JP3222811U - 柔らか人形玩具 - Google Patents

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英雄 岩井
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【課題】中空成形の軟質樹脂製の人形玩具に中身が詰まった柔らかい感触を持たせ、且つ風呂のような水中でも一緒に遊べる人形玩具を提供する。【解決手段】軟質樹脂で中空状に形成されて開口部24、34を有する中空部材を備え、中空部材の内部には、綿などを含む弾性部材を充填して、開口部を密閉する。複数の中空部材を組み合わせて構成する場合は、好ましくは、第一の中空部材に形成された凸型嵌合部と、第二の中空部材に形成された凹型嵌合部とを嵌合させる。さらに、凸型嵌合部と凹型嵌合部には開口部が形成され密閉されている。【選択図】図4

Description

本考案は、柔らか人形玩具に関し、特に風呂などの水中でも遊べる柔らか人形玩具に関する。
一般に『ソフビ(ソフトビニール)フィギュア』としてソフビ人形単体で軟質成形するものは、柔らかさを主眼とした乳幼児対象の人形玩具で、押し潰した触感は中空のスカスカした感触があった。例えば、特許文献1に記載のソフビ人形では、ソフビ人形の顔等の触感を良くするために、中に綿を詰めており、表面に生地を貼ったり、胴体を縫製で製作したりしている。
実開昭62−122695号公報
特許文献1に記載のソフビ人形では、綿詰めした人形の内部に水が浸入して綿が水に濡れると乾燥し難く、水に濡れる環境での使用は困難であり、お風呂のような水中での使用は想定されていない。
そこで、本考案は、上記課題を鑑みてなされたものであり、中空成形の軟質樹脂製の人形玩具に中身が詰まった柔らかい感触を持たせ、且つ風呂のような水中でも一緒に遊べる人形玩具を提供することを目的とする。
本考案の柔らか人形玩具は、軟質樹脂で中空状に形成されて開口部を有する中空部材を備え、中空部材は、その内部に綿などを含む弾性部材が充填され、開口部が密閉されていることを特徴とする。
複数の中空部材を組み合わせて構成する場合は、好ましくは、第一の中空部材に形成された凸型嵌合部と、第二の中空部材に形成された凹型嵌合部とを嵌合させる。
凸型嵌合部と凹型嵌合部には開口部が形成され密閉されている。
本考案の柔らか人形玩具によれば、中空成形の軟質樹脂製の人形玩具に中身が詰まった柔らかい感触を持たせ、且つ風呂のような水中でも一緒に遊べるようにすることができる。
本考案に係る犬の人形玩具を正面から見た外観を示す図。 本考案に係る犬の人形玩具を側面から見た外観を示す図。 図1に示す切断線A−A‘に沿って本発明に係る犬の人形玩具を上下(頭−足)前後(腹−背)の面で切断した断面を表す図。 (a)は本考案に係る犬の人形玩具の胴部20と頭部30を分離した状態の正面外観を示す図。(b)はA−A‘断面図。 (a)は、本考案に係る犬の人形玩具の胴部20と頭部30を分離した状態であって、密閉部材40により開口部24,34が密閉された状態のA−A‘断面を示す図であり、(b)は取付部22,32の拡大断面図であって、開口部24,34への密閉部材40の装着を表している図。
本考案の柔らか人形玩具は、軟質樹脂で中空状に形成されて開口部を有する中空部材を一つ以上組み合わせて成り、少なくとも一つの中空部材は、その内部に綿等の繊維材やスポンジ等のクッション材等の単一部材又はこれらの混合部材を含む弾性部材が充填され、開口部が密閉された構造を有する。複数の中空部材の組み合わせる場合は、好ましくは、第一の中空部材に形成された凸型嵌合部と、第二の中空部材に形成された凹型嵌合部とを嵌合させる。さらに、凸型嵌合部と凹型嵌合部に開口部が形成されて密閉されている。
以下、図を参照して、本考案の柔らか人形玩具の実施形態について説明する。なお、犬の人形玩具を例にして本考案の実施形態を説明するが、本考案の柔らか人形玩具は、犬に限定されることなく、人間、怪獣等の空想物、架空のキャラクター、猿や猫等の動物、恐竜、虫、植物、車・船や潜水艦等の乗り物、ロボット等の様々な物の形状を模倣した形状を有する玩具に適用することができる。これらの各種形状を含めて、以下、人形玩具と表す。
図1と図2は、犬の人形玩具の外観を示す図であり、図1は正面から見た外観を示す図で、図2は側面から見た外観を示す図である。また、図1に示す切断線A−A‘に沿って人形を上下(頭−足)前後(腹−背)の面で切断した断面図を図3に示す。これら図1〜図3を用いて柔らか人形玩具の本体を説明する。
柔らか人形玩具の本体10は、胴部20及び頭部30で構成されており、双方の取付部を介して相互に接続されている。
胴部20は、軟質ポリ塩化ビニル・ゴム等の軟質樹脂で外皮の厚さが例えば0.2mm〜5mmの中空に形成され、犬の胴部を模して形成されている。そして、胴部20には、犬の四足を模して、左右の腕部60と左右の脚部70が一体に(連続して)形成されている。なお、左右の腕部60と左右の脚部70を別体として胴部20と同じ又は異なる材質で形成して、胴部20に取り付ける構成でも良い。更に、胴部20の上部には、密閉される開口部を有して頭部30を取り付けるための取付部(凸型嵌合部)22が形成されている。取付部22の詳細については後述する。
頭部30は、軟質ポリ塩化ビニル・ゴム等の軟質樹脂で外皮の厚さが例えば0.2mm〜5mmの中空に形成され、犬の頭部を模して形成されており、人形の顔となる目・鼻・耳が表示又は形成されている。更に、頭部30の下部には、密閉される開口部を有して胴部20に取り付けられるための取付部(凹型嵌合部)32が形成されている。取付部32の詳細については後述する。
好ましくは左右の腕部60と左右の脚部70も含めて、胴部20と頭部30の中空内部には、綿等の繊維材やスポンジ等のクッション材の単一部材又はこれらの混合部材を含む弾性部材80が充填されている。この弾性部材80は、胴部20と頭部30の取付部22,32にそれぞれ形成された開口部24,34からそれぞれの中空内部に充填されたものであり、当該充填の後にそれぞれの開口部24,34が密閉されて、気体や液体の侵入と漏出が遮断される。この内部に充填された弾性部材80と外皮の軟質樹脂との相乗効果により、乳幼児や幼児等の遊戯者により柔らか人形が押圧されると弾性的に柔らかく(しなやかに)変形し、押圧が解除されるとしなやかに元の形状に戻る。また、人形玩具本体10を抱いたり、触れたりした時に、柔らかい感触を楽しむこともできる。
次に、図4、図5を用いて取付部22,32の詳細を説明する。図4(a)は胴部20と頭部30を分離した状態の正面外観図であり、図4(b)はA−A‘断面図である。いずれも、取付部22,32にそれぞれ形成された開口部24,34を密閉するための密閉部材(例:防水キャップ)40が開口部24,34に装着される前の状態を表している。また、図5(a)は、胴部20と頭部30を分離した状態であって、密閉部材40により開口部24,34が密閉された状態のA−A‘断面図を示しており、図5(b)は、取付部22,32の拡大断面図であって、開口部24,34への密閉部材40の装着を表している。
凸型嵌合部22は、胴部20の上部端から連続して形成され、胴部20の横幅よりも短径で高さの短い円筒部26と、円筒部26から同軸で外側に連続して形成され円筒部26より大径で軸方向に長い(高さが高い)円筒状の鍔部28とを有して成る。つまり、鍔部28は円筒部26の端部から環状に膨出している。そして、鍔部28には開口部24が形成されている。
開口部24は、外側に大径円柱状の孔と中空内部側に小径円柱状の孔とが、凸型嵌合部22と同軸であって開口端面が階段状の段差となるように連続して形成されている。大径円柱状の孔と小径円柱状の孔の軸方向長さ(孔の深さ)は、例えば1mm〜5mmとする。その結果、大径円柱状の孔から小径円柱状の孔に至る階段状の段差部が開口部24の中心軸側に向けて突出する突出部を形成している。
上述した胴部20の開口部24を密閉する密閉部材40は、胴部20と頭部30の外皮を構成する軟質樹脂より硬質の樹脂(例:硬質ポリ塩化ビニル、ABS樹脂)で構成され、上記開口端面と密接する外形を有するとともに、上記突出部を挟持する形状を有する。具体的には、高さの短い内側円柱部の一方の端部側には内側円柱部の径より大径の高さの短い第1外側円柱部が、他方の端部側には内側円柱部の径より大径で第1外側円柱部より小径の高さの短い第2外側円柱部が同軸に連続して形成されたものである。さらに、第1外側円柱部と第2外側円柱部とで上記開口端面に形成された突出部を密接して挟持するように、内側円柱部の高さと小径円柱状の孔の深さが略同一となっている。
このように構成された密閉部材40の内側円柱部の側面と開口部24の開口端面(図の「X」で示した部分)に接着剤を塗布した状態で、第1外側円柱部と第2外側円柱部とで突出部を挟持するように密閉部材40を開口部24に装着することで、開口部24が気密・水密に密閉される。なお、後述するように凸型嵌合部22が凹型嵌合部32に嵌合して開口部24,34が共に隠蔽される構造なので、仮に接着剤がはみ出しても、外観に影響を及ぼさない。
一方、頭部30の凹型嵌合部32は、前述した胴部20の凸型嵌合部22と嵌合して、胴部20と頭部30とが回動可能且つ着脱可能となる構造を有する。具体的には、頭部30の凹型嵌合部32は、頭部30の下部端から連続して形成され、頭部30の横幅よりも短径で深さの短い円柱状の凹部36と、円柱状の凹部36から同軸で中空内部側に連続して形成され円柱状の凹部36より大径で軸方向に長い(深さが深い)円柱状の凹部38とを有して成る。そして、円柱状の凹部38には開口部34が形成されている。なお、胴部20の凸型嵌合部22と頭部30の凹型嵌合部32とを接着剤等で接着して固定することで、胴部20と頭部30とを回動不能且つ着脱不能にしても良い。
さらに、頭部30の凹型嵌合部32が胴部20の凸型嵌合部22に摺動可能に嵌合するように、凸型嵌合部22の鍔部28の外形面に対向する凹型嵌合部32の円柱状の凹部38の外形面(対向面)が略同形に形成されており、且つ、凸型嵌合部22の円筒部26の外形面に対向する凹型嵌合部32の円柱状の凹部36の外形面(対向面)が略同形に形成されている。
開口部34は、胴部20と頭部30との中間平面に関して開口部24と面対称な構造を有する。具体的には、開口部34は、外側に大径円柱状の孔と中空内部側に小径円柱状の孔とが、凹型嵌合部32と同軸であって開口端面が階段状の段差となるように連続して形成されている。大径円柱状の孔と小径円柱状の孔の軸方向長さ(孔の深さ)は、例えば1mm〜5mmとする。その結果、大径円柱状の孔から小径円柱状の孔に至る階段状の段差部が開口部34の中心軸側に向けて突出する突出部を形成することになる。このような構造により、開口部24の密閉部材40と同じ密閉部材40を用いて開口部34を密閉することが可能となる。密閉部材40による開口部34の密閉は、前述した開口部24の密閉と同様であるので詳細な説明は省略する。
以上の様に開口部34が密閉された凹型嵌合部32に、同じく開口部24が密閉された凸型嵌合部22を押し込んで嵌合させることで、胴部20に頭部30を取り付ける。凸型嵌合部22と凹型嵌合部32は共に軟質樹脂で形成されているので、押し込み嵌合の際に相互に容易に変形し、嵌合後は変形した凸型嵌合部22と凹型嵌合部32は元の形状に戻って、相互に摺動可能に密接することになる。つまり、凸型嵌合部22と凹型嵌合部32における相互の対向面は互いに摺接面となる。その結果、胴部20と頭部30とは相互に回動可能なる。なお、胴部20に頭部30と嵌合させて取り付けると、嵌合箇所は人形本体10の外皮に覆われて外からは見えなくなる。
胴部20と頭部30を分離させる際にも、凸型嵌合部22と凹型嵌合部32が変形するので、胴部20から頭部30を容易に取り外すことができる。
なお、これまでの本考案に係る実施例1の説明では、胴部20が凸型嵌合部22を、頭部30が凹型嵌合部32をそれぞれ具備する例を説明したが、胴部20が凹型嵌合部32のような凹型の嵌合部を、頭部30が凸型嵌合部22のような凸型の嵌合部をそれぞれ具備しても良い。
以上説明したように本考案の柔らか人形玩具を構成することにより、中身が詰まった柔らかい感触を持たせることができるとともに、内部が密閉されるので、内部に気体や液体が浸入・漏出することを防止でき、風呂のような水中でも一緒に遊べるようにすることができる。
以上のように好ましい実施形態を挙げて本考案の柔らか人形玩具を説明したが、本考案はその実施形態に限定されるものではなく、本考案の要旨の範囲内で種々に改変できる。
10 犬の人形玩具の本体
20 胴部
22 取付部(凸型嵌合部)
24 開口部
26 円筒部
28 鍔部
30 頭部
32 取付部(凹型嵌合部)
34 開口部
36 円柱状の凹部
38 円柱状の凹部
40 密閉部材
60 腕部
70 足部
80 弾性部材

Claims (4)

  1. 軟質樹脂で中空状に形成されて開口部を有する中空部材を備えた柔らか人形玩具であって、
    前記中空部材は、その内部に弾性部材が充填され、前記開口部が密閉されていることを特徴とする柔らか人形玩具。
  2. 請求項1に記載の柔らか人形玩具において、
    第一の前記中空部材に形成された凸型嵌合部と、第二の前記中空部材に形成された凹型嵌合部とが嵌合されており、
    前記凸型嵌合部と前記凹型嵌合部には前記開口部が形成され密閉されていることを特徴とする柔らか人形玩具。
  3. 請求項2に記載の柔らか人形玩具において、
    前記開口部は、密閉部材が接着されて密閉されていることを特徴とする柔らか人形玩具。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の柔らか人形玩具において、
    前記弾性部材は綿を含むことを特徴とする柔らか人形玩具。
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