JP2005145708A - ウェブ自働接合方法とその装置およびそれに用いられる台座ディスク - Google Patents

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Abstract

【課題】 ウェブロールの巻き始めのテープ止めを必要とせず、ウェブの引出しが簡単な機構で引出すことができ、さらに位置合せ機構がより簡単で確実にできるウェブ自動接合方法と装置を得る。
【解決手段】 ウェブロール1は台座ディスク6の先端引出片チャックに先端引出片4を挟んだ状態でセットしてアンコイラー軸23Aに装着して繰出し位置に位置決めし、送給中の現ウェブ終端をセンサ25Bが検出すると送給側のアンコイラー軸23Bの駆動を停止し、ウェブ模様センサで検出しながら押込みローラで押込んで現ウェブの図柄を所定位置に位置決めする。同様に接続ウェブの図柄も所定位置に位置合せし、その状態で両ウェブ重ね合わせて接合位置から切断し、その位置に両面から粘着テープを貼付して接続する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、巻芯に巻かれた連続チューブ状ラベル等のウェブを連続して引き出して、所定単位に切断して容器に装着のために供給するウェブフィーダにおいて、複数のウェブロールから順次ウェブを引出し、自動的に接合するウェブの自動接合方法と装置、及びそのために使用するウェブロール嵌装用の台座ディスクに関する。
ガラスや合成樹脂などのボトルに直接印刷し、あるいはラベルを貼るのに代わり、近年は、商標、商品名、模様などを印刷したフィルムを被せ、ヒートシュリンクやストレッチ等の方法によってボトル等の容器に固定する方法が一般に用いられている。このフィルムは、チューブ状に成形、印刷されたものがリールに巻かれてチューブフィーダに装填され、連続的に引き出されながら供給され、切断、ボトルの挿入、シュリンクやストレッチ固定が行なわれる。また、シート状のラベルも、同様にリールに巻かれて供給され、連続的に引き出されながら切断、貼り付けがなされる。
従来、複数のリールから順次、ウェブを連続的に引き出していくため、先のリールのウェブの巻き始め部と、接続するリールの巻き終り部とを、作業者によって接着テープ等で接合するのが一般的であった。このような作業は人手を必要とするだけでなく、油や指紋による接着不良、リールの外にはみ出す接合部による作業性の低下など、問題の多いものであった。この問題を解決するために、本発明者らは、個々のリールを接合装置に装着し、接続するウェブを引出して先行するウェブと絵や文字などのパターンの位置合わせをして接合するまでを自動化したウェブの自動接合装置を先に提案した(特許文献1参照)。該自動接合装置は、引出中の第1のウェブロールの巻き終り部の検出装置、巻き終りの検出により第2のロールのウェブ先端を引出すチャック、第1のロールと第2のロールとからのウェブを重ねて切断する切断装置、第1のロールの切断残部と第2のロール先端の切断端を排出する装置、および上記切断部で第1のロールと第2のロールを接合する接着装置とからなることを特徴とするものであった。さらに、本発明者らは、その改良型としてウェブの接合に際して、送給中のウェブ端部とそれに接続する被接続ウェブの端部をより確実に模様合せして自動接続するウェブ接合方法及び装置を提供した(特許文献2参照)。
特開2000−264509号公報 特開2003−54792号公報
上記提案したテープ自動接合装置は、容器外周部に嵌合するリールに巻かれたラベルチューブ等のウェブを連続供給しながら、供給中のリールからの供給終了直前にその端部を次のリールに巻かれたウェブの先端部に自動的に位置合わせ(模様合せ)をして自動接合できる点で、ラベルチューブ嵌合の連続作業ができてラベル嵌装作業の高速化及び省力化に寄与するものであった。本発明は、上記提案したものをさらに改良してより簡単な構成で確実に且つ高速でテープを自動接合できるウェブ自動接合装置を得ようとするものである。特に、前記提案した装置で自動接合に供されるウェブロールは、ウェブの接合後に残材をリールに巻き取るためウェブロールのウェブの巻き始めをリールにテープで固定する必要があり、また模様合せして接続するために終端検知片等を貼り付ける等の加工が必要で、ウェブロールに特別な加工を必要としていた。また、ウェブロールは、ロボットで供給を可能にするスタッカブルなリールに巻かれてウェブ製造メーカから供給されるので、その分コスト高になっていた。
本発明は、そのような問題点を解決しようとするものであり、ウェブロールの巻き始めのテープ止め等を必要とせず、且つウェブの引出しが簡単な機構で確実に引出すことができ、さらに位置合せ機構がより簡単で確実にでき、且つ切断後の残材の排出が簡単にできるウェブ自動接合方法と装置、及びウェブロールの低コストでの提供を可能とする台座ディスクを提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明のウェブ自動供給方法は、ウェブロールから加工装置に送給される図柄が印刷されたウェブの終端部に次のウェブロールから引出されるウェブの始端部を、自動的に図柄の位置合せをして接合するウェブの自動接合方法であって、アンコイラー軸に台座ディスクを介して装着された次のウェブの始端を検出して繰出し位置に位置決めする接続ウェブ先端位置決め工程、送給中の現ウェブ終端を検出し停止させる現ウェブ停止工程、現ウェブの図柄を所定位置に位置決めする現ウェブ模様合わせ工程、接続ウェブの図柄を所定位置に位置合せする接続ウェブ模様合せ工程、模様合せされた現ウェブと接続ウェブを重ね合わせて接合位置から切断するウェブ切断工程、現ウェブと接続ウェブの残材を接続位置から逃す工程、接合位置を接合テープにより接合するウェブ接合工程、残材を排出する残材排除工程からなることを特徴とするものである。
前記現ウェブ停止工程は、現ウェブロールが装着されているアンコイラー軸の駆動を停止すると共に、現ウェブロールの外周面にウェブ押え部材を押圧することによって、模様合わせが確実にでき、またウェブ終端が巻芯に固定されてなくても接合後の残材の巻き取りができる。前記現ウェブ模様合わせ工程は、現ウェブの上流側で現ウェブをウェブストッパーで停止保持し、該ウェブストッパーの下流側で現ウェブを押込みローラで現ウェブを前記ウェブ押え部材に抗して変位させることにより行うことによって、簡単な構成で正確に位置合わせができる。
また、本発明のウェブの自動接合装置は、ロール状に巻かれたウェブが嵌装された台座ディスクを装着する回転駆動可能な複数個のアンコイラー軸、該アンコイラー軸の各外周部に配置され、該アンコイラー軸に台座ディスクを介して装着される巻芯に巻かれたウェブの先端及び終端を検出するウェブ検出センサ、アンコイラー軸に装着されるウェブロールの半径方向に変位可能に設けられ、開閉且つ回転駆動可能に設けられた一対のローラからなるウェブ挟みローラ、アンコイラー軸に装着されるウェブロール外周面に押圧可能に設けられたローラを有するウェブ押え部材、現ウェブの図柄を検出する現ウェブ図柄合せセンサ、次ウェブの図柄を検出する次ウェブ図柄合せセンサ、現ウェブと接続ウェブを重ね合わせて固定するウェブ重ね合わせ手段、重ね合わされたウェブを切断するウェブ切断手段、切断されたウェブを突き合わせて粘着テープで接合する接着装置からなることを特徴とするものである。
前記ウェブ重ね合わせ手段より下流側に、現ウェブを押圧して停止保持するウェブストッパーを設け、且つ該ウェブストッパーの上流側に現ウェブの模様合せのために現ウェブを押し込んで変位させる現ウェブ押込みローラを配置することによって、簡単な構成で正確に模様合わせができる。また、ウェブロールを嵌合した台座ディスクを段積みした実台車及び空の台車を停止保持する台車ステーション、該台車ステーションにセットされた実台車からウェブロールを嵌合した台座ディスクを取り上げて前記アンコイラー軸に装置し、且つ残材が巻かれた台座ディスクをアンコイラー軸から取出して前記空の台車に積み上げるロボットを備えることによって、実ウェブロール及び空ウェブロールの給排出が自動的にでき、より省力化を可能とする。
さらに、本発明のウェブロールを供給するための台座ディスクは、ボス部及びフランジ部からなり、前記ボス部は自動接合装置のアンコイラー軸に嵌合する内径と巻芯が嵌合する外径を有する筒部を有し、該ボス部の略中間部に、段積み用の段差部を介して前記フランジが設けられ、該フランジ部の外周縁に形成された切欠部に、ウェブの先端に設けられる先端引出片を略直立状態で保持する先端引出片チャックを設けてなることを特徴とするものである。
本発明のウェブ自動接合方法及びその装置によれば、ウェブロールの巻き始めのテープ止め等を必要とせず、且つウェブの引出しが簡単な機構で確実に引出すことができ、さらにウェブに印刷された図柄等の位置合せ機構がより簡単で確実にでき、且つ切断後の残材の排出が簡単にでき、図柄入りのウェブのより完全な自動接続が図れる。また、本発明によれば、台座ディスクはウェブ容器装着工場に複数個備えておき、繰返し使用することができ、ウェブ製造メーカから単に紙管に巻かれた状態で供給できるので、ウェブの低コスト化を図ることができる。
以下図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。図1及び図2は、本発明のウェブの自動接合装置全体構成を示す概念図である。
本実施形態では、個々のラベルを所定間隔で印刷した印刷済みのチューブ状ラベルを扁平にしてウェブ状にした状態で巻芯(紙管)に巻き取ったウェブロールを専用の台座ディスクに嵌装して、該台座ディスクごとウェブ自動接合装置に供給して、ウェブをロールから巻解いてラベル毎に切断して自動嵌装装置に供給するものであり、送給中の台座ディスクのウェブロールの繰出しが終了間近になると自動的に次の台座ディスクに嵌装しているウェブロールからウェブを繰出して先のウェブ後端に自動的に接合するものである。
本実施形態のウェブロール1は、図3に示すように、紙管2にウェブ3が巻き取られて巻取り端部は自由な状態で複数個箱詰めされてウェブメーカから出荷される。したがって、ウェブメーカでは、従来のように、アンコイラー軸に取付可能なリールにウェブを直接巻き取る必要がなく、且つウェブ巻き終り端部をテープ止めしたり、終端検出のためにアルミニウム板を接着して出荷する必要がないので、それだけ低コストでウェブロールを得ることができる。このようにして供給されたウェブロールを自動接合装置に供給するために、ウェブ3の先端部に厚紙等で形成された先端引出片4を図3(b)(c)で示すように接着する。該先端引出片4は、同図(b)に示すように、ウェブの幅よりも広く形成され、その材質は特に限定されず、段ボール紙等の厚紙や樹脂シート等適宜のものが採用できるが、後述するように下方を保持した状態で直立できる程度の剛性があり、且つ光学的な端部センサで容易に検出できるように、非透明板が望ましい。該先端引出片4は、その端部を片側に突出させてウェブ先端部に接着し、該突出部5が後述するように、台座ディスクの外周縁部に設けられた先端引出片チャック12に嵌合保持するようになっている。
台座ディスク6は、図4及び図5に示すように、合成樹脂等適宜の材料で形成され、ボス部7の取付フランジ8にディスク9を取り付けて構成されている。ボス部7は、自動接合装置のアンコイラー軸に嵌合する内径と紙管2が嵌合する外径を有する筒部の略中間部に、段積み用の段差部10を介して取付フランジ8が設けられ、ウェブロールを嵌合して段積みでき、かつ段積みした状態で後述するように、ロボットハンドが挿入できる間隙が形成されるような高さに形成されている。一方ディスク9の外周縁の1箇所をコ字状に切欠部11を形成し、該切欠部の下面に先端引出片チャック12が設けられている。
先端引出片チャック12は、先端引出片4の突出部を容易に着脱自在に保持できるものであればよく、その構成は特に限定されるものではない。本実施形態の先端引出片チャック12は、図5により詳細に示されているように、ディスクの切欠部11より若干幅広で底面が先端引出片4の突出部5の下端を受ける凹部13が形成された段差部を有するチャック本体と、該チャック本体の段差部に設けられて突出部が嵌合する隙間を有して対抗しているブロック15、16からなり、一方のブロック14には、突出部5を側方より所定の圧力で押圧して先端引出片の突出部を保持できるように、スプリングで付勢された押圧パット17が設けられている。
以上の構成により、ウェブ3の先端部に先端引出片4を両面接着テープ等で接着し、該ウェブロールを台座ディスク6に嵌装し、先端引出片4の突出部5を先端引出片チャック12の両ブロック15、16の隙間に押し込むことによって、図4に示すように、押圧パット17とブロック15で突出部5を挟持して、先端引出片4をディスク外周から半径方向に突出した状態で保持し、後述するようにウェブの自動接続時に先端引出しローラで該先端引出片を挟持し、ウェブロール1からウェブ3を引出すことを可能とする。
次に、本発明に係るウェブ自動接合方法及びその装置の実施形態の概略を図1、図2により説明する。
図1は全体配置を示し、台車ステーション20には、実台車と空台車を固定支持する支持具19が設けられ、前記ウェブロール1を嵌合した台座ディスク6を段積みした実台車18−1と空の台車18−2をセットすると、それ以後は自動的にロボット21によって、自動接合装置の複数(本実施形態では2個)のアンコイラー軸に交互に実台座ディスクを供給し、且つ供給の終了して残材を巻き取った台座ディスクをアンコイラー軸23から取り外して自動的に空の台車に段積みする。ロボット21は、公知の例えば4軸駆動のマニプレータが採用でき、段積みされた台座ディスクの間にハンドを差し込み持ち上げ移動することによって、自動接合装置に台座デイスクの供給・排出を自動的に行なう。
本実施形態のウェブ自動接合装置は、その概略を図6に示すように構成され、サーボモータによりその正逆回転を自由に制御できる一対のアンコイラー軸23A、23Bを有し、図6及び図7では、アンコイラー軸23BがあるBステージから繰出しているウェブの後端部に、アンコイラー軸23AがあるAステージに待機しているウェブロールの先端縁を接続する場合を示しているが、その逆の場合も同様にして行われる。以下、便宜上接続側をA側とし、現在送給している側をB側とする。アンコイラー軸23A、23Bに嵌装された台座ディスクの外周部に位置するように、アンコイラー軸に装着されたウェブロールの先端引出片4の検知とウェブ終端の検知を兼ねるセンサ25A、25Bと、ウェブ引出しガイドロール26A、26B及びウェブロール表面に揺動してウェブ終端部を巻芯側に押えて保持する終端部押さえロール28A、28Bが配置されている。
各ステージの一側には、図示するように、ウェブ先端部に接着された先端引出片4を挟んで引出す開閉する一対のローラからなる挟みローラ30A、30Bがシリンダ等の適宜駆動手段によって図において上下(ウェブロールの半径方向)に移動可能に設けられている。また、各ステージの一側には、上下方向に所定間隔で離れて可動フレーム(仮想線線で示す)に取り付けられた一対のガイドローラからなる32、33からなるウェブ重ね合せ手段31A、31Bが、互いに挟みローラ30A、30Bの外側から両アンコイラー軸間の中間位置下方まで、往復動できるように設定され、中間位置で両ローラ32、33間でウェブを両側から挟んだ状態で重ね合わせるように、両側に対向して配置されている。また、ガイドローラ32、33が取り付けられている可動フレームには、図6に示すように、それぞれの可動ローラの対向する内側に、ラベルを一時的に固定するためのウェブ固定具34、35が設けられている。該ウェブ固定具は、ラベルを一時的に固定してその送りを停止させるものであればよく、例えばバキュウムによりウェブを吸着する吸着具、あるいはプッシャーで押圧するようにしても良く、適宜手段が採用できる。
なお、図6において、37〜45はそれぞれ固定のガイドローラであり、ガイドローラ36は図示のように、アンコイラー軸間の略中間部の延長上にあり、可動ガイドローラがその上方まで移動するような位置関係で配置してある。45はラベル模様合せ用押し込みローラであり、シリンダ等適宜の駆動手段により、後述する図7−2の工程図で工程8に示すように、ウェブを押し込むことによって、その上流側のウェブをその変位分だけ変位させてラベル模様を合せる作用をする。なお、該46はダンサローであり、送給ウェブの張力を調節する。
また、図6には示されてないが、本発明のウェブ自動接合装置には、ウェブの繋ぎ目を中心に両側からウェブを接合するための一対の接合テープ送り装置を有している。接合テープは剥離紙付き粘着テープであり、ロール状の接合テープリールから巻き解いて、ウェブ固定具33、34間に剥離紙から剥離された粘着テープを案内するようにしてある。該接合テープ送り装置は、例えば本出願人が提供した前記特許文献2の図6に記載した公知の装置がそのまま採用できるので、その装置の具体的機構については説明を省略する。
また、ウェブ固定具間には、ウェブ同士を模様合せして重ね合わした状態で両ウェブを切断するためのカッタがウェブ固定具33、34間に進退可能に設けられている。該カッタ及びその駆動機構も前記特許文献2に記載のウェブカッタ等公知のカッタ機構が採用できる。
以上のように構成された自動接合装置によりウェブを自動接合する方法を図7−1、7−2に示す工程図により説明する。
図7−1は、Aステージにウェブローラが任意の状態でロボットによって装着された状態を示し、Bステージに設定された台座ディスクからウェブを繰出している状態を示している。Bステージからウェブを繰出している間に、Aステージのウェブロール1の先端引出片4が少なくともセンサ25Aの位置を通過するようにウェブロール1を回転させ、予め設定してあるセンサ25Aから停止位置までの回転角度をエンコーダーで検出して、先端引出片4が挟みローラ30に対向する位置まで回転させてA側のウェブロールの位置合せをする(図7−1、工程1)。A側ウェブロールの位置合せが終了すると、挟みローラ30Aが上昇してA側の先端引出片4を挟んで再びもとの位置に戻ることによって、A側のウェブを少なくとも可動ガイドローラ34の下方位置まで引出す(工程2)。その際、ウェブの先端引出片は、その突出部が台座ディスク6の先端引出片チャック12に嵌合保持され、ほぼ直立状態に維持されているので、挟みローラ30で確実に挟むことができ、且つその状態で挟みローラ30が移動することによって、突出部5が容易に先端引出片チャックから抜け、確実にウェブを引き出すことができる。
この状態から、ウェブ重ね合わせ手段を構成するA側の可動ガイドロール32、33が図において右側に移動して、ウェブを繰出し中のB側のウェブに接続部で対向するするように待機する(工程3)。繰出し中のB側のウェブロールのウェブ端をセンサ25Bが検出すると、B側の終端部押えロール28Bが揺動してB側ウェブの端部近傍を巻芯に押圧して巻芯に保持する(工程4)。この状態から予め設定してある所定の回転角度回転して、B側のアンコイラー軸の回転が停止すると共に、ウェブストッパー50が作動して、送給中のウェブをガイドローラ44に押しつけて固定する(工程5)。この状態からB側ウェブの模様をウェブ模様センサ51Bで特定のラベルの特定位置を検出するまで、工程図6に示すように押込みローラ45でウェブを押し込むことによって、B側ウェブの模様合せを行う(工程6)。
同様にA側のウェブの模様をウェブ模様センサ51Aで検出しながら、A側ウェブを挟みローラ30が回転駆動してA側ウェブを送り出して、特定の模様が検出されるとその位置で待機して両側の模様合せが完了する。したがって、重ね合わせ位置で両ウェブの模様は一致することになる(工程7)。この状態で、両側のウェブ固定具34、35が作動して両側のウェブを挟んで固定する(工程8)。次いで、この状態でウェブ固定具間の中間位置をカッター52で切断する(工程9)。切断が終了すると、A側では下方のウェブ固定具35が切断下流側のウェブの保持を解除し、B側では上方のウェブ固定具が切断上流側のウェブの保持を解除する(工程10)。次いでA側の挟みローラ30を駆動してA側の切断端部(即ち、A側残材)を少し送り、B側のアンコイラー軸23Bを少し逆転させてB側ウェブ終端部(即ちB側残材)を少し巻取り、挟みローラ間には模様合せされたA側ウェブ先端部とB側ウェブ後端側とが突き合わされた状態で残る(工程11)。この状態で予め一定長さに切断された接着テープを吸着保持している接着テープ保持パットが、両側から作動して、ウェブの突き合わせ接合部に両側から粘着テープを貼付してウェブを接合する(工程12)。
接合が終了すると、挟みローラを駆動してA側残材を回収箱に落下させて回収すると共に、B側残のアンコイラー軸を逆回転させてB側残材を紙管に巻きとる(工程13)。次いで、ウェブストッパー50を解除してウェブの送りを開始すると共に、押込みローラ45の押込みを解除して元の位置に復帰させる。そして、B側の端部押えロール28Bの押圧を解除してもとの位置に復帰させ、残材が残っている台座ディスクは、ロボットによる排除に備えられる(工程14)。以上の工程の繰り返しにより、A側、B側が交互に繰り返されて、多数のウェブを自動接続して連続して供給できる。
以上のように、本発明は、容器に装着するチューブ状ラベル、あるいはシート状のラベル装着装置用のウェブフィーダに適用できるばかりでなく、その他の種々の分野における印刷されている絵や文字などの図柄を有するシートの送り装置において、送給中のウェブに待機中のウェブの図柄を合わせながら、自動接続する装置として利用できる。
本発明のウェブ接合装置の実施形態の配置を示す平面模式図である。 その正面図である。 ウェブローラの実施形態を示し、(a)は平面図、(b)はウェブ先端部の正面図、(c)はその平面図である。 ウェブロールを装着した状態での本発明の実施形態に係る台座ディスクの正面断面図である。 台座ディスクの先端引出片チャックの実施形態を示し、(a)はウェブコイルを装着した状態での概略平面図、(b)はその正面図、(c)はウェブコイルを装着してない状態での平面図である。 本発明のウェブ接続装置のウェブ接続部の模式図である。 本発明のウェブ接続装置のウェブ接続工程を示す工程図である。 図7−1に続くウェブ接続工程を示す工程図である。
符号の説明
1 ウェブロール 2 紙管
3 ウェブ 4 先端引出片
5 突出部 6 台座ディスク
12 先端引出片チャック 14 チャック本体
18−1 実台車 18−2 空台車
20 台車ステーション 21 ロボット
22 自動接合装置 23A,23B アンコイラー軸
25A,25B センサ 26A,26B 引出しガイドロール
28A,28B ウェブ終端部押えロール
30A,30B 挟みローラ 31A,31B ウェブ重ね合せ手段
36〜44 ガイドロール
45 ラベル模様合せ用押込みローラ
50 ウェブストッパー 33,34 可動ガイドローラ
51A,51B ウェブ模様センサ
52 カッター

Claims (7)

  1. ウェブロールから送給される図柄が印刷されたウェブの終端部に次のウェブロールから引出されるウェブの始端部を、自動的に図柄の位置合せをして接合するウェブの自動接合方法であって、アンコイラー軸に台座ディスクを介して装着された接続ウェブの始端を検出して接続ウェブロールを繰出し位置に位置決めする接続ウェブ先端位置決め工程、送給中の現ウェブ終端を検出し停止させる現ウェブ停止工程、現ウェブの図柄を所定位置に位置決めする現ウェブ模様合わせ工程、接続ウェブの図柄を所定位置に位置合せする接続ウェブ模様合せ工程、模様合せされた現ウェブと接続ウェブを重ね合わせて接合位置から切断するウェブ切断工程、現ウェブと接続ウェブの残材を接続位置から逃す工程、接合位置を接合テープにより接合するウェブ接合工程、残材を排出する残材排除工程からなることを特徴とするウェブの自動接合方法。
  2. 前記現ウェブ停止工程は、現ウェブロールが装着されているアンコイラー軸の駆動を停止すると共に、現ウェブロールの外周面にウェブ押え部材を押圧することからなる請求項1に記載のウェブの自動接合方法。
  3. 前記現ウェブ模様合わせ工程は、現ウェブの上流側で現ウェブをウェブストッパーで停止保持し、該ウェブストッパーの下流側で現ウェブを押込みローラで現ウェブを前記ウェブ押え部材に抗して変位させることにより行う請求項1又は2に記載のウェブの自動接合方法。
  4. ウェブロールから送給される図柄が印刷されたウェブの終端部に次のウェブロールから引出されるウェブの始端部を、自動的に図柄の位置合せをして接合するウェブの自動接合装置であって、ロール状に巻かれたウェブが嵌装された台座ディスクを装着する回転駆動可能な複数個のアンコイラー軸、該アンコイラー軸の各外周部に配置され、該アンコイラー軸に台座ディスクを介して装着される巻芯に巻かれたウェブの先端及び終端を検出するウェブ検出センサ、アンコイラー軸に装着されるウェブロールの半径方向に変位可能に設けられ、開閉且つ回転駆動可能に設けられた一対のローラからなるウェブ挟みローラ、アンコイラー軸に装着されるウェブロール外周面に押圧可能に設けられたローラを有するウェブ押え部材、現ウェブの図柄を検出する現ウェブ図柄合せセンサ、次ウェブの図柄を検出する次ウェブ図柄合せセンサ、現ウェブと接続ウェブを重ね合わせて固定するウェブ重ね合わせ手段、重ね合わされたウェブを切断するウェブ切断手段、切断されたウェブを突き合わせて粘着テープで接合する接着装置からなることを特徴とするウェブの自動接合装置。
  5. 前記ウェブ重ね合わせ手段より下流側に、現ウェブを押圧して停止保持するウェブストッパーを設け、且つ該ウェブストッパーの上流側に現ウェブの模様合せのために現ウェブを押し込んで変位させる現ウェブ押込みローラを配置してなる請求項4に記載のウェブの自動接合装置。
  6. ウェブロールを嵌合した台座ディスクを段積みした実台車及び空の台車を停止保持する台車ステーション、該台車ステーションにセットされた実台車からウェブロールを嵌合した台座ディスクを取り上げて前記アンコイラー軸に装置し、且つ残材が巻かれた台座ディスクをアンコイラー軸から取出して前記空の台車に積み上げるロボットを備えた請求項4又は5に記載のウェブの自動接合装置。
  7. ボス部及びフランジ部からなり、前記ボス部は自動接合装置のアンコイラー軸に嵌合する内径と巻芯が嵌合する外径を有する筒部を有し、該ボス部の略中間部に、段積み用の段差部を介して前記フランジが設けられ、該フランジ部の外周縁に形成された切欠部に、ウェブの先端に設けられる先端引出片を略直立状態で保持する先端引出片チャックを設けてなることを特徴とする台座ディスク。
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