JP3228628U - 包装用容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な操作で取り扱うことができる包装用容器を提供する。【解決手段】折り曲げ自在な板状部材で形成される容器本体12と蓋体31とからなる包装用容器11であって、容器本体12は、底部と、本体側部と、当該本体側部の上方に本体開口部26とを有し、本体開口部26を、蓋体31によって閉鎖・開放するものであって、本体開口部端縁から延在し外方側に折り返されるロック片24を、天板31と蓋体固定板35の天板側の縁部35aとの間に形成されるロック受部37に嵌めて本体開口部26の閉鎖状態を保持し、ロック片24をロック受部37から外して本体開口部26を開放する。【選択図】図5
Description
本考案は、物品を収容する包装用容器の構造に関し、特に、食品を収容するのに好適な包装用容器の構造に関する。
従来、底板から起立する複数の側板同士を固着して容器本体を形成し、容器本体の開口を蓋体で閉鎖し、係合手段によって閉鎖状態を保持するものが知られている。
例えば、特許文献1に示す包装用容器では、上面を開口させた、有底で、角筒状の側板状部を有する容器本体であって、側板状部は隣り合う側板状部に亙るように備えた接着板状部を側板状部外側に接着して形成している。また、容器本体の開口縁部の四隅に、上方に突き出す突片を設けている。蓋体は、容器本体の開口縁部とほぼ等しい多角形状の上板部と上板部の外周縁から下方に突き出される側板状部とを有しており、側板状部は隣り合う側板状部に亙るように備えた接着板状部を側板状部内側に接着して形成している。また、上板部の四隅に、容器本体の突片が差し込まれる屈曲状のスリットを備えた構成としている。そして、開口を閉鎖する際には、容器本体の開口縁部の四隅に設けた突片を、蓋体の上板部四隅に設けたスリットに差し込んで閉鎖状態を保持する。
しかしながら、特許文献1の包装用容器では、容器本体の開口縁部の四隅に設けた突片を、蓋体の上板部四隅に設けたスリットに各々差し込んで閉鎖状態を保持するため、差し込み作業に手間がかかるという問題がある。また、容器本体、及び蓋体の側板状部を接着板状部で接着して形成しているため、例えば減容廃棄等のために平面展開するには、接着部分を強い力で引き剥がす必要があり、手間が煩雑である。
本考案は、上記問題を解決すべくなされたものである。本考案の目的は、簡単な操作で取り扱うことができる包装用容器の提供である。
本考案の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
第1の考案では、折り曲げ自在な板状部材で形成される容器本体と、蓋体と、からなる包装用容器であって、
前記容器本体は、底部と、本体側部と、当該本体側部の上方に本体開口部と、を有し、
前記底部は、多角形状の底板を有し、
前記本体側部は、前記底板に対して起立する第一本体側板と、当該第一本体側板と隣接し、前記底板に対して起立する第二本体側板と、前記第一本体側板と前記第二本体側板との間に、前記第一本体側板又は前記第二本体側板のいずれか一方の外側に固定して、前記第一本体側板及び前記第二本体側板が前記底板に対して起立した状態を保持する本体固定板と、を有し、前記第一本体側板の上端縁及び前記第二本体側板の上端縁が前記本体開口部を形成し、
前記本体開口部は、本体開口部端縁から延在し、外方側に折り返されるロック片を有し、
前記蓋体は、天部と、蓋体側部と、当該蓋体側部の下方に蓋体開口部と、を有し、
前記天部は、前記本体開口部と略同形状の多角形状の天板を有し、
前記蓋体側部は、当該天板から垂下する第一蓋体側板と、当該第一蓋体側板に隣接し、当該天板から垂下する第二蓋体側板と、前記第一蓋体側板と前記第二蓋体側板との間に、前記第一蓋体側板又は前記第二蓋体側板のいずれか一方の内側に固定して、前記第一蓋体側板及び前記第二蓋体側板が前記天板から垂下した状態を保持する蓋体固定板と、を有し、
前記第一蓋体側板の下端縁及び前記第二蓋体側板の下端縁が前記蓋体開口部を形成し、
前記天板と前記蓋体固定板の天板側の縁部との間にロック受部を形成し、
前記本体開口部を、前記蓋体によって閉鎖・開放するものであって、
前記ロック片を前記ロック受部に嵌めて前記本体開口部の閉鎖状態を保持し、前記ロック片を前記ロック受部から外して本体開口部を開放することを特徴とする、包装用容器である。
前記容器本体は、底部と、本体側部と、当該本体側部の上方に本体開口部と、を有し、
前記底部は、多角形状の底板を有し、
前記本体側部は、前記底板に対して起立する第一本体側板と、当該第一本体側板と隣接し、前記底板に対して起立する第二本体側板と、前記第一本体側板と前記第二本体側板との間に、前記第一本体側板又は前記第二本体側板のいずれか一方の外側に固定して、前記第一本体側板及び前記第二本体側板が前記底板に対して起立した状態を保持する本体固定板と、を有し、前記第一本体側板の上端縁及び前記第二本体側板の上端縁が前記本体開口部を形成し、
前記本体開口部は、本体開口部端縁から延在し、外方側に折り返されるロック片を有し、
前記蓋体は、天部と、蓋体側部と、当該蓋体側部の下方に蓋体開口部と、を有し、
前記天部は、前記本体開口部と略同形状の多角形状の天板を有し、
前記蓋体側部は、当該天板から垂下する第一蓋体側板と、当該第一蓋体側板に隣接し、当該天板から垂下する第二蓋体側板と、前記第一蓋体側板と前記第二蓋体側板との間に、前記第一蓋体側板又は前記第二蓋体側板のいずれか一方の内側に固定して、前記第一蓋体側板及び前記第二蓋体側板が前記天板から垂下した状態を保持する蓋体固定板と、を有し、
前記第一蓋体側板の下端縁及び前記第二蓋体側板の下端縁が前記蓋体開口部を形成し、
前記天板と前記蓋体固定板の天板側の縁部との間にロック受部を形成し、
前記本体開口部を、前記蓋体によって閉鎖・開放するものであって、
前記ロック片を前記ロック受部に嵌めて前記本体開口部の閉鎖状態を保持し、前記ロック片を前記ロック受部から外して本体開口部を開放することを特徴とする、包装用容器である。
第2の考案では、第1の考案であって、前記本体側部は、弱め線で囲まれる接着固定領域を有し、当該接着固定領域に接着剤を塗布して前記本体固定板と前記第一本体側板又は前記第二本体側板とを接着固定することを特徴とする、包装用容器である。
第3の考案では、第1又は第2の考案であって、前記蓋体側部は、弱め線で囲まれる接着固定領域を有し、当該接着固定領域に接着剤を塗布して前記蓋体固定板と前記第一蓋体側板又は前記第二蓋体側板と接着固定することを特徴とする、包装用容器。
第4の考案では、第2又は第3の考案であって、前記板状部材は板紙であって、前記弱め線は半切り線であることを特徴とする、包装用容器である。
第5の考案では、第1から第4のいずれかの考案であって、前記本体固定板は、前記第一本体側板及び前記第二本体側板に連続し、前記底板の角部を始点として前記本体固定板を略二等分する位置に折目線を有し、当該折目線で前記本体固定板を二つ折りして、前記第一本体側板又は前記第二本体側板のいずれか一方の外側に固定することを特徴とする、包装用容器である。
第6の考案では、第1から第5のいずれかの考案であって、前記蓋体固定板は、前記第一蓋体側板及び前記第二蓋体側板に連続し、前記天板の角部を始点として前記蓋体固定板を略二等分する位置に折目線を有し、当該折目線で前記蓋体固定板を二つ折りして、前記第一蓋体側板又は前記第二蓋体側板のいずれか一方の内側に固定することを特徴とする、包装用容器である。
第7の考案では、第1から第6のいずれかの考案であって、前記第一本体側板と及び前記第二本体側板は、前記底板に対して外方側に傾斜して起立することを特徴とする、包装用容器である。
第8の考案では、第1から第6のいずれかの考案であって、前記第一蓋体側板及び前記第二蓋体側板は、前記天板から外方側に傾斜して垂下することを特徴とする、包装用容器である。
本考案の効果として、以下に示すような効果を奏する。
第1の考案では、本体開口部は、本体開口部端縁から延在し、外方側に折り返されるロック片を有し、蓋体は、天板と蓋体固定板の天板側の縁部との間にロック受部を形成しており、本体開口部に蓋体を被せるだけでロック片がロック受部に嵌って、蓋体の上方への動きを規制して閉鎖状態を保持できる。また、蓋体を持ち上げれば、ロック片がロック受部から外れて開放状態とすることができる。このため、本体開口部を閉鎖・開放する際に、特別な操作が不要で、簡単な操作で取り扱うことができる。
第2の考案では、第1の考案の効果に加え、本体固定板と第一本体側板又は第二本体側板とが弱め線で囲まれる接着固定領域で接着固定され、本体固定板を第一本体側板又は第二本体側板から引き剥がす方向に力を加えると、接着剤が塗布された接着固着領域が囲まれた弱め線で容易に破れ、簡単な操作で容器本体を平面展開することができ、廃棄の際に容積を減らすことができる。
第3の考案では、第1又は第2の考案の効果に加え、蓋体固定板と第一蓋体側板又は第二蓋体側板とが弱め線で囲まれる接着固定領域で接着固定されるため、蓋体固定板を第一蓋体側板又は第二蓋体側板から引き剥がす方向に力を加えると、接着剤が塗布された接着固着領域が囲まれた弱め線で容易に破れ、簡単な操作で蓋体を平面展開することができ、廃棄の際に容積を減らすことができる。
第4の考案では、第2又は第3の考案の効果に加え、包装用容器が板紙で形成され、弱め線は半切り線であるため、本体固定板を第一本体側板又は第二本体側板から引き剥がす方向、又は/及び蓋体固定板を第一蓋体側板又は第二蓋体側板から引き剥がす方向に力を加えると、接着剤が塗布された接着固着領域が囲まれた半切り線によって容易に層間剥離し、簡単な操作で容器本体又は/及び蓋体を平面展開することができる。
第5の考案では、第1から第4の考案の効果に加え、本体固定板は、第一本体側板と第二本体側板とに連続し、底板の角部を始点として本体固定板を略二等分する位置に折目線を有し、当該折目線で本体固定板を二つ折りして、第一本体側板又は前記第二本体側板のいずれか一方の外側に固定するため、本体固定板を第一本体側板又は第二本体側板から引き剥がして平面展開とすると、切れ目のない1枚のシート状になり、例えば収容物が食品の場合には、簡単な操作で皿として使用することもできる。
第6の考案では、第1から第5の考案の効果に加え、蓋体固定板は、第一蓋体側板と第二蓋体側板とに連続し、天板の角部を始点として蓋体固定板を略二等分する位置に折目線を有し、当該折目線で蓋体固定板を二つ折りして、第一蓋体側板又は第二蓋体側板のいずれか一方の内側に固定するため、蓋体固定板を第一蓋体側板又は第二蓋体側板から引き剥がして平面展開状態とすると、切れ目のない1枚のシート状になり、例えば収容物が食品の場合には、簡単な操作で皿として使用することもできる。
第7の考案では、第1から第6の考案の効果に加え、第一本体側板及び第二本体側板を底板に対して外方側に傾斜して起立させているため、ストックする際にスタッキングしておくことができ、使用時に都度組み立てる必要がなく、簡単な操作で取り扱うことができる。
第8の考案では、第1から第7の考案の効果に加え、第一蓋体側板及び第二蓋体側板を天板から外方側に傾斜して垂下させているため、ストックする際にスタッキングしておくことができ、使用時に都度組み立てる必要がなく、簡単な操作で取り扱うことができる。
次に、本考案の実施の形態について説明する。
本考案の実施形態に係る包装用容器11について説明する。
本実施形態に係る包装用容器11は、図1・図4に示すように、容器本体12の内部に食品を収容し、蓋体31で本体開口部26を閉鎖・開放する包装用容器である。容器本体12は、図2に示す展開形成体を組み立てて形成される。蓋体31は、図3に示す展開形成体を組み立てて形成される。
本実施形態に係る包装用容器11は板紙で形成される。
以下では、説明を容易におこなうため、図1での図示右下側を前方とし、左上側を後方とする。また、上下方向は、容器本体12を組み立てて、底板21を下にして載置した状態で、本体開口部26側を上方、底板21側を下方とし、蓋体31を組み立てて、本体開口部26に被せる状態で、天板32側を上方、蓋体開口部36側を下方とする。尚、本実施形態の包装用容器11、及び蓋体31の平面形状は長方形であるが、正方形等の他の形状に変更してもよい。
図2に示す展開形成体の容器本体12に従って、包装用容器11の容器本体12を構成する部分を説明する。図2は、容器本体12の内側となる面を紙面手前側として示している。
容器本体12の内側は、収容する食品の水分の吸収を防ぐため、PPフィルムシートによってラミネートされる。
底板21は、容器本体12の底部を構成する部分であり、長方形に形成される。底板21の左右端縁には、容器本体12の本体側部を構成する、左右一対の側板である第一本体側板22が折目線41を介してそれぞれ連設される。第一本体側板22は、折目線41から上方(図示左右側)に向かうに従って幅が広くなる台形状に形成される。底板21の前後端縁(図示上下端縁)には、容器本体12の本体側部を構成する、前後一対の側板である第二本体側板23が折目線42を介してそれぞれ連設される。第二本体側板23は、折目線42から上方(図示上下側)に向かうに従って幅が広くなる台形状に形成される。第一本体側板22の上端縁(図示左右端)及び第二本体側板23の上端縁(図示上下端)は、本体開口部26を構成する部分である。
一対の第一本体側板22の外側の前後端側(図示上下端側)には、後述する第一本体固定板25aの外側と第一本体側板22の外側とを接着固定する接着固定領域Sが設けられ、この接着固定領域Sは、弱め線である半切り線Hで円形に囲まれている。半切り線Hは、第一本体側板22の外側から板紙の中間層までを切り込んで(板紙の内側まで貫通せず)形成される。
また、一対の第二本体側板23の上端縁(図示上下端縁)には、ロック片24が折目線43を介して連設される。ロック片24の左右端は、折目線43と対向する側である自由端側に向かって中央方向に傾斜している。そして、ロック片24の自由端中央部には凹部が設けられる。
また、第一本体側板22と第二本体側板23との間には、本体固定板25が設けられる。本体固定板25は、折目線44を介して第一本体側板22に連続する第一本体固定板25aと、折目線45を介して第二本体側板23に連続する第二本体固定板25bとが設けられる。第一本体固定板25aと第二本体固定板25bは、折目線46を介して連続している。折目線46は、底板21の角部を始点として本体固定板25を第一本体固定板25aと第二本体固定板25bとに略二等分する位置にある。
次に、容器本体12を組み立てる手順について説明する。
先ず、折目線41・42を谷折りし、底板21に対して第一本体側板22、及び第二本体側板23を起立させる。第一本体側板22、及び第二本体側板23の上端縁は本体開口部26を形成する。
そして、折目線43を山折りして、ロック片24を容器本体12の外方側へ折り返す。
第一本体側板22に設けられ、半切り線で囲まれた接着固定領域Sには、接着剤を塗布する。
そして、折目線43を山折りして、ロック片24を容器本体12の外方側へ折り返す。
第一本体側板22に設けられ、半切り線で囲まれた接着固定領域Sには、接着剤を塗布する。
次に、折目線44・45を山折りし、折目線46を谷折りし、第一本体固定板25a・25bの内側同士を重ね合せて第一本体側板22側に折り曲げ、第一本体固定板25aの外側と第一本体側板22の接着固定領域Sとを固定すれば、第一本体側板22と第二本体側板23の起立が保持され、図1に示す容器本体12の組み立て完成状態となる。
組み立てが完成した容器本体12の第一本体側板22及び第二本体側板23は、底板21に対して外方側に傾斜して起立する。
組み立てが完成した容器本体12の第一本体側板22及び第二本体側板23は、底板21に対して外方側に傾斜して起立する。
次に、図3に示す展開形成体の蓋体31に従って、包装用容器11の蓋体31を構成する部分を説明する。図3は、蓋体31の内側となる面を紙面手前側として示している。
蓋体31の内側には、収容する食品の水分の吸収を防ぐため、後述する窓部32aが形成された後に、PPフィルムシートによってラミネートされる。
天板32は、蓋体31の天部を構成する部分であり、長方形に形成される。天板32には、長方形の窓部32aが板紙を切り抜いて形成される。窓部32aは、ラミネートされたPPフィルムシートにより塞がれている。
天板32の左右端縁には、蓋体31の蓋体側部を構成する左右一対の側板である第一蓋体側板33が、折目線51を介してそれぞれ連設される。第一蓋体側板33は、折目線51から下方(図示左右側)に向かうに従って幅が広くなる台形状に形成される。
天板32の前後端縁(図示上下端縁)には、蓋体31の蓋体側部を構成する前後一対の側板である第二蓋体側板34が、折目線52を介してそれぞれ連設される。第二蓋体側板34は、折目線52から下方(図示上下側)に向かうに従って幅が広くなる台形状に形成される。第二蓋体側板34の下端縁(図示上下端縁)は中央部分を切り欠いて凹形状としている。第一蓋体側板33の下端縁(図示左右端)及び第二蓋体側板34の下端縁(図示前後端)は、蓋体開口部36を構成する部分である。
天板32の左右端縁には、蓋体31の蓋体側部を構成する左右一対の側板である第一蓋体側板33が、折目線51を介してそれぞれ連設される。第一蓋体側板33は、折目線51から下方(図示左右側)に向かうに従って幅が広くなる台形状に形成される。
天板32の前後端縁(図示上下端縁)には、蓋体31の蓋体側部を構成する前後一対の側板である第二蓋体側板34が、折目線52を介してそれぞれ連設される。第二蓋体側板34は、折目線52から下方(図示上下側)に向かうに従って幅が広くなる台形状に形成される。第二蓋体側板34の下端縁(図示上下端縁)は中央部分を切り欠いて凹形状としている。第一蓋体側板33の下端縁(図示左右端)及び第二蓋体側板34の下端縁(図示前後端)は、蓋体開口部36を構成する部分である。
一対の第一蓋体側板33の前後端(図示上下端)には、折目線53を介して蓋体固定板35が連設される。蓋体固定板35は、折目線53に対向する側(図示上下側)の自由端に向かうに従い幅が狭まる台形状に形成される。
次に、蓋体31を組み立てる手順について説明する。
先ず、折目線51・52を谷折りし、天板32から第一蓋体側板33、及び第二蓋体側板34を垂下させる。第一蓋体側板33、及び第二蓋体側板34の下端縁は蓋体開口部36を形成する。
蓋体固定板35の外側の接着固定領域Sには、接着剤を塗布する(図示省略)。
蓋体固定板35の外側の接着固定領域Sには、接着剤を塗布する(図示省略)。
次に、折目線53を谷折りし、蓋体固定板35を第二蓋体側板34の内側に重ね、接着剤を塗布した蓋体固定板35の外側と第二蓋体側板34の内側とを固定すれば、第一蓋体側板33と第二蓋体側板34は天板32から垂下した状態が保持され、図1に示す蓋体31の組み立て完成状態となる。
組み立てが完成した蓋体31の第一蓋体側板33及び第二蓋体側板34は、天板32から外方側に傾斜して垂下する。また、天板32の内側と、接着固定された蓋体固定板35の天板32側の端部35aとの間にはロック受部37が形成される。
組み立てが完成した蓋体31の第一蓋体側板33及び第二蓋体側板34は、天板32から外方側に傾斜して垂下する。また、天板32の内側と、接着固定された蓋体固定板35の天板32側の端部35aとの間にはロック受部37が形成される。
次に、包装用容器11の使用の状態について説明する。
組み立てが完成した容器本体12は、第一本体側板22及び第二本体側板23が底板21に対して外方側に傾斜して起立するテーパー形状である。また、蓋体31は、第一蓋体側板33及び第二蓋体側板34が天板32から外方側に傾斜して垂下するテーパー形状である。したがって、使用するまでは、複数の容器本体12及び蓋体31をスタッキングして、省スペースで保管できる。
使用時には、容器本体12に、例えばフライドポテト等の食品を収容し、蓋体31を本体開口部26に被せて閉鎖する。このとき、図5(a)(b)に示すように、本体開口部26から延在して容器本体12の外側に折り返されたロック片24は、蓋体31の第二蓋体側板34の内側と重なり、ロック片24の左右端は、蓋体固定板35の天板32側の端部35aと接触した状態で蓋体31に形成されたロック受部37に嵌って、閉鎖状態を保持する。
そして、蓋体31を持ち上げると、ロック片24はロック受部37から外れ、本体開口部26が開放される。
そして、蓋体31を持ち上げると、ロック片24はロック受部37から外れ、本体開口部26が開放される。
容器本体12に収容した食品を食する際は、図6(a)(b)に示すように、本体固定板25aを第一本体側板22から引き剥がして平面展開すれば、図7に示すように、他の食器等に移すことなく皿としてそのまま使用することもできる。本体固定板25aを第一本体側板22から引き剥がす際、本体固定板25と第一本体側板22は接着固定領域Sで固着されているが、接着固定領域Sは半切り線Hによって囲まれているため、この半切り線Hが破れて、半切り線Hで囲まれた接着固定領域Sは板紙の中間層で剥離して容易に引き剥がれる。
そして、容器本体12は平面展開されているため、嵩張ることなく減容して廃棄される。
このように、本実施形態の包装用容器11は、折り曲げ自在な板状部材である板紙で形成される容器本体12と、蓋体31と、からなる包装用容器11であって、容器本体12は、底部と、本体側部と、当該本体側部の上方に本体開口部26と、を有し、底部は、長方形の底板21を有し、本体側部は、底板21に対して起立する第一本体側板22と、第一本体側板22と隣接し、底板21に対して起立する第二本体側板23と、第一本体側板22と第二本体側板23との間に、第一本体側板22の外側に固定して、第一本体側板22及び第二本体側板23が底板21に対して起立した状態を保持する本体固定板25と、を有し、第一本体側板22の上端縁及び第二本体側板23の上端縁が本体開口部26を形成し、本体開口部26は、本体開口部端縁から延在し、外方側に折り返されるロック片24を有し、蓋体31は、天部と、蓋体側部と、当該蓋体側部の下方に蓋体開口部と、を有し、天部は、容器本体開口部26と略同形状の長方形の天板32を有し、蓋体側部は、天板32から垂下する第一蓋体側板33と、第一蓋体側板33に隣接し、天板32から垂下する第二蓋体側板34と、第一蓋体側板33と第二蓋体側板34との間に、第二蓋体側板34の内側に固定して、第一蓋体側板33及び第二蓋体側板34が天板32から垂下した状態を保持する蓋体固定板35と、を有し、第一蓋体側板33の下端縁及び第二蓋体側板34の下端縁が蓋体開口部36を形成し、天板32と蓋体固定板35の天板32側の縁部35aとの間にロック受部37を形成し、本体開口部26を、蓋体31によって閉鎖・開放するものであって、ロック片24をロック受部37に嵌めて本体開口部26の閉鎖状態を保持し、ロック片24をロック受部37から外して本体開口部26を開放することを特徴とする、包装用容器11である。
このため、本体開口部26に蓋体31を被せるだけでロック片24の左右端がロック受部37に嵌って、蓋体31の上方への動きを規制して閉鎖状態を保持することができる。また、蓋体31を持ち上げれば、ロック片24がロック受部から外れ、開放状態とすることができる。このため、本体開口部26を閉鎖・開放する際に、特別な操作が不要で、簡単な操作で取り扱うことができる。
また、本実施形態の容器本体12は板紙で形成され、本体側部は、弱め線である半切り線Hで囲まれる接着固着領域Sを有し、この接着固定領域Sに接着剤を塗布して本体固定板25と第一本体側板22又は第二本体側板23とを接着固定する、
このため、本体固定板25を第一本体側板22から引き剥がす方向に力を加えると、接着剤が塗布された接着固着領域Sが囲まれた半切り線Hで破れて板紙の中層間で剥離し、容易に引き剥がして、簡単な操作で容器本体12を平面展開することができ、廃棄の際には、容積を減らすことができる。
また、本実施形態の包装用容器11の本体固定板25は、第一本体側板22及び第二本体側板23に連続し、底板21の角部を始点として本体固定板25を略二等分する位置に折目線を有し、当該折目線で本体固定板25を二つ折りして、第一本体側板22の外側に固定する包装用容器11である。
このため、本体固定板25を第一本体側板22から引き剥がして平面展開とすると、切れ目のない1枚のシート状になり、簡単な操作で皿として使用することもできる。この際、接着固定領域Sは半切り線Hによって板紙の中間層で剥離し、容器本体12の内側に透孔や破れが生じていないため、皿としての利用により適している。
また、本実施形態の容器本体12の第一本体側板22及び第二本体側板23は、底板21に対して外力側に傾斜して起立するテーパー形状であり、さらに、本実施形態の蓋体31の第一蓋体側板33及び第二蓋体側板34は、天板32から外方側に傾斜して垂下するテーパー形状である。
このため、ストックする際にはスタッキングしておくことができ、使用時に都度組み立てる必要がなく、簡単な操作で取り扱うことができる。
尚、本実施形態の本体固定板25は、第一本体側板22と第二本体側板23とに連続して設けているが、第一本体側板22又は第二本体側板23のいずれか一方からのみ連続して設け、他方側の第一本体側板22又は第二本体側板23の外側に固定してもよい。
また、本実施形態の蓋体31の蓋体固定板35は、第一蓋体側板33からのみ連続して設けているが、第一蓋体側板33及び第二蓋体側板34に連続して設け、天板32の角部を始点として蓋固定板35を略二等分する位置に折目線を形成してもよい。
また、本実施形態の容器本体12の接着固定領域Sを囲む半切り線Hを第一本体側板22に設けているが、本体固定板25に設けてもよい。
また、本実施形態の蓋体31の接着固定領域を囲む弱め線を設けてもよい。
また、本実施形態の弱め線は半切り線Hで形成しているが、ミシン目で形成してもよい。弱め線は、引っ張り等の力が加えられることにより他の領域と比較して板状部材の破壊が容易となるよう弱められた線状領域となればよい。
また、本実施形態の容器本体12の第一本体側板22及び第二本体側板23は、底板21に対して外方側に傾斜して起立するテーパー形状であり、蓋体31の第一蓋側板33及び第二蓋側板34は、天板32から外方側に傾斜して垂下するテーパー形状であるが、ストックする必要がない場合には、容器本体12の第一本体側板22及び第二本体側板23は、底板21に対して直立させ、或いは、蓋体31の第一蓋側板33及び第二蓋側板34を天板31から直角に垂下させるように設計してもよい。
また、本実施形態の包装用容器11は、容器本体12と、蓋体31とを別々に設けているが、例えば、容器本体12の一対の第二本体側板23のいずれか一方から蓋体を連設して、容器本体と一体に設けてもよい。
本考案の技術的範囲は、本実施形態に限定されるものではなく、本明細書及び図面に記載した事項から明らかになる考案が真に意図する技術的思想の範囲全体に、広く及ぶものである。
11 包装用容器
12 容器本体
21 底板
22 第一本体側板
23 第二本体側板
24 ロック片
25 本体固定板
25a 第一本体固定板
25b 第二本体固定板
26 本体開口部
31 蓋体
32 天板
32a 窓部
33 第一蓋体側板
34 第二蓋体側板
35 蓋体固定板
35a 縁部
36 蓋体開口部
37 ロック受部
41 折目線
42 折目線
43 折目線
44 折目線
45 折目線
46 折目線
51 折目線
52 折目線
53 折目線
S 接着固定領域
H 半切り線
12 容器本体
21 底板
22 第一本体側板
23 第二本体側板
24 ロック片
25 本体固定板
25a 第一本体固定板
25b 第二本体固定板
26 本体開口部
31 蓋体
32 天板
32a 窓部
33 第一蓋体側板
34 第二蓋体側板
35 蓋体固定板
35a 縁部
36 蓋体開口部
37 ロック受部
41 折目線
42 折目線
43 折目線
44 折目線
45 折目線
46 折目線
51 折目線
52 折目線
53 折目線
S 接着固定領域
H 半切り線
Claims (8)
- 折り曲げ自在な板状部材で形成される容器本体と、蓋体と、からなる包装用容器であって、
前記容器本体は、底部と、本体側部と、当該本体側部の上方に本体開口部と、を有し、
前記底部は、多角形状の底板を有し、
前記本体側部は、前記底板に対して起立する第一本体側板と、当該第一本体側板と隣接し、前記底板に対して起立する第二本体側板と、前記第一本体側板と前記第二本体側板との間に、前記第一本体側板又は前記第二本体側板のいずれか一方の外側に固定して、前記第一本体側板及び前記第二本体側板が前記底板に対して起立した状態を保持する本体固定板と、を有し、前記第一本体側板の上端縁及び前記第二本体側板の上端縁が前記本体開口部を形成し、
前記本体開口部は、本体開口部端縁から延在し、外方側に折り返されるロック片を有し、
前記蓋体は、天部と、蓋体側部と、当該蓋体側部の下方に蓋体開口部と、を有し、
前記天部は、前記本体開口部と略同形状の多角形状の天板を有し、
前記蓋体側部は、当該天板から垂下する第一蓋体側板と、当該第一蓋体側板に隣接し、当該天板から垂下する第二蓋体側板と、前記第一蓋体側板と前記第二蓋体側板との間に、前記第一蓋体側板又は前記第二蓋体側板のいずれか一方の内側に固定して、前記第一蓋体側板及び前記第二蓋体側板が前記天板から垂下した状態を保持する蓋体固定板と、を有し、
前記第一蓋体側板の下端縁及び前記第二蓋体側板の下端縁が前記蓋体開口部を形成し、
前記天板と前記蓋体固定板の天板側の縁部との間にロック受部を形成し、
前記本体開口部を、前記蓋体によって閉鎖・開放するものであって、
前記ロック片を前記ロック受部に嵌めて前記本体開口部の閉鎖状態を保持し、前記ロック片を前記ロック受部から外して本体開口部を開放することを特徴とする、包装用容器。 - 前記本体側部は、弱め線で囲まれる接着固定領域を有し、当該接着固定領域に接着剤を塗布して前記本体固定板と前記第一本体側板又は前記第二本体側板とを接着固定することを特徴とする、請求項1に記載する包装用容器。
- 前記蓋体側部は、弱め線で囲まれる接着固定領域を有し、当該接着固定領域に接着剤を塗布して前記蓋体固定板と前記第一蓋体側板又は前記第二蓋体側板と接着固定することを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載する包装用容器。
- 前記板状部材は板紙であって、前記弱め線は半切り線であることを特徴とする、請求項2又は請求項3に記載する包装用容器。
- 前記本体固定板は、前記第一本体側板及び前記第二本体側板に連続し、前記底板の角部を始点として前記本体固定板を略二等分する位置に折目線を有し、当該折目線で前記本体固定板を二つ折りして、前記第一本体側板又は前記第二本体側板のいずれか一方の外側に固定することを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載する包装用容器。
- 前記蓋体固定板は、前記第一蓋体側板及び前記第二蓋体側板に連続し、前記天板の角部を始点として前記蓋体固定板を略二等分する位置に折目線を有し、当該折目線で前記蓋体固定板を二つ折りして、前記第一蓋体側板又は前記第二蓋体側板のいずれか一方の内側に固定することを特徴とする、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載する包装用容器。
- 前記第一本体側板及び前記第二本体側板は、前記底板に対して外方側に傾斜して起立することを特徴とする、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載する包装用容器。
- 前記第一蓋体側板及び前記第二蓋体側板は、前記天板から外方側に傾斜して垂下することを特徴とする、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載する包装用容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020003170U JP3228628U (ja) | 2020-07-02 | 2020-07-02 | 包装用容器 |
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JP2020003170U JP3228628U (ja) | 2020-07-02 | 2020-07-02 | 包装用容器 |
Publications (1)
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JP3228628U true JP3228628U (ja) | 2020-11-05 |
Family
ID=73014752
Family Applications (1)
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JP2020003170U Active JP3228628U (ja) | 2020-07-02 | 2020-07-02 | 包装用容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3228628U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022117734A1 (de) * | 2020-12-02 | 2022-06-09 | Jens Eckermann | Faltschachtel zum Verschließen mit einem Deckel |
-
2020
- 2020-07-02 JP JP2020003170U patent/JP3228628U/ja active Active
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2022117734A1 (de) * | 2020-12-02 | 2022-06-09 | Jens Eckermann | Faltschachtel zum Verschließen mit einem Deckel |
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