JP3226346U - ガスメータ - Google Patents

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Abstract

【課題】筐体部に接続部材(筒部材)を簡単に固定することができるガスメータを提供する。【解決手段】ガスメータ1は、筐体部10と、筐体部10の内部に配置される補強部材20と、筐体部10の外部から筐体部10及び補強部材20に挿入される筒部材30と、を備える。筐体部10は、筒部材30が挿入される第1の孔を有する。補強部材20は、筒部材30が挿入される第2の孔を有する本体部21と、本体部21における縁部から挿入向きに延びる側部23と、を有する。側部23は、切欠き部24を有する。筒部材30は、第2の孔よりも筐体部10の内部にある筒部材30の端部31aが径方向外側に広がるフランジ部34と、フランジ部34から径方向外側に突出して切欠き部24に入る突起部35と、を有する。【選択図】図2

Description

本考案は、ガスメータに関する。
従来から、筐体部と、円筒状のガスの流入部及び流出部と、を備えたガスメータが提案されている。
例えば、従来のガスメータの一つは、それぞれ同一方向に向けられて設けられたガス流入部とガス流出部とを管路部(ガスの流路部)で繋いで形成される流路部材と、流路部材を外側から覆う筐体部と、を備え、筐体部とガス流入部及びガス流出部とは別体として構成されている(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2014−052234号公報
ところで、ガスメータの仕様等によっては、上述した従来のガスメータとは異なり、筐体部にガス流入部及びガス流出部を固定した後に流路部等を後付けする場合がある。一例として、筐体部に設けられた孔にガス流入部及びガス流出部を構成するための筒状の接続部材を挿入して固定した後、流路部等を筒状の接続部材の接続口に後付けする場合がある。この場合、ガスメータの生産性を高める等の観点から、筐体部へ筒状の接続部材を固定するため工程を、出来る限り簡単に実行可能にすることが望ましい。
本考案の目的の一つは、筐体部に筒状の接続部材を簡単に固定することが可能なガスメータ、の提供である。
前述した目的を達成するために、本考案に係るガスメータは、下記[1]〜[3]を特徴としている。
[1]
筐体部と、前記筐体部の内部に配置される補強部材と、前記筐体部の外部から前記筐体部及び前記補強部材に挿入される筒部材と、を備えるガスメータであって、
前記筐体部は、
前記筒部材が挿入される第1の孔を有し、
前記補強部材は、
前記筒部材が挿入される第2の孔を有する本体部と、前記本体部における縁部から挿入向きに延びる側部と、を有し、
前記側部は、切欠き部を有し、
前記筒部材は、
前記第2の孔よりも前記筐体部の内部にある前記筒部材の端部が径方向外側に広がるフランジ部と、前記フランジ部から前記径方向外側に突出して前記切欠き部に入る突起部と、を有する、
ガスメータであること。
[2]
上記[1]に記載のガスメータにおいて、
前記筒部材は、
前記第1の孔及び前記第2の孔に挿入される挿入部と、前記第1の孔よりも径が大きく、前記挿入部に連続する大径部と、を有し、
前記大径部と前記筐体部の外表面とが接触し、
前記フランジ部は、前記第2の孔の周縁を覆うように前記径方向外側に広がる、
ガスメータであること。
[3]
上記[1]又は上記[2]に記載のガスメータにおいて、
前記筐体部は、複数の前記第1の孔を有し、
前記補強部材は、
前記本体部が長板状の形状を有するとともに、前記複数の前記第1の孔に対応するように複数の前記第2の孔を有し、更に、前記複数の前記第2の孔に対応するように複数の前記切欠き部を有し、
当該ガスメータは、前記複数の前記第2の孔の各々に挿入される複数の前記筒部材を有する、
ガスメータであること。
上記[1]の構成のガスメータによれば、補強部材の本体部から側部が挿入向きに延びることで、側部の延出端から本体部に向けて窪む形状の切欠き部を設けることができる。これにより、筒部材の端部を押し広げるように押圧する(加締める)工程において、筒部材の端部でフランジ部を形成しながら、フランジ部から突出する突起部を切欠き部に嵌めることができる。このため、筒部材を固定するための工程が、筒部材の端部を押し広げるように押圧する(加締める)工程のみで良いことになる。換言すると、挿入された筒部材の開口端を径方向外側に押し広げる工程と、押し広げた開口端を切欠き部に嵌まるように押し付ける工程と、の2つの工程(別工程)を必要としない。
更に、上記の固定で筐体部に生じる負荷を補強部材が設けられることで低減できるので、筐体部の意図しない変形を抑制できる。加えて、第1の孔及び第2の孔に筒部材を挿入することで、簡単に筐体部と補強部材との位置合わせができる。上記より、更に生産性の向上を図り得る。
更に、別の効果として、切欠き部に突起部が入ることで筒部材の回転を抑止できる。加えて、フランジ部が第2の孔よりも内側に配置されていることで、筒部材の挿入向きの動きを抑止できる。このため、筒部材の挿入向きの動き及び回転を抑止できて、筒状部の安定した固定状態を維持できる。また、補強部材を筐体部内部に配置することで、筐体部の板厚を薄くすることができる。よって、筐体部全体の軽量化を図り得る。以上から、ガスメータの生産コストを低減できる。
上記[2]の構成のガスメータによれば、筒部材の大径部が筐体部の外表面と接触していることで、筒部材の挿入向きの動きを抑止できる。また、フランジ部が第2の孔の周縁を覆うように広がっていることで、大径部とフランジ部との間に筐体部及び補強部材が挟み込まれ、補強部材及び筒部材の安定した固定状態をより適正に維持できる。
上記[3]の構成のガスメータによれば、筐体部が複数の第1の孔(例えば、ガス流入口のための孔と、ガス流出口のための孔と、の2つの孔)を有する。この複数の第1の孔に対応するように、補強部材に複数の第2の孔を設ける。これにより、複数の第2の孔の各々に筒部材が挿入されることになり、補強部材が筒部材の周方向に回転するような位置ズレを抑止できる。
このように、本考案によれば、筐体部に接続部材(筒部材)を簡単に固定することができるガスメータを提供できる。
以上、本考案について簡潔に説明した。更に、以下に説明される考案を実施するための形態を添付の図面を参照して通読することにより、本考案の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本考案の実施形態に係るガスメータの斜視図である。 図2は、筒部材の端部(フランジ部)が補強部材に固定されている箇所を下方から見た斜視図である。 図3は、ガスメータを構成する補強部材の斜視図である。 図4は、筒部材の端部(フランジ部)が補強部材に固定されている箇所を下方から見た図である(筐体部の図示は省略)。 図5は、図4におけるA−A断面図である。 図6は、筒部材の端部を補強部材に固定する手順を表す第1の図である。 図7は、筒部材の端部を補強部材に固定する手順を表す第2の図である。 図8は、筒部材の端部を補強部材に固定する手順を表す第三の図である。
<実施形態>
以下、図面を参照しながら、本考案の実施形態に係るガスメータ1について説明する。図1,2,6等に示すように、ガスメータ1は、筐体部10と、筐体部10の内部に配置される補強部材20と、筐体部10の外部から筐体部10及び補強部材20に挿入される一対の筒部材30と、を含む。一方の筒部材30は、ガス流入部として機能し、他方の筒部材30は、ガス流出部として機能する。
筐体部10の内部には、一対の筒部材30を連結するガス流路部(図示省略)が設けられている。ガス流路部には、ガス流路部を通過するガスの圧力を計測する圧力センサ(図示省略)、及び、ガス流路部を通過するガスの流速を計測する流速センサ(図示省略)等が設けられている。圧力センサ及び流速センサによる検出結果は、筐体部10に設けられた表示部14(図1参照)に表示される。このように、ガスメータ1は、一方の筒部材30(ガス流入部)を介してガス流路部に流入し且つ他方の筒部材30(ガス流出部)を介してガス流路部から流出するガスの圧力及び流速を計測して表示する機能を有する。
以下、説明の便宜上、図1に示すように、「前後方向」、「幅方向」、「上下方向」、「前」、「後」、「上」及び「下」を定義する。「前後方向」、「幅方向」及び「上下方向」は、互いに直交している。上下方向(下向き)は、筐体部10及び補強部材20への筒部材30の挿入方向(挿入向き)と一致している。以下、ガスメータ1を構成する筐体部10、補強部材20、及び筒部材30について順に説明する。
まず、筐体部10について説明する。筐体部10は、一対の筒部材30を固定する機能、及び、上述したガス流路部を外側から覆って保護する機能を果たす。金属板製の筐体部10は、図1に示すように、本体部11と、蓋部12と、で構成される。本体部11は、前方が開放された略矩形箱状の形状を有し、蓋部12は、後方が開放された略矩形箱状の形状を有する。本体部11及び蓋部12は、典型的には、鋼板に対してプレス加工及び曲げ加工等の機械加工を施すことで形成される。本体部11の前方開口を塞ぐように、本体部11の開口縁部に蓋部12の開口縁部を組み付けることで、図1に示す略矩形箱状の筐体部10が得られる。
本体部11の上板部(前後方向及び幅方向に延びる矩形平板状の部分)の幅方向両端部近傍には、図1,5,6に示すように、上下方向に貫通する一対の孔13が形成されている。本例では、孔13の形状は、円形である。一対の孔13には、一対の筒部材30が挿入されることになる。蓋部12の前板部(上下方向及び幅方向に延びる矩形平板状の部分)の中央部には、圧力センサ及び流速センサによる検出結果を表示する表示部14が設けられている。
次いで、補強部材20について説明する。補強部材20は、筐体部10の内部に配置されて、筐体部10に筒部材30を固定する際に筐体部10に生じる負荷を低減する機能を果たす。図3に示すように、金属板製の補強部材20は、幅方向に長い矩形長板状の形状を有する本体部21を有する。本体部21の幅方向長さは、筐体部10(本体部11)の上板部の幅方向長さに対応する長さとなっている。本体部21の幅方向両端部近傍には、筐体部10の一対の孔13に対応して、上下方向に貫通する一対の孔22が形成されている。孔22の形状は円形であり、本例では、孔13及び孔22は同径である。
本体部21の幅方向に延びる一対の前後縁部には、下向きに延出する一対の側部23が、幅方向に延びるように形成されている。各側部23には、一対の孔22それぞれに対応する幅方向位置にて、側部23の延出端から本体部21に向けて(上側に)窪む形状の切欠き部24が形成されている。各切欠き部24には、筒部材30の対応する突起部35(後述)が嵌ることになる(図2等参照)。補強部材20は、典型的には、鋼板に対してプレス加工及び曲げ加工等の機械加工を施すことで形成される。補強部材20を構成する鋼板は、筐体部10を構成する鋼板より厚い(図5参照)。
次いで、筒部材30について説明する。筒部材30は、筐体部10の内部に設けられるガス流路部に接続されることで、ガス流入部又はガス流出部として機能する。筒部材30は、図6に示すように、上下方向に延びる円筒状の挿入部31と、挿入部31の上側に連続する挿入部31より大径の円筒状の大径部32と、大径部32の上側に連続する大径部32より小径の円筒状の小径部33と、からなる段付き円筒状の形状を有する。筒部材30は、典型的には、円筒状の鋼板に対してプレス加工及び曲げ加工等の機械加工を施すことで形成される。
挿入部31の外径は、孔13及び孔22の内径より僅かに小さく、大径部32の外径は、孔13及び孔22の内径より大きい。挿入部31は、孔13及び孔22に挿入されることになる(図7等参照)。挿入部31の下端部31a(図6等参照)の下端縁には、図6に示すように、下方に突出する突起部35が、周方向における互いに対向する2箇所にそれぞれ設けられている。挿入部31の下端部31aは、後に、筒部材30の筐体部10への組み付けの際に、径方向外側に押し広げるように押圧される(加締められる)ことで、径方向外側に広がる円環状のフランジ部34となる部分である(図2及び図4参照)。以上、ガスメータ1を構成する各部品について説明した。
次いで、ガスメータ1を組み付ける際の手順について説明する。まず、図7に示すように、補強部材20を、一対の孔13と一対の孔22とが位置合わせされるように、蓋部12が分離された状態にある本体部11の上板部の内面(下側面)に重ね、この状態にて、一対の筒部材30の挿入部31をそれぞれ、上側(本体部11の外部)から、一対の突起部35が前後方向に並ぶ周方向の向きで、対応する孔13,22に、大径部32の下端面が本体部11の上板部の外面(上側面)に接触するまで、挿入する。これにより、図7に示すように、挿入部31の下端部31a(及び一対の突起部35)は、補強部材20の孔22よりも下側(筐体部10の内部)に位置する。
次いで、所定の加締め用治具40(図8参照)を用いて、各筒部材30の挿入部31の下端部31aを、下端部31aが径方向外側に押し広げられるように、且つ、突起部35が径方向外側に突出するように、押圧する(加締める)。この一度の加締め工程の実行により、図2及び図4に示すように、下端部31aが、補強部材20の孔22の周縁を覆うように径方向外側に広がる円環状のフランジ部34になると共に、フランジ部34の径方向外側端縁から径方向外側に突出する突起部35が、補強部材20の対応する切欠き部24にそれぞれ嵌る。
この結果、大径部32とフランジ部34との間に、筐体部10(本体部11)及び補強部材20が挟み込まれることで(図5参照)、筒部材30の筐体部10に対する上下方向の動きを抑止できる。更に、突起部35が切欠き部24に嵌ることで(図4及び図5参照)、筒部材30の筐体部10に対する回転を抑止できる。このため、筐体部10に対する補強部材20及び筒部材30の安定した固定状態を維持できる。
次いで、本体部11の内部にガス流路部(図示省略)を収容して、ガス流路部を一対の筒部材30の下側の開口端(接続口)に接続する。これにより、一対の筒部材30がガス流路部を介して連結されると共に、ガス流路部が本体部11の内部に固定される。
次いで、一対の筒部材30及びガス流路部が固定された本体部11の前方開口を塞ぐように、本体部11の開口縁部に蓋部12の開口縁部を組み付けることで、図1に示すガスメータ1が得られる。
<作用・効果>
以上、本実施形態に係るガスメータ1によれば、補強部材20の本体部21から側部23が下向き(挿入向き)に延びることで、側部23の延出端から本体部21に向けて窪む形状の切欠き部24を設けることができる。これにより、筒部材30(挿入部31)の下端部31aを押し広げるように押圧する(加締める)工程において、筒部材30の下端部31aでフランジ部34を形成しながら、フランジ部34から突出する突起部35を切欠き部24に嵌めることができる。このため、筒部材30を固定するための工程が、筒部材30の下端部31aを押し広げるように押圧する(加締める)工程のみで良い。換言すると、挿入された筒部材30の開口端を径方向外側に押し広げる工程と、押し広げた開口端を切欠き部に嵌まるように押し付ける工程と、の2つの工程(別工程)は必要ない。
更に、上記の固定で筐体部10に生じる負荷を、補強部材20が設けられることで低減できるので、筐体部10の変形を抑制し、ガスメータ1の歩留まりが良い。加えて、孔13及び孔22に筒部材30を挿入することで簡単に筐体部10と補強部材20との位置合わせができる。上記より、生産性の向上が図れる。
更に、別の効果として、切欠き部24に突起部35が入ることで筒部材30の回転を抑止できる。加えて、フランジ部34が孔22よりも下側(筐体部10の内側)に配置されていることで、筒部材30の上下方向の動きを抑止できる。このため、筒部材30の上下方向の動き及び回転を抑止できる(安定した固定状態)。また、補強部材20を筐体部10内部に配置することで、筐体部10の板厚を薄くすることができる。よって、筐体部10全体の軽量化が図れる。このため、筐体部10全体の軽量化及び上述した工程数の減少によって、生産コストが削減される。
更に、本実施形態に係るガスメータ1によれば、筒部材30の大径部32が筐体部10の外表面(本体部11の上板部の外面)と接触していることで、筒部材30の下向き(挿入向き)の動きを抑止できる。また、フランジ部34が孔22の周縁を覆うように広がっていることで、大径部32とフランジ部34との間に筐体部10及び補強部材20が挟み込まれ、補強部材20及び筒部材30の安定した固定状態を維持できる。
更に、本実施形態に係るガスメータ1によれば、補強部材20に設けられた一対の孔22に、筒部材30が各々に挿入されることで、筐体部10に対する補強部材20の回転を抑止できる。
<他の形態>
なお、本考案は上記各実施形態に限定されることはなく、本考案の範囲内において種々の変形例を採用することができる。例えば、本考案は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本考案を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
上記実施形態では、図5に示すように、筒部材30の大径部32が筐体部10(本体部11)の外表面に直接接触している。これに対し、大径部32と筐体部10(本体部11)の外表面との間に、止水用のゴム部材が挟まれていてもよい。
更に、上記実施形態では、一対の孔22が形成された単一の補強部材20を使用して、筐体部10が補強されている。これに対し、それぞれに単一の孔22が形成された一対の補強部材20を使用して、筐体部10が補強されていてもよい。
更に、上記実施形態では、挿入部31の下端部31aの加締めにより得られるフランジ部34が、径方向外側に広がり且つ周方向に連続する円環状の形状を有している。これに対し、挿入部31の下端部31aの加締めにより得られるフランジ部が、径方向外側に広がり且つ周方向に不連続な形状を有していてもよい。
ここで、上述した本考案に係るガスメータ1の実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[3]に簡潔に纏めて列記する。
[1]
筐体部(10)と、前記筐体部(10)の内部に配置される補強部材(20)と、前記筐体部(10)の外部から前記筐体部(10)及び前記補強部材(20)に挿入される筒部材(30)と、を備えるガスメータ(1)であって、
前記筐体部(10)は、
前記筒部材(30)が挿入される第1の孔(13)を有し、
前記補強部材(20)は、
前記筒部材(30)が挿入される第2の孔(22)を有する本体部(21)と、前記本体部(21)における縁部から挿入向きに延びる側部(23)と、を有し、
前記側部(23)は、切欠き部(24)を有し、
前記筒部材(30)は、
前記第2の孔(22)よりも前記筐体部(10)の内部にある前記筒部材(30)の端部(31a)が径方向外側に広がるフランジ部(34)と、前記フランジ部(34)から前記径方向外側に突出して前記切欠き部(24)に入る突起部(35)と、を有する、
ガスメータ(1)。
[2]
上記[1]に記載のガスメータ(1)において、
前記筒部材(30)は、
前記第1の孔(13)及び前記第2の孔(22)に挿入される挿入部(31)と、前記第1の孔(13)よりも径が大きく、前記挿入部(31)に連続する大径部(32)と、を有し、
前記大径部(32)と前記筐体部(10)の外表面とが接触し、
前記フランジ部(34)は、前記第2の孔(22)の周縁を覆うように前記径方向外側に広がる、
ガスメータ(1)。
[3]
上記[1]又は上記[2]に記載のガスメータ(1)において、
前記筐体部(10)は、複数の前記第1の孔(13)を有し、
前記補強部材(20)は、
前記本体部(21)が長板状の形状を有するとともに、前記複数の前記第1の孔(13)に対応するように複数の前記第2の孔(22)を有し、更に、前記複数の前記第2の孔(22)に対応するように複数の前記切欠き部(24)を有し、
当該ガスメータ(1)は、前記複数の前記第2の孔(22)の各々に挿入される複数の前記筒部材(30)を有する、
ガスメータ(1)。
1 ガスメータ
10 筐体部
13 孔(第1の孔)
20 補強部材
21 本体部
22 孔(第2の孔)
23 側部
24 切欠き部
30 筒部材
31 挿入部
31a 下端部(端部)
34 フランジ部
35 突起部

Claims (3)

  1. 筐体部と、前記筐体部の内部に配置される補強部材と、前記筐体部の外部から前記筐体部及び前記補強部材に挿入される筒部材と、を備えるガスメータであって、
    前記筐体部は、
    前記筒部材が挿入される第1の孔を有し、
    前記補強部材は、
    前記筒部材が挿入される第2の孔を有する本体部と、前記本体部における縁部から挿入向きに延びる側部と、を有し、
    前記側部は、切欠き部を有し、
    前記筒部材は、
    前記第2の孔よりも前記筐体部の内部にある前記筒部材の端部が径方向外側に広がるフランジ部と、前記フランジ部から前記径方向外側に突出して前記切欠き部に入る突起部と、を有する、
    ガスメータ。
  2. 請求項1に記載のガスメータにおいて、
    前記筒部材は、
    前記第1の孔及び前記第2の孔に挿入される挿入部と、前記第1の孔よりも径が大きく、前記挿入部に連続する大径部と、を有し、
    前記大径部と、前記筐体部の外表面と、が接触し、
    前記フランジ部は、前記第2の孔の周縁を覆うように前記径方向外側に広がる、
    ガスメータ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のガスメータにおいて、
    前記筐体部は、複数の前記第1の孔を有し、
    前記補強部材は、
    前記本体部が長板状の形状を有するとともに、前記複数の前記第1の孔に対応するように複数の前記第2の孔を有し、更に、前記複数の前記第2の孔に対応するように複数の前記切欠き部を有し、
    当該ガスメータは、前記複数の前記第2の孔の各々に挿入される複数の前記筒部材を有する、
    ガスメータ。
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