JP3224819B2 - 脂肪を減少させたチョコレートの製造方法 - Google Patents

脂肪を減少させたチョコレートの製造方法

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JP3224819B2 JP51740296A JP51740296A JP3224819B2 JP 3224819 B2 JP3224819 B2 JP 3224819B2 JP 51740296 A JP51740296 A JP 51740296A JP 51740296 A JP51740296 A JP 51740296A JP 3224819 B2 JP3224819 B2 JP 3224819B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、脂肪を減少させたチョコレートの製造方法
に関する。
チョコレートは、高脂肪分及び高エネルギー分を有す
る食品である。例えば、ミルクチョコレートの脂肪分
は、27〜40重量%の範囲で大きく異なるが、より典型的
には、脂肪分が約31重量%で、同化性総エネルギー分が
約530kcal/100g(そのうちの50%超に脂肪分が寄与す
る)である。国際的に許容されている栄養指針では、脂
肪が提供するエネルギーは30〜35%以下であることを提
案している。
理論的には、チョコレートの脂肪分を減少させるの
は、他のチョコレート製造成分と混合してチョコレート
組成物を形成するのに使用する脂肪成分(ココアバター
又はミルク脂肪)や脂肪含有成分(ココアリカー、粉乳
又はヘーゼルナッツ)の量を減少させることにより、簡
単に達成できる。しかしながら、チョコレート組成物の
脂肪を減少させるには、技術上の制限がある。チョコレ
ート組成物は、液状で加工する必要がある。このような
チョコレート組成物の連続液相は脂肪相であるので、脂
肪分が低いほど、粘度が増加して、加工が困難となる。
チョコレート製造の重要な加工工程の一つは、従来から
「コンチング」と称されている風味発現工程である。こ
の工程は時間がかかるので、液状チョコレート成分の均
質混合又は混練を含む別の風味発現工程が使用されるこ
とがある。脂肪分が減少するにつれてコンチングや他の
風味発現工程がますます困難となり、その結果、風味の
発現がしにくくなる。さらに、成分、とりわけ砂糖、を
被覆するのに有用である脂肪を減少させると、チョコレ
ートの口当たりが悪くなる。
従来技術の説明 脂肪由来エネルギー源を減少させたチョコレート組成
物の製造に伴うこの問題を克服する一つの方法に、ココ
アバター及び/又はチョコレートの他の代謝脂肪分を、
部分又は完全非代謝脂肪に置き換えることがある。この
方法は、例えば、EP−A−0285187、EP−A−0285187及
びEP−A−0495553に開示されており、脂肪分を加工に
十分なレベルに維持できる。しかしながら、これらの非
代謝脂肪のうちのあるものをチョコレートに使用する
と、肛門からの漏泄を生じることがあり、消費者による
嗜好性を制限する傾向がある。体内の部分又は完全非代
謝脂肪の有効カロリー分は、はっきりとは知られていな
い。
チョコレートの脂肪由来エネルギー分を減少させる他
の方法には、固体粒子、特に砂糖粒子、の粒度を超微粒
子が存在するのをできるだけ回避するように制御した
(超微粒子により粘度が増加するとともに、粒子を被覆
するための脂肪の量を増加する必要があるので)低脂肪
チョコレートを初めに配合することが含まれる。即ち、
ミルクチョコレートの場合には、ミルクチョコレートに
おける粒子の表面積の少なくとも約50%は、大きさが2
μm未満の粒子の存在によるものであることが知られて
いる。このような超微粒子を除去するための種々の提案
がなされた。米国特許第5080923号は、まず組成物に使
用される顆粒状栄養炭水化物甘味料を、微粉砕及びロー
ル精砕を含む種々の方法により、最終製品仕様に必要と
する粒度まで粉砕することを含む方法を開示してる。粉
砕前又は粉砕後に、栄養炭水化物甘味料を脂肪、即ち、
ココアバター、とブレンドする。この時点で、水を混合
物にブレンドして、超微粒子(10μm未満の粒子)や、
もっと大きい粒子の角ばっていたり、ぎざぎざのある縁
を溶解する。次に、混合物を乾燥する。WO94/09649で
は、超微粒子を溶解するときに、乳化剤を水とともに含
ませる。しかしながら、本発明者等は、このような水処
理の後に混合物を乾燥するのは困難であることを見出し
た。
発明の説明 本発明の目的は、低脂肪分のチョコレート組成物の向
上した製造方法を提供することである。
本発明によれば、最終チョコレート組成物において望
ましい脂肪分よりも高い脂肪分を有するチョコレート組
成物を製造し、前記高脂肪チョコレート組成物を最終チ
ョコレート組成物の所望の脂肪分よりも適当に低い脂肪
分を有する少なくとも一種のチョコレート製造成分と混
合して所望の脂肪分を有する最終チョコレート組成物を
得る。
本発明の方法では、所望の脂肪分よりも高い脂肪分を
有するチョコレート組成物(以下、単に「高脂肪チョコ
レート」と称する)は、風味発現工程を含む種々の工程
により、より容易に加工できる。高脂肪チョコレートの
量は、最終チョコレート組成物の所望の脂肪分よりも適
当に低い脂肪分を有する少量の前記少なくとも一種のチ
ョコレート製造成分(以下、単に「低脂肪物質」と称す
る)とブレンドだけすればよいように、主要部(即ち、
最終チョコレート組成物の50重量%超)を占めるように
選択してよい。好ましくは、高脂肪チョコレートは、最
終チョコレート組成物の54〜95重量%、より好ましくは
65〜90重量%を構成する。
一つの方法では、低脂肪物質を、微粉砕して必要とす
る粒度(典型的には、メディアン粒度25μm以下、好ま
しくは10μm未満)とした後、高脂肪チョコレートと、
脂肪分を所望の値まで減少するような比でブレンドす
る。この低脂肪物質は、通常固体ココア、固体乳及び栄
養甘味料のうちの少なくとも一種を含有する。
別の方法では、低脂肪物質を、未微粉砕の形態で、高
脂肪チョコレートと、脂肪分を所望の値まで減少させる
比でブレンドした後、得られた混合物を、例えば、ロー
ル精砕機で微粉砕し、その後ペースト化してもよい。
混合後、得られた低脂肪チョコレート組成物を、調
質、成形、押出し又はフレークに加工してもよい。
本発明の方法は、主に脂肪分を典型的に31重量%から
16.5〜25重量%未満、好ましくは18〜22重量%等の適当
に低いレベルに減少させるのに適用できる。しかしなが
ら、数多くの国では、法律的に定義されているチョコレ
ート組成物では、最低25重量%の脂肪を必要とする。し
たがって、用語「チョコレート組成物」とは、チョコレ
ートを法律的に定義している国で「チョコレート」とし
て得られることがあるチョコレート組成物だけでなく、
低脂肪分であるためにこのような国では法律的に「チョ
コレート」として法律上記載できないチョコレート組成
物も含まれるものとして解釈されるべきである。
本発明は、他の成分の性質及び/又は物理的形態によ
っては脂肪分25〜28重量%のチョコレートを加工するの
には問題を伴うことがあることから、「チョコレート」
の法律的な定義に規定されている、低脂肪分範囲の下端
である低脂肪分のチョコレートを製造するのに適用でき
る。したがって、本発明は、脂肪分が25重量%以上のチ
ョコレート組成物を製造するのにも適用できる。
また、高脂肪チョコレートか、低脂肪物質か、又は両
方において、ココアバターの少なくとも一部分を、乳脂
又はココアバター等価物(CBE)を含む植物脂肪に置き
換えることも、本発明の範囲内である。CBEは、通常非
ラウリン酸脂肪から製造され、且つある国では現在5重
量%までの量が許容されている、化学的及び物理的にコ
コアバターに類似した組成を有する脂肪である。本発明
は、さらに、高脂肪チョコレートか、低脂肪物質か、又
は両方において(好ましくは高脂肪物質において)、コ
コアバターの一部分を部分又は完全非代謝脂肪、例え
ば、カプレニン、により置き換えた組成物に適用でき
る。
チョコレート組成物の加工中の粘度を改善するため
に、通常少なくとも一種の乳化剤を、高脂肪チョコレー
トか、低脂肪物質か、又は両方において用いられる。
典型的には、この様な乳化剤には、ダイズ、サフラワ
ー、トウモロコシ等から得たレシチン、ホスファチジル
コリン、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチ
ジルイノシトールのいずれかを濃縮した単体レシチン;
エンバクから得た乳化剤、モノ−及びジグリセリド並び
にそれらの酒石酸エステル、食用油脂のモノ−及びジグ
リセリドのリン酸一ナトリウム誘導体、ソルビタンモノ
ステアレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノステ
アレート、ヒドロキシル化レシチン、アンモニウムホス
ファチド、グリセロール及びプロピレングリコールのラ
クチル化脂肪酸エステル等の合成リン脂質、脂肪酸のポ
リグリセロールエステル、脂肪及び脂肪酸のプロピレン
グリコールモノ−及びジエステルなどがある。ダイズレ
シチン、アンモニウムホスファチド及びポリグリセロー
ルポリリシノレートのうちの少なくとも一種を乳化剤と
して、特に低脂肪物質に使用することが好ましい。好ま
しくは、前記少なくとも一種の乳化剤の少なくとも一部
分を、高脂肪チョコレートと低脂肪物質との混合物に別
個に添加する。
本発明により製造されるチョコレート組成物は、さら
に香料、とりわけバニラ等の従来からチョコレートに関
連して用いられてきたものを含んでいてもよい。チョコ
レート組成物に存在していてもよい他の食用物質には、
人間が消費するのを意図したココア及びチョコレート製
品に関する指導評議会(Council Directive)73/241/E
EC(1973年7月24日)で許容されているものが含まれ
る。このような香料及び/又は他の食用物質は、高脂肪
チョコレート、及び/又は低脂肪物質の一部分として含
ませることができる。
本発明の方法において、超微粒子の量には特に厳格な
制限要件はない。一般的に、本発明の方法によりチョコ
レート組成物を製造するための粒度要件は、通常の全脂
チョコレートを製造するする場合のものと同等である。
即ち、一般的に、高脂肪チョコレート及び微粉砕低脂肪
物質の固体粒子のメディアン粒度は、25μm以下、好ま
しくは10μm未満である。このことは、高脂肪チョコレ
ートと未微粉砕低脂肪物質とをブレンドした後に微粉砕
した組成物についても同様である。
本発明の方法で使用される高脂肪チョコレートは、脂
肪分が一般的に25〜40重量%、好ましくは27〜40重量%
の範囲である全脂乳、プレーン又はホワイト(又はそれ
らの組み合わせ)チョコレートでよい。一態様によれ
ば、本発明の方法で使用される高脂肪チョコレートは、
チョコレートに適用される関連の法律的規制を満たすも
のである。即ち、本発明の方法に使用される高脂肪チョ
コレートは、チョコレートとして売られているものと同
一であってもよい。しかしながら、本発明の方法で使用
される高脂肪チョコレートは、チョコレートについての
関連及び法律的規制を必ずしも満たす必要はなく、固体
ココア、固体乳、栄養炭水化物甘味料又はそれらの組み
合わせが、存在していなくても、法律的要件よりも少な
いか又は多い量で存在してもよい。本発明の方法で使用
される高脂肪チョコレートは、通常の加工技術、とりわ
けきめ及び風味特性を最適化する加工工程(例えば、コ
ンチング)により製造できる。
上記したように、本発明の方法で使用される低脂肪物
質は、それを高脂肪チョコレートとブレンドする前に微
粉砕しても、ブレンドした後に微粉砕してもよい。典型
的には、前記低脂肪物質は、粉末ココア(好ましくは低
脂肪又は無脂肪)及び/又はココアリカー;スクロース
及び/又はデキストロース及び/又は他の許容される炭
水化物、好ましくはスクロース;全脂粉乳及び/又は加
工又は部分加粉乳、例えば、脱脂粉乳、粉末ホエー、ミ
ルクタンパク質濃縮物、ラクトース、調製粉乳、粉末ヨ
ーグルトを含有又は含んでなるが、好ましくは脱脂粉乳
及び/又は全脂粉乳及び/又は粉末ホエー及び/又はラ
クトースである。本発明の方法に使用される前記低脂肪
物質の処方は、低脂肪物質とブレンドする高脂肪チョコ
レートの処方及び最終チョコレート組成物の所望の脂肪
分に依存する。しかしながら、低脂肪物質の脂肪分は、
典型的には約15重量%以下、より好ましくは約10重量%
以下である。
減糖又は無糖チョコレートについては、砂糖を、高脂
肪チョコレート若しくは前記低脂肪物質又はそれらの両
方において、デキストロース、固体グルコースシロッ
プ、フクトース、ラクトース又はマルトース等の一種以
上の他の栄養甘味料により、部分的又は完全に置き換え
てもよい。これらの栄養甘味料は、一種以上の砂糖代替
物、例えば、糖アルコール(例えば、特に低脂肪物質の
場合、ラクチトール、マルチトール、イソモルト、キシ
リトール、マニトール、ソルビトール、エリトリトー
ル、好ましくはラクチトール、マルチトール、イソモル
ト又はそれらの組み合わせ);増量剤(例えば、特に低
脂肪物質の場合、ポリデキストロース、イヌリン、ポリ
フルクトース、微結晶性セルロース、好ましくはポリデ
キストロース);及び強力甘味料(例えば、特に低脂肪
物質の場合、アスパルテーム、アセスルフェーム−K、
サイクラメート、サッカリン、スクラロース、ネオヘス
ペリジン、ジヒドロカローン、アリテーム、ステビア甘
味料、グリチルリチン、タウマチン、好ましくは特に低
脂肪物質の場合には、アスパルテーム及び/又はアセス
ルフェーム−Kにより、部分的又は完全に置き換えても
よい。
微粉砕混合物(例えば、脱脂粉乳及び/又は低(11
%)脂肪粉末ココア及び/又はスクロース)用の低脂肪
物質は、フードグレードブレンダーで混合した後、ハン
マー、ピン又はベインミル(好ましくは分級機を備えた
もの)によるか、ロール精砕機を用いて、所望の粒度基
準を満たすように微粉砕する。低脂肪物質が2種以上の
成分から構成されている場合には、これらを個々に微粉
砕するか、予備混合した後、微粉砕してよい。
プレーンチョコレート又はホワイトチョコレートとブ
レンドするための微粉砕低脂肪物質は、プレーンチョコ
レートの製造の場合には固体乳の全ての源が排除され、
ホワイトチョコレートの製造の場合には固体非脂肪ココ
アの全ての源が排除されること以外は、前のパラグラフ
に記載したようにして調製される。
ココアリカーを低脂肪成分(単一又は複数種)におけ
る固体ココア源として使用するときには、通常、必要と
するチョコレートの種類に応じて、単独又は粉乳ととも
に、ボールミル又はロール精砕機を用いて、所望の粒度
分布仕様を満たすように微粉砕する。次に、これを、所
望の粒度分布を満たすように予備微粉砕したスクロース
又はスクロース代替物と混合できる。この方法の変更態
様では、スクロース及び/又は粉乳の一部分を、ボール
微粉砕又はロール精砕の前にココアリカーに添加でき
る。
一態様において、微粉砕した低脂肪物質の成分を、例
えば、当業者に周知の標準的方法を用いて加工して、チ
ョコレートクラムとする。低脂肪物質が適当な成分を含
有する場合には、この方法は、メイラード(Maillard)
反応を促進するように加熱することを含めるか、単に造
粒操作を含めて、顆粒又はクラムの物理的構造を形成し
てもよい。次に、このクラムを、予備混合し、ペースト
化し、所望の粒度仕様を満たすように微粉砕する。脂肪
分によっては、低温微粉砕が必要となることがある。
次に、高脂肪チョコレート組成物と微粉砕低脂肪成分
混合物とから、必要とする低脂肪チョコレート組成物を
以下のように製造できる: 液状高脂肪チョコレート組成物をミキサー/ペースタ
ーに入れ、微粉砕混合物を添加した後、流動性となるま
でブレンド/コンチングし、次に乳化剤を残りの少量成
分とともにマスに混合する。次に、チョコレートを、調
質し、そして成形するか、押出しするか、フレークに加
工するか、又はコーティングチョコレート組成物として
使用することができる。
驚くべきことに、成分の添加の順序は臨界的ではな
く、例えば、全脂チョコレートを微粉砕混合物に添加で
きることが判明した。さらに、調質又は非調質高脂肪チ
ョコレート組成物から低脂肪チョコレート組成物を製造
することができる。低脂肪物質としての微粉砕低脂肪チ
ョコレートを、乳化剤を添加するか添加することなく、
調質高脂肪チョコレートとブレンドし、得られたチョコ
レートを直接押出し、成形又はフレークに加工してもよ
い。
低脂肪成分をブレンド前に微粉砕しない低脂肪チョコ
レート組成物の製造において、このような低脂肪成分
は、チョコレートクラムの形態でよい。未微粉砕低脂肪
成分を高脂肪チョコレート成分とブレンドし、得られた
ブレンドを、例えば、ロール精砕機を用いて微粉砕して
所望の粒度分布としてもよい。精砕した混合物は、次
に、必要に応じて乳化剤及び少量成分を入れたミキサー
/ペースターに入れ、流動性となるまでにコンチングし
てよい。次に、このチョコレートを、押出し、成形又は
フレークに加工できる。
低脂肪物質が複数の成分から構成されている場合に
は、これらの全てを高脂肪チョコレートに同時に添加す
る必要はなく、例えば、少量成分、特に微粉砕又は粉砕
する必要がないものは、このような工程の後に添加して
よい。
さらに別の方法として、低脂肪物質は、高脂肪チョコ
レートをプレスするか、高脂肪チョコレートを溶媒抽出
して脂肪分を所望の最終低脂肪分より低く減少させた
後、得られたプレスケーキを微粉砕して所望の粒度仕様
を満足するようにしてから、高脂肪チョコレート組成物
並びに必要に応じて乳化剤及び/又は他の少量成分とブ
レンドすることにより製造できる。
上記本発明の詳細な説明は、脂肪分が16.5〜25重量%
未満のチョコレート組成物の製造だけなく、これよりも
大きくない脂肪分の減少にも関する。これらの脂肪分の
減少は、1%未満の減少から、高脂肪チョコレートの脂
肪分を25%まで減少させるまでの範囲にわたる。このよ
うな脂肪の減少は、技術上、栄養上又は商業上の理由で
望ましいことがある。
良好な品質の低脂肪チョコレートの製造にはスクロー
ス又は栄養炭水化物甘味料の粒度分布を特に調微粒子と
の関係で慎重に制御する必要があるという、公表されて
いる教示にもかかわらず、驚くべきことに、栄養甘味料
や低脂肪物質の粒度については従来の全脂チョコレート
の場合よりも制限が大きくないことが分かった。
得られた最終チョコレート組成物は、最も好ましくは
水分が約1重量%以下であり、プレーンチョコレート、
ミルクチョコレート又はホワイトチョコレートでよく、
パーミセリチョコレート、チョコレートフレーク及びこ
のような種類のチョコレートに由来するジンジャナッツ
チョコレートの形態でよい。別の態様として、得られた
最終チョコレート組成物は、充填してもよいし、単一の
一口分の大きさであってもよいし、プラリーヌ又はノイ
セットに使用してもよいし、コーティングチョコレート
として使用してもよい。ドライ無脂肪ココア固形分、総
ドライミルク固形分及びスクロース分についての一般的
なチョコレートについての調整を、本発明により製造さ
れる低脂肪チョコレート組成物の数多くの実施態様に採
用してよい。
通常のチョコレートについて一般的であるように、砂
糖菓子の形状(例えば、ブロック)は、本発明により製
造したチョコレート組成物を、ビスケット片、クリスピ
ー、ナッツ(全体又は片)ジンジャー片、チェリー、干
しぶどう又は他の乾燥フルーツ等の品目の一つ以上と混
合し、得られた混合物を成形してこれらの品目が固化し
たチョコレート組成物に埋め込まれた所要形状を得るこ
とにより形成できる。
発明の詳細な説明 以下、本発明を、実施例によりより詳細に説明する。
実施例1 グラニュー糖(50kg)と、脱脂粉乳(22.6kg)と、低
脂肪(11重量%)粉末ココア(6.1kg)とを、混合し、
ミクロ エーシーエム(Mikro ACM)分級ミルにより周
囲温度で、ミル速度7200rpm、分級速度1500rpmで微粉砕
して、平均粒度14μmの低脂肪粉(脂肪分約1.5重量
%)を得た。
全脂(30重量%)通常処理仕上げ溶融ミルクチョコレ
ート組成物(砂糖、ココアバター、固体ココア、固体ミ
ルク及び乳化剤を含有)7.5kgを、40℃のジャケット付
きホーバート(Hobart)ミキサーの10クオートボウルに
入れて、速度1で攪拌した。上記微粉砕低脂肪粉3.45kg
を添加し、混合を30分間継続した。
アンモニウムホスファチド(15g)とポリグリセロー
ルポリリシノレート(40g)とを添加し、10分間混合し
た。得られた脂肪分21.7重量%のチョコレートを、マー
ブルスラブ上で調質し、従来から行われている方法で成
形して板状小片とした。得られたチョコレートは、全脂
チョコレートに特徴的な味と風味を有していた。
実施例2 微粉砕低脂肪粉をまずホーバート(Hobart)ミキサー
のボウルに入れ、速度1で攪拌してから全脂ミルクチョ
コレート組成物を添加した以外は、実施例1を反復し
た。得られたチョコレートは、全脂チョコレートに特徴
的な味と風味を有していた。
実施例3 グラニュー糖(50kg)と、脱脂粉乳(22.6kg)と、低
脂肪(11重量%)粉末ココア(6.1kg)とに、水13kgを
添加した後、真空下で乾燥して湿分1重量%とすること
により処理して、チョコレートクラムとした。このクラ
ムを、ミクロ エーシーエム(Mikro ACM)分級ミルに
より、ミル速度7000rpm、分級速度1000rpmで微粉砕する
ことにより、平均粒度19μmとした。
実施例1で使用したのと同様の全脂(30重量%)チョ
コレート7.5kgを、40℃のホーバート(Hobart)ミキサ
ーの10クオートボウルに入れて、速度1で攪拌した。上
記微粉砕したクラム(3.45kg)を添加し、混合を30分間
継続した。
アンモニウムホスファチド(15g)とポリグリセロー
ルポリリシノレート(40g)とを添加し、10分間混合し
た。得られた脂肪分22.0重量%のチョコレートを、調質
し、従来から行われている方法で成形した。得られたチ
ョコレートは、全脂チョコレートに特徴的な味と風味を
有していた。
実施例4 グラニュー糖と、脱脂粉乳と、低脂肪(11重量%)粉
末ココアとを、個々に、ミクロ エーシーエム(Mikro
ACM)分級ミルにより周囲温度で、ミル速度7200rpm、
分級速度3000rpmで予備微粉砕して平均粒度8〜10μm
とした後、重量比50:22.6:6.1で混合した。
29℃のジャケット付きホーバート(Hobart)ミキサー
の10クオートボウルに入れた。実施例1で使用したのと
同様の全脂(30重量%)チョコレート7.5kgに、アンモ
ニウムホスファチド(15g)と、ポリグリセロールボリ
リシノレート(40g)と、上記微粉砕混合物3.45kgとを
添加し、30分間混合した。得られた脂肪分21.5重量%の
チョコレートを、スクレープドサーフェス熱交換器を用
いて調質後、チューブ状に押出し、切断して棒状とし
た。得られたチョコレートは、全脂チョコレートに特徴
的な味と風味を有していた。
実施例5 実施例1で使用したのと同様の液状全脂(30重量%)
チョコレート5.32kgを、通常のココア用プレスにより、
脂肪1.2kgが除去されるまで、70℃、400バールでプレス
した。得られたプレスケーキを、3mmスクリーンを備え
たホソカワ エイチエー(HosakawaHA)40/32ハンマー
ミルにより、200rpmで微粉砕した。実施例1で使用した
のと同様の液状全脂チョコレート5kgを、40℃のジャケ
ット付きホーバート(Hobart)ミキサーの10クオートボ
ウルに入れ、速度1で攪拌した。微粉砕プレスケーキ3.
5kgをアンモニウムホスファチド(20g)とともに添加
し、混合を30分間継続した。次に,得られた混合物を、
Buhler3本ロール精砕機を用いて、平均粒度8μmに精
砕した。精砕した混合物を、ホーバート(Hobart)ミキ
サーにより、40℃で2時間コンチングし、マーブルスラ
ブ上で調質し、成形して板状小片とした。得られたチョ
コレートは、全脂チョコレートに特徴的な味と風味を有
していた。
実施例6 グラニュー糖(1.01kg)と、脱脂粉乳(457g)と、低
脂肪(11重量%)粉末ココア(123g)とを予備混合し、
得られた予備混合物を、40℃のジャケット付きホーバー
ト(Hobart)ミキサーの10クオートボウルに入れた実施
例1で使用したのと同様の全脂(30重量%)チョコレー
ト4kgとアンモニウムホスファチド(10g)に添加し、速
度1で30分間攪拌した。次に,得られた混合物を、ブー
ラー(Buhler)3本ロール精砕機を用いて、平均粒度8
μmに精砕した。精砕した混合物を、ホーバート(Hoba
rt)ミキサーにより、40℃で2時間コンチングし、マー
ブルスラブ上で調質し、成形して板状小片とした。得ら
れたチョコレートは、全脂チョコレートに特徴的な味と
風味を有していた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 サンダース,ニゲル イギリス国 ディーワイ9 0イーエッ クス ウエスト ミッドランズ,ストア ーブリッヂ,クレント,ブルーム,レッ ド・フォール・ファーム,オーヴァーラ ンズ 2 (56)参考文献 特開 昭63−301745(JP,A) 国際公開94/9649(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23G 1/00 WPI(DIALOG)

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】以下の工程を含んでなる、16.5〜28wt%の
    脂肪分を有するチョコレート組成物の製造方法。 (a)製造されるチョコレート組成物の所望の脂肪分よ
    りも高い脂肪分を有するチョコレート組成物を形成する
    工程と、 (b)前記高脂肪チョコレート組成物をコンチング、均
    質混合又は混錬からなる風味発現操作に附する工程と、 (c)製造されるチョコレート組成物の所望の脂肪分よ
    りも適当に低い脂肪分を有する少なくとも一種のチョコ
    レート製造成分を必要粒度に微粉砕する工程と、 (d)微粉砕した後の前記少なくとも一種のチョコレー
    ト製造成分を、前記高脂肪チョコレート組成物が最終チ
    ョコレート組成物の主要部を構成しかつ16.5〜28wt%の
    脂肪分を有する最終チョコレート組成物とするために脂
    肪分が減少されるような比で、風味発現操作に附した後
    の高脂肪チョコレート組成物とブレンドする工程。
  2. 【請求項2】前記風味発現操作が、高脂肪チョコレート
    組成物をコンチングすることを含んでなる、請求項1に
    記載の方法。
  3. 【請求項3】前記少なくとも一種のチョコレート製造成
    分が、固体ココア、固体ミルク、栄養甘味料及び非栄養
    甘味料の少なくとも一つを含んでなる、請求項1または
    2に記載の方法。
  4. 【請求項4】前記ブレンド工程に続いて、得られた低脂
    肪チョコレート組成物を調質、成形、押出し及びフレー
    クへの加工から選択される一つ以上の工程を含んでなる
    さらなる処理に附する、前記請求項のいずれかに記載の
    方法。
  5. 【請求項5】前記最終チョコレート組成物の脂肪分が、
    16.5重量%〜25重量%未満である、前記請求項のいずれ
    かに記載の方法。
  6. 【請求項6】前記最終チョコレート組成物の脂肪分が、
    18〜22重量%である、前記請求項のいずれかに記載の方
    法。
  7. 【請求項7】前記最終チョコレート組成物の脂肪分が、
    25〜28重量%である、前記請求項1〜4のいずれかに記
    載の方法。
  8. 【請求項8】前記高脂肪チョコレート組成物及び前記少
    なくとも一種の製造成分の固体粒子の平均粒度は、25μ
    m以下である、前記請求項のいずれかに記載の方法。
  9. 【請求項9】前記高脂肪チョコレート組成物は、脂肪分
    25〜40重量%の全脂肪ミルク組成物、脂肪分25〜40重量
    %のプレーンチョコレート組成物及び脂肪分25〜40重量
    %のホワイトチョコレート組成物から選択される少なく
    とも一種のチョコレート組成物である、前記請求項のい
    ずれかに記載の方法。
  10. 【請求項10】前記少なくとも一種のチョコレート製造
    成分が、加熱して風味を生じさせる固体ミルク及び砂糖
    を含む、前記請求項のいずれかに記載の方法。
  11. 【請求項11】前記ブレンド工程後に、少なくとも一種
    の乳化剤を、前記高脂肪チョコレート組成物と前記少な
    くとも一種のチョコレート製造成分との混合物に添加す
    る工程をさらに含んでなる、前記請求項のいずれかに記
    載の方法。
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