JP3223264U - 屋根葺き用作業架台の移動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】手間が掛からずかつ移動精度を向上させた屋根葺き用作業架台の移動装置を提供する。【解決手段】建物の屋根施工面に折板を送り出す折板成形機が頂部床に設置された作業架台を、建物に沿って移動させる屋根葺き用作業架台の移動装置である。作業架台が連結され、建物に沿って敷設されたレール1A上を移動する移動桁42Aと、移動桁とレールとの間に配置されるチルタンク43と、レール上に配置され、移動桁の長手方向端面を押圧して作業架台に移動力を付与するジャッキ装置44とを有する。ジャッキ装置は、H型鋼のレールのフランジ部分を把持してジャッキ装置をレール上で固定する固定状態と、ジャッキ装置のレール上の移動を許容する固定解除状態とを切り替え可能に制御するクランプ機構44Aと、移動桁の長手方向端面に当接し、クランプ機構が固定状態のときに作業架台に移動力を付与するスライドジャッキ機構44Bとを備える。【選択図】図4

Description

本考案は、建物に沿って移動する移動式作業架台の頂部床に、建物の屋根施工面に送出される折板を成形する折板成形機が固定載設され、移動式作業架台を折板の働き幅分移動させながら屋根施工を行う技術に関する。
特許文献1に記載の屋根貼り工法は、建物に沿って地上で移動可能な移動式作業架台の頂部床に折板成形機が設けられ、移動式作業架台の下方側に折板の加工素材であるコイル状の薄鉄板が設けられている。引き出された薄鉄板は、頂部床の折板成形機まで搬送されて折板成形機において所定形状の折板に連続的に成形され、屋根施工面に送出される。
この特許文献1の屋根貼り工法は、移動式作業架台が、建物の屋根施工面に対応した高さ位置にまで組付けられ、下部に、地上に敷設されたレールに沿って移動させるための走行部が設けられている。そして、移動式作業架台を折板の働き幅分だけ順次移動させる。
特許文献2は、移動式作業架台の頂部床に、折板成形機が設置される移動式設置台を設け、移動式作業架台だけでなく移動式設置台によって折板成形機自体を頂部床において移動させることができようにしている。
特開平7−158223号公報 特開2019−31800号公報
特許文献2は、建物に沿った方向において移動式作業架台の頂部床の幅分、移動式作業架台自体を移動させることなく折板成形機を移動させることができ、特許文献1に比べて移動式作業架台を頻繁に移動させる必要がない。
しかしながら、折板成形機を移動させる移動領域を確保しなければならないため、移動式作業架台が建物に沿った方向に大型化してしまう。移動式作業架台の大型化は、作業架台を組むための資材が大量に必要になり、資材コストの増加と共に、作業架台の設置コスト(作業員、作業日数)の増加する課題がある。
また、特許文献2は、折板成形機が頂部床の幅分移動すると、移動式作業架台を移動させる必要がある。つまり、頂部床において折板成形機の移動領域を確保しても、大型の移動式作業架台は、建物に沿って移動することになる。
そこで、本考案の目的は、頂部床に折板成形機が設置される移動式作業架台の移動機構において、手間が掛からずかつ移動精度を向上させた屋根葺き用作業架台の移動装置を提供する。
(1)本考案は、建物の屋根施工面に折板を送り出す折板成形機が頂部床に設置された作業架台を、建物に沿って折板の働き幅で移動させる屋根葺き用作業架台の移動装置であり、屋根葺き用作業架台が連結され、建物に沿って敷設されたレール上を移動する移動桁と、移動桁とレールとの間に配置されるチルタンクと、レール上に配置され、移動桁の長手方向端面を押圧して屋根葺き用作業架台に移動力を付与するジャッキ装置とを有する。
ジャッキ装置は、H型鋼のレールのフランジ部分を把持してジャッキ装置をレール上で固定する固定状態と、固定状態を解除してジャッキ装置のレール上の移動を許容する固定解除状態とを切り替え可能に制御するクランプ機構と、移動桁の長手方向端面に当接し、クランプ機構が固定状態のときに屋根葺き用作業架台に移動力を付与するスライドジャッキ機構と、を備える。
(2)上記(1)において、屋根葺き用作業架台は、折板を送り出す方向を長手方向とした長方形状に形成され、移動桁は、所定の間隔を空けて複数本敷設された各レールに対応して長手方向において複数本設けることができる。そして、複数の移動桁のうち、長手方向の端部に位置する第1移動桁の長さと、第1移動桁よりも長手方向内側に位置する第2移動桁の長さとが、異なるように形成することができ、第2移動桁の長さが第1移動桁の長さよりも長く、または第1移動桁の長さが第2移動桁の長さよりも長くすることができる。
(3)上記(1)又は(2)において、チルタンクは、ブラケットを介して移動桁に固定される。ブラケットは、H型鋼のレールのフランジ下面内側に延設された第1ガイド部又は/及びH型鋼のレールのフランジ側面に位置する第2ガイド部を備えることができる。当該ブラケットは、所定の間隔を空けて複数本敷設された各レールに対応した複数本の移動桁のうちの少なくても2つの移動桁に設けるように構成することができる。
本考案によれば、スライドストロークのジャッキ装置で、移動桁を押して移動力を与えつつ、クランプ機構によりレール上で固定状態と固定解除状態を切り替えてジャッキ装置を容易に移動させることができる。このため、手間を掛けずにかつ精度良く屋根葺き用作業架台を移動させることができる。
したがって、頂部床に折板成形機を設置し、折板の働き幅分屋根葺き用作業架台を移動させながら屋根葺き施工を容易にかつ精度良く行うことができ、建物に沿う方向において屋根葺き用作業架台を小型化することができる。小型化によって屋根葺き用作業架台に必要な資材及び組立作業の低減を図ることができる。
本考案に係る実施例1の屋根葺き用作業架台の移動装置が適用された屋根葺き設備と建物の側面図である。 本考案に係る実施例1の屋根葺き用作業架台の移動装置が適用された屋根葺き設備の背面図である。 本考案に係る実施例1の屋根葺き用作業架台の移動装置が適用された屋根葺き設備の上面図である。 本考案に係る実施例1の屋根葺き用作業架台の移動装置を構成するジャッキ装置を用いた移動工程を説明するための図である。 本考案に係る実施例1の屋根葺き用作業架台の移動装置の変形例を示す図であり、屋根葺き設備の上面図である。 本考案に係る実施例1の屋根葺き用作業架台の移動装置の構成及び屋根葺き設備との連結構造を示す図である。 本考案に係る実施例1の屋根葺き用作業架台の移動装置を構成するチルタンクに適用されるブラケットの一例を示す図である。 図7におけるA−A断面図及びB−B断面図である。
以下、添付図面を参照しながら本考案の実施例について詳細に説明する。
(実施例1)
図1から図8は、本考案に係る実施例1を示す図である。図1は、本実施例の屋根葺き用作業架台の移動装置(以下、移動装置と称する)40が適用された屋根葺き設備と建物の側面図である。建物は、倉庫や工場、屋内施設などの建屋(鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造)であり、折板屋根構造を備えた建物1の屋根葺き工事を示している。なお、各図において、Z方向は、屋根葺き設備及び建物の高さ方向、X方向は、屋根葺き設備が建物に沿って移動する方向、Y方向は、屋根葺き設備及び建物が並ぶ方向である。各方向は互いに直交する方向である。
屋根葺き工事に用いられる屋根葺き設備は、建物に沿って移動可能な移動式作業架台50である。移動式作業架台50の頂部床20上には、帯状の薄鋼板61を所定の形状に成形する折板成形機60と、載置台63に設置された薄鋼板61のコイル62と、折板成形機60及びコイル62の間に配置され、コイル62から引き出された薄鋼板61を切断する切断機64と、がY方向に一列に設けられている。薄鋼板61は、ガルバリウム鋼板(登録商標)などの鋼材である。
本実施例は、頂部床20において折板成形機60等の移動手段は備えておらず、頂部床20に固定配置されている。したがって、建物に沿って移動する移動式作業架台50の頂部床20に、建物の屋根施工面に送出される折板を成形する折板成形機60が固定載設され、移動式作業架台50を折板の働き幅分移動させながら屋根施工を行う。
移動式作業架台50は、移動装置40と、仮設工30と、仮設工30の上部に設置される頂部床20とから構成される。移動式作業架台50は、Y方向を長手方向とする長方形状である。移動式作業架台50は、施工屋根の高さに合わせて仮設工30を組み上げた仮設構造物であり、折板成形作業領域である頂部床20が屋根施工面とほぼ同じ高さに位置している。仮設工30は、足場材などを組み上げた足場工や支保工であり、頂部床20及び頂部床20に設置される折板成形機60、薄鋼板61のコイル62、載置台63、切断機64などの荷重を支持する構造体である。なお、仮設工30の構造や資材は、周知の技術を用いることができるので説明を省略する。
頂部床20の周囲は、二点鎖線で示すように、単管パイプを組み付けて形成した保護柵が設けられている。なお、折板成形機60から送出される折板を屋根施工面に送り出すため、建物と面する方向には保護柵は設けられていない。
仮設工30は、移動装置40の移動基台41の上部に構築されており、移動基台41は、Y方向に沿って延びるH型鋼である。仮設工30の構造に応じて複数本の移動基台41が、X方向に並んで配置されている。
移動装置40は、H型鋼製のレール1上を移動式作業架台50が自走するための移動手段である。レール1は、建物に沿ってX方向に延設され、地面(設置面)に所定の間隔を空けて複数本敷設されており、本実施例では、移動式作業架台50のY方向の幅内に、4本のレール1A,1B,1C,1Dが並列配置されている。
本実施例では、頂部床20と仮設工30とが作業架台として構築され、作業架台の下部に移動装置40を設けて、建物に沿ってレール1上を移動可能な移動式作業架台50となる。
図2は、本実施例の移動装置40が適用された屋根葺き設備の背面図である。移動装置40の各移動基台41は、各移動桁42A,42B,42C,42Dとそれぞれ固定される。各移動桁42A,42B,42C,42Dは、X方向に延設され、レール1に沿って移動する。4本のレール1A,1B,1C,1Dに対応する4本の移動桁42A,42B,42C,42Dは、H型鋼で構成することができる。移動基台41と、移動桁42及びレール1とは、X−Y平面において互いに直交する位置関係となっている。
移動桁42は、チルタンク43を介してレール1上に載設される。チルタンク43は、走行用のローラー部材である。チルタンク43は、ブラケット400を介してY方向において移動式作業架台50の内側に位置する移動桁42B,42Cに設けられ、1つの移動桁42B,42Cそれぞれに、複数台がX方向に間隔を空けて配置される。また、Y方向において移動式作業架台50の一番外側に位置する移動桁42Aと移動桁42Dには、ブラケット450を介してチルタンク43が設けられ、1つの移動桁42A,42Dそれぞれに、複数台がX方向に間隔を空けて配置される。
図3は、本実施例の移動装置40が適用された屋根葺き設備の上面図である。図4は、本実施例の移動装置40を構成するジャッキ装置44を用いた移動工程を説明するための図である。図3及び図4に示すように、ジャッキ装置44は、H型鋼クランプ機構44Aと、スライドジャッキ機構44Bとを備える。ジャッキ装置44は、レール1上に配置され、H型鋼クランプ機構44AがH型鋼のフランジ部分をY方向両端から把持してジャッキ装置44をクランプ(固定)する。ジャッキ装置44がレール1上に固定された状態で、スライド(水平)ジャッキ機構44Bが移動桁42の端面を押圧する。
スライドジャッキのストローク幅分、移動式作業架台50が移動したら、ジャッキ装置44のスライドジャッキを初期位置に戻し、H型鋼クランプ機構44Aの固定状態を解除して、移動桁42の端面に近づけるようにレール1上を移動させる。そして、移動した位置においてH型鋼クランプ機構44Aでジャッキ装置44をクランプ固定し、スライドジャッキ機構44Bで移動桁42の端面を押圧して移動力を与える。なお、ジャッキ装置44は、レール1上面に当接する走行ローラー44Cを備えることができ、H型鋼クランプ機構44Aの固定解除状態におけるジャッキ装置44のレール1上の移動を補助している。
このとき、ジャッキ装置44による移動式作業架台50の移動工程が完了した後、頂部床20での屋根葺き施工の作業において移動式作業架台50が揺れないように、レール1に沿った移動桁42の移動を規制する措置を施すことができる。例えば、チルタンク43の走行ローラーにストッパーを取り付けたり、走行ローラーに限らずチルタンク43の移動を阻止するストッパー部材を配置したりことができる。
ジャッキ装置44は、図3及び図4に示すように、複数の各移動桁42A〜42Dそれぞれに設け、各ジャッキ装置44のストローク及びタイミングを同期させた駆動制御を行うことができる。また、ジャッキ装置44は、複数の各移動桁42A〜42Dそれぞれに設けずに、例えば、Y方向において一番外側に位置する両移動桁42A,42Dの2か所に設置したり、内側の両移動桁42B,42Cの2か所に設置したりすることができる。ジャッキ装置44の数は、任意である。
また、図3に示すように、本実施例では、内側に位置する移動桁42B,42Cが、一番外側に位置する移動桁42A,42Dよりも、X方向の長さが長く形成されている。各移動桁42A〜42Dが全て同じ長さでもよいが、Y方向の長尺状の移動式作業架台50に対して、X方向への傾倒対策のため、移動桁42はX方向にある程度の長さが必要となる。
一方で、長さが長くなると重量が大きくなるので、その分ジャッキ装置44の性能も必要になる。そこで、本実施形態では、複数本の移動桁のうち移動方向(X方向)に長い移動桁を備えるように構成し、他の移動桁は短く形成している。図5の変形例では、図3との例とは逆の構成であり、一番外側に位置する移動桁42A,42Dが、内側に位置する移動桁42B,42Cよりも長く形成されている。
なお、長い移動桁の本数は任意であり、少なくても1本あればよいが、X方向に幅が小さい移動式作業架台50をX方向に移動させるので、2本以上の長い移動桁を備えるように構成することが好ましい。また、移動桁42Aは、移動式作業架台50のX方向端面に対し、左右対称の長さとなるように延設されている。各移動桁42B,42C,42Dについても同様である。
図6は、本実施例の移動装置40の構成及び屋根葺き設備との連結構造を示す図である。図6に示すようにY方向に延びる移動基台41とX方向に延びる移動桁42とが交差した領域において、両者のフランジ部をクランプすることで移動基台41を移動桁42に連結する。1本の移動基台41は、複数の各移動桁42A,42B,42C,42Dとの各交差領域において複数個所で固定されている。
本実施例では、移動基台41と移動桁42との固定手段として鋼材の接合に用いられる治具Mを用いる。治具Mは、移動基台41のH型鋼の下部フランジと移動桁42の上部フランジとが重なる領域において、両フランジを2つの口金の間に挟み、固定する。
移動桁42B,42Cにおいて、チルタンク43は、ブラケット400を介してボルトで締結固定され、チルタンク43を構成するトッププレートがブラケット400にボルトで固定され、移動桁42B,42Cの下部フランジとブラケット400とがボルトで固定されている。なお、移動基台41とX方向に延びる移動桁42との連結にも、ボルト締結を適用してもよい。
図7は、本実施例の移動装置40を構成するブラケット450を備えたチルタンク43の一例を示す図である。図8は、図7におけるA−A断面図及びB−B断面図である。移動装置40は、チルタンク43と、2種類のブラケット400,450を用いる。第1チルタンクは、図6に示したブラケット400を備えるチルタンク43であり、移動式作業架台50の内側に位置する移動桁42B,42Cに設けられる。ブラケット400は、板状部材である。なお、ブラケット450を備えるチルタンク43は、少なくても2つの移動桁42に配置したり、全ての各移動桁42に配置したりしてもよい。
第2チルタンクは、ブラケット450を備えるチルタンク43であり、Y方向において移動式作業架台50の一番外側に位置する移動桁42Aと移動桁42Dに設けられる。ブラケット450は、チルタンク43のトッププレートと接触してボルトで固定される上部プレート451と、第1ガイド部452と、第2ガイド部453とを有する。
上部プレート451は、図7に示すように、第1ガイド部452が設けられる領域が、第2ガイド部材453が設けられる領域よりもY方向に幅広に形成されている。上部プレート451は、Z方向上面が移動桁42と接触してボルトで固定され、Z方向下面がチルタンク43のトッププレートと接触してボルトで固定される。
第1ガイド部452は、図8のA−A断面図で示すように、上部プレート451から下方に延び、レール1のH型鋼のフランジ下面の内側に突出したL字状のガイド部材である。第1ガイド部452は、Y方向への位置ずれ防止部材であると共に、レール1のH型鋼フランジを両側からフランジ下面内側に延設されているのでZ方向への移動を抑制する浮き上がり防止部材として機能する。
第2ガイド部453は、図8のB−B断面図で示すように、レール1のH型鋼フランジ側面に対向する位置に配置されるガイド部材であり、Y方向への位置ずれ防止部材として機能する。第2ガイド部453は、上部プレート451から下方に延びる延設部453Aと、延設部453Aから突出し、H型鋼フランジ側面に位置するガイドローラ453Bとで構成されている。
このように本実施例の屋根葺き用の移動式作業架台50の移動装置40は、スライドストロークのジャッキ装置44で、移動桁を押して移動力を与えつつ、H型鋼クランプ機構44Aにより固定状態と固定解除状態を切り替え可能に制御してジャッキ装置44を移動させることができる。このため、手間を掛けずにかつ精度良く移動式作業架台50を移動させることができる。
したがって、頂部床20に折板成形機60を固定し、折板の働き幅分移動式作業架台50を移動させながら屋根葺き施工を容易にかつ精度良く行うことができ、建物に沿う方向において移動式作業架台50を小型化することができる。小型化によって移動式作業架台50の資材及び組立作業の低減を図ることができる。
1 レール
20 頂部床
30 仮設工
40 移動装置
41 移動基台
42 移動桁
43 チルタンク
44 ジャッキ装置
400,450 ブラケット
50 移動式作業架台
60 折板成形機
61 鋼板
62 鋼板ロール
63 ロール載置台
64 切断機

Claims (3)

  1. 建物の屋根施工面に折板を送り出す折板成形機が頂部床に設置された作業架台を、建物に沿って前記折板の働き幅で移動させる屋根葺き用作業架台の移動装置であって、
    屋根葺き用作業架台が連結され、建物に沿って敷設されたレール上を移動する移動桁と、
    前記移動桁と前記レールとの間に配置されるチルタンクと、
    前記レール上に配置され、前記移動桁の長手方向端面を押圧して屋根葺き用作業架台に移動力を付与するジャッキ装置と、を有し、
    前記ジャッキ装置は、H型鋼の前記レールのフランジ部分を把持して前記ジャッキ装置を前記レール上で固定する固定状態と、前記固定状態を解除して前記ジャッキ装置の前記レール上の移動を許容する固定解除状態とを切り替え可能に制御するクランプ機構と、前記移動桁の長手方向端面に当接し、前記クランプ機構が前記固定状態のときに屋根葺き用作業架台に移動力を付与するスライドジャッキ機構と、を備えることを特徴とする屋根葺き用作業架台の移動装置。
  2. 前記屋根葺き用作業架台は、前記折板を送り出す方向を長手方向とした長方形状に形成され、
    前記移動桁は、所定の間隔を空けて複数本敷設された前記各レールに対応して前記長手方向において複数本設けられ、
    複数の前記移動桁のうち、前記長手方向の端部に位置する第1移動桁の長さと、前記第1移動桁よりも長手方向内側に位置する第2移動桁の長さとが、異なるように形成され、
    前記第2移動桁の長さが前記第1移動桁の長さよりも長い、または前記第1移動桁の長さが前記第2移動桁の長さよりも長い、ことを特徴とする請求項1に記載の屋根葺き用作業架台の移動装置。
  3. 前記チルタンクは、ブラケットを介して前記移動桁に固定されており、
    前記ブラケットは、H型鋼の前記レールのフランジ下面内側に延設された第1ガイド部又は/及びH型鋼の前記レールのフランジ側面に位置する第2ガイド部を備え、
    前記ブラケットは、所定の間隔を空けて複数本敷設された前記各レールに対応した複数本の移動桁のうちの少なくても2つの前記移動桁に設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の屋根葺き用作業架台の移動装置。
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