JP3228669B2 - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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JP3228669B2
JP3228669B2 JP2319696A JP2319696A JP3228669B2 JP 3228669 B2 JP3228669 B2 JP 3228669B2 JP 2319696 A JP2319696 A JP 2319696A JP 2319696 A JP2319696 A JP 2319696A JP 3228669 B2 JP3228669 B2 JP 3228669B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えばジュ−ス等の飲料用液体の工場で
は、飲料用液体を液体容器例えばガラスビンやペットボ
トル等と呼ばれる樹脂性の容器に充填し、液体容器に蓋
をした後、この蓋の裏側の殺菌を行なっている。殺菌方
法としては種々の方法が知られているが、その一つにホ
ットフィ−リング法がある。この方法は例えば93℃で
飲料用液体を液体容器に充填して蓋をした後、液体容器
を倒して蓋の裏側に90℃以上の高温の飲料用液体を所
定時間接触させることにより、殺菌するものである。
【0003】このようにホットフィ−リング法では、液
体容器を水平に倒した状態で殺菌を行なうため、殺菌工
程では液体容器を起立状態から水平状態に傾倒させるこ
とが必要となるが、この傾倒方法としては、例えば図1
0に示すように液体容器1を主搬送機構aと補助搬送機
構bとの2つの搬送機構で搬送しながら傾倒させる方法
が提案されており、この搬送機構は、図示しない走行レ
−ルと、液体容器1を載置させる載置部11(12)の
列と、載置部11の裏面側に設けられ、載置部の列を走
行レ−ルに沿って走行させるチェ−ン13(14)とに
より構成されている。
【0004】主搬送機構aの載置部11は液体容器1が
起立した状態のときに底面を保持するものであり、補助
搬送機構bの載置部12は主搬送機構aに対して垂直な
位置、即ち液体容器1の側面側に設けられ、液体容器1
が水平状態にある時にその側面を保持するものである。
これらの載置部は互いの位置関係を保持しながら走行レ
−ルに沿って並走するが、殺菌工程の搬入時には、図1
0(a)に示すように液体容器1は起立した状態で搬送
させるため、主搬送機構aは水平状態、補助搬送機構b
は垂直状態で走行させる。
【0005】次いで図10(b)のように液体容器1を
搬送しながら徐々に傾倒させていくが、ここでは主搬送
機構aを徐々に水平状態から垂直状態へ傾けていき、補
助搬送機構bを垂直状態から水平状態へ傾け、液体容器
1を補助搬送機構bに受け渡す。この様にして徐々に液
体容器1を水平状態に傾倒させていき、図10(c)の
ように主搬送機構aを垂直状態にし、補助搬送機構bを
水平状態にして、液体容器1を水平状態に補助搬送機構
bにより保持して蓋の裏側の殺菌を行なう。この後図1
0(d)のように徐々に主搬送機構aを水平状態に傾
け、補助搬送機構bを垂直状態に傾けて液体容器1を起
立させ、図10(e)のように液体容器1を起立させた
状態で搬出する。
【0006】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら上述
の方法では、走行レ−ルを捩ることにより載置部を徐々
に傾倒させているが、主搬送機構aと補助搬送機構bと
の2つの載置部を互いの位置関係を保持しながら傾倒さ
せるためには、走行レ−ルの構造が複雑となり、搬送装
置が大掛かりになってしまうという問題があった。
【0007】本発明は、このような事情の下になされた
ものであり、その目的は液体容器を起立状態、傾倒状
態、起立状態に変化させながら搬送するにあたって簡易
な構造の搬送装置を提供することにある。
【0008】本発明は、起立状態の液体容器の底面を保
持する載置台と前記液体容器が傾倒したときに当該液体
容器の進行方向に対する側面部を保持する側面受け部と
を備えると共に、この側面受け部は筒を半割にした半割
構造体を縦向きにかつ容器を保持する面側が膨らむよう
に設けて構成されたL字型の載置部の列と、前記載置部
の列の走行路を形成し、載置部が走行しながら液体容器
を起立状態から徐々に傾倒させ、次いで徐々に起立させ
るように、当該載置部を案内する走行路部材と、前記載
置部の列が設けられたエンドレスなチェ−ンとこのチェ
−ンを駆動する機構とを含み、当該載置部の列を前記走
行路部材に沿って走行させるための駆動機構と、前記液
体容器を起立状態で搬送し、当該液体容器の側面部を搬
入用ガイド部材でガイドしながら起立状態で前記載置部
の列に受け渡す搬入用搬送機構と、前記載置部の列から
液体容器を当該容器の側面部を搬出用ガイド部材でガイ
ドしながら起立状態で受け取る搬出用搬送機構と、を備
えたことを特徴とする。
【0009】この発明は、例えば蓋付きの液体容器を傾
倒させたときに内部液体を蓋の裏側に接触させて蓋の裏
側の殺菌を行なう場合に適用できる。
【0010】
【実施の形態】以下本発明の搬送装置を殺菌装置に適用
した実施の形態について説明する。図1は本発明の搬送
装置の概略構成を示す平面図であり、図2はこの搬送装
の動作の概略を示す斜視図である。先ずこれらの図に
基づいて本発明の概略について説明すると、本発明の
送装置は、被搬送体である液体容器1を起立状態から水
平状態に傾倒させる傾倒用搬送機構Aと、傾倒用搬送機
構に搬入ポ−トB1を介して液体容器1を受け渡す搬入
用搬送機構Bと、傾倒用搬送機構から搬出ポ−トC1を
介して液体容器1を搬出する搬出用搬送機構Cとを備え
ている。
【0011】傾倒用搬送機構Aは、駆動スプロケット2
1と従動スプロケット22との間に架けられたチェ−ン
によって走行する載置部3の列を備えている。この載置
部3は図2に示すようにL字型形状であって、液体容器
1の底面を保持する載置台31と、液体容器1の側面を
保持する側面保持部32とを備えており、側面保持部3
2が図1に示す4本の走行レ−ル5(図2では省略して
ある)に沿って走行するように構成されている。
【0012】走行レ−ル5は、搬入ポ−トB1では載置
部3の側面保持部32を垂直状態に保持し、徐々に側面
保持部32を水平状態まで傾倒させ、次いで徐々に起立
させて、搬出ポ−トC1では側面保持部32を垂直状態
に保持するように構成されている。従って傾倒用搬送機
構Aでは、液体容器1は搬入ポ−トB1にて搬入用搬送
機構Bから起立した状態で載置部3に受け渡され、徐々
に傾倒していき、水平状態で暫く搬送された後徐々に起
立していき、搬出ポ−トC1にて起立した状態で搬出用
搬送機構Cに受け渡されることになる。
【0013】続いて搬送装置の構成について詳細に説明
する。先ず図3〜6に基づいて載置部3について説明す
ると、図3は載置部3の左側面図、図4はその平面図、
図5はその背面図であり、図6は載置部3の斜視図であ
る。載置部3はL字型の金属板30と例えばゴム製の支
持体33とから構成されており、水平面が載置台31、
垂直面が側面保持部32を夫々構成している。前記支持
体33は例えば板状の基台部分に、筒を半割にした半割
り構造のものが上下に間隔をおいて設けられた構造をな
していて、前記間隔により支持体33の内方側には切欠
部33aが形成されている。この支持体33は例えば側
面保持部32に、載置台31との間に所定の間隔をおく
ようにネジにより取り付けられており、この側面保持部
32に取り付けられた支持体33体により側面受け部が
構成されている。
【0014】また側面保持部32の背面側にはチェ−ン
4が設けられており、図中41は外プレ−ト、42は内
プレ−トを夫々示している。上側の外プレ−ト41には
例えば1つおきに、上側に屈曲する屈曲端41aが設け
られ、一方下側の外プレ−ト41にも例えば1つおき
に、下側に屈曲する屈曲端41bが設けられていて、こ
れら屈曲端41a,41bと側面保持部32の背面部と
により、後述する走行レ−ル5が保持される。このチェ
−ン4は、記述したように駆動スプロケット21と従動
スプロケット22との間に架けられており、駆動部2に
より駆動スプロケット21が回転すると、この回転に伴
い駆動され、これにより走行レ−ル5に沿って載置部3
が走行される。ここで駆動部2、駆動スプロケット2
1、従属スプロケット22とにより回転機構が構成さ
れ、この回転機構とチェ−ン4とにより駆動機構が構成
されている。
【0015】次に走行レ−ル5について図1により説明
する。この図では走行レ−ルの平面図と併せて、図2の
矢印方向から見た走行レ−ルのP1〜P5の位置の断面
図を示している。前記走行レ−ル5(51、52、5
3、54)は走行路部材をなすものであって、載置部3
を確実にガイドするために4本配列されており、このう
ち内側の2本(52、53)は、既述したように上側チ
ェ−ン4と側面保持部32との間と、下側チェ−ンと側
面保持部32との間を夫々支持するように設けられ、外
側の2本(51、54)は、チェ−ン4よりも両外側の
位置を支持するように配列されている。
【0016】ここで説明を簡略化するために、内側の一
対の走行レ−ル52、53について説明する。図1に示
すように液体容器1を水平にさせている領域以外の領
域、即ちこの例では搬入ポ−トB1付近(P1)と搬出
ポ−トC1付近(P5)及び搬出ポ−トC1から搬入ポ
−トB1へ戻る領域では、走行レ−ル52、53は上下
に配列されている。ここで図中55は走行レ−ル51、
52を支持する支持棒、56は走行レ−ル53、54を
支持する支持棒であって、50は所定間隔を開けて設け
られているブラケットである。
【0017】そして搬入ポ−トB1を過ぎた位置(P
2)では、上下一対の走行レ−ルを結ぶ面が垂直状態か
ら徐々に水平状態に傾いていくように配列され、液体容
器1を水平にさせている領域(P3)では、走行レ−ル
を結ぶ面が水平状態になるように配列される。そして搬
出ポ−トC1に近づくにつれて(P4)、走行レ−ルを
結ぶ面が徐々に起立していくように配列される。ここで
液体容器1を水平にさせている領域にて、液体容器1の
蓋の裏側の殺菌が行われるので前記領域は殺菌工程を実
施する時間に応じて決定される。
【0018】このような走行レ−ル5に沿って載置部3
を走行させると、搬入ポ−トB1付近では載置部3の側
面保持部32は起立した状態で走行し、徐々に側面保持
部32が傾倒していき、水平状態で所定時間走行した
後、徐々に側面保持部32が起立していき、搬出ポ−ト
C1付近では起立した状態で走行する。なおこの例では
搬出ポ−トC1から搬入ポ−トB1に戻る間も側面保持
部32が起立した状態で走行する。
【0019】続いて搬入用搬送機構Bと、搬出用搬送機
構Cとについて説明する。搬入用搬送機構Bは搬入ポ−
トB1を介して傾倒用搬送機構Aに液体容器1を起立状
態で受け渡すものであり、搬出用搬送機構Cは搬出ポ−
トC1を介して傾倒用搬送機構Aから液体容器1を起立
状態で受け取るものであって、これらの搬送機構として
は例えばチェ−ンの上にトッププレ−トの列を並べたも
のや搬送ベルト等が用いられる。
【0020】前記搬入ポ−トB1には搬入用ガイド部材
B2が設けられている。この搬入用ガイド部材B2は、
上下に設けられた2本の外側ガイド部材B21と同じく
上下に設けられた2本の内側ガイド部材B22との液体
容器1の両側をガイドする一対のガイド部材からなり、
これらガイド部材は搬入用搬送機構Bの走行路上を走行
している液体容器1の側面部を液体容器1の走行方向に
向かって外側(図1では走行方向に向かって右側)から
内側(傾倒用搬送機構A側)に向けて進路を変えるよう
に案内して、液体容器1を搬入用搬送機構Bから傾倒用
搬送機構Aに乗せ変えるように、搬入用搬送機構Bの走
行路から傾倒用搬送機構Aの走行路に亘って設けられて
いる。
【0021】また搬出ポ−トC1には案内部材をなす搬
出用ガイド部材C2が設けられている。この搬出用ガイ
ド部材C2は、上下に設けられた2本の外側ガイド部材
C21と上下に設けられた2本の内側ガイド部材C22
との液体容器1の両側をガイドする一対のガイド部材か
らなり、これらガイド部材は傾倒用搬送機構Aの走行路
上を走行している液体容器1の側面部を液体容器1の走
行方向に向かって内側から外側(搬出用搬送機構C側)
に向けて進路を変えるように案内して、液体容器1を傾
倒用搬送機構Aから搬出用搬送機構Cに乗せ変えるよう
に、傾倒用搬送機構Aの走行路から搬出用搬送機構Cの
走行路に亘って設けられている。
【0022】さらに上側の内側ガイド部材C22aの一
端部は、液体容器1と支持体33との間の前記切欠部3
3aの通過領域に位置し、即ち切欠部33a内に入り込
み、液体容器1を傾倒用搬送機構Aから外側に向けて案
内するように構成されており、下側の内側ガイド部材C
22bの一端部は、液体容器1と支持体33の下端側と
載置台31との間に形成された空間の通過領域に位置す
るように設けられている。
【0023】次に本搬送装置の作用について図7に基づ
いて説明する。先ず搬入用搬送機構Bにより起立状態で
搬入ポ−トB1まで搬送された液体容器1は、搬入ポ−
トB1にて搬入用ガイドB2の外側ガイド部材B21の
内面側に当たり、このガイド部材B21に沿って、走行
方向が内側(傾倒用搬送機構A側)に曲げられながら走
行し、起立したまま傾倒用搬送機構Aの載置部3に受け
渡される。この際載置部3では図7(a)のように側面
保持部32が起立しており、液体容器1は底面を載置台
31により保持されている。
【0024】載置部3に液体容器1が受け渡されると、
載置部3は図7(b)、(c)に示すように、走行しな
がら側面保持部32が水平になるまで徐々に傾倒してい
き、これに伴って液体容器1の側面が側面保持部32に
保持されて水平に傾くことになる。この状態で所定時間
液体容器1は搬送され、この際液体容器1内の液体が蓋
の裏側に接触して、この部分の殺菌が行なわれる。
【0025】次いで図7(d)のように側面保持部32
が徐々に起立していき、これに伴って液体容器1も図7
(e)のように元の状態まで起立していく。そして側面
保持部32が起立して、液体容器1が載置台31に保持
された状態で搬出ポ−トC1を介して搬出用搬送機構C
に受け渡される。この際図8(a),(b)に示すよう
に内側ガイド部材C22aは支持体33の切欠部33a
に入り込み、内側ガイド部材C22bは支持体33と載
置台31との間に空間に入り込んで、液体容器1を搬出
用搬送機構Cに受け渡すように案内する。
【0026】即ち搬出ポ−トC1では一旦傾倒させた液
体容器1を起立させて搬出させているため、液体容器1
は支持体33と接触しているか、極めて近傍に位置して
いると想定されるが、内側ガイド部材C22a、C22
bはその一端部が支持体33の切欠部33aと支持体3
3と載置台31との間に空間に入り込んでいて、他端側
に向かって徐々に外側(搬出用搬送機構C側)に曲がっ
ているので、当初支持体33でガイドされていた液体容
器1の側面部は徐々に内側ガイド部材C22によりガイ
ドされるようになり、内側ガイド部材C22に沿って走
行方向が外側に曲げられながら走行し、これに伴って液
体容器1は傾倒用搬送機構Aから搬出用搬送機構Cにス
ム−スに受け渡される。
【0027】ここで支持体33に切欠部33aを形成し
ない場合を仮定する。液体容器1を搬出用搬送機構Cに
案内するためには、支持体33と液体容器1との間に内
側ガイド部材C22が入り込み、液体容器1を案内する
ことが必要となるが、例えば確実に支持体33と液体容
器1との間に内側ガイド部材C22を入り込ませるため
に、支持体33の近傍に内側ガイド部材C22を配置さ
せると、支持体にはいわゆるガタがあり、載置部3の走
行に伴なって支持体33は振動するため、支持体33が
内側ガイド部材C22の内側に食い込んでトラブルが起
こる場合がある。このようにトラブルが起こるとライン
が停止するし、また液体容器1を転倒させてしまうおそ
れもある。一方この支持体33と内側ガイド部材C22
との衝突を防ぐために、内側ガイド部材C22を支持体
33から離れた位置に配置させると、スル−プットを向
上させるためある程度のスピ−ドで載置部3を走行させ
ているので、大きな衝撃力で液体容器1と衝突するし、
やはり液体容器1を転倒させてしまうおそれがある。
(図9参照)。
【0028】このように本発明の搬送装置では、1つの
傾倒用搬送機構で液体容器1を起立状態から徐々に傾倒
させ、さらに徐々に起立させながら搬送することができ
るので、2つの搬送機構を互いの位置関係を保持したま
ま傾倒させる構造の従来の搬送装置に比較して構造が簡
易なものとなる。また搬送機構が1つとなるため、従来
のものと比べて装置全体の大きさを小形化することがで
き、装置の設置スペ−スを削減することができる。
【0029】さらに走行レ−ル5は、チェ−ン4の近傍
位置を支持する内側の2本の走行レ−ルと、外側の位置
を支持する外側の2本の走行レ−ルとの合計4本配列さ
れているので、載置部3を走行レ−ル5に沿って確実に
走行させることができる。さらにまた支持体33に切欠
部33aを形成し、搬出用ガイド部材の内側ガイド部材
C22がこの切欠部33aに入り込むようにしたので、
液体容器1を傾倒用搬送機構Aから搬出ポ−トC1を介
して確実に搬出用搬送機構Cに受け渡すことができる。
【0030】以上において本発明の搬送装置は、起立状
態の液体容器を載置部に始めから搭載しておいて、これ
を走行させながら傾倒させる場合に適用してもよいし、
液体容器の殺菌以外のものに適用してもよい。また支持
体に切欠部を設けず、支持体の上端側或いは下端側の少
なくとも一方の移動路に内側ガイド部材の一端側が位置
するように、搬出用ガイド部材を設けるようにしてもよ
い。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、液体容器を起立状態、
傾倒状態、起立状態に変化させながら搬送する搬送装置
において小型で簡易な構造とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の搬送装置の実施の一形態を示す概略平
面図である。
【図2】本発明の搬送装置の実施の一形態を示す概略斜
視図である。
【図3】本発明の載置部を示す左側面図である。
【図4】本発明の載置部を示す平面図である。
【図5】本発明の載置部を示す背面図である。
【図6】本発明の載置部を示す斜視図である。
【図7】本発明の搬送装置の作用を説明するための工程
図である。
【図8】傾倒用搬送機構から搬出用搬送機構への液体容
器の受け渡しを説明するための説明図である。
【図9】支持体に切欠部を形成しない場合の、傾倒用搬
送機構から搬出用搬送機構への液体容器の受け渡しを説
明するための説明図である。
【図10】従来の搬送装置における液体容器の傾倒方法
を説明するための工程図である。
【符号の説明】
2 駆動部 21 駆動スプロケット 3 載置部 31 載置台 32 側面保持部 33 支持体 33a 切欠部 4 チェ−ン 5 走行レ−ル A 傾倒用搬送機構 B 搬入用搬送機構 B1 搬入ポ−ト B2 搬入用ガイド部材 C 搬出用搬送機構 C1 搬出ポ−ト C2 搬出用ガイド部材
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−180117(JP,A) 実開 昭57−7723(JP,U) 実開 平5−32321(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 47/22 - 47/32 B65G 17/06 - 17/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 起立状態の液体容器の底面を保持する載
    置台と前記液体容器が傾倒したときに当該液体容器の進
    行方向に対する側面部を保持する側面受け部とを備え
    と共に、この側面受け部は筒を半割にした半割構造体を
    縦向きにかつ容器を保持する面側が膨らむように設けて
    構成されたL字型の載置部の列と、 前記載置部の列の走行路を形成し、載置部が走行しなが
    ら液体容器を起立状態から徐々に傾倒させ、次いで徐々
    に起立させるように、当該載置部を案内する走行路部材
    と、 前記載置部の列が設けられたエンドレスなチェ−ンとこ
    のチェ−ンを駆動する機構とを含み、当該載置部の列を
    前記走行路部材に沿って走行させるための駆動機構と、 前記液体容器を起立状態で搬送し、当該液体容器の側面
    部を搬入用ガイド部材でガイドしながら起立状態で前記
    載置部の列に受け渡す搬入用搬送機構と、 前記載置部の列から液体容器を当該容器の側面部を搬出
    用ガイド部材でガイドしながら起立状態で受け取る搬出
    用搬送機構と、を備えたことを特徴とする搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記半割構造体が上下に間隔をおいて設
    けられ、搬出用ガイド部材は、上下の半割構造体の間に
    入り込むように一端側が位置すると共に他端側が載置部
    の走行路を渡って搬出用搬送機構の走行路に延びている
    ガイド部材を含むことを特徴とする請求項1記載の搬送
    装置。
  3. 【請求項3】 液体容器は蓋付きの液体容器であり、こ
    の液体容器を傾倒させたときに内部液体を蓋の裏側に接
    触させて蓋の裏側の殺菌を行なうことを特徴とする請求
    項1または2記載の搬送装置。
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