JP3229989B2 - 回転可能な塗装対象物の塗装装置 - Google Patents
回転可能な塗装対象物の塗装装置Info
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、回転可能な塗装
対象物の塗装装置に関するものである。
対象物の塗装装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、化粧ビンなどの回転可能な塗
装対象物41をコーティング塗装する方法として塗料の吹
き付け方法があった。
装対象物41をコーティング塗装する方法として塗料の吹
き付け方法があった。
【０００３】図９に示すように、これは多数の化粧ビン
等を縦方向に回転させながらスプレーガン42などにより
塗料を霧状に順次吹き付けていく方法である。
等を縦方向に回転させながらスプレーガン42などにより
塗料を霧状に順次吹き付けていく方法である。
【０００４】しかし、この方法によるとスプレーされた
塗料が化粧ビン等に付着する原料の使用効率が低く、塗
料の全使用量の約７０〜８０％は損出されているという
問題があった。
塗料が化粧ビン等に付着する原料の使用効率が低く、塗
料の全使用量の約７０〜８０％は損出されているという
問題があった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、従
来よりも原料の使用効率に優れる回転可能な塗装対象物
の塗装装置を提供しようとするものである。
来よりも原料の使用効率に優れる回転可能な塗装対象物
の塗装装置を提供しようとするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
この発明では次のような技術的手段を講じている。
この発明の回転可能な塗装対象物の塗装装置は、複数の
回転可能な塗装対象物の送り機構を有し、前記塗装対象
物を回転させながら流幕状に流出させた塗料へと供給し
ていくと共に、前記流幕状に流出させた塗料は回収して
再利用するようにし、塗装後の塗装対象物に付着した流
動性を有する塗料の重力移動を利用し塗装対象物を回転
させたり水平に対する角度を変化させたりして塗料の移
行を制御するようにしたことを特徴とする。
この発明では次のような技術的手段を講じている。
この発明の回転可能な塗装対象物の塗装装置は、複数の
回転可能な塗装対象物の送り機構を有し、前記塗装対象
物を回転させながら流幕状に流出させた塗料へと供給し
ていくと共に、前記流幕状に流出させた塗料は回収して
再利用するようにし、塗装後の塗装対象物に付着した流
動性を有する塗料の重力移動を利用し塗装対象物を回転
させたり水平に対する角度を変化させたりして塗料の移
行を制御するようにしたことを特徴とする。
【０００７】この装置では、回転可能な塗装対象物を流
幕状に流出させた塗料へと供給するようにしたので、ス
プレーガンなどによって塗装対象物に塗料を霧状に吹き
付ける場合よりも塗料の再使用のための回収性に格段に
優れる。 前記塗装対象物の略水平方向の自転の制御
機構と、塗装対象物の水平に対する角度の制御機構を具
備することとしてもよい。
幕状に流出させた塗料へと供給するようにしたので、ス
プレーガンなどによって塗装対象物に塗料を霧状に吹き
付ける場合よりも塗料の再使用のための回収性に格段に
優れる。 前記塗装対象物の略水平方向の自転の制御
機構と、塗装対象物の水平に対する角度の制御機構を具
備することとしてもよい。
【０００８】このように構成すると、塗装対象物の大き
さや形状に合わせ、塗装時や塗装後乾燥前の塗装対象物
の略水平方向の自転や水平に対する角度を制御すること
によって、塗装対象物に略均一な塗膜を形成させること
ができる。 複数の回転可能な塗装対象物の送り機構
の軌跡を、略垂直方向に延在する立体構造としてもよ
い。
さや形状に合わせ、塗装時や塗装後乾燥前の塗装対象物
の略水平方向の自転や水平に対する角度を制御すること
によって、塗装対象物に略均一な塗膜を形成させること
ができる。 複数の回転可能な塗装対象物の送り機構
の軌跡を、略垂直方向に延在する立体構造としてもよ
い。
【０００９】乾燥その他に必要な送り機能の軌跡を垂直
方向に延在する立体構造とすると、比較的に小規模な面
積であっても設置することができ、底面積の有効化を図
ることができる。なお、塗装対象物を垂直方向ではなく
略水平方向で自転させる態様とすると、自転の回転軸に
対する送り機能の軌跡の方向の関係からより容易に装置
の垂直構造化をすることができる。 この発明の塗装
対象物は、上記の回転可能な塗装対象物の塗装装置によ
り塗装されたものである。
方向に延在する立体構造とすると、比較的に小規模な面
積であっても設置することができ、底面積の有効化を図
ることができる。なお、塗装対象物を垂直方向ではなく
略水平方向で自転させる態様とすると、自転の回転軸に
対する送り機能の軌跡の方向の関係からより容易に装置
の垂直構造化をすることができる。 この発明の塗装
対象物は、上記の回転可能な塗装対象物の塗装装置によ
り塗装されたものである。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
面を参照して説明する。
【００１１】図１乃至図８に示すように、この実施形態
の回転可能な塗装対象物の塗装装置は、複数の塗装対象
物１の送り機構２を有する。塗装対象物１として例えば
ビンなどが挙げられる。前記塗装対象物１の送り機構２
は、チェーン３を用いてループ状の搬送機構として形成
した。
の回転可能な塗装対象物の塗装装置は、複数の塗装対象
物１の送り機構２を有する。塗装対象物１として例えば
ビンなどが挙げられる。前記塗装対象物１の送り機構２
は、チェーン３を用いてループ状の搬送機構として形成
した。
【００１２】図１及び図２に示すように、塗装対象物の
送り機構２（チェーン３によるループ状の搬送機構）の
軌跡は、スプロケット４を用いて略垂直方向に延在させ
て矢印の方向へと回転する立体構造としている。
送り機構２（チェーン３によるループ状の搬送機構）の
軌跡は、スプロケット４を用いて略垂直方向に延在させ
て矢印の方向へと回転する立体構造としている。
【００１３】そして塗装対象物の脱着領域５で送り機構
２に対して塗装対象物１を取り付け、塗装領域６で塗装
対象物１を回転（自転）させながら流幕状に流出させた
塗料へと供給し、塗装後の塗装対象物１は常温から約２
５０度程度まで昇温可能な乾燥領域７へと導いて乾燥さ
せ、最後に前記脱着領域５で取り外して次に処理すべき
塗装対象物１を取り付けるようにしている。
２に対して塗装対象物１を取り付け、塗装領域６で塗装
対象物１を回転（自転）させながら流幕状に流出させた
塗料へと供給し、塗装後の塗装対象物１は常温から約２
５０度程度まで昇温可能な乾燥領域７へと導いて乾燥さ
せ、最後に前記脱着領域５で取り外して次に処理すべき
塗装対象物１を取り付けるようにしている。
【００１４】図３及び図４に示すように、前記塗装対象
物１は、回転（自転）させながら流幕状に流出させた塗
料へと供給していくと共に、前記流幕状に流出させた塗
料は回収して再利用するようにしている。なお流幕状と
は、塗料がだいたい幕状となるように流したものであ
る。
物１は、回転（自転）させながら流幕状に流出させた塗
料へと供給していくと共に、前記流幕状に流出させた塗
料は回収して再利用するようにしている。なお流幕状と
は、塗料がだいたい幕状となるように流したものであ
る。
【００１５】すなわちパイプ８から流出した塗料をステ
ンレス板９に当てて、はね返った塗料が流幕状の広がり
を形成するようにしている。ステンレス板９に対するパ
イプ８の角度は、水平面に対して２０度前後で調整し
た。塗料の供給量はバルブ10で調整する。またパイプ８
とステンレス板９との間の距離の設定により、流幕の広
がり具合などを調整することができる。流幕は左右に設
けた針金11によるガイドを伝って流れるようにしてお
り、この針金11の調整によって塗装対象物１に塗料を塗
布する範囲を取り付け用の治具12にかからないように設
定することができる。
ンレス板９に当てて、はね返った塗料が流幕状の広がり
を形成するようにしている。ステンレス板９に対するパ
イプ８の角度は、水平面に対して２０度前後で調整し
た。塗料の供給量はバルブ10で調整する。またパイプ８
とステンレス板９との間の距離の設定により、流幕の広
がり具合などを調整することができる。流幕は左右に設
けた針金11によるガイドを伝って流れるようにしてお
り、この針金11の調整によって塗装対象物１に塗料を塗
布する範囲を取り付け用の治具12にかからないように設
定することができる。
【００１６】塗装対象物１に付着せず落下した塗料は回
収ボックス13に溜まり、ポンプ（図示せず）で循環させ
るようにしている。
収ボックス13に溜まり、ポンプ（図示せず）で循環させ
るようにしている。
【００１７】図５及び図６に示すように、塗装対象物１
は送り機構２のチェーン３の取り付け軸14に対して取り
付け用の治具12を介して取り付ける。塗装対象物の取り
付け軸14には一対のベアリング15を内装しており、前記
ベアリング15を介してガイド板16の上を走行しながら図
１及び図２に示す経路を立体的に移行する。
は送り機構２のチェーン３の取り付け軸14に対して取り
付け用の治具12を介して取り付ける。塗装対象物の取り
付け軸14には一対のベアリング15を内装しており、前記
ベアリング15を介してガイド板16の上を走行しながら図
１及び図２に示す経路を立体的に移行する。
【００１８】また図７及び図８に示すように、前記塗装
対象物１の略水平方向の自転の制御機構Ａと塗装対象物
１の水平に対する角度の制御機構Ｂを具備せしめてい
る。
対象物１の略水平方向の自転の制御機構Ａと塗装対象物
１の水平に対する角度の制御機構Ｂを具備せしめてい
る。
【００１９】図７、図３及び図４に示すように、塗装対
象物１の略水平方向の自転の制御機構Ａは、塗装対象物
１の自転駆動用チェーン17によりチェーン３の取り付け
軸14の外周に形成されたギア18を駆動して塗装対象物１
を強制的に自転させられるようにしている。これによ
り、塗装対象物１の塗膜が均一となるように自転（例え
ば正回転か逆回転かまた回転速度など）を制御する。
象物１の略水平方向の自転の制御機構Ａは、塗装対象物
１の自転駆動用チェーン17によりチェーン３の取り付け
軸14の外周に形成されたギア18を駆動して塗装対象物１
を強制的に自転させられるようにしている。これによ
り、塗装対象物１の塗膜が均一となるように自転（例え
ば正回転か逆回転かまた回転速度など）を制御する。
【００２０】図８に示すように、塗装対象物１の水平に
対する角度の制御機構Ｂは、モータ（図示せず）により
ギア19を駆動してネジ付きシャフト20を回動させ、支点
21（丸棒で構成）に対して載置台22が上下の向きに首振
りできるようにしている。載置台22はナットによって左
右に移動可能としている。これらにより、塗装対象物１
の塗膜が均一となるように角度（水平から上下に各２５
度を電動式機能により首振り可能とした）を制御する。
対する角度の制御機構Ｂは、モータ（図示せず）により
ギア19を駆動してネジ付きシャフト20を回動させ、支点
21（丸棒で構成）に対して載置台22が上下の向きに首振
りできるようにしている。載置台22はナットによって左
右に移動可能としている。これらにより、塗装対象物１
の塗膜が均一となるように角度（水平から上下に各２５
度を電動式機能により首振り可能とした）を制御する。
【００２１】そして塗装時に塗装対象物１を回転（自
転）させ略水平方向の自転の速度や、塗装対象物１の水
平に対する角度を制御することにより塗膜を均一に調整
するようにしている。
転）させ略水平方向の自転の速度や、塗装対象物１の水
平に対する角度を制御することにより塗膜を均一に調整
するようにしている。
【００２２】すなわち、塗装後の塗装対象物１に付着し
た塗料は乾燥前は流動性を有しており自重によりたれて
下方へ移動しようとするので、この重力移動を利用して
塗装対象物１を回転（自転）させたり水平に対する角度
を変化させたりして塗料の移行を制御し、塗料の被膜厚
が均一となるように調整する。なお、塗布時に塗装対象
物１を速く回転させると塗膜を薄めに制御することがで
きる。
た塗料は乾燥前は流動性を有しており自重によりたれて
下方へ移動しようとするので、この重力移動を利用して
塗装対象物１を回転（自転）させたり水平に対する角度
を変化させたりして塗料の移行を制御し、塗料の被膜厚
が均一となるように調整する。なお、塗布時に塗装対象
物１を速く回転させると塗膜を薄めに制御することがで
きる。
【００２３】このようにして制御を行ない塗装対象物１
として図示のような断面略正方形状の角型ビン（凹みや
でっぱりがある）の塗膜をほぼ均一となるようにして塗
装できた。また凹み部があるビンの底にも均一な塗膜を
形成できた。なお塗装対象物が断面略円形状の丸型ビン
の場合は、塗布の際に塗料の流幕に対して塗装対象物を
１回転させるだけでもほぼ均一な被膜となるように塗装
することができた。
として図示のような断面略正方形状の角型ビン（凹みや
でっぱりがある）の塗膜をほぼ均一となるようにして塗
装できた。また凹み部があるビンの底にも均一な塗膜を
形成できた。なお塗装対象物が断面略円形状の丸型ビン
の場合は、塗布の際に塗料の流幕に対して塗装対象物を
１回転させるだけでもほぼ均一な被膜となるように塗装
することができた。
【００２４】また従来のスプレー式の塗装方法は、単純
な単色塗りであり模様を出すことはできなかったが、こ
の実施形態では角度の制御などにより色々な模様（例え
ば大理石調の模様など、図示せず）の塗装物を自動にて
大量に製造することができる。
な単色塗りであり模様を出すことはできなかったが、こ
の実施形態では角度の制御などにより色々な模様（例え
ば大理石調の模様など、図示せず）の塗装物を自動にて
大量に製造することができる。
【００２５】次に、この実施形態の塗装対象物の塗装装
置の使用状態を説明する。
置の使用状態を説明する。
【００２６】この装置では、回転可能な塗装対象物１を
流幕状に流出させた塗料へと供給するようにしたので、
スプレーガンなどによって塗装対象物１に塗料を霧状に
吹き付ける場合よりも塗料の再使用のための回収性に格
段に優れる。よって、従来よりも原料の使用効率に優れ
るという利点がある。
流幕状に流出させた塗料へと供給するようにしたので、
スプレーガンなどによって塗装対象物１に塗料を霧状に
吹き付ける場合よりも塗料の再使用のための回収性に格
段に優れる。よって、従来よりも原料の使用効率に優れ
るという利点がある。
【００２７】すなわち塗装対象物１に付着せず落下した
塗料は回収ボックス13に溜まり、ポンプで循環させるよ
うにしたため塗料をほぼ１００％近く利用でき、資源活
用の有効化が図れる。また従来のスプレー式吹き付け方
法と比較して塗料廃棄物は１０分の１以下となり、塗料
かすが殆どでないので環境にも優しい。
塗料は回収ボックス13に溜まり、ポンプで循環させるよ
うにしたため塗料をほぼ１００％近く利用でき、資源活
用の有効化が図れる。また従来のスプレー式吹き付け方
法と比較して塗料廃棄物は１０分の１以下となり、塗料
かすが殆どでないので環境にも優しい。
【００２８】従来、塗装対象物を垂直方向に自転させて
スプレー塗装する場合、自転軸に取り付けるための治具
に塗料が噴霧され或いは落下してきて徐々に治具の塗膜
が付着してきていたが、この実施形態では略水平方向に
自転する塗装対象物を支える治具12には塗料がかからな
いように調整できるため、治具の厄介な塗料の除去作業
は不要であるという利点がある。
スプレー塗装する場合、自転軸に取り付けるための治具
に塗料が噴霧され或いは落下してきて徐々に治具の塗膜
が付着してきていたが、この実施形態では略水平方向に
自転する塗装対象物を支える治具12には塗料がかからな
いように調整できるため、治具の厄介な塗料の除去作業
は不要であるという利点がある。
【００２９】塗装対象物１の略水平方向の自転の制御機
構Ａと、塗装対象物１の水平に対する角度の制御機構Ｂ
を具備せしめており、塗装対象物１の大きさや形状に合
わせ、塗装時や塗装後乾燥前の塗装対象物１の略水平方
向の自転や水平に対する角度を制御することによって、
塗装対象物１に略均一な塗膜を形成させることができる
という利点がある。
構Ａと、塗装対象物１の水平に対する角度の制御機構Ｂ
を具備せしめており、塗装対象物１の大きさや形状に合
わせ、塗装時や塗装後乾燥前の塗装対象物１の略水平方
向の自転や水平に対する角度を制御することによって、
塗装対象物１に略均一な塗膜を形成させることができる
という利点がある。
【００３０】また、乾燥その他に必要な送り機能の軌跡
を垂直方向に延在する立体構造としており、比較的に小
規模な床面積であっても設置することができ、床面積の
有効化を図ることができるという利点がある。この実施
形態では塗装対象物１を垂直方向ではなく略水平方向で
自転させる態様としており、自転の回転軸に対する送り
機能の軌跡の方向の関係からより容易に装置の垂直構造
化をすることができる。
を垂直方向に延在する立体構造としており、比較的に小
規模な床面積であっても設置することができ、床面積の
有効化を図ることができるという利点がある。この実施
形態では塗装対象物１を垂直方向ではなく略水平方向で
自転させる態様としており、自転の回転軸に対する送り
機能の軌跡の方向の関係からより容易に装置の垂直構造
化をすることができる。
【００３１】従来のスプレー式吹き付け方法では塗装対
象物の自転軸が垂直方法であった為、塗装後の乾燥時間
や距離を得るためには平面走行しかさせ難く、広い作業
面積が必要であったが、この実施形態では床面積×高さ
として設置することができるため、従来の１０分の１以
内程度の床面積で立体的に設置することができる。
象物の自転軸が垂直方法であった為、塗装後の乾燥時間
や距離を得るためには平面走行しかさせ難く、広い作業
面積が必要であったが、この実施形態では床面積×高さ
として設置することができるため、従来の１０分の１以
内程度の床面積で立体的に設置することができる。
【００３２】
【発明の効果】この発明は上述のような構成であり、次
の効果を有する。
の効果を有する。
【００３３】スプレーガンなどによって塗装対象物に塗
料を霧状に吹き付ける場合よりも塗料の再使用のための
回収性に格段に優れるので、従来よりも原料の使用効率
に優れる回転可能な塗装対象物の塗装装置を提供するこ
とができる。
料を霧状に吹き付ける場合よりも塗料の再使用のための
回収性に格段に優れるので、従来よりも原料の使用効率
に優れる回転可能な塗装対象物の塗装装置を提供するこ
とができる。
【００３４】また、塗装後の塗装対象物に付着した流動
性を有する塗料の重力移動を利用し塗装対象物を回転さ
せたり水平に対する角度を変化させたりして塗料の移行
を制御するようにしたので、塗料の被膜厚が均一となる
ように調整することができる。
性を有する塗料の重力移動を利用し塗装対象物を回転さ
せたり水平に対する角度を変化させたりして塗料の移行
を制御するようにしたので、塗料の被膜厚が均一となる
ように調整することができる。
【図１】この発明の回転可能な塗装対象物の塗装装置の
実施形態であって、その立体構造の全体を正面視した説
明図。
実施形態であって、その立体構造の全体を正面視した説
明図。
【図２】図１の塗装装置を側面視した説明図。
【図３】図１の塗装装置で、塗装対象物を回転させなが
ら流幕状に流出させた塗料へと供給していく部分の要部
拡大斜視図。
ら流幕状に流出させた塗料へと供給していく部分の要部
拡大斜視図。
【図４】図３の斜視図の側面図。
【図５】図１の塗装装置で、塗装対象物を送り機構に取
り付ける構造を説明する一部断面図。
り付ける構造を説明する一部断面図。
【図６】図１の塗装装置で、塗装対象物を送り機構に取
り付ける構造を説明する一部分解斜視図。
り付ける構造を説明する一部分解斜視図。
【図７】図１の塗装装置で、塗装対象物の略水平方向の
自転の制御機構を説明する一部断面図。
自転の制御機構を説明する一部断面図。
【図８】図１の塗装装置で、塗装対象物の水平に対する
角度の制御機構を説明するための図。
角度の制御機構を説明するための図。
【図９】従来のスプレー式の塗装装置を説明する斜視
図。
図。
１ 塗装対象物 ２ 送り機構 Ａ 自転の制御機構 Ｂ 角度の制御機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B05B 13/02 B05D 1/30 B05D 3/00
Claims (4)
- 【請求項１】 複数の回転可能な塗装対象物の送り機構
を有し、前記塗装対象物を回転させながら流幕状に流出
させた塗料へと供給していくと共に、前記流幕状に流出
させた塗料は回収して再利用するようにし、塗装後の塗
装対象物に付着した流動性を有する塗料の重力移動を利
用し塗装対象物を回転させたり水平に対する角度を変化
させたりして塗料の移行を制御するようにしたことを特
徴とする回転可能な塗装対象物の塗装装置。 - 【請求項２】 前記塗装対象物の略水平方向の自転の制
御機構と、塗装対象物の水平に対する角度の制御機構を
具備する請求項１記載の回転可能な塗装対象物の塗装装
置。 - 【請求項３】 複数の回転可能な塗装対象物の送り機構
の軌跡を略垂直方向に延在する立体構造とした請求項１
又は２記載の回転可能な塗装対象物の塗装装置。 - 【請求項４】 請求項１乃至３のいずれかに記載の回転
可能な塗装対象物の塗装装置により塗装された塗装対象
物。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP37035999A JP3229989B2 (ja) | 1999-12-27 | 1999-12-27 | 回転可能な塗装対象物の塗装装置 |
| US09/749,220 US20020023582A1 (en) | 1999-12-27 | 2000-12-27 | Apparatus for coating rotatable objects to be coated |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP37035999A JP3229989B2 (ja) | 1999-12-27 | 1999-12-27 | 回転可能な塗装対象物の塗装装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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