JP3223926B2 - 映像信号の記録装置及び再生装置 - Google Patents

映像信号の記録装置及び再生装置

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JP3223926B2
JP3223926B2 JP13413792A JP13413792A JP3223926B2 JP 3223926 B2 JP3223926 B2 JP 3223926B2 JP 13413792 A JP13413792 A JP 13413792A JP 13413792 A JP13413792 A JP 13413792A JP 3223926 B2 JP3223926 B2 JP 3223926B2
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雅士 水田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、画像情報の圧縮及び
伸長を伴う、映像信号の記録装置及び再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】記録時、映像信号を帯域圧縮ないしビッ
トリダクションなどにより圧縮して所定の媒体に記録
し、再生時、記録時の圧縮処理とは相補の処理により伸
長して、元の映像信号を得ることが行なわれている。
【0003】そして、映像信号の圧縮には、画像の垂直
相関を利用したサブサンプリング方式、ブロック符号方
式などが用いられている。また、圧縮のアルゴリズムと
しては、DCT(離散コサイン変換)、ADPCM(適
応予測符号化)、ADRC(適応型ダイナミクレンジ符
号化)などが用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、映像信号の
垂直帰線期間には、所定のタイミングで、各種の信号が
挿入されることがある。例えば、 文字放送信号 ‥‥‥ 14〜16H、21H VITS ‥‥‥ 17H VIRS ‥‥‥ 18H ネットキュー ‥‥‥ 19〜20H VITC ‥‥‥ 10〜20Hのいずれか1H(Hは
水平期間を示す) などの信号が挿入されることがある。
【0005】ところが、これらの挿入信号は、上記のよ
うに、いずれも垂直帰線期間の特定の水平期間だけに挿
入され、映像信号のような垂直相関がないので、垂直相
関を利用した方式により圧縮されて記録されると、再生
された挿入信号の波形が大きく劣化してしまう。
【0006】この場合、例えばVITCは、専用のエン
コーダ及びデコーダを設けることにより、データに変換
して記録及び再生することができるが、専用のエンコー
ダ及びデコーダは、回路規模が大きくなり、コスト高と
なってしまう。
【0007】この発明は、以上のような点にかんがみ、
垂直帰線期間に挿入された信号の波形の劣化を容易に回
避することができる、映像信号の記録装置及び再生装置
を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明において
は、垂直帰線期間に所定の挿入信号が挿入される映像信
号を単一の媒体に記録する記録装置において、上記映像
信号を垂直方向の相関を利用した第1の圧縮方法で圧縮
する第1の圧縮回路と、上記挿入信号を、上記第1の圧
縮方法とは異なる第2の方法で圧縮する第2の圧縮回路
と、上記第1の圧縮回路により圧縮された映像信号と、
上記第2の圧縮回路により圧縮された挿入信号とからな
る記録信号を上記単一の媒体に記録する記録ヘッドとを
有する映像信号の記録装置とするものである。
【0009】
【作用】垂直帰線期間の挿入信号SI は、これが記録再
生されるとき、その挿入信号SI に適したフォーマット
で記録再生される。したがって、再生される挿入信号S
I においては、波形の劣化が容易に回避される。
【0010】
【実施例】図1において、10は映像信号の記録装置を
示し、記録時には、映像信号SVが、入力端子11を通
じて同期分離回路21に供給されて水平及び垂直同期信
号が取り出され、これら同期信号がタイミング信号形成
回路22に供給されて例えば図2A、Bに示すように、
映像信号SV の挿入信号SI の期間TI に“L”とな
り、他の非挿入期間には“H”となる信号ST が形成さ
れ、この信号ST がスイッチ回路12にその制御信号と
して供給される。
【0011】そして、挿入信号SI のない期間には、端
子11からの映像信号SV が、スイッチ回路12を通じ
てA/Dコンバータ13に供給されてアナログ信号から
デジタル信号にA/D変換され、このA/D変換された
映像信号SV が、映像信号圧縮回路14に供給されて所
定の圧縮アルゴリズムにより信号SC に圧縮され、この
圧縮された信号SC が、加算回路15に供給される。な
お、この圧縮アルゴリズムとして、上述のDCT、AD
PCM、ADRCなどを使用することができる。
【0012】また、挿入信号SI の期間TI には、端子
11からの映像信号SV (=挿入信号SI )が、スイッ
チ回路12を通じて遅延回路16に供給されて圧縮回路
14における信号SV の時間遅れに対応した時間だけ遅
延されてから加算回路15に供給される。
【0013】こうして、加算回路15からは、図2Cに
示すように、圧縮された映像信号SC と、圧縮されてい
ない挿入信号SI とが合成された映像信号SA が取り出
される。
【0014】そして、この加算回路15からの信号SA
が記録処理回路17に供給され、この処理回路17にお
いて、エラー訂正コードの付加、記録媒体に対応したフ
ォーマットへの変換など、記録のための処理が行われ、
その処理された記録信号SRが、記録ヘッド18に供給
されて記録媒体19、例えば光磁気ディスク19に記録
される。
【0015】図3は、図1の記録装置10に対応する再
生装置30を示す。すなわち、同期信号形成回路41に
おいて、標準の水平及び垂直同期信号が取り出され、こ
れら同期信号がサーボ回路42に基準信号として供給さ
れるとともに、そのサーボ回路42の出力がモータ43
に供給されてディスク19が所定の速度で回転させられ
る。また、形成回路41からの同期信号がタイミング信
号形成回路44に供給されて記録時と同様に挿入信号S
I の期間TI に“L”になり、他の非挿入期間に“H”
となる信号ST が形成され、この信号ST がスイッチ回
路33にその制御信号として供給される。
【0016】そして、このディスク19に記録されてい
る信号SR が、再生ヘッド31により再生され、この再
生信号SR が、再生処理回路32に供給されてエラー訂
正などが行われて元の加算信号SA が再生される。
【0017】そして、挿入信号SI のない期間には、こ
の再生信号SA (=信号SC )が、スイッチ回路33を
通じて、圧縮回路14とは相補の伸張処理を行う映像信
号伸張回路34に供給されて元の映像信号SV が再生さ
れ、この信号SV がD/Aコンバータ35に供給されて
デジタル信号からアナログ信号にD/A変換され、この
D/A変換された映像信号SV が、加算回路36に供給
される。
【0018】また、挿入信号SI の期間TI には、処理
回路32からの再生信号SA (=SI )が、スイッチ回
路33を通じて遅延回路37に供給されて伸張回路34
における信号SV の時間遅れに対応した時間だけ遅延さ
れてから加算回路36に供給される。さらに、形成回路
41からの同期信号も加算回路36に供給される。
【0019】こうして、加算回路36からは、挿入信号
SI を有するとともに、同期信号の付加された元の映像
信号SV が合成されて取り出され、この映像信号SV が
端子38に出力される。
【0020】こうして、この発明によれば、映像信号S
V を圧縮して記録再生するが、この場合、特にこの発明
によれば、垂直帰線期間の挿入信号SI を、非圧縮状態
で記録再生しているので、再生された挿入信号SI の波
形が劣化することがなく、その挿入信号SI を有効に使
用することができる。
【0021】しかも、そのための構成も簡単であり、特
殊な回路や高価な装置を必要とすることがない。
【0022】図4は記録装置10の他の例を示し、この
例においては、図1の記録装置10の遅延回路16に代
わって、挿入信号SI のための、垂直相関を利用しない
圧縮回路24が設けられた場合である。そして、図5の
再生装置30は、その図4の記録装置10に対応して、
遅延回路37に代わって圧縮回路24とは相補の伸張処
理を行う伸張回路39が設けられた場合である。
【0023】そして、これらの例によれば、挿入信号S
I も圧縮されて記録再生されるので、全体としての圧縮
率が向上するとともに、挿入信号SI については、垂直
相関を利用しない専用の回路により圧縮及び伸張を行っ
ているので、やはり挿入信号SI の波形が劣化すること
がない。
【0024】なお、上述においては、スイッチ回路12
により、信号SV (SI )を、A/Dコンバータ13
と、遅延回路16とに選択的に供給したが、信号SV
(SI )を常に回路13、16に供給しておき、圧縮回
路14からの信号SC と、遅延回路16からの信号SI
とを選択的に記録処理回路17に供給することもでき
る。そして、この点については、再生装置30において
も同様である。
【0025】また、上述においては、媒体19を光磁気
ディスクとしたが、他の媒体、例えば磁気テープや信号
伝送ラインなどとすることもできる。
【0026】
【発明の効果】この発明によれば、映像信号SV を圧縮
して媒体19に記録再生する場合、映像信号SV につい
ては、その映像信号SV に適した方法で圧縮て記録再生
するとともに、垂直帰線期間における挿入信号SI は、
非圧縮状態で、あるいはその挿入信号SI に見合った方
式により圧縮して記録再生しているので、再生された挿
入信号SI の波形の劣化を容易に回避することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による記録装置の一例を示す系統図で
ある。
【図2】図1の装置の動作を説明するための波形図であ
る。
【図3】この発明による再生装置の一例を示す系統図で
ある。
【図4】この発明による記録装置の他の例を示す系統図
である。
【図5】この発明による再生装置の他の例を示す系統図
である。
【符号の説明】
10 記録装置 11 入力端子 12 スイッチ回路 14 映像信号圧縮回路 17 記録処理回路 18 記録ヘッド 19 媒体 22 タイミング信号形成回路 30 再生装置 31 再生ヘッド 32 再生処理回路 34 映像信号伸張回路 38 出力端子 44 タイミング信号形成回路 SI 挿入信号 SV 映像信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/91 - 5/956 H04N 9/79 - 9/898 H04N 7/08 - 7/088 H04N 7/24 - 7/68

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】垂直帰線期間に所定の挿入信号が挿入され
    る映像信号を単一の媒体に記録する記録装置において、 上記映像信号を垂直方向の相関を利用した第1の圧縮方
    法で圧縮する第1の圧縮回路と、 上記挿入信号を、上記第1の圧縮方法とは異なる第2の
    方法で圧縮する第2の圧縮回路と、 上記第1の圧縮回路により圧縮された映像信号と、上記
    第2の圧縮回路により圧縮された挿入信号とからなる記
    録信号を上記単一の媒体に記録する記録ヘッドとを有す
    る映像信号の記録装置。
  2. 【請求項2】垂直方向の相関を利用した第1の圧縮方法
    で圧縮されている映像信号と、上記第1の圧縮方法とは
    異なる第2の圧縮方法で圧縮された挿入信号とが記録さ
    れた媒体を再生する再生装置において、 再生された上記映像信号を、上記第1の圧縮方法とは相
    補の第1の伸張方法で元の映像信号に伸張する第1の伸
    張回路と、 再生された上記挿入信号を、上記第2の圧縮方法とは相
    補の第2の伸張方法で元の挿入信号に伸張する第2の伸
    張回路とを有し、 上記第1の伸張回路により伸張された上記映像信号の垂
    直帰線期間に上記第2の伸張回路により伸張された挿入
    信号を挿入するようにした映像信号の再生装置。
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