JP3223315B2 - 管内補修装置 - Google Patents

管内補修装置

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JP3223315B2
JP3223315B2 JP11516297A JP11516297A JP3223315B2 JP 3223315 B2 JP3223315 B2 JP 3223315B2 JP 11516297 A JP11516297 A JP 11516297A JP 11516297 A JP11516297 A JP 11516297A JP 3223315 B2 JP3223315 B2 JP 3223315B2
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circular ring
lamp
pipe repair
repair device
pipe
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史人 日沼
優二 山岡
伸吉 大岡
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エスジーシー下水道センター株式会社
株式会社イセキ開発工機
東亜グラウト工業株式会社
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • F16L55/18Appliances for use in repairing pipes

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として小口径の
管内の亀裂等を補修する際に、その管内面に光硬化性補
修材を接触させ、光硬化用ランプをそこに導入して、光
エネルギーを補修材に照射するための管内補修装置であ
って、特に管内が曲折した場所にも使用することができ
るものに関する。
【0002】
【従来の技術】地上または地下のパイプラインをライニ
ングするための装置として、光硬化性のホース型のフレ
キシブルなライニング用積層体を通路内に導入し、その
内部に圧縮空気を供給し、そのライニング用積層体を通
路内面に押圧し、紫外線ランプ等の光エネルギーによっ
て樹脂を硬化させる提案が存在する(特公平7−416
70号)。この際、ランプを通路内に導くために、車輪
を有するランプ誘導装置を用いてワイヤーによりそれを
誘導していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】パイプラインが直線的
で且つ大口径の場合には、このようなランプ誘導装置に
よってそのランプをパイプライン内に導くことができる
が、比較的小口径な下水管等ではその管路が曲折蛇行し
ているため、従来のパイプ誘導装置を使用することがで
きなかった。そこで、本発明は比較的小口径で曲折蛇行
した管路内にランプを導くことができる管内補修装置を
提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、夫々円形リングよりなり、そのリングに直接または
アーム(5) を介して走行用の車輪(6) が軸支され、互い
その軸線方向に離間して配置され第一部材(1) およ
び第二部材(2) と、両部材(1) (2) の前記円形リング
を連結するバネ材(3) と、第一部材(1) の前記円形リン
グから半径方向中心に延在されたステー(9) を介して、
その円形リングの中心部に取付られたランプ(4) と、を
具備し、前記ランプ(4) の点灯時に夫々の円形リング内
を光が通過できるように構成された管内補修装置であ
る。また請求項2記載の本発明は、請求項1において、
前記バネ材(3) の軸線が一対の前記円形リング間をつ
なぐ仮想された円筒面に沿って螺旋状に形成された管内
補修装置である。さらに請求項3記載の本発明は、前記
第一部材(1) の中心に弾性を有するロットケーブル(7)
の先端が取付られるものである。次に請求項4記載の本
発明は、温度管理用の赤外線センサ(13)またはテレビカ
メラ(14)が取り付けられているものである。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づいて本発明の管
内補修装置の実施の形態を説明する。図1は本装置の第
1の例を示す斜視図、図2はその使用状態の一例を示す
説明図であり、図3は本発明の管内補修装置の第2の例
を示し、図4は同第3の例を示す。図1に示す管内補修
装置は、小径の下水管内に光硬化性補修材12を被覆する
ための硬化用ランプ4を導くものである。この管内補修
装置は、一対の同一の直径を有するリング状の第一部材
1,第二部材2が互いに離間して配置され、それらの間
を螺旋状の一本のバネ材3で連結したものである。この
バネ材3は、一対の第一部材1,第二部材2の外周間を
連結する仮想面に沿って滑らかに湾曲されたものであ
る。そして、第一部材1にはその中心にボス部10が配置
され、そのボス部10と第一部材1の内周との間にステー
9が連結されている。そしてボス部10はランプ4が着脱
自在に取付けられるソケットを有し、それに電源ケーブ
ル8が接続されると共に、そのボス部10に弾性を有する
FRP材からなるロットケーブル7の先端が取付けられ
ている。
【0006】また第一部材1,第二部材2の外周には、
アーム5を介して車輪6が軸支されている。なお、この
アーム5は第二部材2に対して固定されていても或い
は、アーム5自体が第二部材2の半径方向に移動し且つ
半径方向外周に弾発できるように構成してもよい。その
ために例えば、アーム5の根元部を第二部材2に枢着す
ると共に、アーム5と第二部材2との間に図示しないバ
ネを挿入して、アーム5を半径方向外方に付勢し、その
外方への限界をストッパにより規制することができる。
【0007】このようにしてなる本装置は、図2に示す
如く、屈曲された小口径の管11内に挿入される。なお、
管11の内面には、予め光硬化性樹脂が塗布または含浸さ
れた筒状のガラス繊維からなる補修材12を空気圧により
密着しておく。そして、本装置後端に接続されたロット
ケーブル7を管11内に押し込むことにより、第一部材1
および第二部材2がその管11の曲折部をその内面に案内
されて進行する。そのとき、車輪6が管11内面に接触す
る。そして、曲折部においては螺旋状のバネ材3が容易
に変形し、その弾発力により第二部材2の向きが第一部
材1と異なった方向に導かれ、次いでその進行に伴いバ
ネ材3を介して第一部材1が第二部材2と同方向に案内
される。
【0008】そして、安定器16からの電気をコントロー
ラ15、電源ケーブル8を介してランプ4に供給して、そ
れを点灯する。このランプ4は、紫外線ランプ等からな
る。なお、ボス部10の後部には赤外線センサ13が取付け
られ、それにより管壁に圧着されている補修材12の温度
を測定し、補修材硬化時の温度管理を行ないつつ、補修
材12の硬化が完全に行なわれるように、その測定温度に
応じた最適な速度でロットケーブル7の押し込み速度を
調整する。このようにして補修材12の硬化を行った後、
ロットケーブル7を引き戻すことにより、本装置を管路
から引き抜くことができる。
【0009】次に、図3は本発明の管内補修装置の他の
例であって、この例は第一部材1及び第二部材2が丸棒
材からなり、それに複数の車輪6が軸支されたものであ
る。なお、夫々の車輪6は周方向に移動しないように各
部材1,2に保持されている。このように構成すること
により、本装置の構造がより簡単になると共に、本装置
が管内面の屈曲部を自在に進行することが可能となる。
次に図4の例は、本発明の管内補修装置の他の例であ
り、この例が図1のそれと異なる点は、複数の直線状の
バネ材3により第一部材1と第二部材2との間が接続さ
れたことである。
【0010】また図5の例は、図1のランプ4付き第一
部材1がバネ材3を介して多段に連結されたものであ
る。このようにすることにより、一度に長区間の管内補
修が可能となる。次に図6は、第一部材1のボス部10に
テレビカメラ14が取付られ、それにより管内面をモニタ
ーに写し出し、補修材の光硬化の進行状況を確認すると
共にその温度管理を行なうものである。
【0011】
【発明の作用・効果】本発明の管内面補修装置は、第一
部材1および第二部材2が円形リングよりなり、それに
車輪6が軸支され且つ、円形リング間をバネ材3で連結
している。そして、第一部材1の円形リングからステー
9を介してその中心部にランプ4が設けられ、そのラン
プ4の点灯時に夫々の円形リング内を光が通過できるよ
うに構成されたものである。このように構成することに
より、ランプの光を遮断することなく最大限に管壁に照
射することができ、効率のよい補修装置となる。それと
共に、第一部材1,第二部材2間はバネ材3で連結され
ているから、屈曲した管路に沿って進入することが容易
となる。次に請求項2記載の本発明は、第一部材1と第
二部材2とが螺旋状のバネ材3で連結されているので、
第一部材1に加わる外力が第二部材2に弾性的に加わ
り、無理なく第一部材1第二部材2の移動方向を自在
に変えることが可能となる。それより、屈曲した管路内
をさらに容易に進行することができる。
【0012】次に、請求項3記載の本発明は、第一部材
1の中心に弾性を有するロットケーブル7の先端を取付
けたものであるから、そのロットケーブル7を管路内に
押し込むことにより、管路に沿って補修装置を移動する
ことが可能となる。そのため、作業性の良い管内補修装
置となり得る。次に、請求項4記載の本発明は、本装置
に赤外線センサ13またはテレビカメラ14を取付けたの
で、それにより補修材12の硬化状況および温度管理を行
なうことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の管内補修装置の第1の例を示す斜視
図。
【図2】同装置の使用状態の一例を示す説明図。
【図3】本装置の第2の例を示す斜視図。
【図4】同第3の例を示す斜視図。
【図5】本発明の管内補修装置の他の例を示す斜視図。
【図6】本発明の管内補修装置の第一部材1のボス部10
にテレビカメラ14が取付けられた斜視図。
【符号の説明】
1 第一部材 2 第二部材 3 バネ材 4 ランプ 5 アーム 6 車輪 7 ロットケーブル 8 電源ケーブル 9 ステー 10 ボス部 11 管 12 補修材 13 赤外線センサ 14 テレビカメラ 15 コントローラ 16 安定器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大岡 伸吉 東京都杉並区堀ノ内1丁目15番23号 (56)参考文献 特開 平5−185512(JP,A) 特開 平7−171893(JP,A) 特開 平7−40438(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 63/00 - 63/48 F16L 55/16

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 夫々円形リングよりなり、そのリングに
    直接またはアーム(5) を介して走行用の車輪(6) が軸支
    され、互いにその軸線方向に離間して配置され第一部
    材(1) および第二部材(2) と、両部材(1) (2) の前記円形リング 間を連結するバネ材
    (3) と、 第一部材(1) の前記円形リングから半径方向中心に延在
    されたステー(9) を介して、その円形リングの中心部に
    取付られたランプ(4) と、 を具備し、前記ランプ(4) の点灯時に夫々の円形リング
    内を光が通過できるように構成された管内補修装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記バネ材(3) の軸線が一対の前記円形リング間をつ
    なぐ仮想された円筒面に沿って螺旋状に形成され管内
    補修装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記第一部材1の中
    心に弾性を有するロットケーブル7の先端が取付られる
    管内補修装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、温度管理用の赤外線
    センサ13またはテレビカメラ14が取り付けられている管
    内補修装置。
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JPH10286883A JPH10286883A (ja) 1998-10-27
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KR101218167B1 (ko) * 2012-03-13 2013-01-03 호용종합건설주식회사 자외선 조사용 램프 트레인
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