JP3227015U - 端材分断時の落下防止装置 - Google Patents

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白井 明
明 白井
慎也 中川
慎也 中川
祐馬 川東
祐馬 川東
有真 光石
有真 光石
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Abstract

【課題】基板にスクライブされた異形切断線の周囲外側端材を分断する際の端材分断時の落下防止装置を提供する。
【解決手段】旋回手段により平面上で旋回し、異形切断線をスクライブしてある矩形基板Aを保持するテーブル1と、基板Aの辺側に位置するロボットアーム3と、ロボットアーム3のそれぞれの先端に基板Aの辺縁を掴む掴み爪4と、テーブル1の各コーナー部分に上下面を開放させた欠除部8と、欠除部8内で基板Aのコーナー部の下側に位置する基板Aの端材落下防止ピン9と、テーブル1の下側に設けた端材落下防止ピン9を一定の突出度合いになる上昇方向にスライドさせる昇降手段とからなる。
【選択図】図3

Description

この考案は、基板にスクライブされた異形切断線の周囲外側端材を分断する際の端材の落下を防止する装置に関する。
異形基板を得るには、周知のように、大判なパネル(基板)を製品サイズより少し大きいサイズに単個分断し、この単個分断の基板に異形基板の切断線をスクライブする。
このスクライブずみ基板の前記切断線の外側(端材)を分断することにより、異形基板となる。
上記切断線のスクライブの際、基板の各コーナー部分には、上記基板の異形切断線から基板の辺縁に向け各辺の端材を分断し易くする半裁線がスクライブされている。
そして、基板の二辺の端材をロボットアームの先端の掴み爪により掴むと共に、掴み爪の捩り動作にともない半裁線と共に異形切断線の分断により端材を分断するようになっている(特許文献1参照)。
実用新案登録第3221293号公報
ところで、特許文献1の分断(各辺縁の端材)方式によると、テーブル上に供給載置した基板を、上記テーブル内の吸引にともないテーブル上に基板を保持し、次いで、基板の平行二辺の端材の中間をロボットアームの先端掴み爪により掴んだのち、掴み爪の捩り動作にともない異形切断線の外側端材の掴み爪の掴み部分から基板のコーナー迄に(半裁線に向けて)分断を進行させるようになっている。
この分断にともない分断された端材が落下する際、落下する端材の分断縁と基板側分断縁とが擦り合うことになるので、ピッチング、ハマ欠け等の不具合が発生し、この不具合により不良品の発生原因となる問題があった。
そこで、この考案は、上述の不都合をなくするようにした分断、すなわち、端材分断時の落下防止装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、この考案は、旋回手段により平面上で旋回するように設けると共に、その上面に供給載置した周縁部全周に異形切断線及び上記基板の各コーナーを挟む位置に半裁線をスクライブしてある矩形基板を保持する吸引保持手段付きのテーブルと、上記基板の並行二辺側に設けたロボットアームと、このロボットアームのそれぞれの先端に上記基板の上記ロボットアーム間の前記基板の辺縁を掴むように設けた掴み爪と、上記テーブルの各コーナー部分に上下面を開放させて設けた欠除部と、この欠除部内で上記基板のコーナー部の下側に位置するように設けた前記基板の端材落下防止ピンと、上記テーブルの下側に設けた作用体の作用にともない上記端材落下防止ピンを一定の突出度合いになる上昇方向にスライドさせるよう連動させた昇降手段とからなる構成を採用する。
また、前記端材落下防止ピンに突出度合いを調整する伸縮調整手段を設けた構成を採用することもある。
以上のように、この考案に係る端材分断時の落下防止装置によれば、テーブル上に供給載置した基板を吸引保持手段により保持したのち、ロボットアームの各先端の掴み爪により基板の平行二辺の端材を掴むと共に、掴んだ状況下での上記掴み爪の捩り作用で端材を異形切断線から分断する。
このとき、基板の各コーナー部分の下側の端材落下防止ピンを作用体の作用にともない上昇させて、端材落下防止ピンの上向き尖端で基板のコーナー部分を突き上げながら、基板のコーナー部分の落下を阻止しているので、半裁線の部分で切断された端材の落下を阻止する。
その結果、分断端材の落下によるガラスエッジの擦り合うことがない。すなわち、擦り合うことによるチッピング、ハマ欠けなどによる不具合での不良品の発生をなくする特有な効果がある。
なお、残る二辺の端材の分断は、基板形状により旋回手段によりテーブルを90°旋回させて行うこともある。
また、端材落下防止ピンを伸縮調整手段により突出度合いを調整するようにしてあるので、基板の二つのコーナーの押し上げ停止位置を均一化して、分断位置の不揃いによる不具合をなくする効果もある。
この考案の異形切断線及び半裁線のスクライブずみ基板を示す平面図である。 端材の分断ずみ異形基板を示す平面図である。 ロボットアームによる端材の分断を示す平面図である。 基板の辺縁中間の分断を示す平面図である。 同上の一部切欠縦断拡大正面図である。 掴み爪による端材の分断を示す縦断拡大正面図である。 同上の分断終了時の縦断拡大正面図である。 端材落下防止ピンの上昇を示す一部切欠拡大正面図である。 端材落下防止ピンの降下を示す一部切欠拡大正面図である。 端材落下防止ピンの拡大正面図である。
次にこの考案の実施形態を添付図面の図1及び図2に基づいて説明する。
この考案の端材分断時の落下防止装置は、図1に示す矩形状の基板Aを加工するもので、この基板Aは、周知の単板及び液晶基板に加えて有機EL基板などが用いられ、例えば、下側にガラス板を、このガラス板の上に多層のフィルムを積層したものなどがあり、大判な基板を製品サイズの方形状(図示の場合は、矩形状を示す)に単個分断(この単個分断は、周知のように上下面にX方向とY方向の切断線をスクライブし、このスクライブした切断線を分断することにより単個分断の多数枚の基板Aが得られる。)された基板Aを加工処理する。
上記の基板Aには、図1に示すように、異形切断線Bがスクライブされており、そして基板Aの各コーナーには、基板Aの辺縁と、異形切断線Bとの間に(図示各コーナーとに二条の並行する)半裁線Cが異形切断線Bのスクライブの際、スクライブされている。
また、図3、5に示すように、旋回手段Dにより平面上で旋回するテーブル1を設けると共に、このテーブル1上に供給載置した基板Aは、テーブル1に設けてある吸引保持手段Eにより吸引保持されてるようになっている。
上記の旋回手段Dは、図3、5に示すように設置モーターMにより回転軸25の上端をテーブル1の下面中心に取り付けてあり、上記の吸引保持手段Eは、図6、7に示すように、中空なテーブル1の頂壁に無数の小孔2群を設けて、テーブル1内を接続ホースなどを介し吸引することで、テーブル1の頂壁上に基板Aを吸引保持するようにしてある。
なお、テーブル1の各辺縁は、基板Aの各辺縁から大きくはみ出さない寸法になっている。
さらに、図3、6、7に示すように、基板Aの辺の外側に位置するようにロボットアーム3、3を配置すると共に、この各ロボットアーム3の先端には、基板Aの上下面を掴む掴み爪4が設けてある。
上記の掴み爪4は、図示省略してあるが、シリンダの作用にともない開閉(掴み、掴み開放)するようになっている。
勿論、テーブル1の基板Aの各辺端材a掴み位置には、端材aを掴む際、掴み爪4の先端衝突を防止するように、テーブル1の辺縁から内方に向く切欠き5を設けておく。
するとテーブル1を旋回させて、図示短辺の端材aの分断、図示長辺の端材aの分断を行う。
この端材aの分断は、掴み爪4により端材aの上下面を掴んだのち、掴み爪4を捩り揺動させることで、端材aの掴み位置から半裁線Cの位置迄異形切断線Bに沿って図6から図7に示すように分断することができる。
また、テーブル1の各コーナー部分には、テーブル1の辺縁面から内方に上下面が開放する欠除部8を設けて、この欠除部8内に基板Aのコーナー部の下側に位置する基板Aの端材落下防止ピン9を配置する。
勿論、端材落下防止ピン9は、基板Aの形状により、基板Aのコーナー部のみではなく他の端材aの位置に使用することもある。
さらに、テーブル1のコーナー部下面から下向き突出する支持部材10を設けて、この支持部材10の下端にピン11を介し倒立L形作用体12の二片間の角を回動自在に支持すると共に、この作用体12は、昇降手段13により起伏揺動するようになっている。
上記の昇降手段13としては、図示の場合、作用体12の下端から突出する突片14とテーブル1の下面とにシリンダ15の両端をピン16を介し、回動自在に支持させて、シリンダ15の伸長、収縮作用により作用体12が起伏方向に回動する。
そして、作用体12の上位端側に端材落下防止ピン9の下端側を支持させてある。
すなわち、基板Aの辺の端材aを掴み爪4で掴むまでは、端材落下防止ピン9が図8に示すように端材aの落下防止のために垂直に起立しており、その後、掴み爪4で端材aをクランプしたのち、掴み爪4の捩り作用による分断の際、シリンダ15の収縮作用にともない作用体12を回動させて図9に示すように端材落下防止ピン9を傾倒させるようになっている。
なお、作用体12を一定の角度反時計方向に回動させて、端材落下防止ピン9の上昇ストロークを一定量とするため、昇降手段13の昇降ストロークを一定にしてある。
この分断端材aの落下を阻止する要因は、落下にともなうガラスエッジの擦り合う不都合をなくすことにある。すなわち、擦り合うことによるピッチングやハマ欠けなどによる不具合で不良品の発生をなくすることにある。
なお、端材落下防止ピン9は、図示の場合並列3本が1組となり、端材aを受け止めて、安定した支承となるようにしてあるが、本数は限定されない(端材aのコーナーの形状により増減すればよい)。
すると、図2に示すように、端材分断ずみ異形基板Xが得られる。
また、上記の端材落下防止ピン9は、伸縮調整手段Gにより上方への突出度を調整できるようにしてある。
上記の伸縮調整手段Gとしては、図8から図9に示すように、作用体12の上位水平部に雌ネジ筒21の下端を固定して立設すると共に、この雌ネジ筒21に端材落下防止ピン9の外周ネジ部22をねじ込んで、端材落下防止ピン9の回動により上下方向に端材落下防止ピン9の突出度合いを調整する。
なお、調整後にネジ部22にねじ込んであるナット23を雌ネジ筒21の上端に押し付けて緩み止めとする。
A 基板
a 端材
B 異形切断線
C 半裁線
D 旋回手段
E 吸引保持手段
G 伸縮調整手段
M モーター
X 異形基板
1 テーブル
2 小孔
3 ロボットアーム
4 掴み爪
5 切欠き
8 欠除部
9 端材落下防止ピン
10 支持部材
11 ピン
12 作用体
13 昇降手段
14 突片
15 シリンダ
16 ピン
21 雌ネジ筒
22 ネジ部
23 ナット
25 回転軸
上記の課題を解決するため、この考案は、旋回手段により平面上で旋回するように設けると共に、その上面に供給載置した基板の周縁部全周に異形切断線及び上記基板の各コーナーを挟む位置に半裁線をスクライブしてある矩形基板を保持する吸引保持手段付きのテーブルと、上記基板の並行二辺側に設けたロボットアームと、このロボットアームのそれぞれの先端に上記基板の上記ロボットアーム間の前記基板の辺縁を掴むように設けた掴み爪と、上記テーブルの各コーナー部分に上下面を開放させて設けた欠除部と、この欠除部内で上記基板のコーナー部の下側に位置するように設けた前記基板の端材落下防止ピンと、上記テーブルの下側に設けた作用体の作用にともない上記端材落下防止ピンを一定の突出度合いになる上昇方向にスライドさせるよう連動させた昇降手段とからなる構成を採用する。

Claims (2)

  1. 旋回手段により平面上で旋回するように設けると共に、その上面に供給載置した周縁部全周に異形切断線及び上記基板の各コーナーを挟む位置に半裁線をスクライブしてある矩形基板を保持する吸引保持手段付きのテーブルと、上記基板の並行二辺側に設けたロボットアームと、このロボットアームのそれぞれの先端に上記基板の上記ロボットアーム間の前記基板の辺縁を掴むように設けた掴み爪と、上記テーブルの各コーナー部分に上下面を開放させて設けた欠除部と、この欠除部内で上記基板のコーナー部の下側に位置するように設けた前記基板の端材落下防止ピンと、上記テーブルの下側に設けた作用体の作用にともない上記端材落下防止ピンを一定の突出度合いになる上昇方向にスライドさせるよう連動させた昇降手段とからなる端材分断時の落下防止装置。
  2. 前記端材落下防止ピンに突出度合いを調整する伸縮調整手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の端材分断時の落下防止装置。
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