JP3224978U - Uv殺菌機能付き真空包装機 - Google Patents
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Abstract
【課題】設置場所を取らず、より衛生的なUV殺菌機能付き真空包装機を提供する。【解決手段】真空チャンバーCと、真空チャンバーの上辺に設置されるヒートシーラーhsと、ピン結合により開閉可能な上蓋UCと、真空ポンプと電気配線と吸引配管と排気配管が設置収納された動力室と、からなるUV殺菌機能付き真空包装機100であって、上蓋を閉じた場合には、真空ポンプにより減圧し、上蓋が開いた場合には、減圧を停止すると共に、上蓋の内側空間に殺菌機能を有する紫外線ランプを設置したことを特徴とする。【選択図】図1
Description
本考案は、UV殺菌機能付き真空包装機に関する。
従来の真空包装機は、ただ単なる真空包装の機能(密封したプラスチックなどの包装容器(包装袋)内の空気を吸引して脱気することで包装容器(包装袋)の内部を真空状態にする機能)のみ付加されたものであり、真空包装対象である食品や無菌包装が必要とされる商品(以下、「真空包装対象品」ともいう。)全てに対して殺菌機能を有していない真空包装であった。
代表的な例として、病院性細菌などの有害な菌の殺菌機能が必要とされる、病院の治療機器や様々な施術物商品の包装の際には、殺菌機能が欠かせないにも拘わらず、かかる治療機器や様々な施術物を包装するに当たって、殺菌機能を有しない真空包装機を使用していた。
また、従来は、包装や梱包に従事する者の手にも菌が付着したままで、真空包装機を取り扱っていた。かかる従来の真空包装機の非衛生的な問題点を発明者は真剣に考えて、出願人が独自開発した真空包装機に、UV殺菌機能を付けることによって、食品や無菌包装商品および製品(真空包装対象品)に対して、より衛生的な品質を付与させるべく、考案者は、上記従来技術の欠点に鑑み鋭意研究した結果、本考案を完成させた。
すなわち、従来、我が国の包装関連企業の中で、最も使用されます殺菌方法として、高温殺菌(80℃〜)と熱湯殺菌(70℃〜)が有った。
しかしながら、これらの殺菌設備は、高価・広い設置場所・2人以上の固定人件費がかかるので、大手企業やある程度の中小企業ではない限り、このような殺菌設備を所有することはできず、我が国の包装関連中小企業では、殺菌機能を全く有しない真空包装機を使って、非衛生的な食品包装をしているのが数多くみられる。
代表的な例として、病院性細菌などの有害な菌の殺菌機能が必要とされる、病院の治療機器や様々な施術物商品の包装の際には、殺菌機能が欠かせないにも拘わらず、かかる治療機器や様々な施術物を包装するに当たって、殺菌機能を有しない真空包装機を使用していた。
また、従来は、包装や梱包に従事する者の手にも菌が付着したままで、真空包装機を取り扱っていた。かかる従来の真空包装機の非衛生的な問題点を発明者は真剣に考えて、出願人が独自開発した真空包装機に、UV殺菌機能を付けることによって、食品や無菌包装商品および製品(真空包装対象品)に対して、より衛生的な品質を付与させるべく、考案者は、上記従来技術の欠点に鑑み鋭意研究した結果、本考案を完成させた。
すなわち、従来、我が国の包装関連企業の中で、最も使用されます殺菌方法として、高温殺菌(80℃〜)と熱湯殺菌(70℃〜)が有った。
しかしながら、これらの殺菌設備は、高価・広い設置場所・2人以上の固定人件費がかかるので、大手企業やある程度の中小企業ではない限り、このような殺菌設備を所有することはできず、我が国の包装関連中小企業では、殺菌機能を全く有しない真空包装機を使って、非衛生的な食品包装をしているのが数多くみられる。
従って、出願人は、出願人が独自開発した真空包装機に、UV殺菌機能を付けることによって、食品や無菌包装商品および製品(真空包装対象品)に、より衛生的な品質を実現させるべく、考案者は、上記従来技術の欠点に鑑み鋭意研究した結果、本考案を完成させた。
本願考案に係るUV殺菌機能付き真空包装機100について、FI、キーワード検索を行ったところ、本件考案(請求項1〜12に記載された発明)に近い考案等記載文献は、発見されませんでしたので、特許文献の記載は省略する。
○本考案が解決しようとする第1課題
本考案が解決しようとする第1課題は、
従来の非衛生的な包装方法や環境を脱皮し、より衛生的なUV殺菌機能付き真空包装機を提供することである。
○本考案が解決しようとする第2課題
本考案が解決しようとする第2課題は、
小額で設備設置場所を取らない殺菌装置を設置した、UV殺菌機能付き真空包装機を提供することである。
○本考案が解決しようとする第3課題
本考案が解決しようとする第3課題は、
作業員が一人のみで操作をすることが可能な、UV殺菌機能付き真空包装機を提供することである。
○本考案が解決しようとする第4課題
本考案が解決しようとする第4課題は、
O−157のような感染症の恐れが極端に減る、より衛生的なUV殺菌機能付き真空包装機を提供することである。
○本考案が解決しようとする第5課題
本考案が解決しようとする第5課題は、
冷蔵庫内の菌増殖が防げる、より衛生的なUV殺菌機能付き真空包装機を提供することである。
本考案が解決しようとする第1課題は、
従来の非衛生的な包装方法や環境を脱皮し、より衛生的なUV殺菌機能付き真空包装機を提供することである。
○本考案が解決しようとする第2課題
本考案が解決しようとする第2課題は、
小額で設備設置場所を取らない殺菌装置を設置した、UV殺菌機能付き真空包装機を提供することである。
○本考案が解決しようとする第3課題
本考案が解決しようとする第3課題は、
作業員が一人のみで操作をすることが可能な、UV殺菌機能付き真空包装機を提供することである。
○本考案が解決しようとする第4課題
本考案が解決しようとする第4課題は、
O−157のような感染症の恐れが極端に減る、より衛生的なUV殺菌機能付き真空包装機を提供することである。
○本考案が解決しようとする第5課題
本考案が解決しようとする第5課題は、
冷蔵庫内の菌増殖が防げる、より衛生的なUV殺菌機能付き真空包装機を提供することである。
課題を解決するための手段は、本願の[実用新案登録請求の範囲]の各請求項に記載の考案である。
実用新案登録請求の範囲、明細書、図面等の用語の解釈上の疑義を解消すべく、以下用語の説明を行うこととする。
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<用語の説明>
●紫外線とは、菫外線ともいう。スペクトルの紫より短波長側にある不可視光線で,400nm以下の光である。可視光線より波長が短く,X線より波長の長い電磁波で,波長190nm以下の領域を特に真空紫外線と呼ぶ。ほとんどの光化学変化は紫外線によって引起される。本発明に係る紫外線は、殺菌機能を有する紫外線であり、殺菌作用が有る波長が35〜275nmの紫外線が例示される。
●殺菌とは、滅菌ともいう。微生物のうち主として細菌を死滅させる,あるいは除去すること。病原菌による人体,家畜,農作物等の感染や,台所用具,医療器具等の汚染,食物など保存を要する物の細菌の活動による変質などを防ぐ目的で行う。物理的方法として乾燥,加熱(煮沸,高圧水蒸気,火炎)と両者の結合(乾熱滅菌),紫外線照射,放射線照射など。化学的方法として殺菌剤,消毒薬,有毒ガスの使用がある。細菌と抵抗力の強いその芽胞を殺すに十分で,しかも人体や保存すべき物に変化を与えることが少ない方法がすぐれている。特に病原微生物を殺すことを消毒という。
●UV殺菌とは、紫外線(UV)による殺菌をいう。
●UV殺菌機能とは、紫外線(UV)による殺菌をする働きの意味合いである。
●UV殺菌機能付き真空包装機100とは、紫外線(UV)による殺菌をする働きを備えた真空包装機をいい、より具体的には、UV殺菌をする働きを奏する紫外線ランプを設置した真空包装機をいう。
●真空包装機とは、密封したプラスチックなどの包装容器(包装袋)内の空気を吸引して脱気することで包装容器(包装袋)の内部を真空状態にする機械をいう。包装容器(包装袋)内の酸素を排除することで内容物である食品等の化学的な変質や微生物による変質を抑制することを目的とする。
そして、「真空包装」は日本工業規格(JIS)においても定義付けされている。日本工業規格の定義では「真空包装」とは「内容物の充填時に容器(包装袋)から空気を吸引排気して密封し、物品の変質などを防止することを目的とする包装」とされている。また、「包装容器(包装袋)には、ガスバリア性の優れた包装材料を用いる」とされている。「真空包装」の対応英語は「vacuum packaging」である。
●UV殺菌機能付き真空包装機100とは、真空包装機本体Bと上蓋UCとピン結合pj(実施例1の考案)又は搖動リンクLK(実施例2の考案)から構成され、より具体的には、真空チャンバーCとピン結合pjにより開閉可能な上蓋UCと真空ポンプpと吸引配管と排気配管が設置収納されている動力室drとヒートシーラーhsから構成される。
動力室drは、より具体的には、真空ポンプpと、真空ポンプpを駆動するモーターmと吸引配管と排気配管等から構成されている。
●真空包装機本体B(もしくは、単に「本体B」ともいう。)とは、本願考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100のうち、上蓋UCとピン結合pj又は搖動リンクLKを除外した部分をいう。
●真空包装機本体Bは、真空チャンバーCと真空ポンプpと吸引配管と排気配管が設置収納されている動力室drとヒートシーラーhs等から構成されている(図1〜図7)。
動力室drは、より具体的には、真空ポンプpと、真空ポンプpを駆動するモーターmと吸引配管と排気配管等から構成されている。
●ヒートシーラーhsとは、真空包装において、熱を利用してポリ袋等の包装容器(包装袋)の閉じ口を密着させて封じる装置をいう。
●真空チャンバーCとは、内部を真空にするための容器をいう。真空チャンバーCは真空包装機の中心部分であり、真空包装機の仕様によりその形状や材質が決められる。使用される材質は主に真空用材料から選定される。
●真空チャンバーCの上辺とは、ヒートシーラーhsが設置される位置であって、真空チャンバーCの上表面の辺に近い位置をいう(図1、図2、図4、図5、図6)。
●上蓋UCとは、真空チャンバーCの上平面を覆う、ピン結合pjにより開閉可能な蓋部分をいう。
本発明に係る、殺菌をする働きを奏する紫外線ランプを有する真空包装機100は、上蓋UCが閉じた場合には、真空ポンプpにより真空減圧し、上蓋UCが開いた場合には、真空ポンプpにより真空減圧を停止する殺菌機能付き真空包装機において、上蓋UCの内側に殺菌機能を有する紫外線ランプUVRを設置したことを特徴とするUV殺菌機能付き真空包装機100である。
●上蓋USの内側空間ISとは、殺菌機能を有する紫外線ランプUVRを設置するために設けられた、上蓋UCの内側の空間、すなわち、上蓋UCの上面と下面に囲まれた空間をいう。上蓋UCの下面は、四周が縁面であり、中央部が矩形状の開口面から構成される(図8)。
●内側とは、周辺(上蓋UCの上面)からUV殺菌機能付き真空包装機100の中心(重心)へ向かう側をいい、外側とは、UV殺菌機能付き真空包装機100の中心(重心)から周辺へ向かう側をいう。
●ピン結合pjとは、実施例1の考案においては、真空包装機本体100と上蓋UCの接合具、又は、接続の一形式をいう。ピンジョイント,ピン継手ともいう。真空包装機本体100と上蓋UCの接合点では回転が自由であるが,真空包装機本体100と上蓋UC相互間に曲げモーメントを伝えないものをいう。ここに、ピン結合pjの回転軸以外は拘束されている(図1〜図5)。
●真空ポンプpとは、真空チャンバーC内から空気を排出し、真空を得るためのポンプをいう。
●紫外線ランプUVRとは、殺菌力を持つ紫外線波長域の光線(紫外線)を照射する光源の総称をいう。蛍光灯タイプのものが一般的。ガラス管の内側に蛍光物質を塗布していない蛍光灯と考えればよい。蛍光物質がないため、水銀の発光が可視光線に変換されることなく、そのまま外部に照射される。
殺菌力を持つ波長域というのは紫外線のことを差す。水銀のスペクトル線のうち、253.7nm付近(UV−C領域)のものが特に殺菌力が高い。菌細胞内の核酸へ作用し、DNAを損傷(チミン二量体を生成)することで殺菌効果を発揮する。この波長域の光線は一般のガラスでは吸収されてしまうため、殺菌灯の管には石英ガラスが使われる。
蛍光灯形の型番はGL−x(xはワット数で一般的に4ワットから40ワット程度まである)。器具は蛍光灯器具と同じであり、ランプを取り替えるだけで殺菌灯器具として利用できる。
DNAを損傷するので、人体にも有害であり、皮膚・目を損傷する。防護メガネの着用は必須で、肉眼で点灯中のランプを見るのは厳禁であり、また光線が皮膚にあたらないよう保護する必要がある。
ケミカルランプやブラックライトも紫外線を発するが、波長域の違いで殺菌灯とは呼ばない(以上、ウィキペディアフリー百科事典より抜粋。)。
●包装容器(包装袋)とは、真空包装をするために真空包装対象品を入れるための密封したプラスチックなどの包装容器(包装袋)をいう。
●真空包装対象品とは、真空包装対象である食品や無菌包装が必要とされる商品をいう。
●包装容器(包装袋)に入った真空包装対象品CGとは、真空包装をするために、包装容器(包装袋)に収納された真空包装対象品をいう。
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<用語の説明>…2つの真空チャンバーCと1つの上蓋と4本の搖動リンクLKを有するUV殺菌機能付き真空包装機100(実施例2の考案)に特有の用語の説明
●2つの真空チャンバーCとは、UV殺菌機能付き真空包装機100の動力室の上に、左右に設置される真空チャンバーCをいう。
●搖動リンクLKとは、4本あって、上蓋UC前後左右とUV殺菌機能付き真空包装機100の前後左右とを4本のピン結合pjにより搖動可能に結合してなり、搖動リンクLKが搖動することにより上蓋UCが2つの真空チャンバーCの何れかを閉じることができる(2つの真空チャンバーCを同時に閉じることはできない。1つの真空チャンバーCを閉じた場合は、他方の真空チャンバーCは開いた状態になっている。)。
UV殺菌機能付き真空包装機100は、上蓋UCが2つの真空チャンバーCの何れかを閉じた場合には、真空ポンプpにより真空減圧し、上蓋UCが当該真空チャンバーCから開いた場合には、真空ポンプpにより真空減圧を停止するように構成されている。
●ピン結合pjとは、実施例2の考案においては、真空包装機本体100と上蓋UCの接合具、又は、接続の一形式をいう。ピンジョイント,ピン継手ともいう。真空包装機本体100と上蓋UCの接合点では回転が自由であるが,真空包装機本体100と上蓋UC相互間に曲げモーメントを伝えないものをいう。ここに、ピン結合pjの回転軸以外は拘束されている(図6〜図12)。
●搖動とは、搖動リンクLKを左右の何れかに回転させることにより、上蓋UCが水平を保ったまま、真空チャンバーCの何れかを閉じること、あるいは、真空チャンバーCの何れかを閉じていた状態から開いた状態にすることをいう。
■平行リンク機構とは、固定リンクと中間リンクが同じ長さ、駆動リンクと従動リンクも同じ長さのリンク機構をいう(図9)。
平行リンク機構においては、駆動リンクが時計回り、反時計回りの何れの場合にも、従動リンクも同じ角度で揺動すると共に、駆動リンクと従動リンクは、必ず対称性を持って揺動をする。
固定リンクが、本体Bであり、中間リンクが上蓋UCであり、駆動リンクと従属リンクが搖動リンクLKである。
■実施例1の考案とは、上蓋UCを1つ、真空チャンバーCを1つ有してなる、本発明に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(請求項1〜6の何れかに記載された考案)をいう。
■実施例2の考案とは、上蓋UCを1つ、真空チャンバーCを2つを有してなり、搖動リンクLKにより上蓋UCを搖動させて、2つの真空チャンバーを相互に閉じることを可能にした、UV殺菌機能付き真空包装機100(請求項7〜12の何れかに記載された考案)をいう。
■第1の実施態様とは、ヒートシーラーhsが1つ設置された実施態様(図1、図4)をいう。
■第2の実施態様とは、ヒートシーラーhsが2つ設置された実施態様(図2、図5)をいう。
■第3の実施態様とは、ヒートシーラーhsが4つ設置された実施態様(図6)をいう。
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<記号の説明>
H…上蓋UCの四角推台の高さ(cm)
A…上蓋UCの四角推台の底面の辺長(cm)
B…上蓋UCの四角推台の底面の辺長(cm)
a…上蓋UCの四角推台の上面の辺長(cm)
b…上蓋UCの四角推台の上面の辺長(cm)
l…UVランプの管長(cm)
d…UVランプの直径(cm)
θ…搖動リンクLK(駆動リンク、従動リンク)が垂直線となす角度(°)
θmax…上蓋UCにより右側真空チャンバーCを無閉じた状態におけるθの値(°)
θは、0〜θmaxの間をとり、搖動リンクLKは搖動する。
R…搖動リンクLK(駆動リンク、従動リンク)の固定点から先端点までの距離(cm)
A…搖動リンクLK同士の閉じた状態における距離(cm)
B…上蓋UCの角点Qの搖動リンクLK(駆動リンク)の先端点Pからの水平距離(cm)
Y1…搖動リンクLKの固定点Oから本体Bまでの垂直距離(cm)
Y2…搖動リンクLKの先端点Pから上蓋UCの底面までの垂直距離(cm)
Y…Y1+Y2(cm)
ここに、上蓋UCにより右側真空チャンバーCを閉じた状態において、搖動リンクLKの固定点Oを中心とする半径Rの円と、搖動リンクLKの固定点Oより垂直に距離Yの水平線との交点が、搖動リンクLKの先端点Pとなる。
O…搖動リンクLK(駆動リンク)の固定点をいう。
P…搖動リンクLK(駆動リンク)の先端点をいう。
Q…上蓋UCリンクの左下の角点をいう。
P’…上蓋UCにより右側真空チャンバーCを閉じた状態において、点Pを通る垂直線と本体Bの上表面と交わる点をいう。
Q’…上蓋UCにより右側真空チャンバーCを閉じた状態において、点Qを通る垂直線と本体Bの上表面と交わる点をいう。
(1)式
R×sin(θmax)−B>A……(1)式
ここに、coc(θmax)=Y/R…(2)式
(1)式と()式を連立させて、
(R**2−Y**2)**0.5>A+B…(3)式
設計パラメーターR、Y、A、Bの間に(3)式が成立すねことが、本発明の実施例2を完成させる必須の条件である。
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<2つの真空チャンバーCと1つの上蓋と4本の搖動リンクLKを有するUV殺菌機能付き真空包装機100の特有の意義>
2つの真空チャンバーCと1つの上蓋と4本の搖動リンクLKを有するUV殺菌機能付き真空包装機100は、これらの要件を組合せることにより、上蓋UCが一方の真空チャンバーCを閉じた状態にした場合には、上蓋UCは他方の真空チャンバーCを開いた状態にしている。
閉じた状態の真空チャンバーCにおいては、真空ポンプpにより真空減圧し、真空包装を行い、開いた状態の真空チャンバーCにおいては、真空包装が完了した包装容器(包装袋)に入った真空包装対象品CGを取り出し、新たに包装容器(包装袋)に入った対真空包装対象品CGを真空包装に供すべく真空チャンバーCにセットする作業を行う。
2つの真空チャンバーCを閉じた状態から開いた状態に交互に切りかえることにより、一方の真空チャンバーCでは、真空包装作業を行い、他方の真空チャンバーCでは、包装容器(包装袋)に入った真空包装対象品CGを取り出し、新たに包装容器(包装袋)に入った真空包装対象品CGを真空包装に供すべく真空チャンバーCにセットする作業を同時に並行して行うことができるので、真空包装作業を効率的に行うことができる。
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<上蓋UCの内側空間ISに殺菌機能を有する紫外線ランプUVRを設置することを着想した経緯について>
常識的には、不動部分である本体Bの内側に空間があるにも拘らず、可動部分である上蓋UCの内側空間ISに紫外線ランプUVRを設置することは抵抗感があり着想し難いと言える。
考案者は、実際に本体Bの側面(4面)に紫外線ランプUVRを設置したところ、包装袋に入った真空包装対象品CGの側面から紫外線を当てることになり、殺菌効果が十分でないことが経験的に分かった。すなわち、包装袋に入った真空包装対象品CGの表面(真空包装機100にセットした場合の真空包装機100の上面側)に対して、紫外線を照射する必要があることが経験的に分かった。
そこで、鋭意試行錯誤した結果、第2、第8の考案(請求項2、8に記載の考案)を完成させたものである。
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<実施例2の発明を着想した経緯について>
実施例2の発明を着想した出発点は、UV紫外線ランプUVRによる殺菌時間t(上蓋UCが閉じた状態から開いた時までの時間t)が、上蓋UCが開いた時から、包装袋に入った真空包装対象品CGを所定位置に並べて、包装袋の入口側をヒートシーラーhsの位置に合わせる真空包装殺菌準備時間t’とほぼ同じ時間にすることが可能となることが判明したことである。
UV紫外線ランプUVRによる殺菌時間tを真空包装殺菌準備時間t’(15秒〜60秒)に合わせることが可能になったので、2つの真空チャンバーCを設けて、上蓋UCにより、一方の真空チャンバーCを閉じて、真空包装殺菌の作業を行い、他方の真空チャンバーCは、開口させて、真空殺菌の準備時間に当てれば、並列して連続的に真空包装殺菌作業を効率的に行うこができることを発見した。
そして、常識的には真空チャンバーCが2つ有れば、それらを閉じる上蓋UCは2つ必要であると考えるのが普通であるが、真空チャンバーCを閉じる上蓋UCは、2つ必要なく、1つで足りることも分かり、上蓋UCで一方の真空チャンバーCを閉じる時間tと他方の真空チャンバーCを開ける時間t’とが同じになる機構として、平行リンク機構を着想して実施例2の発明を完成させたものである。
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課題を解決するための手段は、本願の実用新案登録請求の範囲の各請求項に記載の考案であり、その具体的な解決手段は、以下の通りである。
○第1の考案(請求項1に記載の考案)
上記の課題を解決するための第1の考案(請求項1に記載の考案)は、
真空チャンバーCと、当該真空チャンバーCの上辺に設置されるヒートシーラーhsと、ピン結合pjにより開閉可能な上蓋UCと真空ポンプpと電気配線と吸引配管と排気配管が設置収納された動力室からなるUV殺菌機能付き真空包装機100において、上蓋UCが閉じた場合には、真空ポンプpにより真空減圧し、上蓋UCが開いた場合には、真空ポンプpにより真空減圧を停止すると共に、上蓋UCの内側空間ISに殺菌機能を有する紫外線ランプUVRを設置したことを特徴とするUV殺菌機能付き真空包装機100である。
○第2の考案(請求項2に記載の考案)
上記の課題を解決するための第2の考案(請求項2に記載の考案)は、
上蓋UCの内側空間ISに殺菌機能を有する直管型の紫外線ランプUVRを4本矩形状に設置したここを特徴とする請求項1に記載されたUV殺菌機能付き真空包装機100である。
○第3の考案(請求項3に記載の考案)
上記の課題を解決するための第3の考案(請求項3に記載の考案)は、
紫外線ランプUVRにより波長が35〜275nmの紫外線UVを発生することを特徴とする請求項1〜2の何れかに記載されたUV殺菌機能付き真空包装機100である。
○第4の考案(請求項4に記載の考案)
上記の課題を解決するための第4の考案(請求項4に記載の考案)は、
上蓋UCが閉じた場合には、真空ポンプpにより真空減圧し、上蓋UCが開いた場合には、真空ポンプpにより真空減圧を停止するUV殺菌機能付き真空包装機100において、上蓋UCが閉じた時から上蓋UCが開いた時までの時間tが、15秒〜60秒であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載されたUV殺菌機能付き真空包装機100である。
○第5の考案(請求項5に記載の考案)
上記の課題を解決するための第5の考案(請求項5に記載の考案)は、
上蓋UCが透明であることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載されたUV殺菌機能付き真空包装機100である。
○第6の考案(請求項6に記載の考案)
上記の課題を解決するための第6の考案(請求項6に記載の考案)は、
当該真空チャンバーCの上辺に設置されるヒートシーラーhsが、当該真空チャンバーCの上辺に対向して設置されることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載されたUV殺菌機能付き真空包装機100である。
○第7の考案(請求項7に記載の考案)
上記の課題を解決するための第7の考案(請求項7に記載の考案)は、
2つの真空チャンバーCと当該真空チャンバーCの上辺に設置されるヒートシーラーhsと、開閉可能な上蓋UCと、4本の搖動リンクLKと、真空ポンプpと吸引配管と排気配管が設置収納されている動力室からなるUV殺菌機能付き真空包装機100において、4本の搖動リンクLKは、上蓋UCとUV殺菌機能付き真空包装機100とをピン結合pjにより搖動可能に結合してなり、搖動リンクLKが搖動することにより上蓋UCが2つの真空チャンバーCの何れかを閉じた場合には、真空ポンプpにより真空減圧し、上蓋UCが当該真空チャンバーCから開いた場合には、真空ポンプpにより真空減圧を停止すると共に、上蓋UCの内側空間ISに殺菌機能を有する紫外線ランプUVRを設置したことを特徴とするUV殺菌機能付き真空包装機100である。
○第8の考案(請求項8に記載の考案)
上記の課題を解決するための第8の考案(請求項8に記載の考案)は、
上蓋UCの内側空間ISに殺菌機能を有する直管型の紫外線ランプUVRを4本矩形状に設置したことを特徴とする請求項7に記載されたUV殺菌機能付き真空包装機100である。
○第9の考案(請求項9に記載の考案)
上記の課題を解決するための第9の考案(請求項9に記載の考案)は、
紫外線ランプUVRにより波長が35〜275nmの紫外線UVを発生することを特徴とする請求項7〜8の何れかに記載されたUV殺菌機能付き真空包装機100である。
○第10の考案(請求項10に記載の考案)
上記の課題を解決するための第10の考案(請求項10に記載の考案)は、
上蓋UCが閉じた場合には、真空ポンプpにより真空減圧し、上蓋UCが開いた場合には、真空ポンプpにより真空減圧を停止するUV殺菌機能付き真空包装機100において、上蓋UCが閉じた時から上蓋UCが開いた時までの時間tが、15秒〜60秒であることを特徴とする請求項7〜9の何れかに記載されたUV殺菌機能付き真空包装機100である。
○第11の考案(請求項11に記載の考案)
上記の課題を解決するための第11の考案(請求項11に記載の考案)は、
上蓋UCが透明であることを特徴とする請求項7〜10の何れかに記載されたUV殺菌機能付き真空包装機100である。
○第12の考案(請求項12に記載の考案)
上記の課題を解決するための第12の考案(請求項12に記載の考案)は、
当該真空チャンバーCの上辺に設置されるヒートシーラーhsが、当該真空チャンバーCの上辺に対向して設置されることを特徴とする請求項7〜11の何れかに記載されたUV殺菌機能付き真空包装機100である。
実用新案登録請求の範囲、明細書、図面等の用語の解釈上の疑義を解消すべく、以下用語の説明を行うこととする。
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<用語の説明>
●紫外線とは、菫外線ともいう。スペクトルの紫より短波長側にある不可視光線で,400nm以下の光である。可視光線より波長が短く,X線より波長の長い電磁波で,波長190nm以下の領域を特に真空紫外線と呼ぶ。ほとんどの光化学変化は紫外線によって引起される。本発明に係る紫外線は、殺菌機能を有する紫外線であり、殺菌作用が有る波長が35〜275nmの紫外線が例示される。
●殺菌とは、滅菌ともいう。微生物のうち主として細菌を死滅させる,あるいは除去すること。病原菌による人体,家畜,農作物等の感染や,台所用具,医療器具等の汚染,食物など保存を要する物の細菌の活動による変質などを防ぐ目的で行う。物理的方法として乾燥,加熱(煮沸,高圧水蒸気,火炎)と両者の結合(乾熱滅菌),紫外線照射,放射線照射など。化学的方法として殺菌剤,消毒薬,有毒ガスの使用がある。細菌と抵抗力の強いその芽胞を殺すに十分で,しかも人体や保存すべき物に変化を与えることが少ない方法がすぐれている。特に病原微生物を殺すことを消毒という。
●UV殺菌とは、紫外線(UV)による殺菌をいう。
●UV殺菌機能とは、紫外線(UV)による殺菌をする働きの意味合いである。
●UV殺菌機能付き真空包装機100とは、紫外線(UV)による殺菌をする働きを備えた真空包装機をいい、より具体的には、UV殺菌をする働きを奏する紫外線ランプを設置した真空包装機をいう。
●真空包装機とは、密封したプラスチックなどの包装容器(包装袋)内の空気を吸引して脱気することで包装容器(包装袋)の内部を真空状態にする機械をいう。包装容器(包装袋)内の酸素を排除することで内容物である食品等の化学的な変質や微生物による変質を抑制することを目的とする。
そして、「真空包装」は日本工業規格(JIS)においても定義付けされている。日本工業規格の定義では「真空包装」とは「内容物の充填時に容器(包装袋)から空気を吸引排気して密封し、物品の変質などを防止することを目的とする包装」とされている。また、「包装容器(包装袋)には、ガスバリア性の優れた包装材料を用いる」とされている。「真空包装」の対応英語は「vacuum packaging」である。
●UV殺菌機能付き真空包装機100とは、真空包装機本体Bと上蓋UCとピン結合pj(実施例1の考案)又は搖動リンクLK(実施例2の考案)から構成され、より具体的には、真空チャンバーCとピン結合pjにより開閉可能な上蓋UCと真空ポンプpと吸引配管と排気配管が設置収納されている動力室drとヒートシーラーhsから構成される。
動力室drは、より具体的には、真空ポンプpと、真空ポンプpを駆動するモーターmと吸引配管と排気配管等から構成されている。
●真空包装機本体B(もしくは、単に「本体B」ともいう。)とは、本願考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100のうち、上蓋UCとピン結合pj又は搖動リンクLKを除外した部分をいう。
●真空包装機本体Bは、真空チャンバーCと真空ポンプpと吸引配管と排気配管が設置収納されている動力室drとヒートシーラーhs等から構成されている(図1〜図7)。
動力室drは、より具体的には、真空ポンプpと、真空ポンプpを駆動するモーターmと吸引配管と排気配管等から構成されている。
●ヒートシーラーhsとは、真空包装において、熱を利用してポリ袋等の包装容器(包装袋)の閉じ口を密着させて封じる装置をいう。
●真空チャンバーCとは、内部を真空にするための容器をいう。真空チャンバーCは真空包装機の中心部分であり、真空包装機の仕様によりその形状や材質が決められる。使用される材質は主に真空用材料から選定される。
●真空チャンバーCの上辺とは、ヒートシーラーhsが設置される位置であって、真空チャンバーCの上表面の辺に近い位置をいう(図1、図2、図4、図5、図6)。
●上蓋UCとは、真空チャンバーCの上平面を覆う、ピン結合pjにより開閉可能な蓋部分をいう。
本発明に係る、殺菌をする働きを奏する紫外線ランプを有する真空包装機100は、上蓋UCが閉じた場合には、真空ポンプpにより真空減圧し、上蓋UCが開いた場合には、真空ポンプpにより真空減圧を停止する殺菌機能付き真空包装機において、上蓋UCの内側に殺菌機能を有する紫外線ランプUVRを設置したことを特徴とするUV殺菌機能付き真空包装機100である。
●上蓋USの内側空間ISとは、殺菌機能を有する紫外線ランプUVRを設置するために設けられた、上蓋UCの内側の空間、すなわち、上蓋UCの上面と下面に囲まれた空間をいう。上蓋UCの下面は、四周が縁面であり、中央部が矩形状の開口面から構成される(図8)。
●内側とは、周辺(上蓋UCの上面)からUV殺菌機能付き真空包装機100の中心(重心)へ向かう側をいい、外側とは、UV殺菌機能付き真空包装機100の中心(重心)から周辺へ向かう側をいう。
●ピン結合pjとは、実施例1の考案においては、真空包装機本体100と上蓋UCの接合具、又は、接続の一形式をいう。ピンジョイント,ピン継手ともいう。真空包装機本体100と上蓋UCの接合点では回転が自由であるが,真空包装機本体100と上蓋UC相互間に曲げモーメントを伝えないものをいう。ここに、ピン結合pjの回転軸以外は拘束されている(図1〜図5)。
●真空ポンプpとは、真空チャンバーC内から空気を排出し、真空を得るためのポンプをいう。
●紫外線ランプUVRとは、殺菌力を持つ紫外線波長域の光線(紫外線)を照射する光源の総称をいう。蛍光灯タイプのものが一般的。ガラス管の内側に蛍光物質を塗布していない蛍光灯と考えればよい。蛍光物質がないため、水銀の発光が可視光線に変換されることなく、そのまま外部に照射される。
殺菌力を持つ波長域というのは紫外線のことを差す。水銀のスペクトル線のうち、253.7nm付近(UV−C領域)のものが特に殺菌力が高い。菌細胞内の核酸へ作用し、DNAを損傷(チミン二量体を生成)することで殺菌効果を発揮する。この波長域の光線は一般のガラスでは吸収されてしまうため、殺菌灯の管には石英ガラスが使われる。
蛍光灯形の型番はGL−x(xはワット数で一般的に4ワットから40ワット程度まである)。器具は蛍光灯器具と同じであり、ランプを取り替えるだけで殺菌灯器具として利用できる。
DNAを損傷するので、人体にも有害であり、皮膚・目を損傷する。防護メガネの着用は必須で、肉眼で点灯中のランプを見るのは厳禁であり、また光線が皮膚にあたらないよう保護する必要がある。
ケミカルランプやブラックライトも紫外線を発するが、波長域の違いで殺菌灯とは呼ばない(以上、ウィキペディアフリー百科事典より抜粋。)。
●包装容器(包装袋)とは、真空包装をするために真空包装対象品を入れるための密封したプラスチックなどの包装容器(包装袋)をいう。
●真空包装対象品とは、真空包装対象である食品や無菌包装が必要とされる商品をいう。
●包装容器(包装袋)に入った真空包装対象品CGとは、真空包装をするために、包装容器(包装袋)に収納された真空包装対象品をいう。
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<用語の説明>…2つの真空チャンバーCと1つの上蓋と4本の搖動リンクLKを有するUV殺菌機能付き真空包装機100(実施例2の考案)に特有の用語の説明
●2つの真空チャンバーCとは、UV殺菌機能付き真空包装機100の動力室の上に、左右に設置される真空チャンバーCをいう。
●搖動リンクLKとは、4本あって、上蓋UC前後左右とUV殺菌機能付き真空包装機100の前後左右とを4本のピン結合pjにより搖動可能に結合してなり、搖動リンクLKが搖動することにより上蓋UCが2つの真空チャンバーCの何れかを閉じることができる(2つの真空チャンバーCを同時に閉じることはできない。1つの真空チャンバーCを閉じた場合は、他方の真空チャンバーCは開いた状態になっている。)。
UV殺菌機能付き真空包装機100は、上蓋UCが2つの真空チャンバーCの何れかを閉じた場合には、真空ポンプpにより真空減圧し、上蓋UCが当該真空チャンバーCから開いた場合には、真空ポンプpにより真空減圧を停止するように構成されている。
●ピン結合pjとは、実施例2の考案においては、真空包装機本体100と上蓋UCの接合具、又は、接続の一形式をいう。ピンジョイント,ピン継手ともいう。真空包装機本体100と上蓋UCの接合点では回転が自由であるが,真空包装機本体100と上蓋UC相互間に曲げモーメントを伝えないものをいう。ここに、ピン結合pjの回転軸以外は拘束されている(図6〜図12)。
●搖動とは、搖動リンクLKを左右の何れかに回転させることにより、上蓋UCが水平を保ったまま、真空チャンバーCの何れかを閉じること、あるいは、真空チャンバーCの何れかを閉じていた状態から開いた状態にすることをいう。
■平行リンク機構とは、固定リンクと中間リンクが同じ長さ、駆動リンクと従動リンクも同じ長さのリンク機構をいう(図9)。
平行リンク機構においては、駆動リンクが時計回り、反時計回りの何れの場合にも、従動リンクも同じ角度で揺動すると共に、駆動リンクと従動リンクは、必ず対称性を持って揺動をする。
固定リンクが、本体Bであり、中間リンクが上蓋UCであり、駆動リンクと従属リンクが搖動リンクLKである。
■実施例1の考案とは、上蓋UCを1つ、真空チャンバーCを1つ有してなる、本発明に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(請求項1〜6の何れかに記載された考案)をいう。
■実施例2の考案とは、上蓋UCを1つ、真空チャンバーCを2つを有してなり、搖動リンクLKにより上蓋UCを搖動させて、2つの真空チャンバーを相互に閉じることを可能にした、UV殺菌機能付き真空包装機100(請求項7〜12の何れかに記載された考案)をいう。
■第1の実施態様とは、ヒートシーラーhsが1つ設置された実施態様(図1、図4)をいう。
■第2の実施態様とは、ヒートシーラーhsが2つ設置された実施態様(図2、図5)をいう。
■第3の実施態様とは、ヒートシーラーhsが4つ設置された実施態様(図6)をいう。
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<記号の説明>
H…上蓋UCの四角推台の高さ(cm)
A…上蓋UCの四角推台の底面の辺長(cm)
B…上蓋UCの四角推台の底面の辺長(cm)
a…上蓋UCの四角推台の上面の辺長(cm)
b…上蓋UCの四角推台の上面の辺長(cm)
l…UVランプの管長(cm)
d…UVランプの直径(cm)
θ…搖動リンクLK(駆動リンク、従動リンク)が垂直線となす角度(°)
θmax…上蓋UCにより右側真空チャンバーCを無閉じた状態におけるθの値(°)
θは、0〜θmaxの間をとり、搖動リンクLKは搖動する。
R…搖動リンクLK(駆動リンク、従動リンク)の固定点から先端点までの距離(cm)
A…搖動リンクLK同士の閉じた状態における距離(cm)
B…上蓋UCの角点Qの搖動リンクLK(駆動リンク)の先端点Pからの水平距離(cm)
Y1…搖動リンクLKの固定点Oから本体Bまでの垂直距離(cm)
Y2…搖動リンクLKの先端点Pから上蓋UCの底面までの垂直距離(cm)
Y…Y1+Y2(cm)
ここに、上蓋UCにより右側真空チャンバーCを閉じた状態において、搖動リンクLKの固定点Oを中心とする半径Rの円と、搖動リンクLKの固定点Oより垂直に距離Yの水平線との交点が、搖動リンクLKの先端点Pとなる。
O…搖動リンクLK(駆動リンク)の固定点をいう。
P…搖動リンクLK(駆動リンク)の先端点をいう。
Q…上蓋UCリンクの左下の角点をいう。
P’…上蓋UCにより右側真空チャンバーCを閉じた状態において、点Pを通る垂直線と本体Bの上表面と交わる点をいう。
Q’…上蓋UCにより右側真空チャンバーCを閉じた状態において、点Qを通る垂直線と本体Bの上表面と交わる点をいう。
(1)式
R×sin(θmax)−B>A……(1)式
ここに、coc(θmax)=Y/R…(2)式
(1)式と()式を連立させて、
(R**2−Y**2)**0.5>A+B…(3)式
設計パラメーターR、Y、A、Bの間に(3)式が成立すねことが、本発明の実施例2を完成させる必須の条件である。
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<2つの真空チャンバーCと1つの上蓋と4本の搖動リンクLKを有するUV殺菌機能付き真空包装機100の特有の意義>
2つの真空チャンバーCと1つの上蓋と4本の搖動リンクLKを有するUV殺菌機能付き真空包装機100は、これらの要件を組合せることにより、上蓋UCが一方の真空チャンバーCを閉じた状態にした場合には、上蓋UCは他方の真空チャンバーCを開いた状態にしている。
閉じた状態の真空チャンバーCにおいては、真空ポンプpにより真空減圧し、真空包装を行い、開いた状態の真空チャンバーCにおいては、真空包装が完了した包装容器(包装袋)に入った真空包装対象品CGを取り出し、新たに包装容器(包装袋)に入った対真空包装対象品CGを真空包装に供すべく真空チャンバーCにセットする作業を行う。
2つの真空チャンバーCを閉じた状態から開いた状態に交互に切りかえることにより、一方の真空チャンバーCでは、真空包装作業を行い、他方の真空チャンバーCでは、包装容器(包装袋)に入った真空包装対象品CGを取り出し、新たに包装容器(包装袋)に入った真空包装対象品CGを真空包装に供すべく真空チャンバーCにセットする作業を同時に並行して行うことができるので、真空包装作業を効率的に行うことができる。
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<上蓋UCの内側空間ISに殺菌機能を有する紫外線ランプUVRを設置することを着想した経緯について>
常識的には、不動部分である本体Bの内側に空間があるにも拘らず、可動部分である上蓋UCの内側空間ISに紫外線ランプUVRを設置することは抵抗感があり着想し難いと言える。
考案者は、実際に本体Bの側面(4面)に紫外線ランプUVRを設置したところ、包装袋に入った真空包装対象品CGの側面から紫外線を当てることになり、殺菌効果が十分でないことが経験的に分かった。すなわち、包装袋に入った真空包装対象品CGの表面(真空包装機100にセットした場合の真空包装機100の上面側)に対して、紫外線を照射する必要があることが経験的に分かった。
そこで、鋭意試行錯誤した結果、第2、第8の考案(請求項2、8に記載の考案)を完成させたものである。
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<実施例2の発明を着想した経緯について>
実施例2の発明を着想した出発点は、UV紫外線ランプUVRによる殺菌時間t(上蓋UCが閉じた状態から開いた時までの時間t)が、上蓋UCが開いた時から、包装袋に入った真空包装対象品CGを所定位置に並べて、包装袋の入口側をヒートシーラーhsの位置に合わせる真空包装殺菌準備時間t’とほぼ同じ時間にすることが可能となることが判明したことである。
UV紫外線ランプUVRによる殺菌時間tを真空包装殺菌準備時間t’(15秒〜60秒)に合わせることが可能になったので、2つの真空チャンバーCを設けて、上蓋UCにより、一方の真空チャンバーCを閉じて、真空包装殺菌の作業を行い、他方の真空チャンバーCは、開口させて、真空殺菌の準備時間に当てれば、並列して連続的に真空包装殺菌作業を効率的に行うこができることを発見した。
そして、常識的には真空チャンバーCが2つ有れば、それらを閉じる上蓋UCは2つ必要であると考えるのが普通であるが、真空チャンバーCを閉じる上蓋UCは、2つ必要なく、1つで足りることも分かり、上蓋UCで一方の真空チャンバーCを閉じる時間tと他方の真空チャンバーCを開ける時間t’とが同じになる機構として、平行リンク機構を着想して実施例2の発明を完成させたものである。
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課題を解決するための手段は、本願の実用新案登録請求の範囲の各請求項に記載の考案であり、その具体的な解決手段は、以下の通りである。
○第1の考案(請求項1に記載の考案)
上記の課題を解決するための第1の考案(請求項1に記載の考案)は、
真空チャンバーCと、当該真空チャンバーCの上辺に設置されるヒートシーラーhsと、ピン結合pjにより開閉可能な上蓋UCと真空ポンプpと電気配線と吸引配管と排気配管が設置収納された動力室からなるUV殺菌機能付き真空包装機100において、上蓋UCが閉じた場合には、真空ポンプpにより真空減圧し、上蓋UCが開いた場合には、真空ポンプpにより真空減圧を停止すると共に、上蓋UCの内側空間ISに殺菌機能を有する紫外線ランプUVRを設置したことを特徴とするUV殺菌機能付き真空包装機100である。
○第2の考案(請求項2に記載の考案)
上記の課題を解決するための第2の考案(請求項2に記載の考案)は、
上蓋UCの内側空間ISに殺菌機能を有する直管型の紫外線ランプUVRを4本矩形状に設置したここを特徴とする請求項1に記載されたUV殺菌機能付き真空包装機100である。
○第3の考案(請求項3に記載の考案)
上記の課題を解決するための第3の考案(請求項3に記載の考案)は、
紫外線ランプUVRにより波長が35〜275nmの紫外線UVを発生することを特徴とする請求項1〜2の何れかに記載されたUV殺菌機能付き真空包装機100である。
○第4の考案(請求項4に記載の考案)
上記の課題を解決するための第4の考案(請求項4に記載の考案)は、
上蓋UCが閉じた場合には、真空ポンプpにより真空減圧し、上蓋UCが開いた場合には、真空ポンプpにより真空減圧を停止するUV殺菌機能付き真空包装機100において、上蓋UCが閉じた時から上蓋UCが開いた時までの時間tが、15秒〜60秒であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載されたUV殺菌機能付き真空包装機100である。
○第5の考案(請求項5に記載の考案)
上記の課題を解決するための第5の考案(請求項5に記載の考案)は、
上蓋UCが透明であることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載されたUV殺菌機能付き真空包装機100である。
○第6の考案(請求項6に記載の考案)
上記の課題を解決するための第6の考案(請求項6に記載の考案)は、
当該真空チャンバーCの上辺に設置されるヒートシーラーhsが、当該真空チャンバーCの上辺に対向して設置されることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載されたUV殺菌機能付き真空包装機100である。
○第7の考案(請求項7に記載の考案)
上記の課題を解決するための第7の考案(請求項7に記載の考案)は、
2つの真空チャンバーCと当該真空チャンバーCの上辺に設置されるヒートシーラーhsと、開閉可能な上蓋UCと、4本の搖動リンクLKと、真空ポンプpと吸引配管と排気配管が設置収納されている動力室からなるUV殺菌機能付き真空包装機100において、4本の搖動リンクLKは、上蓋UCとUV殺菌機能付き真空包装機100とをピン結合pjにより搖動可能に結合してなり、搖動リンクLKが搖動することにより上蓋UCが2つの真空チャンバーCの何れかを閉じた場合には、真空ポンプpにより真空減圧し、上蓋UCが当該真空チャンバーCから開いた場合には、真空ポンプpにより真空減圧を停止すると共に、上蓋UCの内側空間ISに殺菌機能を有する紫外線ランプUVRを設置したことを特徴とするUV殺菌機能付き真空包装機100である。
○第8の考案(請求項8に記載の考案)
上記の課題を解決するための第8の考案(請求項8に記載の考案)は、
上蓋UCの内側空間ISに殺菌機能を有する直管型の紫外線ランプUVRを4本矩形状に設置したことを特徴とする請求項7に記載されたUV殺菌機能付き真空包装機100である。
○第9の考案(請求項9に記載の考案)
上記の課題を解決するための第9の考案(請求項9に記載の考案)は、
紫外線ランプUVRにより波長が35〜275nmの紫外線UVを発生することを特徴とする請求項7〜8の何れかに記載されたUV殺菌機能付き真空包装機100である。
○第10の考案(請求項10に記載の考案)
上記の課題を解決するための第10の考案(請求項10に記載の考案)は、
上蓋UCが閉じた場合には、真空ポンプpにより真空減圧し、上蓋UCが開いた場合には、真空ポンプpにより真空減圧を停止するUV殺菌機能付き真空包装機100において、上蓋UCが閉じた時から上蓋UCが開いた時までの時間tが、15秒〜60秒であることを特徴とする請求項7〜9の何れかに記載されたUV殺菌機能付き真空包装機100である。
○第11の考案(請求項11に記載の考案)
上記の課題を解決するための第11の考案(請求項11に記載の考案)は、
上蓋UCが透明であることを特徴とする請求項7〜10の何れかに記載されたUV殺菌機能付き真空包装機100である。
○第12の考案(請求項12に記載の考案)
上記の課題を解決するための第12の考案(請求項12に記載の考案)は、
当該真空チャンバーCの上辺に設置されるヒートシーラーhsが、当該真空チャンバーCの上辺に対向して設置されることを特徴とする請求項7〜11の何れかに記載されたUV殺菌機能付き真空包装機100である。
本考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100は、上記のような特徴的構成要件から構成され、特徴的構成要件に応じた、以下のような本願考案特有の効果を奏する。
また、上記の各考案に応じた、上記のような特徴的構成要件から構成されたUV殺菌機能付き真空包装機100によれば、本願考案の課題を十分解消することができた。
○第1の考案の効果
第1の考案によれば、
真空チャンバーCと、当該真空チャンバーCの上辺に設置されるヒートシーラーhsと、ピン結合pjにより開閉可能な上蓋UCと真空ポンプpと電気配線と吸引配管と排気配管が設置収納された動力室からなるUV殺菌機能付き真空包装機100において、上蓋UCが閉じた場合には、真空ポンプpにより真空減圧し、上蓋UCが開いた場合には、真空ポンプpにより真空減圧を停止すると共に、上蓋UCの内側空間ISに殺菌機能を有する紫外線ランプUVRを設置したことという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第2の考案の効果
第2の考案によれば、
上蓋UCの内側空間ISに殺菌機能を有する直管型の紫外線ランプUVRを4本矩形状に設置したこという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第3の考案の効果
第3の考案によれば、
紫外線ランプUVRにより波長が35〜275nmの紫外線UVを発生することという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第4の考案の効果
第4の考案によれば、
上蓋UCが閉じた場合には、真空ポンプpにより真空減圧し、上蓋UCが開いた場合には、真空ポンプpにより真空減圧を停止するUV殺菌機能付き真空包装機100において、上蓋UCが閉じた時から上蓋UCが開いた時までの時間tが、15秒〜60秒であることという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第5の考案の効果
第5の考案によれば、
上蓋UCが透明であることという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第6の考案の効果
第6の考案によれば、
当該真空チャンバーCの上辺に設置されるヒートシーラーhsが、当該真空チャンバーCの上辺に対向して設置されることという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第7の考案の効果
第7の考案によれば、
2つの真空チャンバーCと当該真空チャンバーCの上辺に設置されるヒートシーラーhsと、開閉可能な上蓋UCと、4本の搖動リンクLKと、真空ポンプpと吸引配管と排気配管が設置収納されている動力室からなるUV殺菌機能付き真空包装機100において、4本の搖動リンクLKは、上蓋UCとUV殺菌機能付き真空包装機100とをピン結合pjにより搖動可能に結合してなり、搖動リンクLKが搖動することにより上蓋UCが2つの真空チャンバーCの何れかを閉じた場合には、真空ポンプpにより真空減圧し、上蓋UCが当該真空チャンバーCから開いた場合には、真空ポンプpにより真空減圧を停止すると共に、上蓋UCの内側空間ISに殺菌機能を有する紫外線ランプUVRを設置したことという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第8の考案の効果
第8の考案によれば、
上蓋UCの内側空間ISに殺菌機能を有する直管型の紫外線ランプUVRを4本矩形状に設置したことという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第9の考案の効果
第9の考案によれば、
紫外線ランプUVRにより波長が35〜275nmの紫外線UVを発生することという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第10の考案の効果
第10の考案によれば、
上蓋UCが閉じた場合には、真空ポンプpにより真空減圧し、上蓋UCが開いた場合には、真空ポンプpにより真空減圧を停止するUV殺菌機能付き真空包装機100において、上蓋UCが閉じた時から上蓋UCが開いた時までの時間tが、15秒〜60秒であることという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第11の考案の効果
第11の考案によれば、
上蓋UCが透明であることという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第12の考案の効果
第12の考案によれば、
当該真空チャンバーCの上辺に設置されるヒートシーラーhsが、当該真空チャンバーCの上辺に対向して設置されることという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
また、上記の各考案に応じた、上記のような特徴的構成要件から構成されたUV殺菌機能付き真空包装機100によれば、本願考案の課題を十分解消することができた。
○第1の考案の効果
第1の考案によれば、
真空チャンバーCと、当該真空チャンバーCの上辺に設置されるヒートシーラーhsと、ピン結合pjにより開閉可能な上蓋UCと真空ポンプpと電気配線と吸引配管と排気配管が設置収納された動力室からなるUV殺菌機能付き真空包装機100において、上蓋UCが閉じた場合には、真空ポンプpにより真空減圧し、上蓋UCが開いた場合には、真空ポンプpにより真空減圧を停止すると共に、上蓋UCの内側空間ISに殺菌機能を有する紫外線ランプUVRを設置したことという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第2の考案の効果
第2の考案によれば、
上蓋UCの内側空間ISに殺菌機能を有する直管型の紫外線ランプUVRを4本矩形状に設置したこという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第3の考案の効果
第3の考案によれば、
紫外線ランプUVRにより波長が35〜275nmの紫外線UVを発生することという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第4の考案の効果
第4の考案によれば、
上蓋UCが閉じた場合には、真空ポンプpにより真空減圧し、上蓋UCが開いた場合には、真空ポンプpにより真空減圧を停止するUV殺菌機能付き真空包装機100において、上蓋UCが閉じた時から上蓋UCが開いた時までの時間tが、15秒〜60秒であることという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第5の考案の効果
第5の考案によれば、
上蓋UCが透明であることという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第6の考案の効果
第6の考案によれば、
当該真空チャンバーCの上辺に設置されるヒートシーラーhsが、当該真空チャンバーCの上辺に対向して設置されることという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第7の考案の効果
第7の考案によれば、
2つの真空チャンバーCと当該真空チャンバーCの上辺に設置されるヒートシーラーhsと、開閉可能な上蓋UCと、4本の搖動リンクLKと、真空ポンプpと吸引配管と排気配管が設置収納されている動力室からなるUV殺菌機能付き真空包装機100において、4本の搖動リンクLKは、上蓋UCとUV殺菌機能付き真空包装機100とをピン結合pjにより搖動可能に結合してなり、搖動リンクLKが搖動することにより上蓋UCが2つの真空チャンバーCの何れかを閉じた場合には、真空ポンプpにより真空減圧し、上蓋UCが当該真空チャンバーCから開いた場合には、真空ポンプpにより真空減圧を停止すると共に、上蓋UCの内側空間ISに殺菌機能を有する紫外線ランプUVRを設置したことという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第8の考案の効果
第8の考案によれば、
上蓋UCの内側空間ISに殺菌機能を有する直管型の紫外線ランプUVRを4本矩形状に設置したことという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第9の考案の効果
第9の考案によれば、
紫外線ランプUVRにより波長が35〜275nmの紫外線UVを発生することという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第10の考案の効果
第10の考案によれば、
上蓋UCが閉じた場合には、真空ポンプpにより真空減圧し、上蓋UCが開いた場合には、真空ポンプpにより真空減圧を停止するUV殺菌機能付き真空包装機100において、上蓋UCが閉じた時から上蓋UCが開いた時までの時間tが、15秒〜60秒であることという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第11の考案の効果
第11の考案によれば、
上蓋UCが透明であることという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第12の考案の効果
第12の考案によれば、
当該真空チャンバーCの上辺に設置されるヒートシーラーhsが、当該真空チャンバーCの上辺に対向して設置されることという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
以下、本考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100に関する最良の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
[図1] 図1は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例1)を表した図である。(A)図は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例1)を表した斜図である。(B)図は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例1の本体)の表した平面図である。
[図2] 図2は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例1)の別の実施態様を表した図である。(A)図は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例1)の別の実施態様を表した斜図である。(B)図は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例1の別の実施態様の本体)の表した平面図である。
[図3] 図3は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例1、実施例2)の右側面断面図である。
[図4] 図4は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例1)の第1の実施態様を表した図である。(A)図は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例1)の第1の実施態様において、上蓋UCを閉じた状態を表した右側面図である。(B)図は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例1)の第1の実施態様において、上蓋UCを開いた状態を表した右側面図である。(C)図は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例1の第1の実施態様)の本体Bを表した平面図である。(D)図は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例1の第1の実施態様)の本体Bを表した平面図である。
[図5] 図5は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例1)の第2の実施態様を表した図である。(A)図は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例1)の第2の実施態様において、上蓋UCを閉じた状態を表した右側面図である。(B)図は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例1)の第2の実施態様において、上蓋UCを開いた状態を表した右側面図をである。(C)図は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例1の第2の実施態様)の本体Bを表した平面図である。(D)図は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例2の第1の実施態様)の本体Bを表した平面図である。
[図6] 図6は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例2)の第3の実施態様を表した図である。(A)図は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例2)の第3の実施態様において、上蓋UCにより図面視左側の真空チャンバーCを閉じた状態を表した右側面図である。(B)図は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例2)の第3の実施態様において、上蓋UCにより図面視右側の真空チャンバーCを閉じた状態を表した右側面図である。(C)図は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例2)の第3の実施態様において、上蓋UCを開いた状態を表した右側面図である。(D)図は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例2の第3の実施態様)の本体Bを表した平面図である。
[図7] 図7は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例2)の第3の実施態様を表した図である。(A)図は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例2)の第3の実施態様において、上蓋UCを閉じた状態を表した正面図である。(B)図は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例2)の第3の実施態様において、上蓋UCを開いた状態を表した正面図である。
[図8] 図8は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例1、実施例2)の上蓋UCの空間内側IS内に収納されたUVランプUVRを表した図である。(A)図は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例1、実施例2)の上蓋UCの内側空間IS内に収納されたUVランプUVRを表した正面断面図である。(B)図は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例1、実施例2)の上蓋UCの内側空間IS内に収納されたUVランプUVRを表した右側面断面図である。(C)図は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例1、実施例2)の上蓋UCの内側空間IS内に収納されたUVランプUVRを表した平面図である(図8では、上蓋UCが透明であり、UVランプUVRが透けて見える。)。(D)図は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例1、実施例2)の上蓋UCの内側空間IS内に収納されたUVランプUVRを表した底面図である。
(E)図は、考案に係る、UVランプUVR(直管型UVランプUVR)を表した図である。
[図9] 図9は、本考案の実施例2に利用される平行リンク機構を説明する図である。(A)図は、平行リンク機構が、駆動リンク、中間リンク、従動リンク、固定リンクから構成されることを示す図である。(B)図は、平行リンク機構が、駆動リンク、中間リンク、従動リンクから構成されることを示す図である((A)図より、より簡略した図)。
[図10] 図10は、本考案の実施例2において、平行リンク機構に関係する寸法を明確化した図である。(A)図は、上蓋UCを開いた状態における、平行リンク機構に関係する寸法を明確化した図である。(B)図は、上蓋UCを閉じた状態(上蓋UCにより右側真空チャンバーCのうえに閉じた状態)における、平行リンク機構に関係する寸法を明確化した図である。
[図11] 図11は、本考案の実施例2において、平行リンク機構に関係する寸法を明確化したる図である(本考案の実施例2において平行リンク機構が適用されるためにより簡略して駆動リンクのみを表示し従動リンクの表示は割愛してある。)。(A)図は、上蓋UCを開いた状態(θ=0)における、平行リンク機構に関係する寸法を明確化したる図である。(B)図は、上蓋UCを開いた子と閉じた状態の中間状態((θ=θ)における、平行リンク機構に関係する寸法を明確化したる図である。(C)図は、上蓋UCを閉じた状態(θ=θmax)における、平行リンク機構に関係する寸法を明確化したる図である。
[図12] 図12は、本考案の実施例2において、平行リンク機構に関係する寸法が充足しなければならない条件(1)式を説明する図である。
以下、本考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100について、図面を参照しながら説明する。
11111**************************************************
上記のUV殺菌機能付き真空包装機100において、
真空チャンバーCと、当該真空チャンバーCの上辺に設置されるヒートシーラーhsと、ピン結合pjにより開閉可能な上蓋UCと真空ポンプpと電気配線と吸引配管と排気配管が設置収納された動力室からなるUV殺菌機能付き真空包装機100において、上蓋UCが閉じた場合には、真空ポンプpにより真空減圧し、上蓋UCが開いた場合には、真空ポンプpにより真空減圧を停止すると共に、上蓋UCの内側空間ISに殺菌機能を有する紫外線ランプUVRを設置したことを特徴とするUV殺菌機能付き真空包装機100が開示されている。
○第1の考案の効果
第1の考案によれば、
真空チャンバーCと、当該真空チャンバーCの上辺に設置されるヒートシーラーhsと、ピン結合pjにより開閉可能な上蓋UCと真空ポンプpと電気配線と吸引配管と排気配管が設置収納された動力室からなるUV殺菌機能付き真空包装機100において、上蓋UCが閉じた場合には、真空ポンプpにより真空減圧し、上蓋UCが開いた場合には、真空ポンプpにより真空減圧を停止すると共に、上蓋UCの内側空間ISに殺菌機能を有する紫外線ランプUVRを設置したことという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
22222**************************************************
上記のUV殺菌機能付き真空包装機100において、
上蓋UCの内側空間ISに殺菌機能を有する直管型の紫外線ランプUVRを4本矩形状に設置したこが開示されている。
○第2の考案の効果
第2の考案によれば、
上蓋UCの内側空間ISに殺菌機能を有する直管型の紫外線ランプUVRを4本矩形状に設置したこという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
33333**************************************************
上記のUV殺菌機能付き真空包装機100において、
紫外線ランプUVRにより波長が35〜275nmの紫外線UVを発生することが開示されている。
○第3の考案の効果
第3の考案によれば、
紫外線ランプUVRにより波長が35〜275nmの紫外線UVを発生することという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
44444**************************************************
上記のUV殺菌機能付き真空包装機100において、
上蓋UCが閉じた場合には、真空ポンプpにより真空減圧し、上蓋UCが開いた場合には、真空ポンプpにより真空減圧を停止するUV殺菌機能付き真空包装機100において、上蓋UCが閉じた時から上蓋UCが開いた時までの時間tが、15秒〜60秒であることが開示されている。
○第4の考案の効果
第4の考案によれば、
上蓋UCが閉じた場合には、真空ポンプpにより真空減圧し、上蓋UCが開いた場合には、真空ポンプpにより真空減圧を停止するUV殺菌機能付き真空包装機100において、上蓋UCが閉じた時から上蓋UCが開いた時までの時間tが、15秒〜60秒であることという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
55555**************************************************
上記のUV殺菌機能付き真空包装機100において、
上蓋UCが透明であることが開示されている。
○第5の考案の効果
第5の考案によれば、
上蓋UCが透明であることという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
66666**************************************************
上記のUV殺菌機能付き真空包装機100において、
当該真空チャンバーCの上辺に設置されるヒートシーラーhsが、当該真空チャンバーCの上辺に対向して設置されることが開示されている。
○第6の考案の効果
第6の考案によれば、
当該真空チャンバーCの上辺に設置されるヒートシーラーhsが、当該真空チャンバーCの上辺に対向して設置されることという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
77777**************************************************
上記のUV殺菌機能付き真空包装機100において、
2つの真空チャンバーCと当該真空チャンバーCの上辺に設置されるヒートシーラーhsと、開閉可能な上蓋UCと、4本の搖動リンクLKと、真空ポンプpと吸引配管と排気配管が設置収納されている動力室からなるUV殺菌機能付き真空包装機100において、4本の搖動リンクLKは、上蓋UCとUV殺菌機能付き真空包装機100とをピン結合pjにより搖動可能に結合してなり、搖動リンクLKが搖動することにより上蓋UCが2つの真空チャンバーCの何れかを閉じた場合には、真空ポンプpにより真空減圧し、上蓋UCが当該真空チャンバーCから開いた場合には、真空ポンプpにより真空減圧を停止すると共に、上蓋UCの内側空間ISに殺菌機能を有する紫外線ランプUVRを設置したことが開示されている。
○第7の考案の効果
第7の考案によれば、
2つの真空チャンバーCと当該真空チャンバーCの上辺に設置されるヒートシーラーhsと、開閉可能な上蓋UCと、4本の搖動リンクLKと、真空ポンプpと吸引配管と排気配管が設置収納されている動力室からなるUV殺菌機能付き真空包装機100において、4本の搖動リンクLKは、上蓋UCとUV殺菌機能付き真空包装機100とをピン結合pjにより搖動可能に結合してなり、搖動リンクLKが搖動することにより上蓋UCが2つの真空チャンバーCの何れかを閉じた場合には、真空ポンプpにより真空減圧し、上蓋UCが当該真空チャンバーCから開いた場合には、真空ポンプpにより真空減圧を停止すると共に、上蓋UCの内側空間ISに殺菌機能を有する紫外線ランプUVRを設置したことという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
88888**************************************************
上記のUV殺菌機能付き真空包装機100において、
上蓋UCの内側空間ISに殺菌機能を有する直管型の紫外線ランプUVRを4本矩形状に設置したことが開示されている。
○第8の考案の効果
第8の考案によれば、
上蓋UCの内側空間ISに殺菌機能を有する直管型の紫外線ランプUVRを4本矩形状に設置したことという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
99999**************************************************
上記のUV殺菌機能付き真空包装機100において、
紫外線ランプUVRにより波長が35〜275nmの紫外線UVを発生することが開示されている。
○第9の考案の効果
第9の考案によれば、
紫外線ランプUVRにより波長が35〜275nmの紫外線UVを発生することという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
10101**************************************************
上記のUV殺菌機能付き真空包装機100において、
上蓋UCが閉じた場合には、真空ポンプpにより真空減圧し、上蓋UCが開いた場合には、真空ポンプpにより真空減圧を停止するUV殺菌機能付き真空包装機100において、上蓋UCが閉じた時から上蓋UCが開いた時までの時間tが、15秒〜60秒であることが開示されている。
○第10の考案の効果
第10の考案によれば、
上蓋UCが閉じた場合には、真空ポンプpにより真空減圧し、上蓋UCが開いた場合には、真空ポンプpにより真空減圧を停止するUV殺菌機能付き真空包装機100において、上蓋UCが閉じた時から上蓋UCが開いた時までの時間tが、15秒〜60秒であることという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
11111**************************************************
上記のUV殺菌機能付き真空包装機100において、
上蓋UCが透明であることが開示されている。
○第11の考案の効果
第11の考案によれば、
上蓋UCが透明であることという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
12121**************************************************
上記のUV殺菌機能付き真空包装機100において、
当該真空チャンバーCの上辺に設置されるヒートシーラーhsが、当該真空チャンバーCの上辺に対向して設置されることが開示されている。
○第12の考案の効果
第12の考案によれば、
当該真空チャンバーCの上辺に設置されるヒートシーラーhsが、当該真空チャンバーCの上辺に対向して設置されることという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
[図1] 図1は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例1)を表した図である。(A)図は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例1)を表した斜図である。(B)図は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例1の本体)の表した平面図である。
[図2] 図2は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例1)の別の実施態様を表した図である。(A)図は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例1)の別の実施態様を表した斜図である。(B)図は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例1の別の実施態様の本体)の表した平面図である。
[図3] 図3は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例1、実施例2)の右側面断面図である。
[図4] 図4は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例1)の第1の実施態様を表した図である。(A)図は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例1)の第1の実施態様において、上蓋UCを閉じた状態を表した右側面図である。(B)図は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例1)の第1の実施態様において、上蓋UCを開いた状態を表した右側面図である。(C)図は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例1の第1の実施態様)の本体Bを表した平面図である。(D)図は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例1の第1の実施態様)の本体Bを表した平面図である。
[図5] 図5は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例1)の第2の実施態様を表した図である。(A)図は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例1)の第2の実施態様において、上蓋UCを閉じた状態を表した右側面図である。(B)図は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例1)の第2の実施態様において、上蓋UCを開いた状態を表した右側面図をである。(C)図は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例1の第2の実施態様)の本体Bを表した平面図である。(D)図は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例2の第1の実施態様)の本体Bを表した平面図である。
[図6] 図6は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例2)の第3の実施態様を表した図である。(A)図は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例2)の第3の実施態様において、上蓋UCにより図面視左側の真空チャンバーCを閉じた状態を表した右側面図である。(B)図は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例2)の第3の実施態様において、上蓋UCにより図面視右側の真空チャンバーCを閉じた状態を表した右側面図である。(C)図は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例2)の第3の実施態様において、上蓋UCを開いた状態を表した右側面図である。(D)図は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例2の第3の実施態様)の本体Bを表した平面図である。
[図7] 図7は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例2)の第3の実施態様を表した図である。(A)図は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例2)の第3の実施態様において、上蓋UCを閉じた状態を表した正面図である。(B)図は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例2)の第3の実施態様において、上蓋UCを開いた状態を表した正面図である。
[図8] 図8は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例1、実施例2)の上蓋UCの空間内側IS内に収納されたUVランプUVRを表した図である。(A)図は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例1、実施例2)の上蓋UCの内側空間IS内に収納されたUVランプUVRを表した正面断面図である。(B)図は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例1、実施例2)の上蓋UCの内側空間IS内に収納されたUVランプUVRを表した右側面断面図である。(C)図は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例1、実施例2)の上蓋UCの内側空間IS内に収納されたUVランプUVRを表した平面図である(図8では、上蓋UCが透明であり、UVランプUVRが透けて見える。)。(D)図は、考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100(実施例1、実施例2)の上蓋UCの内側空間IS内に収納されたUVランプUVRを表した底面図である。
(E)図は、考案に係る、UVランプUVR(直管型UVランプUVR)を表した図である。
[図9] 図9は、本考案の実施例2に利用される平行リンク機構を説明する図である。(A)図は、平行リンク機構が、駆動リンク、中間リンク、従動リンク、固定リンクから構成されることを示す図である。(B)図は、平行リンク機構が、駆動リンク、中間リンク、従動リンクから構成されることを示す図である((A)図より、より簡略した図)。
[図10] 図10は、本考案の実施例2において、平行リンク機構に関係する寸法を明確化した図である。(A)図は、上蓋UCを開いた状態における、平行リンク機構に関係する寸法を明確化した図である。(B)図は、上蓋UCを閉じた状態(上蓋UCにより右側真空チャンバーCのうえに閉じた状態)における、平行リンク機構に関係する寸法を明確化した図である。
[図11] 図11は、本考案の実施例2において、平行リンク機構に関係する寸法を明確化したる図である(本考案の実施例2において平行リンク機構が適用されるためにより簡略して駆動リンクのみを表示し従動リンクの表示は割愛してある。)。(A)図は、上蓋UCを開いた状態(θ=0)における、平行リンク機構に関係する寸法を明確化したる図である。(B)図は、上蓋UCを開いた子と閉じた状態の中間状態((θ=θ)における、平行リンク機構に関係する寸法を明確化したる図である。(C)図は、上蓋UCを閉じた状態(θ=θmax)における、平行リンク機構に関係する寸法を明確化したる図である。
[図12] 図12は、本考案の実施例2において、平行リンク機構に関係する寸法が充足しなければならない条件(1)式を説明する図である。
以下、本考案に係る、UV殺菌機能付き真空包装機100について、図面を参照しながら説明する。
11111**************************************************
上記のUV殺菌機能付き真空包装機100において、
真空チャンバーCと、当該真空チャンバーCの上辺に設置されるヒートシーラーhsと、ピン結合pjにより開閉可能な上蓋UCと真空ポンプpと電気配線と吸引配管と排気配管が設置収納された動力室からなるUV殺菌機能付き真空包装機100において、上蓋UCが閉じた場合には、真空ポンプpにより真空減圧し、上蓋UCが開いた場合には、真空ポンプpにより真空減圧を停止すると共に、上蓋UCの内側空間ISに殺菌機能を有する紫外線ランプUVRを設置したことを特徴とするUV殺菌機能付き真空包装機100が開示されている。
○第1の考案の効果
第1の考案によれば、
真空チャンバーCと、当該真空チャンバーCの上辺に設置されるヒートシーラーhsと、ピン結合pjにより開閉可能な上蓋UCと真空ポンプpと電気配線と吸引配管と排気配管が設置収納された動力室からなるUV殺菌機能付き真空包装機100において、上蓋UCが閉じた場合には、真空ポンプpにより真空減圧し、上蓋UCが開いた場合には、真空ポンプpにより真空減圧を停止すると共に、上蓋UCの内側空間ISに殺菌機能を有する紫外線ランプUVRを設置したことという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
22222**************************************************
上記のUV殺菌機能付き真空包装機100において、
上蓋UCの内側空間ISに殺菌機能を有する直管型の紫外線ランプUVRを4本矩形状に設置したこが開示されている。
○第2の考案の効果
第2の考案によれば、
上蓋UCの内側空間ISに殺菌機能を有する直管型の紫外線ランプUVRを4本矩形状に設置したこという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
33333**************************************************
上記のUV殺菌機能付き真空包装機100において、
紫外線ランプUVRにより波長が35〜275nmの紫外線UVを発生することが開示されている。
○第3の考案の効果
第3の考案によれば、
紫外線ランプUVRにより波長が35〜275nmの紫外線UVを発生することという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
44444**************************************************
上記のUV殺菌機能付き真空包装機100において、
上蓋UCが閉じた場合には、真空ポンプpにより真空減圧し、上蓋UCが開いた場合には、真空ポンプpにより真空減圧を停止するUV殺菌機能付き真空包装機100において、上蓋UCが閉じた時から上蓋UCが開いた時までの時間tが、15秒〜60秒であることが開示されている。
○第4の考案の効果
第4の考案によれば、
上蓋UCが閉じた場合には、真空ポンプpにより真空減圧し、上蓋UCが開いた場合には、真空ポンプpにより真空減圧を停止するUV殺菌機能付き真空包装機100において、上蓋UCが閉じた時から上蓋UCが開いた時までの時間tが、15秒〜60秒であることという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
55555**************************************************
上記のUV殺菌機能付き真空包装機100において、
上蓋UCが透明であることが開示されている。
○第5の考案の効果
第5の考案によれば、
上蓋UCが透明であることという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
66666**************************************************
上記のUV殺菌機能付き真空包装機100において、
当該真空チャンバーCの上辺に設置されるヒートシーラーhsが、当該真空チャンバーCの上辺に対向して設置されることが開示されている。
○第6の考案の効果
第6の考案によれば、
当該真空チャンバーCの上辺に設置されるヒートシーラーhsが、当該真空チャンバーCの上辺に対向して設置されることという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
77777**************************************************
上記のUV殺菌機能付き真空包装機100において、
2つの真空チャンバーCと当該真空チャンバーCの上辺に設置されるヒートシーラーhsと、開閉可能な上蓋UCと、4本の搖動リンクLKと、真空ポンプpと吸引配管と排気配管が設置収納されている動力室からなるUV殺菌機能付き真空包装機100において、4本の搖動リンクLKは、上蓋UCとUV殺菌機能付き真空包装機100とをピン結合pjにより搖動可能に結合してなり、搖動リンクLKが搖動することにより上蓋UCが2つの真空チャンバーCの何れかを閉じた場合には、真空ポンプpにより真空減圧し、上蓋UCが当該真空チャンバーCから開いた場合には、真空ポンプpにより真空減圧を停止すると共に、上蓋UCの内側空間ISに殺菌機能を有する紫外線ランプUVRを設置したことが開示されている。
○第7の考案の効果
第7の考案によれば、
2つの真空チャンバーCと当該真空チャンバーCの上辺に設置されるヒートシーラーhsと、開閉可能な上蓋UCと、4本の搖動リンクLKと、真空ポンプpと吸引配管と排気配管が設置収納されている動力室からなるUV殺菌機能付き真空包装機100において、4本の搖動リンクLKは、上蓋UCとUV殺菌機能付き真空包装機100とをピン結合pjにより搖動可能に結合してなり、搖動リンクLKが搖動することにより上蓋UCが2つの真空チャンバーCの何れかを閉じた場合には、真空ポンプpにより真空減圧し、上蓋UCが当該真空チャンバーCから開いた場合には、真空ポンプpにより真空減圧を停止すると共に、上蓋UCの内側空間ISに殺菌機能を有する紫外線ランプUVRを設置したことという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
88888**************************************************
上記のUV殺菌機能付き真空包装機100において、
上蓋UCの内側空間ISに殺菌機能を有する直管型の紫外線ランプUVRを4本矩形状に設置したことが開示されている。
○第8の考案の効果
第8の考案によれば、
上蓋UCの内側空間ISに殺菌機能を有する直管型の紫外線ランプUVRを4本矩形状に設置したことという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
99999**************************************************
上記のUV殺菌機能付き真空包装機100において、
紫外線ランプUVRにより波長が35〜275nmの紫外線UVを発生することが開示されている。
○第9の考案の効果
第9の考案によれば、
紫外線ランプUVRにより波長が35〜275nmの紫外線UVを発生することという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
10101**************************************************
上記のUV殺菌機能付き真空包装機100において、
上蓋UCが閉じた場合には、真空ポンプpにより真空減圧し、上蓋UCが開いた場合には、真空ポンプpにより真空減圧を停止するUV殺菌機能付き真空包装機100において、上蓋UCが閉じた時から上蓋UCが開いた時までの時間tが、15秒〜60秒であることが開示されている。
○第10の考案の効果
第10の考案によれば、
上蓋UCが閉じた場合には、真空ポンプpにより真空減圧し、上蓋UCが開いた場合には、真空ポンプpにより真空減圧を停止するUV殺菌機能付き真空包装機100において、上蓋UCが閉じた時から上蓋UCが開いた時までの時間tが、15秒〜60秒であることという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
11111**************************************************
上記のUV殺菌機能付き真空包装機100において、
上蓋UCが透明であることが開示されている。
○第11の考案の効果
第11の考案によれば、
上蓋UCが透明であることという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
12121**************************************************
上記のUV殺菌機能付き真空包装機100において、
当該真空チャンバーCの上辺に設置されるヒートシーラーhsが、当該真空チャンバーCの上辺に対向して設置されることが開示されている。
○第12の考案の効果
第12の考案によれば、
当該真空チャンバーCの上辺に設置されるヒートシーラーhsが、当該真空チャンバーCの上辺に対向して設置されることという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題〜第5課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
C…真空チャンバー
hs…ヒートシーラー
pj…ピン結合
UC…上蓋UC
p…真空ポンプ
DR…動力室
100…殺菌機能付き真空包装機
IS…上蓋UCの内側空間
UVR…紫外線ランプ
UV…紫外線
CG…包装容器(包装袋)に入った真空包装対象品
t…上蓋UCが閉じた時から上蓋UCが開いた時までの時間(秒)
LK…搖動リンク
hs…ヒートシーラー
pj…ピン結合
UC…上蓋UC
p…真空ポンプ
DR…動力室
100…殺菌機能付き真空包装機
IS…上蓋UCの内側空間
UVR…紫外線ランプ
UV…紫外線
CG…包装容器(包装袋)に入った真空包装対象品
t…上蓋UCが閉じた時から上蓋UCが開いた時までの時間(秒)
LK…搖動リンク
Claims (12)
- 真空チャンバーCと、当該真空チャンバーCの上辺に設置されるヒートシーラーhsと、ピン結合pjにより開閉可能な上蓋UCと真空ポンプpと電気配線と吸引配管と排気配管が設置収納された動力室からなるUV殺菌機能付き真空包装機100において、上蓋UCが閉じた場合には、真空ポンプpにより真空減圧し、上蓋UCが開いた場合には、真空ポンプpにより真空減圧を停止すると共に、上蓋UCの内側空間ISに殺菌機能を有する紫外線ランプUVRを設置したことを特徴とするUV殺菌機能付き真空包装機100。
- 上蓋UCの内側空間ISに殺菌機能を有する直管型の紫外線ランプUVRを4本矩形状に設置したことを特徴とする請求項1に記載されたUV殺菌機能付き真空包装機100。
- 紫外線ランプUVRにより波長が35〜275nmの紫外線UVを発生することを特徴とする請求項1〜2の何れかに記載されたUV殺菌機能付き真空包装機100。
- 上蓋UCが閉じた場合には、真空ポンプpにより真空減圧し、上蓋UCが開いた場合には、真空ポンプpにより真空減圧を停止するUV殺菌機能付き真空包装機100において、上蓋UCが閉じた時から上蓋UCが開いた時までの時間tが、15秒〜60秒であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載されたUV殺菌機能付き真空包装機100。
- 上蓋UCが透明であることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載されたUV殺菌機能付き真空包装機100。
- 当該真空チャンバーCの上辺に設置されるヒートシーラーhsが、当該真空チャンバーCの上辺に対向して設置されることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載されたUV殺菌機能付き真空包装機100。
- 2つの真空チャンバーCと当該真空チャンバーCの上辺に設置されるヒートシーラーhsと、開閉可能な上蓋UCと、4本の搖動リンクLKと、真空ポンプpと吸引配管と排気配管が設置収納されている動力室からなるUV殺菌機能付き真空包装機100において、4本の搖動リンクLKは、上蓋UCとUV殺菌機能付き真空包装機100とをピン結合pjにより搖動可能に結合してなり、搖動リンクLKが搖動することにより上蓋UCが2つの真空チャンバーCの何れかを閉じた場合には、真空ポンプpにより真空減圧し、上蓋UCが当該真空チャンバーCから開いた場合には、真空ポンプpにより真空減圧を停止すると共に、上蓋UCの内側空間ISに殺菌機能を有する紫外線ランプUVRを設置したことを特徴とするUV殺菌機能付き真空包装機100。
- 上蓋UCの内側空間ISに殺菌機能を有する直管型の紫外線ランプUVRを4本矩形状に設置したことを特徴とする請求項7に記載されたUV殺菌機能付き真空包装機100。
- 紫外線ランプUVRにより波長が35〜275nmの紫外線UVを発生することを特徴とする請求項7〜8の何れかに記載されたUV殺菌機能付き真空包装機100。
- 上蓋UCが閉じた場合には、真空ポンプpにより真空減圧し、上蓋UCが開いた場合には、真空ポンプpにより真空減圧を停止するUV殺菌機能付き真空包装機100において、上蓋UCが閉じた時から上蓋UCが開いた時までの時間tが、15秒〜60秒であることを特徴とする請求項7〜9の何れかに記載されたUV殺菌機能付き真空包装機100。
- 上蓋UCが透明であることを特徴とする請求項7〜10の何れかに記載されたUV殺菌機能付き真空包装機100。
- 当該真空チャンバーCの上辺に設置されるヒートシーラーhsが、当該真空チャンバーCの上辺に対向して設置されることを特徴とする請求項7〜11の何れかに記載されたUV殺菌機能付き真空包装機100。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019004395U JP3224978U (ja) | 2019-11-20 | 2019-11-20 | Uv殺菌機能付き真空包装機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019004395U JP3224978U (ja) | 2019-11-20 | 2019-11-20 | Uv殺菌機能付き真空包装機 |
Publications (1)
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ID=69233004
Family Applications (1)
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JP2019004395U Active JP3224978U (ja) | 2019-11-20 | 2019-11-20 | Uv殺菌機能付き真空包装機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3224978U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102185835B1 (ko) * | 2020-09-04 | 2020-12-02 | 주식회사 위하임 | 식품용 진공 포장기 |
-
2019
- 2019-11-20 JP JP2019004395U patent/JP3224978U/ja active Active
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KR102185835B1 (ko) * | 2020-09-04 | 2020-12-02 | 주식회사 위하임 | 식품용 진공 포장기 |
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