JP3226465B2 - 電解水生成装置の濃塩水タンク - Google Patents
電解水生成装置の濃塩水タンクInfo
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- JP3226465B2 JP3226465B2 JP27650796A JP27650796A JP3226465B2 JP 3226465 B2 JP3226465 B2 JP 3226465B2 JP 27650796 A JP27650796 A JP 27650796A JP 27650796 A JP27650796 A JP 27650796A JP 3226465 B2 JP3226465 B2 JP 3226465B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被処理水を電解し
て電解水を生成する電解水生成装置の濃塩水タンクに関
する。
て電解水を生成する電解水生成装置の濃塩水タンクに関
する。
【0002】
【従来の技術】上方が開口し底部に供給口を備えたタン
ク本体と、このタンク本体の開口に開口部にて脱着可能
に組付けられて同開口部を介して塩が内部に投入される
網袋と、前記タンク本体へ原水を供給する給水管とを備
えて、前記タンク本体内で生成される濃塩水を前記供給
口を通して希塩水タンクに供給するようにした電解水生
成装置の濃塩水タンクは、例えば実開平7−21187
号公報に記載されている。
ク本体と、このタンク本体の開口に開口部にて脱着可能
に組付けられて同開口部を介して塩が内部に投入される
網袋と、前記タンク本体へ原水を供給する給水管とを備
えて、前記タンク本体内で生成される濃塩水を前記供給
口を通して希塩水タンクに供給するようにした電解水生
成装置の濃塩水タンクは、例えば実開平7−21187
号公報に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記公報に
示されている電解水生成装置の濃塩水タンクにおいて
は、網袋がタンク本体の略中央部に配設され、供給口を
網袋が覆う構成にはなっていないため、給水管から供給
された原水が必ずしも網袋内に収容された塩中を通過し
なくて、最も効率良く濃塩水を生成するということがで
きず、供給口から供給される濃塩水の濃度が低い場合が
あった。
示されている電解水生成装置の濃塩水タンクにおいて
は、網袋がタンク本体の略中央部に配設され、供給口を
網袋が覆う構成にはなっていないため、給水管から供給
された原水が必ずしも網袋内に収容された塩中を通過し
なくて、最も効率良く濃塩水を生成するということがで
きず、供給口から供給される濃塩水の濃度が低い場合が
あった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した問題
に対処すべくなされたものであり、上方が開口し底部に
供給口を備えたタンク本体と、このタンク本体の開口に
開口部にて脱着可能に組付けられて同開口部を介して塩
が内部に投入される網袋と、前記タンク本体へ原水を供
給する給水管とを備えて、前記タンク本体内で生成され
る濃塩水を前記供給口を通して希塩水タンクに供給する
ようにした電解水生成装置の濃塩水タンクにおいて、前
記網袋の一部にて前記供給口が覆われるように構成した
ことに特徴がある(請求項1に係る発明)。この場合
に、前記給水管を前記網袋の外に配設すること(請求項
2に係る発明)、前記給水管が前記タンク本体の側壁を
貫通する給水管であり、前記側壁に近接して設けられる
こと(請求項3に係る発明)、前記給水管の給水口が、
前記網袋に収容された塩の上部に向けて噴射給水可能と
されていること(請求項4に係る発明)、前記タンク本
体の底部に前記供給口に向けて下降する勾配を設けるこ
と(請求項5に係る発明)が望ましい。
に対処すべくなされたものであり、上方が開口し底部に
供給口を備えたタンク本体と、このタンク本体の開口に
開口部にて脱着可能に組付けられて同開口部を介して塩
が内部に投入される網袋と、前記タンク本体へ原水を供
給する給水管とを備えて、前記タンク本体内で生成され
る濃塩水を前記供給口を通して希塩水タンクに供給する
ようにした電解水生成装置の濃塩水タンクにおいて、前
記網袋の一部にて前記供給口が覆われるように構成した
ことに特徴がある(請求項1に係る発明)。この場合
に、前記給水管を前記網袋の外に配設すること(請求項
2に係る発明)、前記給水管が前記タンク本体の側壁を
貫通する給水管であり、前記側壁に近接して設けられる
こと(請求項3に係る発明)、前記給水管の給水口が、
前記網袋に収容された塩の上部に向けて噴射給水可能と
されていること(請求項4に係る発明)、前記タンク本
体の底部に前記供給口に向けて下降する勾配を設けるこ
と(請求項5に係る発明)が望ましい。
【0005】
【発明の作用効果】請求項1に係る発明においては、網
袋の一部にて供給口が覆われるように構成したため、供
給口を覆う網袋の中に塩がある限りは、給水管から給水
された原水は必ず塩及び網袋の目を通過する。このた
め、給水管から給水された原水は効率良く塩を溶かすこ
とができて、供給口からは飽和食塩水に近い高濃度の濃
塩水を常に希塩水タンクへ供給することができる。
袋の一部にて供給口が覆われるように構成したため、供
給口を覆う網袋の中に塩がある限りは、給水管から給水
された原水は必ず塩及び網袋の目を通過する。このた
め、給水管から給水された原水は効率良く塩を溶かすこ
とができて、供給口からは飽和食塩水に近い高濃度の濃
塩水を常に希塩水タンクへ供給することができる。
【0006】請求項2に係る発明においては、請求項1
に係る発明の構成に加えて、給水管を網袋の外に設けた
ため、請求項1に係る発明の作用効果が得られるととも
に、網袋を脱着する際に給水管が邪魔にならず容易に脱
着可能であり、タンク本体内の掃除を容易にすることが
できる。
に係る発明の構成に加えて、給水管を網袋の外に設けた
ため、請求項1に係る発明の作用効果が得られるととも
に、網袋を脱着する際に給水管が邪魔にならず容易に脱
着可能であり、タンク本体内の掃除を容易にすることが
できる。
【0007】請求項3に係る発明においては、請求項2
に係る発明の構成に加えて、給水管がタンク本体の側壁
を貫通し、同側壁に近接して設けられるため、請求項2
に係る発明の作用効果が得られるとともに、給水管に邪
魔されることなく網袋をタンク本体の側壁全面にわたっ
て収容することができる。したがって、網袋を最も大き
くすることができて、網袋に収容する塩の量を最大にす
ることが可能となり、かくして塩の投入回数が減って作
業効率が良い。
に係る発明の構成に加えて、給水管がタンク本体の側壁
を貫通し、同側壁に近接して設けられるため、請求項2
に係る発明の作用効果が得られるとともに、給水管に邪
魔されることなく網袋をタンク本体の側壁全面にわたっ
て収容することができる。したがって、網袋を最も大き
くすることができて、網袋に収容する塩の量を最大にす
ることが可能となり、かくして塩の投入回数が減って作
業効率が良い。
【0008】請求項4に係る発明においては、請求項3
に係る発明の構成に加えて、給水管の給水口が、網袋に
収容された塩の上部に向けて噴射給水可能とされている
ため、給水管から給水される原水は噴流となって収容さ
れている塩を撹拌する。したがって、請求項3に係る発
明の作用効果が得られるとともに、塩は原水に素早く溶
けて、濃度の高い濃塩水を撹拌装置を設けることなく効
率良く生成することができる。
に係る発明の構成に加えて、給水管の給水口が、網袋に
収容された塩の上部に向けて噴射給水可能とされている
ため、給水管から給水される原水は噴流となって収容さ
れている塩を撹拌する。したがって、請求項3に係る発
明の作用効果が得られるとともに、塩は原水に素早く溶
けて、濃度の高い濃塩水を撹拌装置を設けることなく効
率良く生成することができる。
【0009】請求項5に係る発明においては、請求項1
〜4に係る発明の構成に加えて、タンク本体の底部に供
給口に向けて下降する勾配を設けたため、供給口はタン
ク本体の最下部に位置することになり、濃塩水の生成に
よって塩が減少しても、塩は常に供給口に向けて片減り
することなく落ちてくる。したがって、請求項1〜4に
係る発明の作用効果が得られるとともに、網袋に収容し
た塩を全部有効に消費することができて、網袋の中の塩
が無くなるまで常に高濃度の濃塩水を希塩水タンクに供
給することができる。
〜4に係る発明の構成に加えて、タンク本体の底部に供
給口に向けて下降する勾配を設けたため、供給口はタン
ク本体の最下部に位置することになり、濃塩水の生成に
よって塩が減少しても、塩は常に供給口に向けて片減り
することなく落ちてくる。したがって、請求項1〜4に
係る発明の作用効果が得られるとともに、網袋に収容し
た塩を全部有効に消費することができて、網袋の中の塩
が無くなるまで常に高濃度の濃塩水を希塩水タンクに供
給することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明による濃塩水タンク
を採用した電解水生成装置を概略的に示していて、この
電解水生成装置は、外箱本体10と、濃塩水タンク20
と、希塩水タンク30と、電動供給ポンプ40と、電解
槽50とを備えている。
に基づいて説明する。図1は本発明による濃塩水タンク
を採用した電解水生成装置を概略的に示していて、この
電解水生成装置は、外箱本体10と、濃塩水タンク20
と、希塩水タンク30と、電動供給ポンプ40と、電解
槽50とを備えている。
【0011】外箱本体10は、上面が開放された直方体
形状をしていて、その底板11には4個の支持脚12が
固定されている。また、4枚の側板13の上縁部は内側
に折曲されていて、水平な支持平面部13aを形成して
いる。前側の側壁13に形成された開口には、一方に取
手14aを有する両開きの扉14が設けられている。
形状をしていて、その底板11には4個の支持脚12が
固定されている。また、4枚の側板13の上縁部は内側
に折曲されていて、水平な支持平面部13aを形成して
いる。前側の側壁13に形成された開口には、一方に取
手14aを有する両開きの扉14が設けられている。
【0012】濃塩水タンク20は、内部に収容される食
塩と水道水とによって濃塩水を生成し貯溜するためのも
ので、図2及び図3に詳細に示したように、上面が開口
するタンク本体21と、タンク本体21の上面開口を覆
う蓋22と、タンク本体21の上面開口に載置されて投
入された食塩を網袋24に導くシュータ23と、同シュ
ータ23に取付けられて内部に食塩を収容する網袋24
と、タンク本体21内の下限水位を検出するフロートス
イッチ25と、上限水位を検出するフロートスイッチ2
6と、液密的に組付けられたオーバーフロー管27とに
より構成されている。
塩と水道水とによって濃塩水を生成し貯溜するためのも
ので、図2及び図3に詳細に示したように、上面が開口
するタンク本体21と、タンク本体21の上面開口を覆
う蓋22と、タンク本体21の上面開口に載置されて投
入された食塩を網袋24に導くシュータ23と、同シュ
ータ23に取付けられて内部に食塩を収容する網袋24
と、タンク本体21内の下限水位を検出するフロートス
イッチ25と、上限水位を検出するフロートスイッチ2
6と、液密的に組付けられたオーバーフロー管27とに
より構成されている。
【0013】タンク本体21は、図2〜図4に示したよ
うに、その上方に設けたフランジ部21aと、内部に設
けた仕切板21bと、仕切板21bの上方にて側壁を貫
通して設けた給水管21dと、底壁を貫通して設けた接
続管21eと、底壁に設けた排水口21gに接続した排
水管21fとを備えている。
うに、その上方に設けたフランジ部21aと、内部に設
けた仕切板21bと、仕切板21bの上方にて側壁を貫
通して設けた給水管21dと、底壁を貫通して設けた接
続管21eと、底壁に設けた排水口21gに接続した排
水管21fとを備えている。
【0014】フランジ部21aは、タンク本体21の上
面開口の周縁に一体的に成形されていて、支持平面部1
3aに嵌合して外箱本体10の上面開口を覆うようにな
っている。仕切板21bは、給水管21dより所定量下
方からタンク本体21の底部に向けて延びていて、その
下端部は切り欠かれており、貯留室Aとフロート室Bを
連通させて貯留室Aにて生成された濃塩水をフロート室
Bに供給する供給口21cとなっている。
面開口の周縁に一体的に成形されていて、支持平面部1
3aに嵌合して外箱本体10の上面開口を覆うようにな
っている。仕切板21bは、給水管21dより所定量下
方からタンク本体21の底部に向けて延びていて、その
下端部は切り欠かれており、貯留室Aとフロート室Bを
連通させて貯留室Aにて生成された濃塩水をフロート室
Bに供給する供給口21cとなっている。
【0015】給水管21dは、貯留室Aに水道水を供給
するためのもので、仕切板21bと同方向に延びていて
フロート室B側に偏位しており、貯留室Aの上部空間に
はほとんど飛出さないように設けられている。また、図
5に示したように、給水管21dは先端が閉塞されてい
て、貯留室A側の周壁には給水口が水平面に対して下方
30度傾斜して噴射可能に設けられている。
するためのもので、仕切板21bと同方向に延びていて
フロート室B側に偏位しており、貯留室Aの上部空間に
はほとんど飛出さないように設けられている。また、図
5に示したように、給水管21dは先端が閉塞されてい
て、貯留室A側の周壁には給水口が水平面に対して下方
30度傾斜して噴射可能に設けられている。
【0016】接続管21eは、濃塩水タンク20内の濃
塩水をピンチバルブ60を介して希塩水タンク30に供
給するためのもので、タンク本体21の底面を貫通して
上端にてフロート室Bに開口している。排水管21f
は、上端にてフロート室Bに配設したオーバーフロー管
27に接続され、また、下端にてドレンパイプ70に接
続されていて、タンク本体21内の余剰の濃塩水を当該
電解水生成装置外に設けられた排水溝(図示しない)に
排水するようになっている。
塩水をピンチバルブ60を介して希塩水タンク30に供
給するためのもので、タンク本体21の底面を貫通して
上端にてフロート室Bに開口している。排水管21f
は、上端にてフロート室Bに配設したオーバーフロー管
27に接続され、また、下端にてドレンパイプ70に接
続されていて、タンク本体21内の余剰の濃塩水を当該
電解水生成装置外に設けられた排水溝(図示しない)に
排水するようになっている。
【0017】蓋22は、タンク本体21の上面開口を開
閉自在に覆うためのもので、その中央部には把手部22
aが一体成形されている。シュータ23は、平坦な支持
板部23aと投入された食塩をタンク本体21内へ導く
ための下降傾斜したシュート部23bにより構成されて
いて、支持板部23a及びシュート部23bの端部に
て、タンク本体21の上面開口に脱着可能に取付けられ
るようになっている。
閉自在に覆うためのもので、その中央部には把手部22
aが一体成形されている。シュータ23は、平坦な支持
板部23aと投入された食塩をタンク本体21内へ導く
ための下降傾斜したシュート部23bにより構成されて
いて、支持板部23a及びシュート部23bの端部に
て、タンク本体21の上面開口に脱着可能に取付けられ
るようになっている。
【0018】網袋24は、内部に食塩を収容するための
もので、ナイロン繊維等を編んだ細かい目の編材(70
メッシュ程度以下が好ましい)を袋状に縫製したもの
で、図6に示したようにシュータ23の開口部の外周に
かぶせられて、その外側から帯板28を介して、プッシ
ュリベット29によって固定されるようになっている。
また、網袋24は図2に示したように貯留室Aの内周に
隙間なく密に収容されるようになっていて、供給口21
cを覆っており、その外部に位置する給水管21dの給
水口からは、網袋24を通して同袋24内の食塩に向け
て水道水が給水可能となっている。
もので、ナイロン繊維等を編んだ細かい目の編材(70
メッシュ程度以下が好ましい)を袋状に縫製したもの
で、図6に示したようにシュータ23の開口部の外周に
かぶせられて、その外側から帯板28を介して、プッシ
ュリベット29によって固定されるようになっている。
また、網袋24は図2に示したように貯留室Aの内周に
隙間なく密に収容されるようになっていて、供給口21
cを覆っており、その外部に位置する給水管21dの給
水口からは、網袋24を通して同袋24内の食塩に向け
て水道水が給水可能となっている。
【0019】希塩水タンク30は、周知のように濃塩水
タンク20から供給される濃塩水と給水管31から供給
される水道水とから所定濃度の希塩水を生成し、貯溜す
るためのもので、濃塩水タンク20の下方に設けられて
いて、同タンク30内で生成された希塩水は電動供給ポ
ンプ40によって電解槽50へ供給されるようになって
いる。電解槽50は、周知のように希塩水タンク30か
ら供給される希塩水を電解して電解水を生成するための
もので、生成された電解水は所定の場所へ導かれるよう
になっている。
タンク20から供給される濃塩水と給水管31から供給
される水道水とから所定濃度の希塩水を生成し、貯溜す
るためのもので、濃塩水タンク20の下方に設けられて
いて、同タンク30内で生成された希塩水は電動供給ポ
ンプ40によって電解槽50へ供給されるようになって
いる。電解槽50は、周知のように希塩水タンク30か
ら供給される希塩水を電解して電解水を生成するための
もので、生成された電解水は所定の場所へ導かれるよう
になっている。
【0020】上記のように構成したこの実施形態におい
ては、濃塩水タンク20において、網袋24の一部にて
供給口21cが覆われるように構成したため、供給口2
1cを覆う網袋24の中に食塩がある限りは、給水管2
1dから給水された水道水は必ず食塩及び網袋24の目
を通過する。このため、給水管21dから給水された水
道水は効率良く食塩を溶かすことができて、供給口21
cからは飽和食塩水に近い高濃度の濃塩水を接続管21
eを通して常に希塩水タンク30へ供給することができ
る。
ては、濃塩水タンク20において、網袋24の一部にて
供給口21cが覆われるように構成したため、供給口2
1cを覆う網袋24の中に食塩がある限りは、給水管2
1dから給水された水道水は必ず食塩及び網袋24の目
を通過する。このため、給水管21dから給水された水
道水は効率良く食塩を溶かすことができて、供給口21
cからは飽和食塩水に近い高濃度の濃塩水を接続管21
eを通して常に希塩水タンク30へ供給することができ
る。
【0021】また、給水管21dがタンク本体21の側
壁を貫通し、同側壁に近接して網袋24の外に設けられ
ているため、網袋24を脱着する際に給水管21dが邪
魔にならず容易に脱着可能であるとともに、網袋24を
給水管21dに邪魔されることなくタンク本体21の側
壁全面にわたって収容することができる。したがって、
タンク本体21内の掃除を容易にすることができるとと
もに、網袋24を最も大きくすることができて、網袋2
4に収容する食塩の量を最大にすることが可能となり、
かくして食塩の投入回数が減って作業効率が良い。
壁を貫通し、同側壁に近接して網袋24の外に設けられ
ているため、網袋24を脱着する際に給水管21dが邪
魔にならず容易に脱着可能であるとともに、網袋24を
給水管21dに邪魔されることなくタンク本体21の側
壁全面にわたって収容することができる。したがって、
タンク本体21内の掃除を容易にすることができるとと
もに、網袋24を最も大きくすることができて、網袋2
4に収容する食塩の量を最大にすることが可能となり、
かくして食塩の投入回数が減って作業効率が良い。
【0022】また、給水管21dの給水口が、網袋24
に収容された食塩の上部に向けて噴射給水可能とされて
いるため、給水管21dから給水される水道水は噴流と
なって収容されている食塩を撹拌する。したがって、食
塩は水道水に素早く溶けて、濃度の高い濃塩水を撹拌装
置を設けることなく効率良く生成することができる。
に収容された食塩の上部に向けて噴射給水可能とされて
いるため、給水管21dから給水される水道水は噴流と
なって収容されている食塩を撹拌する。したがって、食
塩は水道水に素早く溶けて、濃度の高い濃塩水を撹拌装
置を設けることなく効率良く生成することができる。
【0023】上記した実施形態においては、図2に示す
ように濃塩水タンク20の底面を水平にしたが、これに
代えて図7に示すように、底面に供給口21dに向けて
下降する勾配を設けて実施しても良い。この場合には、
供給口21dはタンク本体21の最下部に位置すること
になり、濃塩水の生成によって食塩が減少しても、食塩
は常に供給口21dに向けて片減りすることなく落ちて
くる。したがって、網袋24に収容した食塩を全部有効
に消費することができて、網袋24の中の食塩が無くな
るまで常に高濃度の濃塩水を希塩水タンク30に供給す
ることができる。
ように濃塩水タンク20の底面を水平にしたが、これに
代えて図7に示すように、底面に供給口21dに向けて
下降する勾配を設けて実施しても良い。この場合には、
供給口21dはタンク本体21の最下部に位置すること
になり、濃塩水の生成によって食塩が減少しても、食塩
は常に供給口21dに向けて片減りすることなく落ちて
くる。したがって、網袋24に収容した食塩を全部有効
に消費することができて、網袋24の中の食塩が無くな
るまで常に高濃度の濃塩水を希塩水タンク30に供給す
ることができる。
【0024】また、上記実施形態においては、給水管2
1dを、仕切板21bの上方にてタンク本体21の側壁
を貫通して仕切板21bと同方向に延出し、フロート室
B側に偏位し、貯留室Aの上部空間にはほとんど飛出さ
ないように設け、また、その先端を閉塞し、貯留室A側
の周壁には給水口が水平面に対して下方30度傾斜して
噴射可能に設けたが、原水を貯留室Aに給水可能であれ
ば、どこに設けても良い。また、濃塩水タンク20に蓋
22が不要な場合には、給水管21dをタンク本体21
の側壁を貫通させずに、濃塩水タンク20の上方に設け
ても良い。
1dを、仕切板21bの上方にてタンク本体21の側壁
を貫通して仕切板21bと同方向に延出し、フロート室
B側に偏位し、貯留室Aの上部空間にはほとんど飛出さ
ないように設け、また、その先端を閉塞し、貯留室A側
の周壁には給水口が水平面に対して下方30度傾斜して
噴射可能に設けたが、原水を貯留室Aに給水可能であれ
ば、どこに設けても良い。また、濃塩水タンク20に蓋
22が不要な場合には、給水管21dをタンク本体21
の側壁を貫通させずに、濃塩水タンク20の上方に設け
ても良い。
【図1】 本発明による濃塩水タンクを採用した電解水
生成装置の一実施形態を示す概略図である。
生成装置の一実施形態を示す概略図である。
【図2】 図1に示した濃塩水タンクの拡大図である。
【図3】 図2に示したタンク本体の平面図である。
【図4】 図3の4−4線に沿った断面図である。
【図5】 図4の矢印方向から見た給水管と仕切板との
位置関係を示す図である。
位置関係を示す図である。
【図6】 図2に示したシュータと網袋の左側面図であ
る。
る。
【図7】 本発明による濃塩水タンクの他の実施形態を
示す図である。
示す図である。
20…濃塩水タンク、21…タンク本体、21c…供給
口、21d…給水管、21e…接続管、24…網袋、3
0…希塩水タンク。
口、21d…給水管、21e…接続管、24…網袋、3
0…希塩水タンク。
フロントページの続き (56)参考文献 実開 平6−59469(JP,U) 実開 平7−21187(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C02F 1/46 B01F 1/00
Claims (5)
- 【請求項1】 上方が開口し底部に供給口を備えたタン
ク本体と、このタンク本体の開口に開口部にて脱着可能
に組付けられて同開口部を介して塩が内部に投入される
網袋と、前記タンク本体へ原水を供給する給水管とを備
えて、前記タンク本体内で生成される濃塩水を前記供給
口を通して希塩水タンクに供給するようにした電解水生
成装置の濃塩水タンクにおいて、前記網袋の一部にて前
記供給口が覆われるように構成したことを特徴とする電
解水生成装置の濃塩水タンク。 - 【請求項2】 前記給水管を前記網袋の外に配設したこ
とを特徴とする請求項1記載の電解水生成装置の濃塩水
タンク。 - 【請求項3】 前記給水管が前記タンク本体の側壁を貫
通する給水管であり、前記側壁に近接して設けられるこ
とを特徴とする請求項2記載の電解水生成装置の濃塩水
タンク。 - 【請求項4】 前記給水管の給水口が、前記網袋に収容
された塩の上部に向けて噴射給水可能とされていること
を特徴とする請求項3記載の電解水生成装置の濃塩水タ
ンク。 - 【請求項5】 前記タンク本体の底部に前記供給口に向
けて下降する勾配を設けたことを特徴とする請求項1〜
4記載の電解水生成装置の濃塩水タンク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27650796A JP3226465B2 (ja) | 1996-10-18 | 1996-10-18 | 電解水生成装置の濃塩水タンク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP27650796A JP3226465B2 (ja) | 1996-10-18 | 1996-10-18 | 電解水生成装置の濃塩水タンク |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH10118650A JPH10118650A (ja) | 1998-05-12 |
JP3226465B2 true JP3226465B2 (ja) | 2001-11-05 |
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ID=17570438
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP27650796A Expired - Fee Related JP3226465B2 (ja) | 1996-10-18 | 1996-10-18 | 電解水生成装置の濃塩水タンク |
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JP (1) | JP3226465B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4726832B2 (ja) * | 2007-03-12 | 2011-07-20 | ホシザキ電機株式会社 | 電解水生成装置 |
JP4726833B2 (ja) * | 2007-03-12 | 2011-07-20 | ホシザキ電機株式会社 | 電解水生成装置 |
JP5158502B2 (ja) * | 2008-06-27 | 2013-03-06 | 株式会社ノーリツ | 軟水化システム及び給湯システム |
-
1996
- 1996-10-18 JP JP27650796A patent/JP3226465B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH10118650A (ja) | 1998-05-12 |
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