JP3224308U - 移動式鉄棒及び鉄棒セット - Google Patents
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Abstract
【課題】鉄棒運動の際の安定性が高く、鉄棒運動がしやすく、移動が容易な移動式鉄棒を提供する。【解決手段】移動式鉄棒1は鉛直な2本の支柱3と、水平な鉄棒バーと、水平な2本の鉄棒支持部とを備える。前記支柱3の上端部は、鉄棒バーの両方の端部にそれぞれ固定される。前記鉄棒支持部は、支柱3を支える支持杆17と、支持杆17の両端に備える接地部とを備える。前記支持杆17の中央部は、前記各支柱3の下端部に前記鉄棒バーと直交する方向に固定される。前記鉄棒支持部は接地部と支持杆17とを備える。前記接地部は支持杆17の両端に配設し、前記接地部は、地面と接する形状とし、前記支持杆17と地面との間には空間を有する。【選択図】図7
Description
本考案は、移動が容易な鉄棒及び鉄棒セットに関する。
従来から、鉄棒、特に幼児用鉄棒は、幼稚園の園庭の中央部に設置したり、屋内で使用したいという要望があり、移動式の鉄棒が用いられているが、安定性が悪い、保管に広い場所が必要となる、移動がしにくいという問題点がある。また、幼児の身長に適した数種の高さの鉄棒が必要となるという問題点がある。
そのため、例えば、特許文献1には、鉄棒本体を保持するための脚体をして、左右の主柱及び左右方向の水平脚と左右の支棒により成る前後の張脚並びに主柱と支棒とを結ぶ腕板とにより構成することにより倒れたり移動したりすることがなく、且つ折畳み可能であって、鉄棒の横杆の高さを変換し得るとともに、その変換された位置を確保できる鉄棒が開示されている。
しかしながら、特許文献1の鉄棒は、左右の支棒があることにより、幼児が鉄棒運動をしにくく、また、鉄棒の設置と折畳みの操作や、鉄棒の高さを変える操作に手間がかかるという問題点がある。
本考案は、鉄棒運動の際の安定性が高く、鉄棒運動がしやすく、移動が容易な移動式鉄棒を提供する。さらに、複数の移動式鉄棒を容易にまとめることができ、複数の移動式鉄棒を簡単に移動することができ、複数の移動式鉄棒をコンパクトに保管できる鉄棒セットを提供する。
上記課題を解決する本考案は次の内容のものである。
本考案の移動式鉄棒は、
鉛直な2本の支柱と、水平な鉄棒バーと、水平な2本の鉄棒支持部とを備え、
前記支柱の上端部は、鉄棒バーの両方の端部にそれぞれ固定され、
前記鉄棒支持部は、支柱を支える支持杆と、支持杆の両端に備える接地部と、を備え、
前記支持杆の中央部は、前記各支柱の下端部に前記鉄棒バーと直交する方向に固定され、
前記接地部は地面と接する形状であって、
前記支持杆と地面との間には空間を有する。
鉛直な2本の支柱と、水平な鉄棒バーと、水平な2本の鉄棒支持部とを備え、
前記支柱の上端部は、鉄棒バーの両方の端部にそれぞれ固定され、
前記鉄棒支持部は、支柱を支える支持杆と、支持杆の両端に備える接地部と、を備え、
前記支持杆の中央部は、前記各支柱の下端部に前記鉄棒バーと直交する方向に固定され、
前記接地部は地面と接する形状であって、
前記支持杆と地面との間には空間を有する。
前記各支柱は筒状体とし、
前記鉄棒バーの両端部は前記各支柱の上端部を貫通して固定され、
前記各支柱の筒状体の内面であって、前記鉄棒バーの下面には、前記鉄棒バーを支える補助板を備える。
前記鉄棒バーの両端部は前記各支柱の上端部を貫通して固定され、
前記各支柱の筒状体の内面であって、前記鉄棒バーの下面には、前記鉄棒バーを支える補助板を備える。
本考案の鉄棒セットは、前記支柱の長さ同一又は異なる複数の移動式鉄棒を、前記各支持杆及び前記支柱が近設するように配置し、
前記複数の支持杆が相互に移動することを防止する移動防止手段を備える
前記複数の支持杆が相互に移動することを防止する移動防止手段を備える
本考案の移動式鉄棒は、鉄棒運動の際の安定性が高く、鉄棒運動がしやすく、容易に移動できる。そして、本考案の鉄棒セットは、本考案の移動式鉄棒を複数まとめて簡単に移動でき、複数の移動式鉄棒をコンパクトに保管できる。
以下、本考案の実施の形態の例について図を参照しながら説明する。尚、本考案は、以下の形態の例に限定されるものではない。
本考案の移動式鉄棒1は、鉛直な2本の支柱3と、水平な鉄棒バー9と、水平な2本の鉄棒支持部13とを備える。前記支柱3の上端部5は、鉄棒バー9の両方の端部11にそれぞれ固定される。(図1、2、3参照)。
前記鉄棒支持部13は、支柱3を支える支持杆17と、支持杆17の両端に備える接地部15と、を備える。前記支持杆17の中央部は、前記各支柱3の下端部7に前記鉄棒バー9と直交する方向に固定される(図1、2、3、参照)。
本考案の移動式鉄棒1の材質は特に限定はないが、鉄棒運動を行う際の強度、安定性、耐久性を確保するために、一例として、金属を用い、好ましくは、ステンレスとすることにより、錆による劣化等を防ぐことができる。
本考案の移動式鉄棒1は、移動させるものであるから、人が容易に持ち運べる重さとするのが好ましい。移動式鉄棒1の材質に金属を用いる場合は、一例として、前記支柱3及び支持杆17を筒状体とする。
鉄棒バー9の両端部11と前記各支柱3の上端部5に固定する方法は、特に限定はなく、金属の場合は溶接などを用いてもよい。一例として、鉄棒バー9の両端部11は支柱3を貫通させることにより、鉄棒の安定性、強度等を向上させることができる。好ましくは、前記各支柱3は筒状体とし、前記鉄棒バー9の各端部11は前記各支柱3の上端部5を貫通させ、前記各支柱3の内部であって、前記鉄棒バー9の下面には、前記鉄棒バー9を支える補助板19を備える。補助板19は溶接などで固定するのが好ましい(図5、6参照)。
前記鉄棒支持部13は接地部15と支持杆17とを備える。前記接地部15は支持杆17の両端に配設し、前記接地部15は、地面と接する形状とし、前記支持杆17と地面との間には空間21を有する。鉄棒運動をした際に鉄棒バー9及び支柱2にかかる負荷は、前記空間21に吸収されることにより、移動式鉄棒の安定性が格段に向上する。前記接地部15の下面は、一定面積の水平面を有するものし、移動式鉄棒1を支える機能を備えさせる。接地部15の下面は、一例として、ゴム等を用いた滑り止め手段16を備えさせる。また、接地部15の略中央部に透孔27を設け、前記移動式鉄棒1を所望の位置に載置した後、前記透孔27にアンカー等を貫通させることにより、前記移動式鉄棒1を固定させてもよい(図4参照)。
支柱3の長さは、特に限定はなく、鉄棒バー9の高さに応じて決めればよい。鉄棒支持部13の長さは、移動式鉄棒1が安定する長さであれば特に限定はなく、一例として鉄棒支持部13の長さ31は、地面から鉄棒バー9の上端までの高さ29より短くならないようにする。好ましくは、鉄棒バーの高さ29と同じ長さの支持杆17を用いて移動式鉄棒1を製造する。そうすることにより、色々は高さの移動式鉄棒1の注文があった場合であっても、間違うことなく安定性を備える移動式鉄棒1を製造できる(図2参照)。
本考案の鉄棒セット23は、支柱3の長さ同一又は異なる複数の移動式鉄棒1を、前記各支持杆17及び前記支柱3が近設するように配置する。そして、前記複数の支持杆17が相互に移動することを防止する移動防止手段25を備える。前記移動防止手段26は、複数の支持杆17が相互にずれるなどの移動することを防止できる手段であれば、どのような手段でもよく、一例として、面ファスナーを備えるベルト等を巻くなどする(図7参照)。
本考案の移動式鉄棒1は、安定性が高い上、地面に鉄棒バー9と平行する地面の部分に鉄棒の支える支持棒等がないため、鉄棒運動がしやすい。また、前記鉄棒バー9を持って移動させることができるため、容易に移動できる(図3参照)。そのため、例えば、比較的狭い園庭や校庭、屋内の運動スペースなどの鉄棒を常設できない場所であっても、本考案の移動式鉄棒1を配置することにより、いつでも簡単に鉄棒運動を行うことができる。
本考案の鉄棒セット23は、図7のとおり、隣り合う移動式鉄棒1の支柱3及び支持杆17が近設させることができるため、前記移動防止手段25を備えさせるだけで、複数の移動式鉄棒1をまとめて容易に移動させることができる。そのため、幼児の身長に合わせた高さの異なる幼児用鉄棒をまとめて移動したり、多くの人が一度に鉄棒を利用できるように複数の鉄棒をまとめて移動する際に非常に便利である。また、複数の移動式鉄棒1を、移動式鉄棒セット23としてコンパクトにまとめることができるため、保管のための広いスペースを必要としない。
1 移動式鉄棒
3 支柱
5 上端部
7 下端部
9 鉄棒バー
11 端部
13 鉄棒支持部
15 接地部
16 滑り止め手段
17 支持杆
19 補助板
20 蓋部
21 空間
23 鉄棒セット
25 移動防止手段
27 透孔
29 高さ
31 長さ
3 支柱
5 上端部
7 下端部
9 鉄棒バー
11 端部
13 鉄棒支持部
15 接地部
16 滑り止め手段
17 支持杆
19 補助板
20 蓋部
21 空間
23 鉄棒セット
25 移動防止手段
27 透孔
29 高さ
31 長さ
Claims (3)
- 移動式鉄棒であって、
鉛直な2本の支柱と、水平な鉄棒バーと、水平な2本の鉄棒支持部とを備え、
前記支柱の上端部は、鉄棒バーの両方の端部にそれぞれ固定され、
前記鉄棒支持部は、支柱を支える支持杆と、支持杆の両端に備える接地部と、を備え、
前記支持杆の中央部は、前記各支柱の下端部に前記鉄棒バーと直交する方向に固定され、
前記接地部は地面と接する形状であって、
前記支持杆と地面との間には空間を有する
ことを特徴とする移動式鉄棒。 - 前記各支柱は筒状体とし、
前記鉄棒バーの両端部は前記各支柱の上端部を貫通して固定され、
前記各支柱の筒状体の内面であって、前記鉄棒バーの下面には、前記鉄棒バーを支える補助板を備える
ことを特徴とする請求項1記載の移動式鉄棒。 - 前記支柱の長さ同一又は異なる複数の移動式鉄棒を、前記各支持杆及び前記支柱が近設するように配置し、
前記複数の支持杆が相互に移動することを防止する移動防止手段を備える
ことを特徴とする移動式鉄棒セット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019003372U JP3224308U (ja) | 2019-09-05 | 2019-09-05 | 移動式鉄棒及び鉄棒セット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019003372U JP3224308U (ja) | 2019-09-05 | 2019-09-05 | 移動式鉄棒及び鉄棒セット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3224308U true JP3224308U (ja) | 2019-12-12 |
Family
ID=68835963
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019003372U Active JP3224308U (ja) | 2019-09-05 | 2019-09-05 | 移動式鉄棒及び鉄棒セット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3224308U (ja) |
-
2019
- 2019-09-05 JP JP2019003372U patent/JP3224308U/ja active Active
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