JP3225701B2 - インクジェット記録ヘッドユニット - Google Patents
インクジェット記録ヘッドユニットInfo
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- JP3225701B2 JP3225701B2 JP18695593A JP18695593A JP3225701B2 JP 3225701 B2 JP3225701 B2 JP 3225701B2 JP 18695593 A JP18695593 A JP 18695593A JP 18695593 A JP18695593 A JP 18695593A JP 3225701 B2 JP3225701 B2 JP 3225701B2
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- recording head
- ink
- case
- ink bag
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- Ink Jet (AREA)
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Description
使用されるインクジェット記録ヘッドユニットに関す
る。
6、図7に示すようにユニット9として構成されるのが
一般的である。このユニット9は、キャリッジに搭載さ
れて記録紙の幅方向に走行し、記録紙上に印字すること
ができる。図6はユニットの縦断面図であり、図7は図
6の後部における横断面図である。図示されるように、
ケース5の先端部の内側にインクジェット記録ヘッド
(以下、記録ヘッドと言う)1が取り付けられ、ケース
5の中央部から後部にかけてプラスチック膜により形成
されたインク袋2が収納・支持されている。
接続され、さらにパイプ3の他端が記録ヘッド1にホル
ダ4を介して接続されている。それによりインク袋2内
のインクはパイプ3およびホルダ4内のインク通路を介
して記録ヘッド1へ送られ、記録ヘッド1上の圧電素子
8により加圧されて紙面に吐出される。ケース5の後端
上部にはコネクタ11が設置されて、FPC12を介し
て圧電素子8に接続されている。
イプ3からインクが注入されてから、パイプ3をホルダ
4に接着する。このユニット9では、振動や衝撃等によ
り、記録ヘッド1のインク通路に空気が混入することが
ある。その場合は、図9に示すように、布10を記録ヘ
ッド1の先端に押し当ててインクを吸い取ることによ
り、空気も一緒に除去していた。
ッド1に混入した空気を布により吸い出す場合、吸い出
す時間や布の当て方によっては、空気を完全に吸い出す
ことができないことがある。また、記録ヘッド1の奥の
ホルダ4やパイプ3にまで空気が侵入した場合は、単に
布を押し当てただけでは完全に吸い出すことができずに
インク不吐出を起こし印字不良の原因になるという問題
がある。同様にして、製造工程におけるインク注入の段
階で初めからインク袋2やパイプ3内に空気が残ってし
まった場合は、対処のしようがなく、歩留り低下の一因
になっていた。
れたもので、その発明の目的とするところは、インクに
混入した空気の除去が簡単にできるインクジェット記録
ヘッドユニットを提供することにある。
に、本発明は、ケース内にインク袋を収納するとともに
ケース先端に記録ヘッドを設置し、インク袋と記録ヘッ
ドとの間をパイプにより接続してインク袋から記録ヘッ
ドへインクを供給するインクジェット記録ヘッドユニッ
トにおいて、インク袋に対向する位置のケース両側面に
形成された切り欠き部と、板バネがU字形に折曲され中
央部がケース内に固定されるとともに、両端の自由端部
がケースの切り欠き部の内側に配設されて形成された押
圧板とを備えたことを特徴とする。
ケース両側面に切り欠き部が形成される。U字形に折曲
された板バネの中央部がケース内に固定されるととも
に、両端の自由端部が切り欠き部の内側に配設されて押
圧板となる。それにより、記録ヘッド等に空気が侵入し
た場合は、この押圧板をケースの切り欠き部の外側から
押圧すると、押圧板は内側のインク袋を挾圧してインク
をパイプに押し出すことにより、記録ヘッドやパイプ内
の空気がインクとともに除去される。
る。図1〜図5は本発明に係る実施例を示し、図1はケ
ースの上部を切り欠いて内部を示した平面図、図2はケ
ースを縦方向に切断して内部を示した側面図、図3は図
2の後部における断面図、図4は押圧板の単体の状態を
示す斜視図、図5は使用状態を示す説明図である。図1
〜図3においては、ケース13の先端部の内側に記録ヘ
ッド1が取り付けられ、ケース13の中央部から後部に
かけてプラスチック膜により形成されたインク袋2が収
納・支持されている。
接続され、さらにパイプ3の他端が記録ヘッド1にホル
ダ4を介して接続されている。それによりインク袋2内
のインクはパイプ3およびホルダ4内のインク通路を介
して記録ヘッド1へ送られ、記録ヘッド1上の圧電素子
8により加圧されて紙面に吐出される。ケース13の後
端上部にはコネクタ11が設置されて、FPC12を介
して圧電素子8に接続されている。 ここまでの構造は、
図6,図7に示した従来のインクジェット記録ヘッドユ
ニットと同じである。
いる部分の両側面に、長方形の切欠き13a,13bが
形成されており、この切欠き13a,13bを内側から
覆うように、バネ板により形成された押圧板6の端部6
a,6bが装着される。切欠き13a,13bと嵌合す
る押圧板6の端部6a,6bは、それぞれ断面コ字状に
折曲されており、突出した面がケース13の外面と一致
する。なお、押圧板6は、図4に示すように、1枚のバ
ネ板をU字状に折曲して形成され、中央に傾斜面6cが
形成されている。この傾斜面6cに対応する傾斜角度を
有するケース13の内面に、傾斜面6cが接着されるこ
とにより押圧板6はケース13に固定される。
定されると、押圧板6の両端部6a,6bが外方に拡が
るようにして切欠き13a,13bに嵌合して安定す
る。ここで、記録ヘッド1やホルダ4に空気が侵入して
印字不良が発生したら、図5に示すように、ケース13
を握り、切欠き13a,13bに嵌合されている押圧板
6の端部6a,6bをそれぞれ内側へ指で押し込む。す
ると、押圧板6がその内側に収納されているインク袋2
を挾圧し、加圧されたインクはパイプ3を介してホルダ
4および記録ヘッド1へ押し出されることにより、空気
がインクとともに除去される。
内のインク袋2を外部から加圧してインクを強制的に記
録ヘッド1側へ押し出すことを可能にしたことにより、
インク内に侵入してきた空気や気泡を簡単に除去するこ
とが可能になる。それにより、空気混入によるインク不
吐出を速やかに回復して、印字品質を安定させることが
可能になる。なお、ケース13の切欠き13a,13b
の形状は長方形に限らず任意の形状にすることが可能で
あり、また、ケース13の片面だけに切欠きを形成する
こと も可能である。
ヘッド等に空気が侵入した場合に、ケースの切り欠き部
の外側から押圧板を押し込むことにより、内側のインク
袋が挾圧されてインクがパイプに押し出され、記録ヘッ
ドやパイプ内の空気がインクとともに除去される。その
結果、空気混入によるインク不吐出が解消され、印字品
質が向上する。
た平面図である。
た側面図である。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 ケース内にインク袋を収納するとともに
ケース先端に記録ヘッドを設置し、インク袋と記録ヘッ
ドとの間をパイプにより接続してインク袋から記録ヘッ
ドへインクを供給するインクジェット記録ヘッドユニッ
トにおいて、インク袋に対向する位置のケース両側面に
形成された切り欠き部と、 板バネがU字形に折曲され中央部がケース内に固定され
るとともに、両端の自由端部がケースの切り欠き部の内
側に配設されて形成された押圧板と、 を備えたことを特徴とするインクジェット記録ヘッドユ
ニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18695593A JP3225701B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | インクジェット記録ヘッドユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18695593A JP3225701B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | インクジェット記録ヘッドユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0781056A JPH0781056A (ja) | 1995-03-28 |
JP3225701B2 true JP3225701B2 (ja) | 2001-11-05 |
Family
ID=16197654
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18695593A Expired - Fee Related JP3225701B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | インクジェット記録ヘッドユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3225701B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016060019A1 (ja) * | 2014-10-15 | 2016-04-21 | コニカミノルタ株式会社 | インクカートリッジ及びインクジェット記録装置 |
JP6015818B1 (ja) * | 2015-06-26 | 2016-10-26 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷装置 |
JP7068645B2 (ja) * | 2018-02-02 | 2022-05-17 | 株式会社リコー | 液体吐出ヘッド、液体を吐出する装置及び液体吐出ヘッドの製造方法 |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP18695593A patent/JP3225701B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0781056A (ja) | 1995-03-28 |
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