JP3227348B2 - シート送出し装置 - Google Patents

シート送出し装置

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JP3227348B2 JP17215795A JP17215795A JP3227348B2 JP 3227348 B2 JP3227348 B2 JP 3227348B2 JP 17215795 A JP17215795 A JP 17215795A JP 17215795 A JP17215795 A JP 17215795A JP 3227348 B2 JP3227348 B2 JP 3227348B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、巻回された長尺の
シートからなる原反コイルを巻戻し機を用いて巻戻し、
そのシートを加工ラインに送り出す装置において、巻戻
し機への原反コイルの供給が容易かつ安全にでき、しか
も複数台の装置を1人で管理することが可能となること
によって省人化を促進しうるシート送出し装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】長尺のシート体は、巻回されコイル状と
することによって、保管及び運搬が容易となる。コイル
状に巻回されたシート体は、これを再加工するためには
巻戻さねばならず、その巻戻しのために加工ラインの上
流側に巻戻し機が設けられる。
【0003】巻戻し機は、通常垂直を向く板状体に、複
数個コイル挿入用の支軸を設けており、それぞれの支軸
に挿入されたコイルよりシートを逐一巻戻しそのシート
体を加工ラインに供給するよう構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような巻戻し機を
用いた場合、一つのコイルの巻戻し完了するたびに、別
のコイルからシートを取出す段取替えが必要となる。従
って巻戻し作業時には常時看視を必要とするなど人手を
要する作業であった。又、巻戻しによるコイルの回転動
作中に、その近傍の支軸に対して新しいコイルを補充装
填せねばならず作業の困難性も伴う。
【0005】前記問題点の一端を解決すべく、複数の支
軸が取付く板体を垂直面で回動可能とすることにより、
シートの取出し位置とコイルの装填位置とが定置化で
き、安全性は高まるもののコイルを補充するためには常
時看視が必要であり、省力化には至っていない。
【0006】本発明は、巻戻し機に対して対向、離反可
能に回動しうるコイル供給機を設けるとともに、そのコ
イル供給機に巻戻し機に設けるコイル取出し用の巻戻し
軸よりも本数の多いコイル装填用の供給軸を設け、かつ
その供給軸を逐次巻戻し軸に向き合わせることを基本と
して、安全性を保持しつつ省人化が可能となり作業能率
を高めることが出来、前記問題点を解決しうるシート送
出し装置の提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、長尺のシート
を筒状の巻芯に巻回した原反コイルの前記シートを加工
ラインに送り出す巻戻し機と、この巻戻し機に原反コイ
ルを供給するコイル供給機とを具え、前記巻戻し機は台
座上で立上がる基体と、この基体に水平な中心線周りで
間欠回動可能に設けられた巻戻し回動体と、この巻戻し
回動体から水平に突出し、原反コイルの前記巻芯に挿入
される複数かつ前記中心線周りの周円上に配した片持ち
の巻戻し軸とを具えるとともに、前記コイル供給機は、
台座から垂直線周りで回動可能に立上がる基台と、この
基台に水平な中心線周りで間欠回動可能に取付けられた
供給回動体と、この供給回動体から水平に突出した前記
原反コイルの巻芯に挿入されるとともに供給回動体の前
記中心線の周りの同一円上に配した複数の片持ち状の供
給軸とを具えるとともに、前記供給軸は、巻戻し軸より
も本数が多く、しかも、各巻戻し回動体と供給回動体と
の前記間欠回動により供給軸は巻戻し軸と順次向き合い
原反コイルを巻芯を介して受け渡し、巻戻し軸に原反コ
イルを供給するとともに、前記コイル供給機は基台の前
記回動により、供給軸が巻戻し軸と同芯に向き合う供給
位置と、この供給位置から回動し、この供給位置から回
動し供給軸に新たに原反コイルが送入される受入れ位置
との間で向きを変えることを特徴とするシート送出し装
置である。
【0008】ここでシートとは、紙、合成樹脂により形
成された長尺フィルム、さらにはアルミ箔などの金属箔
であってもよく、又、加工ラインにシートを送給するた
めには保管、運搬の便宜さをも配慮して前記シートを巻
芯に巻回し原反コイルとして形成している。
【0009】コイル供給機には、前記供給軸が巻戻し機
の巻戻し軸と同芯に向き合う状態において、供給軸上の
原反コイルを巻戻し軸に向かって押出し、巻戻し機に原
反コイルを供給しうるコイル押圧具と、シートの巻戻し
完了状態において巻芯を巻戻し軸から供給軸に戻しうる
巻芯戻し具とを設けるのが好ましい。
【0010】従って巻戻し回転体と供給回転がともに間
欠回動することとにより、巻戻し機の巻戻し軸とコイル
供給機の供給軸とが逐次向き合う。これによって、コイ
ル供給機の各供給軸に装填された原反コイルを、例え原
反コイルが重量物であるにせよ巻戻し機の巻戻し軸に向
かって平行移動させるだけで両機の間で移載することが
出来る。
【0011】又、供給軸は、巻戻し軸に比べて本数を多
く設けていることによって、従来のように巻戻し軸に直
接装填する場合に比べて一度に多数の現反コイルを装填
することが出来る。
【0012】コイル供給機は、前記供給軸が取付く供給
回転体を含めて基台が垂直線廻りで間欠回動可能に取付
けられているため、原反コイルを装填する際には、その
供給軸を巻戻し機の向く側とは異なる向きに向けること
が出来、原反コイルの装填作業に際して、作業性を高
め、又、多数の装置が混み合い配置されている巻戻し機
側から離れた位置で作業が実施できるため安全性を高め
うる。
【0013】さらに前記供給回転体は、水平な中心線周
りで回動でき、かつ供給軸を前記中心線周りの同一円上
に配したため、供給回転体の回動によって、すべての供
給軸を順次巻戻し軸に向き合わせることが出来るため、
供給軸に装填されたすべての、原反コイルの巻戻し機へ
容易に供給でき、省人化を促進しうる。
【0014】なお、請求項2記載のようにコイル押圧具
を設けた場合には、原反コイルのコイル供給機から巻戻
し機への移載が容易かつ精度を高めうる。又巻芯戻し具
を設けることによって、前記コイル押圧具とともに装置
の無人運転化が可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施例を図面に基
づき説明する。図においてシート送出し装置1は、長尺
のシートSを筒状の巻芯Bに巻回した原反コイルCのそ
のシートSを加工ライン2に向かって送り出す巻戻し機
3と、この巻戻し機3に現反コイルCを供給するコイル
供給機4とを具える。
【0016】シートSは、紙、合成樹脂等を用いて形成
された長尺のフィルム、さらにはアルミ箔などを含んで
おり、これを図6に示す如く筒状の巻芯Bの周りに巻付
けることにより前記現反コイルCが形成される。又シー
トSをコイル状とすることにより運搬、保管が便宜とな
る。
【0017】加工ライン2は、本実施例では、図1に示
す如く現反コイルCよりも大径のコイル体CAを形成す
るための巻取機であって、1個のコイル体CAを形成す
るためには複数個の原反コイルC…を連続的にシートS
を供給する必要がある。
【0018】なお加工ライン2として前述の巻取り機の
他、シートを裁断又は打抜きなどのための機械であって
もよい。
【0019】巻戻し機3は台座5で立上がる基体6と、
この基体6に水平な中心線L1周りで回動可能な巻戻し
回動体7と、この巻戻し回動体7から水平に突出する複
数、本例では2本の巻戻し軸9を具えた周知の構成から
なる。この巻戻し軸9には、原反コイルCを巻芯Bとと
もに遊挿することが出来る。
【0020】前記巻戻し回動体7は、前記中心線L1上
に出力軸を有するブレーキ付き減速電動機M1の前記出
力軸に外嵌され、減速電動機M1の駆動によって、巻戻
し回動体7は180°単位で回動する。なお巻戻し回転
体7は、基体6に対して図示しない位置決め具等を用い
て回動の停止精度を高め巻戻し軸9を所定の位置に精度
よく停止させることが出来る。
【0021】コイル供給機4は、図2、3に示す如く前
記台座5上の垂直線V周りで回動可能に立上がる基台1
0と、この基台10に水平な中心線L2周りで回動可能
に取付けられた供給回動体11と、この供給回動体11
から水平に突出した複数の片持ち状の供給軸12…とを
具える。
【0022】前記基台10は、台座5上で垂直に立上が
る回動ピン21に外嵌され、該回動ピン21を中心とし
て回動しうる箱状体であり、図2に示す如く、基台10
下部において、水平に突出するレバー22の先端に台座
5に一端がピン支されるエアシリンダー等の伸縮具23
の他端を接続している。従って、伸縮具23の伸び縮み
によって、基台10は回動ピン21を中心として、即ち
垂直線V周りで回動することが出来る。
【0023】前記供給回動体11は、基台10に水平に
枢支される支軸24に取付く円板体であり、この支軸2
4にはウォーム減速機構25を介して、ブレーキ付きの
電動機M2を接続する。従って供給回動体11は、電動
機M2の間欠駆動により水平な中心線L2の周りで間欠
回動することが出来る。
【0024】この供給回動体11には、前記支軸24を
中心として円周上に本例では6本の供給軸12…を具
え、これらの供給軸12は、一端を供給回転体11に固
着し水平に突出している。この供給軸12は巻戻し軸9
と同様に原反コイルCを巻芯とともに遊挿することが出
来る。又供給軸12、12間の距離P1は間隔とし、本
例ではこの距離Pは前記巻戻し機3の巻戻し軸9、9間
の距離P2と等しく設定している。
【0025】前記供給回動体11は、基台10の水平回
動によって、巻戻し機3の前記巻戻し回動体7と向き合
わせることが出来、その向き合わせによって、供給軸1
2は、巻戻し軸9とそれらの軸線が互いに平行となる。
このような2つの回動体7、11の対面状態において、
供給回動体11を支軸24を中心として回動させ、複数
本の供給軸12…のうち予め設定された1本の供給軸1
2を巻戻し回動体11に固着された一方の巻戻し軸9に
芯合わせのうえ停止させることが出来る。
【0026】この芯合わせによりこの芯合わせされた特
定の供給軸12の軸中心が、一方の巻戻し軸9の軸中心
と一致し、この一致状態において供給軸12に嵌挿され
た原反コイルCを巻戻し軸9上に移送することが可能と
なる。
【0027】又、供給回動体11は、供給軸12を、巻
戻し軸9の2本に対して6本具えており、従って供給軸
12…は、巻戻し軸9よりも本数が多く配設されてい
る。これによってコイル供給機4は、巻戻し機3に連続
して原反コイルCを供給することが出来る。
【0028】本実施例では、前記供給軸12の巻戻し軸
9との一致点Aは、図1に示す如く最下端に位置とし、
6本の各供給軸12は、予め組まれたプログラムの指示
により電動機M2を間欠運転させ、逐次、前記一致点A
において停止させうる。なお、供給回動体11の回動を
停止させるに際してはインデキシングカム等を用いて停
止位置の精度を高める。
【0029】又、コイル供給機4は、前記基台10の回
動により、供給回動体11が巻戻し回動体7と対面状態
となり、供給軸12が巻戻し軸9と同芯に向き合う供給
位置Dと、この供給位置Dから90度回動し、供給軸1
2が巻戻し軸9と略直交となる受位入置E(図2に一点
鎖線で示す)との間を回動する。
【0030】本実施例において、コイル供給機4には、
その供給位置Dにおいて前記一致点Aに位置する供給軸
12に沿って、供給軸12上の原反コイルCを供給する
コイル押圧具13と、巻戻し完了状態においてその巻芯
Bを巻戻し軸9から供給軸12に戻す巻芯戻し具14と
が付設される。
【0031】コイル押圧具13は、図2、図3、図4に
示す如く、供給軸12に沿ってのびかつ台座5上に固着
される基部30と、この基部30上を空圧により供給軸
12に沿って往復動しうる作動金具32とからなるロッ
ドレスシリンダ33を有し、前記作動金具32に原反コ
イルCの側面を押圧する押圧片34を上向きに取付けて
いる。
【0032】この作動金具32が供給軸12側から巻戻
し軸9に向かって往動することにより原反コイルCを巻
芯Bとともに供給軸12から巻戻し軸9に移載すること
が出来、移載後は作動金具32が復動し、出発位置に戻
るとともに次の原反コイルCの押出しに備える。
【0033】巻芯戻し具14は、図2、3、5に示す如
く、前記コイル押圧具13と略平行に配され、かつこの
コイル押圧具13と略同様の構成からなる基部36と作
動金具37を具えたロッドレスシリンダ39と、この作
動金具37に延設される押戻し片40とからなる。
【0034】前記作動金具37は、前記一致点Aにおけ
る巻戻し軸9の巻戻し回動体11側の端部を定位置と
し、供給軸12の先端部近傍に至る間を往復動する。
【0035】巻芯戻し具14が作動する際には、前記一
致点Aには、原反コイルCからシートSをすべて巻戻
し、その巻芯Bのみが巻戻し軸9に残留する巻戻し完了
状態において、この巻芯Bの巻戻し回転体7に向く端縁
に押戻し片40を当接させ、かつ前記作動金具37を往
動させることによって、巻芯Bを巻戻し軸9からコイル
供給機4の供給軸12に移載することが出来る。
【0036】然して、図7に示す如くコイル供給機4の
供給回動体11を受入れ位置Eに向け、その各供給軸1
2…に、巻芯Bにシートを巻回した原反コイルC…をそ
れぞれ装填する。受入れ位置Eにおいては、供給軸12
は、巻戻し機4とは対向していないので、その装填作業
は容易かつ安全になしうる。
【0037】原反コイルCの装填が終了すれば、図8に
示す如くコイル供給機4の基台10を、回転ピン21を
中心として水平回動させ、該コイル供給機4を供給位置
Eとするとともに、供給回動体11を回動させ、複数の
供給軸12…のうち定められた一つの供給軸12を前記
一致点Aに位置させ、巻戻し機3の巻戻し軸9と同芯に
向き合わせる。
【0038】さらに図9に示す如く、一致点Aに位置す
る原反コイルCを、コイル押圧具13を作動させその押
圧片34により水平に押圧し、該原反コイルCを巻戻し
機3の巻戻し軸9に巻芯Bとともに移載する。
【0039】巻戻し機3においては、図10に示す如
く、巻戻し回動体7を回動させ、原反コイルCの装着さ
れていない他の巻戻し軸9を一致点Aに位置させる一
方、コイル供給機4においては、供給回動体11を回動
し、選択により次の原反コイルCが装着される供給軸1
2を前記一致点Aに位置させる。然る後一致点Aに位置
する原反コイルCを前述の如くコイル押圧具13を用い
て巻戻し軸9に移載する。その間、既に巻戻し機3に取
付く先の原反コイルCはシートSを取出し巻戻しを開始
している。
【0040】図11に示す如く、原反コイルCのシート
Sの巻戻しが完了し、巻芯Bが巻戻し軸9に残留すれ
ば、その巻芯Bを嵌挿する巻戻し軸9を巻戻し回動体7
を回動させることにより、前記一致点Aに位置させると
ともに、図12に示す如く、巻芯戻し具14の押戻し片
40を作動させ、一致点Aに位置する前記巻芯Bをコイ
ル供給機4の供給軸12に移載する。
【0041】このような手順により、コイル供給機4に
装填されたすべての原反コイルCを逐一巻戻し機3に移
載するとともに、シートSの巻戻しにより用済となった
巻芯Bを順次コイル供給機4の各供給軸12…に返還す
る。
【0042】全数の巻芯Bが供給軸12に返還されるこ
とによって、コイル供給機4は、図13に示す如く、基
台10を再び水平回動させ供給位置Dから受入れ位置E
とするとともに、巻芯B…を供給軸12…から取外すこ
とによって、一連の動作が完了する。
【0043】なお、供給軸12を巻戻し軸9よりも本数
を多く配設することによって、コイル供給機4に装填さ
れた原反コイルCの全数が巻戻し機3によって巻戻され
る間、その巻戻し機3を連続して運転することが可能と
なり巻戻し機3の稼動率を高めることが出来る。又コイ
ル供給機4は、垂直線V周りで回動が出来るため、コイ
ル供給機4への原反コイルCの装填が容易となり安全性
をも高めうる。
【0044】さらに供給軸12、12間の距離P1を巻
戻し軸9、9間の距離P2と同一とすることによって、
供給軸12と巻戻し軸とが同芯に向き合う一致点Aを複
数個所において設定することが可能となる。
【0045】なお、本発明において、巻戻し回動体及び
供給回動体の回動方向をともに一方向に限定することも
でき、さらにコイル供給装置は、受入位置の背面に位置
させて取出し位置を設けることも出来る。又巻戻し回動
体に設ける巻戻し軸の設置本数は、供給回転体に設けた
供給軸の本数をこえない範囲において、3本以上の複数
本構成であってもよく、本発明は種々な態様のものに変
形できる。
【0046】
【発明の効果】叙上の如く本発明のシート送出し装置
は、巻戻し機に対向して配されかつ水平な中心線周りで
間欠回動可能な供給回動体を垂直線周りで回動しうる基
台に取付けたコイル供給機を設けるとともに、供給回動
体にそれが間欠回動することにより前記巻戻し機の巻戻
し軸と同芯に向き合う供給軸を設けることを要旨とした
ため、巻戻し機の稼動率を高めかつ作業の安全性を向上
でき、しかも自動運転が可能となることによって、複数
台の装置を1人で管理可能となるなど省人化を促進しう
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図2】その巻戻し機とコイル供給機とを示す平面図で
ある。
【図3】X−X線断面図である。
【図4】コイル押圧具を示す斜視図である。
【図5】巻芯戻し具を示す斜視図である。
【図6】原反コイルを示す斜視図である。
【図7】作用を示す側面図である。
【図8】作用を示す側面図である。
【図9】作用を示す側面図である。
【図10】作用を示す側面図である。
【図11】作用を示す側面図である。
【図12】作用を示す側面図である。
【図13】作用を示す側面図である。
【符号の説明】
2 加工ライン 3 巻戻し機 4 コイル供給機 5 台座 6 基体 7 巻戻し回動体 9 巻戻し軸 10 基台 11 供給回動体 12 供給軸 13 コイル押圧具 14 巻芯戻し具 B 巻芯 C 原反コイル D 供給位置 E 受入れ位置 L1 中心線 L2 中心線 S シート V 垂直線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 19/12 B65H 16/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長尺のシートを筒状の巻芯に巻回した原反
    コイルの前記シートを加工ラインに送り出す巻戻し機
    と、この巻戻し機に原反コイルを供給するコイル供給機
    とを具え、 前記巻戻し機は、台座上で立上がる基体と、この基体に
    水平な中心線周りで間欠回動可能に設けられた巻戻し回
    動体と、この巻戻し回動体から水平に突出し、原反コイ
    ルの前記巻芯に挿入される複数かつ前記中心線周りの周
    円上に配した片持ちの巻戻し軸とを具えるとともに、 前記コイル供給機は、台座から垂直線周りで回動可能に
    立上がる基台と、この基台に水平な中心線周りで間欠回
    動可能に取付けられた供給回動体と、この供給回動体か
    ら水平に突出した前記原反コイルの巻芯に挿入されると
    ともに供給回動体の前記中心線の周りの同一円上に配し
    た複数の片持ち状の供給軸とを具えるとともに、 前記供給軸は、巻戻し軸よりも本数が多く、 しかも、各巻戻し回動体と供給回動体との前記間欠回動
    により供給軸は巻戻し軸と順次向き合い原反コイルを巻
    芯を介して受け渡し、巻戻し軸に原反コイルを供給する
    とともに、 前記コイル供給機は基台の前記回動により、供給軸が巻
    戻し軸と同芯に向き合う供給位置と、この供給位置から
    回動し、この供給位置から回動し供給軸に新たに原反コ
    イルが送入される受入れ位置との間で向きを変えること
    を特徴とするシート送出し装置。
  2. 【請求項2】コイル供給機は、前記供給軸が巻戻し機の
    巻戻し軸と同芯に向き合う状態において、供給軸上の原
    反コイルを巻戻し軸に向かって押出し、巻戻し機に原反
    コイルを供給するコイル押圧具と、シートの巻戻し完了
    状態において巻芯を巻戻し軸から供給軸に戻しうる巻芯
    戻し具とを有することを特徴とする請求項1記載のシー
    ト送出し装置。
  3. 【請求項3】前記供給軸は、その間の距離が巻戻し軸間
    の距離と同一であることを特徴とする請求項1記載のシ
    ート送出し装置。
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