JP3227726U - 二種飲料用容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】飲み残すことがなく、同時に二種の飲料を味わえる二種飲料用容器を提供する。
【解決手段】二種飲料用容器は、同形の飲料容器1を2個設け、容器1の上部に飲み口を設け、この双方の飲料容器1を密着させて覆設シート9にて一体化した。
【選択図】図6
【解決手段】二種飲料用容器は、同形の飲料容器1を2個設け、容器1の上部に飲み口を設け、この双方の飲料容器1を密着させて覆設シート9にて一体化した。
【選択図】図6
Description
この考案は、2個の飲料用容器を合体させた、二種飲料用容器に関する。
従来より、多種多様な飲料用容器があるが、本案にて示すように、容器2個を合体させたものは見当たらない。
従来の例えば自動販売機で売られているような飲料缶は単一缶であり、ユーザーは多種の中から所望の飲料を選択して購入する。人によって飲用量は異なるが、大衆に合わせて選択した容量として売られている。しかし、女性高齢者にとってはその容量が多すぎると感じる場合も少なくなく、缶飲料では一度開缶すると飲みきることが必要となるが、飲み残してその処置に困る場合がある。
本案は以上に鑑み、缶飲料の容量を少なくするとともに、同時に二種の飲料を味わうことのできる、新規かつ有用なる手段を提供することを目的として発案されたものである。
本案は以上に鑑み、缶飲料の容量を少なくするとともに、同時に二種の飲料を味わうことのできる、新規かつ有用なる手段を提供することを目的として発案されたものである。
課題を解決する手段として本案は以下の構成とした。すなわち、
同形の飲料容器を2個設け、該容器の上部に飲み口を設け、この双方の飲料容器を密着させて覆設シートにて一体化する。本案は以上の構成よりなる二種飲料用容器である。
同形の飲料容器を2個設け、該容器の上部に飲み口を設け、この双方の飲料容器を密着させて覆設シートにて一体化する。本案は以上の構成よりなる二種飲料用容器である。
本案は下記の効果を有する。
1.2個の容器を一体化しているので、二種の飲料を楽しむことができる。
2.各々の容器容量を少なくできるので、飲み残すことがない。
3.タブ方式の場合は、タブを細幅とするので、小さな力でも容易に開けることができる。
4.覆設シートにて一体化するので、缶自体への印刷は不要となり、また、双方の容器固着を要せずに一体化ができる。
1.2個の容器を一体化しているので、二種の飲料を楽しむことができる。
2.各々の容器容量を少なくできるので、飲み残すことがない。
3.タブ方式の場合は、タブを細幅とするので、小さな力でも容易に開けることができる。
4.覆設シートにて一体化するので、缶自体への印刷は不要となり、また、双方の容器固着を要せずに一体化ができる。
以下、本考案の実施形態について説明する。
図において、1は缶体で、平面視略半月形の中空体であって、その左方には平面部2が右方には曲面部3が形成され、その上端は巻き締め部4となっている。この缶体上面には飲み口としてのタブ5が設けられる。図1にては、タブの引き起こし部6は上方に、開口となる作用部7は下方に、そして支点部8はその中間に位置している。
この缶体は図3のように、平面視点対称として2個が平面部を密着させて、必要事項を印刷した覆設シート9にてこれらの缶体が一体となっている。
以上が本案の一実施形態である。
図において、1は缶体で、平面視略半月形の中空体であって、その左方には平面部2が右方には曲面部3が形成され、その上端は巻き締め部4となっている。この缶体上面には飲み口としてのタブ5が設けられる。図1にては、タブの引き起こし部6は上方に、開口となる作用部7は下方に、そして支点部8はその中間に位置している。
この缶体は図3のように、平面視点対称として2個が平面部を密着させて、必要事項を印刷した覆設シート9にてこれらの缶体が一体となっている。
以上が本案の一実施形態である。
本案は2個の缶が一体化しており、各々別の飲料を入れることができる。
使用に際しては、まずどちらか一方のタブを開けて飲み、この缶を回転させて別缶の飲料を飲むことができる。このとき、すでに飲んだ缶の開口部は上方に位置するために、飲んだ後の飲料が垂れてくることはない。使用例としては、例えば一方に緑茶、他方にコーヒーを入れておくと、食事時には緑茶を飲み、食後にはコーヒーを飲むことができる。
使用に際しては、まずどちらか一方のタブを開けて飲み、この缶を回転させて別缶の飲料を飲むことができる。このとき、すでに飲んだ缶の開口部は上方に位置するために、飲んだ後の飲料が垂れてくることはない。使用例としては、例えば一方に緑茶、他方にコーヒーを入れておくと、食事時には緑茶を飲み、食後にはコーヒーを飲むことができる。
図7〜図9は、既述方式をペットボトルに応用した例である。
前例方式同様に、角形の本体10の上面にネジを切った飲み口を各々設け、この飲み口にキャップ11を螺着させ、全体は覆設シート12にて一体化される。
この例は、キャップがあるので、容量を大きくすることができ、必要に応じて好みの方の飲料を味わうことができるとともに何回でも飲むことができる。
前例方式同様に、角形の本体10の上面にネジを切った飲み口を各々設け、この飲み口にキャップ11を螺着させ、全体は覆設シート12にて一体化される。
この例は、キャップがあるので、容量を大きくすることができ、必要に応じて好みの方の飲料を味わうことができるとともに何回でも飲むことができる。
以上、本案について説明したが、本案は二種の飲料を1個で飲むことができるとともに、各缶の容量は従来品より少ないので、飲み残さずに用いることができるものである。
なお、図6および図9にて示すように、覆設シートにミシン目を入れておくことにて、使用後にこのミシン目を切り取って、缶体と覆設シートを分離して、個別のゴミとして廃棄することができる。
この覆設シートに印刷をすることにて、従来のような缶自体への印刷は不要となり、また、双方の缶相互の固着の必要はなくなる。本案によって飲み残すことのない缶飲料が得られるが、封入飲料の組み合わせは、既述以外に、緑茶と紅茶、ジュースと天然水など幾通りでも可能である。
以上のごとく、本案にて女性高齢者などに好適なる缶飲料容器を得ることができる。
なお、図6および図9にて示すように、覆設シートにミシン目を入れておくことにて、使用後にこのミシン目を切り取って、缶体と覆設シートを分離して、個別のゴミとして廃棄することができる。
この覆設シートに印刷をすることにて、従来のような缶自体への印刷は不要となり、また、双方の缶相互の固着の必要はなくなる。本案によって飲み残すことのない缶飲料が得られるが、封入飲料の組み合わせは、既述以外に、緑茶と紅茶、ジュースと天然水など幾通りでも可能である。
以上のごとく、本案にて女性高齢者などに好適なる缶飲料容器を得ることができる。
1 缶体
2 平面図
3 曲面部
4 巻き締め部
5 タブ
6 引き起こし部
7 作用部
8 支点部
9 覆設シート
10 本体
11 キャップ
12 覆設シート
13 ミシン目
14 ミシン目
2 平面図
3 曲面部
4 巻き締め部
5 タブ
6 引き起こし部
7 作用部
8 支点部
9 覆設シート
10 本体
11 キャップ
12 覆設シート
13 ミシン目
14 ミシン目
Claims (4)
- 同形の飲料容器を2個設け、該容器の上部に飲み口を設け、この双方の飲料容器を密着させて覆設シートにて一体化したことを特徴とする二種飲料用容器。
- 各飲料容器を各々平面視半月形として、これを2個一体化としてなる請求項1記載の二種飲料用容器。
- 各飲料容器の飲み口をタブ方式とし、双方の容器を一体化したときに、飲み口位置を平面視点対称としてなる請求項2記載の二種飲料用容器。
- 各飲料容器を直方体形状としてなる請求項1記載の二種飲料用容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020002227U JP3227726U (ja) | 2020-05-11 | 2020-05-11 | 二種飲料用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020002227U JP3227726U (ja) | 2020-05-11 | 2020-05-11 | 二種飲料用容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3227726U true JP3227726U (ja) | 2020-09-17 |
Family
ID=72428407
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020002227U Expired - Fee Related JP3227726U (ja) | 2020-05-11 | 2020-05-11 | 二種飲料用容器 |
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JP (1) | JP3227726U (ja) |
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2020
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