JP3225342U - 布団カバー - Google Patents

Abstract

【課題】身体に接触する面に季節や環境に適した機能を有する綿やシートをキルティングした布団カバーを提供する。【解決手段】寒い季節や環境において身体に接触する面に人の汗などの水分を吸収し発熱する吸湿発熱綿を封入しキルティング２ａし、また暑い季節や環境には身体に接触する面に冷感シートや熱伝導率の高い素材を使用しキルティング３ａし、そして気温変化の見極めが難しい春や秋は身体に接触する面に温度調整綿を封入４ａし、さらに高温多湿な季節や環境においては吸湿放湿性素材を封入５ａする。【選択図】図１

Description

本考案は、季節や環境に応じて快適に眠ることが出来る布団カバーに関する。

従来の布団カバーは布団に装着することにより布団を汚れから守るものであった。技術の進歩により季節や環境に応じた寝具、例えば夏用寝具として触るとひんやりする接触冷感生地や持続冷感シート、冬用寝具として人からでる汗などの水分を吸収して発熱する吸湿発熱素材、ある一定の温度に維持しようとすることができる温度調整素材、湿気を吸ったり吐いたりして湿度を快適な状態に保つ吸湿放湿性素材などさまざまな機能素材が開発され市場に出てきた。

そこで、この考案の課題は、布団カバーの身体に接触する面に季節や環境に適した機能綿や機能シートをキルティングした布団カバーを提供することを課題とする。

上記課題を解決するため、寒い季節や環境において身体に接触する面に人の汗などの水分を吸収し発熱する吸湿発熱綿を封入しキルティングした布団カバーを提供する。また暑い季節や環境において身体に接触する面に冷感シートや熱伝導率の高い素材を使用しキルティングした布団カバーを提供する。そして気温変化の見極めが難しい春や秋は身体に接触する面に温度調整綿を封入した布団カバーが適している。さらに高温多湿な季節や環境においては吸湿放湿性素材を封入してさらっとドライで快適なキルティング布団カバーを提供する。

日本の地域の気候や環境はさまざまで、夏季の暑さや湿気などによる不快感、そして冬季の寒さを解消し快適な睡眠環境を提供するものである。

この考案の実施例を示す掛け布団カバー裏面の上視図 この考案の実施例を示す掛け布団カバー表面の上視図 この考案のカバーの実例を示す横断面図

以下、本考案の布団カバーの実施例を図面に基づいて説明する。

布団カバーの身体接触面は吸湿発熱綿、冷感シート、温度調整綿、吸放湿性綿などの機能綿を封入し、かつキルティングを施し周縁を縫合したシートによって矩形状平袋を形成したものであって端縁から側縁にＩ字状開口が設けられ開口を開閉するファスナーが装着されている。

前記に封入される中綿量は５０ｇ／ｍ^２〜４５０ｇ／ｍ^２程度の吸湿発熱綿、冷感シート、温度調整綿、吸放湿性綿或いは抗菌防臭綿、防ダニ綿などの機能綿を混合した綿およびシートにより成る。

本考案の布団カバーは、日本の暑さ寒さ湿気など多様な気候環境に対して適応可能であり、また布団からの脱着が容易でかつ洗濯も容易である。

１ 掛け布団カバー表側
２ａ 掛け布団カバー裏側身体接触面（吸湿発熱綿入りキルティングシート）
２ｂ 掛け布団カバー裏側中側
３ａ 掛け布団カバー裏側身体接触面（冷感シート入りキルティングシート）
４ａ 掛け布団カバー裏側身体接触面（温度調整綿入りキルティングシート）
５ａ 掛け布団カバー裏側身体接触面（吸放湿性綿入りキルティングシート）
１１ ファスナー

Claims (4)

1. 布団を包被する矩形の袋状のカバーで、身体に接触する面に吸湿発熱綿またはシートを封入しキルティングを施した表裏のシート部２ａ、２ｂからなり、カバーの端縁から側縁に延びるＩ字状開口に開閉自在のファスナー１１を両側に取付けた布団カバー。
2. 布団を包被する矩形の袋状のカバーで、身体に接触する面に冷感シートを封入しキルティングを施した表裏のシート部３ａ、２ｂからなり、カバーの端縁から側縁に延びるＩ字状開口に開閉自在のファスナーを両側に取付けた布団カバー。
3. 布団を包被する矩形の袋状のカバーで、身体に接触する面に温度調整綿またはシートを封入しキルティングを施した表裏のシート部４ａ、２ｂからなり、カバーの端縁から側縁に延びるＩ字状開口に開閉自在のファスナーを両側に取付けた布団カバー。
4. 布団を包被する矩形の袋状のカバーで、身体に接触する面に吸湿放湿綿またはシートを封入しキルティングを施した表裏のシート部５ａ、２ｂからなり、カバーの端縁から側縁に延びるＩ字状開口に開閉自在のファスナーを両側に取付けた布団カバー。