JP3224279U - ガスケット、メッシュチューブ - Google Patents

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Abstract

【課題】ガスケットを提供する。【解決手段】保護層とメッシュ層を有し、保護層は第1チューブを形成し、メッシュ層は第2チューブを形成し、第1チューブに封入され、第2チューブの軸方向に沿って延伸する螺旋状の金属ワイヤによって形成され、保護層のチューブが外力によって押圧されたときに保護層を弾性的に支持し、メッシュ層の金属ワイヤは、複数のΩ型要素を含み、複数のΩ型要素のうちの1つのΩ型要素の底部は、他のΩ型要素の底部と一体化され、1つのΩ型要素は、他の要素に隣接し、複数のΩ型要素は第2チューブの軸方向に沿ってΩ型要素の層を形成し、Ω型要素の第1層とΩ型要素の第2層を有し、第1層は第2チューブの軸方向で第2層と隣接し、第1層のΩ型要素は、第2層の対応するΩ型要素を貫通し、第1層での各Ω型要素の部分は、第2チューブの径方向において第2層での対応するΩ型要素上にあり、第1層での各Ω型要素の他の部分は、第2チューブの径方向において第2層での対応するΩ型要素の下にある。【選択図】図2

Description

(関連出願の相互参照)
本願は、2017年1月13日に出願された中国特許出願第201710025947.1号の優先権を主張するものであり、その全文は参照により本願明細書に援用される。
本考案は、一般にガスケットに関し、さらに詳しくは、メッシュ層を含むガスケットに関する。
オーブンなどの熱機器は、一般に、キャビティ(cavity)(「熱容量室」とも呼ばれる)と、キャビティの一端を覆うように構成されたドアとを有する。ドアが閉じられたときに、キャビティ内の熱がキャビティとドアとの間の空間を通って逃げるのを防ぐために、ガスケットを、その空間を充填するために使用することができる。ガスケットは、例えば、ガラス繊維からなる内側支持体および外側筒状部材を含み得る。前記外側筒状部材がドアやキャビティなどのオーブンの他の構成要素によって押圧されたとき、前記外側筒状部材を支持するように適切に設計された、前記内側支持体の構造および構成を提供することが好ましい。
さらなる特徴について、一部は以下の説明に記載され、一部は以下の説明及び添付図面を検討することにより当業者には明らかとなり、又は各例を作製もしくは運用することにより分かることもある。本考案の特徴は、後述の詳細な例に記載される方法論、手段、及び組み合わせの様々な態様を実施又は使用することにより実現及び達成され得る。
本考案の一態様は、ガスケットを提供する。前記ガスケットは、保護層とメッシュ層とを有する筒状部を含み得る。前記保護層は第1チューブを形成してもよく、前記メッシュ層は第2チューブを形成してもよく、前記第1チューブに封入されてもよい。前記メッシュ層は、前記第2チューブの軸方向に沿って延伸する螺旋状の金属ワイヤによって形成されてもよい。前記メッシュ層は、前記保護層のチューブが外力によって押圧されたときに前記保護層を弾性的に支持することができる。
幾つかの実施形態においては、前記メッシュ層を形成する金属ワイヤは、複数のΩ型要素(Ω−shaped element)を含み得る。前記複数のΩ型要素のうちの1つのΩ型要素の底部は、複数のΩ型要素のうちの他のΩ型要素の底部と一体化されてもよく、前記1つのΩ型要素は、前記他のΩ型要素に隣接されてもよい。
幾つかの実施形態においては、前記複数のΩ型要素は、前記第2チューブの軸方向に沿って複数のΩ型要素の層を形成してもよい。前記複数のΩ型要素は、Ω型要素の第1層とΩ型要素の第2層とを有してもよい。前記第1層は、前記第2チューブの軸方向において前記第2層と隣接していてもよい。前記第1層のΩ型要素のそれぞれは、前記第2層の対応するΩ型要素を貫通していてもよい。前記第1層での各Ω型要素のある部分は、前記第2チューブの径方向において前記第2層での前記対応するΩ型要素の上にあってもよい。前記第1層での各Ω型要素の他の部分は、前記第2チューブの径方向において前記第2層での前記対応するΩ型要素の下にあってもよい。
幾つかの実施形態においては、前記第1層のΩ型要素は、前記第2層のΩ型要素に対して移動可能である。
幾つかの実施形態においては、前記金属ワイヤは、ステンレス鋼から作られてもよい。
幾つかの実施形態においては、前記保護層は、ガラス繊維の糸によって形成されてもよい。
幾つかの実施形態においては、前記ガスケットは、前記筒状部の径方向外側に延伸する延長部をさらに含み、前記延長部は、前記保護層と一体化されてもよい。
幾つかの実施形態においては、前記ガスケットは、複数のステッチをさらに含んでいてもよい。前記延長部は、2つの側面を有し、前記複数のステッチは、前記延長部の前記2つの側面を互いに結び付けてもよい。前記複数のステッチは、前記筒状部の軸方向に平行な線を形成してもよい。
幾つかの実施形態においては、前記筒状部は、押しつぶされた状態で第1幅を有してもよく、前記延長部は、押しつぶされた状態で第2幅を有してもよい。前記第2幅と前記第1幅との比は、1/5〜3/5の範囲であってもよい。
幾つかの実施形態においては、前記ガスケットは、複数の締結具(fastener)をさらに含んでいてもよい。前記複数の締結具の其々の一部は、前記筒状部内に埋め込まれてもよい。
幾つかの実施形態においては、前記複数の締結具のうちの1つは、ベース部とダーツ部とを有してもよく、前記ベース部は、前記第2チューブ内にあってもよい。
幾つかの実施形態においては、前記複数の締結具のうちの1つの前記ダーツ部は、前記延長部の軸と前記筒状部の軸とによって画定される平面と角度を成してもよい。前記角度は、90度よりも小さくてもよい。
幾つかの実施形態においては、前記複数の締結具のうちの1つの前記ダーツ部の端部は、前記ダーツ部の内縁に向かって屈曲してもよい。
幾つかの実施形態においては、前記保護層は、内面及び外面を有してもよい。前記内面または前記外面の少なくとも一方は、潤滑剤材料で被覆されていてもよい。
幾つかの実施形態においては、前記潤滑剤材料は、グラファイトを含んでいてもよい。
本考案の他の態様は、メッシュチューブを提供する。前記メッシュチューブは、複数のΩ型要素を含んでいてもよい。前記複数のΩ型要素のうちの1つのΩ型要素の底部は、前記複数のΩ型要素のうちの他のΩ型要素の底部と一体化されてもよく、前記1つのΩ型要素は他のΩ型要素に隣接してもよい。
本考案の別の態様は、ガスケットを製造する方法を提供する。この方法は、筒状編地(tubular fabric)を取得するステップと、前記筒状編地の軸に平行な線に沿って前記筒状編地を縫合することにより、前記筒状編地を少なくとも2つの部分に分割するステップと、を含み得る。この方法は、前記筒状編地の少なくとも2つの部分のうちの一方内にメッシュチューブを挿入するステップと、前記筒状編地の少なくとも2つの部分のうちの前記一方上に1つ以上の締結具を設けるステップと、をさらに含み得る。
本考案は、例示的な実施形態についてさらに説明される。これらの例示的な実施形態は、図面を参照して詳細に説明される。これらの実施形態は、非限定的な例示的実施形態であり、図面中の種々の図にわたる同様の参照番号は同様の構造要素を示す。
本考案の幾つかの実施形態による例示的な熱機器を示す図である。 本考案の幾つかの実施形態による例示的なガスケットの側面を示す図である。 本考案の幾つかの実施形態による例示的なガスケットの断面を示す概略図である。 本考案の幾つかの実施形態による例示的なガスケットの側面を示す概略図である。 本考案の幾つかの実施形態による例示的なガスケットの断面を示す概略図である。 本考案の幾つかの実施形態による例示的なガスケットの断面を示す概略図である。 本考案の幾つかの実施形態による例示的な締結具の構造を示す概略図である。 本考案の幾つかの実施形態による例示的なメッシュ層の一部の構造を示す概略図である。 本考案の幾つかの実施形態による、引張状態における図7のメッシュ層を示す概略図である。 本考案の幾つかの実施形態による、圧縮状態における図7のメッシュ層を示す概略図である。 本考案の幾つかの実施形態によるガスケットの製造の例示的なフローチャートである。
以下の詳細な説明では、関連する開示の完全な理解を提供するために、例として多数の具体的な詳細が記載されている。しかしながら、本考案がそのような詳細なしに実施されてもよいことは当業者に明らかであるべきである。他の例では、本考案の態様を不必要に曖昧にすることを避けるため、良く知られている方法、手順、システム、構成要素、および/または回路を詳細なしで比較的高レベルで説明した。開示された実施形態に対する様々な修正は当業者には容易に明らかであり、また、本明細書で定義された一般原理は、本考案の精神と範囲から逸脱することなく他の実施形態と応用に適用できる。したがって、本考案は、示された実施形態に限定されず、実用新案登録請求の範囲と一致する最も広い範囲まで認められるべきである。
本明細書で用いる用語は、特定の例示的な実施形態のみを説明するためのものであり、限定することを意図するものではない。本明細書で用いる際、単数形「a」、「an」、および「the」は、文脈がそうでないことを明確に示されない限り、複数形もまた含むことを意図することがある。本明細書で用いるとき、用語「comprise(備える、含む)」、「comprises(備える、含む)」、および/または「comprising(備える、含む)」、「include(含む)」、「includes(含む)」、および/または「including(含む)」は、記述された特徴、整数、ステップ、動作、要素、および/または構成要素の存在を特定するが、1つ以上の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、構成要素、及び/又はそれらの群の存在若しくは追加を排除するものではないことが理解されるであろう。
本明細書で用いる用語「第1」、「第2」、及び/又は「第3」は、異なる構成要素、parts(部分、部、部品、パーツ)、section(部、セクション)、又は異なるアセンブリを昇順で識別するための1つの方法である。しかしながら、これらの用語は、同じ目的を達成するのであれば、他の表現によって置き換えられてもよい。
ある構成要素または要素が他の構成要素または要素「に連結される」または「に結合される」と言及されるとき、それは直接的に連結または結合されてもよいと理解されるであろう。本明細書で用いる際、用語「および/または」は、関連する列挙されたアイテムのうちの1つ以上の任意又は全ての組み合わせを含む。
本考案のこれらの特徴及び他の特徴、ならびに特性、しかも構造の関連要素の動作方法及び機能、ならびに部品の組み合わせ及び製造の簡潔さは、添付の図面を参照しながら以下の記載を考慮することにより明らかになるであろう。添付図面はすべて本考案の一部を構成する。しかし、図面は、例示及び説明のみを目的としており、本考案の範囲を限定することを意図していないことが明確に理解されるべきである。当然のことながら、図面は正確な縮尺ではない。
本考案は、筒状部を含み、前記筒状部に封入されたメッシュチューブを有するガスケットを提供する。前記メッシュチューブは、前記メッシュチューブの軸方向に沿って延伸する螺旋状に配置された複数のΩ型要素を含み得る。管状部が外力によって押圧されると、前記メッシュチューブは前記筒状部を弾性的に支持することができる。前記ガスケットはまた、前記筒状部と一体化された延長部と、前記管状部に取り付けられた複数の締結具とを含み得る。前記ガスケットは、前記延長部と関連して前記複数の締結具によって熱機器に取り付けられてもよい。
図1Aは、本考案の幾つかの実施形態による例示的な熱機器100を示す図である。前記熱機器100は、周囲温度とは異なる装置内部の温度を維持することができる装置を含み得る。熱機器の例としては、オーブン、冷蔵庫、冷蔵容器など、またはこれらの組み合わせが挙げられる。前記熱機器100は、熱容量室106とドア108とを含み得る。前記ドア108は、前記熱容量室106を覆うように前記熱容量室106の端部107に接して配置されてもよい。例えば、前記ドア108は、前記熱容量室106を覆うために、例えば1つ以上のヒンジ(図示せず)を介して前記端部107の一側を中心として回転することができる。前記端部107は、ガスケットを締め付けるために構成された複数の位置決め要素105を含み得る。
前記位置決め要素105は、前記端部107の異なる位置に配置されてもよい。例えば、少なくとも1つの位置決め要素105は、前記端部107のコーナに配置されてもよい。前記位置決め要素105は、前記端部107に一様に又はランダムに分布されてもよい。図1Aに示すように、4つの位置決め要素105は、2つの隣接する位置決め要素の間に一定の間隔をおいて前記端部107の上面に分布されてもよい。
図1Bは、本考案の幾つかの実施形態による例示的なガスケット102の側面を示す図である。前記ガスケット102は、キャビティ内の熱が外部に逃げるのを防ぐために、前記端部107と前記ドア108との間の空間を充填する閉ループを形成してもよい。前記ガスケット102は、本体103と複数の締結具104とを含み得る。
本体103は、筒状部を含んでいてもよい。本体103の前記筒状部は、前記端部107および前記ドア108に密着するように径方向に沿って圧縮可能である。前記締結具104は、例えば前記位置決め要素105を介して前記ガスケット102を前記端部107に取り付けるように構成されてもよい。単なる例として、前記締結具104はダーツ部を含み得、前記位置決め要素105は、前記締結具104が前記位置決め要素105に付着するように前記締結具104の前記ダーツ部を収容する穴(hole)を含み得、これにより前記ガスケット102を前記端部107に取り付けることができる。さらに、または代わりに、前記締結具104と前記位置決め要素105とは、互いに付着するように構成された結合構造を形成してもよい。例示的な結合構造は、ボルト、ねじ、ナット、気密接着剤、または気密接着テープを含み得る。
この説明は例示的なものであり、本考案の範囲を限定するものではない。多くの代替形態、修正形態、および変形形態が、当業者には明らかであろう。本明細書に記載の例示的実施形態の特徴、構造、方法、および他の特徴を、追加および/または代替の例示的実施形態を得るために様々な方法で組み合わせることができる。例えば、前記位置決め要素105は前記ドア108上に配置されてもよい。前記ドア108が前記端部107から離れるとき、前記ガスケット102を前記ドア108上に取り付けることができる。しかしながら、それらの変形および修正は、本考案の範囲を逸脱するものではない。
図2は、本考案の幾つかの実施形態による例示的なガスケットの断面を示す概略図である。前記ガスケット102は、保護層201、メッシュ層202、締結具203、延長部211、および複数のステッチ212を含み得る。
前記保護層201はチューブを形成してもよい。前記チューブは、前記メッシュ層202を封入すると共に、前記メッシュ層202が、例えば、前記熱機器100の前記ドア108および前記端部107に触れないように保護する、中空キャビティを含んでいてもよい。図2に示すように、前記保護層201の断面は、静止状態(すなわち、その上に力が加えられていない状態)において円形の形状を有することができる。あるいは、前記保護層201の断面は、静止状態において他の任意の適切な形状、例えば、長方形の形状、楕円形の形状、または多角形の形状を有することができる。
幾つかの実施形態においては、前記保護層201は、複数の糸をテクスチャに編組することによって製造されてもよい。テクスチャの例としては、タビー(tabby)、クロスグレイン(cross grain)、サテン織り(satin weave)など、またはこれらの組み合わせが挙げられる。前記テクスチャは、ドラフトデザインにより編組されてもよい。ドラフトデザインの例としては、ストレートドラフト(straight draft:順通し)、スキップドラフト(skipped draft)、山型ドラフト(chevron−like draft)、ブロークンドラフト(broken draft:破れ通し)、分割ドラフト(divided draft)など、またはこれらの組み合わせが挙げられる。単なる例として、前記保護層201は、ストレートドラフトによりサテン織りに編組されてもよい。
保護層が露出される可能性がある不利な環境条件(例えば、前記熱容量室106からの熱および煙、長期間の圧縮、ならびに前記ドア108の開閉による繰り返しの屈曲)のため、複数の糸は1つ以上の適切な材料で作られてもよい。幾つかの実施形態においては、糸は耐熱性および絶縁性の材料で作られてもよい。例えば、複数の糸はポリマー材料で作られても良い。ポリマー材料の例としては、シリコーン、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエチレン(PE)、エチレン酢酸ビニルコポリマー(EVA)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリウレタン(PU)、ポリウレタンエラストマー(UE)、ポリアミド(PA)、ポリカーボネート(PC)、ポリホルムアルデヒド(POM)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリフェニレンエーテル(PPE)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリイミド(PI)など、またはこれらの組み合わせが挙げられる。他の例として、複数の糸は、無機材料、例えば、セラミック繊維および炭素繊維から作られてもよい。セラミック繊維の例としては、ガラス繊維、一般的なケイ酸アルミニウム繊維(common aluminum silicate fiber)、高ケイ酸アルミニウム繊維(high aluminum silicate fiber)、クロムドープケイ酸アルミニウム繊維(chromium−doped aluminum silicate fiber)、ジルコニウムドープケイ酸アルミニウム繊維(zirconium−doped aluminum silicate fiber)、フォルステライト繊維(forsterite fiber)、二酸化ケイ素−酸化カルシウム−酸化マグネシウム複合繊維(silicon dioxide−calcium oxide−magnesium oxide composite fiber)など、またはこれらの組み合わせが挙げられる。ガラス繊維の例としては、無アルカリガラス繊維(alkali−free glass fiber)、中アルカリガラス繊維(medium−alkali glass fiber)など、またはこれらの組み合わせが挙げられる。さらに他の例として、複数の糸は金属製であってもよい。弾性金属ワイヤの例としては、ステンレス鋼ワイヤ、銀ワイヤなど、またはこれらの組み合わせが挙げられる。幾つかの実施形態においては、前記保護層201は、異なる種類の糸を編組することにより製造されてもよい。例えば、前記保護層201は、ガラス繊維糸と金属ワイヤとを絡み合わせることにより製造されてもよい。
前記保護層201は、外面と内面とを有することができる。外面および内面のうちの少なくとも一方は、1つ以上の潤滑剤材料で被覆されていてもよい。外面および/または内面を被覆する前記潤滑剤材料は、無機潤滑剤材料または有機潤滑剤材料を含み得る。無機潤滑剤材料の例としては、グラファイト、グラフェン、二硫化モリブデン、酸化物など、またはこれらの組み合わせが挙げられる。有機潤滑剤材料の例としては、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリエチレン(PE)、オイルなど、またはこれらの組み合わせが挙げられる。外面および/または内面は、1つ以上のコーティング技術により被覆されてもよい。コーティング技術の例としては、ブラシコーティング技術、ローリングコーティング技術、スプレーコーティング技術、フレームスプレーコーティング技術、プラズマスプレーコーティング技術、真空蒸着技術、化学蒸着技術、含浸コーティング技術、超音波コーティング技術など、またはこれらの組み合わせが挙げられる。幾つかの実施形態においては、コーティングプロセスは、前記保護層201を形成するテクスチャが編組される前または後に行われてもよい。例えば、テクスチャは、潤滑剤材料で被覆された糸を編組することによって製造することができる。あるいは、テクスチャは、最初に被覆されていない糸を編組し、次いで、編組された糸を1つ以上の潤滑剤材料で被覆することによって製造することができる。または、前記テクスチャは、潤滑剤材料で被覆された糸を編組することによって製造することができ、そして前記テクスチャは、同じまたは異なる潤滑剤材料でさらに被覆することができる。
前記メッシュ層202は、前記保護層201に封入されたメッシュチューブを形成することができる。前記メッシュ層202は、前記保護層201が、例えば前記ドア108および前記端部107により押圧されるとき、前記保護層201に弾性支持(例えば、弾性力)を提供することができる。
幾つかの実施形態においては、前記メッシュ層202は、少なくとも金属ワイヤによって編まれてもよい。金属ワイヤの例としては、ステンレス鋼ワイヤ、銀ワイヤ、銅ワイヤなど、またはこれらの組み合わせが挙げられる。前記金属ワイヤの直径は、0.01〜1ミリメートルの範囲内であり得る。幾つかの実施形態においては、前記金属ワイヤの直径は、0.01〜0.05ミリメートル、0.05〜0.1ミリメートル、0.1〜0.5ミリメートル、0.5〜1ミリメートルのサブ範囲に制限されてもよい。単なる例として、前記メッシュ層202は、0.1ミリメートルを有するステンレス鋼ワイヤによって編まれてもよい。
幾つかの実施形態においては、前記メッシュ層202は、複数の単位要素(例えば、図7に示すΩ型要素)を含み得る。単位要素は、様々な形状、例えば、Ω形状(または馬蹄形)、または菱形形状を有することができる。前記単位要素は、前記メッシュ層の軸方向に沿って複数の単位要素層に配置されてもよい。ある単位要素層でのある単位要素は、同じ単位要素層での隣接するある単位要素と一体化していてもよい。幾つかの実施形態においては、前記メッシュ層202の異なる単位要素層での単位要素の数は、同じであっても異なっていてもよい。
幾つかの実施形態においては、前記メッシュ層202の単位要素層は、前記メッシュ層の軸方向に沿って螺旋状に延伸することができる。例えば、前記メッシュ層202の2つの隣接する単位要素層は、単一の金属ワイヤから編まれてもよく、したがって、2つの隣接する単位要素層のうちの1つの単位要素層での単位要素は、2つの隣接する単位要素層のうちの他の1つの単位要素層での単位要素と一体化していてもよい。あるいは、前記メッシュ層202の少なくとも2つの単位要素層を平行に配置してもよい。例えば、前記メッシュ層202の2つの隣接する単位要素層の各々は、独立した金属ワイヤから編まれてもよく、2つの隣接する単位要素層はさらに互いに撚り合わされてもよい。
幾つかの実施形態においては、前記ガスケット102は、複数のメッシュ層を含み得る。メッシュ層は、より大きい直径を有するメッシュ層がより小さい直径を有するメッシュ層を封入するように配置されてもよい。さらに、または代わりに、前記ガスケット102は、前記保護層201の直径よりも大きい直径を有する第1メッシュ層を含み得る。第1メッシュ層は前記保護層201を封入し、前記保護層201は第2メッシュ層を封入することができる。前記第1および第2メッシュ層は、同じまたは異なる材料で作られていてもよい。前記第1および第2メッシュ層は、同じ種類または異なる種類の単位要素を有することができる。また、前記第1メッシュ層と第2メッシュ層の単位要素の構成は同一であっても異なっていてもよい。
前記締結具203は、前記ガスケット102を熱機器(例えば、前記熱機器100)に取り付けるように構成されてもよい。図2に示すように、前記締結具203は、前記保護層201の下部(例えば、前記保護層201の軸より下の部分)に設けられてもよい。前記締結具203は、ベース部203aとダーツ部203bとを含むことができる。前記ベース部203aは前記保護層201に埋め込まれ、前記ダーツ部203bは前記保護層201からはみ出されていてもよい。前記ダーツ部203bは、前記保護層201及び前記延長部211の軸面と角度θを形成してもよい。本明細書で使用される軸面は、前記延長部211の軸と前記保護層201の軸とによって画定されてもよい。角度は、0°〜90°の範囲内であってもよい。幾つかの実施形態においては、角度は、10°〜60°、または20°〜45°のサブ範囲に制限されてもよい。締結具に関する更なる説明は、本考案の他の箇所で見出すことができる(例えば、図6およびその説明)。
前記延長部211は、前記保護層201と一体化されてもよい。幾つかの実施形態においては、前記延長部211は、前記保護層201を形成する同じ糸(または同じ質感シート)で編まれてもよい。例えば、前記延長部211は、糸条の第1部分で編まれてもよい。前記保護層201は、同じ糸条の第2部分で編まれてもよい。幾つかの実施形態においては、前記延長部211と前記保護層201は、異なる糸で編まれてもよい。
図2に示すように、前記延長部211は、押し潰された状態のチューブであってもよい。前記延長部211は、前記ガスケット102の熱機器への設置を容易にし、さらに熱が逃げるのを防ぐために、熱機器(例えば、前記熱機器100)内の確保された隙間に挿入されてもよい。幾つかの実施形態においては、前記延長部211が外力によって押圧されたときに前記延長部211を弾性的に支持するために、メッシュ層が前記延長部211に封入されてもよい。幾つかの実施形態においては、前記延長部211は2つの側面を有し、複数の前記ステッチ212は前記延長部211の2つの側面を結ぶように構成されてもよい。前記ステッチ212は、前記保護層201の軸に平行な線を形成してもよい。幾つかの実施形態においては、前記ステッチ212は、保護層と前記延長部211とを分離し得る。
幾つかの実施形態においては、前記ステッチ212は、前記保護層201と同じ材料から作られてもよい。例えば、前記保護層201及び複数の前記ステッチ212の両方は、グラファイトで被覆されたガラス繊維から作られてもよい。幾つかの実施形態においては、前記ステッチ212の材料は、前記保護層201の材料と異なっていてもよい。例えば、複数の前記ステッチ212は、グラファイトの被覆なしにガラス繊維から作られてもよく、前記保護層201は、グラファイトで被覆されたガラス繊維から作られてもよい。
前記ガスケット102に関する説明は、例示の目的で提供されており、本考案の範囲を限定することを意図するものではないことに留意すべきである。当業者であれば、本考案のガイダンス下で様々な変形および修正を行うことができる。しかしながら、これらの変形および修正は、本考案の範囲を逸脱するものではない。例えば、前記延長部211を省略してもよい。他の例として、前記保護層201と前記延長部211とは、複数のステッチ212の代わりにホットプレス技術によって分離されてもよい。さらに他の例として、前記保護層201と前記メッシュ層202とは、単一の層で編組されてもよい。しかしながら、これらの変形および修正は、本考案の範囲を逸脱するものではない。
図3は、本考案の幾つかの実施形態による例示的なガスケットの側面を示す概略図である。図示のように、前記保護層201および前記延長部211の側面図のそれぞれは、長方形であり得る。前記保護層201と前記延長部211との間の中間付近にある複数の前記ステッチ212によって、前記保護層201と前記延長部211とを画定することができる。前記保護層201が押し潰された状態(例えば、前記保護層201の左側部分と前記保護層201の右側部分とが互いに押圧される)にあるとき、前記保護層201の頂部と前記保護層201の底部との間の距離(前記保護層201の幅とも呼ばれる)は、「a」として表すことができる(図3では「a」とラベル付けされている)。前記延長部211が押し潰された状態(例えば、図2に図示)にあるとき、前記延長部211の頂部と前記延長部211の底部との間の距離(前記延長部211の幅とも呼ばれる)は、「b」として表すことができる(図3では「b」とラベル付けされている)。幾つかの実施形態においては、前記保護層201の幅に対する前記延長部211の幅の比(すなわち、b/aの値)は、1/5〜4/5、1/5〜3/5、2/5〜3/5、または2/5〜1/2の範囲内であり得る。
前記締結具203は、前記保護層201上に設けられてもよい。例えば、2つの隣接する締結具間の間隔は固定値であってもよい。単なる例として、間隔は、1〜100センチメートルの範囲であってもよい。幾つかの実施形態においては、間隔は、1〜5センチメートル、5〜10センチメートル、10〜20センチメートル、20〜50センチメートル、または50〜100センチメートルのサブ範囲に制限されてもよい。あるいは、前記締結具203は、前記保護層201上に不規則に設けられてもよい。例えば、前記締結具203は、熱機器内の複数の位置決め要素(例えば、図1Aに示す位置決め要素105)の位置に応じて配置されてもよい。このような場合、前記熱機器のコーナに近接して位置する締結具間の間隔は、コーナから離れて位置する締結具間の間隔と異なっていてもよい(図1Aに示す前記位置決め要素105の例示的構成および図1Bに示される前記締結具104の対応する構成のように)。
前記ガスケット102に関する説明は、例示の目的で提供されており、本考案の範囲を限定することを意図するものではないことに留意すべきである。当業者であれば、本考案のガイダンス下で様々な変形および修正を行うことができる。しかしながら、これらの変形および修正は、本考案の範囲を逸脱するものではない。例えば、前記保護層201が曲面を有してもよく、前記保護層201の上端が曲線であってもよい。しかしながら、これらの変形および修正は、本考案の範囲を逸脱するものではない。
図4は、本考案の幾つかの実施形態による例示的なガスケットの断面を示す概略図である。前記ガスケット400は、保護層401、メッシュ層402、および延長部411を含むことができる。前記保護層401は、図2に示す前記保護層201と同様であってもよく、前記メッシュ層402は、図2に示す前記メッシュ層202と同様であってもよいので、その説明をここでは繰り返さない。
前記延長部411は、前記保護部401の形状と同様の形状を有してもよいチューブを形成することができる。前記延長部411と前記保護部401は、同じ糸で編まれてもよい。この場合、前記延長部411と前記保護部401は、同じ糸の異なる部分で別々に編まれてから、共に編まれてもよい。
前記ガスケット400に関する説明は、例示の目的で提供されており、本考案の範囲を限定することを意図するものではないことに留意すべきである。当業者であれば、本考案のガイダンス下で様々な変形および修正を行うことができる。しかしながら、これらの変形および修正は、本考案の範囲を逸脱するものではない。例えば、複数の延長部を編成することができる。複数の延長部は、同じまたは異なる直径を有してもよい。しかしながら、これらの変形および修正は、本考案の範囲を逸脱するものではない。
図5は、本考案の幾つかの実施形態による例示的なガスケットの断面を示す概略図である。前記ガスケットは、保護層501、メッシュ層502、締結具503、および延長部511を含み得る。前記保護層501は、図4に示す前記保護層401と同様であってもよく、前記メッシュ層502は、図4に示す前記メッシュ層402と同様であってもよく、前記締結具503は、図2に示す前記締結具203と同様であってもよいので、その説明をここでは繰り返さない。前記延長部511は押し潰された状態であってもよく、この場合、前記延長部511の左側部分および前記延長部511の右側部分は、互いに押し付けられおよび/または結び付けられてもよい。
図6は、本考案の幾つかの実施形態による例示的な締結具の構造を示す概略図である。前記締結具600は、ワイヤで作られてもよい。前記ワイヤは、円形または楕円形の断面を有することができる。幾つかの実施形態においては、前記ワイヤは、ステンレス鋼から作られてもよい。ステンレス鋼の例としては、ダイヤモンド引き抜き(diamond drawn)、タイプ304ステンレス鋼、300および400シリーズのステンレス鋼など、またはこれらの組み合わせが挙げられる。前記ワイヤを、前記前記締結具600に曲げる前、途中、または後に硬化させることができる。前記ワイヤを、部分的に(例えば、長さの4分の1)硬化または完全に硬化させることができる。
前記締結具600は、ベース部602とダーツ部601とを有してもよい。前記ベース部602は、ベース面を有してもよい。前記ダーツ部601は、前記ベース部602(例えば、前記ベース部602の中心)から横方向または垂直に延伸することができる。
幾つかの実施形態においては、前記ダーツ部601は、単一ワイヤの一端を第1構造に曲げることによって形成されてもよい。第1構造は、菱形またはダイヤモンドの形状、円弧状、Ω型構造の形状、または不規則な形状を含み得る。前記ダーツ部601は、自由端603を含み得る。前記自由端603は、前記ダーツ部601の内縁に向かって曲がり得る。幾つかの実施形態においては、前記自由端603は、前記ダーツ部601の内縁に密接に付着してもよく、これにより前記ダーツ部601が緩んだり解けたりすることを防止し、前記自由端603が、前記締結具600を引っ掛ける保護層の外側を貫通することを防止することができる。
幾つかの実施形態においては、前記ベース部602は、単一ワイヤの自由端604を第二の構造に曲げることによって形成されてもよい。第2構造は、ペーパークリップ状、フープ状、長方形、菱形、または不規則な形状を有することができる。単なる例として、前記ベース部602はペーパークリップ状を有することができる。ペーパークリップ状のベース部は、2つの長辺を有することができる。前記ダーツ部601は、2つの長い長辺のうちの一方から延伸することができる。長辺同士は、長辺部の両端において一対の対向する湾曲辺によって連結されていてもよい。第2自由端604は、前記ベース部602のベース面よりも下方に向いていてもよい。幾つかの実施形態においては、第2自由端604は、前記ベース部602のベース面から離れる方向に向いていてもよい。
前記締結具600に関する説明は、例示の目的で提供されており、本考案の範囲を限定することを意図するものではないことに留意すべきである。当業者であれば、本考案のガイダンス下で様々な変形および修正を行うことができる。前記締結具600に関する更なる説明は、例えば、米国特許第9,447,628号に見出すことができ、その内容は、参照により本明細書に組み込まれる。
図7は、本考案の幾つかの実施形態による例示的なメッシュ層の一部の構造を示す概略図である。図7にはΩ型要素710の2つの単位要素層が示されているが(本明細書では第1単位要素層および第2単位要素層と呼ばれる)、前記メッシュ層700は、複数の単位要素(すなわち、Ω型要素)710を含むことができる。
複数のΩ型要素710は、少なくとも1本の金属ワイヤで編まれてもよい。金属ワイヤの例としては、ステンレス鋼ワイヤ、銀ワイヤ、銅ワイヤなど、またはこれらの組み合わせが挙げられる。Ω型要素710は、底部720および頭部730を含むことができる。単位要素層でのΩ型要素の底部は、同じ単位要素層での隣接するΩ型要素の底部と一体化されてもよい。単位要素層でのΩ型要素の頭部は、隣接する単位要素層での対応するΩ型要素の頭部を貫通していてもよい。図7に示すように、第1単位要素層での各Ω型要素の一部分(例えば、底部)は、第2単位要素層での対応するΩ型要素の上にある。第1単位要素層での各Ω型要素の他の部分(例えば、頭部)は、第2単位要素層での対応するΩ型要素の下にある。
前記メッシュ層700の複数の単位要素層は、筒状構成を有してチューブを形成することができる。幾つかの実施形態においては、単位要素層は、前記チューブの軸方向に沿って螺旋状に延伸することができる。例えば、2つの隣接する単位要素層は、単一の金属ワイヤで編まれてもよく、このため、2つの隣接する単位要素層のうちの1つにおけるΩ形状要素は、2つの隣接する単位要素層のうちの他の1つの単位要素層におけるΩ形状要素と一体化されてもよい。幾つかの実施形態においては、単位要素層は、平行に配置されてもよい。例えば、2つの隣接する層は、それぞれ2つの異なる金属ワイヤで編まれてもよく、1つの単位要素層でのΩ形状要素は、前記メッシュ層700を形成するために、他の1つの単位要素層でのΩ型要素を貫通してもよい。
前記メッシュ層700は、前記メッシュ層を封入する保護層(例えば、前記保護層201)を弾性的に支持することができる。弾性支持の強度は、前記メッシュ層700の状態に依存できる。例えば、前記メッシュ層700は、引張状態および圧縮状態を有し得る。本明細書で使用される引張状態とは、前記メッシュ層700を軸方向に沿って延伸することをいう。圧縮状態とは、前記メッシュ層700を軸方向に沿って圧縮することをいう。前記メッシュ層700の軸方向に沿った単位長さにおいて、引張状態での前記メッシュ層700のΩ型要素の数は、圧縮状態での前記メッシュ層700のΩ型要素の数より少なくてもよい。したがって、圧縮状態での前記メッシュ層700は、引張状態での前記メッシュ層700よりも径方向に沿ってより大きな弾性支持を提供することができる。幾つかの実施形態においては、圧縮状態での前記メッシュ層700によって提供される弾性支持の強度は、引張状態での前記メッシュ層700によって提供される弾性支持の強度の複数倍であってもよい。例えば、前記メッシュ層700によって提供される、圧縮状態と引張状態での弾性支持の2つの強度間の比は、1.5〜2.5の範囲であり得る。
前記メッシュ層700に関する説明は、例示の目的で提供されており、本考案の範囲を限定することを意図するものではないことに留意すべきである。当業者であれば、本考案のガイダンス下で様々な変形および修正を行うことができる。例えば、Ω型要素は、他の適切な形状を有する他の単位要素によって置き換えられてもよい。しかしながら、これらの変形および修正は、本考案の範囲を逸脱するものではない。
図8は、本考案の幾つかの実施形態による、引張状態にある図7の前記メッシュ層700を示す概略図である。図8に示すように、前記メッシュ層700が引張状態にあるとき、第1層でのΩ型要素は、前記メッシュ層700の軸方向に沿って第2層でのΩ型要素から離れるように延びてもよい。第1層でのΩ型要素の底部は、第2層での対応するΩ型要素の頭部の近くに存在してもよい。
図9は、本考案の幾つかの実施形態による、圧縮状態にある図7の前記メッシュ層700を示す概略図である。図9に示すように、前記メッシュ層700が圧縮状態にあるとき、第1層でのΩ型要素は、前記メッシュ層700の軸方向に沿って第2層でのΩ型要素に向かって延伸することができる。第1層でのΩ型要素の底部は、第2層での対応するΩ型要素の頭部の近くに存在してもよい。
前記メッシュ層700は、引張状態及び圧縮状態において軸方向に沿って異なる長さを有してもよい。例えば、引張状態における前記メッシュ層700の長さは、圧縮状態における前記メッシュ層700の長さの複数倍であり得る。単なる例として、延伸力(例えば、3N)下での前記メッシュ層700の引張長さは、第1値であり得る。圧縮力(例えば、3N)下での前記メッシュ層700の圧縮長さは、第2値であり得る。第1値と第2値との間の比は、2〜4の範囲であり得る。
幾つかの実施形態においては、保護層(例えば、前記保護層201)に封入されているとき、前記メッシュ層700の異なる部分は異なる状態にあり得る。例えば、熱機器のコーナに配置された前記メッシュ層700の部分は、圧縮状態にあり得る。前記熱機器の前記コーナから離れて配置された前記メッシュ層700の他の部分は、引張状態にあり得る。
幾つかの実施形態においては、メッシュ層の異なる状態は、本考案の他の箇所に記載されている締結具によって前記メッシュ層700において維持されてもよい。例えば、前記メッシュ層700の一部は、少なくとも2つの締結具によって圧縮状態に保たれてもよい。少なくとも2つの締結具は、メッシュ層の一部が前記メッシュ層700の軸方向に沿って延伸するのを制限することができる。
図10は、本考案の幾つかの実施形態によるガスケットの製造の例示的なフローチャートである。幾つかの実施形態においては、プロセス1000は、本考案の他の箇所に記載されているガスケット(例えば、図2に示す前記ガスケット102)を製造するために行われてもよい。
ステップ1010において、筒状編地を取得することができる。幾つかの実施形態においては、前記筒状編地は、例えば、前記保護層201に関して説明したように複数の糸で編まれてもよい。
ステップ1020において、前記筒状編地は、少なくとも2つの部分に分割されてもよい。単なる例として、少なくとも2つの部分は、前記筒状編地の軸に平行な線に沿って前記筒状編地を縫合することによって形成されてもよい。少なくとも2つの部分は、第1チューブと第2チューブとを含み得る。前記第1チューブは前記保護層201の形状と同様の形状を有し、前記第2チューブは前記延長部211の形状と同様の形状を有することができる。
ステップ1030において、メッシュチューブは、前記筒状編地の少なくとも2つの部分のうちの一方に挿入されてもよい。幾つかの実施形態においては、前記メッシュチューブは、図2に示す前記メッシュ層202と同様であってもよい。
ステップ1040において、1つ以上の締結具を前記筒状編地に設けることができる。前記1つ以上の締結具は、前記メッシュチューブを封入する前記筒状編地の少なくとも2つの部分のうちの一方に設けられてもよい。前記1つ以上の締結具は、図2に示す前記締結具203と同様であってもよい。
上記説明は単に例示の目的で提供されており、本考案の範囲を限定することを意図するものではないことに留意すべきである。当業者であれば、本考案の技術下で様々な変形および修正を行うことができる。しかしながら、これらの変形および修正は、本考案の範囲を逸脱するものではない。例えば、ステップ1020は不要であり、省略されてもよい。前記筒状編地は、図4に示す前記ガスケット400と同様である少なくとも2つの別々の部分を含むように編まれてもよい。幾つかの実施形態においては、プロセス600は、606で生成された高線量画像データを出力することをさらに含み得る。
このように基本概念を説明してきたが、この詳細な開示を読んだ後に、当業者には、前述の詳細な開示が例として提示されることを意図しているだけであり、限定的ではないことはむしろ明らかであろう。本明細書では明示的に述べられていないが、様々な変更、改良、および修正が可能であり、これらは当業者に意図されている。これらの変更、改良、および修正は、本考案によって示唆されることを意図されており、本考案の例示的実施形態の精神および範囲内にある。
さらに、本考案の実施形態について説明するために特定の用語が使用された。例えば、「一実施形態」、「或る実施形態」、及び/又は「幾つかの実施形態」という用語は、実施形態に関連して記載された特定の特徴、構造、又は特性が、本考案の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。したがって、強調され且つ当然のことであるが、本明細書の様々な部分における「或る実施形態」又は「一実施形態」又は「代わりの実施形態」への2つ以上の言及は、必ずしもすべて同じ実施形態を指すとは限らない。さらに、特定の特徴、構造、又は特性は、本考案の1つ以上の実施形態において適宜組み合わされてもよい。
さらに、当業者には当然のことながら、本考案の各態様は、任意の新規及び有用なプロセス、機械、製品、もしくは組成物、又はそれらの任意の新規及び有用な改善を含む、特許を受けられるいくつかの分類又は文脈のいずれかで本願明細書に図示及び説明され得る。したがって、本考案の各態様は、完全にハードウェア、完全にソフトウェア(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコードなどを含む)、又はソフトウェア及びハードウェアの実装の組み合わせで実装されてもよい。さらに、本考案の各態様は、コンピュータ可読プログラムコードが具現化された1つ以上のコンピュータ可読媒体において具現化された、コンピュータプログラム製品の形態をとることもできる。
コンピュータ可読信号媒体は、例えば、ベースバンドに、又は搬送波の一部として、コンピュータ可読プログラムコードが具現化された伝搬データ信号を含んでもよい。そのような伝搬信号は、電磁気的、光学的など、またはこれらの任意の適切な組み合わせを含む様々な形態のいずれかをとってもよい。コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読ストレージ媒体ではなく、且つ命令実行システム、装置、もしくはデバイスによって、又はそれに関連して使用されるプログラムを伝達、伝搬又は搬送することができる、任意のコンピュータ可読媒体であってもよい。コンピュータ可読信号媒体上に具現化されたプログラムコードは、無線、有線、光ファイバケーブル、RFなど、または前述のものの任意の適切な組み合わせを含む、任意の適切な媒体を使用して送信されてもよい。
本考案の態様のための動作を実行するコンピュータプログラムコードは、Java(登録商標)、Scala、Smalltalk、Eiffel、JADE、Emerald、C++、C#、VB.NET、Pythonなどのオブジェクト指向プログラミング言語、「C」プログラミング言語、Visual Basic、Fortran 2003、Perl、COBOL 2002、PHP、ABAPなどの従来の手続き型プログラミング言語、Python、Ruby、Groovyなどの動的プログラミング言語、又は他のプログラミング言語などを含む、1つ以上のプログラミング言語の任意の組み合わせで書かれていてよい。プログラムコードは、完全にユーザのコンピュータ上で実行されても、部分的にユーザのコンピュータ上で実行されても、スタンドアロンソフトウェアパッケージとして実行されても、部分的にユーザのコンピュータ上で且つ部分的にリモートコンピュータ上で実行されても、又は完全にリモートコンピュータもしくはサーバ上で実行されてもよい。後者のシナリオでは、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)もしくはワイドエリアネットワーク(WAN)を含む任意の種類のネットワークを介してユーザのコンピュータに接続されてもよく、又は接続は、外部コンピュータ(例えば、インターネットサービスプロバイダ(Internet Service Provider)を使用してインターネットを介して)に対して行われるものであっても、もしくはクラウドコンピューティング環境におけるものであっても、もしくはサービスとしてソフトウェア(SaaS)などのサービスとして提供されるものであってもよい。
さらに、列挙された要素の順序、又は数字、文字、もしくは他の指定の使用は、特許請求の範囲に明記されている場合を除き、特許請求されるプロセス及び方法をいかなる順序に限定することを意図しない。上記開示は、本考案の様々な有用な実施形態であると現在考えられているものを様々な例を通して論じているが、当然のことながら、そのような詳細は、当該目的のためであり、添付の特許請求の範囲は、開示された実施形態に限定されず、それどころか、開示された実施形態の精神及び範囲内の修正及び等価な構成を網羅することが意図されている。例えば、上述した様々な構成要素の実装は、ハードウェアデバイスにおいて具現化されてもよいが、ソフトウェアのみのソリューション、例えば、既存のサーバ又はモバイルデバイスにインストールとして実装されてもよい。
同様に、本考案の実施形態の前述の説明では、様々な特徴が、1つ以上の様々な実施形態の理解を助けるための開示を簡素化するために、単一の実施形態、図面、又はその説明に時にはグループ化される。しかしながら、本考案方法は、特許請求される主題が各請求項に明示的に記載される内容よりも多くの特徴を必要とするという意図を反映したものであると解釈されてはならない。むしろ、請求された主題は、前述の開示された単一の実施形態の全ての特徴よりも少ない可能性がある。

Claims (20)

  1. 保護層とメッシュ層とを有する筒状部を含み、
    前記保護層は、第1チューブを形成しており、
    前記メッシュ層は、第2チューブを形成し、前記第1チューブに封入されており、前記第2チューブの軸方向に沿って延伸する螺旋状の金属ワイヤによって形成されており、保護層のチューブが外力によって押圧されたときに前記保護層を弾性的に支持していることを特徴とするガスケット。
  2. 前記メッシュ層を形成する金属ワイヤは、複数のΩ型要素を含み、前記複数のΩ型要素のうちの1つのΩ型要素の底部は、他のΩ型要素の底部と一体化されており、前記1つのΩ型要素は、前記他のΩ型要素に隣接することを特徴とする請求項1に記載のガスケット。
  3. 前記複数のΩ型要素は、前記第2チューブの軸方向に沿って複数のΩ型要素の層を形成しており、Ω型要素の第1層とΩ型要素の第2層とを有し、前記第1層は、前記第2チューブの軸方向において前記第2層と隣接しており、
    前記第1層のΩ型要素のそれぞれは、前記第2層の対応するΩ型要素を貫通しており、
    前記第1層での各Ω型要素の或る部分は、前記第2チューブの径方向において前記第2層での前記対応するΩ型要素の上にあり、
    前記第1層での各Ω型要素の他の部分は、前記第2チューブの径方向において前記第2層での前記対応するΩ型要素の下にある、ことを特徴とする請求項2に記載のガスケット。
  4. 前記第1層のΩ型要素は、前記第2層のΩ型要素に対して移動可能であることを特徴とする請求項3に記載のガスケット。
  5. 前記金属ワイヤは、ステンレス鋼から作られていること特徴とする請求項1に記載のガスケット。
  6. 前記保護層は、ガラス繊維の糸によって形成されていることを特徴とする請求項1に記載のガスケット。
  7. 前記筒状部の径方向外側に延伸する延長部をさらに含み、前記延長部は、前記保護層と一体化されていることを特徴とする請求項1に記載のガスケット。
  8. 複数のステッチをさらに含み、前記複数のステッチは、前記筒状部の軸方向に平行な線を形成し、前記延長部は、2つの側面を有し、前記複数のステッチは、前記延長部の前記2つの側面を互いに結び付けていることを特徴とする請求項7に記載のガスケット。
  9. 前記筒状部は、押し潰された状態で第1幅を有し、前記延長部は、押し潰された状態で第2幅を有し、前記第2幅と前記第1幅との比は、1/5〜3/5であることを特徴とする請求項7に記載のガスケット。
  10. 複数の締結具をさらに含み、前記複数の締結具の其々の一部は、前記筒状部内に埋め込まれていることを特徴とする請求項7に記載のガスケット。
  11. 前記複数の締結具のうちの1つは、ベース部とダーツ部とを有し、前記ベース部は、前記第2チューブ内にあることを特徴とする請求項10に記載のガスケット。
  12. 前記複数の締結具のうちの1つの前記ダーツ部は、前記延長部の軸と前記筒状部の軸とによって画定される平面と角度を成し、前記角度は、90度よりも小さいことを特徴とする請求項11に記載のガスケット。
  13. 前記複数の締結具のうちの1つの前記ダーツ部の端部は、前記ダーツ部の内縁に向かって屈曲していることを特徴とする請求項11に記載のガスケット。
  14. 前記保護層は、内面および外面を有し、前記内面または前記外面の少なくとも一方は、潤滑剤材料で被覆されている請求項1に記載のガスケット。
  15. 前記潤滑剤材料は、グラファイトを含むことを特徴とする請求項14に記載のガスケット。
  16. メッシュチューブは、複数のΩ型要素を含み、
    前記複数のΩ型要素のうちの1つのΩ型要素の底部は、前記複数のΩ型要素のうちの他のΩ型要素の底部と一体化され、前記1つのΩ型要素は他のΩ型要素に隣接していることを特徴とするメッシュチューブ。
  17. 前記複数のΩ型要素は、複数の層を有するチューブを形成し、Ω型要素の第1層とΩ型要素の第2層とを有し、前記第1層は、前記チューブの軸方向において前記第2層と隣接しており、
    前記第1層のΩ型要素のそれぞれは、前記第2層の対応するΩ型要素を貫通しており、
    前記第1層での各Ω形状要素のある部分は、前記チューブの径方向において前記第2層での前記対応するΩ形状要素の上にあり、
    前記第1層での各Ω形状要素の他の部分は、前記チューブの径方向において前記第2層での前記対応するΩ形状要素の下にある、ことを特徴とする請求項16に記載のメッシュチューブ。
  18. 前記メッシュチューブは、前記チューブの軸方向に沿って伸縮自在であることを特徴とする請求項16に記載のメッシュチューブ。
  19. 前記複数のΩ型要素は、少なくとも1本のステンレス鋼ワイヤから編まれていることを特徴とする請求項16に記載のメッシュチューブ。
  20. 筒状編地を得るステップと、
    前記筒状編地の軸に平行な線に沿って前記筒状編地を縫合することにより、前記筒状編地を少なくとも2つの部分に分割するステップと、
    前記筒状編地の少なくとも2つの部分のうちの一方内にメッシュチューブを挿入するステップと、
    前記筒状編地の少なくとも2つの部分のうちの一方上に1つ以上の締結具を設けるステップと、を含むことを特徴とするガスケット製造方法。
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