JP3224976U - 飲料容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】飲料容器、特に、熱中症対策に適したミスト機能付きの飲料容器を提供する。【解決手段】正面側シート2aと背面側シート2bを相互に固着する輪郭固着手段3を設け、該輪郭固着手段により囲まれた両シートの間に内部空間を形成して成るパウチ容器1により構成され、前記内部空間を横断して両シートを相互に固着する区画固着手段4を設けることにより、飲料を貯留する第1貯留室5とミスト用液体を貯留する第2貯留室6を区成して成り、第1貯留室を外部に向けて連通する開閉自在な飲み口具8と、第2貯留室のミスト用液体を外部に向けて噴霧可能とする噴霧具10を設けている。【選択図】図1

Description

本考案は、飲料容器に関し、特に、熱中症対策に適したミスト機能付きの飲料容器に関する。
種々の形式とされた飲料容器のうち、比較的安価であり、繰返し使用が可能なパウチ容器が好評を博している。
特願2014−189318号公報 特願2017−154753号公報
公知のとおり、パウチ容器から成る飲料容器は、正面側シートと背面側シートを相互に固着する輪郭固着手段を設け、該輪郭固着手段により囲まれた両シートの間に内部空間を形成しており、輪郭固着手段を貫通する飲み口具を設けている。従って、不使用時には、偏平で薄い形態となるため、折畳んでバッグに収容し、簡便に携帯することができる。また、使用時には、飲み口具のキャップを開放し、飲み口具から内部空間に所望の飲料を注入し、携帯中、随時、飲料を飲むことができる。
しかしながら、パウチ容器に限らず、従来の飲料容器は、飲料の飲用に供するという単一目的に限定されており、多目的性を有しない問題がある。
この点に関して、本考案者は、近年、夏季における猛暑の影響により、熱中症の対策が強く望まれていることに鑑み、その対策を飲料容器に設けることが有意義であることを知得した。
熱中症対策に関しては、気化熱により雰囲気温度を低下させることが可能であるから、容器に貯留した水等の液体を霧化したミストとして噴霧できるように構成することが好ましい。
本考案は、上記に鑑み、飲料の飲用機能と、ミストの噴霧機能を具備した飲料容器の提供を目的としている。
そこで、本考案が手段として構成したところは、飲料を貯留する第1貯留室とミスト用液体を貯留する第2貯留室を区成して成り、第1貯留室を外部に向けて連通する開閉自在な飲み口具と、第2貯留室のミスト用液体を外部に向けて噴霧可能とする噴霧具を設けて成る点にある。
本考案の好ましい実施形態によれば、飲料容器は、正面側シートと背面側シートを相互に固着する輪郭固着手段を設け、該輪郭固着手段により囲まれた両シートの間に内部空間を形成して成るパウチ容器により構成されており、前記内部空間を横断して両シートを相互に固着する区画固着手段を設け、内部空間を区成することにより第1貯留室と第2貯留室を形成している。
前記輪郭固着手段は、パウチ容器の上縁を形成する上縁部と、該上縁部から斜め下向きに延びる傾斜縁部を備え、傾斜縁部に臨んで第1貯留室を形成すると共に、上縁部に臨んで第2貯留室を形成しており、前記傾斜縁部を貫通して飲み口具を設けると共に、前記上縁部を貫通して噴霧具を設けることが好ましい。
本考案によれば、第1貯留室5に所望の飲料を貯留し、飲み口具8から飲用する飲料容器に関して、第1貯留室5から区成された別の第2貯留室6を形成し、該第2貯留室6に水等のミスト用液体9を貯留し、噴霧具10により、ミストMとして外部の雰囲気に向けて噴霧することができる構成とされている。このため、真夏の猛暑日等において、ユーザが飲料容器を携帯することにより、飲料の飲用だけでなく、ミストMの気化熱による周囲の雰囲気温度の低下を可能にするという利点がある。
本考案の1実施形態に係る飲料容器を示す斜視図である。 1実施形態に係る飲料容器を示す正面図である。 1実施形態に係る飲料容器に関して、第1貯留室に飲料を貯留し、第2貯留室にミスト用液体を貯留した状態を示す断面図である。 第1貯留室と飲み口具を示しており、(A)は飲み口具を閉塞すると共に保護キャップを被冠させた状態を示す断面図、(B)は飲み口具の固定筒体を開放させた状態を示す断面図、(C)はプッシュプル式の開閉口を閉塞した状態を示す断面図、(D)は開放した状態を示す断面図である。 第2貯留室と噴霧具を示しており、(A)は噴霧具に保護キャップを被冠させた状態を示す断面図、(B)は噴霧具の固定筒体を開放させた状態を示す断面図、(C)は噴霧具を休止させた状態を示す断面図、(D)は噴霧具を作動させてミストを噴霧させた状態を示す断面図である。
以下図面に基づいて本考案の好ましい実施形態を詳述する。
(全体的構成)
図示のように、飲料容器は、正面側シート2aと背面側シート2bを相互に固着する輪郭固着手段3を設け、該輪郭固着手段3により囲まれた両シート2a、2bの間に内部空間を形成して成るパウチ容器1により構成されている。具体的には、プラスチックフィルムないしシートから成る正面側シート2aと背面側シート2bをヒートシール又は超音波シール又は高周波シールすることにより輪郭固着手段3が形成されている。
前記輪郭固着手段3は、パウチ容器1の上縁を形成する上縁部3aと、該上縁部3aから斜め下向きに延びる傾斜縁部3bを備えることが好ましく、傾斜縁部3bと底縁部3cの間を連結する第1側縁部3dと、その反対側で上縁部3aと底縁部3cの間を連結する第2側縁部3eを備えている。
そこで、上縁部3aと第2側縁部3eを連結すると共に前記内部空間を横断するほぼL形に延びる区画固着手段4を設けることにより、正面側シート2aと背面側シート2bを相互に固着し、内部空間を区成することにより第1貯留室5と第2貯留室6が形成されている。前記輪郭固着手段3と同様に、区画固着手段4もヒートシール又は超音波シール又は高周波シールにより形成される。
図示のように、第1貯留室5は、飲料7を貯留するためのものであり、傾斜縁部3bに臨んで形成されており、該傾斜縁部3bを貫通して第1貯留室5を外部に向けて連通する開閉自在な飲み口具8が設けられている。
第2貯留室6は、水等のミスト用液体9を貯留するためのものであり、上縁部3aに臨んで形成されており、該上縁部3aを貫通して第2貯留室6を外部に向けて連通させ、ミスト用液体9を外部に向けて噴霧可能とする噴霧具10が設けられている。
図1及び図2に示すように、パウチ容器1は、上縁部3aの両端部に位置して、鳩目金具等による係止孔11、11を設け、肩掛け用ストラップ12の係止具13を係脱自在に係止することにより、携帯便利となるように構成することが好ましい。
(飲み口具)
飲み口具8は、第1貯留室5を外部に向けて開閉自在に連通させるものであれば良く、具体的構成が限定されるものではないが、その具体例を図4に例示している。
具体例において、飲み口具8は、第1貯留室5に臨む上縁部3aに水密的に貫設された固定筒体14と、該固定筒体14に被冠状態で着脱自在に螺着されるベース体15と、該ベース体15に組付けられたプッシュプル式の飲み口材16により構成されている。尚、飲み口材16には、透明プラスチック製の保護キャップ17が着脱自在に被冠されている。
図4(B)に示すように、ベース体15を取外して固定筒体14を開放することにより、第1貯留室5に飲料7を注入し充填することができる。飲料7は、適宜に選択することができ、水や清涼飲料水や果実飲料等、自由に選択すれば良い。
固定筒体14にベース体15を螺着して被冠させた状態で、飲み口材16は、ベース体15に対して、相互に嵌合するそれぞれの筒壁15a、16aを摺動させることにより押下げと引上げによるプッシュプル式を構成しており、図4(C)に示すように、プッシュ(押下げ)状態としたとき、飲み口材16の開口部16bがベース体15のバルブ片15bに当接することにより閉塞される。
飲み口材16は、図4(D)に示すように、プル(引上げ)状態としたとき、開口部16bがバルブ片15bから離れ、このとき、第1貯留室5から固定筒体13とベース体15の通路15cを経て開口部16bに飲料7を注出する流路が形成される。
これにより、ユーザは、飲み口材16の開口部16bから注出される飲料7を飲用することができる。この際、飲み口具8は、パウチ容器1の傾斜縁部3bから斜め上向きに突出しているので、ユーザの唇に臨ませやすい姿勢とされており、飲用が容易である。
(噴霧具)
噴霧具10は、第2貯留室6のミスト用液体9を外部に向けて霧状のミストとして噴霧可能とするものであれば良く、具体的構成が限定されるものではないが、その具体例を図5に例示している。
具体例において、噴霧具10は、第2貯留室6に臨む傾斜縁部3bに水密的に貫設された固定筒体18と、該固定筒体18に被冠状態で着脱自在に螺着されるベース体19と、該ベース体19に組付けられたピストン20aとノズル体20bを有するポンプ材20により構成されており、ベース体19の内部空間により形成されたシリンダ19aにピストン20aを摺動自在に嵌入し、スプリング21によりピストン20aを押上げている。ベース体19の下端にはシリンダ19aに連通するストローから成る汲み上げ管22が第2貯留室6の内部に向けて垂設されている。尚、ベース体19には、ノズル体20bを被う透明プラスチック製の保護キャップ23が着脱自在に被冠されている。
図5(B)に示すように、ベース体19を取外して固定筒体18を開放することにより、第2貯留室6にミスト用液体9を注入し充填することができる。ミスト用液体9は、水、その他の液体から適宜に選択することができる。
図4(C)に示すように、固定筒体18にベース体19を螺着して被冠させた状態で、ノズル体20bはピストン20bと共にスプリング21により押上げられており、噴霧具10を休止させている。
この状態から、図4(D)に示すように、ノズル体20bをスプリング21に抗して押下げることにより、ピストン20aを下動すると、第2貯留室6の内圧が高められ、ミスト用液体9が汲み上げ管22を介して汲み上げられ、ピストン20aとノズル材20bの内部に形成された流路を経て、外部に吐出される。この際、流路に設けられたオリフィス20cを通過することにより、液体9が霧化されたミストMになってノズル材20bから外部の大気に向けて噴出される。
このようにして、ユーザは、身体の周囲にミストMを噴霧し、その気化熱により周囲の雰囲気温度を低下させ、熱中症を防止することができる。この際、噴霧具10は、パウチ容器1の上縁部3aから上向きに突出すると共に、ノズル材20bの側方に向けてミストMを噴出するように構成されているので、ユーザの身体の周囲にミストMを噴霧しやすい姿勢とされており、噴霧作業が容易である。
上記実施形態は、飲料容器をパウチ容器1により構成した例について説明したが、本考案の飲料容器は、パウチ容器に限らず、射出成形やブロー成形により形成された種々の容器により構成しても良い。
1 パウチ容器
2a 正面側シート
2b 背面側シート
3 輪郭固着手段
3a 上縁部
3b 傾斜縁部
3c 底縁部
3d 第1側縁部
3e 第2側縁部
4 区画固着手段
5 第1貯留室
6 第2貯留室
7 飲料
8 飲み口具
9 ミスト用液体
10 噴霧具
11 係止孔
12 肩掛け用ストラップ
13 係止具
14 固定筒体
15 ベース体
15a 筒壁
15b バルブ片
15c 通路
16 飲み口材
16a 筒壁
17 保護キャップ
18 固定筒体
19 ベース体
19a シリンダ
20 ポンプ材
20a ピストン
20b ノズル体
20c オリフィス
21 スプリング
22 汲み上げ管
23 保護キャップ

Claims (3)

  1. 飲料(7)を貯留する第1貯留室(5)とミスト用液体)9)を貯留する第2貯留室(6)を区成して成り、第1貯留室を外部に向けて連通する開閉自在な飲み口具(8)と、第2貯留室のミスト用液体を外部に向けて噴霧可能とする噴霧具(10)を設けて成ることを特徴とする飲料容器。
  2. 正面側シート(2a)と背面側シート(2b)を相互に固着する輪郭固着手段(3)を設け、該輪郭固着手段により囲まれた両シートの間に内部空間を形成して成るパウチ容器(1)により構成され、
    前記内部空間を横断して両シートを相互に固着する区画固着手段(4)を設け、内部空間を区成することにより第1貯留室(5)と第2貯留室(6)を形成して成ることを特徴とする請求項1に記載の飲料容器。
  3. 前記輪郭固着手段(3)は、パウチ容器(1)の上縁を形成する上縁部(3a)と、該上縁部から斜め下向きに延びる傾斜縁部(3b)を備え、傾斜縁部(3b)に臨んで第1貯留室(5)を形成すると共に、上縁部(3a)に臨んで第2貯留室(6)を形成しており、
    前記傾斜縁部(3b)を貫通して飲み口具(8)を設けると共に、前記上縁部(3a)を貫通して噴霧具(10)を設けて成ることを特徴とする請求項2に記載の飲料容器。
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