JP3227653U - 壁面固定額縁 - Google Patents

壁面固定額縁 Download PDF

Info

Publication number
JP3227653U
JP3227653U JP2020002229U JP2020002229U JP3227653U JP 3227653 U JP3227653 U JP 3227653U JP 2020002229 U JP2020002229 U JP 2020002229U JP 2020002229 U JP2020002229 U JP 2020002229U JP 3227653 U JP3227653 U JP 3227653U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall surface
frame
wall
plate
fixing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2020002229U
Other languages
English (en)
Inventor
直樹 根岸
直樹 根岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Paperd
Original Assignee
Paperd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Paperd filed Critical Paperd
Priority to JP2020002229U priority Critical patent/JP3227653U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3227653U publication Critical patent/JP3227653U/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)

Abstract

【課題】絵画や写真などを保持させ、壁面接触部の壁面固定手段で所望の壁面に固定した場合に、任意の角度に傾けたり、回転させたりすることができる壁面固定用額縁を提供すること。
【解決手段】本考案に係る壁面固定用額縁は、正面板(1)、当該正面板(1)に対向する背面板(2)、当該正面板(1)と背面板(2)との間に設けられた側面板(3)から構成された、壁面固定用額縁であって、 前記背面板(2)が、開口部(4)と、背面蓋部(5)とから構成され、 前記背面蓋部(5)は、伸縮材料から構成された伸縮篏合部(5A)および壁面接触部(5B)を有し、前記伸縮篏合部(5A)において、前記開口部(4)に着脱自在かつ回転自在に篏合し、壁面接触部(5B)は壁面固定手段(5C)を有していることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、新規の壁面固定額縁に関するものであり、より具体的には、たとえば、絵画や写真などを保持させ、壁面接触部の壁面固定手段で所望の壁面に固定した場合に、任意の角度に傾けたり、回転させたりすることができる壁面固定額縁に関する。
従来より、たとえば、展示物・鑑賞物(絵画、写真、賞状等)は、単に、画びょうなどの固定手段で直接壁面に固定された状態で展示されることはなく、額縁内部に保持され、当該額縁の背面板にある固定手段によって壁面に固定された状態で展示されることが多い。
このような額縁について、様々な観点から開発が進展している。
たとえば、特許文献1では、従来の「吊金具に吊り紐等を通して吊り掛ける際には、額縁が左右に傾いてしまい、正しい位置決めをし難い等の難しさ」という課題に対して(明細書段落0004)、「賞状、写真、及び絵画等の外周を囲む枠材フレームと、該枠材フレームの内側に配設され、前面となる透明なカバー板と、その後面の該透明なカバー板の裏面を覆う裏板とでなり、枠材フレームの裏面には、ビス止めされた裏板保持部材、及び吊り紐等を通して壁へ吊り掛ける吊金具等の付設物が設けられ、その付設物の嵩高より背の高い磁石を枠材フレームの四隅部に接着し、磁性のある対象板に磁着させて掲示することを特徴とする額縁」が開示されている(実用新案登録請求の範囲)。
そして、かかる額縁は、このような構成を採用することにより、「吊金具に通した吊り紐で額縁を掲示する際には、額縁が壁などの対象板に対して傾斜角を呈して掲示保持されるので、額縁に収容された賞状、写真、及び絵画等が見え難くされる点を、磁石が額縁の裏面に設けられ、これで、壁などの対象板に磁着することによって、額縁との傾斜角を呈することなく、壁などの対象板と平行に掲載され、額縁に収容した賞状、写真、及び絵画を明瞭に見ることができるようにする」ことができる旨開示指されている(明細書段落0006)
実用新案登録第3218249号公報
しかしながら、特許文献1に開示された額縁は、額縁が壁などに対して傾斜角を呈することを防止・低減することを目的とし、それを達成するための構成を有しているため、当然、壁面に固定した従来の額縁では、固定時の角度が維持され(すなわち、傾斜角度が生じないように維持され)、任意にその角度を調整したり、回転させたりすることができないものである。
すなわち、額縁に保持された状態の展示物を、たとえば90度回転させるなど、任意の角度に調整することはできず、鑑賞スタイルの自由度が制限されているものであった。
そこで、本考案者は、従来の額縁における鑑賞スタイルの自由度が制限されているという課題およびその解決手段について鋭意検討し、本考案を完成させた。
すなわち、壁面に固定した従来の額縁では、固定時の角度が維持され、任意にその角度を調整したり、回転させたりすることができないのに対して、本考案に係る額縁は、たとえば、絵画や写真などを保持させ、壁面接触部の壁面固定手段で所望の壁面に固定した場合に、任意の角度に傾けたり、回転させたりすることができる壁面固定用額縁を提供することを目的とする。
本考案に係る壁面固定用額縁は、正面板(1)、当該正面板(1)に対向する背面板(2)、当該正面板(1)と背面板(2)との間に設けられた側面板(3)から構成された、壁面固定用額縁であって、前記背面板(2)が、開口部(4)と、背面蓋部(5)とから構成され、前記背面蓋部(5)は、伸縮材料から構成された伸縮篏合部(5A)および壁面接触部(5B)を有し、前記伸縮篏合部(5A)において、前記開口部(4)に着脱自在かつ回転自在に篏合し、壁面接触部(5B)は、壁面固定手段(5C)を有していることを特徴とする。
また、本考案の壁面固定用額縁において、前記伸縮篏合部(5A)が、ウレタンスポンジ、ゴムスポンジおよびコルクからなる群から選択される少なくとも1つの伸縮材料から構成されていることが好ましい。
さらには、本考案の壁面固定用額縁において、壁面接触部(5B)は、粘着剤からなる粘着剤層、画びょう、ネジ、釘および面テープからなる群から選択される少なくとも1種類の壁面固定手段(5C)を有していることが好ましい。
壁面に固定した従来の額縁では、固定時の角度が維持され、任意にその角度を調整したり、回転させたりすることができないのに対して、本考案に係る額縁は、たとえば、絵画や写真などを保持させ、壁面接触部の壁面固定手段で所望の壁面に固定した場合に、任意の角度に傾けたり、回転させたりすることができる。特に、写真や絵画など鑑賞物を側面部のスリット部分から額縁内部に挿入する形態を有する場合、当該スリット部分が下方向(鉛直方向)になるように回転させることで、額縁を壁面から取り外すことなく、容易に鑑賞物を交換することができる。
図1は、本考案に係る壁面固定額縁を説明するための図である。 図2は、本考案に係る壁面固定額縁の使用例を説明するための図である。 図3は、本考案に係る壁面固定額縁の一態様を説明するための図である。
以下、本考案に係る壁面固定額縁について、図面を適宜参照しながら説明する。
図1(A)および(B)は、それぞれ、本考案に係る壁面固定額縁の正面図および背面図である。本明細書において、「正面」とは、壁面固定額縁を壁面に固定した際に、鑑賞者が鑑賞物を視認できる部分を言い、「背面」とは、後述する開口部4が設けられ、壁面固定額縁を壁面に固定した際には壁面に壁面固定手段5Cを介して接する部分を言う。
本考案に係る壁面固定額縁は、図1(A)〜(B)で示されるように、正面板1、背面板2、側面板3(通常4つ)から構成されている。
ここで、背面板2は、正面板1に対向する位置関係にあり、正面板1と背面板2との間には、側面板3が設けられている。そのため、本考案に係る壁面固定額縁は、通常、扁平な6面体の立体形状を有している。ここで、正面板1、背面板2および側面板3の材質や形状、重量は特に限定されず、たとえば、鑑賞物の大きさ、重量などを考慮して適宜選択される。
正面板1、背面板2および側面板3の材質としては、たとえば、プラスチック、金属、木などが挙げられる。桐やバルサ材など、軽量な材料で構成すると、後述する壁面固定手段5C(たとえば粘着剤層)の固定力(接着力など)が弱くても、壁面固定額縁を安定的に壁面に固定することができ、取り外しの際は、容易に取り外せるという観点から好ましい。なお、桐などで構成した場合、壁面固定額縁の重量を65g程度にすることができる。
正面板1は、図1(A)の付番1Aに示されるように、窓部を有していてもよい。当該窓部は、鑑賞物を壁面固定額縁に保持させた場合に、鑑賞者が視認できるようにするために設けられる。当該窓部1Aとしては、たとえば、単に開口されている部分(開口部)であってもよいし、開口部に、透明板(たとえば、ガラス板、アクリル板など透明材料で構成された板)が固着されたものであってもよい。
なお、正面板1自体が透明材料で構成されているのであれば、鑑賞物を壁面固定額縁に保持させた場合に、鑑賞者が視認できるため、当該窓部1Aを設けなくてもよい。
図1(B)の付番4に示されるように、背面板2には、開口部4が設けられ、図1(C)〜(E)で示されるような背面蓋部5が篏合している(図1(E))。開口部4の形状は、後述するように、背面蓋部5を篏合させた状態で、壁面固定額縁が回転可能な状態にするものであれば特に限定されないが、通常、円形または楕円形であり、好ましくは円形である。また、開口部4の大きさ(面積)も、同様に、背面蓋部5を篏合させた状態で、壁面固定額縁が回転可能な状態にするものであれば特に限定されない。また、開口部4の位置も、特に限定されないが、背面板2のほぼ中心(より具体的には重心部分)にあることが好ましい。壁面固定用額縁を壁面に安定的に固定できるためである。
図1(C)は、背面蓋部5の開口部4に篏合する面を示している。ここで、例示されるように、背面蓋部5は、伸縮材料から構成された伸縮篏合部(5A)および壁面接触部(5B)を有する。より具体的には、壁面接触部(5B)上に伸縮篏合部(5A)が設けられ、図1(E)に示されるように、背面蓋部5は、伸縮篏合部(5A)を介して開口部4に篏合されている。
伸縮篏合部(5A)を構成する伸縮材料は、背面蓋部5を篏合させた状態で、壁面固定額縁が回転可能な状態にするものであれば特に限定されないが、たとえば、ウレタンスポンジ、ゴムスポンジ、コルクなどが挙げられ、こられは単独で使用してもよいし、2種類以上で併用してもよい。
壁面接触部(5B)は、通常、伸縮篏合部(5A)よりも大きな面積を有するほうが、壁面固定用額縁を壁面に安定的に固定できる観点から好ましい。
また、壁面接触部(5B)の材質は、特に限定されず、通常、プラスチック、金属、木材などが挙げられる。
図1(D)は、背面蓋部5の壁面に接触する側を示し、壁面接触部(5B)の表面(すなわち、壁面に接触する部分)には、壁面固定手段(5C)が設けられている。ここで、壁面固定手段(5C)としては、壁面に所望の固定力(接着力、粘着力など)で壁面固定用額縁を固定できる限り、公知の固定手段が使用できる。
図1(D)〜(E)では、壁面固定手段(5C)として、粘着剤(接着剤)からなる粘着剤層を示しているが、これに限定されるものではない。ただし、壁面固定用額縁を壁面への固定、あるいは取り外しが容易であるという観点からは、壁面固定手段(5C)として、粘着剤層を使用することが好ましい。
粘着剤(接着剤)としては、特に限定されず、公知の粘着剤(接着剤)が使用できるが、たとえば、アクリル系粘着剤などが通常使用される。
壁面固定手段(5C)としては、粘着剤(接着剤)からなる粘着剤層の他にも、釘、ネジ(木ネジなど)、画びょう、面テープ(たとえば、マジックテープ(登録商標))などが挙げられ、これらを単独で使用してもよいし、2種類以上併用してもよい。
壁面固定用額縁は、たとえば、以下のような手順で使用される。
まず、図2(A)に示されるように、壁面Wに、背面蓋部5を、壁面固定手段5Cを介して固定させる。たとえば、壁面固定手段5Cが粘着剤層である場合、その粘着面を壁面に貼着させる。
次いで、図2(B)に示されるように、壁面固定用額縁の背面板2の開口部に、壁面Wに固定された背面蓋部5の伸縮篏合部5Aをはめ込む(篏合させる)。
最後に、図2(C)に示されるように、鑑賞物(展示対象物)Xを壁面固定用額縁に挿入するなどして保持させる。
ここで、図3(A)〜(B)に示されるように、鑑賞物(展示対象物)Xを、壁面固定用額縁内部にスライドしながら挿入するための隙間部が側面部に設けられていることが好ましい。このような構成を設けると、図3(C)に示されるように、壁面固定用額縁を、隙間部が下方向(鉛直方向)に位置するように、たとえば90度程度に回転させることで、鑑賞物(展示対象物)Xを容易に取り出すことができ、鑑賞物Xの交換が容易となるメリットがある。
本考案によれば、たとえば、絵画や写真などを保持させ、壁面接触部の壁面固定手段で所望の壁面に固定した場合に、任意の角度に傾けたり、回転させたりすることができる壁面固定用額縁を提供することができる。
10: 本考案に係る壁面固定額縁
1: 正面板
1A: 窓部
2: 背面板
3: 背面板
4: 開口部
5: 背面蓋部
5A: 伸縮篏合部
5B: 壁面接触部
5C: 壁面固定手段
W: 壁面
X: 鑑賞物(展示対象物)

Claims (3)

  1. 正面板(1)、当該正面板(1)に対向する背面板(2)、当該正面板(1)と背面板(2)との間に設けられた側面板(3)から構成された、壁面固定用額縁であって、
    前記背面板(2)が、開口部(4)と、背面蓋部(5)とから構成され、
    前記背面蓋部(5)は、伸縮材料から構成された伸縮篏合部(5A)および壁面接触部(5B)を有し、前記伸縮篏合部(5A)において、前記開口部(4)に着脱自在かつ回転自在に篏合し、
    壁面接触部(5B)は、壁面固定手段(5C)を有していることを特徴とする壁面固定用額縁。
  2. 前記伸縮篏合部(5A)が、ウレタンスポンジ、ゴムスポンジおよびコルクからなる群から選択される少なくとも1つの伸縮材料から構成されていることを特徴とする請求項1に記載の壁面固定用額縁。
  3. 壁面接触部(5B)は、粘着剤からなる粘着剤層、画びょう、ネジ、釘および面テープからなる群から選択される少なくとも1種類の壁面固定手段(5C)を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の壁面固定用額縁。
JP2020002229U 2020-06-09 2020-06-09 壁面固定額縁 Expired - Fee Related JP3227653U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020002229U JP3227653U (ja) 2020-06-09 2020-06-09 壁面固定額縁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020002229U JP3227653U (ja) 2020-06-09 2020-06-09 壁面固定額縁

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3227653U true JP3227653U (ja) 2020-09-10

Family

ID=72322618

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020002229U Expired - Fee Related JP3227653U (ja) 2020-06-09 2020-06-09 壁面固定額縁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3227653U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8397411B2 (en) Magnet-based mounting systems for frames
US8458943B2 (en) Adjustable framed picture hanger back
US20160233911A1 (en) Universal Device-Holding Case Construction with Magnetic Fastener Feature
US20110138666A1 (en) Rotational panel assembly
JP2013025420A (ja) 電子機器用ケース及びキーボード装置、並びに電子機器
US20160061380A1 (en) Magnetic mount
KR101042534B1 (ko) 핸드폰 거치대
JP3227653U (ja) 壁面固定額縁
JP2012095972A (ja) 写真フレーム及びこれを用いた写真展示システム
KR20020060225A (ko) 벽걸이 장치
KR20120013855A (ko) 자력착탈식 액자
US20100139140A1 (en) Picture frame assembly
US20120204460A1 (en) Easy open picture frame
US8336242B2 (en) Convertible diploma/certificate holder and wall display
JP4237091B2 (ja) 開閉用可動枠の掛留め装置
JP5054216B1 (ja) スケッチブック用額縁
JP2005176913A (ja) 額縁
KR200268479Y1 (ko) 액자가 부설된 보석함
KR200420998Y1 (ko) 경량액자
JP3203021U (ja) 写真たて
JP3161842U (ja) 簡易展示装置
US20180368589A1 (en) Magnetic picture frame system, kit and method for hanging a magnetic picture frame
JP5193716B2 (ja) 反転式表示具
JP2003135231A (ja) 額 縁
JP3013148U (ja) シート状鑑賞物鑑賞用組み合わせ体

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3227653

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees