JP3228269B2 - 冗長系通信システムにおける予備装置への切替え方法ならびに装置 - Google Patents
冗長系通信システムにおける予備装置への切替え方法ならびに装置Info
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- JP3228269B2 JP3228269B2 JP14565799A JP14565799A JP3228269B2 JP 3228269 B2 JP3228269 B2 JP 3228269B2 JP 14565799 A JP14565799 A JP 14565799A JP 14565799 A JP14565799 A JP 14565799A JP 3228269 B2 JP3228269 B2 JP 3228269B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に、N+1多重
化装置におけるN個の運用状態にある装置の一つに障害
が発生した際、予備の装置に切り替える場合に用いて好
適な、冗長系通信システムにおける予備の装置への切替
え方法ならびに装置に関する。
化装置におけるN個の運用状態にある装置の一つに障害
が発生した際、予備の装置に切り替える場合に用いて好
適な、冗長系通信システムにおける予備の装置への切替
え方法ならびに装置に関する。
【0002】
【従来の技術】冗長系通信システムにおいて、運用中の
装置の一つに障害が発生し待機中の装置に切替える場
合、例えば、N+1多重化装置のN個の運用状態にある
装置の内の一つに障害が発生し、予備の装置に切り替え
る場合において、従来の切替え方法によれば、多重度が
少ない場合が多かったため、切替時間の短縮や切替え時
の処理負荷についてはあまり考慮されていなかった。し
かしながら、多重度の多いN+1多重化構成の装置で
は、切替え先の装置を以前の運用状態に戻すためには数
多くの命令を発行しなければならず、従って、切替え時
間の増大と切替処理の負荷の増大が予想される。
装置の一つに障害が発生し待機中の装置に切替える場
合、例えば、N+1多重化装置のN個の運用状態にある
装置の内の一つに障害が発生し、予備の装置に切り替え
る場合において、従来の切替え方法によれば、多重度が
少ない場合が多かったため、切替時間の短縮や切替え時
の処理負荷についてはあまり考慮されていなかった。し
かしながら、多重度の多いN+1多重化構成の装置で
は、切替え先の装置を以前の運用状態に戻すためには数
多くの命令を発行しなければならず、従って、切替え時
間の増大と切替処理の負荷の増大が予想される。
【0003】図7に上述した従来のN+1多重化装置に
おける切替え時の処理の流れを示す。N+1多重化構成
の装置が、上位装置と配下装置である複数のレイヤ2コ
ントローラ(L2C:データリンクの設定、維持、解放
に関する制御を行う)、そしてATMスイッチを介して
接続される端末により構成されるものと仮定した場合、
一つの端末に対応する一つのリンクに対し、上位装置
は、リンクオープン要求とリンク接続要求を発行する必
要がある。更に、それぞれのリンクオープン確認と接続
確認を受信しなければならず、従ってそのための処理が
必要である。この切替えの対象となる、例えば配下装置
に接続されている端末の数が、例えば1000だとすれ
ば、上位装置は4000の命令を処理しなければならな
いことになる。図8〜図11に、リンクオープン要求、
リンクオープン確認、リンク接続要求、リンク接続確認
のためのそれぞれにおける命令フォーマットを示す。図
に従えば、各命令ともに、命令番号とリンク番号を共通
に持ち、それぞれ、ATMアドレス、ブランク、リンク
オープン確認結果、リンク接続確認結果のデータから成
る。
おける切替え時の処理の流れを示す。N+1多重化構成
の装置が、上位装置と配下装置である複数のレイヤ2コ
ントローラ(L2C:データリンクの設定、維持、解放
に関する制御を行う)、そしてATMスイッチを介して
接続される端末により構成されるものと仮定した場合、
一つの端末に対応する一つのリンクに対し、上位装置
は、リンクオープン要求とリンク接続要求を発行する必
要がある。更に、それぞれのリンクオープン確認と接続
確認を受信しなければならず、従ってそのための処理が
必要である。この切替えの対象となる、例えば配下装置
に接続されている端末の数が、例えば1000だとすれ
ば、上位装置は4000の命令を処理しなければならな
いことになる。図8〜図11に、リンクオープン要求、
リンクオープン確認、リンク接続要求、リンク接続確認
のためのそれぞれにおける命令フォーマットを示す。図
に従えば、各命令ともに、命令番号とリンク番号を共通
に持ち、それぞれ、ATMアドレス、ブランク、リンク
オープン確認結果、リンク接続確認結果のデータから成
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術によれば、多重度が高くなるにつれ、切替え
処理に要する時間が長くかかるため、現状のサービスに
悪影響を及ぼす可能性がある。また、同時に切替え処理
にかかる負荷が大きくなり、新しいサービスの受付けに
悪影響を及ぼす可能性がある。本発明は上述した問題を
解決するためになされたものであり、上位装置で切替え
時に必要な命令をまとめかつ複数分バルク的に発行し、
切り替わる予備の装置でその命令を逐次処理するしくみ
を構築することにより、切替え時間の短縮と切替え処理
に要する負荷の低減をはかった冗長系通信システムにお
ける予備の装置への切替え方法ならびに装置を提供する
ことを目的とする。
た従来技術によれば、多重度が高くなるにつれ、切替え
処理に要する時間が長くかかるため、現状のサービスに
悪影響を及ぼす可能性がある。また、同時に切替え処理
にかかる負荷が大きくなり、新しいサービスの受付けに
悪影響を及ぼす可能性がある。本発明は上述した問題を
解決するためになされたものであり、上位装置で切替え
時に必要な命令をまとめかつ複数分バルク的に発行し、
切り替わる予備の装置でその命令を逐次処理するしくみ
を構築することにより、切替え時間の短縮と切替え処理
に要する負荷の低減をはかった冗長系通信システムにお
ける予備の装置への切替え方法ならびに装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために請求項1に記載の冗長系通信システムにおける予
備の装置への切替え方法は、上位装置によって管理さ
れ、複数の運用状態にある配下装置の一つに障害が発生
した場合に予備の配下装置に切替えて運用する冗長系通
信システムにおいて、前記配下装置の各リンクの運用状
態をテーブルによって管理し、端末からの呼の生起時と
終了時に前記テーブルの内容を更新し、前記予備の配下
装置への切替えが生じた際、前記テーブルの内容を参照
して前記切替えに必要な複数の命令を任意の数だけまと
めて予備の配下装置に発行し、前記予備の配下装置にお
いて前記まとめて発行された複数の命令をまとめて受信
し、命令数分のリンクのオープンと接続処理を順次実行
することを特徴とする。
ために請求項1に記載の冗長系通信システムにおける予
備の装置への切替え方法は、上位装置によって管理さ
れ、複数の運用状態にある配下装置の一つに障害が発生
した場合に予備の配下装置に切替えて運用する冗長系通
信システムにおいて、前記配下装置の各リンクの運用状
態をテーブルによって管理し、端末からの呼の生起時と
終了時に前記テーブルの内容を更新し、前記予備の配下
装置への切替えが生じた際、前記テーブルの内容を参照
して前記切替えに必要な複数の命令を任意の数だけまと
めて予備の配下装置に発行し、前記予備の配下装置にお
いて前記まとめて発行された複数の命令をまとめて受信
し、命令数分のリンクのオープンと接続処理を順次実行
することを特徴とする。
【0006】請求項2に記載の冗長系通信システムにお
ける予備の装置への切替え装置は、 上位装置によって
管理され、複数の運用状態にある配下装置の一つに障害
が発生した場合に予備の配下装置に切替えて運用する冗
長系通信システムにおいて、前記配下装置毎各リンクの
運用状態が設定されるリンク管理テーブルが設定記憶さ
れる前記上位装置における記憶部と、端末から発呼信号
を受信することにより、前記リンク管理テーブルを参照
して対応する配下装置の対応リンク番号の状態を更新す
る前記上位装置におけるリンク管理テーブルアクセス部
と、運用中の配下装置に障害が発生し、予備の配下装置
へ切り替える際、前記リンク管理テーブルを参照してリ
ンクオープンと接続要求あるいは接続確認のための命令
を任意の数だけまとめて複数作成して予備の配下装置へ
発行する前記上位装置におけるバルク命令発行部と、ま
とめて受信した複数の命令の命令数に従うリンクのオー
プンと接続要求あるいは接続確認のための処理を順次実
行する前記配下装置におけるバルク命令処理部とを有す
ることを特徴とする。
ける予備の装置への切替え装置は、 上位装置によって
管理され、複数の運用状態にある配下装置の一つに障害
が発生した場合に予備の配下装置に切替えて運用する冗
長系通信システムにおいて、前記配下装置毎各リンクの
運用状態が設定されるリンク管理テーブルが設定記憶さ
れる前記上位装置における記憶部と、端末から発呼信号
を受信することにより、前記リンク管理テーブルを参照
して対応する配下装置の対応リンク番号の状態を更新す
る前記上位装置におけるリンク管理テーブルアクセス部
と、運用中の配下装置に障害が発生し、予備の配下装置
へ切り替える際、前記リンク管理テーブルを参照してリ
ンクオープンと接続要求あるいは接続確認のための命令
を任意の数だけまとめて複数作成して予備の配下装置へ
発行する前記上位装置におけるバルク命令発行部と、ま
とめて受信した複数の命令の命令数に従うリンクのオー
プンと接続要求あるいは接続確認のための処理を順次実
行する前記配下装置におけるバルク命令処理部とを有す
ることを特徴とする。
【0007】上述した構成において、本発明は、冗長系
通信システム、例えば、N+1多重化装置のN個の運用
状態にある装置内の一つに障害が発生し予備の装置に切
り替える場合において、切り替え時に必要な命令をまと
めてかつ複数分バルク的に発行することを特徴としてい
る。具体的に、上位装置として、例えば交換機内にある
上位プロセッサは、配下装置であるレイヤ2コントロー
ラ(L2C)の運用状態を管理するリンク管理テーブル
と、リンク管理テーブルアクセス部と、バルク命令発行
部を持ち、端末における呼の生起時と終了時に前記リン
ク管理テーブルの状態を更新し、切替え時に前記リンク
管理テーブルを参照してバルク命令を発行する。配下装
置であるL2Cはバルク命令処理部を持ち、上位プロセ
ッサからのバルク命令を受信すると、受信した複数の命
令を順番に処理する。このようにして、切り替え時に必
要な命令をまとめてかつ複数分をバルク的に発行し、予
備の配下装置において受信した命令を逐次実行するよう
にしているため、切替え時間の短縮と、切替え処理に要
する負荷の低減がはかれる。
通信システム、例えば、N+1多重化装置のN個の運用
状態にある装置内の一つに障害が発生し予備の装置に切
り替える場合において、切り替え時に必要な命令をまと
めてかつ複数分バルク的に発行することを特徴としてい
る。具体的に、上位装置として、例えば交換機内にある
上位プロセッサは、配下装置であるレイヤ2コントロー
ラ(L2C)の運用状態を管理するリンク管理テーブル
と、リンク管理テーブルアクセス部と、バルク命令発行
部を持ち、端末における呼の生起時と終了時に前記リン
ク管理テーブルの状態を更新し、切替え時に前記リンク
管理テーブルを参照してバルク命令を発行する。配下装
置であるL2Cはバルク命令処理部を持ち、上位プロセ
ッサからのバルク命令を受信すると、受信した複数の命
令を順番に処理する。このようにして、切り替え時に必
要な命令をまとめてかつ複数分をバルク的に発行し、予
備の配下装置において受信した命令を逐次実行するよう
にしているため、切替え時間の短縮と、切替え処理に要
する負荷の低減がはかれる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態を示すブ
ロック図である。図において、1は交換機であり、上位
プロセッサ11が配下装置であり、データリンクの設
定、維持、解放に関する制御を行う複数のレベル2コン
トローラ12(L2C#0〜L2C#n)と、ATMス
イッチ13を制御している。交換機1には、複数の端末
2(#0〜#N)が接続される。
ロック図である。図において、1は交換機であり、上位
プロセッサ11が配下装置であり、データリンクの設
定、維持、解放に関する制御を行う複数のレベル2コン
トローラ12(L2C#0〜L2C#n)と、ATMス
イッチ13を制御している。交換機1には、複数の端末
2(#0〜#N)が接続される。
【0009】上位プロセッサ11は、各L2C(12)
毎に用意されるリンク管理テーブル111が格納される
記憶部と、このリンク管理テーブル111を参照、ある
いは更新するリンク管理テーブルアクセス部112と、
バルク命令発行部113を持つ。バルク命令発行部11
2は、運用中のL2C(12)に障害が発生し、予備の
L2C(12)に切り替える際、リンク管理テーブル1
11の内容を参照し、リンクオープン&接続要求のため
の命令を任意の数だけまとめて複数作成して予備のL2
C(12)に発行する機能を持つ。L2C(12)はそ
れぞれバルク命令処理部121を持ち、バルク命令発行
部113からリンクオープン&接続要求のための命令を
任意の数だけまとめて受信し、命令番号からリンクオー
プン&接続要求であることを識別してその命令数分のリ
ンクのオープンと接続処理を実行する機能を有する。
尚、本発明実施形態において、N+1重化構成は、N=
2で、L2C(12)の多重度は最大1000リンクで
あるものとする。ここで、Nは2である必要はなく任意
である。
毎に用意されるリンク管理テーブル111が格納される
記憶部と、このリンク管理テーブル111を参照、ある
いは更新するリンク管理テーブルアクセス部112と、
バルク命令発行部113を持つ。バルク命令発行部11
2は、運用中のL2C(12)に障害が発生し、予備の
L2C(12)に切り替える際、リンク管理テーブル1
11の内容を参照し、リンクオープン&接続要求のため
の命令を任意の数だけまとめて複数作成して予備のL2
C(12)に発行する機能を持つ。L2C(12)はそ
れぞれバルク命令処理部121を持ち、バルク命令発行
部113からリンクオープン&接続要求のための命令を
任意の数だけまとめて受信し、命令番号からリンクオー
プン&接続要求であることを識別してその命令数分のリ
ンクのオープンと接続処理を実行する機能を有する。
尚、本発明実施形態において、N+1重化構成は、N=
2で、L2C(12)の多重度は最大1000リンクで
あるものとする。ここで、Nは2である必要はなく任意
である。
【0010】図2は本発明実施形態の動作を説明するた
めに引用した図であり、詳しくは、運用中のL2C(1
2)に障害が発生した場合、予備のL2C(12)に切
替る場合の制御フローである。ここでは、リンクオープ
ン&接続要求は、最大64リンクをバルク的に発行で
き、かつリンクのオープンとリンクの接続も同時に命令
できる様になっている。勿論、バルク的に発行できる命
令数は64である必要はなく、ハードウェア容量が許す
範囲で無限である。ここでは、1000リンク分の張り
替えが必要な場合、このリンクオープン&接続要求を1
6回発行すれば良いことになる。
めに引用した図であり、詳しくは、運用中のL2C(1
2)に障害が発生した場合、予備のL2C(12)に切
替る場合の制御フローである。ここでは、リンクオープ
ン&接続要求は、最大64リンクをバルク的に発行で
き、かつリンクのオープンとリンクの接続も同時に命令
できる様になっている。勿論、バルク的に発行できる命
令数は64である必要はなく、ハードウェア容量が許す
範囲で無限である。ここでは、1000リンク分の張り
替えが必要な場合、このリンクオープン&接続要求を1
6回発行すれば良いことになる。
【0011】図3、図4は、それぞれ、リンクオープン
&接続要求、リンクオープン&接続確認のための命令フ
ォーマツトを示す図である。図示するように、リンクオ
ープン&接続要求は、命令番号“10”と命令数“6
4”、そして、リンク番号(0〜63)とATMアドレ
スがセットで64個存在する。リンクオープン&接続確
認は、命令番号“11”と命令数“64”、そして、リ
ンク番号(0〜63)と結果データがセットで64個存
在する。
&接続要求、リンクオープン&接続確認のための命令フ
ォーマツトを示す図である。図示するように、リンクオ
ープン&接続要求は、命令番号“10”と命令数“6
4”、そして、リンク番号(0〜63)とATMアドレ
スがセットで64個存在する。リンクオープン&接続確
認は、命令番号“11”と命令数“64”、そして、リ
ンク番号(0〜63)と結果データがセットで64個存
在する。
【0012】図5、図6は、それぞれ、図1に示すL2
C#0(12)のために用意されたリンク管理テーブル
111のデータ構造、L2C#1(12)のために用意
されたリンク管理テーブル111のデータ構造を示す図
である。両図とも、リンク番号、接続状態、ATMアド
レスにより各エントリが構成される。リンク番号は、こ
こでは0〜1023まで存在し、接続状態は、“1”は
リンクが確立していることを示し、“0”はリンクが確
立していないことを示す。また、ATMアドレスにおい
て、Vpiは仮想パス識別子(Virtual path identifie
r)、Vciは仮想チャネル識別子(Virtual channel i
dentifier)を示すことは周知のとおりである。
C#0(12)のために用意されたリンク管理テーブル
111のデータ構造、L2C#1(12)のために用意
されたリンク管理テーブル111のデータ構造を示す図
である。両図とも、リンク番号、接続状態、ATMアド
レスにより各エントリが構成される。リンク番号は、こ
こでは0〜1023まで存在し、接続状態は、“1”は
リンクが確立していることを示し、“0”はリンクが確
立していないことを示す。また、ATMアドレスにおい
て、Vpiは仮想パス識別子(Virtual path identifie
r)、Vciは仮想チャネル識別子(Virtual channel i
dentifier)を示すことは周知のとおりである。
【0013】以下、図2〜図6を参照しながら図1に示
す本発明実施形態の動作について詳細に説明する。ま
ず、上位装置である交換機1内の上位プロセッサ11
は、端末2から発呼信号を受信すると、リンク管理テー
ブル111を参照して対応するL2C(12)の対応リ
ンク番号の状態を更新する。接続状況は“0”がリンク
を確立していないことを示し、“1”がリンクを確立し
ていることを示すことは上述したとおりである。ATM
アドレスはL2C(12)とATMスイッチ13との接
続情報を示している。
す本発明実施形態の動作について詳細に説明する。ま
ず、上位装置である交換機1内の上位プロセッサ11
は、端末2から発呼信号を受信すると、リンク管理テー
ブル111を参照して対応するL2C(12)の対応リ
ンク番号の状態を更新する。接続状況は“0”がリンク
を確立していないことを示し、“1”がリンクを確立し
ていることを示すことは上述したとおりである。ATM
アドレスはL2C(12)とATMスイッチ13との接
続情報を示している。
【0014】上述したように、上位プロセッサ11は、
端末2からの呼処理信号に合わせて各リンクの状態に関
し、リンク管理テーブル更新部112を介してリンク管
理テーブル111を随時書き替え更新する。ここで、運
用中のL2C(12)に障害が発生し図示せぬ障害検出
系によって検出され、予備のL2C(12)に切替えが
発生した場合、上位プロセッサ11にあるバルク命令発
行部113は、リンク管理テーブル111の内容を参照
して、リンクオープン&接続要求のための命令を任意の
数分まとめて複数作成し、予備のL2C(12)へ発行
する。
端末2からの呼処理信号に合わせて各リンクの状態に関
し、リンク管理テーブル更新部112を介してリンク管
理テーブル111を随時書き替え更新する。ここで、運
用中のL2C(12)に障害が発生し図示せぬ障害検出
系によって検出され、予備のL2C(12)に切替えが
発生した場合、上位プロセッサ11にあるバルク命令発
行部113は、リンク管理テーブル111の内容を参照
して、リンクオープン&接続要求のための命令を任意の
数分まとめて複数作成し、予備のL2C(12)へ発行
する。
【0015】予備のL2C(12)では、バルク命令発
行部113によりまとめて発行された複数のリンクオー
プン&接続要求のための命令を受信し、内蔵するバルク
命令処理部121により、命令番号からリンクオープン
&接続要求であることを識別すると、命令数分のリンク
のオープンと接続処理を行う。オープンの時にはATM
アドレスを命令内の値でオープン処理を行う。
行部113によりまとめて発行された複数のリンクオー
プン&接続要求のための命令を受信し、内蔵するバルク
命令処理部121により、命令番号からリンクオープン
&接続要求であることを識別すると、命令数分のリンク
のオープンと接続処理を行う。オープンの時にはATM
アドレスを命令内の値でオープン処理を行う。
【0016】以上説明のように本発明は、冗長系通信シ
ステム、例えば、N+1多重化装置のN個の運用状態に
ある装置内の一つに障害が発生し予備の装置に切り替え
る場合において、切り替え時に必要な命令をまとめてか
つ複数分をバルク的に発行することを特徴としている。
具体的に、上位装置として、例えば交換機1にある上位
プロセッサ11は、配下装置であるレイヤ2コントロー
ラ12(L2C)の運用状態を管理するリンク管理テー
ブル111と、リンク管理テーブルアクセス部112
と、バルク命令発行部113を持ち、端末2における呼
の生起時と終了時に、前記リンク管理テーブル111の
状態を更新し、予備のL2Cへの切替え時にリンク管理
テーブルアクセス部112を介してリンク管理テーブル
111を参照しバルク命令を発行する。各L2Cはバル
ク命令処理部121を持ち、上位プロセッサ11からの
バルク命令を受信すると、受信した複数の命令を順番に
処理する。このようにして、切り替え時に必要な命令を
まとめてかつ複数分をバルク的に発行し、予備の配下装
置において受信した命令を逐次実行するようにしている
ため、切替え時間の短縮と、切替え処理に要する負荷の
低減がはかれる。
ステム、例えば、N+1多重化装置のN個の運用状態に
ある装置内の一つに障害が発生し予備の装置に切り替え
る場合において、切り替え時に必要な命令をまとめてか
つ複数分をバルク的に発行することを特徴としている。
具体的に、上位装置として、例えば交換機1にある上位
プロセッサ11は、配下装置であるレイヤ2コントロー
ラ12(L2C)の運用状態を管理するリンク管理テー
ブル111と、リンク管理テーブルアクセス部112
と、バルク命令発行部113を持ち、端末2における呼
の生起時と終了時に、前記リンク管理テーブル111の
状態を更新し、予備のL2Cへの切替え時にリンク管理
テーブルアクセス部112を介してリンク管理テーブル
111を参照しバルク命令を発行する。各L2Cはバル
ク命令処理部121を持ち、上位プロセッサ11からの
バルク命令を受信すると、受信した複数の命令を順番に
処理する。このようにして、切り替え時に必要な命令を
まとめてかつ複数分をバルク的に発行し、予備の配下装
置において受信した命令を逐次実行するようにしている
ため、切替え時間の短縮と、切替え処理に要する負荷の
低減がはかれる。
【0017】
【発明の効果】以上説明のように本発明は、上位装置で
切替え時に必要な命令をまとめ、かつ複数分バルク的に
発行し、切り替わる予備の装置でその命令を逐次処理す
るしくみを構築することにより、切替え時間の短縮と切
替え処理に要する負荷低減をはかることができる。この
ように、命令を統合しているため命令数を少なくでき、
かつ、処理すべき情報があらかじめ用意されるため命令
を作成する処理を少なくでき、運用系から待機系への切
替え処理の高速化に寄与することができる。
切替え時に必要な命令をまとめ、かつ複数分バルク的に
発行し、切り替わる予備の装置でその命令を逐次処理す
るしくみを構築することにより、切替え時間の短縮と切
替え処理に要する負荷低減をはかることができる。この
ように、命令を統合しているため命令数を少なくでき、
かつ、処理すべき情報があらかじめ用意されるため命令
を作成する処理を少なくでき、運用系から待機系への切
替え処理の高速化に寄与することができる。
【図1】 本発明の実施形態を示すブロック図である。
【図2】 図1に示す実施形態において、運用中のL2
Cに障害が発生し予備のL2Cに切り替わる場合の制御
フローを示す図である。
Cに障害が発生し予備のL2Cに切り替わる場合の制御
フローを示す図である。
【図3】 本発明において使用される、リンクオープン
&接続要求のための命令フォーマットを示す図である。
&接続要求のための命令フォーマットを示す図である。
【図4】 本発明において使用される、リンクオープン
&接続確認のための命令フォーマットを示す図である。
&接続確認のための命令フォーマットを示す図である。
【図5】 本発明において使用される、L2C#0に対
応するリンク管理テーブルのデータ構造を示す図であ
る。
応するリンク管理テーブルのデータ構造を示す図であ
る。
【図6】 本発明において使用される、L2C#1に対
応するリンク管理テーブルのデータ構造を示す図であ
る。
応するリンク管理テーブルのデータ構造を示す図であ
る。
【図7】 従来例において、運用中の配下装置に障害が
発生し予備の配下装置に切り替わる場合の制御フローを
示す図である。
発生し予備の配下装置に切り替わる場合の制御フローを
示す図である。
【図8】 従来例におけるリンクオープン要求のための
命令フォーマットを示す図である。
命令フォーマットを示す図である。
【図9】 従来例におけるリンクオープン確認のための
命令フォーマットを示す図である。
命令フォーマットを示す図である。
【図10】 従来例におけるリンク接続要求のための命
令フォーマットを示す図である。
令フォーマットを示す図である。
【図11】 従来例におけるリンク接続確認のための命
令フォーマットを示す図である。
令フォーマットを示す図である。
1…交換機 2…端末 11…上位プロセッサ 12…レイヤ2コントローラ(L2C) 111…リンク管理テーブル(記憶部) 112…リンク管理テーブルアクセス部 113…バルク命令発行部 121…バルク命令処理部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/56 H04L 12/28
Claims (3)
- 【請求項1】 上位装置によって管理され、複数の運用
状態にある配下装置の一つに障害が発生した場合に予備
の配下装置に切替えて運用する冗長系通信システムにお
いて、前記配下装置の各リンクの運用状態をテーブルに
よって管理し、端末からの呼の生起時と終了時に前記テ
ーブルの内容を更新し、前記予備の配下装置への切替え
が生じた際、前記テーブルの内容を参照して前記切替え
に必要な複数の命令を任意の数だけまとめて予備の配下
装置に発行し、前記予備の配下装置において前記まとめ
て発行された複数の命令をまとめて受信し、命令数分の
リンクのオープンと接続処理を順次実行することを特徴
とする冗長系通信システムにおける予備の装置への切替
え方法。 - 【請求項2】 上位装置によって管理され、複数の運用
状態にある配下装置の一つに障害が発生した場合に予備
の配下装置に切替えて運用する冗長系通信システムにお
いて、前記配下装置毎各リンクの運用状態が設定される
リンク管理テーブルが設定記憶される前記上位装置にお
ける記憶部と、端末から発呼信号を受信することによ
り、前記リンク管理テーブルを参照して対応する配下装
置の対応リンク番号の状態を更新する前記上位装置にお
けるリンク管理テーブルアクセス部と、運用中の配下装
置に障害が発生し、予備の配下装置へ切り替える際、前
記リンク管理テーブルを参照してリンクオープンと接続
要求あるいは接続確認のための命令を任意の数だけまと
めて複数作成して予備の配下装置へ発行する前記上位装
置におけるバルク命令発行部と、まとめて受信した複数
の命令の命令数に従うリンクのオープンと接続要求ある
いは接続確認のための処理を順次実行する前記配下装置
におけるバルク命令処理部とを有することを特徴とする
冗長系通信システムにおける予備の装置への切替え装
置。 - 【請求項3】 前記リンクのオープンと接続要求または
接続確認のための命令は、少なくとも命令コードと、ま
とめて発行可能な最大命令数Xと、この命令数Xに相当
する分のリンク番号から成り、リンク数Yの張り替えが
必要な場合、前記リンクのオープンと接続要求または接
続確認のための命令発行数Zは、Y/X回(但し、Zは
端数切り上げ)とすることを特徴とする請求項2に記載
の冗長系通信システムにおける予備の装置への切替え装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14565799A JP3228269B2 (ja) | 1999-05-25 | 1999-05-25 | 冗長系通信システムにおける予備装置への切替え方法ならびに装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14565799A JP3228269B2 (ja) | 1999-05-25 | 1999-05-25 | 冗長系通信システムにおける予備装置への切替え方法ならびに装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000341282A JP2000341282A (ja) | 2000-12-08 |
JP3228269B2 true JP3228269B2 (ja) | 2001-11-12 |
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ID=15390087
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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JP (1) | JP3228269B2 (ja) |
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WO2020172802A1 (zh) * | 2019-02-26 | 2020-09-03 | 深圳配天智能技术研究院有限公司 | 主从设备通信系统及方法 |
CN115842751B (zh) * | 2022-12-22 | 2024-07-09 | 深信服科技股份有限公司 | 一种链路探测方法、装置、系统、设备及可读存储介质 |
-
1999
- 1999-05-25 JP JP14565799A patent/JP3228269B2/ja not_active Expired - Fee Related
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