JP3229392B2 - 水中有害生物防除剤 - Google Patents
水中有害生物防除剤Info
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Description
水系における有害生物の付着、繁殖による被害の防止を
目的とする水中有害生物防除剤に関し、詳しくは、船
舶、漁網、浮標、海水誘導管などの水中構造物表面にお
ける水中有害生物の付着を防止するために用いられる水
中有害生物防除剤に関するものである。
造物、たとえば、船舶、港湾施設、浮標、パイプライ
ン、橋梁、海底油田掘削設備、発電所あるいは臨海プラ
ントの導水路管、魚網や養殖用筏などにはフジツボ、イ
ガイ、アオサなどの大型付着動植物および珪藻、バクテ
リアなどの微細生物が付着し、構造物の腐食、船舶の海
水摩擦抵抗の増大、魚網の目詰りによる魚介類の大量ヘ
イ死、重量増加による沈降や作業能率の低下などの被害
が発生する。また、河川水や湖水などの自然水を利用し
た冷却水などの工業用水系および中、上水道水を使用す
る循環式冷却装置などでは、バクテリア、珪藻、ラン
藻、アオミドロなどが異常繁殖し、水質の悪化や器壁へ
の付着による冷却効率の低下や水管の閉塞、流量減少な
どの障害を引き起こす。
止するために、亜酸化銅、ロダン化銅、酸化水銀などの
無機重金属化合物あるいはトリブチル錫オキサイド、ト
リフェニル錫オキサイド、トリブチル錫(メタ)アクレ
リート重合物などの有機金属化合物を含有する防汚剤を
用いることが行われている。
の化合物は毒性が極めて強く、取り扱いに特別の注意を
要するだけではなく、魚体への蓄積による奇形の発生や
環境汚染が問題となっており、重金属や有機金属を含有
しない防汚剤を用いることが要望されていた。
として、アルキルフェノール類(特開平3−12830
2号公報)あるいはジクロロ−N−フェニルマレイミド
類(特公平2−24242号公報)などを用いることが
提案されているが、これらの化合物はその効果は充分と
はいえず、しかも短期間でその効果が失われてしまうた
め、実用的なものとはなっていないのが現状である。
面での問題点、すなわち毒性や残留性などが低く、生態
系や作業環境に悪影響を及ぼすことがなく、しかも、そ
の効果を長期間発揮し得る水中有害生物防除剤を提供す
ることにある。
を重ねた結果、メルカプトフェノール化合物を含む水中
有害生物防除剤を用いることによって上記目的が達成さ
れることを見出し、本発明を完成した。
式(I)(前記〔化1〕の一般式(I)と同じ)で表さ
れる化合物の1種もしくは2種以上を有効成分として含
む水中有害生物防除剤を提供するものである。
てさらに詳細に説明する。
て、R1およびR2で表されるアルキル基としては、たとえ
ば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、イソブチル、第二ブチル、第三ブチル、アミル、ヘ
キシル、ヘプチル、オクチル、イソオクチル、2−エチ
ルヘキシル、第三オクチル、ノニル、イソノニル、第三
ノニル、デシル、イソデシル、ドデシル、トリデシル、
イソトリデシル、テトラデシル、ヘキサデシル、オクタ
デシル、エイコシル、ドコシル、テトラコシル、トリア
コンチルなどの直鎖または分岐のアルキル基があげら
れ、また、R1およびR2で表されるハロゲン原子としては
フッ素、塩素、沃素または臭素があげられ、Aで表され
るモノアシル基としては、アセチル、プロピオニル、ブ
チリル、バレリル、ピバロイル、ラウロイル、ミリスト
イル、パルミトイルまたはステアロイルなどの基があげ
られる。
ものは公知の化合物であり、例えば、メルカプトフェノ
ール類とハロゲン化アルカン類(Y− (B) n :Bはハ
ロゲン原子)またはエポキシ化合物(下記〔化3〕) 等
と反応させる周知のエーテル化によって容易に製造する
ことができる。
する際に用いることのできる上記ハロゲン化アルカンと
しては、例えば、塩化メチル、塩化エチル、塩化プロピ
ル、塩化ヘキシル、塩化オクチル、塩化ノニル、塩化ド
デシル、ジクロロエタン、ジブロモエタン、ジクロロヘ
キサンなどがあげられ、上記エポキシ化合物としては、
エピクロルヒドリン、エチレンオキサイド、プロピレン
オキサイド、ブチレンオキサイド、オクテンオキサイ
ド、デセンオキサイド、ドデセンオキサイド、オクタデ
センオキサイドなどがあげられる。
(I)で表されるメルカプトフェノール化合物として
は、例えば、2−(メチルチオ)フェノール、4−(メ
チルチオ)フェノール、3−メチル−4−(メチルチ
オ)フェノール、4−メチルチオ−2,6−キシレノー
ル、2−クロル−4−(メチルチオ)フェノール、4−
(プロピルチオ)フェノール、4−(ヘキシルチオ)フ
ェノール、4−(オクチルチオ)フェノール、4−(ド
デシルチオ)フェノール、2−メチル−4−(メチルチ
オ)フェノール、4−(2−ヒドロキシブチルチオ)フ
ェノール、4−(2−ヒドロキシ−3−クロルプロピル
チオ)フェノール、4−(2−ヒドロキシヘキシルチ
オ)フェノールなどがあげられる。
で表される化合物の中から3つの化合物の合成例を示す
が、製造方法はこれに限定されるものではない。
ールの合成 フラスコ中に4−メルカプトフェノール45.7g、ア
セトン250gおよび炭酸カリウム25gを仕込み、ア
セトン還流下でn−ヘキシルクロライド65.6gを滴
下し、さらに6時間アセトン還流下で反応させた。その
後、ろ過により生成した塩化カリウムを除き、エバポレ
ーターにて脱アセトンした。それを160℃〜165
℃、3mmHgで蒸留し、融点57〜58.9℃の白色
の固体を64.91g得た。
−SHに基づく2550cm-1の吸収が消え、3400
cm-1にフェノール性−OH、2940cm-1〜285
0cm-1にアルキルに基づく吸収が見られ、目的物の生
成が確認された。
ェノールの合成 フラスコ中に4−メルカプトフェノール2.6g、オク
チル酸2.6gおよびトルエン20gを仕込み、さらに
50℃以上に昇温しないようにジシクロヘキシルカルボ
ジイミド4.2gを除々に仕込み、40℃で5時間反応
させた。その後水を適量加え、不溶物(ウレア)をろ別
し、さらに水洗後、エバポレーターにて脱トルエンし
た。それをn−ヘキサンに溶かし、不溶物を除去後、エ
バポレーターにて脱n−ヘキサンし、液状物4.61g
を得た。
−SHに基づく2550cm-1の吸収が消え、3350
cm-1にフェノール性−OH、2950cm-1〜284
5cm-1にアルキル、1700cm-1にカルボニルに基
づく吸収が見られ、目的物の生成が確認された。
チオ)フェノールの合成 フラスコ中に4−メルカプトフェノール2.6g、1,
2−エポキシブタン2.7gおよびトルエン20gを仕
込み、最大100℃まで昇温して5時間反応させ、水洗
後、脱トルエンし、液状物3.65gを得た。
−SHに基づく2550cm-1の吸収が消え、3350
cm-1にフェノール性−OHとアルコール性−OH(ブ
ロード)、2970cm-1〜2850cm-1にアルキル
に基づく吸収が見られ、目的物の生成が確認された。
合物の1種もしくは2種以上を有効成分とする水中有害
生物防除剤に関するものであり、従来使用されている防
汚剤の一種または二種以上と併用することもでき、場合
によっては、より長期間の効果を奏することもできる。
物と併用することのできる防汚剤としては、例えば、テ
トラメチルチウラムジサルファイド、テトラエチルチウ
ラムジサルファイド、テトラ−n−プロピルチウラムジ
サルファイド、テトライソプロピルチウラムジサルファ
イド、テトラ−n−ブチルチウラムジサルファイド、テ
トライソプチルチウラムジサルファイド、N,N’−エ
チレンビスチオカルバモイルサルファイド、N,N’−
プロピレンビスチオカルバモイルサルファイド、N,
N’−ブチレンビスチオカルバモイルサルファイドなど
のチウラム系化合物;銅粉、銅−ニッケル合金粉などの
銅系金属粉;酸化第一銅、チオシアン酸第一銅、塩基性
炭酸銅、ピロリン酸銅、ナフテン酸銅、アビエチン酸
銅、銅オキシキノリンなどの銅化合物;ジメチルジチオ
カルバミン酸亜鉛、ジエチルジチオカルバミン酸亜鉛、
ジブチルジチオカルバミン酸亜鉛、エチルフェニルジチ
オカルバミン酸亜鉛、エチレンビスジチオカルバミン酸
亜鉛、プロピレンビスジチオカルバミン酸亜鉛、ビス
(ジメチルジチオカルバモイル)エチレンビスジチオカ
ルバミン酸亜鉛、エチレンビスジチオカルバミン酸マン
ガン、ジメチルジチオカルバミン酸ニッケル、ジブチル
ジチオカルバミン酸ニッケル、ジメチルジチオカルバミ
ン酸銅、ジメチルジチオカルバミン酸鉄などのジチオカ
ルバメート系化合物;2−(4−チアゾリル)ベンツイ
ミダゾ−ル、メチル−1−(ω−シアノペンチルカルバ
モイル)−2−ベンツイミダゾ−ル、2−メルカプトベ
ンツイミダゾ−ル亜鉛、2−チオシアノメチルチオベン
ツイミダゾ−ルなどのベンツイミダゾ−ル系化合物;2
−メルカプトベンゾチアゾ−ル、2−(チオシアノメチ
ルチオ)ベンゾチアゾ−ル、2−(チオシアノメチルス
ルホニル)ベンゾチアゾ−ル、2−チオシアノエチルチ
オ−4−クロロベンゾチアゾ−ル、2−チオシアノプロ
ピルチオ−5,7−ジクロロベンゾチアゾ−ル、2−チ
オシアノメチルチオ−4,5,6,7−テトラクロロベ
ンゾチアゾ−ルなどのベンゾチアゾ−ル系化合物;テト
ラクロロイソフタロニトリル、5−クロロ−2,4−ジ
フルオロ−6−メトキシイソフタロニトリルなどのニト
リル系化合物;4,5−ジクロロ−2−n−オクチル−
4−イソチアゾリン−3−オン、2−n−オクチル−4
−イソチアゾリン−3−オン、1,2−ベンゾイソチア
ゾリン−3−オンなどのイソチアゾリン系化合物;1−
〔2−(2,4−ジクロロフェニル)−4−プロピル−
1,3−ジオキソラニル−2−メチル1−1H−1,
2,4−トリアゾール、4,4−ジメチル−2−(1,
2,4−トリアゾール−1−イル)−1−(4−トリフ
ルオロメチル−2−クロロフェニル)−1−ペンテン−
2−オールなどのトリアゾール系化合物;2,3,5,
6−テトラクロロ−4−(メチルスルホニル)ピリジ
ン、2,3,6−トリクロロ−4−プロピルスルホニル
ピリジン、2,6−ジクロロ−3,5−ジシアノ−4−
フェニルピリジンなどのピリジン化合物;2,4−ジク
ロロ−6−(α−クロロアニリノ)−s−トリアジン、
2−クロロ−4−メチルアミノ−6−イソプロピルアミ
ノ−s−トリアジン、2−クロロ−4,6−ビス(エチ
ルアミノ)−s−トリアジン、2−クロロ−4,6−ビ
ス(イソプロピルアミノ)−s−トリアジン、2−メチ
ルチオ−4,6−ビス(エチルアミノ)−s−トリアジ
ン、2−メチルチオ−4−エチルアミノ−6−イソプロ
ピルアミノ−s−トリアジン、2−メチルチオ−4−t
−ブチルアミノ−6−シクロプロピルアミノ−s−トリ
アジンなどのトリアジン系化合物;3−(3,4−ジク
ロロフェニル)−1,1−ジメチル尿素、3−(3,4
−ジクロロフェニル)−1−メトキシ−1−メチル尿
素、1−(α,α’−ジメチルベンジル)−3−メチル
−3−フェニル尿素、1−(2−メチルシクロフェニ
ル)−3−フェニル尿素などの尿素系化合物;2−アミ
ノ−3−クロロ−1,4−ナフトキノン、2,3−ジシ
アノ−1,4−ジチアアントラキノンなどのキノン系化
合物;N−トリクロロメチルチオテトラヒドロフタルイ
ミド、N−1,1,2,2−テトラクロロエチルチオオ
テトラヒドロフタルイミド、N−トリクロロメチルチオ
フタルイミド、N−フルオロジクロロメチルチオフタル
イミド、N,N−ジメチル−N’−フェニル−N’−
(フルオロジクロロメチルチオ)スルフリルアミド、ト
リクロロメチルチオメタンスルホン−p−クロロアニリ
ド、N−(1,1,2,2,−テトラクロロ−2−フル
オロエチルチオ)メタンスルホンアニリド、N−フルオ
ロジクロロメチルチオ−N−3−クロロフェニル−N’
−ジメチル尿素、N−フルオロジクロロメチルチオ−N
−3,4−ジクロロフェニル−N’−メチル尿素、N−
フルオロジクロロメチルチオ−N−トリススルホニル−
N−メチルアミンなどのN−ハロアルキルチオ系化合
物;N−(2−クロロフェニル)マレイミド、N−(4
−フルオロフェニル)マレイミド、N−(3,5−ジク
ロロフェニル)マレイミド、N−(2,4,6−トリク
ロフェニル)マレイミド、N−4−トリルマレイミド、
N−2,4−キシリルマレイミドなどのマレイミド系化
合物;3,5−ジメチル−テトラヒドロ−1,3,5,
2(H)−チアジアジン−2−オン、3,3’−エチレ
ンビス(テトラヒドロ−4,6−ジメチル−2H−1,
3,5−チアジアジン−2−オン、3,5−ジメチル−
2−チオテトラヒドロ−1,3,5−チアジアジン、
3,5−ジベンジルテトラヒドロ−1,3,5−チアジ
アジン─2−チオンなどのチアジアジン系化合物;チオ
シアン化メチル、チオシアン化クロロメチル、チオシア
ン化エチル、メチレンビスチオシアネート、クロロメチ
レンビスチオシアネート、エチレンビスチオシアネー
ト、クロロエチレンビスチオシアネート、イソボルニル
チオシアナセテ−ト、メチルイソチオシアネート、アリ
ルイソチオシアネート、フェニルイソチオシアネート、
ベンジルイソチオシアネートなどのチオシアン化合物;
カプリルフェノ−ル、ノニルフェノ−ルなどのアルキル
フェノ−ル化合物;トリス(オクチルフェニル)ホスフ
ァイト、トリス(ノニルフェニル)ホスファイト、トリ
ス(ジノニルフェニル)ホスファイト、トリス(モノ、
ジ混合ノニルフェニル)ホスファイトなどのアルキルフ
ェニルホスファイト化合物;トリス(オクチルフェニ
ル)ホスフェート、トリス(ノニルフェニル)ホスフェ
ート、トリス(ジノニルフェニル)ホスフェート、トリ
ス(モノ、ジ混合ノニルフェニル)ホスフェートなどの
アルキルフェニルホスフェート化合物などがあげられ
る。
るメルカプトフェノール化合物は、高濃度液、たとえば
80重量%程度の溶液とし、魚網などを浸漬・塗布する
こともでき、また塗料中に配合し防汚塗料として船舶、
水中構築物に塗布することもできる。塗料組成物または
魚網用防汚剤液として用いられるこれらメルカプトフェ
ノール化合物の配合量は0.5〜90重量%、好ましく
は5〜80重量%で、使用目的、防汚期間などを考慮し
て適宜選択される。
めに用いられる成分は特に制限を受けず、従来これらの
塗料あるいは防汚剤液を調製するために用いられる成分
をそのまま用いることができる。たとえば、有機溶剤系
塗料として用いられる樹脂ビヒクルとしては塩化ビニル
系樹脂、塩化ゴム系樹脂、塩素化ポリエチレン樹脂、塩
素化ポリプロピレン樹脂、アクリル樹脂、スチレン−ブ
タジエン樹脂、ポリエステル系樹脂、エポキシ樹脂、ポ
リアミド樹脂、石油系樹脂、シリコーン樹脂、シリコー
ンゴム系樹脂、ワックス、パラフィン、ロジンエステ
ル、ロジン系樹脂などを単独または複合して使用するこ
とができ、また、水性系塗料として用いられる樹脂ビヒ
クルとしてはアクリルエマルジョン樹脂、エポキシエマ
ルジョン樹脂、酢酸ビニル樹脂などを用いることができ
る。
合物とともに、通常使用される可塑剤、着色顔料、充填
剤、溶剤などを任意の割合に含有することができる。
明するが、本発明は以下の実施例によって制限を受ける
ものではない。
0)の30%キシレン溶液100重量部に対して試料化
合物20重量部を加え、充分に攪拌した後、硬質塩化ビ
ニル板に塗布し、24時間乾燥して試験片とした。
置した試験用筏で海中1mの深さに浸漬し、付着生物に
よる汚損の程度を経時的に観察し、塗装面積に対する付
着面積の割合を測定した。結果は次に示す基準により4
段階で評価した。その結果を下記〔表1〕に示す。 A:付着が全く認められない。 B:50%以下の部分に付着が認められた。 C:50%以上に付着が認められた。 D:全面に付着し、塗装面が完全に覆われた。
合して魚網用防汚剤を調整した。この魚網用防汚剤を用
い、ポリエチレン製試験用網(無結節60本撚節20cm
×30cm)に漬け込みによる染網を施し、2日間風乾さ
せた後、実施例1と同様にして付着生物による汚損の程
度を調べた。その結果を下記〔表2〕に示す。
ールを水中有害生物防除剤として用いた場合にはその効
果が短期間で失われてしまうのに対し、本発明のメルカ
プトフェノール化合物を用いた場合にはその効果が長期
間持続していることが明らかである。
物は毒性、催奇形性等の生態系に悪影響を及ぼすような
性質を持たないものと考えられ、環境汚染を起こさない
水中有害生物防除剤として極めて有用であることが明ら
かである。
生、環境面での問題点、すなわち毒性や残留性などが低
く、生態系や作業環境に悪影響を及ぼすことがなく、し
かも、その効果を長期間発揮し得るものである。
Claims (1)
- 【請求項1】 下記〔化1〕の一般式(I)で表される
化合物の1種もしくは2種以上を有効成分として含む水
中有害生物防除剤。 【化1】
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP31240192A JP3229392B2 (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | 水中有害生物防除剤 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31240192A JP3229392B2 (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | 水中有害生物防除剤 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06157205A JPH06157205A (ja) | 1994-06-03 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31240192A Expired - Fee Related JP3229392B2 (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | 水中有害生物防除剤 |
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-
1992
- 1992-11-20 JP JP31240192A patent/JP3229392B2/ja not_active Expired - Fee Related
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