JP3228784B2 - 熱電変換装置 - Google Patents

熱電変換装置

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JP3228784B2
JP3228784B2 JP14165192A JP14165192A JP3228784B2 JP 3228784 B2 JP3228784 B2 JP 3228784B2 JP 14165192 A JP14165192 A JP 14165192A JP 14165192 A JP14165192 A JP 14165192A JP 3228784 B2 JP3228784 B2 JP 3228784B2
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株式会社エコ・トゥエンティーワン
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば冷蔵庫、エアコ
ン、冷水機などの熱電変換装置に係り、特に熱電変換素
を使用した熱電変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】熱電変換素子のうち、電気エネルギーを
投入して所定のものを冷却する素子は電子冷却素子ある
いはペルチェ素子と称され、例えばコンパクトな冷蔵庫
などの電子冷却装置に使用されている。
【0003】図12ないし図14はこの種の冷蔵庫を説
明するためのもので、図12は冷蔵庫の縦断面図、図1
3はその冷蔵庫の均熱板上での電子冷却素子の取付状態
を示す側面図、図14はその電子冷却素子の拡大断面図
である。
【0004】冷蔵庫は図12に示すように、ウレタン樹
脂などの断熱材からなる冷蔵庫本体1と、同じく断熱材
からなり前記冷蔵庫本体1の上方開口部を開閉する蓋部
材2と、その冷蔵庫本体1の内側に収容されたアルミニ
ウム製の内箱3とを備えている。
【0005】前記冷蔵庫本体1の側面の一部が切除され
て均熱板4が挿入され、その均熱板4の一端が前記内箱
3の外側面に接触している。この均熱板4の外側面に1
つにモジュール化された電子冷却素子群5が取り付けら
れ、さらにこの電子冷却素子群5の外側面には放熱用の
フィン6が固着されており、図示していないがこのフィ
ン6の近傍には周囲の空気を強制的に循環させるための
ファンが設けられている。
【0006】前記電子冷却素子群5は図14に示すよう
に、アルミナなどからなり所定の広さを有する下側絶縁
基板7の上に吸熱側電極8が形成され、その吸熱側電極
8の上にP形半導体層10とN形半導体層11とがそれ
ぞれ形成されている。このP形半導体層10とN形半導
体層11とを接続するように発熱側電極12が形成さ
れ、さらにその上にアルミナなどからなり所定の広さを
有する上側絶縁基板13が設けられている。P形半導体
層10とN形半導体層11は一対になって下側絶縁基板
7と上側絶縁基板13との間に多数対並列に介在されて
いるとともに、電気的には直列に接続されて電子冷却素
子群を構成している。
【0007】この電子冷却素子群5に所定の電流を流す
ことにより、絶縁基板7側の方が吸熱され、それにより
均熱板4を介して内箱3ならびにその内側が冷却され
る。一方、絶縁基板13側は発熱するから、前記フィン
6ならびにファンによって外部へ放熱されることにより
熱移動が起こる仕組みになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来のこの種の電子冷却装置では、冷却効率が悪く、一定
の電気エネルギーを投入した割りには冷却側の温度は下
がらず、また、冷却側の温度を一定値以下にするには電
気消費量が大となるなどの欠点を有している。
【0009】本発明者はこの点について鋭意検討した結
果、電子冷却素子群5の配置上に問題があることを見出
した。すなわち、従来の電子冷却装置は図13に示すよ
うに、均熱板4(フィン6)のほぼ中央部にモジュール
化した電子冷却素子群5が1つ配置されているために、
均熱板4−電子冷却素子群5−フィン6の冷却系上での
熱交換効率が悪いことを解明した。
【0010】すなわち、均熱板4(フィン6)のほぼ中
央部は電子冷却素子群5が接しているため熱交換効率は
良好であるが、均熱板4(フィン6)の周辺にいくに従
って熱交換効率が低下する。従って、均熱板4の周辺端
部に伝わってきた熱は電子冷却素子群5に吸熱されにく
く、さらにフィン6の周辺はほとんど放熱に寄与してい
ない。
【0011】このように従来の電子冷却装置では熱交換
効率が悪いから、それを補うためにフィン6の羽根の高
さを高くしなければならず、そのためにフィン6の製造
コストが高くつく。
【0012】また従来の電子冷却装置では、電子冷却素
子群5が図14に示すような構成になっているため、均
熱板4と下側絶縁基板7の界面、下側絶縁基板7と吸熱
側電極8の界面、吸熱側電極8と半導体層10、11の
界面、半導体層10、11と発熱側電極12の界面、発
熱側電極12と上側絶縁基板13の界面ならびに上側絶
縁基板13とフィン6の界面の合計6個所の界面におい
て熱伝導が低下する。さらにそれに加えて、前記下側絶
縁基板7および上側絶縁基板13自体の熱抵抗により、
吸熱効率ならびに放熱効率が低下する。
【0013】さらに、アルミナセラミック等からなる絶
縁基板7、13を使用するからそれ自体に反りなどの変
形が生じ、電極8、12、均熱板4ならびにフィン6と
の密着性が低下し、その間の熱抵抗が大となる。
【0014】さらにまた、アルミナセラミック等からな
る絶縁基板7、13は機械的に脆いため、製造過程など
の取扱時に欠けや割れを生じ、生産性が悪いなどの欠点
も有している。
【0015】本発明の目的は、このような従来技術の欠
点を解消し、効率が高く、安価でコンパクトな熱電変換
装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、均熱部材などの熱導部材と放熱フィンな
どのフィン部材との間に電子冷却素子などの熱電変換
素子を介在し、その熱電変換素子に通電する熱電変
換装置において、前記熱導部材ならびにフィン部材の少
なくともいずれか一方の前記熱電変換素子群と対向する
側がアルミニウムから構成され、その熱電変換素子群と
対向する面にアルマイト層が設けられ、そのアルマイト
層に形成された微孔に封止剤を浸透させ、アルマイト層
の表面に封止剤の被膜を形成し、 その封止剤の被膜と前
記熱電変換素子群との間に、無機フィラーを分散、保持
したシリコーングリース層が介在されていることを特徴
とするものである。
【0017】
【作用】本発明は前述のように、熱導部材ならびにフィ
ン部材の少なくともいずれか一方の熱電変換素子群と対
向する側がアルミニウムから構成され、その熱電変換素
子群と対向する面にアルマイト層が設けられているか
ら、従来のセラミックからなる絶縁基板に比べて熱伝導
性が良い。さらにそのアルマイト層に形成された微孔に
封止剤を浸透させることにより、アルマイト層内の空気
層が減少するから熱伝導性がさらに良好となる。また前
記アルマイト層の表面に封止剤の被膜を形成することに
より、シリコーングリース層とのなじみが良好となり、
熱伝導性がさらに良くなる。
【0018】また熱交換効率が高いことから、フィン部
における羽根の高さを従来のものよりも低くすること
が可能で、そのために装置全体がよりコンパクトにで
き、しかもコストの低減が図れる。
【0019】なお、吸、放熱効率の向上を図るために、
熱導部材(フィン部材)面に対して熱電変換素子を個別
に全体的に分散、配置して、それらの素子を電気的に接
続することも考えられる。
【0020】しかしそうすれば、構造が非常に複雑にな
り、組み立て作業が煩雑であることから、コストが高と
つき、実用的でない。
【0021】これに対して本発明のように、熱電変換素
を複数個接続して熱電変換素子群を構成し、その熱電
変換素子群を分散するように取り付ければ、前述のもの
に比較して製造が簡単で、しかもコストが安価である。
【0022】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図とともに説明す
る。図1は本発明の一実施例に係る冷蔵庫の縦断面図、
図2はその冷蔵庫の均熱板上での電子冷却素子群の取付
状態を示す側面図、図3はその電子冷却素子群の拡大断
面図、図4はその電子冷却素子群の拡大斜視図である。
【0023】従来と同様に冷蔵庫は図1に示すように、
ウレタン樹脂などの断熱材からなる冷蔵庫本体1と、同
じく断熱材からなり前記冷蔵庫本体1の上方開口部を開
閉する蓋部材2と、その冷蔵庫本体1の内側に収容され
たアルミニウム製の内箱3とを備えている。
【0024】前記冷蔵庫本体1の側面の一部が切除され
てアルミニウム製あるいは銅製の均熱板4が挿入され、
その均熱板4の一端が前記内箱3の外側面に密接してい
る。この内箱3と均熱板4との接触により、両者が均熱
部材として機能する。
【0025】この均熱板4の外側面に1つのモジュール
化された電子冷却素子群15が取り付けられ、さらにこ
の電子冷却素子群15の外側面にはアルミニウム製ある
いは銅製のフィン6が取り付けられており、図示してい
ないがこのフィン6には多数の羽根が設けられ、フィン
6の近傍には周囲の空気を強制的に循環させるためのフ
ァンが設けられている。
【0026】前記電子冷却素子群15は図3ならびに図
4に示すように、所定の間隔をおいて配置された吸熱側
電極8と、その上に形成された例えばバルク状あるいは
膜状(厚膜または薄膜)のP形半導体層10ならびに例
えばバルク状あるいは膜状(厚膜または薄膜)のN形半
導体層11と、このP形半導体層10とN形半導体層1
1とを接続する発熱側電極12とから構成され、多数の
P形半導体層10とN形半導体層11とが並列に配置さ
れ、電気的には図4に示すように直列に接続されてい
る。
【0027】このように本実施例では、アルミナセラミ
ック等からなる絶縁基板は使用されておらず、一方の面
に吸熱側電極8が、他方の面に発熱側電極12が露呈し
ている。
【0028】図5ならびに図6は電子冷却素子群15の
変形例を示す図で、電子冷却素子群15に機械的強度を
付与するとともに、電極間の接触を確実に防止するため
に、図5の場合は吸熱側電極8、8の間、ならびに放熱
側電極12、12の間に電気絶縁性を有する接着剤層1
6が形成されている。また図6の場合は、さらにP形半
導体層10とN形半導体層11の間までも接着剤層16
が形成されている。
【0029】この接着剤層16には、例えばシリコーン
系やエポキシ系などの有機化合物単独、あるいは例えば
シリカ、アルミナ、酸化亜鉛などの無機化合物もしくは
銀、銅、アルミニウムなどの金属微粉末からなるフイラ
ーを適量混入した有機化合物などが使用される。
【0030】図2に示すように本実施例の場合、均熱板
4の上にそれの長手方向に沿って4個の電子冷却素子群
15が所定の間隔をあけて取り付けられている。図3に
示すように各電子冷却素子群15と均熱板4との間、な
らびに各電子冷却素子群15とフィン6との間には、高
熱伝導性のシリコーングリース層17が形成されてい
る。このシリコーングリース層17は、ベースオイルに
対して例えばシリカ、アルミナ、酸化亜鉛などの無機化
合物もしくは銀、銅、アルミニウムなどの金属微粉末か
らなるの微細状のフイラー(平均粒径10μm以下のも
の)を50重量%以上添加したものが好適である。この
ようにフイラーを高い含率で分散、保持したシリコーン
グリース層17の熱伝導率は6.0×10-3cal/c
m・sec・℃以上と高く、一般のシリコーングリース
の3×10-4cal/cm・sec・℃に比較すると、
熱伝導率が1桁以上も高い。またこのシリコーングリー
ス層17は、−55〜200℃までの広い温度範囲にわ
たって良好な弾性と接着性を保持している。
【0031】前記均熱板4ならびにフィン6はアルミニ
ウム、銅あるいはその複合材から構成される。均熱板4
ならびにフィン6がアルミニウムあるいはアルミニウム
−銅複合材の場合、前記電子冷却素子群15と対向する
面にはアルマイトからなる電気絶縁層18が形成され
る。
【0032】アルマイトは通常、陽極酸化法などによっ
て形成されるが、図7に示すように電気絶縁層18(ア
ルマイト層)の表面から深部に向けて微孔19が無数に
形成される。このように微孔19が無数に形成されても
電気絶縁層18の絶縁性はほとんど低下することはない
が、微孔19がそのままの状態で残っていると、均熱板
4(フィン6)と電子冷却素子群15との間に実質的に
空気層が形成されたことになり、そのために熱抵抗が極
端に高くなり、熱伝導性が悪い。
【0033】そのため本実施例では、前記微孔19に有
機化合物などの封止剤20を浸透させて熱伝導性を改善
している。このを封止剤20によって微孔19の全体が
埋っている方が好ましいが、封止剤20が微孔19中に
ある程度浸透することにより、実質的に空気層が減少し
て、熱伝導性の改善効果は認められる。
【0034】図に示すように、電気絶縁層18(アルマ
イト層)の表面に封止剤20の被膜を形成すればシリコ
ーングリース層17とのなじみが良好となり、さらに熱
伝導性が良くなる。
【0035】なお、この電気絶縁層18(アルマイト
層)の厚さは、3〜20μm程度あれば電気絶縁性上十
分である。
【0036】前記均熱板4ならびにフィン6として銅を
使用する場合、それらと電子冷却素子群15との間に二
酸化ケイ素、アルミナまたは酸化クロムなどの無機化合
物の微粒子を含んだ20μm程度の電気絶縁層18を形
成すればよい。
【0037】図9ないし図11は、均熱板4の変形例を
示す図である。図9の場合は均熱板4は側面形状がT字
形をしており、図10の場合は均熱板4は側面形状が台
形をしており、さらに図11の場合は内箱3の周囲を取
り囲むように平面形状が環状あるいはコ字形、L字形を
している。いずれの変形例においても、内箱3に対する
接触面積(伝熱面積)を可及的に増大するように配慮さ
れている。
【0038】前記実施例では、絶縁基板を使用しない
で、電極が露呈したスケルトンタイプの電子冷却素子群
を使用して、絶縁基板による弊害を除去した例について
説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、
絶縁基板を付設した電子冷却素子群を使用することもで
きる。この場合、絶縁基板としてアルミナセラミックス
の代わりに窒化アルミニウムを使用することもできる。
アルミナセラミックスの熱伝導率は20W/mK程度で
あるのに対して窒化アルミニウムの熱伝導率は200W
/mK程度で、絶縁基板の熱抵抗が1/10になり、有
利である。
【0039】また前記実施例では、所定の間隔をおいて
電子冷却素子群を直線状に配置したが、例えば所定の間
隔をおいて電子冷却素子群を千鳥状に配置するなど、他
の配置例を採用してもよい。
【0040】さらに前記実施例では、均熱板と内箱とを
別にしたが、内箱の側壁の一部を肉厚にして、均熱板を
一体化した内箱を使用することも可能である。
【0041】さらに前記実施例では、内箱の一方の側面
に均熱板等を配置したが、内箱の対向する両側面にそれ
ぞれ均熱板等を配置することもできる。
【0042】前記実施例のように絶縁基板を使用しない
で、電極が露呈したスケルトンタイプの電子冷却素子群
を使用すると、熱抵抗が従来のものに比較して低くな
り、冷却効率を45〜60%向上することができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、熱導部
材ならびにフィン部材の少なくともいずれか一方の熱電
変換素子群と対向する側がアルミニウムから構成され、
その熱電変換素子群と対向する面にアルマイト層が設け
られているから、従来のセラミックからなる絶縁基板に
比べて熱伝導性が良い。さらにそのアルマイト層に形成
された微孔に封止剤を浸透させることにより、アルマイ
ト層内の空気層が減少するから熱伝導性がさらに良好と
なる。また前記アルマイト層の表面に封止剤の被膜を形
成することにより、シリコーングリース層とのなじみが
良好となり、熱伝導性がさらに良くなる。
【0044】また熱交換効率が高いことから、フィン部
における羽根の高さを従来のものよりも低くすること
が可能で、そのために装置全体が50%程度コンパクト
にでき、しかもコストの低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る冷蔵庫の縦断面図であ
る。
【図2】その冷蔵庫の均熱板上での電子冷却素子群の取
付状態を示す側面図である。
【図3】その電子冷却素子群の拡大断面図である。
【図4】その電子冷却素子群の拡大斜視図である。
【図5】その電子冷却素子群の変形例を示す拡大斜視図
である。
【図6】その電子冷却素子群の変形例を示す拡大斜視図
である。
【図7】アルマイト表面の微孔を示す拡大断面図であ
る。
【図8】本発明の実施例に係るアルマイト表面を示す拡
大断面図である。
【図9】均熱板の変形例を示す側面図である。
【図10】均熱板の変形例を示す側面図である。
【図11】均熱板の変形例を示す斜視図である。
【図12】従来の冷蔵庫の縦断面図である。
【図13】その冷蔵庫の均熱板上での電子冷却素子群の
取付状態を示す側面図である。
【図14】その電子冷却素子群の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 冷蔵庫本体 2 蓋部材 3 内箱 4 均熱板 6 フィン 8 吸熱側電極 10 P形半導体層 11 N形半導体層 12 発熱側電極 15 電子冷却素子群 16 接着剤層 17 シリコーングリース層 18 電気絶縁層 20 封止剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−153995(JP,A) 特開 昭63−5548(JP,A) 実開 昭58−11688(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 35/30

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱導部材とフィン部材との間に熱電変換
    素子を介在し、その熱電変換素子に通電する熱電変
    換装置において、前記熱導部材ならびにフィン部材の少なくともいずれか
    一方の前記熱電変換素子群と対向する側がアルミニウム
    から構成され、その熱電変換素子群と対向する面にアル
    マイト層が設けられ、そのアルマイト層に形成された微
    孔に封止剤を浸透させ、アルマイト層の表面に封止剤の
    被膜を形成し、 その封止剤の被膜と前記熱電変換素子群との間に、無機
    フィラーを分散、保持したシリコーングリース層が介在
    されている ことを特徴とする熱電変換装置。
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