JP3224945U - コンクリート製品 - Google Patents

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Abstract

【課題】工場において、予め複数の鉄筋コンクリート部材を運搬可能な寸法に連結し、必要な防水処理等を施しておき、現場での作業行程を低減できるコンクリート製品を提供する。【解決手段】工場において、所定形状を有する複数のコンクリート板2それぞれの段差6を含む表面に、防水処理層7、プライマー層8を形成し、複数のコンクリート板を運搬可能な寸法に連結して、その連結部分には硬質ゴム9を介挿するとともに、繋ぎ目部分である段差6に充填層10を形成し、充填層を含む各コンクリート板の表面に表面処理層11を積層形成してコンクリート製品を製造する。【選択図】図3

Description

この考案は、所定形状を有する複数の鉄筋コンクリート部材を繋ぎ目部分で連結して成るコンクリート製品に関する。
従来、道路橋などの建造物を施工する場合、複数のプレキャストコンクリート床版を分割して製造工場から施工現場に運搬し、設置後に各プレキャストコンクリート床版を接続してその上面にシート系や膜系の防水材による防水層を形成し、さらにアスファルト混合物等による舗装工事を行うことによって完成する(特許文献1参照)。
特開2019−126991号公報(段落0002ほか)
しかし、上記した従来の施工では、現場における作業行程が多く、完成までに多くの時間を要するため、現場での作業行程を低減して効率を上げる工夫が望まれている。
この考案は上記課題に鑑みなされたものであり、工場において、予め複数の鉄筋コンクリート部材を運搬可能な寸法に連結し、必要な防水処理等を施しておき、現場での作業行程を低減できるようにすることを目的とする。
上記した目的を達成するために、本考案に係るコンクリート製品は、所定形状を有する複数の鉄筋コンクリート部材を繋ぎ目部分で連結して成るコンクリート製品であって、工場において前記複数の鉄筋コンクリート部材それぞれの前記繋ぎ目部分を含む表面に積層して形成された防水のための防水処理層と、前記防水処理層が形成された前記複数の鉄筋コンクリート部材の連結された前記繋ぎ目部分に充填剤が充填されて形成された充填層と、連結された前記複数の鉄筋コンクリート部材の前記充填層を含む表面に形成された表面処理層とを備え、記複数の鉄筋コンクリート部材は、運搬可能な寸法に連結されていることを特徴としている。
また、本考案に係るコンクリート製品は、建造物または建築物に使用されるとよい。
この考案によれば、工場において、予め複数の鉄筋コンクリート部材を運搬可能な寸法に連結し、必要な防水処理等を施しておくため、現場での作業行程を低減することができ、現場での作業効率の向上を図ることができる。
本考案に係るコンクリート製品の一実施形態の平面図である。 図1の一部のある状態の切断正面図である。 図1の一部の異なる状態の切断正面図である。
本考案に係るコンクリート製品の一実施形態について、図1ないし図3を参照して説明する。
図1は例えばスラブ橋に使用されるスラブ1を示しており、このスラブ1は、運搬可能な寸法範囲内に収まるように、複数の鉄筋コンクリート部材であるプレキャストコンクリート板2を連結し、各コンクリート板2にプレストレスを与えるために、各コンクリート板2の内部に緊張材であるPC鋼線3を貫設し、コンクリート板2の所定箇所に凹部4を複数形成し、各凹部4にPC鋼線3の端部を固定するアンカーヘッドを収容して構成されている。ここで、緊張材として、PC鋼線3のほか、総ネジPC鋼棒、PC鋼撚り線、多重撚りPC鋼撚り線、異形PC鋼線、異形PC鋼撚り線、連続繊維補強材、炭素繊維撚り線、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)ロッド、脂肪族ポリアミド繊維強化プラスチックロッドなどを適宜選択して使用することができる。
ここで、端部に位置する凹部4には、左方または右方のいずれか一方から凹部4内に導出されたPC鋼線3の端部を固定する図示省略のアンカーヘッド配設され、それ以外の各凹部4には、左方および右方それぞれから凹部4内に導出されたPC鋼線3の端部を固定するアンカーヘッドが配設されている。そして、PC鋼線3の両端を引っ張って所定の張力を与えた状態で、アンカーヘッドにより、PC鋼線3の端部を凹部4において固定し、PC鋼線3が元に戻ろうとすることによるプレストレスが各コンクリート板2に与えられ、その後、凹部4内にセメント系、ガラス系、合成樹脂系のグラウトが充填されて凹部4が埋められる。なお、図1中の5は、複数のコンクリート板2を連結するために、隣接するコンクリート板2の対向面に予め形成された凹所内にガイドピンが埋設されて成るせん断キーである。
ところで、図2に示すように、各コンクリート板2それぞれの繋ぎ目部分には、コンクリート板2の幅方向にわたる段差6が形成され、各コンクリート板2それぞれの段差6を含む表面に研磨による下地処理が施された後、ウレタンの塗布による防水処理層7およびプライマーの塗布によるプライマー層8が順次積層形成される。
さらに、図3に示すように、防水処理層7、プライマー層8が形成されたコンクリート板2の繋ぎ目部分である段差6側の側面が突き合わされ状態で複数のコンクリート板2が連結され、その繋ぎ目には硬質ゴム9が介挿されるとともに、段差6には充填剤としてシリコーンが充填されて充填層10が形成され、その後、連結状態の各コンクリート板2充填層10を含む表面に、プライマー、アスファルト加熱型塗膜材などが順次積層されて表面処理層11が形成され、さらに硅砂が散布される。
このように、工場において、コンクリート板2それぞれの段差6を含む表面には防水処理層7、プライマー層8が形成され、複数のコンクリート板2が運搬可能な寸法に連結されて、その連結部分には硬質ゴム9が介挿されるとともに、段差6には充填層10が形成され、充填層10を含む各コンクリート板2の表面に表面処理層11が積層形成されてコンクリート製品が製造され、製造されたコンクリート製品であるスラブ1が、スラブ橋の施工現場に運搬され、スラブ1とスラブ橋本体の支承部との間において、鉄筋加工や生コン打設などの所定の行程処理が施されて、スラブ橋の施工が行われる。
したがって、上記した実施形態によれば、予め複数の鉄筋コンクリート部材であるコンクリート板2を運搬可能な寸法に連結し、必要な防水処理等を施しておくため、現場での作業行程を低減することができ、現場での作業効率の向上を図ることができる。
なお、本考案は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。例えば、上記した実施形態では、スラブ橋に使用するコンクリート製品を工場において製造する例を示したが、本考案は上記したスラブ橋に適用する場合に限定されるものではなく、その他の建造物や建築物にも本考案を適用することができる。
また、コンクリート板2それぞれの表面に形成する防水処理層や、連結したコンクリート板2の繋ぎ目部分である段差6に形成する充填層は、上記した実施形態における防水処理層7およびプライマー層8や充填層10に限定されるものではない。さらに、連結したコンクリート板2の表面に形成する表面処理層も、上記した実施形態における表面処理層11に限定されるものではない。
2 …コンクリート板
7 …防水処理層
10 …充填層
11 …表面処理層

Claims (2)

  1. 所定形状を有する複数の鉄筋コンクリート部材を繋ぎ目部分で連結して成るコンクリート製品であって、
    工場において前記複数の鉄筋コンクリート部材それぞれの前記繋ぎ目部分を含む表面に積層して形成された防水のための防水処理層と、
    前記防水処理層が形成された前記複数の鉄筋コンクリート部材の連結された前記繋ぎ目部分に充填剤が充填されて形成された充填層と、
    連結された前記複数の鉄筋コンクリート部材の前記充填層を含む表面に形成された表面処理層と
    を備え、
    前記複数の鉄筋コンクリート部材は、運搬可能な寸法に連結されていることを特徴とするコンクリート製品。
  2. 建造物または建築物に使用されることを特徴とする請求項1に記載のコンクリート製品。
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