JP3228178U - 中間発光の押しキースイッチ - Google Patents
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Abstract
【課題】押しキースイッチの中部発光を実現でき、発光効果が優れる中間発光の押しキースイッチを提供する。【解決手段】中間発光の押しキースイッチは、PCB基板1、ベース台2及びカバー3を含む。ベース台とカバーとの間には、ガイドコア4が設置される。ベース台の底部かつガイドコアの下方には、貫通孔が開設される。ガイドコアの下端面には、導光溝が開設される。PCB基板上には、上端が貫通孔からベース台に挿入されて導光溝内に嵌め込まれる発光素子7が設置される。発光素子は、下から上へ中部がベース台内に嵌め込まれるようになる。光線は、中部からガイドコアを通して上に向けて外部へ拡散することで、押しキーの中部に発光する効果を実現する。【選択図】図1
Description
本考案は、押しキースイッチに関し、特に、中間発光の押しキースイッチに関する。
発光押しキースイッチとは、押しキースイッチ内に発光構造が設置されて押しキースイッチを照らすものである。従来の発光押しキースイッチでは、通常、スイッチの内部に突出する発光素子(例えば、発光ダイオード)が回路基板上にそのまま設置されることで発光効果を奏する。通常の押しキースイッチの中部構造は、ガイドコアの上下動のためのガイド作用力を与えるために設置される。このため、一般の発光押しキースイッチにおいて、通常、発光素子を押しキースイッチの内部の側辺に嵌め込むことで、押しキースイッチが発光効果を得る。しかしながら、押しキースイッチの内部構造の設計により光線を遮断することになり、光線が押しキースイッチの中部及び外部までよく拡散できなかったら、縁部のみで発光して中部で発光しなかったりするので、押しキースイッチ全体の発光効果はよくない。
本考案の目的は、上記の問題を鑑みてなされたものであり、押しキースイッチの中部発光効果を実現し、発光効果が優れる中間発光の押しキースイッチを提供することである。
本考案が採用する技術方案は以下の通りである。すなわち、中間発光の押しキースイッチは、PCB基板、PCB基板1上に設置されるベース台及び、ベース台上に被せられるカバーを含む。前記カバーは、ベース台に嵌合して収容室を形成する。前記収容室内には、ガイドコア、ガイドコアの側辺に位置する導通モジュール、及びガイドコアの下方に位置するバネがそれぞれ設置される。前記カバーの上端には、ガイドコアの上端の上下動のための上開口が開設される。前記ベース台の底部には、貫通孔が開設される。前記貫通孔の縁部から、ガイドピンが上向きに突設される。前記バネの下端は、ガイドピンの外周に外嵌される。前記PCB基板上には、上端が貫通孔からベース台内に挿入される発光素子が設置される。発光素子は、下から上へ中部がベース台内に嵌め込まれるようになる。光線は、中部からガイドコアを通して上に向けて外部へ拡散することで、押しキーの中部に発光する効果を実現する。
本考案に対するさらなる改良として、前記発光素子はLEDライトである。
本考案に対するさらなる改良として、前記ガイドコアの下端面には、バネの上端が嵌め込まれるための導光溝が開設される。
本考案に対するさらなる改良として、前記ベース台上かつガイドピンの周囲は、リング溝を有する。前記ベース台上かつリング溝の一方側は、導通モジュールが挿入されるための導通モジュール挿入溝を有する。前記導通モジュール挿入溝の内側壁には、第1側開口が開設される。
本考案に対するさらなる改良として、前記ガイドコアの側辺には、押えブロックが設置される。前記押えブロックの上端は、退避傾斜面を有する。前記導通モジュールは、導通モジュール挿入溝内に挿着されて対向して設置される固定片及び可動バネを含む。また、前記固定片の側辺には、固定接触点が設置される。前記可動バネには、固定接触点に対応する可動接触点が設置される。前記可動バネの側辺には、第1側開口に向けて延びて押えブロックに対応する突起が設置される。ガイドコアが上下動する過程において、ガイドコアの側辺の押えブロックは、可動バネの突起を押して、可動バネの側辺の可動接触点と固定片の側辺の固定接触点とを離接させることで、押しキースイッチのオンオフ機能を果たす。
本考案に対するさらなる改良として、前記ベース台上かつガイドコアの側辺には、トーションバネが設置される。前記ベース台上かつリング溝の他方側は、トーションバネが挿入されるためのトーションバネ挿入溝を有する。前記トーションバネ挿入溝の内側壁には、第2側開口が開設される。前記トーションバネの一端は、第2側開口の側辺まで延びる。前記ガイドコアの他方側には、第2側開口内に上下動する弾性ブロックが設置される。ガイドコアが上下動する過程において、ガイドコアの側辺の弾性ブロックはトーションバネを振動させ続けて音声を発生する。
本考案に対するさらなる改良として、前記ガイドコアの対向する両側辺には、いずれもガイド軸が設置される。前記ベース台内かつガイドピンの側辺には、ガイド軸が上下動して挿入されるためのガイド孔が開設される。
本考案に対するさらなる改良として、前記カバーの対向する両側辺には、いずれもガイドブロックが下向きに延びて設置される。前記ガイドブロックの内側辺には、ガイド軸の上下動のための側可動溝が開設される。
本考案に対するさらなる改良として、前記ガイドコアは、第1ガイドコア本体と、第1ガイドコア本体の上端面に設置される第1十字押圧軸とを含む。
本考案に対するさらなる改良として、前記ガイドコアは、第2ガイドコア本体と、第2ガイドコア本体上に設置される第2十字押圧軸とを含む。また、前記第2ガイドコア本体の上端には、取付溝が開設される。前記第2十字押圧軸は、取付溝内に設置される。前記第2十字押圧軸の上端面は、取付溝の上端と面一状になる。
本考案は以下の顕著な効果を奏する。
(1)押しキースイッチ内において下から上へ中部に発光素子を嵌め込み、光線を中部からガイドコアを通して拡散させることで、発光効果を奏し、押しキースイッチの中部に発光する目的を実現し、発光効果が優れる。
(1)押しキースイッチ内において下から上へ中部に発光素子を嵌め込み、光線を中部からガイドコアを通して拡散させることで、発光効果を奏し、押しキースイッチの中部に発光する目的を実現し、発光効果が優れる。
(2)ガイドコアの側辺のガイド軸、ベース台内のガイド孔及びカバーの側辺のガイドブロックに嵌合してガイド構造を形成することで、ガイドコアの上下動をガイドし、ガイドコアの鉛直方向に沿う上下動を保証し、構造の可動精度が高くて、押しキースイッチのオンオフの精度を向上させる。
上述したのは本考案の技術方案の概要であり、以下、図面及び具体的な実施形態を参照しながら、本考案について詳しく説明する。
以下、本考案が所定の目的を達するために用いられる技術構成及び効果をより明確にするために、図面及び好適な実施例を参照しながら、本考案の具体的な実施形態について詳しく説明する。
図1〜図9を参照する。本考案の実施例に係る中間発光の押しキースイッチは、PCB基板1、PCB基板1上に設置されるベース台2、及びベース台2上に被せられるカバー3を含む、前記カバー3は、ベース台2に嵌合して収容室を形成する。前記収容室内には、ガイドコア4と、ガイドコア4の側辺に位置する導通モジュール5と、ガイドコア4の下方に位置するバネ6とがそれぞれ設置される。前記カバー3の上端には、ガイドコア4の上端の上下動のための上開口31が開設される。前記ベース台2の底部には、貫通孔21が開設される。前記貫通孔21の縁部から、ガイドピン22が上向きに突設される。前記バネ6の下端は、ガイドピン22の外周に外嵌される。前記PCB基板1上には、上端が貫通孔21からベース台2内に挿入する発光素子7が設置される。本実施例では、前記発光素子はLEDライトである。
図3に示すように、前記ガイドコア4の下端面には、バネ6の上端が嵌め込まれるための導光溝41が開設される。発光素子7は、底部からベース台2の貫通孔21内に挿入されてバネ6の内側内に延びる。ガイドコア4が下方へ移動してバネを圧縮すると、発光素子7の上部は、ガイドコア4の下端面の導光溝41内に嵌め込まれることが可能であるため、発光素子7の破損を防ぎ、優れた発光効果を保持する。
図2に示すように、前記ベース台2上かつガイドピン22の周囲は、リング溝23を有する。前記ベース台2上かつリング溝23の一方側は、導通モジュール5が挿入されるための導通モジュール挿入溝24を有する。前記導通モジュール挿入溝24の内側壁には、第1側開口241が開設される。
図1、図4、図5及び図6に示すように、前記ガイドコア4の一側辺には、押えブロック42が設置される。前記押えブロック42の上端は、退避傾斜面421を有する。前記導通モジュール5は、導通モジュール挿入溝24内に挿着されて対向して設置される固定片51及び可動バネ52を含む。また、前記固定片51の側辺には、固定接触点が設置される。前記可動バネ52には、固定接触点に対応する可動接触点が設置される。前記可動バネ52の側辺には、第1側開口241に向けて延びて押えブロック42に対応する突起521が設置される。ガイドコア4が上下動する過程において、ガイドコア4の側辺の押えブロック42は、可動バネ52の突起521を押して、可動バネ52の可動接触点と固定片51の側辺の固定接触点とを離接させて押しキースイッチのオンオフ機能を果たす。
図1、図2、図5及び図7に示すように、前記ベース台2上かつガイドコア4の側辺には、トーションバネ8が設置される。 前記ベース台2上かつリング溝23の他方側には、トーションバネ8が挿入されるためのトーションバネ挿入溝25が設けられる。前記トーションバネ挿入溝25の内側壁には、第2側開口251が開設される。前記トーションバネ8の一端は、第2側開口251の側辺まで延びる。前記ガイドコア4の他方側には、第2側開口251内に上下動する弾性ブロック43が設置される。ガイドコア4が上下動する過程において、ガイドコア4の側辺の弾性ブロック43はトーションバネ8を振動させて音声を発生し、これにより、押しキースイッチが音声を発生する効果を得て感触を向上させる。
図3〜図7に示すように、前記ガイドコア4の対向する両側辺には、いずれもガイド軸44が設置される。前記ベース台2内かつガイドピン22の側辺には、ガイド軸44が上下動して挿入されるためのガイド孔26が開設される。また、図8に示すように、前記カバー3の対向する両側辺から、いずれもガイドブロック32が下向きに延びて設置される。前記ガイドブロック32の内側辺には、ガイド軸44の上下動のための側可動溝321が開設される。ガイドコア4の側辺のガイド軸44、ベース台2内のガイド孔26及びカバー3の側辺のガイドブロック32を嵌合してガイド構造を形成することで、ガイドコア4の上下動をガイドし、ガイドコア4の鉛直方向に沿う上下動を保証し、これにより、押圧によって押しキースイッチを正常にオンオフすることができる。
本実施例では、ガイドコア4は2種類の構造を有する。図4は、ガイドコア4の第1種の構造を示す。前記ガイドコア4は、第1ガイドコア本体45と、第1ガイドコア本体45の上端面に設置される第1十字押圧軸46とを含む。
図9は、ガイドコア4の第2種の構造を示す。前記ガイドコア4は、第2ガイドコア本体45’と、第2ガイドコア本体45’上に設置される第2十字押圧軸46’とを含む。また、前記第2ガイドコア本体45’の上端には、取付溝451’が開設される。前記第2十字押圧軸46’は、取付溝451’内に設置される。前記第2十字押圧軸46’の上端面は、取付溝451’の上端面と面一状になる。
自然に押圧されていない状態の押しキースイッチでは、ガイドコア4の側辺の押えブロック42は、可動バネ52の突起521を外へ押すことで、可動バネ52の可動接触点を固定片51の側辺の固定接触点から分離させ、押しキースイッチをオフ状態にする。動作時、ガイドコア4を下方に押圧して下方へ移動させ、バネ6を圧縮するとともに、ガイドコア4の側辺の押えブロック42を可動バネ52の側辺の突起521から離脱させることで、突起521を退避傾斜面421の上方の空間内に進入させると、可動バネ52を復帰させ、これにより、可動バネ52の可動接触点を固定片51の側辺の固定接触点に接触させ、押しキースイッチをオン状態にする。ガイドコア4への押圧が解除されると、バネ6の弾性復帰力によってガイドコア4を復帰させて押しキースイッチのオフを実現する。この過程において、LEDライトが発光し、光線が中部からガイドコア4を通して上方へ拡散して発光効果を奏する。また、ガイドコア4の側辺の弾性ブロック43は、トーションバネ8を振動させて音声を発生し、感触を向上させる。
本考案の主な特徴は、以下の通りである。
(1)押しキースイッチ内において下から上へ中部に発光素子を嵌め込み、光線を中部からガイドコアを通して拡散させることで、発光効果を奏し、押しキースイッチの中部に発光する目的を実現し、発光効果が優れる。
(2)ガイドコアの側辺のガイド軸、ベース台内のガイド孔及びカバーの側辺のガイドブロックに嵌合してガイド構造を形成することで、ガイドコアの上下動をガイドし、ガイドコアの鉛直方向に沿う上下動を保証し、構造の動作精度が高いので、押しキースイッチのオンオフの精度を向上させる。
(1)押しキースイッチ内において下から上へ中部に発光素子を嵌め込み、光線を中部からガイドコアを通して拡散させることで、発光効果を奏し、押しキースイッチの中部に発光する目的を実現し、発光効果が優れる。
(2)ガイドコアの側辺のガイド軸、ベース台内のガイド孔及びカバーの側辺のガイドブロックに嵌合してガイド構造を形成することで、ガイドコアの上下動をガイドし、ガイドコアの鉛直方向に沿う上下動を保証し、構造の動作精度が高いので、押しキースイッチのオンオフの精度を向上させる。
本考案の好適な実施形態を前述の通り開示したが、これらは決して本考案の技術範囲を限定するものではない。このため、本考案の上述した実施例と同じまたは類似の技術的特徴を用いて得られた他の構造は、いずれも本考案の保護範囲内に属するものである。
Claims (10)
- PCB基板、PCB基板1上に設置されるベース台及び、ベース台上に被せられるカバーを含み、前記ベース台とカバーとの間にガイドコアが設置される中間発光の押しキースイッチであって、
前記ベース台の底部かつガイドコアの下方には、貫通孔が開設され、
前記ガイドコアの下端面には、導光溝が開設され、
前記PCB基板上には、上端が貫通孔からベース台内に挿入されて導光溝内に嵌め込まれる発光素子が設置され、
発光素子は、下から上へ中部がベース台内に嵌め込まれるようになり、
光線は、中部からガイドコアを通して上に向けて外部へ拡散することで、押しキーの中部に発光する効果を実現することを特徴とする中間発光の押しキースイッチ。 - 前記カバーは、ベース台に嵌合して収容室を形成し、
前記収容室内には、ガイドコアの側辺に位置する導通モジュールと、ガイドコアの下方に位置するバネとがそれぞれ設置され、
前記カバーの上端には、ガイドコアの上端の上下動のための上開口が開設され、
前記貫通孔の縁部から、ガイドピンが上向きに突設され、
前記バネの上端は、導光溝内に嵌め込まれ、その下端は、ガイドピンの外周に外嵌されることを特徴とする請求項1に記載の中間発光の押しキースイッチ。 - 前記発光素子はLEDライトであることを特徴とする請求項1に記載の中間発光の押しキースイッチ。
- 前記ベース台上かつガイドピンの周囲は、リング溝を有し、
前記ベース台上かつリング溝の一方側は、導通モジュールが挿入されるための導通モジュール挿入溝を有し、
前記導通モジュール挿入溝の内側壁には、第1側開口が開設されることを特徴とする請求項2に記載の中間発光の押しキースイッチ。 - 前記ガイドコアの側辺には、押えブロックが設置され、
前記押えブロックの上端は、退避傾斜面を有し、
前記導通モジュールは、導通モジュール挿入溝内に挿着されて対向して設置される固定片及び可動バネを含み、
前記固定片の側辺には、固定接触点が設置され、
前記可動バネには、固定接触点に対応する可動接触点が設置され、
前記可動バネの側辺には、第1側開口に向けて延びて押えブロックに対応する突起が設置され、
ガイドコアが上下動する過程において、ガイドコアの側辺の押えブロックは、可動バネの突起を押して、可動バネの側辺の可動接触点と固定片の側辺の固定接触点とを離接させることで、押しキースイッチのオンオフ機能を果たすことを特徴とする請求項2に記載の中間発光の押しキースイッチ。 - 前記ベース台上かつガイドコアの側辺には、トーションバネが設置され、
前記ベース台上かつリング溝の他方側は、トーションバネが挿入されるためのトーションバネ挿入溝を有し、
前記トーションバネ挿入溝の内側壁には、第2側開口が開設され、
前記トーションバネの一端は、第2側開口の側辺まで延び、
前記ガイドコアの他方側には、第2側開口内に上下動する弾性ブロックが設置され、
ガイドコアが上下動する過程において、ガイドコアの側辺の弾性ブロックはトーションバネを振動させ続けて音声を発生することを特徴とする請求項2に記載の中間発光の押しキースイッチ。 - 前記ガイドコアの対向する両側辺には、いずれもガイド軸が設置され、
前記ベース台内かつガイドピンの側辺には、ガイド軸が上下動して挿入されるためのガイド孔が開設されることを特徴とする請求項2に記載の中間発光の押しキースイッチ。 - 前記カバーの対向する両側辺には、いずれもガイドブロックが下向きに延びて設置され、
前記ガイドブロックの内側辺には、ガイド軸の上下動のための側可動溝が開設されることを特徴とする請求項7に記載の中間発光の押しキースイッチ。 - 前記ガイドコアは、第1ガイドコア本体と、第1ガイドコア本体の上端面に設置される第1十字押圧軸とを含むことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の中間発光の押しキースイッチ。
- 前記ガイドコアは、第2ガイドコア本体と、第2ガイドコア本体上に設置される第2十字押圧軸とを含み、
前記第2ガイドコア本体の上端には、取付溝が開設され、
前記第2十字押圧軸は、取付溝内に設置され、
前記第2十字押圧軸の上端面は、取付溝の上端と面一状になることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の中間発光の押しキースイッチ。
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