JP3228487B2 - A/d変換方法 - Google Patents

A/d変換方法

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JP3228487B2 JP28063393A JP28063393A JP3228487B2 JP 3228487 B2 JP3228487 B2 JP 3228487B2 JP 28063393 A JP28063393 A JP 28063393A JP 28063393 A JP28063393 A JP 28063393A JP 3228487 B2 JP3228487 B2 JP 3228487B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アナログ信号をデジタ
ル信号に変換するA/D変換方法に係り、特にリファレ
ンスレベル(比較基準値)間隔を広くしながら分解能を
高くできるようにしたA/D変換方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図8を参照して、A/D変換を実現する
ための従来のnビット全並列型A/D変換方法を説明す
る。図8の縦軸の「0」〜「2n-1a」は間隔を「a」
としたリファレンスレベル、横軸の「00・・・000
0」〜「11・・・1111」は各リファレンスレベル
に対応するnビットのデジタル値である。
【0003】入力されるアナログ信号レベルが、この2
n-1個のリファレンスレベルによって比較される。比較
結果は、アナログ信号レベルがリファレンスレベルより
下位にあるものと上位にあるものとで異なる結果とな
る。すなわち、求めるデジタル値は、この比較結果が反
転するまさにその下位の比較器リファレンスレベルであ
り、このリファレンスレベルに対応するデジタル値とな
る。
【0004】例えば、入力アナログ信号電圧VINが、3
a≦VIN<4aのレベルであれば、A/D変換されたデ
ジタル値は「00・・・0011」であるが、2a≦V
IN<3aであれば、「00・・・0010」である。
【0005】図9にnビットの全並列型A/D変換器の
ブロック図を示す。1はアナログ電圧入力端子、2は基
準電圧VREFの入力端子、3はリファレンス電圧を得る
ための値がR又はR/2の電圧分割用抵抗群、4は2
n-1個のラッチ付き比較器群、5は2n-1個のアンドゲー
ト群、6はエンコーダ、7はnビットのデジタル出力端
子群、8はオーバフロー出力端子である。
【0006】この図9に示すnビット全並列型A/D変
換器では、入力端子1に入力されたアナログ電圧が、2
n-1個の比較器群4において各リファレンス電圧と比較
され、2n-1個のアンドゲート群5を通り、入力電圧に
対する比較レベルが選択され、最後にエンコーダ6で符
号化される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このn
ビット全並列型A/D変換方法は、高分解能になるほど
リファレンスレベルの隣接間隔が狭まり、回路素子の性
能上クリティカルな読取精度が要求されるという問題が
あった。
【0008】本発明の目的は、従来と同程度の分解能が
要求される場合であっても、レファレンスレベルの隣接
間隔を従来よりも広くすることができ、上記したような
問題を解決したA/D変換方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、リファ
レンスレベル発生回路により得られた複数のリファレン
スレベルと入力アナログ信号のレベルを比較することに
より、該入力アナログ信号をnビットのデジタル信号に
変換するnビット全並列型A/D変換方法において、
入力アナログ信号レベルに上側下側を問わず最も近い
リファレンスレベルがどの箇所かを検出し、検出された
該箇所から、該箇所に対応するリファレンスレベルに割
り当てられたデジタル値よりLSBを除いたデジタル値
を求め、上記最も近いリファレンスレベル上記入力ア
ナログ信号レベル差分を検出し、その差分の極性から
上記デジタル値のLSBを求める、ことを特徴とするA
/D変換方法によって達成される。
【0010】このとき、上記入力アナログ信号レベルが
上記最も近いリファレンスレベル以上のとき上記デジタ
ル値のLSBを「1」とし、未満のとき「0」とするこ
とが好ましい。
【0011】また本発明の目的は、リファレンスレベル
発生回路により得られた複数のリファレンスレベルと入
力アナログ信号のレベルを比較することにより、該入力
アナログ信号をnビットのデジタル信号に変換するnビ
ット全並列型A/D変換方法において、LSBレベル
aのとき、リファレンスレベルをa、3a、5a、・・
・・・・、(2n−1)aとして、入力アナログ信号と
リファンレスレベルとで第1の減算を行い、該第1
減算結果を絶対値化し、該絶対値化結果から上記LS
Bレベルを減算し最小レベル値となったリファレンスレ
ベルはどの箇所かを検出し、検出された該箇所に対応す
るリファレンスレベルに割り当てられたデジタル値をL
SBを除くnビットデジタル値とし、上記最小レベル値
の上記第1の減算結果の極性から上記nビットデジタル
値のLSBを1又は0に決定することを特徴とするA
/D変換方法によっても達成される。
【0012】このとき、上記入力アナログ信号を電圧信
号とし、該電圧信号を電流信号に変換し、該変換した電
流信号を上記各リファレンスレベルに応した電流信号と
減算して該減算結果得られる余剰電流信号と不足電流信
号を電圧の高レベル又は低レベルの2値信号に変換し、
上記減算結果の絶対値を上記LSBに応した電流信号と
減算して該減算結果得られる余剰電流信号と不足電流信
号を電圧の高レベル又は低レベルの2値信号に変換し、
前者の2値信号変換値と後者の2値信号変換値を符号化
することにより、上記入力アナログ信号に応したnビッ
トのデジタル値を得ることが好ましい。
【0013】
【実施例】以下、本発明のnビット全並列A/D変換方
法について説明する。図1はそのA/D変換方法の説明
図である。図1の縦軸の「a」〜「(2n−1)a」は
リファレンスレベル、横軸の「00・・・0001」〜
「11・・・1111」はその各々のリファレンスレベ
ルに対応するnビットのデジタル値である。
【0014】リファレンスレベルは、「a」、「3
a」、「5a」、「7a」、・・・・・・・、「(2n
−1)a」のように、「a」を越えるレベルについては
図8に示したものと比べてその隣接レベル間隔が2倍と
なっている。つまり、「a」の奇数倍をリファレンスレ
ベルとして、そのレベル間隔を2aとしている。
【0015】次に処理方法について説明する。例えば、
図2の(a)に示すように、「00・・・0111」の
nビットのデジタル結果を持つことを期待されるレベル
[具体的には、レファレンスレベル「7a」と「8a」
(ただし、この「8a」なるリファレンスレベルは無
い。)との中間のレベル]のアナログ信号Aが入力され
た場合を考える。
【0016】まず、アナログ信号Aを、個々のリファレ
ンスレベル「a」〜「(2n−1)a」によって減算す
る。この結果、図2の(b)に示すように、アナログ信
号Aのレベルより小さいリファレンスレベルの側では正
の減算結果が、またアナログ信号Aのレベルより大きい
リファレンスレベル側では負の減算桔果が得られ、これ
らの減算結果はリファレンスレベルの数だけ得られる。
なお、この図2の(a)〜(d)の縦軸はレベル、横軸
デジタル値区分を示す。
【0017】次に、この各々の減算結果を絶対値化(こ
こでは負のレベルを正のレベルに変換)して図2の
(c)に示すような結果を得る。そしてこの後に、個々
絶対値化結果からLSBのレベル(図2では「a」)
を減算した結果を図2の(d)のように得る。
【0018】なお、上記のように絶対値化を行うので、
その前段階では、アナログ信号Aを個々のリファレンス
レベルによって減算する外に、これと逆に、個々のリフ
ァレンスレベルをアナログ信号Aによって減算しても同
様の結果が得られる。
【0019】以上から最小のレベルの減算結果が決定さ
れ、この最小のレベルの減算結果は(最小のレベルがa
よりも小さいとき)常に負の値を持つ。ここで、この最
小のレベルが得られたリファレンスレベルに相当するデ
ジタル値は、上記した「00・・・0111」である
が、ここではLSBを未知として「00・・・011
?」とする。
【0020】次に、このLSBについては、絶対値化す
る前の減算結果の最小レベルが正のときは「1」、負の
ときは「0」と決定する。正のときは入力アナログ信号
のレベルがその入力アナロク信号のレベルに最も近いリ
ファレンスレベルよりも大きいときであり、負のときは
小さいときである。この例では正であるから「1」であ
り、以上から、結局デジタル値は「00・・・011
1」となる。
【0021】このように入力アナログ信号Aのレベルに
最も近いリファレンスレベル「7a」がまず決定され、
そのリファレンスレベル「7a」に対応するデジタル値
が「00・・・011?」として決められる。そして、
その入力アナログ信号Aのレベルがそのリファレンスレ
ベル「7a]以上のときは、当該リファレンスレベル
「7a」に対応するデジタル値「00・・・0111」
となるが、リファレンスレベル「7a]未満のときは、
デジタル値「00・・・0110」となる。
【0022】なお、入力アナログ信号のレベルが上下隣
接する2個のリファレンスレベルの中間レベルと一致す
るとき、つまり最も近いリファレンスレベルが2個ある
ときは、上位側のリファレンスレベルに対しては「a」
だけ小さく、下位側のリファレンスレベルに対しては
「a」だけ大きくなり、このときは上位側、下位側のい
ずれのリファレンスレベルに属するかを決めなければな
らないが、これについは予め決定しておく。
【0023】そして、上記の場合、例えば上位側のリフ
ァレンスレベルに属すると予め決定したときは、当該上
位側リファレンスレベルに対応するデジタル値のLSB
を「0」とする。なお、逆に下位側のリファレンスレベ
ルに属すると予め決定したときは、当該下位側リファレ
ンスレベルに対応するデジタル値のLSBを「1」とす
る。
【0024】以上のように、本発明では、絶対値化処理
の次にLSBに対応するレベルの減算処理を行うことに
よって、入力アナログ信号のレベルがリファレンスレベ
ルの隣接レベル間隔(2a)の中間の上領域にあるか下
領域にあるか丁度中間部分にあるかを判別する。この結
果、本発明では、リファレンスレベルの間隔を従来の2
倍としながらも、分解能は従来と同等になる。
【0025】なお、入力アナログ信号がリファレンスレ
ベルのフルスケール以上であるときは、常に当該フルス
ケールのリファレンスレベルのデジタル値を出力させ、
入力アナログ信号がリファレンスレベルの零レベル以下
であるときは常に当該零のリファレンスレベルのデジタ
ル値を出力させる。
【0026】図3と図4は上記したA/D変換方法を実
施するための具体的回路を示す図である。ここでは、3
ビットの全並列型A/D変換器を示す。図3は入力アナ
ログ信号を複数のリファレンスレベルで比較し上記した
減算処理を行うアナログ処理部11を示し、図4は符号
化を行うデジタル処理部12を示す。図3の出力信号X
1〜X4、Yl〜Y4が図4の入力信号となる。
【0027】図3のアナログ処理部11において、13
はアナログ信号電圧が入力する入力端子、14〜17は
そのアナログ信号電圧を電流信号に変換するV/I変換
器、18〜21は減算・絶対値化処理器、22〜25は
LSBレベル「a」の奇数倍、つまり「a」、「3
a」、「5a」、「7a」に順次レベル設定されるリフ
ァレンス電流源、26〜29は減算用信号としてのLS
Bレベル「a」の電流源、30は減算制限器である。
【0028】さて、これを動作させるには、まず入力ア
ナログ信号電圧VINが、フルスケール時に「0」、零時
に「2na=8a」の値となる電流レベルIINへ、各V
/I変換器14〜17でリニアに変換する。
【0029】この結果、V/I変換器14〜17の出力
電流からリファレンス電流源22〜25の電流「a」、
「3a」、「5a」、「7a」を減算した結果の電流
が、余剰電流又は不足電流として、減算・絶対値化処理
器18〜21から吐き出(push)され又はそこに吸い込
(pull)まれる。
【0030】このとき、不足電流として吐き出されたと
きは、その減算・絶対値化処理器18〜21の入力端子
18a〜21aの電圧は低レベルとなり、余剰電流とし
て吸い込まれたときは高レベルとなり、この電圧が図4
のデジタル部12にデータX1〜X4として入力する。
【0031】また、この減算・絶対値化処理器18〜2
1の各出力端子18b〜21bには上記余剰電流、不足
電流が絶対値化されて吸込電流として出力される。そし
て、この吸込電流とそこに接続されているLSBレベル
「a」の電流源26〜29との減算結果としての吐き出
し電流、吸込電流が、減算制限器30に入力しそこにお
いて各々低レベル電圧、高レベル電圧に変換され、信号
Y1〜Y4として図4のデジタル部12に入力する。
【0032】この図4のデジタル部12は、バッファ3
1〜38、インバータ39〜44、オアゲート45〜4
7、ノアゲート48〜59からなる。そして、ノアゲー
ト57〜59の出力端子に得られるデジタル値d1〜d
3は、信号X1〜X4、Y1〜Y4に応して、図5に示
す真理値となる。
【0033】図6は上記した図3の減算・絶対値化処理
器18の具体的な回路を示す図である。なお、他の減算
絶対値化処理器19〜21もこれと全く同様の構成で
ある。この処理器18は、吸込電流信号によりオンする
ダイオードD1、吐き出し電流信号によりオンするダイ
オードD2、電流源18c、18d、カレントミラー接
続トランジスタQ1〜Q4、カレントミラー接続トラン
ジスタQ5〜Q8、カレントミラー接続トランジスタQ
9〜Q12からなる。
【0034】この処理器18では、電流源18c、18
dの電流を同一の「Io」の値に設定する。入力端子1
8aに電流の入出力がないときは、すべてのトランジス
タQ1〜Q12に電流「Io」が流れ、出力端子18で
の電流の入出力はない。また、入力端子18aはハイイ
ンピーダンスとなる。
【0035】入力端子18aから電流「Ia」を吸い込
むときは、ダイオードD1がオン、D2がオフして、ト
ランジスタQ9〜Q12のコレクタ電流が「Ia+I
o」となり、出力端子18bから電流「Ia」が吸い込
まれる。このとき、入力端子18aの電圧V18a1は、ダ
イオードD1の順方向電圧をVF1、トランジスタQ10
のベース・エミッタ間電圧をVBEQ10、Q11のベース
・エミッタ間電圧をVBEQ11とすると、 V18a1=3VBE なる(但し、VBE=VF1=VBEQ10=VBEQ11)。
【0036】入力端子18aから電流「Ib」を吐き出
すときは、ダイオードD1がオフ、D2がオンして、ト
ランジスタQ5〜Q12のコレクタ電流が「Ib+I
o」となり、出力端子18bから電流Ibが上記と同様
に吸い込まれる。このようにして絶対値化処理が行われ
る。このとき、入力端子18aの電圧V18a2は、ダイオ
ードD2の順方向電圧をVF2、トランジスタQ5のベー
ス・エミッタ間電圧をVBEQ5、Q8のベース・エミッタ
間電圧をVBEQ8とすると、 V18a2=VREF−3VBE となる(但し、VBE=VF2=VBEQ5=VBEQ8)。
【0037】入力端子18aの電圧V18a1とV18a2を比
較してみると、VREFを適宜設定することより、V18a1
>V18a2となるので、入力端子18aでの電流吸込時に
高レベル電圧が、吐き出し時に低レベル電圧が得られ
る。
【0038】図7は図3の減算制限器30の単位回路の
具体的回路を示す図である。減算制限器30は、この図
7に示す単位回路を4個並列接続して構成される。この
単位回路は、入力トランジスタQ13、Q14、ダイオ
ード接続トランジスタQ15〜Q18、ダイオードD3
からなる。
【0039】この単位回路では、入力端子30aから電
流を吸い込むときは、トランジスタQ14、Q17、Q
18のベース・エミッタ間電圧をVBEQ14、VBEQ17、V
BEQ18とすると、その入力端子30aの電圧V30a1が、 V30a1=3VBE となる(但し、VBE=VBEQ14=VBEQ17=VBEQ18)。
【0040】また、入力端子30aから電流を吐き出す
ときは、トランジスタQ13、Q15、Q16ベース
・エミッタ間電圧をVBEQ13、VBEQ15、VBEQ16とする
と、その入力端子30aの電圧V30a2が、 V30a2=VREF−3VBE となる(但し、VBE=VBEQ13=VBEQ15=VBEQ16)。
【0041】よって、電源電圧Vccを適宜設定すること
により、電圧V30a1>V30a2を得ることができ、電流吸
込のとき高レベル、吐き出しのとき低レベルの論理レベ
ルを得ることができる。
【0042】
【発明の効果】以上から本発明によれば、リファレンス
レベル間隔を従来の2倍にすることができるので、比較
器の数が少なくて済む。従来のLSBレベルの等間隔で
リファレンスレベルを設定する場合の比較器の数2n
1個に比較して2(n-1)個と少なくなる。例えば、n=
4ビットのときは、従来では15個の比較器が必要であ
るところが本発明では8個の比較器で済む。
【0043】また、このように従来のリファレンスレベ
ルの2倍の間隔でそのリファレンスレベルを設定して
も、分解能は従来と同等のものを保持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のnビット全並列型A/D変換方法の
変換説明図である。
【図2】 本発明のnビット全並列型A/D変換方法の
処理の説明図である。
【図3】 本発明の一実施例の3ビット全並列型A/D
変換回路のアナログ処理部の回路図である。
【図4】 本発明の一実施例の3ビット全並列型A/D
変換回路のデジタル処理部の回路図である。
【図5】 図4のデジタル処理部の真理値の説明図であ
る。
【図6】 図3の回路内の減算・絶対値化処理器18の
具体的回路図である。
【図7】 図3の回路内の減算制限器30の単位回路の
具体的回路図である。
【図8】 従来のnビット全並列型A/D変換方法の変
換説明図である。
【図9】 従来のnビット全並列型A/D変換器のブロ
ック図である。
【符号の説明】
11:アナログ処理部、12:デジタル処理部、13:
入力端子、14〜17:V/I変換器、18〜21:減
算・絶対値化処理器、22〜25:リファレンス電流
源、26〜29:LSB電流源、30:減算制限器、3
1〜38:バッファ、39〜44:インバータ、45〜
47:オアゲート、48〜59:ノアゲート。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リファレンスレベル発生回路により得られ
    た複数のリファレンスレベルと入力アナログ信号のレベ
    ルを比較することにより、該入力アナログ信号をnビッ
    トのデジタル信号に変換するnビット全並列型A/D変
    換方法において、上記 入力アナログ信号レベルに上側下側を問わず最も近
    いリファレンスレベルがどの箇所かを検出し、 検出された該箇所から、該箇所に対応するリファレンス
    レベルに割り当てられたデジタル値よりLSBを除いた
    デジタル値を求め、 上記 最も近いリファレンスレベル上記入力アナログ信
    号レベル差分を検出し、その差分の極性から上記デジ
    タル値のLSBを求める、 ことを特徴とするA/D変換方法。
  2. 【請求項2】上記入力アナログ信号レベルが上記最も近
    いリファレンスレベル以上のとき上記デジタル値のLS
    Bを「1」とし、未満のとき「0」とすることを特徴と
    する請求項1に記載のA/D変換方法。
  3. 【請求項3】リファレンスレベル発生回路により得られ
    た複数のリファレンスレベルと入力アナログ信号のレベ
    ルを比較することにより、該入力アナログ信号をnビッ
    トのデジタル信号に変換するnビット全並列型A/D変
    換方法において、 LSBレベルがaのとき、リファレンスレベルをa、3
    a、5a、・・・・・・、(2n−1)aとして、入力
    アナログ信号と該リファンレスレベルとで第1の減算
    を行い、 該第1の減算結果を絶対値化し、 該絶対値化結果から上記LSBレベルを減算し最小レベ
    ル値となったリファレンスレベルはどの箇所かを検出
    し、検出された該箇所に対応するリファレンスレベルに
    割り当てられたデジタル値をLSBを除くnビットデジ
    タル値とし、 上記最小レベル値の上記第1の減算結果の極性から 上記
    nビットデジタル値のLSBを1又は0に決定する ことを特徴とするA/D変換方法。
  4. 【請求項4】上記入力アナログ信号を電圧信号とし、該
    電圧信号を電流信号に変換し、該変換した電流信号を上
    記各リファレンスレベルに応した電流信号と減算して該
    減算結果得られる余剰電流信号と不足電流信号を電圧の
    高レベル又は低レベルの2値信号に変換し、上記減算結
    果の絶対値を上記LSBに応じた電流信号と減算して該
    減算結果得られる余剰電流信号と不足電流信号を電圧の
    高レベル又は低レベルの2値信号に変換し、前者の2値
    信号変換値と後者の2値信号変換値を符号化することに
    より、上記入力アナログ信号に応したnビットのデジタ
    ル値を得ることを特徴とする請求項3に記載のA/D変
    換方法。
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