JP3226144U - イヤリング - Google Patents
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Abstract
Description
まず、特許文献1に記載されたイヤリングの脱落防止具には、フック状に形成されたワイヤ部があり、上記ワイヤ部の先端に設置された狭持片にイヤリングが取り付けられている。上記イヤリングには、U字金具と上記U字金具の一端側に螺合されたネジがあり、このネジはネジ頭と皿から構成されている。使用者が上記イヤリングを装着する際は、上記ワイヤ部を耳に後ろから引っ掛けるとともに、上記イヤリングのU字金具の他端側と上記皿との間に耳垂を挟んで装着する。
まず、特許文献1に記載されたイヤリングの場合には、フック状に形成されたワイヤ部を使用者の耳に後ろから引っ掛けているだけであり、例えば、前方からの何等かの衝撃により不用意に外れてしまうという問題があった。
また、上記ワイヤ部の引掛け作業とは別にイヤリング自体を耳垂に装着する作業が必要であり、全体として装着作業が煩雑であるという問題もあった。
また、上記ワイヤ部は比較的大きいためそれを耳に引っ掛けた状態が目立ってしまい、イヤリングとしての装飾性が低下してしまうという問題もあった。
次に、特許文献2に記載されたイヤリングチェーンの場合も同様であり、フック状に形成された本体を使用者の耳に引っ掛けているだけなので、何等かの衝撃により不用意に外れてしまうという問題があった。
また、本体の引掛け作業とは別にイヤリング自体の装着作業も必要であり、全体として装着作業が煩雑であるという問題もあった。
また、本体が比較的大きいためにそれを耳に引っ掛けた状態が目立ってしまい、イヤリングとしての装飾性が低下してしまうという問題もあった。
さらに、特許文献3に記載されたイヤリングの場合も同様であり、フック状に形成された取付部を使用者の耳に引っ掛けてあるだけなので、何等かの衝撃により不用意に外れてしまうという問題があった。
また、取付部が比較的大きいために、イヤリングとしての装飾性が低下してしまうという問題もあった。
又、請求項2によるイヤリングは、請求項1記載のイヤリングにおいて、上記通し部材には貫通孔が穿孔されていて、この貫通孔内には弾性部材からなるストッパが内装されていて、このストッパには貫通孔が穿孔されていて、上記線状部材は上記ストッパの貫通孔に通されることを特徴とするものである。
又、請求項3によるイヤリングは、請求項2記載のイヤリングにおいて、上記ストッパの貫通孔の内径は上記線状部材の外径以下に設定されていて、弾性変形することにより上記線状部材の移動を許容するとともに線状部材を弾性保持することを特徴とするものである。
又、請求項4によるイヤリングは、請求項3記載のイヤリングにおいて、上記ストッパはシリコン製であることを特徴とするものである。
又、請求項5によるイヤリングは、請求項1〜請求項4の何れかに記載のイヤリングにおいて、上記耳装着部には上記線状部材に沿って移動可能な2つの押さえ部材が設置されており、上記耳装着部を上記使用者の耳に装着した際上記2つの押さえ部材の間に上記使用者の耳朶が挟まれることを特徴とするものである。
又、請求項6によるイヤリングは、請求項1〜請求項5の何れかに記載のイヤリングにおいて、上記線状部材は貴金属からなることを特徴とするものである。
又、請求項7によるイヤリングは、請求項1〜請求項6の何れかに記載のイヤリングにおいて、上記通し部材は貴金属又は宝石からなることを特徴とするものである。
又、請求項8によるイヤリングは、請求項1〜請求項7の何れかに記載のイヤリングにおいて、上記押さえ部材は貴金属又は宝石からなることを特徴とするものである。
又、請求項2記載のイヤリングによると、請求項1記載のイヤリングにおいて、上記通し部材には貫通孔が穿孔されていて、この貫通孔内には弾性部材からなるストッパが内装されていて、このストッパには貫通孔が穿孔されていて、上記線状部材は上記ストッパの貫通孔に通されるので、更に確実かつ容易に脱落を防止できる。
又、請求項3記載のイヤリングによると、請求項2記載のイヤリングにおいて、上記ストッパの貫通孔の内径は上記線状部材の外径以下に設定されていて、弾性変形することにより上記線状部材の移動を許容するとともに線状部材を弾性保持するので、簡易な構成により確実かつ容易に脱落を防止できる。
又、請求項4記載のイヤリングによると、請求項3記載のイヤリングにおいて、上記ストッパはシリコン製であるので、更に簡易な構成により確実かつ容易に脱落を防止できる。
又、請求項5記載のイヤリングによると、請求項1〜請求項4の何れかに記載のイヤリングにおいて、上記耳装着部には上記線状部材に沿って移動可能な2つの押さえ部材が設置されており、上記耳装着部を上記使用者の耳に装着した際上記2つの押さえ部材の間に上記使用者の耳朶が挟まれるので、更に確実かつ容易に脱落を防止できる。
又、請求項6記載のイヤリングによると、請求項1〜請求項5の何れかに記載のイヤリングにおいて、上記線状部材は貴金属からなるので、更に簡易な構成により確実かつ容易に脱落を防止できる。
又、請求項7記載のイヤリングによると、請求項1〜請求項6の何れかに記載のイヤリングにおいて、上記通し部材は貴金属又は宝石からなるので、更に簡易な構成により確実かつ容易に脱落を防止できる。
又、請求項8記載のイヤリングによると、請求項1〜請求項7の何れかに記載のイヤリングにおいて、上記押さえ部材は貴金属又は宝石からなるので、更に簡易な構成により確実かつ容易に脱落を防止できる。
この一実施の形態によるイヤリング1には、図1に示すように、可撓性を備えた線状部材としてのチェーン3がある。このチェーン3はk14gf製の鎖である。k14gfは、例えば、真鍮に14金を圧着してコーティングした材料であり、装飾性も備えている。
上記イヤリング1には通し部材5がある。上記通し部材5は、図2(a)に示すように、略球状の部材で中心位置にストッパ収容貫通孔7が形成されている。上記ストッパ収容貫通孔7内にはシリコン製のストッパ9が内装されている。上記ストッパ9は、略円筒形状の部材で貫通孔11が形成されている。
また、上記チェーン3の他端には、例えば、天然石からなる装飾品31が連結されている。
まず、使用者25がイヤリング1を装着する場合、耳装着部15を使用者25の耳27に掛ける。次に、通し部材5をチェーン3に沿って上記耳27側に移動させて、上記耳装着部15の大きさを上記耳27から外れないような適宜大きさに調整し、上記耳27から脱落しないようにする。
上記通し部材5にはストッパ9が内装されているので、ストッパ9が弾性変形することにより上記チェーン3の移動は許容され、その位置は弾性保持され、上記耳装着部15の緩みが防止される。これにより上記イヤリング1の脱落が確実に防止される。
また、上記イヤリング1を上記使用者25の耳27に装着した際、上記押さえ部材21、21が自重によって下側に移動し、上記押さえ部材21、21間に上記使用者25の耳27の耳朶29が挟まれる。これによっても、上記イヤリング1の脱落が防止される。
まず、チェーン3の一端側には通し部材5が連結されていて、上記通し部材5に上記チェーン3の他端側を貫通させて、上記チェーン3の一部を環状として耳装着部15を構成し、上記耳装着部15に使用者25の耳27を通して装着するようになっているので、簡単な構成で、且つ、簡単な装着作業でイヤリング1の脱落を確実に防止することができる。
また、上記通し部材5を上記チェーン3に沿って耳27側に移動させて、上記耳装着部15の大きさを上記使用者25の耳27から外れない適宜の大きさに調整することができるので、上記効果はより確実なものとなる。
また、耳装着部15の大きさを調整した後はストッパ9によりチェーン3が弾性保持されるので、耳装着部15が緩んでその大きさが不用意に大きくなるようなことはなく、それによって、脱落防止機能を長期にわたって維持することができる。
また、上記耳装着部15には押さえ部材21、21が設置されていて、上記イヤリング1を上記使用者25の耳27に装着した際、上記押さえ部材21、21が自重によって下側に移動し、上記押さえ部材21、21間に上記使用者25の耳27の耳朶29が挟まれるようになっているので、それによっても上記イヤリング1の脱落を防止することができる。
また、耳装着部15は比較的繊細なチェーン3から構成されているので耳27に引っ掛けた状態が目立つことはなく、イヤリングとしての装飾性を損なうことはない。
前記一実施の形態の場合には、線状部材として貴金属製のチェーンを使用した例を挙げて説明したが、それに限定されるものではなく、天然繊維や化学繊維製の紐体、貴金属製のワイヤなど、様々なものを用いる場合が考えられる。
通し部材、押さえ部材についてもその材質を特に限定するものではない。
その他、図示した構成はあくまで一例である。
3 チェーン(線状部材)
5 通し部材
9 ストッパ
15 耳装着部
21 押さえ部材
31 装飾品
又、請求項2によるイヤリングは、請求項1記載のイヤリングにおいて、上記通し部材には貫通孔が穿孔されていて、この貫通孔内には弾性部材からなるストッパが内装されていて、このストッパには貫通孔が穿孔されていて、上記線状部材は上記ストッパの貫通孔に通されることを特徴とするものである。
又、請求項3によるイヤリングは、請求項2記載のイヤリングにおいて、上記ストッパの貫通孔の内径は上記線状部材の外径以下に設定されていて、弾性変形することにより上記線状部材の移動を許容するとともに線状部材を弾性保持することを特徴とするものである。
又、請求項4によるイヤリングは、請求項3記載のイヤリングにおいて、上記ストッパはシリコン製であることを特徴とするものである。
又、請求項5によるイヤリングは、請求項1〜請求項4の何れかに記載のイヤリングにおいて、上記耳装着部には上記線状部材に沿って移動可能な2つの押さえ部材が設置されており、上記耳装着部を上記使用者の耳に装着した際上記2つの押さえ部材の間に上記使用者の耳朶が挟まれることを特徴とするものである。
又、請求項6によるイヤリングは、請求項1〜請求項5の何れかに記載のイヤリングにおいて、上記線状部材は貴金属からなることを特徴とするものである。
又、請求項7によるイヤリングは、請求項1〜請求項6の何れかに記載のイヤリングにおいて、上記通し部材は貴金属又は宝石からなることを特徴とするものである。
又、請求項8によるイヤリングは、請求項5記載のイヤリングにおいて、上記押さえ部材は貴金属又は宝石からなることを特徴とするものである。
又、請求項2記載のイヤリングによると、請求項1記載のイヤリングにおいて、上記通し部材には貫通孔が穿孔されていて、この貫通孔内には弾性部材からなるストッパが内装されていて、このストッパには貫通孔が穿孔されていて、上記線状部材は上記ストッパの貫通孔に通されるので、更に確実かつ容易に脱落を防止できる。
又、請求項3記載のイヤリングによると、請求項2記載のイヤリングにおいて、上記ストッパの貫通孔の内径は上記線状部材の外径以下に設定されていて、弾性変形することにより上記線状部材の移動を許容するとともに線状部材を弾性保持するので、簡易な構成により確実かつ容易に脱落を防止できる。
又、請求項4記載のイヤリングによると、請求項3記載のイヤリングにおいて、上記ストッパはシリコン製であるので、更に簡易な構成により確実かつ容易に脱落を防止できる。
又、請求項5記載のイヤリングによると、請求項1〜請求項4の何れかに記載のイヤリングにおいて、上記耳装着部には上記線状部材に沿って移動可能な2つの押さえ部材が設置されており、上記耳装着部を上記使用者の耳に装着した際上記2つの押さえ部材の間に上記使用者の耳朶が挟まれるので、更に確実かつ容易に脱落を防止できる。
又、請求項6記載のイヤリングによると、請求項1〜請求項5の何れかに記載のイヤリングにおいて、上記線状部材は貴金属からなるので、更に簡易な構成により確実かつ容易に脱落を防止できる。
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又、請求項8記載のイヤリングによると、請求項5記載のイヤリングにおいて、上記押さえ部材は貴金属又は宝石からなるので、更に簡易な構成により確実かつ容易に脱落を防止できる。
Claims (8)
- 可撓性を備えた線状部材と、
上記線状部材の一端に連結され上記線状部材の他端が通される通し部材と、
上記通し部材を通された上記線状部材の他端に取り付けられる装飾品と、
を具備し、
上記線状部材の他端を上記通し部材に通して環状の耳装着部を構成し、
上記耳装着部を使用者の耳に掛け上記通し部材を上記線状部材に沿って上記耳側に移動させることにより上記耳装着部の大きさを適宜調整することを特徴とするイヤリング。 - 請求項1記載のイヤリングにおいて、
上記通し部材には貫通孔が穿孔されていて、この貫通孔内には弾性部材からなるストッパが内装されていて、このストッパには貫通孔が穿孔されていて、上記線状部材は上記ストッパの貫通孔に通されることを特徴とするイヤリング。 - 請求項2記載のイヤリングにおいて、
上記ストッパの貫通孔の内径は上記線状部材の外径以下に設定されていて、弾性変形することにより上記線状部材の移動を許容するとともに線状部材を弾性保持することを特徴とするイヤリング。 - 請求項3記載のイヤリングにおいて、
上記ストッパはシリコン製であることを特徴とするイヤリング。 - 請求項1〜請求項4の何れかに記載のイヤリングにおいて、
上記耳装着部には上記線状部材に沿って移動可能な2つの押さえ部材が設置されており、
上記耳装着部を上記使用者の耳に装着した際上記2つの押さえ部材の間に上記使用者の耳朶が挟まれることを特徴とするイヤリング。 - 請求項1〜請求項5の何れかに記載のイヤリングにおいて、
上記線状部材は貴金属からなることを特徴とするイヤリング。 - 請求項1〜請求項6の何れかに記載のイヤリングにおいて、
上記通し部材は貴金属又は宝石からなることを特徴とするイヤリング。 - 請求項1〜請求項7の何れかに記載のイヤリングにおいて、
上記押さえ部材は貴金属又は宝石からなることを特徴とするイヤリング。
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