JP3227167B2 - 熱可塑性エラストマー組成物 - Google Patents

熱可塑性エラストマー組成物

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴム弾性、柔軟性、耐
候性、成形加工性に優れ、且つオゾン雰囲気下に於てオ
イルブリードが少ない熱可塑性エラストマーに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、ゴム的な軟質材料であって、加硫
工程を要せず、熱可塑性樹脂と同様な成形加工性を有す
る熱可塑性エラストマー(以下、単に「TPE」と略記
する。)が自動車部品、家電部品、電線被覆等に広く使
用されるようになった。このような分野において特に屋
外にて使用される用途の商品では耐候性、耐オゾン性等
の耐久性が重要な性能になっている。このようなTPE
としては、現在ポリオレフィン系、ポリウレタン系、ポ
リスチレン系、ポリエステル系等の種々の形式のポリマ
ーが開発され、市販されている。これらTPEの中でポ
リスチレン系TPE、特にスチレン・共役ジエンからな
るブロック共重合体の水素添加誘導体をベースにしたも
のは、該ブロック共重合体に炭化水素系ゴム用軟化剤、
オレフィン系樹脂、スチレン系樹脂、無機フィラー等を
配合したものが、ゴム弾性、柔軟性に優れているだけで
なく、水添によって二重結合が飽和されているために、
耐候性、耐オゾン性においても基本的に良好なポテンシ
ャルを有するものである。 一方、自動車部品等の具
体的用途に於ては、耐候性、例えば促進耐候試験が2,
000時間以上のものを要求されるのが一般的であり、
その要求を満足させるためには酸化防止剤、光安定剤、
紫外線吸収剤等を添加するのが普通である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような添
加剤配合系のものは長時間の耐候性及びオゾン雰囲気下
において配合されている炭化水素系ゴム用軟化剤がブリ
ードアウトしてきて著しく製品外観を損うといった問題
があった。このような炭化水素系ゴム用軟化剤のブリー
ドアウトの改良については、既に特公昭57−3761
8号公報に石油炭化水素ワックスを添加する方法が提案
されている。該公報に記載されている技術は、耐候試験
機で360時間の曝露という短時間のものであり、更に
長時間の耐候試験に耐える為には先に述べたような酸化
防止剤、光安定剤、紫外線吸収剤等を配合する必要があ
った。
【0004】
【課題を解決するための手段】〔発明の概要〕本発明者
等は、上記課題を解決するためにゴム弾性、柔軟性、耐
候性、成形加工性に優れ、且つオゾン雰囲気下に於てオ
イルブリードがない熱可塑性エラストマー組成物を開発
すべく鋭意研究を重ねた結果、スチレン・共役ジエンブ
ロック共重合体の水添物と炭化水素系ゴム用軟化剤を主
成分とした熱可塑性エラストマー成分に特定の配合剤を
特定量配合することにより、前記課題を解決したゴム弾
性、柔軟性、耐候性に優れ、且つオゾン雰囲気下に於て
オイルブリードが認められないとの優れた性能を有する
熱可塑性エラストマー組成物が得られることを見い出し
本発明を完成するに至った。すなわち、本発明の熱可塑
性エラストマー組成物は、少なくとも2個のスチレンを
有する重合体ブロック(A)と少なくとも1個の共役ジ
エン化合物からなる重合体ブロック(B)よりなるブロ
ック共重合体の水添物25〜50重量%および炭化水素
系ゴム用軟化剤75〜50重量%からなる熱可塑性エラ
ストマー100重量部に、ポリエチレン系ワックス2〜
20重量部およびヘテロサイクリックヒンダードアミン
系添加剤0.05〜0.3重量部を配合してなることを
特徴とするものである。
【0005】〔発明の具体的説明〕 〔I〕熱可塑性エラストマー組成物 (1)構成成分 (a)スチレン重合体ブロックと共役ジエン化合物重合
体ブロックよりなるブロック共重合体の水添物 本発明の熱可塑性エラストマー組成物を構成する熱可塑
性エラストマー成分の一成分である、少なくとも2個の
スチレンを主体とする重合体ブロック(A)と少なくと
も1個の共役ジエン化合物からなる重合体ブロック
(B)よりなるブロック共重合体の水添物(以下単に水
添ブロック共重合体と略記する。)としては、一般式
A−(−B−A)またはA−B−(−A−B)〔但
し、式中のAはスチレンを主体とする重合体ブロックで
あり、Bは共役ジエン化合物を主体とする重合体ブロッ
クを表わす。また、nは1〜5の整数を表わす。〕で表
わされるブロック共重合体の水素添加誘導体である。上
記Aブロックのスチレンを主体とする重合体ブロックと
しては、スチレン単独重合体ブロック、又はスチレンと
該スチレンに対して50重量%以下のスチレンと共重合
できる共単量体との共重合体ブロックであり、該Aブロ
ックは後記Bブロックの少なくとも1つを挾む少なくと
も2個のブロックから構成されている。また、Bブロッ
クの共役ジエンからなる重合体に用いられる共役ジエン
としては、ブタジエン、イソプレン等を挙げることがで
きる。また、水添ブロック共重合体の数平均分子量は
5,000〜1,000,000、好ましくは10,0
00〜500,000の範囲であり、更に好ましくは3
0,000〜500,000の範囲である。該共重合体
の分子構造は直鎖状、分岐状、放射状あるいはこれ等の
任意の組合せのいずれであっても良い。 これらの水
添ブロック共重合体の製造方法としては、上記の構造を
有するものであればどのような製造方法で得られるもの
であってもかまわない。例えば、特公昭40−2379
8号公報に記載される方法、具体的には、リチウム触媒
等を用いて、不活性溶媒中で、スチレン・共役ジエンブ
ロック共重合体を合成し、次いで、例えば、特公昭42
−8704号公報、特公昭43−6636号公報、特開
昭59−133203号公報および特開昭60−790
05号公報に記載される方法により、不活性溶媒中で水
素添加触媒の存在下に水素添加して本発明に供する水添
ブロック共重合体を合成することができる。その製造に
際しての水素添加に於て重合体ブロックB中のオレフィ
ン型二重結合の少なくとも50%、好ましくは80%以
上が水添されたものが好適である。このような水添ブロ
ック共重合体としては、市販のポリマーであるシェルケ
ミカル社の「クレイトン−G」、クラレ社の「セプト
ン」、旭化成社の「タフテック」等を挙げることができ
る。
【0006】(b)炭化水素系ゴム用軟化剤成分 本発明の熱可塑性エラストマー組成物を構成する熱可塑
性エラストマー成分のもう一方の成分である炭化水素系
ゴム用軟化剤としては、鉱物油系もしくは合成樹脂系の
ゴム用軟化剤が好適である。鉱物油系軟化剤は、芳香族
環、ナフテン環およびパラフィン鎖三者の組み合せた混
合物であって、パラフィン鎖炭素数が全炭素中の50%
以上を占めるものがパラフィン系と呼ばれ、ナフテン環
炭素数が30〜45%のものがナフテン系、また芳香族
炭素数が30%より多いものが芳香族系と呼ばれて区分
されている。炭化水素系ゴム用軟化剤成分として好適な
鉱物油系軟化剤としては、ナフテン系及びパラフィン系
であり、特に芳香族炭素数が30%以下のものである。
芳香族系は、本発明で用いる上記ナフテン系及びパラフ
ィン系成分との分散状態があまり好ましくないので多量
に含まれないのが良い。性状的には、37.8℃動粘度
が20〜500cst 、流動点が−10〜−15℃および
引火点(COC)が170〜300℃の如きものであ
る。また、合成樹脂系軟化剤としては、ポリブテン、低
分子量ポリブタジエン等が使用可能であるが、鉱物油系
軟化剤の方が好ましい。
【0007】(c)ポリエチレンワックス成分 本発明において、上記熱可塑性エラストマー成分に配合
されるポリエチレン系ワックスとしては、エチレンの重
合によって得られ、DSC法による融点が100〜13
0℃又はASTM−D−3104による滴点90〜12
0℃、140℃ブルックフィールド粘度が407000
cps のものを挙げることかできる。具体的なポリエチレ
ン系ワックスとしては、三井石油化学社の「ハイワック
ス」、三洋化成社の「サンワックス」、アライドシグナ
ル社の「ACポリエチレン」等を挙げることができる。
【0008】(d)ヘテロサイクリックヒンダードアミ
ン系添加剤成分 本発明において上記熱可塑性エラストマー成分に配合さ
れるヘテロサイクリックヒンダードアミン系添加剤とし
ては、ヒンダードアミン系の窒素原子及び任意に他の異
原子、好ましくは、窒素又は酸素を含む6員複素環から
なるものである。具体的には、ジ‐(2・2・6・6‐
テトラメチル‐4‐ピペリジル)セバケート、テトラキ
ス(2・2・6・6‐テトラメチル‐4‐ピペリジル)
‐1・2・3・4‐ブタンテトラカルボキシレート、
〔{6‐(1・1・3・3‐テトラメチルブチル)‐イ
ミノ‐1・3・5‐トリアジン‐2・4‐ジイル}{2
・2・6・6テトラメチル‐4‐ピペリジル)イミノ}
ヘキサメチレン‐{(2・2・6・6‐テトラメチル‐
4‐ピペリジル)イミノ}〕等が好ましい。
【0009】(e)その他の配合成分 本発明において、上記TPE組成物を得る際にこれらの
必須成分を所定量配合させることを特徴としているが、
本発明のTPE組成物の基本的性能を損なわない範囲で
他のオレフィン系ポリマー、スチレン系ポリマー、特に
ポリプロピレン樹脂を配合できる。また炭酸カルシウ
ム、タルク、マイカ、カーボンブラック等の無機フィラ
ーや本発明に用いるヘテロサイクリックヒンダードアミ
ン系添加剤の外、フェノール系、硫黄系酸化防止剤、紫
外線吸収剤、ベンゾトリアゾール系、フェニルベンゾエ
イト系光安定剤、金属石ケン、脂肪酸アミド系、シリコ
ン系のスリップ剤、流動性改良材などの添加剤を配合す
ることができる。
【0010】(2)量 比 前記(a)の水添ブロック共重合体成分と(b)の炭化
水素系ゴム用軟化剤成分とから構成される熱可塑性エラ
ストマー成分は、スチレン・共役ジエンブロック共重合
体を水添して得られた水添ブロック共重合体成分と炭化
水素系ゴム用軟化剤成分との配合割合が、全熱可塑性エ
ラストマー中の該水添ブロック共重合体成分が25〜5
0重量%、好ましくは35〜45重量%での範囲で、こ
れに対する該軟化剤成分が75〜50重量%、好ましく
は65〜55重量%の範囲内である。該水添ブロック共
重合体が25重量%未満では、得られた成形品が耐候、
耐オゾンテスト前よりベタツキが著しく発生する。また
45重量%を越えるものは成形加工性に問題が生じるだ
けでなく材料価格の点からも好ましくない。また、上記
ポリエチレン系ワックス成分の配合割合としては、スチ
レン・共役ジエンブロック共重合体を水添して得られる
水添ブロック共重合体と炭化水素系ゴム用軟化剤の合計
量を100重量部として、これに対して2〜20重量
部、好ましくは5〜10重量部の範囲内である。前記ポ
リエチレン系ワックスが2重量部未満では耐オゾンテス
トに於てオイルブリードが悪化し、20重量%を超えた
場合はゴム弾性(エラストマーとしては70℃×22時
間の圧縮永久歪が50%以下であることが望まし
い。)、柔軟性が悪化する。前記ヘテロサイクリックヒ
ンダードアミン系添加剤の添加量としては、該水添ブロ
ック共重合体と該炭化水素系ゴム用軟化剤の合計量を1
00重量部として、これに対し、0.05〜0.3重量
部、好ましくは0.1〜0.2重量部である。上記範囲
未満では耐候性の点で問題があり、上記範囲を超えた場
合には耐オゾンテストにおいてオイルブリードが著しく
悪化する。
【0011】(3)配 合 本発明のTPEを製造する方法としては、機械的溶融混
練による方法を採用することができる。具体的にはバン
バリーミキサー、各種ニーダー、単軸又は二軸押出機等
の一般的溶融混練機を用いることができる。また、配合
条件としては、一般に、180〜230℃、好ましくは
190〜210℃の温度条件下で行なわれる。
【0012】〔II〕成 形 また本発明のTPEは、射出成形、押出成形、ブロー成
形等の熱可塑性樹脂の成形法が適用可能である。
【0013】〔IV〕用 途 本発明のTPEの用途としては、自動車部品、家電部
品、電線被覆等に用いることができる。
【0014】
【実施例】実施例および比較例において各種の評価に用
いた試験法および使用原料としては以下に示すものが使
用された。 (1)測定法 (a) 測定試料シートの製造 測定試料はすべて5オンスインラインスクリュータイプ
射出成形機にて射出圧力500kg/cm2 、射出速度22
0℃、金型温度40℃に成形した幅80mm×長さ120
mmで厚さ2mmのシートの横方向打抜きにより製造したも
のを使用した。 (b) JIS−A硬度〔−〕 JIS−K−6301による (c) 圧縮永久歪〔%〕 JIS−K−6301(6枚重ねにて測定)による。測
定条件:70℃×22時間 (d) 耐候性 サンシャインウェザーメーター(ブラックパネル温度:
63℃、スプレー/ドライサイクル:18分/102
分)にて、促進耐候試験2,000時間を行ない、表面
にクラック等外観の異常を確認する。異常が認められな
いものを○、認められるものを×と表示した。 (e) 耐オゾン性 JIS−K−6301による。測定条件:オゾン濃度5
0PPhm、20%伸長、40℃、500時間に於るクラッ
クの発生、ベタツキ(オイル等のブリード)の有無にて
評価した。有りの場合は×、成しの場合は○と表示し
た。 (f) 成形加工性 15オンス、インラインスクリュータイプの射出成形機
にて、射出圧力500kg/cm2 、射出温度220℃、金
型温度40℃にて幅100×長さ350mmで厚さ2mm、
2点ピンゲートの金型にて成形した。得られた射出成形
シートについて、ショートショットのないこと、著しい
外観不良(フローマーク、ゲート近傍のデラミネーショ
ン)がない場合を成形加工性が良好と判断して○と表示
し、また、ショートショット、外観不良が認められた場
合を不良と判断し、×と表示した。
【0015】(2)使用原料 (a) スチレン・共役ジエンブロック共重合体の水添ブロ
ック共重合体 スチレン・ブタジエンブロック共重合体の水添ブロック
共重合体で、シェルケミカル社製「クレイトンG165
1」;A−B−A型、スチレン含量33重量%、数平均
分子量170,000を用いた。 (b) 炭化水素系ゴム用軟化剤 出光興産社製のパラフィン系オイル「PW380」(4
0℃動粘度381.6cst )を用いた。 (c) ポリエチレン系ワックス 米国アライドシグナル社製「ACポリエチレン;AC−
8」、滴点116℃、ブルックフィールド粘度140
℃、400cps を用いた。 (d) ヘテロサイクリックヒンダードアミン系添加剤 ジ‐(2・2・6・6‐テトラメチル‐4‐ピペリジ
ル)セバケートを用いた。 (e) オレフィン系樹脂 三菱油化社製 三菱ポリプロピレン「BC−1」MFR
30g/10分 (f) 酸化防止剤 フェノール系の酸化防止剤(チバガイギー社製 イルガ
ノックス1010)を用いた。
【0016】実施例1〜2および比較例1〜5 表1に示す配合割合で配合し、これら各成分をまずヘン
シェルタイプのミキサーにて5分間混合し、その後、L
/D=33、シリンダー径45mmφの2軸押出機にて2
20℃の設定で溶融混練して、TPEのペレットを得
た。次いで、このペレットを用いて射出成形により厚さ
2mmの測定用試料シートを形成した。この得られたシー
トにより各種評価を行なった結果を表1に示す。
【0017】
【表1】
【0018】表1から、実施例のものは比較例のものに
比べてゴム弾性、柔軟性、耐候性、成形加工性に優れ、
且つオゾン雰囲気下に於てオイルブリードがない熱可塑
性エラストマーであることが理解できる。
【0019】
【発明の効果】スチレン・共役ジエンブロック共重合体
の水添物と炭化水素系ゴム用軟化剤を配合した熱可塑性
エラストマー成分に、ポリエチレン系ワックスとヘテロ
サイクリックヒンダードアミン系添加剤を配合すること
により得られた熱可塑性エラストマー組成物は、ゴム弾
性、柔軟性、耐候性に優れ、且つオゾン雰囲気下におい
てもオイルブリードが認められない優れた性質を備えた
材料で、工業的に極めて有用なものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 53/02 C08L 23/06 C08L 91/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも2個のスチレンを主体とする重
    合体ブロック(A)と少なくとも1個の共役ジエン化合
    物からなる重合体ブロック(B)よりなるブロック共重
    合体の水添物25〜50重量%および炭化水素系ゴム用
    軟化剤75〜50重量%からなる熱可塑性エラストマー
    100重量部に、ポリエチレン系ワックス2〜20重量
    部およびヘテロサイクリックヒンダードアミン系添加剤
    0.05〜0.3重量部を配合してなることを特徴とす
    る熱可塑性エラストマー組成物。
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