の下部から燃料での火炎を炉内部に通して上部に吹き上げるようになって、炉底を二分して交互に下方に移行して、積載された灰分を交互に下部に落下させて、スクリューコンベアで逐次炉外部に排出されて、連続燃焼を維持しながら灰分を炉底に蓄積しないように排除させた。
1…牛糞燃焼装置、
2…牛糞乾燥装置、
3…牛糞燃料
4…燃料供給コンベア
5…燃料供給装置
6…逆ロート状釜形状体
7…燃焼部
8…開閉扉
9…灰処理手段(灰処理部)
10…スクリューコンベア
11…温度センサ
12…灰処理部温度センサ
13…燃焼制御部
14…灰処理制御部
2…牛糞乾燥装置、
3…牛糞燃料
4…燃料供給コンベア
5…燃料供給装置
6…逆ロート状釜形状体
7…燃焼部
8…開閉扉
9…灰処理手段(灰処理部)
10…スクリューコンベア
11…温度センサ
12…灰処理部温度センサ
13…燃焼制御部
14…灰処理制御部
Claims (6)
- 装置本体内に設けられ、牛糞のバイオマスからなる燃料が収納される燃料収納部と、前記装置本体内に設けた燃焼部と、前記燃焼炉からの燃焼排ガスによって牛糞を乾燥装置によって乾燥してバイオマス燃料と敷材と肥料に仕上げるにおいて、牛糞とそれを乾燥させた燃料とからなる前記燃料収納部内から取り込まれる前記固体燃料を搬送し、燃料供給経路を通して前記固体燃料を前記燃焼部に供給する燃料搬送手段と、前記燃焼部の下部に設けられ、前記燃焼部に供給される前記固体燃料に前記点火手段で点火して着火させ、継続的な前記固体燃料の供給による燃焼時に発生する灰を前記燃焼部から回収処理する灰処理手段と、前記灰処理手段で回収した灰を収容する灰回収容器とを具備したバイオ燃料燃焼装置であって、前記燃焼灰処理手段は、炉底を二分して交互に下方に移行して、積載された灰分を交互に下部に落下させて、連続燃焼を維持しながら灰分を炉底に蓄積しないように排除させる炉底に分割作動の機能をもっていることを特徴とする牛糞バイオマス燃料の燃焼灰分連続処理装置。
- 燃焼装置において、燃焼中における燃焼の強弱に合わせて、前記炉底に分割作動における両分割盤部の回転作動させる部品を駆動させる時間を間隔的に変化させて、前記各回転作動を設定時間の経過に合わせて両分割盤部を交互に下方向に切り替えて回転作動させて、蓄積の灰分を落下させることができ、ノズルによる空気供給と灰分堆積の燃焼促進盤を所持しており、前記燃焼部に供給される前記固体燃料の供給量と燃焼温度の状況に応じて炉底の燃焼促進盤での両分割盤部を交互に所定時間で下方回転作動させて、灰分を落下させるとともに、燃焼後の消火時において前記各炉底分割盤部を正逆方向で互いに下方向に回転作動させることを特徴とする請求項1に記載の牛糞バイオマス燃料の燃焼灰分連続処理装置。
- 前記炉底の両分割盤部と下部に存在する塵灰排出装置の間に、各炉底分割盤部を閉じたときに略密閉される開閉自在な開閉蓋で燃焼促進の空気供給部位になり、灰分落下した塵灰排出装置に集積した灰分をスクリューコンベアで逐次炉外部に排出されるようになっていることを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の牛糞バイオマス燃料の燃焼灰分連続処理装置。
- 牛糞バイオマス燃料を燃焼させる燃焼部と、該燃焼部に牛糞バイオマス燃料を供給する牛糞バイオマス燃料供給手段と、炉内部で乾燥機能をもつ燃焼効率の高いステンレススチール製逆ロート状釜形状体を有して、上段部で牛糞燃料の乾燥機能、下段部で燃焼準備状態になっている二段式燃焼予備手段と、牛糞燃料を逆ロート状釜形状体に通して下部方向に壁面に沿って螺旋状に落下しながら着火、燃焼できるようになって、炉本体内で燃焼して、脱着可能な逆円錐状ステンレススチール製筒体の下部から燃料での火炎を内部に通して上部に吹き上げるようになっている燃焼手段と、牛糞バイオマス燃料の供給及び燃焼を制御する燃焼制御手段を備え、該灰処理部は、前記間隙から灰を落とす金属製の両開き戸式灰落とし処理装置を備える牛糞バイオマス燃料の燃焼装置において、前記両開き戸式灰落とし処理装置に所定量の灰が堆積したとき、該灰の上端に対応する位置の燃焼部内の温度を検出する燃焼部内温度検出手段と、前記燃焼部内温度検出手段の検出温度が予め設定された温度以下であるとき、両開き戸式灰落とし処理装置の片方の扉で前記灰落とし部による灰落とし動作を開始させ、この灰落とし動作中に検出温度が予め設定された設定温度以上となったとき、灰落とし動作を両開き戸式灰落とし処理装置の片方の扉で前記灰落としを停止させる灰処理制御手段とを設けていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の牛糞バイオマス燃料の燃焼灰分連続処理装置。
- 前記灰処理制御手段は、前記燃焼部内温度検出手段の特定位置での検出温度が設定温度より大である場合には前記連続燃焼を維持しながら灰分を炉底に蓄積しないように排除させる炉底分割移行機能をもっている装置による灰落下させる動作を行わず、前記燃焼部内温度検出手段の検出温度が設定温度より小である場合に前記連続燃焼を維持しながら灰分を炉底に蓄積しないように排除させる炉底の両分割盤部の交互の回転作動機能をもっている灰落下部材による所定の灰落下動作を行うように制御することを特徴とする請求項1〜請求項4に記載の牛糞バイオマス燃料の燃焼灰分連続処理装置。
- 燃焼炉内部で、乾燥機能をもつ燃焼効率の高いステンレススチール製逆ロート状釜形状体を有して、上段部で燃料の乾燥機能、下段部で燃焼機能を持つ二段型燃焼炉部において、牛糞をさらに粉砕したものを使用した燃焼炉本体は、縦型円筒状で内寸800mm〜1200mm、外寸1200mm〜1600mmで、高さ1300mm〜2000mmであり、耐火材にて構築されて、上下二段に分割されて、上段部燃焼炉は、炉内部に厚さ4〜12mmのステンレススチール製の逆ロート型円錐・円筒状釜を設けて、前記キャップ状釜では、炉体上部の燃料吹込み部には前記釜の上部円錐状付近での炉内空間部で、牛糞破砕体を螺旋状に回遊できるようになって、下方の逆ロート状釜円筒部で、炉体本体側面とキャップ釜の隙間を40〜100mmの間隔にして、牛糞破砕体を螺旋状に落下させて乾燥を促進させるようになっており、下段部燃焼炉は、牛糞破砕体を下部方向に壁面に沿って螺旋状に落下しながら着火、燃焼できるようになって、炉底では逆円錐状にして、底部に直径200〜400mmの脱着可能なステンレススチール製で、底に2〜8mmの穴を20〜60個持つ円筒容器を設置できるようにして、2〜8mmの穴から空気を吹き上げるような状態にして、逆円錐状の下部から燃料での火炎を炉内部に通して上部に吹き上げるようになって、炉底を二分して交互に下方に移行して、積載された灰分を交互に下部に落下させて、スクリューコンベアで逐次炉外部に排出されて、連続燃焼を維持しながら灰分を炉底に蓄積しないように排除させることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の牛糞バイオマス燃料の燃焼灰分連続処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020003409U JP3230248U (ja) | 2020-07-18 | 2020-07-18 | 牛糞バイオマス燃料の燃焼灰分連続処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2020003409U JP3230248U (ja) | 2020-07-18 | 2020-07-18 | 牛糞バイオマス燃料の燃焼灰分連続処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3230248U true JP3230248U (ja) | 2021-01-14 |
Family
ID=74096141
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2020003409U Active JP3230248U (ja) | 2020-07-18 | 2020-07-18 | 牛糞バイオマス燃料の燃焼灰分連続処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3230248U (ja) |
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2020
- 2020-07-18 JP JP2020003409U patent/JP3230248U/ja active Active
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