JP3229796U - 磁気ホルダ - Google Patents

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Abstract

【課題】回転又は上下に移動することで支持平面に吸着させ、押されたり落とされたりしにくい磁気ホルダを提供する。【解決手段】磁気ホルダ100は、上蓋110と、上蓋110が上下に摺動可能に組み立てられるベース120と、回転凸部内に同軸に配置されるように位置限定される中心磁石130と、上下に摺動可能に中心磁石130と同軸に配置されるストッパ部材140と、ベース120の他側に設けられ、その中心に通気口151がある吸盤150と、ストッパ部材140と同軸に配置され、且つ中心に通気口151と連通しストッパ部材140に接続される空気流通路が開設されるサポート160と、中心磁石130と同心に配置されるリング磁石170と、を備える。これにより、磁気ホルダ100は、上蓋110を押し下げ又は引き上げることで、空気流通路を開閉するようにストッパ部材140を連動させて、磁気ホルダ100を吸着状態又は非吸着状態にする。【選択図】図2

Description

本考案は、磁気ホルダに関し、特に、滑らかな表面及び金属表面に吸着可能な磁気ホルダに関する。
従来の吸盤は、取り付けが速く、設置される物体の表面を損なうことはなく、吸着位置を簡単に変更することができるというメリットがあり、物体の安定性を高めて外力の激しい振盪により倒れないように、例えば、机、タイルの壁、ガラス等の平らな表面に物体を固定するために用いられることが多い。
ほとんどの吸盤は、推力で又は吸盤内に負圧を形成するように、吸盤の吸引力を増加させるが、吸盤の吸引力を解除するには、吸盤の縁部を引くか、反対方向に強い力で引き上げて空気を吸盤内に入れて、吸盤を脱落させるが、このような吸盤と吸引面との間の吸引力が不十分であり、長時間固定することが難しいという問題がある。
近年、ある業者により、底部に吸盤が取り付けられるカップが開発されてきた。カップを下げたり上げたりすることで、カップの底部の空気が出入し、更に吸盤が机に吸着し又は吸着機能を失うが、その強度として、吸盤の材料の硬化、変形、弾性の喪失に伴い、吸盤の真空効果が低下又は消滅して、カップ全体を交換する必要があり、コストの損失や不要な無駄が生じる。
これに鑑みて、構造が簡単で、様々な物体を置き換えて配置可能な吸盤を含むホルダを如何に効果的に改善するかは、関連業界の努力する目標になっている。
本考案の目的の一つは、磁気ホルダを提供することにあり、磁気ホルダを回転させ又は上下に移動することで、磁気ホルダを支持平面に吸着させ、且つ押されたり落とされたりしにくいようにする。
本考案の目的の、別の一つは、磁気ホルダを提供することにあり、磁気ホルダの内部の大きな磁石により、磁気ホルダの一側を支持平面に吸着させる時に、他側が磁気物質を吸着することができ、より広く使用されるようにする。
本考案の一態様の一実施形態によれば、中心に位置する回転凸部を含む上蓋と、上蓋が上下に摺動可能に組み立てられ、且つ中心に開口部があるベースと、回転凸部内に同軸に配置されるように位置限定される中心磁石と、上下に摺動可能に中心磁石と同軸に配置され、且つ中心磁石と上蓋との間に位置するストッパ部材と、ベースの他側に設けられ、中心に通気口がある吸盤と、ストッパ部材と同軸に配置され、ストッパ部材と吸盤との間に位置し、且つ中心に通気口と連通しストッパ部材に接続される空気流通路が開設されるサポートと、上蓋の一側に設けられ、且つ中心磁石と同心に配置されるリング磁石と、を備える磁気ホルダを提供する。
前文に記載の磁気ホルダによれば、ストッパ部材は、複数のフックを有する。
前文に記載の磁気ホルダによれば、吸盤は、吸盤の中心に設けられ、吸盤を上蓋に位置決めし且つサポートに接続されるための吸盤サポートを含んでよい。
前文に記載の磁気ホルダによれば、回転凸部は、ストッパ部材のフックを回転凸部に係合させるための複数の凹溝を含んでよい。
前文に記載の磁気ホルダによれば、上蓋は、回転凸部と同心に配置され、且つリング磁石を位置限定して設けるための環状凹部を更に含んでよい。
前文に記載の磁気ホルダによれば、リング磁石の上方に設けられる最上層を更に備えてよい。
これにより、本考案の磁気ホルダは、上蓋を押し下げ又は引き上げることで、空気流通路を開閉するようにストッパ部材を連動させて、磁気ホルダを吸着状態又は非吸着状態にする。また、吸盤が滑らかな表面に吸着される時に、他側がリング磁石により磁気が生じ、磁気物質を吸着でき、磁気ホルダに多機能と多用途のメリットを持たせる。
本考案の一態様の別の実施形態によれば、上蓋の中心に位置する回転凸部と、回転凸部を囲んで上蓋の周縁に設けられる少なくとも1つの固定ポストと、上蓋の周縁に設けられ且つ少なくとも1つの固定ポストに接続され、少なくとも1つの固定ポストと回転凸部との間に位置する少なくとも1つのスプリングポストと、を含む上蓋と、開口部を囲んでベースの周縁に設けられる少なくとも1つのスロープと、ベースの周縁に設けられ且つ少なくとも1つのスロープと開口部との間に位置する少なくとも2つの固定スプリングポストと、を含み、上蓋が上下に摺動可能にベースに組み立てられ、且つ中心に開口部があるベースと、回転凸部内に同軸に配置されるように位置限定される中心磁石と、上下に摺動可能に中心磁石と同軸に配置され、且つ中心磁石と上蓋との間に位置するストッパ部材と、ベースの他側に設けられ、中心に通気口がある吸盤と、ストッパ部材と同軸に配置され、ストッパ部材と吸盤との間に位置し、且つ中心に通気口と連通しストッパ部材に接続される空気流通路が開設されるサポートと、上蓋の一側に設けられ、且つ中心磁石と同心に配置されるリング磁石と、を備える磁気ホルダを提供する。
前文に記載の磁気ホルダによれば、ストッパ部材は、複数のフックを有する。
前文に記載の磁気ホルダによれば、吸盤は、吸盤の中心に設けられ、吸盤を上蓋に位置決めし且つサポートに接続されるための吸盤サポートを含んでよい。
前文に記載の磁気ホルダによれば、回転凸部は、ストッパ部材のフックを回転凸部に係合させるための複数の凹溝を含んでよい。
前文に記載の磁気ホルダによれば、上蓋は、回転凸部と同心に配置され、且つリング磁石を位置限定して設けるための環状凹部を更に含んでよい。
前文に記載の磁気ホルダによれば、リング磁石の上方に設けられる最上層を更に含んでよい。
前文に記載の磁気ホルダによれば、スロープは、その両端に設けられる2つのブロッキングブロックを有する。
これにより、本考案の磁気ホルダは、中心磁石とリング磁石との間の作用力により、ストッパ部材を連動させて空気流通路を遮断して、吸盤に吸着能力を持たせ、且つ上蓋を回転させ磁気ホルダに異なる吸着力を持たせることができる。
下記図面の簡単な説明は、本考案の前記又は他の目的、特徴、メリット、実施例をより分かりやすくするためのものである。
本考案の一実施形態の一実施例による磁気ホルダを示す模式図である。 図1の実施例の磁気ホルダを示す分解図である。 図1の実施例の磁気ホルダの非吸着状態を示す断面図である。 図1の実施例の磁気ホルダの吸着状態を示す断面図である。 本考案の別の実施形態の一実施例による磁気ホルダを示す分解図である。 図5の実施例の磁気ホルダにおける上蓋とベースの反時計回りの回転状態を示す分解斜視図である。 図5の実施例の磁気ホルダにおける上蓋とベースの時計回りの回転状態を示す分解斜視図である。 図6の実施例の磁気ホルダを示す断面図である。 図7の実施例の磁気ホルダを示す断面図である。
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。明らかに説明するために、数多くの実際の細部を下記で併せて説明する。しかしながら、これらの実際の細部は本考案を制限するためのものではないことが理解すべきである。つまり、本考案の一部の実施例において、これらの実際の細部は必要なものではない。図面を簡略化するために、ある従来慣用の構造と素子を図面において簡単に模式的に示す。また、繰り返した素子を、同一又は類似な番号で示すことがある。
図1及び図2を参照されたい。図1は、本考案の一実施形態の一実施例による磁気ホルダ100を示す模式図である。図2は、図1の実施例による磁気ホルダ100を示す分解図である。図1及び図2から分かるように、磁気ホルダ100は、上蓋110と、ベース120と、中心磁石130と、ストッパ部材140と、吸盤150と、サポート160と、リング磁石170と、を備える。
詳しく言えば、上蓋110は、上蓋110の中心に位置する回転凸部111を含む。上蓋110は、ベース120に上下に摺動可能に組み立てられ、且つベース120の中心に開口部121がある。中心磁石130は、回転凸部111内に同軸に配置されるように位置限定される。ストッパ部材140は、上下に摺動可能に中心磁石130と同軸に配置され、且つ中心磁石130と上蓋110との間に位置する。吸盤150は、ベース120の他側に設けられ、中心に通気口151がある。サポート160は、ストッパ部材140と同軸に配置され、ストッパ部材140と吸盤150との間に位置し、その中心に通気口151と連通し且つストッパ部材140に接続される空気流通路161が開設される。リング磁石170は、上蓋110の一側に設けられ、且つ中心磁石130と同心に配置される。これにより、磁気ホルダ100によれば、上蓋110を押し下げ又は引き上げることで、空気流通路161を開閉するようにストッパ部材140を連動させて、吸着状態又は非吸着状態にすることができる。
図2の実施例において、ストッパ部材140は、複数のフック141を有する。吸盤150は、吸盤150の中心に設けられ、吸盤150を上蓋110に位置決めするための、サポート160に接続される吸盤サポート152を含んでよい。回転凸部111は、ストッパ部材140のフック141を回転凸部111に係合させるための複数の凹溝112を含む。
また、磁気ホルダ100は、リング磁石170の上方向に設けられ、物体(別に示せず)を置くことに用いられることのできる最上層180を更に備えてよく、上蓋110は、回転凸部111と同心に配置され且つリング磁石170を位置限定して設けるための環状凹部113を更に含んでよい。詳しく言えば、磁気ホルダ100が吸着状態である場合、吸盤150の一側では、例えば、机又は壁等の如何なる支持平面(別に示せず)に吸着されることができるが、最上層180の一側では、リング磁石170が設けられるので磁気を持ち、例えば、鉄、コバルト及びニッケル等の製品等の磁気物質を吸着することができる。
図3及び図4を参照されたく、図3は、図1の実施例の磁気ホルダ100の非吸着状態を示す断面図であり、図4は、図1の実施例の磁気ホルダ100の吸着状態を示す断面図である。図3の実施例において、上蓋110が垂直上向きに持ち上げられると、回転凸部111がこれに伴い上方向に移動し、この場合、ストッパ部材140のフック141が回転凸部111の凹溝112に係合され、更にストッパ部材140が上蓋110と共に上方向に移動するように連動されて、ストッパ部材140がサポート160から脱離し、空気が空気流通路161を介して通気口151に流入し、吸盤150が吸着能力を失い、磁気ホルダ100が支持平面から脱離する。
図4の実施例において、中心磁石130とリング磁石170との間の磁力が平衡状態にある場合、中心磁石130は、やや上方寄りにリング磁石170の中空空間に位置するが、上蓋110が押し下げられると、リング磁石170は、上蓋110と共に下方へ移動し、中心磁石130とリング磁石170との間の平衡状態が破壊されるので、平衡状態を回復させるために、リング磁石170との磁気的に釣り合う位置に到達するまで、中心磁石130はこれに伴って下方へ移動して、更にストッパ部材140を下方へ移動するように連動させて空気流通路161を遮断し、空気を通気口151から排出させて、吸盤150を真空状態にすることで、磁気ホルダ100が支持平面に吸着されるようになる。
これにより、本考案の磁気ホルダ100は、上蓋110を押し下げ又は引き上げることで、支持平面に吸着され又はそれから脱離し、この作動形態が倒れないカップホルダに適用されることができる。例として、磁気ホルダ100の最上層180にカップホルダを設けることができ、カップをカップホルダに置く場合、上蓋110を押し下げてストッパ部材140を連動させて空気流通路161を遮断して、磁気ホルダ100を吸着状態にし、この場合、カップが外力により倒れにくい。また、磁気ホルダ100を他の位置に移動する必要があると、上蓋110を垂直上向きに引き上げ、ストッパ部材140のフック141が回転凸部111の凹溝112に係合されるため、上蓋110につれて上方へ移動し、磁気ホルダ100が非吸着状態になり、如何なる支持平面にも自由に置かれることができる。
本考案の別の実施形態の一実施例による磁気ホルダ200を示す分解図である図5を引き続き参照されたい。図5から分かるように、磁気ホルダ200は、上蓋210と、ベース220と、中心磁石230と、ストッパ部材240と、吸盤250と、サポート260と、リング磁石270と、を備える。
詳しく言えば、上蓋210は、回転凸部211、少なくとも1つの固定ポスト214及び少なくとも1つのスプリングポスト215を含む。回転凸部211は上蓋210の中心に位置し、固定ポスト214は回転凸部211を囲んで上蓋210の周縁に設けられ、スプリングポスト215は上蓋210の周縁に設けられ固定ポスト214に接続され、固定ポスト214と回転凸部211との間に位置する。上蓋210は回転可能且つ上下に摺動可能にベース220に組み立てられ、且つベース220は、中心に開口部221があり、少なくとも1つのスロープ222及び少なくとも2つの固定スプリングポスト223を含む。スロープ222は、開口部221を囲んでベース220の周縁に設けられ、固定スプリングポスト223は、スロープ222と開口部221との間に位置するようにベース220の周縁に設けられる。中心磁石230は、回転凸部211内に同軸に配置されるように位置限定される。ストッパ部材240は、上下に摺動可能に中心磁石230と同軸に配置され、且つ中心磁石230と上蓋210との間に位置する。吸盤250は、ベース220の他側に設けられ、中心に通気口251がある。サポート260は、ストッパ部材240と同軸に配置され、ストッパ部材240と吸盤250との間に位置し、中心に通気口251と連通しストッパ部材240に接続される空気流通路261が開設され、リング磁石270は、上蓋210の一側に設けられ、且つ中心磁石230と同心に配置される。これにより、磁気ホルダ200は、上蓋210を回転させて上下に移動させることで、異なる状態を生じさせることができる。
図5の実施例において、ストッパ部材240は、複数のフック241を有する。吸盤250は、吸盤250の中心に設けられ、吸盤250を上蓋210に位置決めし且つサポート260に接続されるための吸盤サポート252を含む。回転凸部211は、ストッパ部材240のフック241を回転凸部211に係合させるための複数の凹溝212を含む。また、図2の実施例に合わせて、図5の実施例において、磁気ホルダ200のリング磁石270並びに最上層280の配置及び作用の何れも図2の実施例の磁気ホルダ100の記載と同じ、ここで説明しない。以下、磁気ホルダ200が時計回り及び反時計回りに回転する時に、上蓋210とベース220との接続関係を詳しく説明する。
図6及び図7を参照されたい。図6は、図5の実施例による磁気ホルダ200における上蓋210とベース220の反時計回りの回転状態を示す分解斜視図である。図7は、図5の実施例による磁気ホルダ200における上蓋210とベース220の時計回りの回転状態を示す分解斜視図である。図6及び図7の実施例において、上蓋210は、複数のスナップ部材216を更に含み、ベース220は、複数のファスナー224を更に含み、ベース220の脱落を防止するようにスナップ部材216がファスナー224に係合される。また、スロープ222は、スロープ222の両端に設けられるそれぞれ第1のブロッキングブロック225a及び第2のブロッキングブロック225bである2つのブロッキングブロック225を有し、第1のブロッキングブロック225aが第2のブロッキングブロック225bよりも高く設けられ、2つの固定スプリングポスト223は、それぞれ第1のブロッキングブロック225aに対応する第1の固定スプリングポスト223a、及び第2のブロッキングブロック225bに対応する第2の固定スプリングポスト223bである。
図6及び図7の実施例から分かるように、上蓋210を反時計回りに回転させる場合、固定ポスト214はスロープ222に沿って下方に摺動し、第2のブロッキングブロック225bに触ると止まり、スプリングポスト215は固定ポスト214に従って移動し第2の固定スプリングポスト223bと第2のブロッキングブロック225bとの間に入り、且つ第2の固定スプリングポスト223bに固定される。反対に、上蓋210を時計回りに回転させる場合、固定ポスト214はスロープ222に沿って上方に摺動し、第1のブロッキングブロック225aに触ると止まり、且つスプリングポスト215は固定ポスト214に従って移動し第1の固定スプリングポスト223aと第1のブロッキングブロック225aとの間に入り、且つ第1の固定スプリングポスト223aに固定される。しかしながら、磁気ホルダ200は、反時計回り回転又は時計回りに回転の何れも状態でも、吸着状態であり、詳しい作動形態については、以下の通りである。また、図6及び図7の実施例において、固定ポスト214、スプリングポスト215及びスロープ222の何れも4つであるが、その数及び接続関係は本開示内容に限定されない。
図8及び図9を参照されたい。図8は、図6の実施例の磁気ホルダ200を示す断面図であり、図9は、図7の実施例の磁気ホルダ200を示す断面図である。図8及び図9の実施例から分かるように、中心磁石230とリング磁石270との間の磁力が平衡状態にある場合、中心磁石230は、やや上方寄りにリング磁石270の中空空間に位置し、且つ反時計回り回転又は時計回り回転を問わず、何れも中心磁石230とリング磁石270との間の平衡状態を破壊するので、平衡状態を回復するために、中心磁石230はリング磁石270と磁気的に釣り合う位置に移動し、更にストッパ部材240を下方へ移動するように連動させて空気流通路261を遮断して、空気を通気口251から排出させ、吸盤250が真空状態となり、支持平面に吸着される。しかしながら、反時計回り又は時計回り回転によって磁気ホルダ200の支持平面に対する吸着力を変えることができる。
また、支持平面に吸着される磁気ホルダ200を支持平面から分離する必要があると、上蓋210を垂直上向きに持ち上げ、この場合、ストッパ部材240のフック241が回転凸部211の複数の凹溝212に係合されて、ストッパ部材240を上蓋210と共に持ち上げるように連動して、ストッパ部材240とサポート260とを分離させ、空気が空気流通路261を介して通気口251に流入し、結果として吸盤250がこれで吸着能力を失い、磁気ホルダ200が支持平面から分離される。
これにより、本考案の磁気ホルダ200は中心磁石230及びリング磁石270の間の作用力により、ストッパ部材240を下向きに空気流通路261を遮断して、磁気ホルダ200に吸着力を持たせ、如何なる支持平面にも吸着可能にさせ、且つ反時計回り又は時計回り回転によって、異なる吸着力を生じさせることができる。この作動形態は磁気ホルダ200を壁に吸着させることに適用でき、磁気ホルダ200が吸着力が弱すぎて落ちることを防止する。
要するに、本考案の磁気ホルダは、上蓋を回転させ及び上下に移動させることで、磁気ホルダを支持平面に吸着させ又はそれから分離させ、その最上層にカップホルダ、フック又は様々な固定する必要がある物体を設けてよく、また磁気ホルダの内部のリング磁石により、その上蓋の一側に磁気を持たせ、磁気物質を吸着できる。これにより、本考案の磁気ホルダはユーザーのニーズを満たし、幅広い適用を提供することができる。
本考案では実施形態を前述の通り開示したが、これらは本考案を限定するものではなく、該分野の技術を熟知しているものであれば、本考案の精神と領域を離脱しない範囲内で、多様の変動や修正を加えることができ、従って本考案の保護範囲は、実用新案登録請求の範囲で指定した内容を基準とする。
100、200:磁気ホルダ
110、210:上蓋
111、211:回転凸部
112、212:凹溝
113:環状凹部
214:固定ポスト
215:スプリングポスト
216:スナップ部材
120、220:ベース
121、221:開口部
222:スロープ
223:固定スプリングポスト
223a:第1の固定スプリングポスト
223b:第2の固定スプリングポスト
224:ファスナー
225:ブロッキングブロック
225a:第1のブロッキングブロック
225b:第2のブロッキングブロック
130、230:中心磁石
140、240:ストッパ部材
141、241:フック
150、250:吸盤
151、251:通気口
152、252:吸盤サポート
160、260:サポート
161、261:空気流通路
170、270:リング磁石
180、280:最上層

Claims (13)

  1. 中心に位置する回転凸部を含む上蓋と、
    前記上蓋が上下に摺動可能に組み立てられ、且つ中心に開口部があるベースと、
    前記回転凸部内に同軸に配置されるように位置限定される中心磁石と、
    上下に摺動可能に前記中心磁石と同軸に配置され、且つ前記中心磁石と前記上蓋との間に位置するストッパ部材と、
    前記ベースの他側に設けられ、中心に通気口がある吸盤と、
    前記ストッパ部材と同軸に配置され、前記ストッパ部材と前記吸盤との間に位置し、且つ中心に前記通気口と連通し前記ストッパ部材に接続される空気流通路が開設されるサポートと、
    前記上蓋の一側に設けられ、且つ前記中心磁石と同心に配置されるリング磁石と、
    を備える磁気ホルダ。
  2. 前記ストッパ部材は、複数のフックを有する請求項1に記載の磁気ホルダ。
  3. 前記吸盤は、前記吸盤の中心に設けられ、前記吸盤を前記上蓋に位置決めし且つ前記サポートに接続されるための吸盤サポートを含む請求項1に記載の磁気ホルダ。
  4. 前記回転凸部は、前記ストッパ部材の前記フックを前記回転凸部に係合させるための複数の凹溝を含む請求項2に記載の磁気ホルダ。
  5. 前記上蓋は、前記回転凸部と同心に配置され、且つ前記リング磁石を位置限定して設けるための環状凹部を更に含む請求項1に記載の磁気ホルダ。
  6. 前記リング磁石の上方に設けられる最上層を更に備える請求項1に記載の磁気ホルダ。
  7. 上蓋の中心に位置する回転凸部と、前記回転凸部を囲んで前記上蓋の周縁に設けられる少なくとも1つの固定ポストと、前記上蓋の周縁に設けられ且つ前記少なくとも1つの固定ポストに接続され、前記少なくとも1つの固定ポストと前記回転凸部との間に位置する少なくとも1つのスプリングポストと、を含む上蓋と、
    前記開口部を囲んで前記ベースの周縁に設けられる少なくとも1つのスロープと、前記ベースの周縁に設けられ且つ前記少なくとも1つのスロープと前記開口部との間に位置する少なくとも2つの固定スプリングポストと、を含み、前記上蓋が上下に摺動可能に組み立てられ、且つ中心に開口部があるベースと、
    前記回転凸部内に同軸に配置されるように位置限定される中心磁石と、
    上下に摺動可能に前記中心磁石と同軸に配置され、且つ前記中心磁石と前記上蓋との間に位置するストッパ部材と、
    前記ベースの他側に設けられ、中心に通気口がある吸盤と、
    前記ストッパ部材と同軸に配置され、前記ストッパ部材と前記吸盤との間に位置し、且つ中心に前記通気口と連通し前記ストッパ部材を接続する空気流通路が開設されるサポートと、
    前記上蓋の一側に設けられ、且つ前記中心磁石と同心に配置されるリング磁石と、
    を備える磁気ホルダ。
  8. 前記ストッパ部材は、複数のフックを有する請求項7に記載の磁気ホルダ。
  9. 前記吸盤の中心に設けられ、前記吸盤を前記上蓋に位置決めし且つ前記サポートに接続されるための吸盤サポートを含む請求項7に記載の磁気ホルダ。
  10. 前記回転凸部は、前記ストッパ部材の前記フックを前記回転凸部に係合させるための複数の凹溝を含む請求項8に記載の磁気ホルダ。
  11. 前記上蓋は、前記回転凸部と同心に配置され、且つ前記リング磁石を位置限定して設けるための環状凹部を更に含む請求項7に記載の磁気ホルダ。
  12. 前記リング磁石の上方に設けられる最上層を更に備える請求項7に記載の磁気ホルダ。
  13. 前記少なくとも1つのスロープは、その両端に設けられる2つのブロッキングブロックを有する請求項7に記載の磁気ホルダ。
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