JP3225540B2 - 光ディスク再生装置の再生補助情報読込装置 - Google Patents

光ディスク再生装置の再生補助情報読込装置

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JP3225540B2
JP3225540B2 JP14793991A JP14793991A JP3225540B2 JP 3225540 B2 JP3225540 B2 JP 3225540B2 JP 14793991 A JP14793991 A JP 14793991A JP 14793991 A JP14793991 A JP 14793991A JP 3225540 B2 JP3225540 B2 JP 3225540B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、CD(コンパクト・
ディスク)再生装置において、CDから再生した再生補
助情報(CDに記録されている音楽信号等を再生するの
に必要不可欠な制御情報ではないが、あれば便利である
ような補助情報)をメモリ手段に読み込むための装置に
関し、曲等のプログラム情報の再生を待たせることなく
再生補助情報の読込みを行なえるようにしたものであ
る。
【0002】
【従来の技術】CD再生装置においては、使用上の便宜
を図るためディスク再生情報に基づく各種表示が行なわ
れる。従来のCD再生装置におけるディスク再生情報に
基づく表示は、Qチャンネルサブコードにモード1とし
て記録されているTNO(トラック番号、曲番)、TI
ME(時間)等を再生して表示するものであった。とこ
ろが、この表示では、曲番や時間情報を表示するのみ
で、曲のタイトル、作曲者、演奏者等ユーザが本当に知
りたい曲内容に関するデータを表示する機能は無かっ
た。そこで、このような曲内容に関する再生補助情報を
表示できるようにしたものとして、本出願人の出願に係
る特願平2−163635号の明細書および図面に記載
の発明があった。これは、CDのプログラム領域のサブ
コードQチャンネルデータフレームの一部に、対応する
曲の内容を表わす再生補助情報を記録して、再生時にこ
れを再生してメモリ手段に読込み、必要に応じてメモリ
手段から読み出して表示し、あるいは検索等の制御に用
いるようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように再生補助
情報をCDに記録する場合、再生時に全曲分の再生補助
情報をCDから再生してメモリに読み込むのには時間が
かかる。このため、CDを再生装置にセットした時に、
全曲分の再生補助情報をメモリ手段に読み込むのを待っ
て曲の再生を開始するのでは曲の再生を開始するまでに
時間がかかり、リスナはその間待っていなければなら
ず、使い勝手が悪くなる。この発明は、このような点に
鑑みてなされたもので、曲等のプログラム情報の再生を
待たせることなく、必要とされる再生補助情報をメモリ
手段に読込めるようにしたCD再生装置の再生補助情報
読込装置を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、CDの再生
情報中からこのCDの記録内容に関する再生補助情報を
検出する再生補助情報検出手段と、この再生補助情報検
出手段で検出された再生補助情報を読み込むメモリ手段
と、所定の再生補助情報が前記メモリ手段にすべて読み
込まれたかどうかを検出する読込状態検出手段と、再生
装置が非再生状態にあることを検出する非再生状態検出
手段と、前記読込状態検出手段が前記所定の再生補助情
報のすべてが前記メモリ手段に読み込まれたことを未だ
検出してなくかつ前記非再生状態検出手段が非再生状態
を検出している場合に、前記CDから不足の再生補助情
報を得るためのCD再生制御を自動的に実行する不足情
報再生制御手段とを具備してなるものである。
【0005】
【作用】この発明によれば、読込状態検出手段が所定の
再生補助情報のすべてがメモリ手段に読み込まれたこと
を未だ検出してなくかつ非再生状態検出手段が非再生状
態を検出している場合に、CDから不足の再生補助情報
を得るためのCD再生制御を自動的に実行するようにし
たので、必要とされる再生補助情報のすべてがメモリ手
段に読み込まれていなくても再生の指令があった時は即
座に再生を行なうことができ、その後の非再生状態の時
間を利用して残りの再生補助情報を読み込むことがで
き、曲等の再生を待たせることなく再生補助情報を読み
込むことができしたがって、使い勝手が良好になる。し
かも、再生補助情報は補助的な情報であるので、メモリ
手段にまだ読み込まれていないものがあっても、プログ
ラム情報の再生は支障なく行なうことができる。
【0006】
【実施例】この発明の一実施例を説明する。ここでは本
出願人の出願にかかる特願平2−163635号明細書
に記載のモード5として新たに定義したQサブコードの
文字コード情報を用いて曲内容に関する再生補助情報
(ディスクタイトル、曲タイトル、作曲者名等)を表示
する場合に、この発明を適用した場合について説明す
る。
【0007】再生補助情報を記録したCDのデータフォ
ーマットの一実施例を説明する。図2は、そのデータフ
ォーマットの概要を示すものである。これは、(a)に
示すように、1フレームが588チャンネルビットで構
成され、各フレームごとに1シンボル(8ビット)のサ
ブコードのエリアを有している。サブコードは98フレ
ームで完結するように構成され、(b)に示すように、
各チャンネル98ビットずつの8つのチャンネルP,
Q,…,…,Wを構成している。
【0008】Qチャンネルは(c)に示すように構成さ
れ、ADR(アドレス)によりモードが指定される。モ
ード1(ADR=0001)〜モード3(0011)は
既に定義されており、ここではモード5(0101)を
曲内容に関する文字表示モードとして新たに定義する。
なお、モード5の出現率は多くても8/100以下にす
れば、既定義モード1〜3の再生は支障なく行なえる。
【0009】モード5におけるデータブロック(72ビ
ット)の内容を図2(d)〜(f)に示す。モード5の
データ信号(特定情報)はこれら(d)〜(f)に示す
3種類のデータブロックから成り立つ。これは、最初の
2ビット(DC)によって下記のように分類される。 DC:Data Content(記録されているブロックの内容を
表示) 00:コントロールブロック(CB:Control Block,編
集情報)該当データブロックが文字表示をするための制
御データから成っていることを示す。 01:基準文字ブロック(BC:Basic Character Bloc
k,文字コード情報(ASCII))該当データブロック
の文字コード情報が基準文字としての8ビットのASC
II英数文字コードで構成されていることを示す。 11:オプショナル文字ブロック(OC:Optional Cha
racter Block, 文字コード情報(JIS漢字他))該当
データブロックの文字コード情報がオプショナル文字と
しての16ビットのJIS漢字コードで構成されている
ことを示す。
【0010】上記各種データブロックにおける文字コー
ド情報のデータフォーマットについて説明する。 コントロールブロックCBにおけるデータフォーマ
ット(図2(d)) i) TBN:Total Block Number(4ビット) 1つの文字ラインを構成する文字ブロック(1ブロック
は基準文字の場合8文字、オプショナルブロックの場合
4文字で構成)のブロック数を表わす(コントロールブ
ロックは数えない)。 ii) RN:Repeat Number (2ビット) 読取りエラー防止のために2度書きされているデータの
最初のデータであるか、二度目のデータであるかを表わ
す。 01:最初のデータ 10:二度目のデータ iii) TNO:Track Number(8ビット) 表示する曲内容の属する曲番を表わし、このデータのみ
BCDコードで構成される。モード1のTNOと基本的
には一致するが、後述するように前の曲が終了する前か
ら次の曲の曲番情報を入れておく場合には、原則として
モード1によるTNOとモード5によるTNOが一致し
た時点から曲番表示を始めるようにする。 0000 0000:このTNOが記録されている文字ラインは、ディスクタイトルや歌 手の名前などディスク全体に対して共通なデータで、何時表示して もよいデータであることを表わす。 0000 0001:1曲目 当曲番に対応するデータ : : 〃 1001 1001:99曲目 〃 1111 1111:ソフト側からの要請により、プレーヤでデータが読み取られると同 時に、リアルタイムで文字を表示して欲しい場合(例えば、カラオ ケの歌詞等)、このようにする。
【0011】iv) TLNO:Total Line Number(1
2ビット) 該当曲に記録されている文字ラインの行数を表わす v) CC:Character Code(6ビット) オプショナル文字(漢字)のデコードコード指定 00 0000:基準文字ブロックのみで構成され、オプショナル文字は記録されて いない。 00 0001:オプショナル文字として漢字が記録されている。 00 0010:未定であるが、設定される文字コードによっては基準文字ブロック : と同じ8ビット単位の文字も考えられる(例えばひらがな、カタカ 11 1111 ナ)。 11 1111まで同じ。
【0012】vi) SC:Select code (4ビット) 該当文字ラインのデータの内容を表わす分類コードであ
る。 vii) BTCN:Basic Total Character Number(6
ビット) 基準文字の文字ライン(基準文字ライン)に含まれる文
字の数を表わす。これを用いて表示器上にバランスよく
表示するように制御することができる。 viii) BLCN:Basic Line Change Number(6ビ
ット) 基準文字ラインにおいて、該当文字行の中で行変えする
場合の適切な文字の位置指定で、先頭文字から数えて行
変えしてよい文字の頭の位置を表わす。これを用いるこ
とにより、再生装置側の表示器の桁数が1行の表示可能
文字数より少なくてもバランスよく表示でき、再生装置
の表示器のグレードの選択に自由度が出る。
【0013】ix) OTCN:Optional total Charact
er Number(5ビット) オプショナル文字の文字ライン(オプショナル文字ライ
ン)に含まれる文字の数を表わす。 x) OLCN:Optional Line Change Number (5ビ
ット) オプショナル文字において該当文字行の中で行変えする
場合の適切な文字の位置指定で、先頭文字から数えて行
変えしてよい文字の頭の位置を表わす。
【0014】 基準文字ブロックBCにおけるデータ
フォーマット(図2(e)) i) BN:Block Number(4ビット) 1つの文字ライン中における該当ブロックの順番(位
置)を表わす。この順番にはコントロールブロックは含
まない。2度書きされているデータは1つと数える。 ii) RN:Repeat Number (2ビット) (コントロールブロックと同じ) iii) d1〜d8:8ビットから成るASCIIコード
による英数文字データ 0000 0000:ASCIIコードによる英数文字 : : 〃 1111 1110 〃 1111 1111:ノンオペレーション。この記号が記録されている部分は文字表示 を行なわず、単に待機状態となる。スペース表示とは異なり、次 のデータが来た場合は前の文字に詰めて表示する。文字数として は数えない。 用途:1ラインの文字数がブロック数で割り切れない場
合の調節データ。文字をリアルタイミングで表示する場
合などの表示タイミングとり。
【0015】 オプショナル文字ブロックOCにおけ
るデータフォーマット(図2(f)) i) BN:Bloc
k Number(4ビット) (基準文字ブロックと同じ) ii) RN:Repeat Number (2ビット) (基準文字ブロックと同じ) iii) D1〜D4:16ビットから成るJISコードに
よる漢字データ 0000 0000 0000 0000:JIS漢字コード : 〃 1111 1111 1111 1110 〃 1111 1111 1111 1111:基準文字ブロックにおけるノンオペレーションと同じ 働きをする。 なお、モード5の文字表示では、ローコスト機において
も少なくとも英数字による表示ができるように、基準文
字ブロックは必ず記録する。オプショナル文字の記録は
任意である。これにより、再生装置のグレードに応じた
表示ができる。
【0016】次に、上記3種類のデータブロックの組合
せで構成される文字コード情報による1つの文字ライン
データの実施例を図3および図4に示す。図3は基準文
字のみで構成されている場合、図4はオプショナル文字
が記録されている場合である。図3および図4中各ブロ
ックは72ビットで、前記3種類のデータブロック(図
2(d),(e),(f))のいずれかでそれぞれ構成
されている。一連のラインデータは、8/100以下の
出現率でサブコードQチャンネルに散点的に挿入されて
いるデータブロック(モード5のQサブコードデータ)
を検出してつなぎ合わせて構成される。
【0017】1ライン分のデータはその先頭にコントロ
ールブロックが配置され、それに続いて文字ブロックが
配置されている。各々のブロックは読取りエラー防止の
ために同一データを何度か繰返して(ここでは2度繰返
して)記録される。1ライン分のデータが終了すると、
コントロールブロック中のSCが切り換えられて、別内
容のデータが続いて記録される。SCが順次切り換えら
れていって一通り記録が終了すると、SCを最初に戻し
て同じ曲が続く限り同じデータが繰り返し記録される。
ディスクタイトル、歌手等のディスク全体に共通する情
報も繰り返し記録される。これにより、曲の途中から再
生を開始しても適切な表示を行なうことができる。また
一時的に読取りエラーを生じてもその後に正しい情報が
再生されれば正しい表示を行なうことができる。また、
曲演奏中に常時データを受け取るため、全体データ量は
必要十分となり、しかも編集情報で編集するためデータ
効率は良好となり、瞬時のデータ伝送量は少なくてす
む。
【0018】図3の基準文字のみで構成されている場合
は、先頭のコントロールブロックに続き、基準文字ブロ
ックが配置されている。図3の場合のコントロールブロ
ックは、 TBN=0100(1ライン4ブロックで構成) CC=00 0000(基準ブロックのみで構成) BTCN=10 0000(32文字で基準文字ライン
を構成) OTCN=0 0000(オプション文字はなし) となる。なお、1ラインを15ブロック(TBNの最大
値が1111)に設定すると、基準文字のみで構成する
場合、8文字(1ブロック文字数)×15ブロック=1
20文字になる。
【0019】図4のオプショナル文字が記録されている
場合は、先頭のコントロールブロックに続き、基準文字
ブロックとオプショナル文字ブロックが交互に配置され
ている。図4の場合のコントロールブロックは、 TBN=0110(1ライン6ブロックで構成) CC=00 0001(オプショナル文字が記録) BTCN=01 1000(24文字で基準文字ライン
を構成) OTCN=0 1100(12文字でオプショナル文字
ラインを構成) となる(なお、コントロールブロック中のTBNは基準
文字ブロック数とオプショナル文字ブロック数を別々に
カウントする方が好都合の場合もある。)。図4のよう
に、オプショナル文字を記録する場合に、必ず基準文字
も併せて記録しておくことにより、漢字表示を行なえな
い表示器を有するローコスト機においても、少くとも英
数字での表示ができる。また、漢字表示を行なえる場合
も再生装置側でユーザがいずれか一方または両方の表示
に切換えることができるようにしておけば便利である。
なお、1ラインを15ブロック(TBNの最大値が11
11)に設定すると16ビットで構成されている漢字等
のオプショナル文字の場合には4文字×15ブロック=
60まで記録することができる。
【0020】図3、図4の場合の文字コードの時間当り
の記録量は例えば次のようになる。サブコードブロック
の記録量:75ブロック/秒 モード5のQサブコードの出現率:5/100 文字コードの数:(漢字)4文字/ブロック (英文字、カナ)8文字/ブロック 記録できる文字の数:(漢字)75×5/100×4=
15文字/秒 (英文字、カナ)75×5/100×8=30文字/秒 時間当りの文字記録量:(漢字)15/2=7.5文字
/秒 (2度書きの場合)(英文字、カナ)30/2=15文
字/秒 再生時のエラーチェックは、CRCチェックコード(図
2(c))を用いて行なうほか、同一データが2度繰り
返し得られるかどうかを検出して、正しいデータのみを
使用して表示することができる。このような2重のチェ
ックにより、異常な表示が発生するのを防止できる。
【0021】なお、モード5のQサブコードデータは例
えば曲中およびリードインエリアに記録する。この場合
曲中では、コントロールブロック中のSCが順次切り換
えられて、各種内容のデータが記録される。SCが順次
切り換えられていって一通り記録が終了すると、SCを
最初に戻して同じ曲が続く限り同じデータが繰り返し記
録される。ディスクタイトル、歌手等のディスク全体に
共通する情報も繰り返し記録される。これにより、曲の
途中から再生を開始しても各種内容のデータが得られ
る。また一時的に読取りエラーを生じてもその後に正し
い情報を得ることができる。
【0022】リードインエリアは領域が狭く、全ての内
容を記録することはできないので、重要な情報としてデ
ィスクタイトル(SC=0000)および各曲のタイト
ル(SC=0001)を記録する。この場合、曲タイト
ルを記録するだけでも1曲当り1秒前後の記録長を必要
とするので、10曲入っているCDではリードインエリ
アに記録するモード5のQサブコードテータの記録長は
10秒程度あるいはそれ以上となる。なお、リードイン
エリアにおいてモード5のQサブコードデータは、モー
ド1のTOC情報と一部混在して記録するかあるいはモ
ード1のTOC情報とは別個に(モード1のTOC情報
が終了した位置以後に)記録することができる。
【0023】次にこの発明が適用されたCD再生装置の
一実施例を説明する。図5は、この発明が適用されたC
D再生装置の全体構成を示したものである。図5におい
て、光ピックアップ10はレーザビームをコンパクトデ
ィスク12に照射し、その反射光を受光する。受光信号
は、プリアンプ14を介してフォーカスエラー検出回路
16に入力されて、フォーカスエラーが検出される。フ
ォーカスエラー信号は、位相補正回路18およびドライ
ブアンプ20を介して光ピックアップ10内のフォーカ
スアクチュエータに供給され、フォーカスサーボによる
フォーカス合わせ制御が行なわれる。
【0024】トラッキングエラー信号は、プリアンプ2
2、位相補正回路24およびドライブアンプ26を介し
て光ピックアップ内10のトラッキングアクチュエータ
に供給され、トラッキングサーボによるトラッキング制
御が行なわれる。また、トラッキングエラー信号は、位
相補正回路28およびドライブアンプ30を介してフィ
ードモータ32に供給され、フィードサーボによるフィ
ード制御が行なわれる。
【0025】光ピックアップ10で検出されたディスク
12の記録信号(HF信号)は、HFアンプ34を介し
てディジタルIC36に入力される。ディジタルIC3
6は、ディジタル処理を行なうためHF信号をディジタ
ル化回路38で波形整形した後、クロック再生回路40
でVCO42からの基準周波数と比較する。その比較出
力は、CLVサーボ回路44およびドライブアンプ46
を介してディスクモータ48を制御し、ディスク12を
線速度一定で制御する。サーボシーケンスコントローラ
50は、フォーカスサーボ、トラッキングサーボ、フィ
ードサーボ、ディスク回転サーボをシーケンスコントロ
ールする。
【0026】ディスク再生信号は、EFM復調回路52
でEFM復調された後RAM54に一旦記憶されて、誤
り訂正回路56でC1 ,C2 誤り訂正がなされ、RAM
コントロールタイミングコントロール回路58により正
確な周期で順次読み出される。読み出されたデータは、
データ補間およびミューティング回路60で必要に応じ
てデータの補間およびデータのミューティングがなされ
て出力される。そして、D/A変換器64でアナログ信
号に変換された後、サンプル・ホールド回路66,68
で左右各チャンネルの信号に振り分けられて、ローパス
フィルタ70,72およびアンプ74,76を介して、
出力端78,80に出力される。同期分離回路82はデ
ィスク再生信号から同期信号を分離し、サブコード復調
回路84は、ディスク再生信号からサブコードを復調す
る。
【0027】制御回路86は、ユーザによる操作キー8
8やリモコン96の操作に基づき前記各部を制御し、復
調されたサブコードに基づく情報を表示器90に表示す
る。また、ドライブアンプ92を介してローディングモ
ータ94を駆動し、ディスクトレイのローディングを制
御する。
【0028】リモコン96は再生装置本体と双方向リモ
コンを構成している。リモコン96には操作キー98が
具えられ、その操作に基づく指令信号をリモコン送受信
部100から出力して赤外線投光部102から送信す
る。再生装置本体には赤外線受光部104が具えられ、
リモコン96から発せられた赤外線信号を受光して、そ
の受光信号をリモコン送受信部106を介して制御回路
86に供給し、指令された機能を実行する。また、再生
装置本体で再生された表示情報は、リモコン送受信部1
06から出力されて、赤外線投光部108から送信され
る。この赤外線信号は、リモコン96の赤外線受光部1
10で受光され、リモコン送受信部100を介して表示
器112に表示される。
【0029】RAM93は、コンパクトディスク12か
ら再生されたモード1およびモード5のQチャンネルサ
ブコードによる文字コード情報を記憶し、再生装置本体
の操作キー88またはリモコン96の操作キー98によ
る指令操作または自動で読み出されて、表示やディスク
上の再生位置の検索等に利用される。
【0030】ここで、この発明による再生補助情報読込
装置を組み込んだCD再生装置の文字表示回路の一実施
例を図1に示す。この文字表示回路の機能は図5におい
てはディジタルIC36や制御回路86等で実現され
る。文字表示回路118において、CDから再生された
ディジタルオーディオデータは、再生出力手段120
(図5のEFM復調回路52以後の部分に相当)でオー
ディオ信号が復調される。また、ディジタルオーディオ
データはサブコードチャンネル識別手段122(図5の
サブコード復調回路84等に相当)でサブコードが検出
され、Pチャンネルサブコード、Qチャンネルサブコー
ド等に識別される。
【0031】Qチャンネルデータ処理回路124は、モ
ード1〜3のQチャンネルサブコードを復調して曲番情
報TNOおよび時間情報TIMEを得て、これを表示器
(表示器90またはこれとは別個に設けられた表示器)
の所定位置に表示する。また、リードインエリアに記録
されているモード1のTOC情報(トータル時間、各曲
のスタートアドレス等)は、再生されるとRAM93に
読込まれる。
【0032】再生補助情報読込手段133において、特
定情報識別手段126は、再生補助情報検出手段に相当
しモード5のQチャンネルサブコードを識別情報(AD
R=0101、図2(c)参照)で識別して出力する。
情報区分手段128は、このモード5のQチャンネルサ
ブコードをDCコード(図2(d)〜(f)参照)によ
り文字コード情報(基準文字ブロックデータ、オプショ
ナル文字ブロックデータ)と、編集情報(コントロール
ブロックデータ)に区分する。これらの情報は表示のた
めに出力され、またRAM93に記憶される。また外部
機器(TVモニタ等)での表示もできるように出力され
る。CDから再生されまたはRAM93から読み出され
た文字コード情報は文字コードデコーダ130内にそれ
ぞれのコードに対応した文字パターンの表示データにデ
コードされる。
【0033】文字コード列出力手段132は、文字修飾
が施された表示データを編集情報により外部表示可能な
文字コード列として編集して出力する。この文字コード
列データは表示ドライブ手段134を介して表示器90
に供給されて曲内容に関する情報の表示がなされる。表
示器90はLCDやLED等ドット表示によるラインデ
ィスプレイ等で構成され、基本的には1行の表示を行な
う表示器で表示可能である。CD再生装置のグレードに
よっては多行表示をすることも可能である。また、小型
の液晶等によるTV画面を再生装置本体に具えて表示す
ることも可能である。
【0034】再生補助情報読込手段133において、R
AM93はメモリ手段に相当し、モード5のQチャンネ
ルサブコード(文字コード情報および編集情報)やモー
ド1のTOC情報等を記憶する。読込状態検出手段14
0はRAM93に所定の再生補助情報が記憶されたかど
うかを検出する。この実施例では、曲タイトルを所定の
再生補助情報と定め、現在再生装置にセットされている
CDに収容されている曲の曲タイトルがすべてRAM9
3に読み込まれたかどうかを検出する。この検出は、例
えばリードインエリアのTOC情報から読み取られてR
AM93に記憶されている全曲数情報に対応した各曲番
について曲タイトルの分類コード(SC)に対応する文
字コード情報が全曲分読込まれているかどうかで検出す
ることができる。RAM93に読み込まれている曲タイ
トルがどの曲番に対応しているかは、一緒に読み込まれ
ている編集情報中のトラックナンバTNOでわかる。ま
た、曲タイトルのデータであること自体は、編集情報中
の分類コードSCでわかる。
【0035】非再生状態検出手段142は、再生装置が
非再生状態にあることを検出するものである。この実施
例では、曲の再生が終る(再生位置がリードアウトエリ
アに入る)かまたはストップボタンを押されてストップ
状態になった後一定時間経過しても操作者が何の操作も
しない場合、あるいはCD再生装置の電源スイッチがオ
フされた場合等を非再生状態として検出する。
【0036】不足情報再生制御手段144は、読込状態
検出手段140が全曲分の曲タイトルが未だRAM93
に読込まれていないことを検出しかつ非再生状態検出手
段142が非再生状態を検出した時に、残りの曲タイト
ルの情報を得るためのリードインエリアの再生制御を実
行する。なお、この時音は出されないようにデータ補間
およびミューティング回路60(図5)で音楽情報をミ
ュートする。全曲分の曲タイトルがRAM93に読込ま
れたら、再生停止を指令する。
【0037】ここで、図1の再生補助情報読込装置13
3による再生補助情報の読込動作および図1の文字表示
回路118全体による文字表示動作の一例について説明
する。図6は再生補助情報の読込動作を示したものであ
る。CDをディスク再生装置内に挿入すると(P1)、
再生指示の有無にかかわらずリードイン部にモード1の
Qサブコードとして記録されているTOC情報(全曲
数、各曲のスタートアドレス、累計時間等)がまず読み
取られて、RAM93に読込まれる(P2)。
【0038】リードインエリアには、モード5の文字コ
ード情報としてディスクタイトルおよび収録曲のタイト
ルがモード1のTOC情報と一部混在してまたはTOC
情報終了後の位置に散点的に記録されているので、TO
C情報が再生されている間にまたはTOC情報の再生終
了後にこれらモード5のQサブコードが再生される。再
生されたモード5のQサブコードは特定情報識別手段1
26で識別されて、情報区分手段128で文字コード情
報と編集情報に区分されてRAM93に読み込まれる。
なお、TOCの記録長は1秒程度であるが、ディスクタ
イトルおよび曲タイトルの記録長は10秒程度の長さと
なるので、TOC情報と混在して記録されている場合で
もTOC情報の再生が終了した以後も引き続き曲タイト
ル情報がリードインエリアから再生される。
【0039】再生指示が与えられていない時は、TOC
情報を読み込んだ後もそのままリードインエリアの再生
を続ける(P3,P4)。そして、すべての曲タイトル
情報がRAM93に読み込まれたことを読込状態検出手
段140で検出したら(P5)、不足情報再生制御手段
144は再生を自動的に停止させる(P6)。再生指示
が与えられた場合は、曲タイトル情報の読み込みが終了
していない場合であっても、リードインエリアの再生を
即座に終了し、プログラムエリアの曲の再生を行なう
(P7)。曲を再生している時にモード5のQサブコー
ド情報として得られる曲内容に関する各種の文字コード
情報はRAM93に読み込まれる。この曲中のモード5
のQサブコードにもディスクタイトル、曲タイトルが記
録されているので、RAM93に未だ読み込まれていな
いディスクタイトルや曲タイトルが再生された場合に
は、RAM93に読込まれる。
【0040】曲を再生している途中でストップボタンを
押して停止状態になった後一定期間を経過しても何の操
作も行なわれなかった場合は、非再生状態検出手段14
2は非再生状態と検出する。再生位置がリードアウトエ
リアに入ってリピート指示が与えられていない場合や電
源スイッチがオフされた場合も非再生状態と検出する
(P8)。この時、読込状態検出手段140はRAM9
3に全曲分の曲タイトルが既に読み込まれているかどう
かを検出する(P9)。そして、未だ全曲分が読み込ま
れていないことを検出された場合には、不足情報再生制
御手段144は光ピックアップをリードインエリアに移
動して最初の未読込曲の曲タイトルが記録されている位
置をサーチする(P10)。このサーチは、コントロー
ルブロック中のトラックナンバTNOを検出することに
より行なわれる。該当するトラックナンバTNOが検出
されたら再生を行ない(P3,P4)、未読込の曲タイ
トル情報を再生してRAM93に読み込んでいく。そし
て、全曲分の曲タイトルが読み込まれたことが読込状態
検出手段140によって検出されたら再生を停止する
(P11)。
【0041】なお、未読込の曲タイトル情報の読み込み
を行なっている間においても、再生指示がされた場合は
即座に音の再生に移行し、その後非再生状態が検出され
た時に再び残りの未読込の曲タイトル情報の読込みを行
なう。また、電源スイッチがオフされて未読込の曲タイ
トルの読込みが行なわれている時は、CD再生装置の外
面状態はオフ状態(各種表示がオフ状態)とする。ある
いは、「タイトル読み込み中」等の表示をするようにし
てもよい。また、RAM93における文字コード情報の
記憶形態としては、例えば各曲ごとに各種内容の文字コ
ード情報をまとめてそれぞれ分類コード(SC)を付与
して記憶する(つまり曲ごとにまとめて記憶する)こと
ができる。また、別の記録形態としては、各曲の各種文
字コード情報を分類コード(SC)ごとに分けて記憶す
る(つまり分類コードごとにまとめて記憶する)ことが
できる。曲番の情報(TNO)や分類コード(SC)は
格納する番地で表現することができる。
【0042】次に、図1の文字表示回路118による文
字表示動作の一例について説明する。通常の再生状態で
は、CDから再生されたデータは再生出力手段120で
オーディオ信号が再生される。これと並行して、サブコ
ードチャンネル識別手段122でPチャンネルサブコー
ドとQチャンネルサブコードが識別される。モード1の
QチャンネルサブコードはQチャンネルデータ処理回路
124で曲番や時間情報が復調されて、表示器90また
はこれと別個に設けられた表示器にて表示される。
【0043】モード5のQチャンネルサブコードは特定
情報識別手段126で識別されて、情報区分手段128
で文字コード情報と編集情報に区分され、文字コード情
報は文字コードデコーダ130で文字表示データにデコ
ードされる。この文字表示データは、文字コード列出力
手段132で編集情報に応じた文字データ列に配列され
て、そのまま表示ドライブ手段134を介してリアルタ
イムで表示器90に表示される。また、この文字コード
情報と編集情報はRAM93に記憶される。
【0044】なお、文字コード情報による表示内容は前
述のように分類コードSCで特定される各種のものがあ
るが、再生される順にそのまま表示するほか(表示器9
0が小さければ順次切換えて表示する。)操作キー8
8,98による分類コードSCコードまたは表示内容の
指定により、表示内容を指定して表示することができ
る。また、特に指定がなければ、ディスクタイトルと曲
タイトル(または曲タイトルのみ)を自動で表示するよ
うにするこもできる。また、オプショナル文字が記録さ
れている場合にはユーザのキー操作により基準文字、オ
プショナル文字のいずれか一方または両方を表示できる
ようにすれば便利である。
【0045】1枚のCDの再生を終了すると、そのCD
についての全ての文字コード情報がRAM93に記憶さ
れ、以後CDを再生装置から外してもその記憶は残さ
れ、次回にそのCDを再生する際の表示や曲の検索等に
利用することができる。次回の再生ではその文字コード
情報はRAM93に既に記憶されているので、新たな記
憶は行なわれない。RAM93のオーバフロー防止のた
め、不要となったディスクのデータはユーザのキー操作
により消去できるようにしておくと便利である。
【0046】文字コード情報が既にRAM93に記憶さ
れているCDについて再生を行なう場合は、この記憶情
報を有効に利用することができる。その利用方法として
は、例えばディスクを挿入した時にディスクタイトル
(SC=0000)を自動再生して、同一のディスクタ
イトルが既に記憶されているかどうか検出する。既に記
憶されている場合は、その後のキー操作による曲番(T
NO)の指定(つまり曲の頭出し操作)に応じて対応す
る曲タイトルをRAM93から読み出して表示する。キ
ー操作に対応してディスク上の位置を実際に検索して文
字コード情報を再生して表示する場合には、伝送レート
が遅いので曲タイトルが表示されるまでに時間がかかる
が、このようにRAM93の記憶情報に基づき表示すれ
ば、キー指定操作後即座に該当曲タイトルを表示するこ
とができる。このようにして、装着されたディスクタイ
トルさえはじめに識別されれば、あとはキー操作による
曲番指定や分類コードの指定(または表示内容に対応し
て設けられた特別のキー操作による指定)により対応す
る表示を即座にすることができる。
【0047】RAM93から文字コード情報を読み出す
具体的な処理方法としては、曲ごとに各種情報をまとめ
て記憶している場合は、曲番の指定により対応する曲番
を選び出し、この曲番に含まれている文字コード情報の
中から指定された分類コードが付与されている情報を読
み出す。または分類コードごとにまとめて記憶している
場合には指定された分類コードの文字コード情報を選び
出し、その中から指定された曲番TNOに対応した情報
を読み出す。なお、一通り再生を終了していないCDで
あっても、この発明によりリードインエリアから曲タイ
トルがRAM93に読み込まれれば、キー操作による曲
番の指定により曲タイトルをRAM93から読み出して
表示することができるので、確実な選曲を行なうことが
できる。
【0048】
【他の実施例】前記実施例では、1枚のCDを収納する
CD再生装置にこの発明を適用した場合について説明し
たが、複数枚のCDを収納して再生するいわゆるCDチ
ェンジャにもこの発明を適用することができる。その場
合は、図1のRAM93に各CD収納位置ごとに現在収
納しているCDについて各モードのQサブコード情報を
記憶するエリアを用意する。また、読込状態検出手段1
40は、所定の再生補助情報をディスクタイトルおよび
各曲タイトルと定め、現在収納されているすべてのCD
についてこれら所定の再生補助情報がRAM93の各エ
リアに読み込まれたか否かを検出する。そして、読み込
まれていないCDがあれば、この発明を利用して非再生
状態の期間に順次再生位置に自動的に送り込んでいっ
て、リードイン領域を再生して所定の再生補助情報をR
AM93に読み込んでいく。ディスクトレイが再生装置
本体から排出されて再び収納された場合は、ディスク交
換が行なわれたものと判断して各収納位置のCDについ
てリードイン領域を順次読み取っていく。この場合、読
み取られたディスクタイトルに該当するディスクタイト
ルとこのディスクについての各曲タイトルがすべてRA
M93に読み込まれている場合には、それ以上のリード
イン領域の読み取りは不要なので、次のディスクにチェ
ンジする。
【0049】以上のようにして、RAM93に各CD収
納位置のCDについてディスクタイトルと曲タイトルが
読込まれた後は、キー操作により、CD収納位置を指定
すればその位置のCDのディスクタイトルがRAM93
から読み出されて表示器に表示され、続いて曲番を指定
すればその曲番の曲タイトルがRAM93から読み出さ
れて表示器に表示される。また、指定されたCD収納位
置のCDが再生位置に移送されて、指定された曲番が自
動的に再生される。
【0050】
【変更例】前記実施例では、リードインエリアに所定の
再生補助情報を記録しておいて、ここから読み取るよう
にしたが、リードインエリアには記録せずに、プログラ
ムエリアにのみ記録しておいて、ここから読み取ること
もできる。この場合はTOC情報から得られる各曲のス
タートアドレスを順次サーチしていって、各曲プログラ
ムエリアから所定の再生補助情報を得ることができる。
【0051】また、前記実施例ではモード5のQサブコ
ードとして記録されている再生補助情報のうち曲タイト
ルまたはディスクタイトルと曲タイトルを所定の再生補
助情報としたが、それ以外の再生補助情報を所定の再生
補助情報とすることもでき、さらには全部の再生補助情
報を所定の再生補助情報とすることもできる。また、再
生補助情報は前記実施例で示したもの(分類コードSC
で指示されるもの)以外にもCDの記録内容に関する各
種の再生補助情報を用いることができ、表示用の情報以
外にも各種制御用等の再生補助情報を用いることができ
る。また、再生補助情報の形態もコード情報以外にグラ
フィック情報を用いることもできる(再生補助情報にグ
ラフィック情報を含ませたものとして、本出願人の出願
に係る特願昭2−406237号明細書および図面に記
載のものがある。
【0052】また、前記実施例では再生補助情報をモー
ド5のQサブコード情報として記録した場合について説
明したが、モード5以外のQサブコードに記録すること
もでき、また、R〜Wサブコード等に記録することもで
きる。また、この発明は、CDI、CDVその他各種C
D規格のCD再生装置にも適用することができる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、読込状態検出手段が所定の再生補助情報のすべてが
メモリ手段に読み込まれたことを未だ検出してなくかつ
非再生状態検出手段が非再生状態を検出している場合
に、CDから不足の再生補助情報を得るためのCD再生
制御を自動的に実行するようにしたので、必要とされる
再生補助情報のすべてがメモリ手段に読み込まれていな
くても再生の指令があった時は即座に再生を行なうこと
ができ、その後の非再生状態の時間を利用して残りの再
生補助情報を読み込むことができ、曲等の再生を待たせ
ることなく再生補助情報を読み込むことができしたがっ
て、使い勝手が良好になる。しかも、再生補助情報は補
助的な情報であるので、メモリ手段にまだ読み込まれて
いないものがあっても、プログラム情報の再生は支障な
く行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の文字表示回路の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】 この発明が適用されたCDデータフォーマッ
トの一実施例を示す図である。
【図3】 図2のフォーマットによる1ライン分のデー
タの一実施例(基準文字のみの場合)を示す図である。
【図4】 図2のフォーマットによる1ライン分のデー
タの一実施例(オプショナル文字のみの場合)を示す図
である。
【図5】 この発明が適用されたCD再生装置の全体構
成例を示すブロック図である。
【図6】 図1の再生補助情報読込装置133の制御動
作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
12 CD 93 RAM(メモリ手段) 126 特定情報識別手段 133 再生補助情報読込装置 140 読込状態検出手段 142 非再生状態検出手段 144 不足情報再生制御手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CDの再生情報中からこのCDの記録内容
    に関する再生補助情報を検出する再生補助情報検出手段
    と、この再生補助情報検出手段で検出された再生補助情
    報を読み込むメモリ手段と、 所定の再生補助情報が前
    記メモリ手段にすべて読み込まれたかどうかを検出する
    読込状態検出手段と、再生装置が非再生状態にあること
    を検出する非再生状態検出手段と、前記読込状態検出手
    段が前記所定の再生補助情報のすべてが前記メモリ手段
    に読み込まれたことを未だ検出してなくかつ前記非再生
    状態検出手段が非再生状態を検出している場合に、前記
    CDから不足の再生補助情報を得るためのCD再生制御
    を自動的に実行する不足情報再生制御手段とを具備して
    なるCD再生装置の再生補助情報読込装置。
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