JP3222668U - バルーン - Google Patents
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Abstract
【課題】地震の振動に限らず、揺らすことにより容易に発光させることが可能なバルーンを提供する。【解決手段】バルーン1は、頂部から下垂するポケット20と、ポケット20の下部に封入されたLED発光体30と、を備える。LED発光体30は、加速度を検出して発光するものとし、バルーン1が揺れると発光し、ポケット20を頂部を固定して下部を振動させることが可能なものとすることで、バルーン1の揺れが停止してもポケット20の下部の揺れを継続させることができる。【選択図】図1
Description
本考案は、内部にLEDを搭載したバルーンに関する。
従来、室内の天井に取り付けられる感震LED照明器具が存在する(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の感震LED照明器具には、LED及び加速度センサが搭載されており、天井が地震により振動すると加速度センサが加速度を検知してLEDを発光させる。
しかしながら、このような感震LED照明器具は天井に固定されているため、天井が地震で振動しないと発光せず、用途が限定的であった。
本考案は、地震の振動に限らず、揺らすことにより容易に発光させることが可能なバルーンを提供することを課題とする。
本考案のバルーンは、
加速度を検出して発光するLED発光体を内部に有するバルーンであって、
頂部から下垂するポケットと、
前記ポケットの下部に封入されたLED発光体とを備えることを特徴とする。
加速度を検出して発光するLED発光体を内部に有するバルーンであって、
頂部から下垂するポケットと、
前記ポケットの下部に封入されたLED発光体とを備えることを特徴とする。
この特徴によれば、バルーンを揺らすことで、バルーンの頂部から下垂するポケットの下部に封入されたLED発光体が揺れて加速度を検知し、LED発光体を容易に発光させることができる。
本考案のバルーンは、
前記ポケットは、頂部を固定して下部を振動させることが可能な柔軟性を有することを特徴とする。
前記ポケットは、頂部を固定して下部を振動させることが可能な柔軟性を有することを特徴とする。
この特徴によれば、ポケットは頂部を固定して下部を振動させることが可能な柔軟性を有するため、バルーンを揺らすことで、バルーンの頂部から下垂するポケットが揺れ、ポケットの下部に封入されたLED発光体も揺れて加速度を検知し、LED発光体を容易に発光させることができる。また、バルーンの揺れが停止してもポケットの下部の揺れを継続させることができるため、LED発光体の発光を継続させることができる。
本考案によれば、バルーンを揺らすことで、バルーンの頂部から下垂するポケットの下部に封入されたLED発光体が揺れて加速度を検知し、LED発光体を発光させることができる。
以下、本考案の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るバルーン1の全体構成図である。図1に示すように、バルーン1は全体を覆うバルーン本体10を備えている。バルーン本体10は、例えば、ビニール等の光透過性及び柔軟性のある合成樹脂で形成されている。バルーン本体10には内部に空気を出し入れするための空気孔(不図示)及び当該空気孔を塞ぐ栓(不図示)が設けられており、内部に空気を充填した状態とすることができるように構成されている。
図1に示すように、本実施形態に係るバルーン1はソフトクリームの外形を有しており、例えば、ソフトクリーム販売店の店頭に設置することができる。なお、バルーン1の外形はソフトクリームに限定されることはなく、例えば、人、動物、卵型、ハート型、星型等、任意の外形とすることができる。また、バルーン本体10の光の透過率は全体がゼロにならなければよく、バルーン本体10の表面に模様を描いたり、色彩を付したりすることにより、光の透過率が低下してもよい。
バルーン本体10内部の頂部12には、当該頂部12から下垂する細長いポケット20が設けられている。当該ポケット20は、当該ポケット20の頂部22を固定して下部24を振動させることが可能な柔軟性を有している。当該ポケット20の素材としては、ビニール、布、紙等の柔軟な素材を用いることができる。ポケット20の下部24の振動の大きさの程度を勘案して、ポケット20の長さや素材を調整することができる。
ポケット20の上部には、ポケット20の内部に物を出し入れするための開口(不図示)が設けられている。ポケット20の下部24には、加速度を検出して発光するLED発光体30が封入されている。加速度によりLEDを発光させる技術は公知の技術を用いることができる。
例えば、LED発光体30は、LEDが実装されたLED基板と、LEDの発光を駆動する電源モジュール及び電池が搭載された電源基板と、LEDの発光を制御する制御部と、加速度を検知する加速度センサと、を備えており、LED制御部は、加速度センサにより振動が検知されると、電源モジュールを駆動して電力をLEDに供給し、LEDを発光させる。
ポケット20にLED発光体30を封入する際には、LEDが主に側方を照射できるように、ポケット20をバルーン本体10から下垂させた際にLED基板のLED実装面が側方を向くように封入するのが好ましい。この場合、封入した後にLED発光体30がポケット20内を移動して向きを変えないように、LED発光体30をポケット20の内面に貼り付けたり、縫い付けたりしてもよい。
上記構成のバルーン1を例えば店頭に設置した場合には、風が吹いたり人が触れたりした場合にバルーン1及び当該バルーン1内のポケット20が容易に揺れて、LED発光体30が容易に発光するため、通行人の注意を引くことができる。或いは、上記構成のバルーン1の下端を、電動で回転可能な台座に設置し、台座を常時回転させておくことで、バルーン1内のLED発光体30を常時発光させることができる。或いは、バルーン1の頂部12を店の軒先に吊るしてもよく、この場合にはバルーン1は容易に揺れたり回転するため、バルーン1内のLED発光体30を常時発光させることができる。
以上、説明したように、バルーン1を揺らすことで、バルーン1の頂部12から下垂するポケット20が揺れ、ポケット20の下部24に封入されたLED発光体30が揺れて加速度を検知し、LED発光体30を容易に発光させることができる。また、バルーン本体10を柔軟な素材で形成することで、バルーン本体10の一端を床、壁、天井等に固定した場合でも、バルーン1を容易に揺らすことができる。また、ポケット20を、頂部22を固定して下部24を振動させることが可能な柔軟性の有る素材で形成することで、バルーン1の揺れが停止しても、ポケット20の下部24の揺れを継続させることができ、LED発光体30の発光を継続させることができる。
なお、バルーン本体10の下部に錘を取り付けて、水に浮かべてもよい。この場合には、複数のバルーン1を水に浮かべてバルーン1同士を接触させることで、当該バルーン1同士を発光させることができる。
また、上述した実施形態では、バルーン本体10をビニール等の柔軟な素材で形成し、内部に空気を充填した状態とすることができるとして説明したが、これに限定されることはなく、例えば、バルーン本体10をゴム等の弾性のある素材で形成し、内部に空気を充填して風船のように空中に浮かべてもよいし、形状が変化しないプラスチック容器で形成してもよい。
本考案に係るバルーンは、地震の振動の検知のみならず、店頭や店内に設置したり、水遊び、装飾用等、様々な用途に利用することができる。
1 バルーン
10 バルーン本体
12 頂部
20 ポケット
22 頂部
24 下部
30 LED発光体
10 バルーン本体
12 頂部
20 ポケット
22 頂部
24 下部
30 LED発光体
Claims (2)
- 加速度を検出して発光するLED発光体を内部に有するバルーンであって、
頂部から下垂するポケットと、
前記ポケットの下部に封入されたLED発光体とを備えることを特徴とする、バルーン。 - 前記ポケットは、頂部を固定して下部を振動させることが可能な柔軟性を有することを特徴とする、請求項1に記載のバルーン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019002030U JP3222668U (ja) | 2019-06-05 | 2019-06-05 | バルーン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019002030U JP3222668U (ja) | 2019-06-05 | 2019-06-05 | バルーン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3222668U true JP3222668U (ja) | 2019-08-15 |
Family
ID=67614941
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019002030U Expired - Fee Related JP3222668U (ja) | 2019-06-05 | 2019-06-05 | バルーン |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3222668U (ja) |
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2019
- 2019-06-05 JP JP2019002030U patent/JP3222668U/ja not_active Expired - Fee Related
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