JP3228409U - 気体脱臭浄化装置 - Google Patents

気体脱臭浄化装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3228409U
JP3228409U JP2020002941U JP2020002941U JP3228409U JP 3228409 U JP3228409 U JP 3228409U JP 2020002941 U JP2020002941 U JP 2020002941U JP 2020002941 U JP2020002941 U JP 2020002941U JP 3228409 U JP3228409 U JP 3228409U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
deodorizing
air
room
ceiling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020002941U
Other languages
English (en)
Inventor
勢治 一居
勢治 一居
Original Assignee
アイダッシュ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アイダッシュ株式会社 filed Critical アイダッシュ株式会社
Priority to JP2020002941U priority Critical patent/JP3228409U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3228409U publication Critical patent/JP3228409U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

【課題】タバコの煙や臭気、VOC(揮発性有機化合物)などの除去性能に優れ、しかも、経済的有利に施工や設置することができる気体脱臭浄化装置を提供する。【解決手段】閉鎖空間内底部の気体を吸引して脱臭浄化処理した後に排出させる気体脱臭浄化装置1であって、この気体脱臭浄化装置1は、その下部に気体吸引部13を有するとともに、天井部側に煙突17を向け、閉鎖空間内で排出するように構成した。【選択図】図2

Description

本考案は、気体脱臭浄化装置に関する。より詳しくは、例えば閉鎖空間を形成する室内上部に換気扇などが設けられた喫煙室等で使用することで効果を有する気体脱臭浄化装置である。
特許文献1には、部屋の内部に配置され、かつ、天井面および側面を囲ってほぼ密閉状態に設けた喫煙ブースの空気を清浄する空気清浄方法において、前記喫煙ブース内の空気を換気する換気手段と前記喫煙ブース内に空気を流入させる空気流入手段とを前記喫煙ブースの中央を経てほぼ対向する位置に配置し、かつ、中央付近に集塵機能を有する空気清浄機を配置し、前記空気清浄機で集塵した後の空気を前記換気手段で排出することを特徴とする空気清浄方法が開示されている(請求項10参照)。また、同文献にはブース内における粉塵濃度および一酸化炭素濃度の測定データが記載されているが、必ずしも十分なものではない。
また本願出願人らは、特許文献2に示されるように、利用者が出入り可能な閉鎖空間4を形成する壁部2と天井部3とを少なくとも備え、前記閉鎖空間の一部に、前記閉鎖空間内の気体を吸引して脱臭浄化処理した後に排出させる気体浄化装置5を配設し、さらにこの気体浄化装置は、その下部に気体吸引部5aを有するとともに、その上部と前記天井部との間に設けられた配管6により、前記閉鎖空間から外部へ脱臭浄化処理された気体を排出するように構成してなるものを提案した。
この構成のものであれば、気体脱臭浄化用ブースシステムは、タバコの煙や臭気、VOC(揮発性有機化合物)などの除去性能に優れ、しかも、それらの有害物質の除去を必要とする場所において極めて容易に施工して設置することができる。
特開2005−207078号公報 実用新案登録第3222280号公報
一方、既存の喫煙室は、図5に示されるように、閉鎖空間となる部屋の天井、又は天井に近い上部の壁に換気扇を設け、出入り口が開かれた場合に、入り口部分で部屋の内側に0.2m/sec以上の空気流(風速)(図5中の矢印参照)になるよう規定されて構成されるものが提案されている。
これは、2002年6月に厚生労働省「分煙効果判定基準策定検討会報告書」に基づいて設計されている。それによると、喫煙場所から非喫煙場所へのたばこの煙やニオイの漏洩防止(たばこを吸わない方への配慮)を実現するために開口部における、非喫煙場所から喫煙場所に向かう風速の確保として、0.2m/sec以上という規定があるためである。
しかしながら、図5に示される、設計の喫煙室は、一定期間ごとにたばこの悪臭などのにおいを除去するために床や壁を塩素系洗剤で分解し、悪臭除去作業を施さなくてはならず、負担が多く、喫煙者自身の健康も損なうことになっていた。
図5に示される空気の流れは、天井に設けられた換気扇によって出入り口からの空気流は、緩やかに天井に向かって空気流が形成されて、出入り口付近では、排煙は、部屋に向かって0.2m/sec以上の空気流(風速)が形成されて、出入り口から排煙が外に出ることは、無いが出入り口と反対側の床部分には、空気の澱みが各所に出来上がる。
この澱みができると、空気中のにおいの成分であるニコチンをはじめとして、揮発性有機化合物(VOC)などが蓄積し、それが原因で喫煙室は、悪臭を放つようになる。本発明者らは、前述した如く、特許文献2で示した、気体脱臭浄化用ブースシステムを提案しているが、これらシステムにおける気体脱臭浄化装置は、配管により、この気体脱臭浄化装置から排出される気体を閉鎖空間外に排出している。そのため、一旦気体脱臭浄化装置を設置した場合には、固定してしまっているため、気体脱臭浄化装置の位置を変更する場合は、配管を設置する天井部の穴を塞いで他の部分に配管用の穴を設けて設置しなおすか、一旦設けた穴に排出するために配管を変形して、この気体脱臭浄化装置の位置を変更するしかなかった。
本考案は、喫煙室などの閉鎖空間となる部屋(以後単に部屋と記載する)の天井に又は天井に近い上部の壁に換気扇を設け、出入り口が開かれた場合に、入り口部分で部屋の内側に0.2m/sec以上の空気流(風速)になるよう設定されている施設での使用に適した気体の浄化に適した気体脱臭浄化装置を提供する事を目的とするものである。
本考案者は、部屋の天井又は天井に近い壁部に換気扇を設けて、この出入り口から排煙を排出されないようにした喫煙ルームの使用に適し、これら部屋内底部の気体を吸引して脱臭浄化処理した後に排出させる気体脱臭浄化装置であって、その下部に気体吸引部を有するとともに、天井部側に煙突を向け、部屋内で排出するように構成したものである。
また、前記気体脱臭浄化装置の煙突は、例えば先端を曲げて排出方向を、可変とし、換気扇など気体の流通経路に向けて排出できるようにした。
本考案の気体脱臭浄化装置は、タバコの煙や臭気、VOCなどの気体を、部屋の空気の澱みを受けやすい部分に設置し、それら空気を吸引し、空気を浄化しながら部屋の空気の流路に向けて、排出するので、部屋における空気の澱みをなくし、タバコの煙や臭気、VOCなどが、部屋に蓄積されることなく、部屋内に設けた、喫煙室など悪臭を放つことは解消される。
本考案の気体脱臭浄化装置の使用状態説明図である。 本考案の気体脱臭浄化装置の内部の断面説明図である。 本考案の気体脱臭浄化装置の内部の組み立て説明図である。 本考案の気体脱臭浄化装置の煙突の実施例説明図である。 従来の喫煙室等の排煙状態説明図である。
本考案の気体脱臭浄化装置を提供するための好ましい形態を図面に基づいて説明する。
図2の気体脱臭浄化装置1の内部の断面説明図と、図3の気体脱臭浄化装置1の内部の組み立て説明図に基づいて、本考案の気体脱臭浄化装置1を説明する。この気体脱臭浄化装置1は、遠心ファン8によって、下部から気体を吸引する気体吸引部13を有するとともに、その上部に向けて煙突17から浄化された空気が排出されるように構成されている。
その気体吸引部13は、表面が浄化処理部のカバーとなるパンチングメタル円筒4で覆われ、その内側にプレフィルタ3、さらにその内側には、タバコの煙や臭気、VOCなどを吸着除去する浄化処理剤が充填されている。この浄化処理剤の材質、形状などは特に限定されないが、脱臭浄化処理性能の観点から粒状の活性炭層2が好ましく用いられる。活性炭の充填量や粒子径は特に限定されない。
活性炭層2を通過した空気は、ファンケース7上部のファンケース蓋15に固定されたマウント14により遠心ファン8が固定され、空気は、この遠心ファン8で吸引され、フィルタケース7内のアフターフィルタ5、ヘパフィルタ6を通過し、浄化された空気が天井側に排出されるようになっている。
上述した如くフィルタ類は、遮断する粉塵の粒径としては、限定されるものではないが、プレフィルタ3が、数μm〜500μm程度、アフターフィルタ5としては、0.5μm〜50μm、ヘパフィルタ6は、0.3μm〜5μm程度で対応している。
煙突17は、気体脱臭浄化装置1の設置場所、及び部屋における空気流路に応じて、長さサイズは、選択され排煙接続フランジ10に取り付けられる。煙突17は、長さサイズが、可変となるようなものをあらかじめ取り付けたものであっても良い。さらにこの煙突17は、部屋における空気流路に向けて空気を排出し易いように図4に示されるように一部を蛇腹形状にして、向きを可変にして、排出向きを変えられるようにしても良い。
このように構成された、気体脱臭浄化装置1の設置状態を図1に基づいて説明すると、天井に換気扇を配置して、幅90センチで、高さ200センチの入り口(図中W900×H2000mmと表示)が開口された場合、入り口から空気が排出されず、部屋に向かって0.2メート毎秒以上の風速が確保される。このように空気は、入口から天井の換気扇に向けて、空気流ができる(図1中の矢印参照)。このままだと部屋内には、空気の澱み部分ができるが(図5参照)、本考案の気体脱臭浄化装置1を空気の澱み部分に設置することで、空気の澱み部分を除去できるとともに室内の悪臭化を解消できる。気体脱臭浄化装置1は、設置する工事などを必要とせず適宜な場所に設置することで、部屋内の空間に、空気の澱み部分を除去することができ、澱み部分のタバコの煙や臭気をはじめVOC等の除去もでき、産業上きわめて有益な環境を提供できる。
気体脱臭浄化装置1の1台当たりの排気量としては、5.0立方メートル毎分〜6.0立方メートル毎分程度となる。もちろん部屋の中での吸引、排気になるとともに、部屋の空気流に流れるので、入り口から空気が排出されず、部屋に向かって0.2メート毎秒以上の風速が確保される。
1…気体脱臭浄化装置
2…活性炭層
3…プレフィルタ
4…パンチングメタル円筒
5…アフターフィルタ
6…ヘパフィルタ
7…フィルタケース
8…遠心ファン
9…ファンケース
10…排煙接続フランジ
11…パッキン
12…コントロールパネル
13…気体吸引部
14…マウント
15…ファンケース蓋
16…固定リング
17…煙突
18…角度形成蛇腹
31…出入口
32…換気扇
33…空気経路
35…空気の澱み

Claims (2)

  1. 利用者が出入り口から出入り可能な閉鎖空間を形成する壁部と天井部とを少なくとも備え、この閉鎖空間の天井又は天井に近い壁部に換気扇を設けて、前記出入り口から排煙を排出されないようにした喫煙ルームの使用に適し、前記閉鎖空間内底部の気体を吸引して脱臭浄化処理した後に排出させる気体脱臭浄化装置であって、
    この気体脱臭浄化装置は、その下部に気体吸引部を有するとともに、前記天井部側に煙突を向け、前記閉鎖空間内で排出するように構成したことを特徴とする気体脱臭浄化装置。
  2. 前記煙突は、先端を曲げて排出方向を、可変としたことを特徴とする前記請求項1記載の気体脱臭浄化装置。
JP2020002941U 2020-06-22 2020-06-22 気体脱臭浄化装置 Active JP3228409U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020002941U JP3228409U (ja) 2020-06-22 2020-06-22 気体脱臭浄化装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020002941U JP3228409U (ja) 2020-06-22 2020-06-22 気体脱臭浄化装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3228409U true JP3228409U (ja) 2020-10-22

Family

ID=72829133

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020002941U Active JP3228409U (ja) 2020-06-22 2020-06-22 気体脱臭浄化装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3228409U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102031772B1 (ko) 공기 청정기
JP4169084B2 (ja) 脱臭機能付き集塵装置及び脱臭濾過ユニット
KR20090058815A (ko) 차량용 공기청정기
KR101536635B1 (ko) 악취발생시설의 탈취장치
KR20040031624A (ko) 공기 청정 장치
DE102005011307B4 (de) Raucherfassungsvorrichtung, insbesondere für Tabakrauch
US20220258089A1 (en) Activated Charcoal Air Ventilation System Filter
JP3228409U (ja) 気体脱臭浄化装置
JP2001170145A (ja) 空気清浄機
JPH10286420A (ja) 空気清浄システム
JP2006250396A (ja) 空気清浄機能付喫煙室
FI92290B (fi) Tupakkahuone
JP4494114B2 (ja) 空気浄化装置
JP2010071551A (ja) 喫煙コーナー用空気清浄化スタンド
JP2006003058A (ja) 空気清浄機付喫煙所
CN204165145U (zh) 一种具有多重功效的嵌入式空气净化器
JP3222280U (ja) 気体脱臭浄化用ブースシステム
JP2002345944A (ja) 空気清浄機
JP2006159086A (ja) 空気質改善方法
KR20160069186A (ko) 흡연부스 정화 및 담배 냄새 정화 기능을 갖는 흡연부스.
JP2005308237A (ja) 喫煙室
JPH09122419A (ja) 空気清浄器
KR101667253B1 (ko) 담배 냄새 정화 기능을 갖는 흡연부스용 담배 재떨이
JP2003214665A (ja) 吸煙装置
CN211119767U (zh) 一种带有防臭烟灰箱的智能控烟机

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3228409

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250