JP3229447U - マスク用装着具 - Google Patents

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鈴木 隆文
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Abstract

【課題】マスクを長時間装着する際に装着者の耳が圧迫されることを防ぎ、装着者の使用状況に応じて簡易にまたは固定してマスクを装着するためのマスク用装着具を提供する。【解決手段】マスク用装着具1は帯状に形成された本体部2と、本体部2長手方向に間隔をおいて設けられ、一対のマスクの耳掛け部を引っ掛けて係止することができる第1係止部3および第2係止部4と、第1係止部3および第2係止部4を本体部2長手方向において挟み込むように互いに離れて配置された第1係合部5と第2係合部6とを含み、第1係合部5および第2係合部6は、本体部2を円環状とするように互いに結合可能に設けられている。【選択図】図2

Description

本考案は、マスクを装着した際に、マスクの耳掛け部が装着者の耳を圧迫することがないマスク用装着具に関する。
従来、感染症等の原因となるウィルスや花粉の飛沫、大気中を浮遊する有害物質から装着者を保護する目的や、感染症等の罹患者のエチケットとしてマスクが用いられている。特に2019年末以降、新型コロナウィルス感染症(COVID−19)の世界的な流行により、これまでにないほど多くの人が日常的にマスクの装着をするようになっている。
長時間マスクを装着していると、マスクの耳掛け部が装着者の耳を圧迫し、人によっては耳に痛みや不快感を生じ、場合によっては皮膚炎や頭痛に発展することがある。そこで、このような問題点に対処するため、特許文献1または特許文献2にみられるように、マスクの耳掛け部が装着者の耳に接触しないようにマスクを装着するためのマスク用係止具が開発されている。
特開2016−83250号公報 特開2011−04910号公報
ところが、特許文献1または特許文献2のマスク用係止具では、一対のマスクの耳掛け部の一方または両方をボタン留め、ベルクロ(登録商標)または紐等によって固定しなければならないため、鼻をかんだりするために頻繁にマスクを取り外す場合など、簡易に装着したり取り外したりしたい際には手間がかかる。また、特許文献1のマスク係止具においては、固定していない方のマスクの耳掛け部の係止方法に関して、係止具の差し込み部にマスクの耳掛け部を差し込むのみであるため、運動をする際など、マスクを確実に固定して装着したい時にはマスクが外れてしまうという不安があった。
本考案の課題は、マスクの耳掛け部がマスク装着者の耳を圧迫することなく、装着者の使用状況に応じて、簡易にまたは確実に固定してマスクを係止することができるマスク用装着具を提供することである。
上記課題を解決するために、本考案のマスク用装着具のある態様は、薄型の帯状に形成された本体部と、本体部において、本体部長手方向に設けられ、一対のマスクの耳掛け部を引っ掛けて係止することができる第1係止部および第2係止部と、第1係止部および第2係止部を本体部長手方向において挟み込むように互いに離れて配置された第1係合部と第2係合部とを含む。第2係止部は第1係止部から本体部長手方向において離れた位置にあり、第1係合部と第2係合部とは互いに結合および分離することができるとよい。
この構成によれば、装着者の耳を圧迫することなく、一対のマスクの耳掛け部を第1係止部および第2係止部に引っ掛けて係止することで、マスクを簡易に装着することができる。また、装着者の使用状況に応じ、結合された第1係合部と第2係合部によって円環状になったマスク装着具にマスクの一対の耳掛け部を通すことで、マスクがずれたり外れたりすることがないよう、マスクを確実に固定して装着することもできる。なお、第1係合部および第2係合部が、第1係止部および第2係止部を本体部長手方向において挟み込むように互いに離れて配置されているため、第1係止部および第2係止部が設けられている本体部の幅に干渉することが無い。
第1係止部および第2係止部が、本体部長手方向に間隔を置いて複数設けられているとよい。
この構成によれば、装着者の頭部のサイズ、形状およびマスクの鼻や口に接触する押圧力の好みによって、マスクの耳掛け部の張力を適宜変更することができる。
上記の構成において、第1係止部および第2係止部は、本体部の長手方向に平行な2つの側縁が切り欠かれることによって形成されていてもよい。
この構成によれば、マスクの一対の耳掛け部をより安定して係止することができる。
上記の構成において、前記第1係合部および前記第2係合部がボタン、面ファスナー、線ファスナー、フックまたは磁石であってもよい。
この構成によれば、第1係合部および第2係合部について、結合の強度や分離のしやすさ、第1係合部および第2係合部の美観の好みによって種類を変更することができる。
上記の態様において、マスク用装着具の本体部表面または裏面の少なくとも一方が反射素材の層を有しているとよい。
この構成によれば、夜道などでマスク用装着具の表面または裏面の少なくとも一方が反射し、後方から来る自動車や自転車等から装着者の安全が守られる。
以上の構成によれば、マスクを長時間使用してもマスクの一対の耳掛け部が装着者の耳を圧迫することなく、装着者の使用状況や好みに応じてマスクを簡易に装着したり、確実に固定して装着したりすることができる。
マスク用装着具の一実施形態における平面図である。 マスク用装着具の一実施形態における平面図である。 (A)〜(C)は、マスク用装着具の係合部の選択可能な複数の態様の例である。 マスク用装着具の一実施形態における断面図である。 第一実施形態に係るマスク用装着具の実際の使用状態を示す図である。 第一実施形態に係るマスク用装着具の実際の使用状態を示す図である。
以下、本考案に係るマスク装着具について図面を参照しながら説明する。
本考案のマスク用装着具1は、マスク装着者の後頭部または首の後方においてマスクの一対の耳掛け部を係止するためのものであり、軟質ポリ塩化ビニルなどの折り曲げ可能な可撓性素材を薄く加工して形成されている。マスク用装着具1は薄型の帯状に形成された本体部2と、本体部2の長手方向に設けられ、マスクの一対の耳掛け部の一方を引っ掛けることができる第1係止部3と、第1係止部3から本体部長手方向において離れた位置に設けられ、マスクの一対の耳掛け部の他方を引っ掛けることができる第2係止部4を含む。
図1において、第1係止部3および第2係止部4は、本体部長手方向に平行な2つの側縁8,9について、本体部短手方向および他方の係止部に向かって本体部長手方向に、略L字型またはこれと対称にそれぞれ切り欠いて形成されている。第1係止部3および第2係止部4は図1に示す形状に限らず、このマスクの一対の耳掛け部を係止できるものであれば他の形状であってもよい。例えば、本体部2の長手方向に平行な2つの側縁8,9から他方の係止部に向かって斜めに伸びる突起や、本体部2に形成されたコの字型や半円弧状の切れ込みであって、第1係止部3と第2係止部4の切れ込みのコの字または半円弧が、係止対象となるマスクの一対の耳掛け部側にそれぞれ開口している形状であってもよい。
また、図1に示すように、本考案に係るマスク用装着具1は前記本体部長手方向において互いに離れた位置に設けられた第1係合部5および第2係合部6を含む。第1係合部5と第2係合部6とは互いに結合および分離可能なスナップボタンである。例えば図1に示すような雄ボタンと雌ボタンであってよい。第1係合部5および第2係合部6は、第1係止部3および第2係止部4が設けられた本体部の幅に干渉することがないように、第1係止部3および第2係止部4を挟み込むように配置されている。
他の形態では、第1係止部3および第2係止部4は、図2に示すように、本体部長手方向において間隔を置いて4か所ずつ設けられている。第1係止部3および第2係止部4を複数設けることで、マスクの一対の耳掛け部を係止する位置を自由に調節することができる。これにより、装着者の頭部の形状、サイズおよびマスクが鼻や口に接触する押圧力の好みに応じて、マスクの耳掛け部の張力を調節することができる。
図3(A)〜3(C)に示すように、第1係合部5および第2係合部6は上述したボタンに限らず、互いに結合および分離可能な面ファスナー、線ファスナー、フックまたはネオジム磁石など磁力の強力な磁石などであってもよく、第1係合部5および第2係合部6の結合の強度や分離のしやすさ、美観の好みによって適宜選択してよい。
図4に示すように、マスク用装着具1の本体部2の表面または裏面の少なくとも一方は、軟質ポリ塩化ビニルなどの折り曲げ可能な可撓性の反射素材7の層を有していてもよい。このような態様により、装着者の後方から来る車や自転車などの運転者に対してマスク用装着具1の装着者の存在を知らせることができ、夜道など暗い場所いる時の装着者の安全を高めることができる。なお、マスク用装着具として使用していない時でも、第1係合部5と第2係合部6を互いに結合することで手首や鞄の取手等に取り付けて携帯しておけば、反射素材7の機能によりマスク用装着具1の携帯者の安全性を高めることができる。
図5は、本考案に係るマスク用装着具1を使用した際の例である。装着者は、マスクを装着する前または装着した後に本体部2を後頭部または首の後方に当てるようにし、マスクの一対の耳掛け部を第1係止部3および第2係止部4と本体部2との間に形成される溝にそれぞれ引っ掛けて係止することで、マスクの一対の耳掛け部が装着者の耳を圧迫することなくマスクを装着することができる。マスクの一対の耳掛け部は第1係止部3および第2係止部4と本体部2との間に形成される溝に引っ掛けて簡易に係止しているにすぎず、鼻をかんだりものを食べたりするためにマスクを頻繁に着脱したい場合にも、面倒になることはない。
図6に示すように、第1係合部5と第2係合部6を互いに結合することにより、円環状になった本体部にマスクの一対の耳掛け部を通してマスクを係止することも可能である。この態様において装着者は、マスクを装着する前または装着した後に、マスクの一対の耳掛け部を本体部2に通しておき、第1係合部5および第2係合部6の結合によって円環状になったマスク用装着具1を後頭部または首の後方に当てるようにし、マスクの一対の耳掛け部を係止することで、マスクの耳掛け部が装着者の耳を圧迫することなくマスクを装着することができる。マスクの一対の耳掛け部は、互いに結合する第1係合部5および第2係合部6を装着者が意図的に分離させない限り、円環状になったマスク用装着具1から外れることはなく、激しい動きをする運動時など、マスクを確実に固定して係止したい場合にも便利である。また、この形態では、マスク用装着具として使用しない時に、手首や鞄の取手等に取り付けて携帯することも可能である。
本考案は上記した実施の形態に限られるものではなく、本考案の趣旨の範囲内で種々の変更が可能である。例えば、上記の実施の形態では第1係合部5および第2係合部6を互いに結合および分離可能なボタン、面ファスナー、フックまたはネオジム磁石など磁力の強力な磁石としたが、互いに結合および分離するものであればバックル、紐、ナスカン等であってもよい。しかしながら、マスク用装着具が嵩張らず、かつ第1係合部5と第2係合部6との結合および分離が簡単にできるボタン、面ファスナー、フックまたはネオジム磁石など磁力の強力な磁石であるのがより好ましい。
1 : マスク用装着具
2 : 本体部
3 : 第1係止部
4 : 第2係止部
5 : 第1係合部
6 : 第2係合部
7 : 反射素材
8,9 : 側縁

Claims (5)

  1. 帯状に形成された本体部と、
    前記本体部において、前記本体部長手方向に間隔を置いて設けられ、一対のマスクの耳掛け部を引っ掛けて係止することができる第1係止部および第2係止部と、
    前記第1係止部および前記第2係止部を前記本体部長手方向において挟み込むように互いに離れて配置された第1係合部と第2係合部とを含み、
    前記第1係合部および前記第2係合部は、前記本体部を円環状とするように互いに結合可能に設けられている、マスク用装着具。
  2. 前記第1係止部および前記第2係止部が、前記本体部長手方向に間隔を置いて複数設けられている、請求項1に記載のマスク用装着具。
  3. 前記第1係止部および前記第2係止部は前記本体部の長手方向に平行な2つの側縁が切り欠かれることによって形成されている、請求項1に記載のマスク用装着具。
  4. 前記第1係合部および前記第2係合部がボタン、面ファスナー、フックまたは磁石である、請求項1に記載のマスク用装着具。
  5. 前記本体部の表面または裏面の少なくとも一方に反射素材の層を有する、請求項1に記載のマスク用装着具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022102019A (ja) * 2020-12-25 2022-07-07 直大 杉山 マスク取着用補助バンド

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