JP3229128U - フラット型三次元マスク - Google Patents

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Abstract

【課題】良好な密着度と被覆性を有するフラット型三次元マスクを提供する。【解決手段】フラット型三次元マスクは、主にフィルター層11及び皺部12に分かれ、皺部は上向きの開口部13を有し、皺部が引っ張られて展開した際に、内側に向けて密着する弾性付勢を有する、積層材料から製造されるマスク本体10と、マスク本体の両側辺に設けられている両側の耳掛部14と、マスク本体及び両側の耳掛部を圧着して一体にし両側の耳掛部に密接する両側の第一圧着部15と、内側に向けて湾曲する弧度を有する皺部に設けられていると共に相互に対称である両側の第二圧着部16と、を備えている。【選択図】図2

Description

本考案は、マスクに関し、より詳しくは、フラット型三次元マスクに関する。
マスクを着用する場合、マスク材料のフィルター性能以外にも、マスクを着用する際の顔とマスクとの間の密着度も考慮しなければならない。密着度が不十分である場合、有害物質がマスクと使用者の頬との間の隙間からマスク内に進入し、使用者の鼻口に吸い込まれてしまい、使用者を保護する効果を失ってしまう。
図1は従来のフラット型マスクの縦断面図である。一般的には不織布の積層材料で縫製し、マスク本体90と、両側の耳掛部(図示省略)と、ノーズクリップ91と、を備えている。前記マスク本体90は主に少なくとも1つのフィルター層92及び皺部93に分かれ、ノーズクリップ91はフィルター層92の一端の上折辺内に設け、ノーズクリップ91を使用者の鼻梁に圧接することで、マスク本体90と使用者の顔との間の密着度を高めている。皺部93はマスク本体90が使用者の鼻口を被覆する領域を広げる。使用時にはノーズクリップ91を軽く押すのみで、マスク本体90が使用者の鼻梁箇所に密着し、その後にマスク本体90の上縁を押し、皺部93を引っ張って展開させて下顎を被覆し、こうしてマスク本体90の保護面積を広げている。
しかしながら、従来のマスクの皺部93は開口部94が下に向き、繊維材料の特性のために皺部93が引っ張られて展開した際に、外に向けて開く弾性付勢を有し、使用者の顔に緊密に貼り付きにくかった。さらに、顔の曲線は平面ではなく弧度を有するため、前記開口部の下向きの皺部93が使用者の頬との間に隙間を形成し、良好な密着度及び被覆性を提供できないでいる。
また、従来のマスクは密着度及び被覆性が低いため、ワイヤーから製造されるノーズクリップ91を使用者の鼻梁に圧着せねばならないが、マスク本体90と使用者の両側の頬との密着度を保持する効果は尚も不足し、特に着用時の被覆圧力が最も隆起する鼻の頂部部位を圧迫し、マスクを長時間着用すると使用者が不快感を感じた。
そこで、本考案者は上記の欠点が改善可能と考え、鋭意検討を重ねた結果、合理的設計で上記の課題を効果的に改善する本考案の提案に到った。
本考案はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、フラット型三次元マスクを提供することにある。本考案は開口部が上向きの皺部を有し、皺部が引っ張られて展開した際に、内側に向けて密着する弾性付勢を有し、マスク本体の辺縁が使用者の頬に緊密に貼り付きやすくなり、良好な密着度及び被覆性を提供する
本考案の他の目的は、フラット型三次元マスクを提供することにある。すなわち、前記皺部に熱融着される両側の第二圧着部及び/または両側の第三圧着部を更に有し、これは内側に向けて湾曲する弧度及び曲線を有するため、前記皺部が引っ張られて展開した際に内側に向けて密着する弾性付勢を更に有し、マスク本体が更に良好な密着度及び被覆性を提供する。
本考案のさらなる他の目的は、フラット型三次元マスクを提供することにある。すなわち、平面型マスク及び三次元マスクの利点を兼ね備え、それらにある欠点はなくなる。平時には前記マスクが平面型マスクの形態を呈し、平面型マスクを折り畳んだ後に体積が小さくなり、携帯及び保管が便利になるという利点を有する。使用者が顔に着用すると、前記マスクが三次元マスクの形態を呈し、微粒子に対するフィルター効果が平面型マスクよりも優れながらも鼻口を塞ぐことはなく、呼吸するための大きな空間を有し、長時間着用する場合に平面型マスクよりも快適性が優れる。
本考案の又別の目的は、フラット型三次元マスクを提供することにある。すなわち、ノーズクリップを設ける必要がなく、構造を更に簡略化するのみならず、マスクを長時間着用しても使用者はノーズクリップに鼻梁を圧迫されないため不快感を感じなくなる。
上記課題を解決するために、本考案のある態様のフラット型三次元マスクは、積層材料から製造されるマスク本体であって、前記マスク本体は主にフィルター層及び皺部に分かれ、前記皺部は上向きの開口部を有し、前記皺部が引っ張られて展開した際に、内側に向けて密着する弾性付勢を有し、前記マスク本体の両側辺に設けられる両側の耳掛部と、前記マスク本体及び/前記両側の耳掛部を圧着して一体にし前記両側の耳掛部に密接する両側の第一圧着部と、を備えている。
本考案の好適例において、前記皺部に設けられると共に相互に対称である両側の第二圧着部を更に有し、前記両側の第二圧着部は内側に向けて湾曲する弧度を有する。
本考案の好適例において、前記両側の第二圧着部は弧線、菱形線、及び他の幾何学的形状のうちの1つを呈する。
本考案の好適例において、前記両側の第二圧着部は前記皺部に熱融着される。前記熱融着は超音波溶接が好ましい。
本考案の好適例において、前記皺部に設けられると共に相互に対称である両側の第三圧着部を更に有し、前記両側の第三圧着部は内側に向けて湾曲する弧度を有する。
本考案の好適例において、前記両側の第三圧着部は弧線、菱形線、及び他の幾何学的形状のうちの1つを呈する。
本考案の好適例において、前記両側の第三圧着部は前記皺部に熱融着される。前記熱融着は超音波溶接が好ましい。
本明細書及び図面の記載により、少なくとも、以下の事項が明らかとなる。
従来のマスクの縦断面図である。 本考案の第1実施形態に係るフラット型三次元マスクを説明する平面図である。 本考案の第1実施形態に係るフラット型三次元マスクを説明する縦断面図である。 本考案の第1実施形態に係るフラット型三次元マスクが使用者の頬に着用する時の傾斜概略図である。 本考案の第2実施形態に係るフラット型三次元マスクを説明する平面図である。 本考案の第3実施形態に係るフラット型三次元マスクを説明する平面図である。 本考案の第4実施形態に係るフラット型三次元マスクを説明する平面図である。
以下、本考案の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、本考案は以下の例に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更可能であることは言うまでもない。
―第1実施形態―
図2と図3を参照すると、本考案のフラット型三次元マスクは、積層材料から製造されるマスク本体10であって、前記マスク本体10は主にフィルター層11及び皺部12に分かれ、前記皺部12は上向きの開口部13を有し、前記皺部12が引っ張られて展開した際に、内側に向けて密着する弾性付勢を有し、前記マスク本体10が使用者の頬に緊密に貼り付き、良好な密着度及び被覆性を提供することと、前記マスク本体10の両側辺に設けられる両側の耳掛部14と、前記マスク本体10及び前記両側の耳掛部14を予備成形して圧着して一体にし前記両側の耳掛部14に密接する両側の第一圧着部15と、を主に備えている。
本考案の好適例において、前記皺部12に設けられると共に相互に対称である両側の第二圧着部16を更に有する。前記両側の第二圧着部16は内側に向けて湾曲する弧度を有し、前記皺部12が引っ張られて展開した際に、内側に向けて密着する弾性付勢を更に有し、マスク本体10が更に良好な密着度及び被覆性を提供する。前記両側の第二圧着部16は前記両側の第一圧着部15の更に内側の位置に位置する。
前記両側の第二圧着部16は前記皺部12に熱融着される。前記熱融着は超音波溶接が好ましい。
また、図4を参照すると、本考案のフラット型三次元マスクは、開口部13が上向きの皺部12及び前記皺部12に熱融着される両側の第二圧着部16を有する。両側の第二圧着部16は内側に向けて湾曲する弧度及び曲線を有する。これにより、皺部12が引っ張られて展開した際に、内側に向けて密着する弾性付勢を有し、マスク本体10の辺縁が使用者の頬に緊密に貼り付きやすくなり、良好な密着度及び被覆性を提供する。図2に示すように、平時には前記マスク本体10が平面型マスクの形態を呈し、平面型マスクは折り畳んだ後に体積が小さくなり、携帯及び保管が便利になるという利点を有する。図4に示すように、使用者がマスクを着用すると、前記皺部12が上向きに盛り上がり、マスク本体10が三次元マスクの形態を呈し、微粒子に対するフィルター効果が平面マスクよりも優れる上に使用者の鼻梁20を塞がず、呼吸するための大きな空間を有し、長時間着用する場合の快適性が平面型マスクよりも高くなる。
―第2実施形態―
図5は本考案の第2実施形態に係るフラット型三次元マスクを説明する平面図である。前記第2実施形態の主な構成の特徴は図2に示す第1実施形態と同じである。同一の点についてはその説明を省略し、違う点についてのみ説明する。前記両側の第二圧着部16は図2に示す弧線から図4に示す菱形線に変更している。当然ながら他の幾何学的形状も本考案の簡単に選択できる予期する実施形態に属する。
―第3実施形態―
図6は本考案の第3実施形態に係るフラット型三次元マスクを説明する平面図である。前記第3実施形態の主要な構成の特徴は図2に示す第1実施形態と同じである。同一の点についてはその説明を省略し、違う点についてのみ説明する。本考案に係るフラット型三次元マスクは、前記皺部12に設けられると共に相互に対称である両側の第三圧着部17を更に有し、前記両側の第三圧着部17は内側に向けて湾曲する弧度を有する。前記皺部12が引っ張られて展開した際に、内側に向けて密着する弾性付勢を更に有し、マスク本体10が更に良好な密着度及び被覆性を提供する。前記両側の第三圧着部17は前記両側の第二圧着部16の更に内側の位置に位置する。
前記両側の第三圧着部17は前記皺部12に熱融着される。前記熱融着は超音波溶接が好ましい。
―第4実施形態―
図7は本考案の第4実施形態に係るフラット型三次元マスクを説明する平面図である。前記第4実施形態の主要な構成の特徴は図6に示す第3実施形態と同じである。同一の点についてはその説明を省略し、違う点についてのみ説明する。前記両側の第三圧着部17は図6に示す片側の菱形線から図7に示す両側の菱形線に変更している。当然ながら、弧形や他の幾何学的形状も本考案の簡単に選択できる予期する実施形態に属する。
本考案のフラット型三次元マスクは、開口部が上向きの皺部及び前記皺部に熱融着される両側の第二圧着部を有し、内側に向けて湾曲する弧度を有し、前記皺部が引っ張られて展開した際に、内側に向けて密着する弾性付勢を更に有し、マスク本体の辺縁が使用者の頬に緊密に貼り付きやすくなり、更に良好な密着度及び被覆性を提供する。また、平面型マスク及び三次元マスクの利点を兼ね備え、それらにある欠点はない。平時には前記マスクが平面型マスクの形態を呈する。使用者が着用すると、前記マスクが三次元マスクの形態を呈する。
上記説明は、本考案を説明するためのものであって、実用新案登録請求の範囲に記載の考案を限定し、或いは範囲を限縮するように解すべきではない。また、本考案の各部構成は、上記実施例に限らず、実用新案登録請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
10 マスク本体
11 フィルター層
12 皺部
13 開口部
14 両側の耳掛部
15 両側の第一圧着部
16 両側の第二圧着部
17 両側の第三圧着部
20 鼻梁
90 マスク本体
91 ノーズクリップ
92 フィルター層
93 皺部
94 開口部

Claims (6)

  1. 積層材料から製造されるマスク本体(10)であって、
    前記マスク本体(10)は、主にフィルター層(11)及び皺部(12)に分かれ、
    前記皺部(12)は、上向きの開口部(13)を有し、
    前記皺部(12)が引っ張られて展開した際に、内側に向けて密着する弾性付勢を有し、
    前記マスク本体(10)の両側辺に設けられている両側の耳掛部(14)と、
    前記マスク本体(10)及び前記両側の耳掛部(14)を圧着して一体にし、前記両側の耳掛部(14)に密接する両側の第一圧着部(15)と、
    内側に向けて湾曲する弧度を有する前記皺部(12)に設けられていると共に、相互に対称である両側の第二圧着部(16)と、
    を備えることを特徴とする、フラット型三次元マスク。
  2. 前記両側の第二圧着部(16)は、弧線、菱形線、及び他の幾何学的形状のうちの1つを呈することを特徴とする、
    請求項1に記載のフラット型三次元マスク。
  3. 前記両側の第二圧着部(16)は、前記皺部(12)に熱融着され、前記熱融着は超音波溶接が好ましいことを特徴とする、
    請求項1に記載のフラット型三次元マスク。
  4. 前記皺部(12)に設けられていると共に、相互に対称である両側の第三圧着部(17)を更に備え、
    前記両側の第三圧着部(17)は、内側に向けて湾曲する弧度を有することを特徴とする、
    請求項1に記載のフラット型三次元マスク。
  5. 前記両側の第三圧着部(17)は、弧線、菱形線、及び他の幾何学的形状のうちの1つを呈することを特徴とする、
    請求項4に記載のフラット型三次元マスク。
  6. 前記両側の第三圧着部(17)は、前記皺部(12)に熱融着され、前記熱融着は超音波溶接が好ましいことを特徴とする、
    請求項4に記載のフラット型三次元マスク。
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