JP3228170U - ポケットシートおよびカレンダーセット - Google Patents

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Abstract

【課題】カレンダーの前面に装着され、各日にちの表示枠よりも横幅の大きな収容物を、折り畳まずにポケットに収容することができるポケットシートを提供する。【解決手段】ポケットシート10のシート本体11の前面に配されたポケット121〜127は、その右端が、対応するカレンダーの各日にちの数字が描かれる枠領域(表示枠3)が横方向に占める領域r1〜r7から右側に距離R1〜R7だけはみ出しており、距離R1〜R7の分だけ、ポケット121〜127の幅W1〜W7が、領域r1〜r7の幅よりも大きい。【選択図】図4

Description

本開示は、カレンダーの前面に装着されるポケットシートおよび当該ポケットシートとカレンダーとを組み合わせてなるカレンダーセットに関する。
一般に、風邪や糖尿病等の病気を患った患者が、医療機関で診察を受けると、診察の結果に応じて処方箋が作成され、当該処方箋に従って、患者が服用すべき薬を取得する。
患者が服用する薬は、例えば、毎日服用するものや、1週間に1回だけ服用するものなど、病気の種類や症状の重さによって決められており、薬の種類が増えると、その分、薬の管理も煩雑になりがちである。
薬の保管を、薬の用法や用量等が記載された薬袋で行った場合、毎回、決められた日に、決められた薬を服用することは容易ではなく、薬の服用を失念してしまうおそれや、場合によっては1日に同じ薬を2回服用するおそれすらある。
このような薬の服用上の不都合を回避するため、例えば、特許文献1では、カレンダーの前面に、薬を収容するポケットを複数設けた透明なカバー体を装着するようにしている。各ポケットは、カレンダーの各日にちの数字が描かれる枠領域(以下、「表示枠」という。)に対応して一つずつ取り付けられているため、予め、服用する薬を該当する日にちのポケットに入れておけば、薬の服用忘れや重ねて服用することを防ぐことができる。
特開2019−58613号公報
ところが、特に、粉末状の薬などは、薬局により予め1回分の服用量だけ分包されている。一つの分包袋の幅は決まっており、大きいものでは横幅が、約7cmもある。
一方、特許文献1では、カバー体のポケットは、カレンダーの各日にちの表示枠とほぼ同じ横幅であり、ポケットに収容することができる分包袋の横幅が、カレンダーの各日にちの表示枠の横幅程度に制限されている。
このため、ポケットに入れようとする分包袋の横幅が、カレンダーの各日にちの表示枠よりも横幅の大きい場合、分包袋を折り畳んだ状態でポケットに入れざるを得ず、この折り畳み作業が手間であるとともに、ポケット内で分包袋がかさばるため、ポケットの収容性の低下を免れない。また、各日にちの表示枠が分包袋の横幅よりも大きなカレンダーを別途作成し、ポケットの横幅を大きくすることも考えられるが、汎用のカレンダーを用いることができず、実用的ではない。
このような課題は、月別表示のカレンダーの各日にちの表示枠に対応して設けられたポケットに、分包袋を収容する場合に限らず、例えば、ポケットに、分包袋以外の物を収容する場合にも生じ得る。
本開示は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、カレンダーの各日にちの表示枠よりも横幅の大きな収容物を、折り畳まずにポケットに収容することができるポケットシートおよび当該ポケットシートとカレンダーとからなるカレンダーセットを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本開示は、カレンダーの、前面を覆うシート本体に複数のポケットを設けてなる透明のポケットシートであって、前記カレンダーは、各日にちを示す数字が描かれるための表示枠が一週分、横方向に一列に並べられ、二週目以降の表示枠の列が、一段ずつ下方にずらして配されてなる月別表示のカレンダーであり、前記ポケットは、前記カレンダーの前記表示枠に対応して一つずつ設けられると共に、各ポケットの横幅が、前記表示枠の横幅より大きく、横方向に隣接するポケットと一部重なった状態で前記シート本体に貼着されていることを特徴としている。
また、前記各ポケットの横幅は、少なくとも横幅7cmの分包袋が横方向に入れられる大きさであるとしてもよい。
また、前記各ポケットの左端が、対応する前記表示枠の左端と一致するとしてもよい。
また、前記シート本体の、前記カレンダーの前記表示枠に重ならない部分に1または複数の予備のポケットが設けられているとしてもよい。
さらに、前記予備のポケットは、健康保険証、薬手帳、診察券の少なくとも一つを保持できる大きさであるとしてもよい。
また、前記ポケットシートは、その裏面に袋状部分を有し、当該袋状部分にカレンダーの全部または一部を挿入させて、前記カレンダーにポケットシートが装着される構造になっているとしてもよい。
また、前記ポケットシートの、前記カレンダーの前記表示枠に重ならない部分に蛍光部が設けられているとしてもよい。
また、本開示にかかるカレンダーセットは、カレンダーと、上記のポケットシートとからなることを特徴としている。
また、前記ポケットに分包袋が保持されたときに、カレンダーの前記日にちの数字の表示と、前記ポケットに保持された分包袋が重ならないように、前記カレンダーにおける、各日にちを示す数字の大きさ、および/または、当該数字の前記表示枠内における前記ポケットに対する相対的位置が設定されているとしてもよい。
上記の構成により、一つのポケットの横幅を大きくすることができ、カレンダーの各日にちの表示枠の横幅よりも大きな収容物を、折り畳むことなくポケットに入れることができるので、収容物を折り畳む必要がなくなるとともに、ポケット内でかさばることがなくなり収容性の低下を防ぐことができる。
ポケットシートの構成を示す斜視図である。 カレンダーに装着されたポケットシートの正面図である。 (a)、(b)は、シート本体に貼着する前のポケットの形状を示す斜視図である。 ポケットをシート本体に貼着した状態を示す平面図である。 変形例に係るポケットシートの正面図である。 別の変形例に係るポケットシートにカレンダーを装着する様子を示す斜視図である。 さらに別の変形例に係るポケットシートの斜視図である。
[1]ポケットシートの構成
図1は、ポケットシート10の構成を示す斜視図である。
同図に示すように、カレンダー1は、例えば紙製であり、各日にちを示すための表示枠3が横方向に一週間分並べられるとともに、二週目以降の表示枠3が、週単位で下にずらして並べられた横7列×縦6行の月別の壁掛けカレンダーである。なお、図1では、各表示枠3は、枠線で囲まれているが、各日にちの表示枠が区切られていることが分かればよく、必ずしも枠線が表示されている必要はない。
ポケットシート10は、シート本体11の前面に、複数の袋状のポケットからなるポケット群12を配してなる。シート本体11およびポケット群12は、共に樹脂などの透明でかつ可撓性の材料から形成されている。
シート本体11は、カレンダー1と横幅がほぼ同じで、縦の長さがカレンダー1よりも長くなっており、ポケット群12は、横方向に1週間分の7個のポケット121〜127を配列してなるポケット列120を、縦方向に6段並べてなる。
各段におけるポケット列120のポケット121〜127は、分包袋30を入れるものであり、ポケットシート10がカレンダー1に装着されたときに、カレンダー1の日にちの各表示枠3と一対一に対応する位置に配されている(図2参照)。なお、ポケット121〜127の詳細については後述する。
ポケット群12の下方には、予備ポケット13が設けられており、これらのポケットは、健康保険証、診察券、薬手帳等、医療機関への受診の際に携帯するものを入れることができる大きさに形成されており、ポケットシート10がカレンダー1に装着されたときに、予備ポケット13に保持された上記携帯品によって、カレンダー1に描かれた文字等を遮らないように、シート本体11の下端寄りの位置に貼着されている(図2)。
このように、予備ポケット13に、健康保険証、診察券、薬手帳等の携帯品をまとめて保管しておくことができるので、医療機関で受診するために上記の携帯品を準備する際、ポケットシート10の予備ポケット13に取りに行くだけで揃うので、上記の携帯品をそれぞれの保管場所に保管する場合に比べて利便性が良い。
なお、予備ポケット13のシート本体11への貼着は、透明な接着剤によって行われているが、この方法に限らず、例えば、透明な両面テープや熱圧着によっても行うことができる。
ポケットシート10のカレンダー1への装着は、例えば、カレンダー1の上端縁1a(図1)に、ポケットシート10の上端縁11aを合わせた上で、これらの上部をクリップ等で挟むことによって行われる。ポケットシート10が、上述のように可撓性を有しているので、ポケットシート10のカレンダー1への装着後においても、ポケットシート10を下端から捲り上げた状態で、カレンダー1の各表示枠3に日々の予定等を書き込むことができる。
[2]ポケット121〜127の構成
図2は、ポケットシート10をカレンダー1の前面に装着したときの正面図であり、図3(a)、(b)は、それぞれシート本体11に貼着する前のポケット121、127の形状を示す図である。
図3(a)に示すように、ポケット121は、背面部121a、121bと前面部121cと底部121dを有している。ポケット122〜126も同様の形状をしている。また、ポケット127は、背面部127a、前面部127c、底部127dからなる。
図4は、これらのポケット121〜127をシート本体11に貼着した状態を示す平面図であり、カレンダー1の1週間分の各表示枠3が横方向に占める領域を、r1〜r7で示している。
同図に示すように、ポケット121は、その左端が、対応するカレンダー1の表示枠3の領域r1の左端と一致し、右端が、領域r1から長さR1だけはみ出しており、同様に、ポケット122〜127は、その左端が、対応するカレンダー1の表示枠3の領域r2〜r7の左端と一致し、右端が、領域r2〜r7から距離R2〜R7だけはみ出している。
ポケット121は、背面部のうち、左側の背面部121aがシート本体11に貼着されるとともに、右側の背面部121bが、右隣のポケット122の前面部122cに貼着されている。
このようにポケットが、シート本体11および右隣のポケットの前面部に貼着されることは、ポケット122〜126についても同様であり、これにより、ポケット列120におけるポケット121〜127は、隣接するポケットと一部重なった状態になっている。なお、上記では、1列目から6列目のポケット121〜126がシートおよび右隣のポケットの前面部に貼着されていたが、シート本体11への貼着だけでポケット121〜126のシート本体11への保持力が十分確保できれば、右隣のポケットの前面部へは貼着しない構成としてもよい。
右端の領域r7に対応する7列目のポケット127については、右端が領域r7から距離R7だけはみ出すように、背面部127a全体が、シート本体11に貼着されている。なお、ポケット121〜127の貼着は、予備ポケット13のシート本体11への貼着と同様に、透明な接着剤や透明な両面テープによって行われている。
上記の、ポケット121〜127の右端の、領域r1〜r7からのはみ出しにより、ポケット121〜127の幅W1〜W7は、右端がはみ出す距離R1〜R7の分だけ、領域r1〜r7の幅よりも大きい。
距離R1〜R7の大きさは、ポケット121〜127の幅W1〜W7が横幅7cmの分包袋30を折り畳まずに入れることができる程度であればよい。本実施の形態では、ポケット121〜127の幅W1〜W7は、7.5cm程度にしている。
これにより、カレンダー1の各日にちの表示枠3よりも横幅の大きな分包袋を、折り畳まずにポケット121〜127に入れることができる。
また、カレンダーは、図1、図2のカレンダー1のように、各日にちの数字が表示枠3の左端に近い位置に印字されていることが多く、各日にちの数字と、ポケットシート10の各ポケットとを対応が分かりやすくするために、各ポケットの左端が、領域r1〜r7からはみ出さずに、各表示枠3の左端と一致しているので、日にちとポケットとの対応関係が明確であり、異なる日にちの薬を取り間違えることがない。
もっとも、ポケット121〜127の幅W1〜W7をさらに大きくする必要があれば、ポケットの左端を、各表示枠3の左端よりも多少はみ出した構成とすることもできる。
また、ポケットシート10は、透明であるので、図2に示すように、カレンダー1に描かれた各日にちを示す数字や文字、ポケット121〜127内の分包袋30が、ポケットシート10を通して視認することができるようになっている。
このため、ポケット121〜127に、予めその日に服用すべき薬の分包袋30を入れておくことにより、日常的にカレンダー1で日付や予定を確認すると同時に、その日に服用すべき薬をも確認することができ、薬の服用を失念することを抑制することができる。
[3]変形例
以下、実施の形態に基づいて説明してきたが、上述の構成に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例が考えられる。
(3−1)図5は、夜間等におけるポケットシートの視認性を向上させるために、ポケットシート100の外周縁101に蛍光塗料101a(蛍光部)が塗布されたポケットシート100の正面図を示す。
蛍光塗料101aは、蛍光灯等の光のエネルギーを吸収して蓄え、消灯され、周りが暗くなると、蓄えた光を放出して発光するので、この蛍光塗料101aの発光により、夜間等のカレンダーが掛けられた部屋内が暗い状態においても、カレンダー1の位置を確認しやすくなっている。
なお、図5では、蛍光塗料101aが、ポケットシート100の外周縁101の全体に塗布されているが、蛍光塗料101aによってカレンダー1の位置を確認できればよく、外周縁101の一部、例えば、ポケットシートの四隅にのみ蛍光塗料101aが塗布されていてもよい。また、蛍光部は、蛍光塗料に限られず、蛍光テープであってもよい。
(3−2)上記の実施の形態では、ポケットシート10がカレンダー1の前面に装着される構成例を説明したが、これに限られない。例えば、カレンダー1が、ポケットシートの裏面に設けられた袋内に保持されることによってポケットシートがカレンダーに装着される構成をとることもできる。
図6は、本変形例に係るポケットシート200を説明するための斜視図である。
同図に示すように、ポケットシート200は、シート本体211の裏面の、破線で囲まれた部分211aに、下端部215が閉じられるとともに上端部に開放部216を有する袋体214(袋状部分)が貼着されている。
袋体214は、カレンダー1の横幅よりも僅かに大きく、その縦の長さL2がカレンダー1の縦の長さL1より若干長くなるように形成されている。一方、シート本体11の当該開放部216に相当する位置には、切り込み部219が形成されており、ユーザーが、この切り込み部219からカレンダー1を挿入し、開放部216を介して袋体214内に収納できる構成となっている。
カレンダー1は、袋体214内で保持された状態で、各ポケット121〜127とカレンダー1の各表示枠3との対応関係が維持されるように、袋体214の寸法やシート本体211の裏面への貼着位置が決定されている。
このようにカレンダー1が袋体214に収納されて保持されることにより、カレンダー1のポケットシート200に対する位置ずれを抑えることができ、カレンダー1の各表示枠3と、対応するポケットシート200の各ポケットの位置とがずれることによる薬の飲み間違い等を防止することができる。
また、シート本体211の、切り込み部219によって上下に分けられた部分218には、図4のポケットシート100の外周縁101に塗布された蛍光塗料101aと同じものが塗布されており、この蛍光塗料によって、周囲が暗い状態でも、切り込み部219の位置を確認しやすくなり、これにより、カレンダー1を袋体214内に収納しやすくなっている。もっとも、外周縁101に塗布されるものは、切り込み部219の位置を確認しやすいものであればよく、周囲が明るい状態でカレンダー1を袋体に収納する場合は、非蛍光の塗料等を用いることもできる。
なお、本変形例に係るポケットシート200の袋体214に収納されたカレンダー1の、壁等への固定は、例えば、壁に打ち込まれた釘に、ポケットシート200のシート本体211の上部に設けられた2つの係止穴211bが引っ掛けられることによって行われる。
また、上記の変形例では、袋状部分が、下端215が閉じられ、上端部に開放部216を有する袋体214である構成例を説明したが、これに限られず、下端が開放され、上端が閉じられた袋を袋状部分とすることもできる。この構成では、カレンダー1は、袋の下端から袋内へ差し込まれ、その後、例えば、画鋲で、袋とともにカレンダーを壁等に固定する方法をとることにより、カレンダー1を袋内で保持するようにしてもよい。
さらに、上記のように袋状部分が、1つの部材(袋体214)からなる構成例に限られず、袋214から正面部217を取り除いて残った背面部214bのような1層のシート状の部材の、上辺、両側辺および底辺の四辺が、シート本体211の裏面に貼着され、袋状部材が、シート状の部材およびシート本体211からなる構成としてもよい。
また、カレンダー1が十分保持されるのであれば、袋体214がカレンダー1の全体ではなく、その一部を収納する大きさであっても構わない。
(3―3)上記の実施の形態では、ポケットが、袋状のポケット121〜127からなる構成例を説明したが、これに限られず、ポケットが、1層のシート状の部材と、シート本体311とから構成される構成例をとることもできる。
図7は、本変形例に係るポケットシート300の斜視図である。
同図に示すように、ポケットシート300は、基本的に図1のポケットシート10と同じ構成であり、ポケット列3120のポケット3121〜3127、予備ポケット313が、ポケット前面体321〜327および予備ポケット前面体331と、シート本体311とから構成されている点で異なっている。
ポケット前面体321〜327は、それぞれ1層のシート状であり、1列目から6列目までのポケット前面体321〜326は、その左端縁321a〜326aおよび下側縁321c〜326cのうち、ポケットシート311に対応する部分が、シート本体311に貼着されるとともに、下側縁321c〜326cのうち、右隣のポケット前面体322〜327に対応する部分および右端縁321b〜326bが、右隣のポケット前面体322〜327に貼着されている。また、7列目のシート327は、左端縁327a、下側縁327c、および右端縁327bがシート本体311に貼着されている。
このように、ポケット前面体321〜327が、ポケット3121〜3127の前面部分となり、シート本体311が、ポケット3121〜3127の背面部分を兼ねている。
これにより、一層の前面体321〜327で、ポケットを形成することができるので、ポケットシート300全体の材料が少なくて済み、コスト面で有利である。また、ポケット3121〜3127を、カレンダー1の各日にちの表示枠3の横幅よりも大きくできることは、上記実施の形態のポケット121〜127と同様であり、ポケット3121〜3127の収容性の向上が図られる。
また、本変形例では、予備ポケット313についても、1層のシート状の予備ポケット前面体331と、シート本体311とから構成されており、シート本体331の左端縁331a、下側縁331c、および右端縁331bが、シート本体311に貼着されている。
(3−4)上記の実施の形態では、シート本体11に貼着された予備ポケット13が3個である構成例を説明したが、これに限らず、予備ポケット13は、1個以上あればよく、1個の予備ポケット13に、健康保険証、診察券、薬手帳等のうちの2つ以上を入れる場合は、予備ポケット13の大きさを、これらが入る程度の大きさにしておけばよい。
また、上記の実施の形態では、予備ポケット13が、シート本体11の下端寄りに配される構成例を説明したが、これに限らず、ポケットシートがカレンダーに装着されたときに、上記の携帯品によって、カレンダーの表示枠3を遮らない位置に配されていればよく、例えば、ポケットシートの上端寄り、左端寄り、右端寄りに配される構成をとることもできる。
(3−5)上記の実施の形態では、図2に示すように、ポケット121〜127に分包袋薬30を入れても、カレンダーの各日にちを示す数字と重ならないようになっているので、カレンダーの日にちが見やすくなっており、このようにして、各日にちを示す数字の大きさ、および/または各日にちを示す数字の、各表示枠3内におけるポケットに対する相対的位置を設定することによって調整することができる。
(3−6)各ポケットに収容できるのは、分包袋30に限られず、同程度のサイズの市販薬や、カード等の小物を収容することもできる。
さらに、カレンダーは、壁掛けタイプに限られず、例えば、卓上タイプであってもよい。
本開示は、カレンダーの前面を覆うようにして装着されるポケットシートに適用することができる。
1 カレンダー
3 表示枠
10 ポケットシート
11 シート本体
12 ポケット群
13、313 予備ポケット
101a 蛍光塗料
120、3120 ポケット列
121〜127、3121〜3127 ポケット
214 袋体(袋状部分)

Claims (9)

  1. カレンダーの、前面を覆うシート本体に複数のポケットを設けてなる透明のポケットシートであって、
    前記カレンダーは、各日にちを示す数字が描かれるための表示枠が一週分、横方向に一列に並べられ、二週目以降の表示枠の列が、一段ずつ下方にずらして配されてなる月別表示のカレンダーであり、
    前記ポケットは、前記カレンダーの前記表示枠に対応して一つずつ設けられると共に、各ポケットの横幅が、前記表示枠の横幅より大きく、横方向に隣接するポケットと一部重なった状態で前記シート本体に貼着されている
    ことを特徴とするポケットシート。
  2. 前記各ポケットの横幅は、少なくとも横幅7cmの分包袋が横方向に入れられる大きさである
    ことを特徴とする請求項1に記載のポケットシート。
  3. 前記各ポケットの左端が、対応する前記表示枠の左端と一致する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のポケットシート。
  4. 前記シート本体の、前記カレンダーの前記表示枠に重ならない部分に1または複数の予備のポケットが設けられている
    ことを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載のポケットシート。
  5. 前記予備のポケットは、健康保険証、薬手帳、診察券の少なくとも一つを保持できる大きさである
    ことを特徴とする請求項4に記載のポケットシート。
  6. 前記ポケットシートは、その裏面に袋状部分を有し、当該袋状部分にカレンダーの全部または一部を挿入させて、前記カレンダーにポケットシートが装着される構造になっている
    ことを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載のポケットシート。
  7. 前記ポケットシートの、前記カレンダーの前記表示枠に重ならない部分に蛍光部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1から6までのいずれか1項に記載のポケットシート。
  8. カレンダーと、請求項1から7までのいずれか1項に記載のポケットシートとからなるカレンダーセット。
  9. 前記ポケットに分包袋が保持されたときに、カレンダーの前記日にちの数字の表示と、前記ポケットに保持された分包袋が重ならないように、
    前記カレンダーにおける、各日にちを示す数字の大きさ、および/または、当該数字の前記表示枠内における前記ポケットに対する相対的位置が設定されている
    ことを特徴とする請求項8に記載のカレンダーセット。
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