JP3225643B2 - 基準位置合わせ用マスター装置 - Google Patents

基準位置合わせ用マスター装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、陰極線管の色選別電極
組立て装置等のいわゆる互いに関連する生産作業装置の
基準位置合わせに用いられる基準位置合わせ用マスター
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー陰極線管においては、例えば図1
2〜図14に示すように、色選別電極(この例では枠状
のフレーム2上に多数の金属細条からなるグリッド素体
3を所定間隔をおいて架張されてなるアパーチャグリ
ル)1がそのフレーム2に例えばホルダー4を介して溶
接した支持スプリング5〔5A,5B,5C,5D〕を
パネル6の内面に一体に接合された支持ピン即ちパネル
ピン7〔7A,7B,7C,7D〕に嵌合して取付けら
れている。8は支持スプリング5の遊端に形成されてパ
ネルピン7に対する嵌合孔である。特に、高精細度のカ
ラー陰極線管では色選別電極1の支持を図12に示すよ
うに4ピン支持方式を用いて行っている。
【0003】高精細度カラー陰極線管におけ色選別電極
1とパネル6との組合わせ精度は品質を維持するために
極めて重要である。パネルピン7の位置を測定してこの
パネルピン7に嵌合できるように色選別電極1のフレー
ム2に支持スプリング5を溶接するが、このときに位置
ずれ量をいかにスプリングの溶接位置に転写させ、溶接
後に、パネル6と色選別電極1を組合わせたとき、すな
わち支持スプリング5をパネルピン7に嵌合させたとき
に、位置ずれ量を零にするかが品質を決める上で大きな
ポイントとなる。この精度を維持するために色選別電極
1のフレーム2に支持スプリング5を溶接する際のシス
テムとしては、3つの生産作業装置即ちパネルピン7の
位置を測定するピン位置測定機と、このパネルピン7に
色選別電極1を支持するための支持スプリング5を溶接
するスプリング溶接機と、溶接後の位置決め精度を測定
するための第4スプリング(5D)位置測定機から成立
っている。
【0004】まずピン位置測定機によってパネル内面に
接合された各パネルピン7〔7A,7B,7C,7D〕
の位置、すなわち第1、第2及び第3のパネルピン7
A,7B,7Cに対してはそのx方向の位置及びy方向
の位置を測定し、第4のパネルピン7Dに対してはx方
向、y方向及びz方向の位置を測定する。そして、この
位置データをコンピュータ等で転送してスプリング溶接
機において基準位置からの距離を調整して溶接点を定め
る。その後、各支持スプリング5〔5A,5B,5C,
5D〕を色選別電極1のフレーム2に直接又はホルダー
を介して溶接する。そして、溶接後の各支持スプリング
5の位置決め精度を測定するために、第4スプリング位
置測定機により第1、第2及び第3の支持スプリング5
A,5B,5Cの位置を基準として第4の支持スプリン
グ5Dの位置データを読取り、その溶接後の位置決め精
度を測定するようにしている。
【0005】従来、ピン位置測定機、スプリング溶接機
及び第4スプリング位置測定機のそれぞれに対する基準
位置合わせは、それぞれ専用の調整用マスター治具を作
り、各装置に対して基準位置調整を行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに互いに関連するピン位置測定機、スプリング溶接機
及び第4スプリング位置測定機等の調整には、それぞれ
個々につくられた調整用マスター治具を用いて行ってい
るために、それぞれの装置の基準位置がわずかながら異
なる場合が多い。したがって、マスター治具をセットし
たとき数値的に位置データを把握できないために誤差が
生じ易くなり、品質不良の要因になっている。
【0007】また、複数のマスター治具を使うことによ
ってマスター治具間の誤差が大きく、関連装置の相関関
係がとれなくなり品質の不安定化につながっている。
【0008】本発明は、上述の問題点を改善し、確実に
精度よく基準位置合わせが再現できる基準位置合わせ用
マスター装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる基準位置
合わせ用マスター装置10は、基準ピン11を備えたピ
ン基準マスター12と、この基準ピン11の位置を零基
準に合わせるための目盛を有するダイヤルゲージ21を
有して関連する複数の生産作業装置34の位置決めピン
35の基準位置合わせに共通に使用される転写マスター
治具13とからなり、転写マスター治具13がピン基準
マスター12に対して着脱可能となるように構成する。
【0010】また、本発明は、上記基準位置合わせ用マ
スター装置10において、そのピン基準マスター12の
基準ピン11を陰極線管のパネルピン位置と同じ位置に
設けるように構成する。
【0011】また、本発明は、上記基準位置合わせ用マ
スター装置10において、そのピン基準マスター12と
して第1、第2、第3及び第4の基準ピン11A,11
B,11C及び11Dを備え、転写マスター治具13の
ダイヤルゲージ21を上記第1、第2及び第3の基準ピ
ン11A,11B及び11Cの各x方向及びy方向と、
第4の基準ピン11Dのx方向、y方向及びz方向の各
位置に対応して9個(21Ax 〜21Dz )設けるよう
に構成する。
【0012】また、本発明は、上記基準位置合わせ用マ
スター装置10において、ダイヤルゲージ21としてレ
リーズ型のダイヤルゲージを用いるようになす。
【0013】さらに、本発明は、上記基準位置合わせ用
マスター装置10において、その生産作業装置として陰
極線管の色選別組立て装置に用いるように構成すること
ができる。
【0014】
【作用】本発明に係る基準位置合わせ用マスター装置1
0においては、ピン基準マスター12と転写マスター治
具13とを重ね合わせ、転写マスター治具13のダイヤ
ルゲージ21をピン基準マスター12の基準ピン11に
当接してダイヤルゲージ21の目盛を零に合わせる。す
なわち、転写マスター治具13におけるダイヤルゲージ
21を零基準に合わせて基準ピン11の位置を転写させ
る。
【0015】次に、零基準に合わされた転写マスター治
具13を関連する生産作業装置34にセットし、その生
産作業装置34の位置決めピン35を転写マスター治具
13のダイヤルゲージ21に合わせる。すなわち、ダイ
ヤルゲージ21を装置34の位置決めピン35に当接す
る。このときダイヤルゲージ21側で目盛が零基準から
ずれた場合には、生産作業装置34の位置決めピン35
の位置を調整して転写マスター治具13のダイヤルゲー
21の目盛が零になるようにする。即ちダイヤルゲー
の目盛が零になるところまで位置決めピン35を合わ
せる。
【0016】これによってこの生産作業装置34の位置
決めピン35の位置は最初のピン基準マスター12の基
準ピン11の位置と合致する。同様にして同じ転写マス
ター治具13を用いて他の関連する生産作業装置の位置
決めピンの位置合わせを行う。
【0017】このように1つの転写マスター治具13に
よってそれぞれ関連する生産作業装置34の基準位置合
わせを行うことにより、生産作業装置相互間での基準位
置は正確に保たれ、従来のような誤差が生じなくなる。
したがって、精度のよい組立てが行われる。
【0018】上記基準位置合わせ用マスター装置10に
おいて、ピン基準マスター12の基準ピン11を陰極線
管のパネルピンの位置と同じ位置に設けることにより、
陰極線管の色選別電極組立ての関連装置への適用が可能
になる。
【0019】また、上記基準位置合わせ用マスター装置
10において、ピン基準マスター12として第1、第
2、第3及び第4の基準ピン11A,11B,11C及
び11Dを備え、転写マスター治具13のダイヤルゲー
21を第1、第2及び第3の基準ピン11A,11B
及び11Cのx方向及びy方向と、第4の基準ピン11
Dのx方向、y方向及びz方向の各位置に対応して9個
(21Ax 〜21Dz )設けるようになすことにより、
例えば4ピン支持の高精細度陰極線管の色選別電極組立
ての関連装置への適用が可能となる。
【0020】ダイヤルゲージ21としてレリーズ型のダ
イヤルゲージを用いることにより、転写マスター治具1
3のセット時、取外し時に測定子27がぶつからないよ
うにし、より高精度の基準位置合わせが行われる。
【0021】
【実施例】以下、図面を参照して本発明による基準位置
合わせ用マスター装置の実施例を説明する。
【0022】本例は高精細度のカラー陰極線管における
色選別電極(アパーチャグリル)のスプリング溶接に際
しての各関連装置の基準位置合わせに用いられる基準位
置合わせ用マスター装置に適用した場合である。
【0023】本実施例は、図1及び図2に示すように、
基準ピン11を備えたパネルピン基準マスター12と、
これとペアを組む転写マスター治具13とによって基準
位置合わせ用マスター装置10を構成する。
【0024】パネルピン基準マスター12は、図8〜図
10に示すように、基台14上において陰極線管のパネ
ル内面に接合されたパネルピン7〔7A,7B,7C,
7D〕に対応する位置に4つの基準ピン11〔11A,
11B,11C,11D〕を有して、かつ転写マスター
治具13を重ね合わせるときの位置決め用の透孔15を
有する1対のハウジング16が設けられてなる。この基
準ピン11は、パネルピン7のマスターとなるものでパ
ネルピン7と同形状に形成され、パネルピン設計位置に
設けられる。なお、17は取っ手である。
【0025】一方、転写マスター治具13は図3〜図6
に示すように、基台22上においてパネルピン基準マス
ター12側の4つの基準ピン11〔11A,11B,1
1C,11D〕に対応して之等の基準ピン11〔11
A,11B,11C,11D〕の位置を測定する測定手
段21〔21Ax 〜21Dz 〕が設けられる。すなわ
ち、第1の基準ピン11Aに対してそのx方向及びy方
向の位置をそれぞれ測定するための第1のx方向測定手
段21Ax 及び第1のy方向測定手段21Ay が設けら
れ、第2の基準ピン11Bに対応してそのx方向及びy
方向の位置を測定するための第2のx方向測定手段21
x 及び第2のy方向測定手段21By が設けられ、第
3の基準ピン11Cに対応してそのx方向及びy方向の
位置を測定するための第3のx方向測定手段21Cx
び第3のy方向測定手段21Cy が設けられる。また、
第4の基準ピン11Dに対応してそのx方向及びy方向
の位置を測定するための第4のx方向測定手段21Dx
及び第4のy方向測定手段21Dy と、さらに管軸方向
のz方向の位置を測定するための第4のz方向測定手段
21Dz が配置される。
【0026】さらに、この基台22上には、パネルピン
基準マスター12の基台14に設けたハウジング16の
位置決め用の透孔15に対応する位置に、同様に位置決
め用の透孔23を有するハウジング24が1対が設けら
れる。また、これらの透孔15,23に対して挿脱可能
にマスター基準ピン25が設けられる。
【0027】各測定手段21〔21Ax 〜21Dz
は、基準ピン11〔11A〜11D〕に先端が当接する
測定子27を有したダイヤルゲージよりなり、図7に示
すように、レリーズ27を動作をして測定子27が基準
ピン11に当接するようになされている。さらに、リレ
ーズ28を動作させるための押上げ金具29が設けられ
ている。
【0028】この場合、図7に示すように軸線Oを中心
に押上げ金具29を90°回転し、押上げ金具29に設
けられたL字状溝(図示せず)に係合するピン30のロ
ックを外すと、スプリング31によって押上げ金具が移
動しレリーズ28が鎖線位置より実線位置まで動き、測
定子27が前進するようになされている。
【0029】次に、この基準位置合わせ用マスター装置
10の動作を説明する。まず、パネルピン基準マスター
12と転写マスター治具13をその位置決め用透孔15
及び23にマスター基準ピン25を共通に挿入するよう
にして互いに重ね合わせペアーにする。このパネルピン
基準マスター12と転写マスター治具13のセット時、
基準ピン11〔11A〜11D〕と各測定子27が干渉
しないように(所謂ぶつからないように)、予め押上げ
金具29をスプリング31に抗して押し込み、軸線Oを
中心に90°回転して押上げ金具29に設けられたL字
状溝(図示せず)にピン30を係合して押し込み金具2
9をロックし、この押し込み金具29によりレリーズ2
8を鎖線位置に移動させて測定子27を後退させて置
く。
【0030】次に、押上げ金具29を90°逆に回転し
ピン30のロックをはずし、スプリング31の弾性力に
よって押上げ金具29を移動しリレーズ28を実線位置
まで動かして測定子27を前進させ各基準ピン11〔1
1A〜11D〕に当接させる。即ち、各9つの測定手段
であるダイヤルゲージ21〔21Ax 〜21Dz 〕の測
定子27が夫々対応する基準ピン11〔11A〜11
D〕の各測定ポイントに当接する。
【0031】次に、測定子27が基準ピン11〔11A
〜11D〕に当接した状態で、各ダイヤルゲージ21
〔21Ax 〜21Dz 〕の目盛を零に合わせる(いわゆ
る零合わせを行う)。このようにして、パネルピン基準
マスター12の各基準ピン11の位置が、転写マスター
治具13のダイヤルゲージ21〔21Ax 〜21Dz
に転写される。
【0032】基準ピン11の位置が転写マスター治具1
3によって測定され転写された後に、押上げ金具29を
ロックしてマスター基準ピン25を抜取り、取っ手32
を両手でつかみ、転写マスター治具13全体を持ち上げ
てパネルピン基準マスター12から外す。
【0033】分離した後の転写マスター治具13を図1
1に示すように、関連する装置(例えばピン位置測定
機)34へ移動してセットした後、再びマスター基準ピ
ン25を挿入して転写マスター治具13と関連する装置
34との位置合わせを行う。位置合わせを終えた後、押
上げ金具29のロックを外しダイヤルゲージ21〔21
x 〜21Dz 〕の測定子27を装置34側の各位置決
めピン35〔35A〜35D〕に当接させる(但し、3
5A〜35Cは図示せず)。当接した後、ダイヤルゲー
ジ21〔21Ax 〜21Dz 〕の目盛を直読する。そし
て、このダイヤルゲージの目盛によってパネルピン基準
マスター12の基準ピン11〔11A〜11D〕の位置
と、関連装置34の位置決めピン35との差異を測定す
る。
【0034】ずれ量があった場合には、ダイヤルゲージ
21〔21Ax 〜21DZ 〕の値が零になるまで関連装
置34側の位置決めピン35を移動調整用手段37を介
して移動させて調整する。これによって関連装置34側
の位置決めピン35〔35A〜35D〕は初めのパネル
ピン基準マスター12の基準ピン11〔11A〜11
D〕の位置と同じ位置に調整されることになる。すなわ
ち、関連装置34の位置決めピン35の基準位置合わせ
が完了する。
【0035】この調整が終わったならば、同様にして、
この同じ転写マスター治具13を他の関連する装置(例
えばスプリング溶接機、第4スプリング位置測定機等)
にセットし、同様の操作をさせて他の関連する装置の位
置決めピンの基準位置合わせを行う。
【0036】このように互いに異なる関連装置34に対
して共通の転写マスター治具13を介してパネルピン基
準マスター12の基準ピン11位置を次々と転写させ、
すなわち位置決めピン35の基準位置合わせを行うこと
によって、結果として各関連装置34相互間での基準位
置の精度のばらつきを最小限に抑え、精度の均一化をは
かることができる。したがって、これを基準にして溶接
された支持スプリングを有する色選別電極とこれに対応
するパネルとは精度よくペアを組むことができる。
【0037】本発明によれば、関連する装置の基準位置
精度を同じ精度レベルで均等化することができ、色選別
電極溶接時における精度を補償することができる。した
がって、パネルと色選別電極の組合わせ時のばらつきを
抑え不良品の発生を低減することができる。
【0038】また、位置精度を数値的にとらえることが
できるので、設備の維持、管理面で極めて有用である。
【0039】また、従来は調整時にベテラン作業者が行
っていたが、本発明の基準位置合わせ用マスター装置1
0を用いることによって、誰にでも簡単に調整すること
ができ作業効率を向上させると共に、組立ての信頼性を
向上することができる。したがって陰極線管の品質向上
を促進することができる。
【0040】なお、上例では陰極線管の色選別電極のス
プリング溶接に際しての各関連装置の基準位置合わせに
適用したが、その他の互に関連する生産作業装置間の基
準位置合わせにも適用できる。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、基準ピンを備えたピン
基準マスターの基準位置を転写した転写マスター治具を
用いて各生産作業装置に対する基準位置を調整するよう
にしたことにより、各装置相互間の位置合わせ精度が正
確に行われる。したがって、組立て時におけるばらつき
を抑え、精度のよい組立てを行うことができる。また、
誰にでも簡単に位置合わせができるので、作業効率の向
上及び組立ての信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による基準位置合わせ用マスター装置の
実施例を示す構成図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】転写マスター治具の平面図である。
【図4】転写マスター治具の正面図である。
【図5】転写マスター治具の側面図である。
【図6】転写マスター治具の底面図である。
【図7】ダイヤルゲージのレリーズ部分の断面図であ
る。
【図8】パネルピン基準マスターの平面図である。
【図9】パネルピン基準マスターの正面図である。
【図10】パネルピン基準マスターの側面図である。
【図11】転写マスター治具のセット例を示す説明図で
ある。
【図12】陰極線管のパネルと色選別電極との係合状態
を示す構成図である。
【図13】図12の要部の断面図である。
【図14】色選別電極の支持スプリングの斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 色選別電極 2 フレーム 3 グリッド素体 5A〜5D 支持スプリング 6 パネル 7A〜7D パネルピン 10 基準位置合わせ用マスター装置 11A〜11D 基準ピン 12 パネルピン基準マスター 13 転写マスター治具 21Ax 〜21Dz 測定手段(ダイヤルゲージ) 25 マスター基準ピン 27 測定子 28 レリーズ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準ピンを備えたピン基準マスターと、 該基準ピンの位置を零基準に合わせるための目盛を有す
    るダイヤルゲージを備え、関連する複数の生産作業装置
    位置決めピンの基準位置合わせに共通に使用される転
    写マスター治具とからなり、 前記転写マスター治具が、前記ピン基準マスターに対し
    て着脱可能とされてなることを特徴とする基準位置合わ
    せ用マスター装置。
  2. 【請求項2】 ピン基準マスターの基準ピンが陰極線管
    のパネルピン位置と同じ位置に設けられてなる請求項1
    記載の基準位置合わせ用マスター装置。
  3. 【請求項3】 ピン基準マスターが、第1、第2、第3
    及び第4の基準ピンを備え、転写マスター治具のダイヤ
    ルゲージが前記第1、第2及び第3の基準ピンの各x方
    向及びy方向と、前記第4の基準ピンのx方向、y方向
    及びz方向の各位置に対応して9個設けられてなること
    を特徴とする請求項1または請求項2記載の基準位置合
    わせ用マスター装置。
  4. 【請求項4】 ダイヤルゲージはレリーズ型のダイヤル
    ゲージを用いることを特徴とする請求項1、請求項2ま
    たは請求項3記載の基準位置合わせ用マスター装置。
  5. 【請求項5】 生産作業装置が陰極線管の色選別電極組
    立て装置であることを特徴とする請求項1、請求項2、
    請求項3または請求項4記載の基準位置合わせ用マスタ
    ー装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8007867B2 (en) 2005-08-30 2011-08-30 Panasonic Corporation Multilayered information recording medium and process for producing said multilayered information recording medium, and apparatus for producing multilayered information recording medium and screen constituting said production apparatus for producing multilayered information recording medium

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US8007867B2 (en) 2005-08-30 2011-08-30 Panasonic Corporation Multilayered information recording medium and process for producing said multilayered information recording medium, and apparatus for producing multilayered information recording medium and screen constituting said production apparatus for producing multilayered information recording medium

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