JP3222315U - 雨戸 - Google Patents
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Abstract
【課題】強度面や使い勝手を改良した床面として利用可能な雨戸を提供する。【解決手段】雨戸は、板部100a、100bと、板部を壁面に取り付ける板部取付部と、板部を窓に沿って直立させるストッパー部310a、310bと、を備えている。板部取付部は、板部を前方に向けて回転可能とする回転機構200を有し、板部は、折り畳み可能な脚部110を有している。【選択図】図8
Description
本考案は、雨戸に関する。
従来、雨戸を床面として利用する多用途雨戸が知られている(例えば、特許文献1)。
しかし、特許文献1に示す多用途雨戸は、蝶番状の金具を用いて壁に取り付ける構成であるため、床面として利用する際の強度や使い勝手に問題がある。
本考案は、このようなことに鑑みてなされたものであり、強度面や使い勝手を改良した床面として利用可能な雨戸を提供することである。
上記目的は、
板部と、
前記板部を壁面に取り付ける板部取付部と、
前記板部を窓に沿って直立させるストッパー部と、備え、
前記板部取付部は、前記板部を前方に向けて回転可能とする回転機構を有し、
前記板部は、折り畳み可能な脚部を有している、雨戸、によって達成される。
板部と、
前記板部を壁面に取り付ける板部取付部と、
前記板部を窓に沿って直立させるストッパー部と、備え、
前記板部取付部は、前記板部を前方に向けて回転可能とする回転機構を有し、
前記板部は、折り畳み可能な脚部を有している、雨戸、によって達成される。
また、上記目的は、
前記板部は、少なくとも2重に折り畳むことが可能な折畳部を有している、上記の記載の雨戸、によっても達成される。
前記板部は、少なくとも2重に折り畳むことが可能な折畳部を有している、上記の記載の雨戸、によっても達成される。
本考案によれば、強度面や使い勝手を改良した雨戸を床面として利用可能な雨戸を提供することができる。
以下、図1〜図5を用いて、本考案の第1の実施形態による雨戸100を説明する。なお、以下の全ての図面においては、理解を容易にするため、各構成要素の寸法や比率などは適宜異ならせて図示する場合がある。また、同じ構成については、符号を同一にすることでその説明を省略する場合がある。なお、外観に表れない隠れ線を点線にて表している。
図1は、本実施形態による雨戸100を構成する部材の正面図である。板部材100aは、窓を覆う戸板及び床面として利用可能な大きさを有し、上部に脚部110と、下部に棒部材200を通す貫通孔120を備えている。板部材100aは、軽量かつ強度の高い材質を用いるのが好適であり、木質ボード、集成材、合板、木質のファイバーボード、グラスファイバーボード、ウレタン樹脂、ポリカーポネート樹脂、PET樹脂、アルミ板等を用いてもよいし、剛性の高い合成樹脂材料やこれら以外の材質を用いてもよいし、これらを任意に積層させたものを用いてもよい。また、板部材100aに合成樹脂材料を用いた場合には、内部に閉じられた空間を設けることで軽量化を図ってもよい。
棒部材200は、板部材100aの下部に設けられた貫通孔120に通し、板部材100aを床面として利用する際に壁面に取付て支持するための部材である。棒部材200は、軽量かつ強度の高い材質を用いるのが好適であり、木材、金属、ウレタン樹脂、ポリカーポネート樹脂、PET樹脂等を用いてもよいし、剛性の高い合成樹脂材料やこれら以外の材質を用いてもよい。
本実施形態においては、棒部材200は、円柱状であり、円柱面の直径は、板部材100aの厚みを1とした場合において、0.1〜0.9の大きさであり、より好ましくは、0.3〜0.7の大きさである。なお、棒部材200は、多角柱状であってもよいし、楕円形状であってもよい。また、貫通孔120の孔の直径を棒部材200の円柱面の直径と同程度とすることで、板部材100aと棒部材200の摩擦を高くし、板部材100aを安全に回転させることが可能となる。
板部材100aの上部には、脚部110が設けられている。脚部110は、折畳可能な構造を有している。脚部110は、棒部材200と同じ材質を用いてもよいし、異なる材質を用いてもよい。また、脚部110に合成樹脂材料を用いた場合には、内部に閉じられた空間を設けることで軽量化を図ってもよい。
図2は、本実施形態による雨戸100を床面として利用した際の板部材100a動きを表している。図中に示す矢印は、板部材100a及び脚部110の動作の軌跡を示している。図2に示すように、雨戸100の板部材100aは、前方に向けて回転するように構成される。
図3は、雨戸100を建物に取り付けた状態の正面図である。建物の窓を覆うように、板部材100a、100bが配設される。板部材100a、100bの左右隣りに、板部材100a、100bを収容する戸袋500a、500bが設けられる。また、板部材100a、100bの上方に板部材100a、100bを左右にスライド移動させるためのレール300がレール取付部400a、400bによって建物壁面に取り付けられる。また、棒部材200は、棒部材取付部600a、600bによって建物壁面に取り付けられる。
図4を用いて、レール取付部400aを説明する。なお、レール取付部400bは、レール取付部400aと同じ構造である。
レール取付部400aは、鉛直方向に伸びる壁面を有し、この壁面にレール300の表面に設けられた突起部を案内する案内孔が設けられる。この案内孔に沿うようにレール300を移動させることで、レール300を上下に移動可能となる。板部材100a、100bを雨戸として利用する際には、レール300の表面に設けられた突起部をレール取付部400aの案内孔の最下位の位置に位置させる。また、板部材100a、100bを床面として利用する際には、レール300の表面に設けられた突起部をレール取付部400aの案内孔の最上位の位置に位置させることで、板部材100a、100bを前方向に回転可能にさせる。また、レール300の表面に設けられた突起部をレール取付部400aの案内孔の最下位の位置に位置させることで、板部材100a、100bを窓に沿って直立させるストッパーとしても機能する。
図5は、本実施形態による雨戸100の板部材100a、100bを床面として利用した状態を示している。
次いで、図6及び図7を用いて、本考案の第1の実施形態による雨戸100の変形例を説明する。本変形例の雨戸100は、板部材130a、130b、レール310が板部材100a、100b、レール300と異なり、他の構成部材は上述の雨戸100の構成部材と同じである。
図6及び図7に示すように、レール310の前面側には3つの凹形状を備え、板部材130a、130bの上端にはそれぞれ2つの凸形状を備えている。図7は、板部材130a、130bの上端の凸形状がレール310の前面側の凹形状に合わさった状態を示している。板部材130a、130bの上端の凸形状がレール310の前面側の凹形状に合わさることで、板部材130a、130bが前方向に回転可能になる。
図8を用いて、本考案の第2の実施形態による雨戸130を説明する。図8に示す点線は、板部材100a、100bを雨戸として利用している状態を示し、矢印は、板部材100a、100bの動作の軌跡を表している。
本実施形態の雨戸130は、上述の雨戸100と異なり、左右方向の移動をしないように構成される。また、板部材100a、100bのそれぞれに、二つの脚部110が設けられる。板部材100a、100bの上方にストッパー部材310a、310bが壁面に取り付けられる。ストッパー部材310a、310bは、壁面に沿うように回転可能に構成される。ストッパー部材310a、310bのそれぞれを下方向に向けることで、板部材100a、100bを窓に沿って直立させることが可能になり、ストッパー部材310a、310bのそれぞれを上方向に向けることで、板部材100a、100bを前方に回転することが可能となる。
次いで、図9及び図10を用いて、本考案の第3の実施形態による雨戸140を説明する。図10に示す点線は、板部材140a、140bを折り畳む前の状態を示し、矢印は、板部材100a、100bの動作の軌跡を表している。
図9は、本実施形態による雨戸140に用いる板部材140aの正面図である。板部材140bは、板部材140aと同じ構成である。板部材140aは、二つの板とこれらの板を折り畳み可能となるように接合する接合部150で構成される。本例では、接合部150は、布帛で構成される。接合部150をそれぞれの板の端部に接着あるいは縫着することで、板部材140aを半分に折り畳むことが可能である。なお、接合部150を複数設けることで、板部材140aの長さを調整可能にしてもよい。また、接合部150には、蝶番等の金具を用いてもよい。
図11を用いて、本考案の第1の実施形態による雨戸100の運用例を説明する。図11は、雨戸100を床面として利用した状態の側面図である。板部材100a、100bの前面に浮体800を固定するための取付部を設けることで、板部材100a、100bの下方に浮体800を備え付けることも可能である。取付部は、例えば、板部材100a、100bの表面に凸部を複数設け、その凸部に嵌る凹部を浮体800に設けることで構成される。板部材100a、100bの凸部に浮体800の凹部を嵌めることで、ワンタッチで板部材100a、100bに浮体800を複数取り付けることが可能となる。また、浮体800は、剛性の高い合成樹脂材料とすることで、板部材100a、100bを下から支える土台としても機能する。また、浮体800の内部に閉じられた空間を設けることで、軽量化と浮力増加を図ることも可能である。本運用例では、津波や洪水が発生した際に、板部材100a、100bを建物に取り付けるための棒部材200を外すことで、雨戸100が避難用筏として用いることが可能となる。
上述の実施形態は、本考案の好適な一例であるので、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本考案の範囲は、上述の説明によって不当に限定されるものではない。また、上述の実施形態で説明される構成の全てが本考案の必須の構成要件ではない。また、上述の実施形態で説明される構成は相互に付け足したり組み合わせたりしてもよい。
本考案は、雨戸や建物設備に用いるデッキにおいて広く利用可能である。
100、130、140 雨戸
100a、100b、130a、130b 板部材
110 脚部
150 接合部
200 棒部材
300、310 レール
400a、400b レール取付部
600a、600b 棒部材取付部
800 浮体
100a、100b、130a、130b 板部材
110 脚部
150 接合部
200 棒部材
300、310 レール
400a、400b レール取付部
600a、600b 棒部材取付部
800 浮体
Claims (2)
- 板部(100a)と、
前記板部を壁面に取り付ける板部取付部(600a、200)と、
前記板部を窓に沿って直立させるストッパー部(310a)と、備え、
前記板部取付部は、前記板部を前方に向けて回転可能とする回転機構(200)を有している、雨戸。 - 前記板部は、合成樹脂で形成され、浮体を取り付ける浮体取付部が設けられる、請求項1に記載の雨戸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019001673U JP3222315U (ja) | 2019-05-13 | 2019-05-13 | 雨戸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019001673U JP3222315U (ja) | 2019-05-13 | 2019-05-13 | 雨戸 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3222315U true JP3222315U (ja) | 2019-07-25 |
Family
ID=67390192
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019001673U Expired - Fee Related JP3222315U (ja) | 2019-05-13 | 2019-05-13 | 雨戸 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3222315U (ja) |
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2019
- 2019-05-13 JP JP2019001673U patent/JP3222315U/ja not_active Expired - Fee Related
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