JP3227998U - 電線管の取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】電線管を配管ボックスに簡単に接続でき、電線管に対して大きな外力がかかっても容易に水漏れしない構造の電線管の取付構造を提供する。【解決手段】配管ボックス2の壁部に形成した配管用孔3に電線管を挿入して取り付ける電線管の取付構造1であり、一つ又は複数の配管用孔3に挿入した電線管40の周囲を取り囲む収納部4を形成して配管ボックスの外側に固定する枠体10と、配管ボックスの壁部に対向する位置に配置され、電線管を挿入する電線管保持孔21を形成した保持部材20とを備える。枠体と保持部材と配管ボックスの壁部との間で形成された収納部の空間には、水密用の充填材30が充填される。【選択図】図1

Description

本考案は、可撓性のある波付硬質ポリエチレン管(FEP管)などの電線管を、マンホールやハンドホールに設置する際に利用される電線管の取付構造に関する。
いわゆる電線管は、電力ケーブルや通信ケーブルなどの外周に筒状の部分を挿通して用いられ、ケーブルを衝撃などから保護する役割を備えている。このような電線管は、その材質として金属製や合成樹脂製などがあるが、使用場所や用途に合わせて使用されている。
電線管のうちの波付硬質ポリエチレン管(FEP管)は、電力ケーブルを地中に埋設するための地中埋設配管として広く用いられている。FEP管は、標準寸法として内径30mm〜200mmの間で、例えば「30」「40」「50」・・・「150」「200」が呼び径として用いられている。
また、FEP管は、電力ケーブルの敷設を容易にするために、30m(メートル)以内の間隔で配置されたハンドホールやマンホールなどの配管ボックスを利用して用いられることがある。
FEP管(電線管)をハンドホールに取り付けるには、ハンドホールに配管用孔を貫通して形成し、この配管用孔を使用してFEP管を接続する。このとき、FEP管を着脱可能に装着する継手を配管用孔に取り付けることが行われる。
このような電線管の取付構造の場合は、ハンドホール内に水が浸入しないように止水性を有する構造とすることが求められる。しかも、ハンドホールには複数のFEP管を接続するので、作業効率の観点からFEP管はハンドホールに対し、容易に取り付けられる構造であることが好ましい。
従来、電線管をハンドホールに取り付ける場合に止水性を確保するために、電線管と配管用孔との隙間を、充填剤によって閉塞、若しくは接着剤で固着させる作業が必要となるが、このような作業は熟練を要し、又、充填剤・接着剤が固化するまでに待ち時間を要する。そこで、止水性を容易に確保するために種々の工夫がなされている。
特許文献1のFEP管の接続方法では、弾性体素材からなる止水層を端部に接着した締め付け用部材を用いるとともに、ハンドホールと接触する面に、パッキンあるいは止水層を接着した幅広い平型のフランジを有する平型フランジ付ベルマウスを用いて止水性を確保している。
平型フランジ付ベルマウスは筒状をなし、その筒状の外周にFEP管の螺旋形状を螺合させる構成である。また、平型フランジの裏面には、止水層となるパッキンを接着している。平型フランジ付ベルマウスは締め付け用部材と組み合わせてFEP管を接続する構造である。
締め付け用部材は、筒状の内側にFEP管の螺旋形状を螺合させることができ、その際に止水層を用いてFEP管の螺旋形状の谷部と山部を被覆して止水できる構成である。
FEP管を配管用孔に取り付けるには、まず締め付け用部材に螺合させることにより、突出するFEP管の先端側を配管用孔に挿入する。この時、締め付け用部材は、配管用孔の周りのハンドホールの外壁面に止水層を介して接触する。
一方、平型フランジ付ベルマウスはハンドホールの内側から筒状部分を配管用孔に挿入し、前記のFEP管の螺旋形状の内周に螺合させる。
次いで、前記締め付け用部材を締め付ける方向に回転させると、締め付け用部材の先端面とベルマウスの平型フランジとの間でハンドホールを挟み込んで固定されることになる。この時、FEP管は止水層とパッキンによって止水される状態となる。
特許文献2には、ハンドホールなどの配管ボックスの壁体に管路口部材を埋設しておき、この管路口部材にケーブル保護管(電線管に該当)を接続する管接続構造について記載されている。この管路口部材には、管継手の一端側を接続し、管継手の他端側に抜け止め用兼止水用の機能部材を介してケーブル保護管を接続する。管路口部材と管継手との間は筒状止水体にて止水する。また、管継手と機能部材との間は環状止水体にて止水する。さらに、機能部材とケーブル保護管との間は別の筒状止水体にて止水する。
この管接続構造では、抜け止め材と止水材をまとめて一体化した機能部材を、ケーブル保護管の端部に取り付けることで、管路口部材に接続した管継手に対して機能部材を簡単かつ確実に組み付けることを目的としている。
特許第3090447号公報 特許第5099549号公報
しかしながら、特許文献1記載の接続方法は、FEP管をハンドホールの配管用孔に接続固定した当初はしっかりと固定されているが、地中に埋設された後に振動や地圧を受けると、次第に止水効果が低下するという課題があった。
また、取り付け作業時には、FEP管に対する揺さぶりなどによる振動、あるいは地圧や凍結などの外力がかかると、止水効果が低下することがある。
締め付け用部材と平型フランジ付ベルマウスは、FEP管の螺旋形状の外側と内側に螺合し、互いに引っ張り合う押圧力でハンドホールの壁面に対して締め付け固定される。したがって、平型フランジ付ベルマウスと締め付け用部材はFEP管の動きに大きく左右される状態にある。
締め付け用部材はハンドホールの外側でフリーの状態であるので、FEP管の動きに応じて大きな動きになる。この動きで締め付け用部材の先端面がハンドホールの外壁面から離反する方向に力がかかるので、止水層がFEP管の螺旋形状の外周面からずれたり、ハンドホールの外壁面への押圧力が弱くなったりする。その結果、止水効果が低下して水漏れが生じ易くなる。
さらに、特許文献2に記載されている構造は、予め配管ボックスの壁体に管路口部材を埋設する必要があるので、既存の配管ボックスに対して新たに配管用貫通孔を穿孔し、ケーブル保護管を取り付けることが難しい。例えば、この管接続構造を使用するには、既存の配管ボックスの壁体に大きめの孔を穿孔してから、この孔に管路口部材を例えば接着剤を塗布して固定することになる。しかし、前記のように穿孔する孔は管路口部材との隙間をできるだけ小さくする必要があることから、実際には技術的な困難を伴う。しかも、隙間に接着剤を満遍なく塗布して隙間を完全に塞ぐことは難しい。特に実際の取り付け作業は熟練が要求されるものであった。
また、ケーブル保護管に大きな力がかかると、接続した箇所からケーブル保護管の抜け出しが生じたり、接着剤の間から水漏れが生じたりする。さらに、ケーブル保護管に大きな力がかかると、配管用貫通孔と管路口部材と管継手の接合部が離脱したり、各部材が破損したりする可能性がある。前記の接合部は、接着剤塗布時に泥や砂が混入したり、環状止水体に油がついたりするので、管継手と機能部材とケーブル保護管の止水を確実に実施することは難しい。加えて、組み立て手順も複雑なので手間がかかる。
また、ハンドホールの使用場所によって、例えば発電所のケーブル工事等に関係するハンドホールでは水漏れがあってはならない場合があり、万一、電線管の取付部分から水漏れがあると、修復などに高額な費用がかかることになりかねない。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたものであって、電線管を配管ボックスに簡単に接続でき、ハンドホールなどの配管ボックスに接続した電線管に対して揺さぶりなどによる振動あるいは地圧や凍結などの外力がかかっても容易に水漏れしない構造の電線管の取付構造を提供することを目的とする。
請求項1記載の考案は、配管ボックスの壁部に形成した配管用孔に電線管を挿通して取り付ける電線管の取付構造であって、配管ボックスの外側の壁部に固定され、電線管の周囲を取り囲む収納部の一部を形成する枠体と、前記枠体に対し、配管ボックスの壁部に対向する位置に配置されて、該枠体と連結されることにより前記収納部を形成するとともに、電線管が挿通される電線管保持孔が形成された保持部材と、前記枠体と前記保持部材と前記配管ボックスの外側の壁部との間で形成される前記収納部の空間に充填される水密用の充填材と、を備えていることを特徴としている。
請求項2記載の考案は、上記1項において、前記枠体と前記保持部材と配管ボックスの壁部との間で形成される収納部の空間は、上面が開口されていることを特徴としている。
請求項3記載の考案は、上記1項又は2項において、前記枠体と前記保持部材は一体的に形成されていることを特徴としている。
本考案によれば、配管ボックスの配管用孔に接続固定される電線管は、その周囲を配管ボックスの外側に固定した枠体と、保持部材とで形成される収納部の空間によって囲まれた状態となっている。そして、この収納部の空間には、水密用の充填材が充填されて、配管ボックスの配管用孔や電線管との隙間は密閉された状態で塞がれていることから、接着剤を使用した場合より確実に水密性が向上する。その結果、ハンドホールの内部に水が浸入することを防止できる。しかも、熟練した技術を必要とすることなく、配管用孔と電線管との隙間を塞ぐことができるので作業効率が向上する。
また、収納部の空間の上面が開口していることで、水密用の充填材を容易に充填することができる。
さらに、枠体と保持部材を一体的に形成した場合、現場で枠体と保持部材を組み立てる手間が省ける。加えて、例えば、取り付ける電線管の種類や本数、取付位置などが決められている場合は、保持部材などの部材に、予め工場で電線管保持孔を形成しておくことにより、電線管の取り付け現場では配管ボックスに保持部材などを組付けて電線管を挿通するだけで済むようになることから、結果的に電力ケーブルや通信ケーブルの敷設工事の作業効率向上に寄与する。
本考案に係る電線管の取付構造を示す斜視図である。 図1の分解斜視図である。 水密用の充填材を充填する前の斜視図である。 図1とは別の実施形態の電線管の取付構造を示す斜視図である。
以下、本考案の実施形態に係る電線管の取付構造について図面を参照して説明する。
本実施形態の電線管の取付構造1は、図1に示すように、マンホールやハンドホールなどの配管ボックス2に電線管40を接続して取り付ける構造である。電線管40には、従来技術で述べたように金属製や合成樹脂製などの種々の材質や形状など、いくつもの種類がある。また、合成樹脂製の電線管40には可撓性のある波付硬質ポリエチレン管41(FEP管)があり、FEP管41の波形状としては螺旋形状タイプと一山形状タイプがある。螺旋形状タイプは、外周面が外周方向に螺旋状の波形をなすFEP管41である。一山形状タイプは、外周面が外周方向に一山を形成して波形状をなすFEP管41である。
FEP管41を配管ボックス2に取り付けるには、配管ボックス2の壁部に配管用孔3を貫通して形成して配管用孔3にFEP管41を接続する。
図1は、FEP管41を配管ボックス2の配管用孔3に接続して取り付けた状態を示す。図2は、電線管の取付構造1の分解斜視図である。図3は、水密用の充填材30を充填する前の状態を示す。図4は、枠体10と保持部材20とを一体成形した形態を示す。
本実施形態の電線管の取付構造1では、一つ又は複数の配管用孔3,・・・,3に挿入される一本、又は複数本のFEP管41,・・・,41の周囲を取り囲む収納部4の一部を形成する枠体10を備え、この枠体10は配管ボックス2の外側に固定されている。
さらに加えて、前記の枠体10に取り付けられ、且つ、配管ボックス2の壁部との間で収納部4を形成するための保持部材20を備えている。
さらに、上記の収納部4の空間に充填する水密用の充填材30を備えている。
枠体10は、本実施形態では図2に示すように、2つの配管用孔3,3に挿入される2本のFEP管41,41の周囲を取り囲む箱型の収納部4の一部を形成し、配管ボックス2の壁面から外側に向けて突出している。枠体10にて配管ボックス2の外側の壁面に固定する方向を前側とし、配管ボックス2の壁面から外側の方向を後側すると、枠体10は、前後方向からみて断面コ字状をなすとともに、その上方は開口して形成されている。
図2に示されるように、枠体10には、左斜め上側の左側枠体11aと、右斜め下側の右側枠体11bと、下側の底部枠体11cとが設けられている。
また、また、枠体10の前側には配管ボックス2の外側の壁面に固定するためのフランジ部12,・・・,12が設けられ、各フランジ部12には適宜位置に取付用孔13,・・・,13が形成されている。一方、枠体10の後側には保持部材20を取り付け固定するためのフランジ部14,・・・,14が設けられ、各フランジ部14には適宜位置に取付用孔15,・・・,15が形成されている。
保持部材20は、枠体10の後側のフランジ部14,・・・,14に取り付けて固定することで、配管ボックス2の壁部に対向する位置に配置され、収納部4の後側枠体を形成する。すなわち、枠体10と配管ボックス2の壁部との間で収納部4を形成している。さらに、保持部材20は2本のFEP管41,41を挿入する2つの電線管保持孔21,21を備えている。また、保持部材20は枠体10の後側のフランジ部14,・・・,14の複数の取付用孔15,・・・,15に対応する複数の取付用孔22,・・・,22を備えている。
枠体10は、前側の3つのフランジ部12,・・・,12が2つの配管用孔3,3の周囲を取り囲むように配置され、前記フランジ部12,・・・,12を介して配管ボックス2の外側の壁面に固定する。すなわち、予め複数の取付用ボルト16,・・・,16がフランジ部12,・・・,12の複数の取付用孔15,・・・,15に対応するようにして配管ボックス2の壁面から外側に突出するように配置しておく。枠体10は複数の取付用ボルト16,・・・,16が対応するフランジ部12,・・・,12の取付用孔15,・・・,15に挿入するように取り付けてナット17,・・・,17で締め付け固定する。
2つのFEP管41,41は、2つの配管用孔3,3に挿入して配管ボックス2の壁部に取り付け固定する。この時、予め2つのFEP管41,41は保持部材20の2つの電線管保持孔21,21に挿入している。また、FEP管41の接続方法は、従来のようにFEP管41と配管用孔3との間の隙間に接着剤を注入して止水したり、弾性体素材からなる止水層を端部に接着した締め付け用部材などの特殊な継手を用いてもよい。
保持部材20は枠体10の後方面のフランジ部14,・・・,14に取り付けて固定されている。すなわち、保持部材20の複数の取付用孔22,・・・,22と、対応するフランジ部14,・・・,14の複数の取付用孔15,・・・,15を位置合わせし、ボルト23,・・・,23及びナット24,・・・,24で締め付けて固定する。
その結果、電線管の取付構造1は、図3に示すように枠体10と保持部材20と配管ボックス2の壁部との間で、2本のFEP管41,41を囲む収納部4が形成される。収納部4は、本実施形態では図3に示すように、その上面が開口されているが、この開口を蓋部で閉じることもでき、特に限定されない。
なお、前述の電線管の取付構造1では収納部4が箱型形状であるが、その形状には特に限定されない。
本考案の実施形態の電線管の取付構造1は、図1に示すように上記の収納部4の空間に水密用の充填材30を隙間なく充填することで完成する。水密用の充填材30として、例えば、固化前には流動性を有する発泡材、コンクリート、モルタルなどが好適に利用されるが、これに限られるものではなく、コーキング材など各種のパテ類など、電線管の設置状況に応じて適宜選択することが好ましい。
その結果、本考案の実施形態の電線管の取付構造1の作用、効果としては、水密用の充填材30がFEP管41と配管用孔3との間の隙間に浸入して固まることになる。しかも、収納部4の空間に充填した水密用の充填材30が固まることで相当な厚さのある止水層が形成されるので、より一層確実に止水できる。
さらに、配管用孔3の付近のFEP管41は収納部4内の多量の水密用の充填材30でしっかりと固定されるので、たとえFEP管41に対して揺さぶりなどによる振動あるいは地圧や凍結などの外力がかかっても容易に水漏れしない電線管の取付構造1となる。
また、従来ではFEP管41と配管用孔3との間の隙間に接着剤を注入して止水する場合、熟練度を必要とするが、本実施形態では前述の理由で水密性の充填材30により確実に止水できることから、その作業には熟練度を必要としない。その結果、FEP管41を配管ボックス2に簡単に取り付けることができるので、作業効率が向上する。
上記の水密用の充填材30が固まり次第、配管ボックス2の外側の収納部4やFEP管41などは土砂などで埋設することで施工は完了となる。
前述の実施形態とは異なる実施形態について説明すると、図4に示すように枠体10と保持部材20は一体的に形成することができる。すなわち、保持部材20に該当する部材は後側枠体11dとなる。他は前述の実施形態とほぼ同様である。
枠体10と保持部材20を一体的に形成することで、現場で枠体10と保持部材20を組み立てる手間が省ける。さらに、例えば、取り付けるFEP管41の種類や本数、取付位置などが決められているなら、製作工場などで予め保持部材20に該当する後側枠体11dに、所望の電線管保持孔21を形成しておくことで、現場での作業量を軽減することができる。また、FEP管41の取り付け現場では配管ボックス2に簡単に取り付けることができるので、取り付け時の作業効率が向上する。
一方、FEP管41を現場合わせで取り付ける場合は、枠体10と保持部材20は分離可能であることが望ましい。
例えば、FEP管41の現場合わせを行う状況としては、FEP管41の種類や本数、取付位置などを作業現場にて設定する必要がある場合や、新たな配管用孔3を配管ボックス2の壁部に形成する必要がある場合などがある。
この場合は、保持部材20を配管ボックス2の壁部に張り付けるなどして一時的に固定する。この状態で、保持部材20の電線管保持孔21と配管ボックス2の壁部の配管用孔3を同時に貫通するように穿孔して効率よく形成する。次いで、保持部材20を配管ボックス2の壁部から外した後に、前述のように電線管の取付構造1を用いて一つ又は複数本のFEP管41,・・・,41を配管ボックス2の壁部の一つ又は複数の配管用孔3,・・・,3に接続することができる。
本考案は、電線管の製造および販売の関連事業、配線工事、建設業、土木工事業などにおいて、利用可能性を有する。
1 電線管の取付構造 2 配管ボックス(ハンドホール)
3 配管用孔 4 収納部
10 枠体 11a 左側枠体
11b 右側枠体 11c 底部枠体
11d 後側枠体(保持部材20に該当)
12 フランジ部 13 取付用孔
14 フランジ部 15 取付用孔
16 取付用ボルト 17 ナット
20 保持部材 21 電線管保持孔
22 取付用孔 23 ボルト
24 ナット
30 水密用の充填材
40 電線管 41 FEP管


Claims (3)

  1. 配管ボックスの壁部に形成した配管用孔に電線管を挿入して取り付ける電線管の取付構造であって、
    配管ボックスの外側の壁部に固定され、電線管の周囲を取り囲む収納部の一部を形成する枠体と、
    前記枠体に対し、配管ボックスの壁部に対向する位置に配置されて、該枠体と連結されることにより前記収納部を形成するとともに、電線管が挿通される電線管保持孔が形成された保持部材と、
    前記枠体と前記保持部材と前記配管ボックスの外側の壁部との間で形成される前記収納部の空間に充填される水密用の充填材と、
    を備えていることを特徴とする電線管の取付構造。
  2. 前記枠体と前記保持部材と配管ボックスの壁部との間で形成される収納部の空間は、上面が開口されていることを特徴とする請求項1に記載の電線管の取付構造。
  3. 前記枠体と前記保持部材は一体的に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電線管の取付構造。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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