JP3222362U - 湯表面の浮遊物を取り除く浴槽および浴槽設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】湯水を浴槽外へ流出させて、湯表面の浮遊物を取り除く、浴槽および浴槽設備を提供する。【解決手段】浴槽1内側壁で、混合水栓の近い側に、浴槽湯表面水位に合わせて開口を調節可能な湯水流出口を設け、該湯水流出口より湯水を溢流により排出するとともに、湯表面に浮遊する浮遊物を排出させることにより、該浮遊物を取り除く。湯水流出口には、開口上部(流出止め)から下部(開放)までの調節可能で可動型の蓋3を備えており、入浴上がり後の湯水面より、蓋3の上部を5ミリ程度下げて固定し、湯水を自然に流出させることにより湯表面に浮遊する浮遊物を流出させる。【選択図】図2

Description

本考案は、浴槽内側壁に設けられた湯水の流出口より湯水を浴槽外へ流出させて、湯表面の浮遊物を取り除く浴槽および浴槽設備に関する。
浴槽の湯表面に浮かぶ浮遊物を取り除く手段については様々な提案がなされている。
特許文献1には、浴水を循環するポンプと、その経路中に設けた濾過手段と、ポンプの吸い込み口部と吐き出し口部を設け、吸い込み口部は伸縮自在で、且つ連続した管状態で構成する事により、小さなスペースで、しかも汚れ等により可動部が動かなくなるということは起きず、しかも浴水面の高さに追従し、浴水面の浮遊汚れを吸引し除去することができる浴槽水面垢取り装置が記載されている。また、特許文献2には、お湯表面近くの水を吸い込み鉛直下方へ送り出すことにより、お湯に対流を起こし、その経路の途中にフィルターを設けることにより、装置本体が停止又はゆっくりと移動し効率的にお湯表面のゴミを収集するお風呂の自動ゴミ取り装置が記載されている。
特開2000−342473号公報 特開2001−224915号公報
特許文献1には、浴槽内に浴水の循環装置を取り付けて浴水を循環させる経路にフィルターを配置して浮遊物を取り除く装置が提案されている。又特許文献2には、浴槽内に浮かべてゆっくり移動しながら水流を起こさせて吸引する塵取り装置が提案されている。
本考案は、前記公知文献に記載のような電力を使用することなく、浴槽内側壁から湯水を流出させるとともに、湯水に浮かぶ浮遊物を取り除くことのできる簡単な構造で効果的に湯表面の浮遊物を取り除く浴槽および浴槽設備を提供することを目的とする。
請求項1の考案は、浴槽内側壁で、混合水栓の近い側に、浴槽湯表面水位に合わせて開口を調節可能な湯水流出口を設け、該湯水流出口より湯水を排出するとともに、湯表面に浮遊する浮遊物を排出させることにより、該浮遊物を取り除くことを特徴とする浴槽に関するものである。
請求項2の考案は、湯水流出口には、開口上部(流出止め)から下部(開放)までの調節可能で可動型の蓋を備えており、入浴上がり後の湯水面より、前記蓋の上部を5ミリ程度下げて固定し、湯水を自然に流出させることにより湯表面に浮遊する浮遊物を流出させることを特徴とする請求項1に記載の浴槽に関する。
請求項3の考案は、 請求項1または2に記載された浴槽と、流水シンクと、止水弁と止水弁操作装置とを含む浴槽設備であって、前記流水シンクは浴槽の外側において浴槽内側壁に設けた湯水流出口に連結されており、該流水シンクの排水口と排水本管とを繋ぐ排水副管を設け、該排水副管の途中に前記止水弁を設け、該止水弁を操作する操作レバーを浴室の適所に設置したことを特徴とする浴槽設備に関するものである。
本考案は、前記公知文献に記載のような電力を使用することなく、浴槽内側壁から湯水を流出させるとともに、湯水に浮かぶ浮遊物を取り除くことのできる簡単な構造で効果的に湯表面の浮遊物を取り除く浴槽および浴槽設備を提供することができる。
浴槽内側壁に設けた開口調整器の調整蓋を上下に移動させて入浴時または入浴後の湯水の水位を開口にあわせることによる、湯水を溢水(オーバーフローともいう)させて、浮遊物を取り除くことができる。また止水弁は可動が可能な蓋で、長い年月使用による、不具合がおきた場合に、入浴時では人体の体積量が増量することによる下端開口までの、湯流出を防ぐ機能を持たせている。
本考案の浴槽設備の構造を説明する平面図 本考案の浴槽設備のA−Aにおける断面図 本考案の開口調整器を取り付けた状態を表す浴槽設備の概略図。 本考案の浴槽使用状態を表す説明図 本考案の開口蓋を調整可能にする為のレール構造図と蓋
本考案を図面により説明する。ただし本考案はこれに限定されるものではない。
図2において、家庭用浴槽1のカランに近い側の内側面に、浴槽1の上面から下方へ15cmから25cmまでの長さで、ほぼ10cmの穴を開けて、この穴に開口調整可能な蓋3を有する開口調節器2を取り付けている。蓋3はほぼ10cmの範囲でレール12上を上下に移動することにより開口部3Aが形成される。蓋3を上限に移動させると開口部3Aは閉じた状態となり、蓋3を下方へ移動させると開口部3Aが開いた状態となる。蓋3は湯水の水位に合わせて所望の位置に固定することができる。なお、図5の右辺には、埋め込まれたレールを示す図とともに、三角法で描かれたレールの平面と側面及び正面図が記載されている。
開口調整器2は、湯水の自然なオーバーフローにより湯水面の浮遊物を取り除く機能を有することから、設計仕様などから可能であれば開口部3Aの横幅を出来るだけ大きくすることが効果的で好ましい。
入浴時は入浴者による増量湯を流出させない為、開口調整器2を完全密閉にする(図3(A))。湯水表面の浮遊物を取り除く場合は、入浴を上がった後に、前記蓋3の固定摘み13を持って蓋3を下方へ移動させ、蓋3の上端部を入浴上がり後の水面より5ミリ程度下方で固定し、湯水を開口部3Aから自然に溢流させて湯水とともに浮遊物をシンク7へ流し出し、シンク排水管8へ排出する(図3(B))。
止水弁4は流出量調節機能を持った開口調整器2の精度が不良になり、蓋3により開口部3Aを確実に閉じることができなくなった場合、浴室の壁面に取り付けた止水弁操作レバー5により止水弁4を閉じて、入浴時に起こる人体体積の増量湯が、開口部3Aを通して自然流出し、減湯になるなどの不具合を阻止する。開口調整器2が正常に作動する場合は、通常止水弁4は開けた状態となっている。
本考案は浴槽内側壁に開口部3Aを設けて、自然流を利用しているのに対して、特許文献1は浴槽内側壁に2箇所のパイプ循環口を設け、循環ルート途中に電動動力による外部エネルギーで湯水を循環させている、又電気的エネルギーは湿気内、及び水気で使用の場合は人体にも危険でもあるし、厳密な点検を必要とする。
本考案は、湯表面の浮遊物を取り除く浴槽製造に産業に利用される。
1浴槽
2開口調節器
3流出量調節可能蓋
3A開口部
4流出止水弁
5止水弁操作レバー
6止水弁操作連結ワイヤー
7流出水受けシンク
8流出水受けシンク配水管
9浴槽水排水管
10ゴミ濾し器
11浴槽水排水本管
12蓋可動レール
13蓋固定摘み
14洗い場
15湯面

Claims (3)

  1. 浴槽内側壁で、混合水栓の近い側に、浴槽湯表面水位に合わせて開口を調節可能な湯水流出口を設け、該湯水流出口より湯水を溢流により排出するとともに、湯表面に浮遊する浮遊物を排出させることにより、該浮遊物を取り除くことを特徴とする浴槽。
  2. 湯水流出口には、開口上部(流出止め)から下部(開放)までの調節可能で可動型の蓋を備えており、入浴上がり後の湯水面より、前記蓋の上部を5ミリ程度下げて固定し、湯水を自然に流出させることにより湯表面に浮遊する浮遊物を流出させることを特徴とする請求項1に記載の浴槽。
  3. 請求項1または2に記載された浴槽と、流水シンクと、止水弁と止水弁操作装置とを含む浴槽設備であって、前記流水シンクは浴槽の外側において浴槽内側壁に設けた湯水流出口に連結されており、該流水シンクの排水口と排水本管とを繋ぐ排水副管を設け、該排水副管の途中に前記止水弁を設け、該止水弁を操作する操作レバーを浴室の適所に設置したことを特徴とする浴槽設備。
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