JP3224691U - フィギュア及び作成キット - Google Patents
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Abstract
【課題】より安全な素材で作成された柔らかな触感のフィギュア、及びこのフィギュアの作成キットを提供する。【解決手段】アルギン酸ナトリウム水溶液2を有底孔41が形成されたフィギュア型枠4に流し込む第1工程と、前記第1工程によって前記アルギン酸ナトリウム水溶液が流し込まれた前記フィギュア型枠を乳酸カルシウム水溶液に浸しながら、前記アルギン酸ナトリウム水溶液のアルギン酸ナトリウムと前記乳酸カルシウム水溶液の乳酸カルシウムが反応して形成された形成物を前記フィギュア型枠から抜く第2工程と、前記第2工程によって前記フィギュア型枠から抜かれた前記形成物を、前記乳酸カルシウム水溶液に所定時間浸した後、前記乳酸カルシウム水溶液から取り出す第3工程と、によって形成された。【選択図】図1
Description
本考案は、柔らかなフィギュア及びこのフィギュアを作成するための作成キットに関する。
従来、例えば、特許文献1に示すような、羽二重餅のごとき柔らかな触感が付与されたフィギュア柔らかな触感が付与されたフィギュアは知られている。従来のフィギュアは、フィギュア型枠に軟質の樹脂材を注入させて硬化させてなる軟質の樹脂材を注入した後、樹脂材を固化。
上述したように、従来のフィギュアは、フィギュア型枠に軟質の樹脂材を注入させて硬化させて成るものであり、この軟質の樹脂材がユーザの口に入ることは好ましくはない場合がある。このため、例えば、作成キットを販売し、ユーザが自宅でフィギュアを作成することを実現し難かった。
そこで、本考案の課題は、より安全な素材で作成された柔らかな触感のフィギュア、及びこのフィギュアの作成キットを提供することである。
(1)上記課題を解決するために、本考案に係るフィギュアは、アルギン酸ナトリウム水溶液を有底が形成されたフィギュア型枠に流し込む第1工程と、前記第1工程によって前記アルギン酸ナトリウム水溶液が流し込まれた前記フィギュア型枠を乳酸カルシウム水溶液に浸しながら、前記アルギン酸ナトリウム水溶液のアルギン酸ナトリウムと前記乳酸カルシウム水溶液の乳酸カルシウムが反応して形成された形成物を前記フィギュア型枠から抜く第2工程と、前記第2工程によって前記型から抜かれた前記形成物を、前記乳酸カルシウム水溶液に所定時間浸した後、前記乳酸カルシウム水溶液から取り出す第3工程と、によって形成されたことを特徴とする。アルギン酸ナトリウムと乳酸カルシウムが反応して形成される
上記構成によれば、アルギン酸ナトリウム水溶液をフィギュア型枠に流しこんで、このフィギュア型枠を乳酸カルシウム水溶液に浸しながら、アルギン酸ナトリウムと乳酸カルシウムが反応して形成された形成物をフィギュア型枠から抜き、この形成物を乳酸カルシウム水溶液に所定時間浸した後に取り出すだけの簡単な方法で、柔らかな触感のフィギュアを形成することができる。ここで、アルギン酸ナトリウムも乳酸カルシウムも食品として販売されているような安全な材料であるため、誤って口に入れても安全なようにフィギュアを形成することができる。
(2)上記第1工程において、着色されている前記アルギン酸ナトリウム水溶液を、前記フィギュア型枠に流し込んでもよい。
上記構成によれば、アルギン酸ナトリウム水溶液が着色されているため、この様なアルギン酸ナトリウム水溶液をフィギュア型枠に流し込んで、乳酸カルシウム水溶液に浸して乳酸カルシウムと反応させるだけで、色付きのフィギュアを形成できる。
(3)上記第1工程において、互いに異なった色で着色されている、複数の前記アルギン酸ナトリウム水溶液を、前記フィギュア型枠に流し込んでもよい。
上記構成によれば、異なった色に着色された複数のアルギン酸ナトリウム水溶液をフィギュア型枠に流し込むだけの簡単な方法で、カラフルなフィギュアを作成することができる。
(4)上記課題を解決するために、本考案に係る作成キットは、容器に入れられた前記アルギン酸ナトリウム水溶液と、前記アルギン酸ナトリウム水溶液が流し込まれるための有底孔が形成されたフィギュア型枠と、前記アルギン酸ナトリウム水溶液が流し込まれた前記フィギュア型枠を浸す乳酸カルシウム水溶液を作成するための乳酸カルシウム粉末と、を備えたフィギュアの作成キットであって、前記アルギン酸ナトリウム水溶液が流し込まれたフィギュア型枠を前記乳酸カルシウム水溶液に浸しながら前記アルギン酸ナトリウム水溶液のアルギン酸ナトリウムと前記乳酸カルシウム水溶液の乳酸カルシウムが反応して形成された形成物を前記フィギュア型枠から抜き、前記形成物を、前記乳酸カルシウム水溶液に所定時間浸した後、前記乳酸カルシウム水溶液から取り出すことで前記フィギュアを形成する、
ことを特徴とする。
ことを特徴とする。
上記構成によれば、乳酸カルシウム粉末を水に溶かして乳酸カルシウム水溶液を作成し、アルギン酸ナトリウム水溶液をフィギュア型枠に流しこんで、このフィギュア型枠を乳酸カルシウム水溶液に浸しながら、アルギン酸ナトリウムと乳酸カルシウムが反応して形成された形成物をフィギュア型枠から抜き、この形成物を乳酸カルシウム水溶液に所定時間浸した後に取り出すだけの簡単な方法で、柔軟性のあるフィギュアを形成することができる。なお、アルギン酸ナトリウムを水溶液として作成キットに含めるため、このアルギン酸ナトリウム水溶液を予め着色することで、色付きのフィギュアを容易に作成させることもできる。ここで、アルギン酸ナトリウムも乳酸カルシウムも食品として販売されているような安全な材料である。このため、材料を誤って口に入れても安全であるため、安全でフィギュアの作成容易な作成キットを提供することができる。
上記構成によれば、より安全な素材で作成された柔らかな触感のフィギュア、及びこのフィギュアの作成キットを提供することができる。
以下に、図1から図5を用いて、本考案を適用した実施形態に係るフィギュア及びフィギュアの作成キットの構成を説明する。図1は、本発明の実施形態に係るフィギュアの作成キットを示す図である。図2は、本発明に実施形態に係るフィギュアを作成するための工程のうち乳酸カルシウム水の作成工程を示す図である。図3は、本発明に実施形態に係るフィギュアを作成するための工程のうち第1工程を示す図である。図4は、本発明に実施形態に係るフィギュアを作成するための工程のうち第2工程を示す図である。図5は、本発明に実施形態に係るフィギュアを作成するための工程のうち第2及び第3工程を示す図である。
図5で示すフィギュア100は、図1で示すフィギュア100の作成キット1を用いて作成された柔軟性のあるものである。作成キット1は、容器31に入れられたアルギン酸ナトリウム水溶液2と、アルギン酸ナトリウム水溶液2が流し込まれるための有底孔41が形成されたフィギュア型枠4と、アルギン酸ナトリウム水溶液2が流し込まれたフィギュア型枠4を浸す乳酸カルシウム水溶液30を作成するための乳酸カルシウム粉末3と、を備えたフィギュアの作成キットである。なお、乳酸カルシウム粉末3は袋31に入れられている。
アルギン酸ナトリウム水溶液2は、例えば食紅等で着色されており、作成キット1は、互いに異なった色で着色されている複数のアルギン酸ナトリウム水溶液2を有する。なお、本実施形態では、2つのアルギン酸ナトリウム水溶液2が作成キット1には含まれており、2つ(2種類)のアルギン酸ナトリウム水溶液2を区別する場合には、「A」「B」の添え字を付して、アルギン酸ナトリウム水溶液2A、2Bと記載する。この様に、アルギン酸ナトリウム水溶液2が着色されているため、容易に色付きのフィギュア100を形成できる。また、異なった色に着色された複数のアルギン酸ナトリウム水溶液2が作成キット1に含まれているため、ユーザは、容易にカラフルなフィギュア100を作成することができる。なお、本実施形態では、アルギン酸ナトリウム水溶液2は、着色されているが、着色されておらず透明等であってもよく、複数のアルギン酸ナトリウム水溶液2が作成キット1に含まれていなくてもよい。また、アルギン酸ナトリウム水溶液2の着色は、例えば、食品の着色料(例えば、食用タール色素等)を用いて行われることが好ましい。
乳酸カルシウム粉末3は、フィギュア100の作成工程において、図4で示すように、ユーザによって水W(お湯を含む)に溶かされて、乳酸カルシウム水溶液30を作成するためのものである。
フィギュア型枠4は、例えば樹脂等で成形された略直方体形状の型枠であり、その上面には有底孔41が穿設されている。なお、フィギュア型枠4の形状は略直方体形状でなくてもよく、円柱状等の他の形状であってもよい。また、フィギュア型枠4を上方から視認すると、有底孔41は魚の形状を有しているが、他の形状(例えば他の生物の形状、幾何学的な形状)であってもよい。
次に、作成キット1を用いたフィギュアの作成方法を説明する。フィギュア100は、以下に説明する第1工程から第3工程によって形成される。なお、フィギュア100は、第1工程から第3工程によって形成された状態で販売されてもよく、販売された作成キット1を購入したユーザが、家庭や学校等において自分で作成してもよい。まず、図2で示すように乳酸カルシウム粉末3を、フィギュア型枠4が完全に浸水可能な大きさの容器5に入れられた水W(例えば30℃程度のお湯)に溶かして、乳酸カルシウム水溶液30を作成(図4)する。なお、水W1Lに対して、乳酸カルシウム粉末3を約10g程度溶かすことが好ましく、袋31に予め約10gの乳酸カルシウム粉末3が入れられていてもよい。また、作成キット1に、乳酸カルシウム粉末3が入れられた袋31が複数含まれていてもよい。
次に第1工程を実施する。図3を参照して、第1工程は、アルギン酸ナトリウム水溶液2を有底孔41が形成されたフィギュア型枠4に流し込む工程である。なお、有底孔41に予め乳酸カルシウム水溶液30を図略のブラシ等で塗布しておき、その後に、有底孔41にアルギン酸ナトリウム水溶液2を流し込むことが好ましい。これによって、有底孔41における底部分に流し込まれたアルギン酸ナトリウム水溶液2を乳酸カルシウムと十分に反応させ易くなる。また、アルギン酸ナトリウム水溶液2は着色されているため、この様に、着色されているアルギン酸ナトリウム水溶液2を、フィギュア型枠4に流し込み、後の工程で乳酸カルシウム水溶液30に浸して乳酸カルシウムと反応させるだけで、色付きのフィギュア100を形成することができる。また、作成キット1は、2種類の異なった色に着色されたアルギン酸ナトリウム水溶液2を有するが、この様に互いに異なった色で着色されている、複数のアルギン酸ナトリウム水溶液2(2A、2B)を、フィギュア型枠4に流し込むだけの簡単な方法で、容易にカラフルなフィギュア100を形成することができる。例えば、これらの2種類のアルギン酸ナトリウム水溶液2の両方を有底孔41に混ざらないように入れることで2種類の色で構成されたフィギュア100を作成することが出来る。なお、混ざるように入れることで、2種類の色を混色した色のフィギュア100を作成することができる。なお、第1工程において、ラメ等をアルギン酸ナトリウム水溶液2とともにフィギュア型枠4に入れ、きらきらしたフィギュア100を作成してもよい。
次に第2工程を実施する。図4を参照して、第2工程は、上述した第1工程によってアルギン酸ナトリウム水溶液2が流し込まれたフィギュア型枠4を、水平な状態で容器5内の乳酸カルシウム水溶液30に浸す工程を含む。この様に、フィギュア型枠4を乳酸カルシウム水溶液30に浸して所定時間(例えば、5分程)が経過すると、フィギュア型枠4の有底孔41に流し込まれたアルギン酸ナトリウム水溶液2のアルギン酸ナトリウムが乳酸カルシウム水溶液30の乳酸カルシウムと反応して固体になり、手等で触れる状態になる。図5で示すように、この様に、アルギン酸ナトリウムと乳酸カルシウムが反応して形成された固体の形成物2´をフィギュア型枠4から抜く工程も、第2工程に含まれる。なお、ユーザがフィギュア型枠4を乳酸カルシム水溶液30に漬けた状態で、手等で持って優しく揺らすだけで、揺らすことで生じた形成物2´と有底孔41との間に乳酸カルシウム水溶液30が入り込み、形成物2´をフィギュア型枠4から抜くことができる。浸してから所定時間経過前に形成物2´をフィギュア型枠4から抜いても、触らなければ形状を保持することができる。
次に第3工程を実施する。図5を参照して、第3工程は、上述した第2工程によってフィギュア型枠4から抜かれた形成物2´を、所定時間(乳酸カルシウム水溶液30に浸してから、例えば20分程)浸した後、乳酸カルシウム水溶液30から取り出す工程である。所定時間浸した後には、形成物2´の固形化が進み、手で触っても崩れない程になる。この状態まで固形化が進んだ形成物2´がフィギュア100となる。フィギュア100を手や調理器具のいわゆるお玉状の道具6で乳酸カルシウム水溶液30から掬い出すことで、乳酸カルシウム水溶液30から取り出してもよいし、乳酸カルシウム水溶液30に付けた状態で保管してもよい。なお、この様に形成されたフィギュア100は、熱にも強く、少し温めた程度では溶けることがないため、夏場の屋外での保管も可能である。
本実施形態のフィギュア100は、アルギン酸ナトリウム水溶液2をフィギュア型枠4に流しこんで、このフィギュア型枠4を乳酸カルシウム水溶液30に浸しながら、アルギン酸ナトリウムと乳酸カルシウムが反応して形成された形成物2´をフィギュア型枠4から抜き、この形成物2´を乳酸カルシウム水溶液30に所定時間浸した後に取り出すだけの簡単な方法で、柔らかな触感になるように作成されたものとなる。ここで、アルギン酸ナトリウムも乳酸カルシウムも食品添加物として販売されているような安全な材料である。アルギン酸ナトリウムは、昆布やわかめ等の海藻(褐藻類)に含まれる天然植物繊維であり、乳酸カルシウムは例えばトウモロコシ等の穀類由来の糖を乳酸菌で発行させ、カルシウムを加えたものである。この様な安全な材料でフィギュア100を作成するため、誤って口に入れても安全なようにフィギュア100を形成することができる。
更に、フィギュア100の材料は安全なものであり、かつ容易にフィギュア100を作成できるため、ユーザ自身にフィギュア100を作成させることが可能になり、これによって、ユーザが自身でフィギュア100を作成するための作成キット1を提供(販売)することができる。
1 作成キット
100 フィギュア
2(21、22) アルギン酸ナトリウム水溶液
3 乳酸カルシウム粉末
30 乳酸カルシウム水溶液
4 フィギュア型枠
100 フィギュア
2(21、22) アルギン酸ナトリウム水溶液
3 乳酸カルシウム粉末
30 乳酸カルシウム水溶液
4 フィギュア型枠
Claims (4)
- アルギン酸ナトリウム水溶液を有底孔が形成されたフィギュア型枠に流し込む第1工程と、
前記第1工程によって前記アルギン酸ナトリウム水溶液が流し込まれた前記フィギュア型枠を乳酸カルシウム水溶液に浸しながら、前記アルギン酸ナトリウム水溶液のアルギン酸ナトリウムと前記乳酸カルシウム水溶液の乳酸カルシウムが反応して形成された形成物を前記フィギュア型枠から抜く第2工程と、
前記第2工程によって前記フィギュア型枠から抜かれた前記形成物を、前記乳酸カルシウム水溶液に所定時間浸した後、前記乳酸カルシウム水溶液から取り出す第3工程と、
によって形成されたことを特徴とするフィギュア。アルギン酸ナトリウムと乳酸カルシウムが反応して形成される - 前記第1工程において、着色されている前記アルギン酸ナトリウム水溶液を、前記フィギュア型枠に流し込む、
ことを特徴とする請求項1に記載のフィギュア。 - 前記第1工程において、互いに異なった色で着色されている、複数の前記アルギン酸ナトリウム水溶液を、前記フィギュア型枠に流し込む、
ことを特徴とする請求項2に記載のフィギュア。 - 容器に入れられた前記アルギン酸ナトリウム水溶液と、
前記アルギン酸ナトリウム水溶液が流し込まれるための有底孔が形成されたフィギュア型枠と、
前記アルギン酸ナトリウム水溶液が流し込まれた前記フィギュア型枠を浸す乳酸カルシウム水溶液を作成するための乳酸カルシウム粉末と、を備えたフィギュアの作成キットであって、
前記アルギン酸ナトリウム水溶液が流し込まれたフィギュア型枠を前記乳酸カルシウム水溶液に浸しながら、前記アルギン酸ナトリウム水溶液のアルギン酸ナトリウムと前記乳酸カルシウム水溶液の乳酸カルシウムが反応して形成された形成物を前記フィギュア型枠から抜き、前記形成物を、前記乳酸カルシウム水溶液に所定時間浸した後、前記乳酸カルシウム水溶液から取り出すことで前記フィギュアを形成する、
ことを特徴とする作成キット。
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JP2019003774U JP3224691U (ja) | 2019-10-04 | 2019-10-04 | フィギュア及び作成キット |
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JP (1) | JP3224691U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US20220288818A1 (en) * | 2019-08-16 | 2022-09-15 | Yoon SUNWOO | Method of manufacturing a toy using a model frame in liquid and an apparatus for performing a method |
-
2019
- 2019-10-04 JP JP2019003774U patent/JP3224691U/ja active Active
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US20220288818A1 (en) * | 2019-08-16 | 2022-09-15 | Yoon SUNWOO | Method of manufacturing a toy using a model frame in liquid and an apparatus for performing a method |
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