JP3228505U - 小物入れ - Google Patents

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廣幸 真田
廣幸 真田
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株式会社真田化鋼
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Abstract

【課題】ロッカーなどの家具その他の壁面に、工具無しで着脱が可能な小物入れを提供する。【解決手段】小物入れ101は、取り付け板、容器1、及びタオル掛け3を有する。取り付け板は、取り付け対象となる壁面に、ネジ止め又は両面粘着テープにより取り付け可能である。容器は、小物を収容可能であり、背面に取り付け板を受け入れる後退部を有し、後退部の左右両端部に、取り付け板の左右両端部を下方から受け入れ、かつ着脱可能に係合する溝を、さらに有している。タオル掛けは、容器本体26の下方に位置し、前向きと下向きとの間で回動可能なように、容器に支持される。【選択図】図1

Description

本考案は、ロッカーなどの家具の内壁面などに取り付けて使用することが可能な小物入れに関する。
従来より、天井又は床に仕切を設けることにより、小型のバッグ、靴などを置いておくことを可能にしたロッカーが知られる。特許文献1に開示されるロッカーも、その一種である。また、財布、眼鏡、腕時計、携帯電話などの小物を置いておくための小物入れが、内壁に取り付けられたロッカーも見られる。しかし、小物入れがあるロッカーにおいても、小物入れはネジによりロッカー内壁に固定されており、不要なときに、工具無しで容易に取外したり、必要なときに再装着したりできるようにはなっていない。
特開2001−37557号公報
本考案は上記の問題点に鑑みてなされたもので、ロッカーなどの家具その他の壁面に、工具無しで着脱が可能な小物入れを提供することを目的とする。
上記課題を解決し上記目的を達成するために、本考案のうち第1の態様によるものは、小物入れであって、取り付け板と、容器と、を備えている。取り付け板は、取り付け対象となる壁面に、ネジ止め又は両面粘着テープにより取り付け可能である。容器は、小物を収容可能であり、背面に前記取り付け板を受け入れる後退部を有し、当該後退部の左右両端部に、前記取り付け板の左右両端部を下方から受け入れ、かつ着脱可能に係合する溝をさらに有している。
この構成によれば、例えばロッカーなどの家具の内壁面、建物の内壁面などの壁面に、設置可能な小物入れが実現する。また、小物入れが不要なときには、壁面から出っ張る容器を、取り付け板から取り外しておくことができ、必要なときに取り付けることが可能である。装着及び脱着には、容器を取り付け板に対してスライドさせれば足り、工具を要しない。
本考案のうち第2の態様によるものは、第1の態様による小物入れであって、前記取り付け板は、背面が平坦であり、前面にリブが縦横に配置されており、ネジ止め用の複数の孔が設けられている。
この構成によれば、取り付け板を、複数の孔にネジを通すことにより壁面にネジ止めすることも、平坦な背面に両面粘着テープを貼着したり、接着剤を塗布したりすることにより、壁面に貼り付けることもできる。また、前面にリブが縦横に配置されているので、リブの間に磁石を配置することにより、取り付け板を冷蔵庫の壁面などの磁性体の壁に、磁力により吸着させることも可能である。また、前面にリブが縦横に配置されているので、取り付け板は剛性を保ちつつ軽量化される。
本考案のうち第3の態様によるものは、第1又は第2の態様による小物入れであって、前記後退部の前記左右両端部の前記溝と、当該溝に係合する前記取り付け板の前記左右両端部は、上端から下端に至るほど、それぞれの左右の間隔が広い。
この構成によれば、取り付け板への容器の装着及び脱着が容易に行い得る。
本考案のうち第4の態様によるものは、第1から第3のいずれかの態様による小物入れであって、前記容器に連結し当該容器の下方に、タオルを掛けることを可能にするタオル掛けを、さらに備えている。
この構成によれば、容器と干渉することなく、タオル、ネクタイなどを掛けておくことが可能となる。
本考案のうち第5の態様によるものは、第4の態様による小物入れであって、前記タオル掛けは、左右に延びる棒状体と、前記棒状体の左右両端部に先端部が連結し、前記棒状体を支持する一対の腕部と、を有している。また、前記容器は、容器本体と、前記容器本体の底面の左右両端部から下方に突出し、前記一対の腕部の基端部を回動自在に支持する一対の支持部材を有している。それにより、前記タオル掛けは、前記一対の腕部の前記先端部が前記基端部の下方に位置する下方姿勢と、前方に位置する前方姿勢との間で回動可能である。
この構成によれば、小物入れを使用するときには、タオル掛けが下方姿勢を取るようにして、タオル等を掛け易くし、小物入れが不要なときには、容器を取り付け板から取り外しておくとともに、タオル掛けが前方姿勢を取るようにして、タオル掛けが付随する容器を、嵩張らずに収納することが可能となる。
本考案のうち第6の態様によるものは、第5の態様による小物入れであって、前記一対の腕部と前記容器は、前記タオル掛けが前記前方姿勢を保持するように、前記一対の腕部を解除可能に保持するスナップフィット構造を有している。
この構成によれば、容器を収納するときに、タオル掛けの回動位置が安定する。
本考案のうち第7の態様によるものは、第6の態様による小物入れであって、前記一対の腕部は、第1の突起を有している。また、前記一対の支持部材は、前記タオル掛けが前記下方姿勢から前記前方姿勢に移るように回動するときに、前記第1の突起を下端から受け入れる切り欠きを有している。そして、前記切り欠きは、前記第1の突起と係合することにより、前記タオル掛けを前記前方姿勢に、前記棒状体を回動させる手指の力により解除可能に係止する係合部を有している。
この構成によれば、タオル掛けを前方姿勢に保持するスナップフィット構造が、簡素な構成により実現する。
本考案のうち第8の態様によるものは、第5から第7のいずれかの態様による小物入れであって、前記一対の腕部と前記容器は、前記タオル掛けが前記下方姿勢を保持するように、前記一対の腕部を解除可能に保持する別のスナップフィット構造を有している。
この構成によれば、小物入れを使用するときに、タオル掛けの回動位置が安定する。
本考案のうち第9の態様によるものは、第8の態様による小物入れであって、前記容器と前記一対の腕部とは、第2の突起と当該第2の突起を受け入れる凹陥部とのうち、一方と他方とを、それぞれ有している。そして、前記第2の突起と前記凹陥部とは、互いに係合することにより、前記タオル掛けを前記下方姿勢に、前記棒状体を回動させる手指の力により解除可能に係止する。
この構成によれば、タオル掛けを下方姿勢に保持するスナップフィット構造が、簡素な構成により実現する。
本考案のうち第10の態様によるものは、第5から第9のいずれかの態様による小物入れであって、前記容器は、前記タオル掛けが前記下方姿勢を超えて後方に回動しないように、前記一対の腕部を制止する制止部材を、さらに有している。
この構成によれば、タオル掛けが下方姿勢を超えて、無用に後方に回動にすることを回避することができる。
本考案のうち第11の態様によるものは、第5から第10のいずれかの態様による小物入れであって、前記一対の支持部材は、前記タオル掛けが前記前方姿勢にある状態で、前記容器が水平面に置かれたときに、下端縁が当該水平面に接して前記容器を支持する形状である。
この構成によれば、容器を取り付け板から取り外し、かつ、タオル掛けを前方姿勢を取るようにすることにより、容器を机上等に置いて、小物入れとして使用することができる。
本考案のうち第12の態様によるものは、第5から第11のいずれかの態様による小物入れであって、前記タオル掛けは、前記棒状体にスライド可能に取り付けられたクリップを、さらに有している。また、前記クリップは、前記棒状体にスライド可能に取り付けられたクリップ基部と、前記クリップ基部から前記棒状体に沿って伸びるクリップ腕部と、を有している。そして、前記クリップ腕部は、前記クリップ基部に連結する基端部位と、前記クリップ基部から最も遠い先端部位とのいずれよりも、それらの中間部において、前記棒状体との距離が小さい。
この構成によれば、タオル掛けの棒状体に掛けたタオル等を、クリップに挟んで押さえたり、小物を吊り下げる紐体あるいはリングを、クリップ基部近くのクリップ腕部に吊しておいたりすることができる。
本考案のうち第13の態様によるものは、第12の態様による小物入れであって、前記タオル掛けの前記棒状体は、前記クリップが中心軸周りに回転するのを妨げる断面形状を有している。
この構成によれば、タオル掛けの棒状体の周方向に沿ったクリップの位置が定まる。
以上のように本考案によれば、ロッカーなどの家具その他の壁面に、工具無しで着脱が可能な小物入れが実現する。
本考案の一実施の形態による小物入れの外観を示す斜視図である。 図1の小物入れの底面図である。 図1の小物入れの背面付近の正面断面図である 図1の小物入れの取り付け板の斜視図である。 図4の取り付け板の正面図である。 図4の取り付け板のB−B断面図である。 図1の小物入れのタオル掛けの斜視図である。 図7のタオル掛けの側面図である。 図1の小物入れの部分拡大側面図である。 図1の小物入れのうち、タオル掛けを支持する支持部材の拡大側面図である。 図1の小物入れのタオル掛けに装着されたクリップの斜視図である。 図11のクリップの斜視図である。 タオル掛けに装着された図11のクリップの正面図である。
図1は、本考案の一実施の形態による小物入れの外観を示す斜視図である。この小物入れ101は、ロッカーなどの家具の内壁面、建物の内壁面などの壁面に、設置できるように構成されている。小物入れ101は、容器1及びタオル掛け3を有している。容器1は、財布、眼鏡、腕時計、携帯電話などの小物を置いておくことのできる、上面が開放された容器である。図示例では、容器1は、前後よりも左右に長い略矩形の容器である。容器1は、一例として、一体成型されたプラスチック製である。
タオル掛け3は、容器1の下方に設けられ、タオル、ネクタイなどを掛けておくことを可能にする部材である。タオル掛け3は、容器1に回動可能に連結されており、それにより、前方を向く姿勢(「前方姿勢」と記載する)と、下方を向く姿勢(「下方姿勢」と記載する)との間で、姿勢を変えることが可能である。図1は、双方の姿勢を同時に例示している。
図2は、小物入れ101の底面図である。また、図3は、容器1の背面付近の正面断面図である。小物入れ101の背面壁は、左右方向中央領域において、前方に向かって幾分後退した後退部5を成している。後退部5の下端は開放され、上端は天井7により塞がれている。後退部5は左右方向に延在し、上端は下端よりも左右方向の幅が狭くなっている。すなわち、後退部5の正面視輪郭は、略台形状である。後退部5の背面側端縁には、後退部5に向かって張り出す張り出し部9が、当該端縁に沿って形成されている。それにより、後退部5の左右両端部及び上端部には、溝11が形成されている。
図4〜図6は、容器1を壁に着脱自在に装着するための取り付け板の構成を例示する図である。図4は斜視図であり、図5は正面図、図6はB−B断面図である。小物入れ101は、容器1及びタオル掛け3に加えて、図示される取り付け板13をさらに有している。取り付け板13も、一例として、容器1と同様に一体成型されたプラスチック製である。取り付け板13が、ロッカーなどの家具の内壁面などの壁面に取り付けられ、容器1の溝11(図3参照)に取り付け板13を下方から受け入れ、溝11が取り付け板13と係合することにより、容器1が壁面に装着される。逆に容器1を壁面から取り外すことも可能である。着脱は、容器1を取り付け板13に対してスライドさせるだけで足り、着脱に工具は不要である。
取り付け板13の左右両端面及び上端面には、取り付け板13の周方向に沿って伸びる筋状の突起15が形成されている。この突起15が、後退部5の溝11(図3参照)に係合することにより、容器1が取り付け板13に支持される。このため、突起15の正面視輪郭は、後退部5に整合するように略台形状となっている。後退部5と突起15の輪郭形状が、ともに略台形状であるために、溝11に突起15を迎え入れ易いという利点が得られる。
取り付け板13は、背面が平坦である。このため、背面に両面粘着テープを貼着することにより、取り付け板13を壁面に取り付けることが可能である。粘着テープに代えて、接着剤を背面に塗布してもよい。また、取り付け板13には、ネジ穴17が設けられている。図示例では、ネジ穴17は左右に2箇所設けられている。このため、取り付け板13は、壁面にネジ止めすることも可能である。取り付け板13の正面には、一定の剛性を保ちつつ軽量化を図るために、リブ19が縦横に配置されている。リブ19同士の間には、隙間21が形成されるので、これらの隙間21の一部又は全部に、強力な磁石を貼着あるいは嵌め込むことにより、磁石の磁力により取り付け板13を冷蔵庫の外壁面などに取り付けることも可能である。
図7は、タオル掛け3の斜視図である。タオル掛け3は、棒状体23と、棒状体23を支持する一対の腕部25とを有している。棒状体23は、タオル等が掛けられる棒状の部材であり、左右に延びている。一対の腕部25は、棒状体23の左右両端部に先端部が連結している。棒状体23は、一例として管状のアルミニウム製である。図示例では、棒状体23の断面形状は略矩形である。また、腕部25は、一例として、容器1と同様に一体成型されたプラスチック製である。
図1に戻って、容器1は、容器本体26と、容器本体26の底面の左右両端部から下方に突出して、一対の腕部25を支持する一対の支持部材27を有している。図示例では、支持部材27は、前後に延びる略矩形の板状である。支持部材27は、腕部25の基端部を回動自在に支持する。それにより、タオル掛け3は、下方姿勢と前方姿勢との間で回動可能である。小物入れ101を使用するときには、タオル掛け3が下方姿勢を取るようにして、タオル等を掛け易くし、小物入れ101が不要なときには、容器1を取り付け板13から取り外しておくとともに、タオル掛け3が前方姿勢を取るようにして、タオル掛け3付きの容器1を嵩張らずに収納することが可能となる。
図8は、タオル掛け3の側面図である。図9は、小物入れ101の部分拡大側面図であり、支持部材27の周囲を拡大して示している。また、図10は、支持部材27の拡大側面図である。タオル掛け3の腕部25の基端部には、回動軸となる円柱状の突起29が設けられている。この突起29が、支持部材27に設けられた孔31に挿入されることにより、腕部25は支持部材27に回動自在に支持される。
腕部25の基端部と先端部との中間の部位には、別の突起33が設けられている。図示例では突起33も円柱状である。支持部材27には、タオル掛け3が下方姿勢から前方姿勢に移るように回動するときに、突起33を下方から受け入れるように、支持部材27の下面に開口する切り欠き35が形成されている。切り欠き35の辺縁部は、突起33が切り欠き35に進入し、奥に達するまでの中途において、突起33を弾性的に押圧するように、切り欠き35に向かって張り出した張り出し部37を有している。このため、突起33が張り出し部37を通過し、タオル掛け3が前方姿勢に達すると、突起3は張り出し部37によって係止され、その位置を保持する。すなわち、切り欠き35は、張り出し部37の奥に、突起33と係合することにより突起33を係止する係合部38を有している。それにより、タオル掛け3は、前方姿勢を保持する。
タオル掛け3の棒状体23(図7参照)を手指により下方に軽く押すと、突起33は係合部38による係止状態を脱して、下方に向かって移動する。このように、腕部25と支持部材27は、タオル掛け3が前方姿勢を保持するように、腕部25を解除可能に保持する一種のスナップフィット構造を有している。
図8に例示するように、腕部25の基端側端縁39、すなわちタオル掛け3が前方姿勢にあるときの腕部25の後部端縁(図8において腕部25の右端縁)には、中央部に2つの突起40が周方向に並んで設けられ、その間に凹陥部41が形成されている。基端側端縁39のうち、突起40よりも上方の端縁42の側面視輪郭は、突起29を中心とする弧状である。一方、突起40よりも下方の端縁43の側面視輪郭は、鉛直に延びている。
図10に例示するように、容器本体26の底部のうち、支持部材27に設けられる孔31の上方に相当する部位には、前後方向に並ぶ2つの突起45,47が設けられている。図示例では、突起47は突起45よりも突出量が大きく設定されている。タオル掛け3を前方姿勢から下方姿勢に変えるときには、腕部25は、先端部が基端部の前方に位置する水平姿勢から、先端部が基端部の下方に位置する垂直姿勢に移るように(すなわち、図10において左回りに)、孔31に支持される突起29の周りに回動する。このとき、突起45には、腕部25の基端側端縁39のうち、輪郭形状が弧状である端縁42が当接するので、腕部25の回動は突起45によって妨げられない。
腕部25が垂直姿勢に達する直前に、腕部25の突起40のうちの一つが、突起45に当接する。腕部25をさらに下方姿勢に向かって回動させると、突起40が突起45により弾性的に押圧される。腕部25が垂直姿勢に達すると、突起45は2つの突起40の間の凹陥部41に係合する。これによりタオル掛け3が、安定して下方姿勢に保持される。タオル掛け3の棒状体23を手指により前方に引くと、腕部25は突起45による係止状態を脱して、前方に向かって回動する。このように、腕部25と容器本体26は、タオル掛け3が下方姿勢を保持するように、腕部25を解除可能に保持する一種のスナップフィット構造を有している。
腕部25が垂直姿勢にあるときには、同時に、腕部25の基端側端縁39のうち、端縁43が、容器本体26の底部の別の突起47に当接する。これにより腕部25が垂直姿勢を超えて、さらに回動し、タオル掛け3が下方姿勢よりもさらに後方に向かって回動することが回避される。すなわち、突起47は腕部25の過度な回動を阻止する制止部材として機能する。
図9に例示するように、タオル掛け3が前方姿勢にあるとき、棒状体23及び腕部25は、支持部材27の下端縁から下方に突出しない。すなわち、一対の支持部材27は、タオル掛け3が前方姿勢にある状態で、容器1が水平面48に置かれたときに、下端縁が水平面48に接して容器1を支持する形状をなしている。このため、容器1を取り付け板13から取り外し、かつ、タオル掛け3を前方姿勢を取るようにすることにより、容器1を机上等に置いて、小物入れとして使用することができる。
図11は、タオル掛け3に装着されたクリップの斜視図である。また、図12は、同クリップの斜視図であり、図13は、タオル掛け3に装着された同クリップの正面図である。図示例の通り、タオル掛け3は、棒状体23にスライド可能に取り付けられたクリップ49を、さらに有するのが望ましい。クリップ49は、一例として一体成型されたプラスチック製である。クリップ49は、互いに連結したクリップ基部51とクリップ腕部53とを有している。クリップ基部51は、貫通孔55を有している。クリップ基部51は、貫通孔55に棒状体23が挿通されることにより、棒状体23にスライド可能に取り付けられる。図示例では、棒状体23と貫通孔55の断面形状が、ともに矩形であるので、クリップ基部51は、棒状体23の軸周りに回転しない。
クリップ腕部53は、クリップ基部51から棒状体23に沿って延びている。図示例では、クリップ腕部53は、クリップ基部51に連結する基端部位と、クリップ基部51から最も遠い先端部位とのいずれよりも、それらの中間部において、棒状体23との距離が小さくなるように湾曲している。図示例では、クリップ腕部53は、最も棒状体23に近接する部位においても、棒状体23との間に隙間を保っている。これに対して、クリップ腕部53は、通常は棒状体23に接していて、手指で力を加えることにより、棒状体23との間に隙間を形成するように弾性的に変形しても良い。クリップ腕部53が棒状体23に接する形態においても、クリップ腕部53は、基端部位と先端部位とのいずれよりも、中間部において棒状体23との距離が小さいことに変わりはない。クリップ49が設けられることにより、棒状体23に掛けられたタオル等を、クリップ49に挟んで押さえておいたり、鍵57などの小物を吊り下げるリングや紐体を、クリップ基部51に近いクリップ腕部53の基端部位に吊しておいたりすることができる。
(その他の実施の形態)
図8及び図10には、腕部25に凹陥部41が形成され、容器本体26に突起45が設けられている例を示した。これに対して、腕部25に突起45を設け、容器本体26に凹陥部41を設けても良い。さらに、容器本体26に代えて、支持部材27に、凹陥部41又は突起45を設け、腕部25の対応する部位に、突起45又は凹陥部41を設けても良い。また、突起47に代えて、腕部25を制止する制止部材を、支持部材27に設けてもよい。
図11及び図12には、クリップ49が回転しないために、棒状体23の断面形状が略矩形である例を示した。これに対して、棒状体23の断面形状として、楕円形、或いは軸方向に沿った線状の溝が形成された円形など、を採用し、クリップ基部51の貫通孔55が、棒状体23の断面形状に対応する断面形状を成すようにしてもよい。
1 容器、 3 タオル掛け、 5 後退部、 7 天井、 9 張り出し部、 11 溝、 13 取り付け板、15 突起 、 17 ネジ穴、 19 リブ、 21 隙間、 23 棒状体、 25 腕部、 26 容器本体、 27 支持部材、 29 突起、 31 孔、 33 突起、 35 切り欠き、 37 張り出し部、 38 係合部、 39 基端側端縁、 40 突起、 41 凹陥部、 42,43 端縁、 45,47 突起、 48 水平面, 49 クリップ、 51 クリップ基部、 53 クリップ腕部、 55 貫通孔、 101 小物入れ。

Claims (13)

  1. 取り付け対象となる壁面に、ネジ止め又は両面粘着テープにより取り付け可能な取り付け板と、
    小物を収容可能であり、背面に前記取り付け板を受け入れる後退部を有し、当該後退部の左右両端部に、前記取り付け板の左右両端部を下方から受け入れ、かつ着脱可能に係合する溝をさらに有する、容器と、を備える小物入れ。
  2. 前記取り付け板は、背面が平坦であり、前面にリブが縦横に配置されており、ネジ止め用の複数の孔が設けられている、請求項1に記載の小物入れ。
  3. 前記後退部の前記左右両端部の前記溝と、当該溝に係合する前記取り付け板の前記左右両端部は、上端から下端に至るほど、それぞれの左右の間隔が広い、請求項1又は2に記載の小物入れ。
  4. 前記容器に連結し当該容器の下方に、タオルを掛けることを可能にするタオル掛けを、さらに備える、請求項1から3のいずれかに記載の小物入れ。
  5. 前記タオル掛けは、
    左右に延びる棒状体と、
    前記棒状体の左右両端部に先端部が連結し、前記棒状体を支持する一対の腕部と、を有し、
    前記容器は、
    容器本体と、
    前記容器本体の底面の左右両端部から下方に突出し、前記一対の腕部の基端部を回動自在に支持する一対の支持部材を有し、
    それにより、前記タオル掛けは、前記一対の腕部の前記先端部が前記基端部の下方に位置する下方姿勢と、前方に位置する前方姿勢との間で回動可能である、請求項4に記載の小物入れ。
  6. 前記一対の腕部と前記容器は、前記タオル掛けが前記前方姿勢を保持するように、前記一対の腕部を解除可能に保持するスナップフィット構造を有する、請求項5に記載の小物入れ。
  7. 前記一対の腕部は、第1の突起を有し、
    前記一対の支持部材は、前記タオル掛けが前記下方姿勢から前記前方姿勢に移るように回動するときに、前記第1の突起を下端から受け入れる切り欠きを有し、
    前記切り欠きは、前記第1の突起と係合することにより、前記タオル掛けを前記前方姿勢に、前記棒状体を回動させる手指の力により解除可能に係止する係合部を有する、請求項6に記載の小物入れ。
  8. 前記一対の腕部と前記容器は、前記タオル掛けが前記下方姿勢を保持するように、前記一対の腕部を解除可能に保持する別のスナップフィット構造を有する、請求項5から7のいずれかに記載の小物入れ。
  9. 前記容器と前記一対の腕部とは、第2の突起と当該第2の突起を受け入れる凹陥部とのうち、一方と他方とを、それぞれ有し、
    前記第2の突起と前記凹陥部とは、互いに係合することにより、前記タオル掛けを前記下方姿勢に、前記棒状体を回動させる手指の力により解除可能に係止する、請求項8に記載の小物入れ。
  10. 前記容器は、前記タオル掛けが前記下方姿勢を超えて後方に回動しないように、前記一対の腕部を制止する制止部材を、さらに有する、請求項5から9のいずれかに記載の小物入れ。
  11. 前記一対の支持部材は、前記タオル掛けが前記前方姿勢にある状態で、前記容器が水平面に置かれたときに、下端縁が当該水平面に接して前記容器を支持する形状である、請求項5から10のいずれかに記載の小物入れ。
  12. 前記タオル掛けは、前記棒状体にスライド可能に取り付けられたクリップを、さらに有し、
    前記クリップは、
    前記棒状体にスライド可能に取り付けられたクリップ基部と、
    前記クリップ基部から前記棒状体に沿って伸びるクリップ腕部と、を有し、
    前記クリップ腕部は、前記クリップ基部に連結する基端部位と、前記クリップ基部から最も遠い先端部位とのいずれよりも、それらの中間部において、前記棒状体との距離が小さい、請求項5から11のいずれかに記載の小物入れ。
  13. 前記タオル掛けの前記棒状体は、前記クリップが中心軸周りに回転するのを妨げる断面形状を有する、請求項12に記載の小物入れ。
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