JP3222921U - フロン再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】再生したフロンの品質向上を図れると共に、フロンの再生時間の短縮を図れるフロン再生装置を提供する。【解決手段】フロン再生装置Aは、液状のフロンFを気化させてフロンと油分を分離する分離装置1と、分離装置に接続され、気化したフロンに含まれるスラッジ及び金属粉を除去するフィルタ装置2と、フィルタ装置に接続され、気化したフロンに含まれる水分及び酸化物を除去するドライヤ3と、ドライヤに接続され、気化したフロンを液化して回収するフロン回収装置4と、フロン回収装置に接続され、液化したフロンを回収する回収タンク5と、を備えている。【選択図】図1
Description
本考案は、空気調和装置や冷凍・冷蔵装置等から回収した液状のフロンを再生するのに用いるフロン再生装置に関する。
一般に、空気調和装置や冷凍・冷蔵装置等においては、従前から冷媒としてフロンが多く使用されている。このフロンを大気中へそのまま放出すると、オゾン層の破壊や地球温暖化の原因となる。
そのため、空気調和装置や冷凍・冷蔵装置等の交換や改修、破棄に際しては、空気調和装置や冷凍・冷蔵装置等のフロンを完全に回収し、地球環境の破壊や温暖化を防止することが義務付けられている。また、回収したフロンは、分解処理したり、或いは、水分や油分等を除去処理して再生した上で再利用することが行われている。
従来、回収したフロン(冷媒)を再生するフロン再生装置としては、図4に示す冷媒回収再生装置が知られている(特許文献1参照)。
即ち、前記冷媒回収再生装置は、図4に示す如く、入口操作弁20から取り込んだ冷媒(フロン)を圧縮する圧縮機21と、圧縮機21により圧縮された冷媒を凝縮して液状にするコンデンサ22と、コンデンサ22に発生する熱を放熱させるためのファン23と、コンデンサ22から送り出される液状の冷媒を一時的に溜めておくレシーバ24と、レシーバ24から送り出された冷媒中の水分及び不純物を除去するドライヤ25と、ドライヤ25により水分及び不純物が除去された冷媒を回収する容器26と、容器26に接続された出口操作弁27と、液状の冷媒が容器26からドライヤ25に逆流するのを防止する逆止弁28と、ドライヤ25と逆止弁28との間に設けた熱交換器29と、ドライヤ25からの冷媒の一部を減圧して熱交換器29において気化させるキャピラリーチューブ30と、熱交換器29内で気化した冷媒を圧縮機21に還流する戻り管路31とを備えている。
而して、前記冷媒回収再生装置によれば、冷媒は、入口操作弁20を通って圧縮機21により連続的に吸引圧縮され、コンデンサ22において液化されてからレシーバ24に一時的に貯留される。レシーバ24に貯留された液状の冷媒は、ドライヤ25において水分や不純物が取り除かれて再生された後、大半が熱交換器29に流入する。また、一部の冷媒は、キャピラリーチューブ30により減圧され、熱交換器29内に供給されて直ちに気化し、ドライヤ25から送り出された大半の冷媒との間で熱交換し、戻り管路31により圧縮機21側へ戻される。そして、熱交換器29で冷却された冷媒は、逆止弁28及び出口操作弁27を通って容器26に回収される。
前記冷媒回収再生装置は、熱交換器29により冷媒の温度を下げているため、容器26内に多くの冷媒を収納することができるという利点を有する。
しかし、上述した冷媒回収再生装置においても、未だ解決すべき問題点が残されている。
即ち、前記冷媒回収再生装置は、ドライヤ25により冷媒中の水分及び不純物を除去しているが、ドライヤ25だけでは冷媒中の水分や不純物を十分に除去することができず、再生した冷媒の品質が低下するという問題がある。
また、冷媒回収再生装置は、戻り管路31を介して冷媒の一部を圧縮機21側へ戻すようにしているため、入口操作弁20から流入する冷媒の量が減少し、冷媒の再生処理に時間がかかるという問題がある。
本考案は、上記課題を解決するために為されたものであり、再生したフロンの品質向上を図れると共に、フロンの再生時間の短縮を図れるようにしたフロン再生装置を提供することをその主たる目的とする。
上記目的を達成するため、本考案に係るフロン再生装置は、液状のフロンを気化させてフロンと油分を分離する分離装置と、分離装置に接続され、気化したフロンに含まれるスラッジ及び金属粉を除去するフィルタ装置と、フィルタ装置に接続され、気化したフロンに含まれる水分及び酸化物を除去するドライヤと、ドライヤに接続され、気化したフロンを液化して回収するフロン回収装置と、フロン回収装置に接続され、液化したフロンを回収する回収タンクと、を備えていることを特徴とする。
前記フロン回収装置と回収タンクとの間に、フロン回収装置により液化されたフロンを冷却して回収タンクに供給し得るフロン冷却器を介設することが好ましい。
前記分離装置は、入口及び出口を有する分離タンクと、分離タンクの入口に接続され、下流側端部が分離タンク内に開放されたキャピラリーチューブと、分離タンク内に収容され、フロンに含まれる油分を付着させる複数の金属製タワシと、分離タンクを湯煎する湯煎装置と、を備えていることが好ましい。
前記フィルタ装置は、気化したフロンの入口及び出口を有するケーシングと、ケーシング内に収容され、フロン含まれる磁性を有する金属粉を除去する永久磁石と、ケーシング内に収容され、フロンに含まれるスラッジを除去するフィルタ材と、ケーシング内に収容され、フィルタ材で除去できなかったスラッジを除去する金属製メッシュフィルタと、を備えていることが好ましい。
前記フィルタ材を圧縮したフェルト製フィルタ材とし、前記金属製メッシュフィルタを4000メッシュのステンレス製メッシュフィルタとすることが好ましい。
前記回収タンクは、冷却水を貯留した冷却水槽内に浸漬することが好ましい。
本考案に係るフロン再生装置は、フロンと油分を分離する分離装置と、気化したフロンに含まれるスラッジ及び金属粉を除去するフィルタ装置と、気化したフロンに含まれる水分及び酸化物を除去するドライヤと、気化したフロンを液化して回収するフロン回収装置と、液化したフロンを回収する回収タンクとを備えているため、フロンに含まれている油分、スラッジ、金属粉、水分及び酸化物を確実且つ良好に除去することができ、再生したフロンの品質の向上を図ることができる。
また、本考案に係るフロン再生装置は、全ての液状のフロンを、分離装置、フィルタ装置、ドライヤ、フロン回収装置及び回収タンクの順に流してフロンを再生するようにしているため、図4に示す従来の冷媒回収再生装置に比較して、フロンの再生時間の短縮を図ることができる。
以下、本考案の一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本考案の一実施形態に係るフロン再生装置Aを示し、当該フロン再生装置Aは、空気調和装置や冷凍・冷蔵装置等から回収した液状のフロンFから油分、スラッジ、金属粉、水分、酸化物を除去し、フロンFを再生するのに用いるものである。
即ち、前記フロン再生装置Aは、図1に示す如く、液状のフロンFを気化させてフロンFと油分を分離する分離装置1と、分離装置1に接続され、気化したフロンFに含まれるスラッジ及び金属粉を除去するフィルタ装置2と、フィルタ装置2に接続され、気化したフロンFに含まれる水分及び酸化物を除去するドライヤ3と、ドライヤ3に接続され、気化したフロンFを液化して回収するフロン回収装置4と、フロン回収装置4に接続され、液化したフロンFを回収する回収タンク5と、回収タンク5が浸漬される冷却水Wを貯留した冷却水槽6と、を備えている。
前記分離装置1、フィルタ装置2、ドライヤ3、フロン回収装置4及び回収タンク5は、可撓性のホース7を介して直列状に接続されている。
尚、前記ホース7には、端部にシャットオフ継手(図示省略)を設けた耐圧性等に優れたホース7が使用されており、ホース7の接続を外してもホース7内のフロンFが漏れないようになっている。
前記分離装置1は、回収した液状のフロンFを気化させてフロンFから油分を分離するものであり、図1に示す如く、上部にフロンFの入口8a及び出口8bを有する金属製の分離タンク8と、上流側端部が分離タンク8の入口8aに接続され、下流側端部が分離タンク8内に開放された螺旋状に巻かれた外径が3mmの銅パイプ製のキャピラリーチューブ9と、分離タンク8内に収容され、フロンFに含まれる油分を付着させてフロンFから油分を分離する複数の金属製タワシ10(ステンレス製タワシ)と、分離タンク8を湯煎する湯煎装置11と、分離タンク8の入口8aに設けた入口側バルブ12と、分離タンク8の出口8bに設けた出口側バルブ13と、を備えている。
前記湯煎装置11は、分離タンク8を加温して分離タンク8内に流入した液状のフロンFを温めて早く気化させるものであり、分離タンク8が浸漬される温水Hを貯留する温水槽11aと、温水槽11a内の温水Hを加熱して一定の温度に保つ電気ヒータ11bとを備えている。
本実施形態では、前記湯煎装置11は、温水槽11a内の温水Hの温度が約80℃になるようにより電気ヒータ11bにより温められている。
前記フィルタ装置2は、気化したフロンFに含まれるスラッジ及び金属粉を除去するものであり、図2に示す如く、気化したフロンFの入口2a′及び出口2a″を有する金属製の円筒状のケーシング2aと、ケーシング2a内に収納され、一端部がケーシング2aの入口2a′に接続されると共に、他端部が閉塞されて周壁に多数の透孔2b′を有する筒体2bと、筒体2bの両端部外周面にそれぞれ嵌めた一対の円盤状の永久磁石2cと、一対の永久磁石2c間に配設され、筒体2bの外周面に嵌めた複数枚の円盤状のフィルタ材2dと、筒体2bの他端部端面にボルト2eにより固定され、永久磁石2c及びフィルタ材2dを抜け止めする抜け止め用円板2fと、ケーシング2aの出口2a″と抜け止め用円板2fとの間に配設した金属製メッシュフィルタ2gとを備えている。
本実施形態においては、前記フィルタ材2dには、圧縮された円盤状のフェルト製フィルタ材が使用され、また、前記金属製メッシュフィルタ2gには、4000メッシュのステンレス製メッシュフィルタが使用されている。
前記フィルタ装置2によれば、気化したフロンFが入口2a′からケーシング2a内に流入し、筒体2bの透孔2b′及びフィルタ材2dを通ってケーシング2aと永久磁石2cとの間の空間及びケーシング2aとフィルタ材2dとの間の空間に流入した後、金属メッシュフィルタ2gを通って出口2a″から流出するようになっている。
このフィルタ装置2においては、気化したフロンFがフィルタ材2dを通過する際にフロンFに含まれるスラッジがフィルタ材2dにより除去され、また、磁性を有する金属粉が永久磁石2cにより除去され、更に、フィルタ材2dで除去されなかった細かいスラッジが金属メッシュフィルタ2gで除去される。
前記ドライヤ3は、気化したフロンFに含まれている水分及び酸化物を除去するものであり、入口3a′及び出口3a″を有する金属製の筒状のケーシング3a内にアルミナ、シリカゲル等で形成されたコアを充填したものであり、従来公知のものと同様構造に構成されている。
前記フロン回収装置4は、ドライヤ3で水分及び酸化物が除去されたガス状のフロンFを液化して回収するものであり、シリンダ型コンプレッサ及び空冷式凝縮器等を備えた所謂従来公知の圧縮式冷媒回収型回収装置である。このフロン回収装置4は、ドライヤ3の出口3a″にホース7を介して接続されている。
本実施形態においては、フロン回収装置4には、例えば、アサダ株式会社製のフロン回収装置4(商品名:エコセーバー)が使用されている。尚、フロン回収装置4は、如何なる形式、容量のフロン回収装置4であっても良いことは勿論である。
前記回収タンク5は、従来公知のフロートセンサー付きのフロン回収ボンベであり、ホース7を介してフロン回収装置4に接続され、液状のフロンFが流入する液側バルブ5a、サイフォン管(図示省略)、ガス状のフロンFが流出するガス側バルブ5b等を備えている。
また、回収タンク5は、冷却水Wを貯留した冷却水槽6内に浸漬されており、冷却水Wにより外部から冷却されている。前記冷却水槽6は、回収タンク5内のフロンFの温度を下げて回収タンク5内の圧力を下げることによって、回収タンク5内により多くのフロンFを回収するためのものである。
次に、上述したフロン再生装置Aを用いて空気調和装置や冷凍・冷蔵装置等から回収した液状のフロンFを再生する場合について説明する。
空気調和装置や冷凍・冷蔵装置等から回収した液状のフロンFは、分離タンク8の入口8aに設けた入口側バルブ12を通ってキャピラリーチューブ9により減圧されてから分離タンク8内に流入する。
このとき、分離タンク8内に流入した液状のフロンFは、分離タンク8が湯煎装置11により温められているため、分離タンク8内で早期に気化する。また、フロンFは、低沸点の媒体であるため、液状のフロンFに含有されている油分や水分よりも先に気化する。そのため、フロンFに含まれる油分は、分離タンク8内の金属製タワシ10に付着してフロンFから分離される。
分離タンク8内で気化したフロンFは、分離タンク8の出口8bに設けた出口側バルブ13及びホース7を通ってフィルタ装置2に流入し、ここでフロンFに含まれるスラッジ及び金属粉が除去される。
即ち、フィルタ装置2においては、気化したフロンFがフィルタ材2dを通過する際にフロンF中のスラッジがフィルタ材2dにより除去され、また、磁性を有する金属粉が永久磁石2cにより除去され、更に、フィルタ材2dで除去できなかった細かいスラッジが金属メッシュフィルタ2gにより除去される。
フィルタ装置2によりスラッジ及び金属粉が除去されたフロンFは、ホース7を通ってドライヤ3に流入し、ここで気化したフロンFに含まれている水分及び酸化物が除去される。
ドライヤ3により水分及び酸化物が除去されたフロンFは、ホース7を通ってフロン回収装置4に流入し、ここで液化されて回収される。
フロン回収装置4により液化されたフロンFは、ホース7及び回収タンク5の液側バルブ5aを通って回収タンク5に回収される。
このとき、回収タンク5は、冷却水槽6内の冷却水Wに浸漬されているため、回収タンク5内のフロンFの温度が下げられて回収タンク5内の圧力が低下し、これにより回収タンク5内に多くのフロンFを回収することができる。
回収タンク5内に回収されたフロンFは、油分、スラッジ、金属粉、水分及び酸化物が完全に除去されているため、従来のフロンFの充填方法と同様の方法により空気調和装置や冷凍・冷蔵装置等の冷媒回路内に再充填されて再利用される。
このよう、上述したフロン再生装置Aは、分離装置1、フィルタ装置2、ドライヤ3、フロン回収装置4及び回収タンク5を直列状に接続しているため、フロンFに含まれている油分、スラッジ、金属粉、水分及び酸化物を確実且つ良好に除去することができ、再生したフロンFの品質の向上を図ることができるうえ、フロンFの再生処理に時間がかかるということがなく、フロンFの再生時間の短縮を図ることができる。
図3は本考案の他の実施形態に係るフロン再生装置Aを示し、当該フロン再生装置Aは、
液状のフロンFを気化させてフロンFと油分を分離する分離装置1と、分離装置1にホース7を介して接続され、気化したフロンFに含まれるスラッジ及び金属粉を除去するフィルタ装置2と、フィルタ装置2にホース7を介して接続され、気化したフロンFに含まれる水分及び酸化物を除去するドライヤ3と、ドライヤ3にホース7を介して接続され、気化したフロンFを液化して回収するフロン回収装置4と、フロン回収装置4にホース7を介して接続され、液化したフロンFを回収する回収タンク5と、回収タンク5が浸漬される冷却水Wを貯留した冷却水槽6と、フロン回収装置4と回収タンク5との間にホース7を介して介設され、フロン回収装置4により液化されたフロンFを冷却して回収タンク5へ供給し得るフロン冷却器14と、を備えている。
液状のフロンFを気化させてフロンFと油分を分離する分離装置1と、分離装置1にホース7を介して接続され、気化したフロンFに含まれるスラッジ及び金属粉を除去するフィルタ装置2と、フィルタ装置2にホース7を介して接続され、気化したフロンFに含まれる水分及び酸化物を除去するドライヤ3と、ドライヤ3にホース7を介して接続され、気化したフロンFを液化して回収するフロン回収装置4と、フロン回収装置4にホース7を介して接続され、液化したフロンFを回収する回収タンク5と、回収タンク5が浸漬される冷却水Wを貯留した冷却水槽6と、フロン回収装置4と回収タンク5との間にホース7を介して介設され、フロン回収装置4により液化されたフロンFを冷却して回収タンク5へ供給し得るフロン冷却器14と、を備えている。
図3に示すフロン再生装置Aは、図1に示すフロン再生装置Aのフロン回収装置4と回収タンク5との間にフロン冷却器14を新たに介設したものであり、フロン冷却器14以外の分離装置1、フィルタ装置2、ドライヤ3、フロン回収装置4、回収タンク5及び冷却水槽6は、図1に示すフロン再生装置Aのものと同じ構造及び同じ形状に構成されているため、ここではその詳細な説明を省略する。尚、図1に示すフロン再生装置Aと同じ部位・部材には、同一の参照番号を付している。
前記フロン冷却器14は、フロン回収装置4で液化した高温のフロンFを散水による蒸発熱及び空気流による空冷によって冷却し、低温の液状のフロンFにするものである。
本実施形態においては、フロン冷却器14には、株式会社エイ・シー・ピー製の冷媒冷却器(実用新案登録第3160931号公報参照)が使用されている。この冷媒冷却器14は、フロン回収装置4で液化された約40℃〜80℃の液状の高温冷媒を約10℃〜40℃の液状の低温冷媒にすることができる。
図3に示すフロン再生装置Aは、図1に示すフロン再生装置Aと同様の作用効果を奏することができる。
特に、図3に示すフロン再生装置Aは、フロン冷却器14を備えているため、回収タンク5内の気相部分の圧力上昇が防止され、回収タンク5への液状のフロンFの充填をより円滑に行うことができる。
特に、図3に示すフロン再生装置Aは、フロン冷却器14を備えているため、回収タンク5内の気相部分の圧力上昇が防止され、回収タンク5への液状のフロンFの充填をより円滑に行うことができる。
1は分離装置
2はフィルタ装置
2aはケーシング
2a′はケーシングの入口
2a″はケーシングの出口
2cは永久磁石
2dはフィルタ材
2gは金属製メッシュフィルタ
3はドライヤ
4はフロン回収装置
5は回収タンク
6は冷却水槽
8は分離タンク
8aは分離タンクの入口
8bは分離タンクの出口
9はキャピラリーチューブ
10は金属製タワシ
11は湯煎装置
14はフロン冷却器
Fはフロン
Hは温水
Wは冷却水
2はフィルタ装置
2aはケーシング
2a′はケーシングの入口
2a″はケーシングの出口
2cは永久磁石
2dはフィルタ材
2gは金属製メッシュフィルタ
3はドライヤ
4はフロン回収装置
5は回収タンク
6は冷却水槽
8は分離タンク
8aは分離タンクの入口
8bは分離タンクの出口
9はキャピラリーチューブ
10は金属製タワシ
11は湯煎装置
14はフロン冷却器
Fはフロン
Hは温水
Wは冷却水
Claims (6)
- 液状のフロンを気化させてフロンと油分を分離する分離装置と、分離装置に接続され、気化したフロンに含まれるスラッジ及び金属粉を除去するフィルタ装置と、フィルタ装置に接続され、気化したフロンに含まれる水分及び酸化物を除去するドライヤと、ドライヤに接続され、気化したフロンを液化して回収するフロン回収装置と、フロン回収装置に接続され、液化したフロンを回収する回収タンクと、を備えていることを特徴とするフロン再生装置。
- 前記フロン回収装置と回収タンクとの間に、フロン回収装置により液化されたフロンを冷却して回収タンクへ供給し得るフロン冷却器を介設したことを特徴とする請求項1に記載のフロン再生装置。
- 前記分離装置は、入口及び出口を有する分離タンクと、分離タンクの入口に接続され、下流側端部が分離タンク内に開放されたキャピラリーチューブと、分離タンク内に収容され、フロンに含まれる油分を付着させる複数の金属製タワシと、分離タンクを湯煎する湯煎装置と、を備えていることを特徴とする請求項1に記載のフロン再生装置。
- 前記フィルタ装置は、気化したフロンの入口及び出口を有するケーシングと、ケーシング内に収容され、フロンに含まれる磁性を有する金属粉を除去する永久磁石と、ケーシング内に収容され、フロンに含まれるスラッジを除去するフィルタ材と、ケーシング内に収容され、フィルタ材で除去できなかったスラッジを除去する金属製メッシュフィルタと、を備えていることを特徴とする請求項1に記載のフロン再生装置。
- 前記フィルタ材を圧縮したフェルト製フィルタ材とし、前記金属製メッシュフィルタを4000メッシュのステンレス製メッシュフィルタとしたことを特徴とする請求項4に記載のフロン再生装置。
- 前記回収タンクを、冷却水を貯留した冷却水槽内に浸漬したことを特徴とする請求項1に記載のフロン再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019002285U JP3222921U (ja) | 2019-06-24 | 2019-06-24 | フロン再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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2019
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