JP3222927U - 間仕切り - Google Patents

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敬男 佐伯
敬男 佐伯
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Abstract

【課題】耐久性や強度に優れ、組立や分解が容易で、様々なパターンや高さにも対応可能で、高さ調整の可能な間仕切りを提供する。【解決手段】矩形状平板の対向する辺を貫通するように形成された複数の中空部を有するプラスチック製段ボールからなり、左辺及び右辺の少なくとも1つに係止部を有する板部材10と、板部材の係止部と嵌合する係止用孔部を側面に有する柱部材20と、からなる間仕切りである。柱部材20は、矩形状平板の対向する辺を貫通するように形成された複数の中空部を有するプラスチック製段ボールとすることができる。また、複数の柱部材20を上下に連結する連結部材を用いることができる。【選択図】図6

Description

本考案は、屋内外において利用できる間仕切りに関するものである。
従来、屋内外における間仕切りとして、木製、金属製、プラスチック製等の各種材料を所定の形状や大きさに加工した仕切板が用いられている。これらの仕切板は、デザイン的に優れたものが多いものの加工に手間がかかるため、近年ではより簡易な間仕切りとして、プラスチック製の段ボール材が用いられている。プラスチック製段ボールは、紙製段ボールと比較して耐久性があり、十分な強度を有している。
プラスチック製段ボールを用いた間仕切りとして、例えば特許文献1には、2枚のプラスチック製段ボールを相互に摺動自在に連結したペット用の間仕切りが記載されている。
また、特許文献2には、2枚のプラスチック製段ボールのそれぞれに突出部と切欠部を形成し、突出部と切欠部を嵌合させた状態で両者を貫通するように上下方向の中空部に連結棒を挿入して連結するようにした仕切板が記載されている。
実用新案登録第3124699号公報 実用新案登録第3169915号公報
ところで、大雨や地震等の災害発生時には、学校の体育館や公民館等が開放されて緊急避難場所として利用されている。近年の異常気象により、こうした緊急避難場所に避難者が大勢集まるケースが増加しているが、そこではプライベート空間の確保が課題となっている。
プライベート空間の確保のため現状では、紙製段ボールを間仕切りとしたり、簡易ベッドを組み立てたりしているが、紙製段ボールでは耐久性や強度の点で問題がある。
また、特許文献1や特許文献2に記載されたプラスチック製段ボールを用いた間仕切りの場合、紙製段ボールと比較して耐久性や強度には優れるものの、2枚のプラスチック製段ボールを連結するための構造が複雑であるため、緊急避難場所等で使用するためには、組立や分解に時間が掛かりすぎるという問題がある。
また、緊急避難場所に更衣室や救護室を設けた場合には、間仕切りの高さを高くする必要もある。
本考案は、上記従来の課題を解決するものであり、耐久性や強度に優れ、組立や分解が容易で、様々なパターンや高さにも対応可能な間仕切りを提供するものである。
上記課題を解決するため、本考案の間仕切りは、矩形状平板の対向する辺を貫通するように形成された複数の中空部を有するプラスチック製段ボールからなり左辺及び右辺の少なくとも1つに係止部を有する板部材と、前記板部材の係止部と嵌合する係止用孔部を側面に有する柱部材と、からなることを特徴とする。
また好ましくは、前記柱部材が、矩形状平板の対向する辺を貫通するように形成された複数の中空部を有するプラスチック製段ボールからなることを特徴とする。
また好ましくは、複数の前記柱部材を上下に連結する連結部材を有することを特徴とする。
本考案の間仕切りは、板部材と柱部材とから構成されている。板部材は、矩形状平板の対向する辺を貫通するように形成された複数の中空部を有するプラスチック製段ボールから形成されているので、耐久性や強度に優れている。また、板部材の左辺及び右辺の少なくとも1つには係止部が形成されており、柱部材の側面には板部材の係止部と嵌合する係止用孔部が形成されているので、係止部と係止用孔部とを嵌め合わせたり外したりすることで、容易に組立や分解を行うことができる。また、柱部材と板部材との組み合わせを変更することで、様々なパターンの間仕切りを構成することができる。
また、柱部材が矩形状平板の対向する辺を貫通するように形成された複数の中空部を有するプラスチック製段ボールから形成されている場合には、柱部材の耐久性や強度にも優れている。
また、複数の柱部材を上下に連結する連結部材を有する場合には、柱部材を上下に繋げて、板部材を取り付けることにより、間仕切りの高さを高くすることができる。これにより、緊急避難場所に更衣室や救護室を設ける場合などの要求に対応することができる。
このように、本考案によれば、耐久性や強度に優れ、組立や分解が容易で、様々なパターンや高さにも対応可能な間仕切りを提供することができる。
本考案の実施形態に係る板部材を示す(A)平面図、(B)正面図、(C)側面図、(D)a部拡大正面図、(E)a部拡大平面図である。 本考案の実施形態に係る柱部材を示す(A)組立前の平面図、(B)組立前の正面図、(C)組立前の側面図、(D)組立後の斜視図、(E)c部拡大正面図、(F)d部拡大斜視図、(G)e部拡大斜視図である。 柱部材の溶着方法を示す断面図である。 一段式の間仕切りを示す斜視図である。 図4のf部の(A)縦断面図、(B)g−g線断面図である。 二段式の間仕切りを示す斜視図である。 図6のh部の(A)縦断面図、(B)i−i線断面図である。
次に、図1乃至図7を参照して、本考案の実施形態に係る間仕切りについて説明する。最初に図1乃至図3を参照して、本実施形態に係る間仕切りを構成する板部材及び柱部材について説明する。
図1は、板部材10を示す(A)平面図、(B)正面図、(C)側面図、(D)a部拡大正面図、(E)a部拡大平面図である。板部材10は、矩形状平板のプラスチック製段ボールで形成されており、四囲が上辺12、下辺13、左辺14、右辺15となっている。プラスチック製段ボールは、対向する辺を貫通するように形成された複数の中空部を有するものであり、本実施形態の板部材10では、上辺12と下辺13との間を貫通する縦方向(上下方向)の複数の中空部11が設けられている。なお、中空部は左辺と右辺との間を貫通する横方向(左右方向)のものであってもよい。
板部材10の左辺及び右辺には、係止部16が3つずつ設けられている。係止部16は、板部材10を構成するプラスチック製段ボールを切断加工して形成されている。係止部16の水平方向の上辺を係止部上部17とし、下辺を係止下部18とすると、係止下部18の根本側には切欠部19が形成されている。切欠部19は、下側開口部から上に向かって幅が狭くなるように形成されている。なお、係止部16は左辺及び右辺のどちらか1つに設けてもよいが、柱部材との連結が両側で可能となるように、左右両側に設けることが好ましい。また、係止部16の数は特に限定されない。
図2は、柱部材20を示す(A)組立前の平面図、(B)組立前の正面図、(C)組立前の側面図、(D)組立後の斜視図、(E)c部拡大正面図、(F)d部拡大斜視図、(G)e部拡大斜視図である。柱部材20は、矩形状平板22(組立前の柱部材)を組み立てたものである。矩形状平板22は、プラスチック製段ボールで形成されており、対向する辺を貫通するように形成された複数の中空部を有している。本実施形態の矩形平板22では、左辺と右辺との間を貫通する縦方向(左右方向)の複数の中空部11が設けられている。なお、中空部は上辺と下辺との間を貫通する縦方向(上下方向)のものであってもよい。
矩形状平板22には、図2(B)に示す縦方向の切れ目(二点鎖線)が形成されており、この切れ目に沿って折り曲げて、柱状に組み立てるようになっている。矩形状平板22の左側端部には、組立時に重ね合わせるための余り部が設けられている。また、矩形状平板22には、組立後の4つの側面となる部分に、係止用孔部23が3つずつ設けられている。また、組立後の側面となる部分の1つに、溶着用孔部24が4つ設けられている。係止用孔部23は、板部材10の係止部16と嵌合するものであり、係止部16に対応する位置に設けられており、上下方向の長さが係止部16の上下方向の長さとほぼ同一で、かつ係止部16を挿入可能な長さとなっている。係止用孔部23は必ずしも4つの側面すべてに設ける必要はないが、板部材との連結がすべての側面で可能となるように、4つの側面すべてに設けることが好ましい。
矩形状平板22を組み立てて柱部材20とするには、まず矩形状平板22を縦方向の切れ目(二点鎖線)に沿って折り曲げて四角柱状にする。そして、図2(B)に示す右側端部に左側端部の余り部を重ね合わせて溶着する。図3は、柱部材20の溶着方法を示す断面図である。柱部材20には、溶着用孔部24が4つ設けられており、それぞれの溶着用孔部24から溶着用具30を挿入して溶着させる。溶着用具30は、熱板式やレーザー式等を用いることができる。
なお、柱部材20は、必ずしもプラスチク製段ボールで形成しなくてもよいが、耐久性や強度の観点から、プラスチク製段ボールとすることが好ましい。
次に、図4及び図5を参照して、本実施形態に係る一段式の間仕切りについて説明する。図4は、一段式の間仕切り100を示す斜視図である。間仕切り100は、5枚の板部材10及び6本の柱部材20を連結したものである。
図5は、図4のf部の(A)縦断面図、(B)g−g線断面図である。f部における1本の柱部材20には、両側から2枚の板部材10,10が連結されている。板部材10と柱部材20とを連結する際には、柱部材20の係止用孔部23に、板部材10の係止部16を挿入する。そして、板部材10を下方に移動させながら、係止部16の切欠部19に係止用孔部23の下側縁部が当接するようにする。これにより、係止部16と係止用孔部23とが嵌合して、板部材10と柱部材20とが連結される。このようにして、一段式の間仕切り100を設置することができる。
次に、図6及び図7を参照して、本実施形態に係る二段式の間仕切りについて説明する。図6は、二段式の間仕切り200を示す斜視図である。間仕切り200は、10枚の板部材10及び12本の柱部材20を連結したものである。
図7は、図6のh部の(A)縦断面図、(B)i−i線断面図である。h部においては、2本の柱部材20が上下に連結されており、2本の柱部材20のそれぞれには、両側から2枚の板部材10,10が連結されている。2本の柱部材を上下に連結する際には、連結部材40を使用する。連結部材40は、柱部材20の内部の空洞に対応して嵌合する横断面を有する四角柱状の部材であり、上下方向の長さは、下側に配置される板部材10の係止部16の係止上部17と、上側に配置される板部材10の係止部16の係止下部18との間の長さと等しくなっている。
下側に配置される柱部材20の上端部と、上側に配置される柱部材20の下端部との間に、連結部材40を挿入して嵌合することにより、2本の柱部材20を上下に連結することができる。そして、連結部材40は、下側の係止部16と上側の係止部16との間に収まり、下側の係止部16に支持されるので、特別の固定手段を設ける必要はない。なお、板部材10と柱部材20とを連結する方法は、間仕切り100と同様である。このようにして、二段式の間仕切り200を設置することができる。
なお、間仕切りを何段式にするか、1本の柱部材20に何枚の板部材10を連結するか(最大4枚)といった点を組み合わせることにより、様々なパターンの間仕切りを構成することができる。
本実施形態に係る間仕切り100,200は、板部材10と柱部材20とから構成されている。板部材10は、矩形状平板の上辺と下辺とを貫通するように形成された複数の中空部を有するプラスチック製段ボールから形成されているので、耐久性や強度に優れている。また、板部材10の左辺及び右辺には係止部16が形成されており、柱部材20の側面には板部材10の係止部16と嵌合する係止用孔部23が形成されているので、係止部16と係止用孔部23とを嵌め合わせたり外したりすることで、容易に組立や分解を行うことができる。また、柱部材20と板部材10との組み合わせを変更することで、様々なパターンの間仕切りを構成することができる。
また、柱部材20が矩形状平板の対向する辺を貫通するように形成された複数の中空部を有するプラスチック製段ボールから形成されているので、柱部材20の耐久性や強度にも優れている。
また、複数の柱部材20を上下に連結する連結部材40を有するので、柱部材20を上下に繋げて、板部材10を取り付けることにより、間仕切りの高さを高くして調整することができる。これにより、緊急避難場所に更衣室や救護室を設ける場合などの要求に対応することができる。
このように、本実施形態に係る間仕切りは、耐久性や強度に優れ、組立や分解が容易で、様々なパターンや高さにも対応できる。
10 板部材
11 中空部
12 上辺
13 下辺
14 左辺
15 右辺
16 係止部
17 係止上部
18 係止下部
19 切欠部
20 柱部材
21 中空部
22 矩形状平板(組立前の柱部材)
23 係止用孔部
24 溶着用孔部
25 溶着部
30 溶着用具
40 連結部材
100 間仕切り
200 間仕切り

Claims (3)

  1. 矩形状平板の対向する辺を貫通するように形成された複数の中空部を有するプラスチック製段ボールからなり左辺及び右辺の少なくとも1つに係止部を有する板部材と、
    前記板部材の係止部と嵌合する係止用孔部を側面に有する柱部材と、
    からなることを特徴とする間仕切り。
  2. 前記柱部材が、矩形状平板の対向する辺を貫通するように形成された複数の中空部を有するプラスチック製段ボールからなることを特徴とする請求項1に記載の間仕切り。
  3. 複数の前記柱部材を上下に連結する連結部材を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の間仕切り。
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