JP3228293B2 - カメラ装置 - Google Patents

カメラ装置

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JP3228293B2
JP3228293B2 JP2001068913A JP2001068913A JP3228293B2 JP 3228293 B2 JP3228293 B2 JP 3228293B2 JP 2001068913 A JP2001068913 A JP 2001068913A JP 2001068913 A JP2001068913 A JP 2001068913A JP 3228293 B2 JP3228293 B2 JP 3228293B2
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、カメラと、モニ
タ用の液晶表示素子とを一体化したカメラ装置に関す
る。 【0002】 【従来の技術】従来のカメラ一体型表示装置、例えば液
晶TV付ムービーは、VTRで録画した内容をその場で
すぐに再生しモニタ用の液晶テレビジョン(以下、モニ
タTV)にて観察したり、或いはカメラからの映像をモ
ニタTVに直接表示させて観察することができるもので
ある。 【0003】このため、液晶TV付ムービーの用途は広
く、例えば各種スポーツにおけるフォームの研究、着付
け・化粧のチェック等にも用いることが可能である。こ
のように着付け・化粧のチェックに、液晶TV付ムービ
ーを用いる利点は、画面が縮小されているため、鏡でそ
のまま見るのと異なり、より客観的に自分自身を視認で
きることにある。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、液晶表
示素子は、その画像の見やすい角度があり、若し、カメ
ラの撮像方向が固定されていると、撮像方向を所望のも
のとし、且つ液晶表示素子に画像を見やすいものとする
ことが困難であった。 【0005】また、各種スポーツにおけるフォームの研
究、着付け・化粧のチェック等のために、自分自身を撮
影する時には、カメラ本体を手でもって撮影するより
も、机の上等にカメラを置いて撮影することが望まし
い。机の上にカメラを置いて自分自身の顔を撮影する場
合、机の面に近いような低い位置から顔を撮影すると、
下膨れの顔が撮影されたり、鼻の穴が強調された画像と
なる問題が生じる。更に、自分自身を撮影する時に、鏡
面像が表示されないと、表示されている像の方向を直ち
に認識しにくい問題があった。 【0006】従って、この発明の目的は、所望の撮影方
向で、且つ液晶表示素子の画像を見やすいものとでき、
また、机等の上に置いて操作者自身の撮影した時に良好
な画像を得ることが可能で、さらに、自分自身を撮影す
る時には、容易に鏡面像を得ることが可能なカメラ装置
を提供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】この発明は、上面および
底面と、上面および底面間を連結するように、互いに対
向する第1および第2の側面を有し、上面には、更に上
部に突起部を有すると共に、底面によって載置可能とさ
れた本体と、突起部に取り付けられた水平支軸の円周方
向に回動自在とされて、第1及び第2の側面方向に回動
するレンズ部を有するカメラ部と、第1の側面に配置さ
れ、カメラ部により撮影された画像を表示する液晶表示
部と、レンズ部を第1の側面方向に回動したとき、液晶
表示部に鏡面像を表示させるように切り換える表示切換
手段とからなることを特徴とするカメラ装置である。 【0008】カメラ部のレンズ部が回転できるので、液
晶表示部の画像を見やすい角度から見ることと、撮影方
向を所望のものとすることとを両立させることができ
る。また、操作者自身を撮影する時には、底面を机の上
に密着させるように、装置を置き、カメラ部のレンズ部
を操作者自身に向けるように回転させる。カメラ部が上
面の切欠に配置されているので、撮影時のカメラ位置が
低すぎることがなく、良好な顔の画像を得ることができ
る。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例につい
て図面を参照して説明する。この実施例は、図1に示す
ように、VTRと液晶表示体(以下、LCD)を備えた
表示装置に対し、この発明を適用したものである。 【0010】このカメラ一体型表示装置は、カメラ部1
と、画像表示素子としてのLCD2と、画像表示回路3
と、VTR部4と、キャビネットとしての本体5とから
主に構成される。 【0011】カメラ部1は、被写体を捉えてカラー画像
信号S1に変換し画像表示回路3に出力してLCD2に
より被写体を画像Pとして表示させ、或いは、カラー画
像信号S1を音声信号と共にVTR部4に出力して図示
せぬVTRテープに記録させるものである。このカメラ
部1は、上端部の水平支軸6に取付けられて水平支軸6
の円周方向(矢示C方向)に回動自在とされレンズ収納
部7を有するカメラ8と、このカメラ8と同軸状態で水
平支軸6に取付けられ、カメラ8を円周方向(矢示C方
向)に回動操作するための回動ツマミ9とからなる。 【0012】LCD2は、画素Eを駆動させることで任
意の画像Pを表示する。LCD2は本体5の手前側の側
面10に配されており、その内部には、m行の行電極X
とn列の列電極Yを有する。そして、画像Pの表示に当
たっては、i行目の行電極X i と、j列目の列電極Yj
に画像表示回路3より供給される駆動信号SMを印加し
て、その交点の画素Eijを駆動させて行う。 【0013】画像表示回路3(図2参照)は、カメラ部
1、VTR部4或いは図示せぬTVチューナ部等より供
給されるカラー映像信号S1を基に、駆動信号SMと三
原色信号(後述)を形成してLCD2に印加して画像P
を表示せしめるものである。この画像表示回路3は、信
号処理回路11と、同期制御回路12と、LCD駆動制
御回路13と、列電極選択駆動回路14と、行電極選択
駆動回路15とから構成されている。信号処理回路11
は、端子16から入力されるカメラ部1、VTR部4、
或いは図示せぬTVチューナ等からのカラー映像信号S
1のYC分離、色復調、マトリックス演算等の処理を行
うもので、同期制御回路12に対してはカラー映像信号
S1に含まれる水平同期信号SH、垂直同期信号SVを
供給し、LCD駆動制御回路13に対してはカラー映像
信号S1を赤(R),青(B),緑(G)の各原色信号
に分離して供給する。 【0014】同期制御回路12は、信号処理回路11か
らの水平・垂直同期信号SH,SVを基にLCD駆動制
御回路13に対してタイミング信号STを供給し、列及
び行電極選択駆動回路14,15の夫々に対して水平・
垂直同期信号SH,SVに同期したクロック信号CL
H,CLVを供給する。 【0015】LCD駆動制御回路13は、原色信号R・
G・Bより、その反転信号*R・*G・*B(*は反転
を意味する)を形成すると共に、これら原色信号R・G
・Bと*R・*G・*Bとから形成される電圧V1,V
2,V3を列電極選択駆動回路14に印加している。 【0016】列電極選択駆動回路14には、図3に示す
ように、同期制御回路12からクロック信号CLHを受
け、クロック信号CLHを計数するカウンタ17が設け
られている。このカウンタ17は、加算方向(up)又
は減算方向(down)の計数動作の可能な所謂up/
downカウンタである。 【0017】このカウンタ17の計数方向を切り換える
ため、カウンタ切換スイッチ18が設けられている。こ
のカウンタ切換スイッチ18は、端子19,20,21
によって構成され、一方の端子20には、Hレベルの電
圧が加えられ、他方の端子21はアースされてLレベル
とされている。このカウンタ17は、端子19と20を
接続する(即ち、Hレベル)ことでupカウンタとな
し、又端子19と21を接続する(即ち、Lレベル)こ
とでdownカウンタとなす。カウンタ17より出力さ
れる2値信号がBCDデコーダ22に供給され、BCD
デコーダ22により列電極選択信号Srが形成される。
更に列電極選択駆動回路14には、列電極選択信号Sr
に基づいて対応する列電極Yを選択し列電極Yに駆動信
号SMを印加する駆動回路23が設けられている。 【0018】行電極選択駆動回路15は、列電極選択駆
動回路14と同様の構成であり、同期制御回路12から
のクロック信号CLVを計数するカウンタ24と、カウ
ンタ24より出力される2値信号を基に行電極選択信号
Scを出力するBCDデコーダ25と、カウンタ切換ス
イッチ26と、駆動装置27とからなる。上記カウンタ
切換スイッチ26は、カメラ8の回動と連動せしめられ
ている。即ちカメラ8が前方向(矢示F方向)を向いて
いる時には、端子28,29が接続されることでカウン
タ24をupカウンタとし、又、カメラ8が後方向(矢
示B方向)を向いている時には、端子28,30が接続
されることでカウンタ24をdownカウンタとする。
尚、このカウンタ切換スイッチ26の接続状態は、操作
ボタン31の操作により解除することもでき、このため
カウンタ24をupカウンタ、downカウンタのいず
れに設定するかが自在とされる。 【0019】VTR部4は、本体5の下部に形成されて
いるもので、カメラ部1、或いは図示せぬTVチューナ
より供給されるカラー映像信号S1を、音声信号と共に
図示せぬVTRテープに記録させるものである。また再
生時には、VTR部4より画像表示回路3にカラー映像
信号S1を出力してLCD2に画像Pを表示させるもの
である。 【0020】次に、カメラ8を用いて、このカメラ一体
型表示装置のLCD2に、通常の画像P及び鏡面像PM
を表示せしめる場合について説明する。 【0021】(1)通常の画像Pを表示せしめる場合 図4に示す如く、カメラ8を被写体(図示せず)に向け
ると共に、カウンタ切換スイッチ18の端子19,20
を接続してカウンタ17にHレベルの電圧を印加してカ
ウンタ17をupカウンタとする。一方、カウンタ切換
スイッチ26は、カメラ8が前方向(矢示F方向)を向
いているので端子28,29が接続された状態となり、
カウンタ24はupカウンタとされる。 【0022】upカウンタとされた行電極選択駆動回路
15のカウンタ24に、クロック信号CLVが加えられ
ると、クロック信号CLVをカウントすると共にこの計
数値を2値信号でBCDデコーダ25に供給する。BC
Dデコーダ25は、最初の2値信号から行電極選択信号
Scを駆動回路27に加える。駆動回路27は、行電極
選択信号Scにより第1行目の行電極X1 を選択して駆
動信号SMを印加する。 【0023】upカウンタとされた列電極選択駆動回路
14のカウンタ17にクロック信号CLHが加えられる
と、クロック信号CLHをカウントすると共にこの計数
値を2値信号でBCDデコーダ22に供給する。BCD
デコーダ22は、最初の2値信号から列電極選択信号S
rを駆動回路23に加える。駆動回路23は、列電極選
択信号Srにより第1列目の列電極Y1 を選択して駆動
信号SMを印加する。 【0024】この結果、第1行目の行電極X1 と第1列
目の列電極Y1 の各々に駆動信号SMが印加されその交
点の画素E1,1 が駆動せしめられる。 【0025】次のクロック信号CLHが列電極選択駆動
回路14のカウンタ17に加えられると、カウンタ17
が加算方向にインクリメントして第2列目の列電極Y2
が列電極選択信号Srにて選択され駆動信号SMが印加
され画素E1,2 が駆動される。このようにして第1行目
の行電極X1 と、これと交差する各列電極Yj との交点
の画素E1,j の駆動が第1列から第n列迄、増加する方
向(列電極Yの増加方向、矢示YU方向)に行われた
後、行電極選択駆動回路15のカウンタ24にクロック
信号CLVが加えられると、カウンタ24が加算方向に
インクリメントした後、BCDデコーダ25を経て第2
行目の行電極X2 を選択すべく行電極選択信号Scが駆
動回路27に出力され、駆動回路27は行電極選択信号
Scに基づいて第2行目の行電極X2 に駆動信号SMを
加える。 【0026】第2行目の行電極X2 も第1行目の行電極
1 の場合と同様にして第1列から第n列迄の各列電極
j に順次、駆動信号SMが印加されて画素E2,1 〜E
2,nが駆動せしめられる。このようにして行電極Xは、
第1行から第m行迄行数が増加する方向(行電極Xの増
加方向、矢示XU方向)に順次選択される。又一つの行
電極Xi に継続して駆動信号SMが印加されている間、
列電極Yj は第1列から第n列迄、列数が増加する方向
(矢示YU方向)に順次選択されて駆動信号SMが印加
されることになる。これにより行電極Xi と列電極Yj
の交点画素Ei, j が順次駆動される。この間、列電極選
択駆動回路14の駆動回路23には、LCD駆動制御回
路13より出力された原色信号に対応する電圧V1〜V
3が加えられており、この電圧V1〜V3のレベルによ
って画素Ei,j の駆動時の色相、彩度、輝度が決定され
る。LCD2の全画素E1,1 〜Em,n を駆動すると、画
像Pが完成し、以上の処理を連続して繰り返すことで、
動画像を実現し得る。 【0027】これにより、LCD2には、前方向(矢示
F方向)における被写体がそのままの状態で表示される
ことになる。 【0028】(2)鏡面像PMを表示せしめる場合(図
5及び図3に示す鏡面像PM参照) 図5に示すように、このカメラ一体型表示装置を、鏡代
わりに使用したい場合には、LCD2に鏡面像PMを表
示せしめる。即ち、図5に示す如く、カメラ8を回動さ
せて(矢示C方向)操作者Ope自身の側(即ち、後方
向、矢示B方向)に向けると、カメラ8の向きと連動し
ているカウンタ切換スイッチ26は、端子28,30が
接続されてdownカウンタとされる。一方、カウンタ
切換スイッチ18は(1)と同様upカウンタのままに
しておく。これは、カメラ8を操作者Ope自身の側
(矢示B方向)に向けた場合、LCD2では、垂直方向
(矢示V方向)、水平方向(矢示H方向)の双方におい
て反転するため、鏡面像PMを得るには、垂直方向(矢
示V方向)においてのみ反転させれば良いことによるも
のである。 【0029】行電極選択駆動回路15のカウンタ24
は、downカウンタなので、カウンタ24が第1回目
のクロック信号CLVをカウントした時点で第m行目の
行電極Xm が行電極選択信号Scにより選択され、行電
極Xm に駆動信号SMが印加される。一方、列電極選択
駆動回路14は、カウンタ17がupカウンタなので、
クロック信号CLHをカウントすると第1列目の列電極
1 を選択して駆動信号SMを印加する。これにより、
第m行目の行電極Xm と第1列目の列電極Y1 とが選択
され、各々駆動信号SMが印加されて交点の画素Em,1
が駆動される。 【0030】そして、列電極選択駆動回路14のカウン
タ17が次のクロック信号CLHに基づいて加算方向に
インクリメントすると第2列目の列電極Y2 が選択さ
れ、駆動信号SMが印加される。 【0031】このようにして第m行目の行電極Xm と、
第1列目から第n列に至る各列電極Yj との全ての交点
の画素Em,1 〜Em,n の駆動が矢示YU方向に行われた
後、行電極選択駆動回路15のカウンタ24にクロック
信号CLVが加えられると、BCDデコーダ25を経て
行電極選択信号Scが出力され、駆動回路27より第m
−1行目の行電極Xm-1 が選択されて駆動信号SMが加
えられる。 【0032】第m−1行目の行電極Xm-1 も、第m行目
の行電極Xm と同様に、第1列から第n列に向けて列電
極Yj が順次、選択されて各画素Em-1,j を順次駆動す
る。 【0033】このようにして、行電極Xは第m行から第
1行迄、行数が減少する方向(行電極の減少方向、矢示
XD方向)に順次選択され、又一つの行電極X1 に継続
して駆動信号SMが印加されている間、列電極Yj は第
1列から第n列に向けて列数が増加する方向(矢示YU
方向)に順次選択されることになり、画素Ei,j を順次
駆動する。 【0034】この結果、(1)に既述した順序で表示さ
れる画像Pが(2)では逆に第m行から第1行にかけて
行数の減少する方向に表示され且つ列方向の表示順序は
同じであるため、(1)にて表示される画像Pを基準と
すれば、これを垂直方向に反転させた状態の画像(即
ち、鏡面像PM)が得られる。 【0035】この実施例によれば、カメラ部1を操作者
Ope自身側(後方向)に向けた場合には、画像表示回
路3の動作により、LCD2に鏡面像PMを表示でき、
このカメラ一体型表示装置を鏡として用いることができ
るものである。又、この実施例では、カメラ部1を用い
て鏡面像を得る例について説明しているが、VTR再生
時、TV受信時等においても同様に鏡面像を得ることが
できるものである。 【0036】尚、この実施例では、画像Pの反転を行わ
ない場合と、画像Pを垂直方向に反転させた場合のみを
説明しているが、カウンタ切換スイッチ18,26を操
作することにより、以下に述べるように、垂直方向・水
平方向の双方に反転して画像Pの表示状態を自在に変換
できるものである。 【0037】(3)画像を水平方向に反転させた場合
(行電極(upカウント)〜列電極(downカウン
ト)) この場合には、行電極選択駆動回路15のカウンタ24
をupカウンタとなし、列電極選択駆動回路14のカウ
ンタ切換スイッチ18の端子19と端子21を接続しカ
ウンタ17にLレベルの電圧を印加してdownカウン
タとする。 【0038】これにより、行電極Xは第1行から第m行
迄、行数が増加する方向(矢示XU方向)に順次選択さ
れ、又一つの行電極Xi に接続して駆動信号SMが印加
されている間、列電極Yj は第n列から第1列に向けて
列数が減少する方向(列電極Yの減少方向、矢示YD方
向)に順次選択されることになり、行電極Xi と列電極
j の交点の画素Ei,j が順次駆動される。 【0039】この結果、(1)に既述した順序で表示さ
れる画像Pが、(3)では逆に第n列から第1列にかけ
て列数の減少する方向に順次、表示されるため、(1)
にて得られる画像Pを基準とすれば、これを水平方向に
反転させた状態の画像が得られる。 【0040】(4)画像を水平方向・垂直方向に反転さ
せた場合(行電極(downカウント)〜列電極(do
wnカウント)) この場合には、行・列両電極選択駆動回路15,14の
カウンタ切換スイッチ18,26を操作してカウンタ2
4、17にLレベルの電圧を印加して共にdownカウ
ンタとする。 【0041】行・列両電極選択駆動回路15,14のカ
ウンタ24,17は共にdownカウンタなので、両カ
ウンタ24,17が第1回目のクロック信号CLH,C
LVをカウントした時点で、行電極Xは、第m行目の行
電極Xm そして列電極Yは、第n列目の列電極Yn が選
択され各々駆動信号SMが印加される。 【0042】このようにして、行電極Xは第m行から第
1行迄、行数が減少する方向(矢示XD方向)に順次選
択され、又一つの行電極Xi に継続して駆動信号SMが
印加されている間、列電極Yj は第n列から第1列に向
けて列数が減少する方向(矢示YD方向)に順次選択さ
れることになり、行電極Xi と列電極Yj の交点の画素
i,j が順次駆動される。 【0043】この結果、(4)では第m行から第1行に
かけて行数が減少する方向に、又第n列から第1列にか
けて列数の減少する方向に画像が順次、表示されるた
め、(1)にて得られる画像Pを基準とすれば、これを
垂直・水平両方向に反転させた状態の画像が得られる。 【0044】尚、この発明は、本実施例のみに限定され
るものでなく、単純マトリックス方式、アクティブマト
リックス方式、更には二重マトリックス電極駆動方式の
いずれにも適用が可能であり、又透過型のLCDにのみ
限定されるものではなく、あらゆる型のLCDに適用が
可能である。 【0045】 【発明の効果】この発明によれば、カメラ部のレンズ部
が回転できるので、液晶表示部の画像を見やすい角度か
ら見ることと、撮影方向を所望のものとすることとを両
立させることができる。また、操作者自身を撮影する時
には、底面を机の上に密着させるように、装置を置き、
カメラ部のレンズ部を操作者自身に向けるように回転さ
せる。カメラ部が上面の切欠に配置されているので、撮
影時のカメラ位置が低すぎることがなく、良好な顔の画
像を得ることができる。さらに、撮影時に本体を両手で
斜めに持つことができ、手振れを生じさせずに撮影を行
うことが容易にできる。さらに、自分自身を撮影する時
には、液晶表示部に鏡面像を表示させることができ、表
示されている像を違和感なく見ることができる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の一実施例を示す斜視説明図である。 【図2】この一実施例に用いられるLCDと画像表示回
路を示すブロック図である。 【図3】画像表示回路における行及び列電極選択駆動回
路を示すブロック図である。 【図4】このカメラ一体型表示装置の使用例を示す説明
図である。 【図5】このカメラ一体型表示装置の使用例を示す説明
図である。 【符号の説明】 1:カメラ部、2:LCD、3:画像表示回路、5:本
体、10:側面、P:画像、V:垂直方向、H:水平方

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.上面および底面と、上記上面および底面間を連結す
    るように、互いに対向する第1および第2の側面を有
    し、上記上面には、更に上部に突起部を有すると共に、
    上記底面によって載置可能とされた本体と、 上記突起部に取り付けられた水平支軸の円周方向に回動
    自在とされて、上記第1及び第2の側面方向に回動する
    レンズ部を有するカメラ部と、 上記第1の側面に配置され、上記カメラ部により撮影さ
    れた画像を表示する液晶表示部と、 上記レンズ部を上記第1の側面方向に回動したとき、上
    記液晶表示部に鏡面像を表示させるように切り換える表
    示切換手段とからなることを特徴とするカメラ装置。
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